JP2000303969A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JP2000303969A JP11111549A JP11154999A JP2000303969A JP 2000303969 A JP2000303969 A JP 2000303969A JP 11111549 A JP11111549 A JP 11111549A JP 11154999 A JP11154999 A JP 11154999A JP 2000303969 A JP2000303969 A JP 2000303969A
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    • F01C17/066Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements with an intermediate piece sliding along perpendicular axes, e.g. Oldham coupling

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回スクロール背面に設けたスラスト板の背
面に中間圧を導入し、固定スクロール側へ均一なスラス
ト力を発生し、旋回スクロールの揺動を安定でき、ラッ
プ先端の軸方向隙間を常に均等に狭めることができるス
クロール圧縮機を提供する。 【解決手段】 旋回スクロール6の鏡板6a背面とメイン
フレーム7間に、上下に移動可能な環状のスラスト板10
を設け、スラスト板10とメインフレーム7間に背圧室11
を形成するとともに、旋回スクロール6の鏡板6a背面に
対向するスラスト板10に、オルダムリング8を収容する
環状のオルダムリング室8aを設ける一方、スラスト板10
および旋回スクロール鏡板6aに、圧縮室と背圧室を連通
する第一ガス導入孔12および第二ガス導入孔13をそれぞ
れ設け、スラスト板10のオルダムリング室8a外周に、外
側に向かう外溝を設けて、吸入室9とオルダムリング室
8aを連通し、背圧室11に圧縮ガスを導入するとともに、
オルダムリング室8aに吸入室9の吸入ガスを導入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクロール圧縮機
に係り、詳しくは旋回スクロール背面に設けたスラスト
板の背面に中間圧を導入し、固定スクロール側へ均一な
スラスト力を発生し、旋回スクロールの挙動を安定する
ことができる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール圧縮機について、その
縦断面図である図7、及びその要部拡大断面図である図
8を用いて説明する。スクロール圧縮機は、密閉容器21
内に電動機22と圧縮部23が配置され、圧縮部23は固定ス
クロール24、旋回スクロール26、メインフレーム27、オ
ルダムリング28、クランク軸29、偏心軸受30、シャフト
31により主に構成されている。この構成において、固定
スクロール鏡板24a に渦捲き状の固定スクロールラップ
24b を一体に形成し、メインフレーム27に固着した固定
スクロール24と、旋回スクロール鏡板26a に渦捲き状の
旋回スクロールラップ26b と背面に旋回駆動軸26c を一
体に形成した旋回スクロール26とを旋回スクロールラッ
プ26b を内側にして噛み合わせ複数の圧縮室25を形成し
ている。
【0003】電動機22が回転すると、メインフレーム27
に装着したシャフト31の上部に形成した偏心軸受30を介
して、旋回駆動軸26c によって旋回スクロール26をオル
ダムリング28で自転を防止しながら旋回運動をさせる。
旋回スクロール26の旋回運動によって吸入管32から圧縮
部23に吸入された低圧冷媒は圧縮室25の外周部から中心
部へ順次移動しながら圧縮され高圧冷媒となり、吐出口
33から吐出室34、連通路35通して吐出管36から機外に送
出される。
【0004】また、圧縮室25の中心部で上昇した冷媒圧
によって旋回スクロール26を押し上げる離脱力が作用
し、固定スクロール鏡板24a と旋回スクロールラップ26
b 及び旋回スクロール鏡板26a と固定スクロールラップ
24b の間に隙間ができガス漏れを生じて圧縮効率が低下
するのを防ぐために、旋回スクロール鏡板26a の背面中
央部とクランク軸29の上面の間に高圧冷媒を導き高圧部
37を設ける一方、背面外周部に低圧の背圧室38を設け、
その途中に前記高圧冷媒の漏れ防止のチップシール39を
前記メインフレーム27の圧接面に設けて、これを前記旋
回スクロールの背面に押しつけることにより、高圧冷媒
によるスラスト力によって離脱力に対抗して圧縮室25の
気密性を保持している。
【0005】しかしながら、吸込側と吐出側の冷媒圧力
がほぼ等しい状態の運転開始時には、先ず圧縮室25の圧
力が上がり、次いで吐出室34から密閉容器内の圧力が上
がっていくので機体内の圧力バランスがとれていない。
このとき、旋回駆動軸26c に作用するクランク軸29から
伝達される旋回力は、旋回半径方向に旋回スクロールラ
ップ26b を押しつける力と直交して回転する力に分力さ
れ、この押しつける力の反作用点が圧縮室25を構成する
旋回スクロールラップ26b となり、作用点(右向き矢
印)と反作用点(左向き矢印)が旋回駆動軸の軸方向に
離れるため、旋回鏡板26a にねじれモーメントが作用し
傾きを生じることになる。
【0006】このため、旋回スクロール鏡板26a に揺動
現象を生じて圧縮室にガス漏れを生じて圧縮効率が低下
すると同時に、それぞれの摺動部に異常な摺動がおこ
り、前記チップシール39の偏摩耗を発生する問題があっ
た。また、揺動現象を押さえるスラスト力は高圧部37の
高圧加重のかかる面積に依存し、大きすぎては旋回スク
ロールの揺動に対して機械的損失を発生させる問題があ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、旋回スクロール背面に設けたスラ
スト板の背面に中間圧を導入し、固定スクロール側へ均
一なスラスト力を発生し、旋回スクロールの揺動を安定
でき、ラップ先端の軸方向隙間を常に均等に狭めること
ができるスクロール圧縮機を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためなされたもので、密閉容器内に電動機と圧縮
部を配置し、同圧縮部を、鏡板に渦捲き状のラップを有
する固定スクロールと、同固定スクロールと互いに噛み
合わせて複数の圧縮室を形成する旋回スクロールと、同
旋回スクロールをスラスト受面を形成して摺動自在に支
持するメインフレームと、前記旋回スクロールをその自
転を阻止しながら公転旋回をさせるオルダムリングと、
前記圧縮部にガスを吸入する吸入室を備え、スクロール
の中心方向に移動するに従って容積を縮小するように前
記両スクロールの相対運動により吸入ガスを圧縮してな
るスクロール圧縮機において、前記旋回スクロールの鏡
板背面と前記メインフレーム間に、上下に移動可能な環
状のスラスト板を設け、同スラスト板と前記メインフレ
ーム間に背圧室を形成するとともに、前記旋回スクロー
ルの鏡板背面に対向する前記スラスト板に、前記オルダ
ムリングを収容する環状のオルダムリング室を設ける一
方、前記スラスト板および前記旋回スクロール鏡板に、
前記圧縮室と前記背圧室を連通する第一ガス導入孔およ
び第二ガス導入孔をそれぞれ設け、前記スラスト板の前
記オルダムリング室外周に、外側に向かう外溝を設け
て、前記吸入室と前記オルダムリング室を連通し、前記
背圧室に前記圧縮ガスを導入するとともに、前記オルダ
ムリング室に前記吸入室の吸入ガスを導入した構成とな
っている。
【0009】また、背圧室の圧力を中間圧とした構成と
なっている。
【0010】また、前記スラスト板の内周面および外周
面と前記メインフレーム間に、シール材をそれぞれ設け
た構成となっている。
【0011】また、前記スラスト板の前記旋回スクロー
ルの鏡板背面に対向する側に、環状溝を形成し、同環状
溝にリングシール材を嵌入するとともに、前記背圧室と
前記環状溝を連通する第三ガス導入孔を設けた構成とな
っている。
【0012】また、前記環状溝を前記第一ガス導入孔の
内側に設けた構成となっている。
【0013】また、前記環状溝の断面形状を、略コ字形
とした構成となっている。
【0014】また、前記スラスト板の上面中央部を凸状
に突出形成した構成となっている。
【0015】また、前記第一ガス導入孔の径を、前記旋
回スクロールの旋回半径×2+前記第2ガス導入孔径と
した構成となっている。
【0016】また、前記外溝を放射状に複数設けた構成
となっている。
【0017】また、前記スラスト板の前記オルダムリン
グ室外側面と前記旋回スクロール鏡板間の摺動面に、カ
ーボン等の摩擦係数小さい環状のスペーサを介在させた
構成となっている。
【0018】また、前記スラスト板の摺動面にカーボン
を塗布した構成となっている。
【0019】また、前記スラスト板と前記旋回スクロー
ルを異種材料で形成した構成となっている。更に、前記
スラスト板に相対向する前記メインフレームに、前記ス
ラスト板の自転防止用のキー溝若しくは、キーを設ける
とともに、前記スラスト板に前記キー溝若しくはキーに
対応するキー若もしくはキー溝を設けた構成となってい
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、実
施例の図面に基づいて詳細に説明する。図1と、図2
と、図3および図4において、密閉容器1内に電動機2
と圧縮部3を上下に配置し、同圧縮部3を、鏡板4aに渦
捲き状のラップ4bを有する固定スクロール4と、同固定
スクロール4と互いに噛み合わせて複数の圧縮室5を形
成する旋回スクロール6と、同旋回スクロール6をスラ
スト受面7aを形成して摺動自在に支持するメインフレー
ム7と、前記旋回スクロール6をその自転を阻止しなが
ら公転旋回をさせるオルダムリング8と、前記圧縮部3
にガスを吸入する吸入室9を備え、スクロールの中心方
向に移動するに従って容積を縮小するように前記固定ス
クロール4と旋回スクロール6の相対運動により吸入ガ
スを圧縮する構成となっている。
【0021】前記メインフレーム7の下部に環状の凹部
7bを形成し、同凹部7bと前記旋回スクロール6の鏡板6a
の背面との間に、上下方向に移動可能な環状のスラスト
板10を設け、同スラスト板10と前記メインフレーム7間
に背圧室11を形成するとともに、前記旋回スクロール6
の鏡板6aの背面に対向する前記スラスト板10に、前記オ
ルダムリング8を収容する環状のオルダムリング室8aを
設ける一方、前記スラスト板10および前記旋回スクロー
ル6の鏡板6aに、前記圧縮室5と前記背圧室11を連通す
る第一ガス導入孔12および第二ガス導入孔13をそれぞれ
設け、前記スラスト板10の前記オルダムリング室8aの外
周に、外側に向かう放射状の複数の外溝10a を設けて、
前記吸入室9と前記オルダムリング室8aを連通し、前記
背圧室11に前記圧縮ガスを導入し中間圧とするととも
に、前記オルダムリング室8aに前記吸入室9の吸入ガス
を導入し低圧とした構成となっている。
【0022】また、前記スラスト板10の内周面および外
周面と前記メインフレーム7間に、シール材14をそれぞ
れ設けた構成としたことにより、密閉容器1内の圧力が
低圧の場合、油漏れを防ぐ堰き止めとなり、密閉容器1
内の圧力が高圧の場合、内側外側の圧力区画を行いオル
ダムリング室8aを低圧雰囲気とし、安定したスラスト力
を形成することができる。
【0023】また、前記スラスト板10の前記旋回スクロ
ール6の鏡板6a背面に対向する側に、環状溝15を形成
し、同環状溝15にリングシール材15a を嵌入するととも
に、前記背圧室11と前記環状溝15を連通する第三ガス導
入孔16を設けた構成としたことにより、密閉容器1内の
圧力が低圧の場合、油漏れを防ぐ堰き止めとなり、密閉
容器1内の圧力が高圧の場合、内側外側の圧力区画を行
いオルダムリング室8aを低圧雰囲気とし、安定したスラ
スト力を形成することができる。
【0024】また、前記スラスト板10の上面中央部を凸
状に突出形成した構成としたことにより、バランスのよ
い安定したスラスト力を形成することができる。
【0025】また、前記第一ガス導入孔12の径を、前記
旋回スクロールの旋回半径×2+前記第2ガス導入孔13
の径とした構成とすることにより、常に圧縮室5のガス
を背圧室11に導入することができる。
【0026】また、前記スラスト板10の前記オルダムリ
ング室8aの外側面と前記旋回スクロール鏡板6a間の摺動
面に、カーボン等の摩擦係数小さい環状のスペーサ17を
介在させるか、または前記スラスト板10の摺動面にカー
ボンを塗布した構成とすることにより、スラスト板10と
旋回スクロール鏡板6a間の摺動損失を減らすことができ
る。また、前記スラスト板10の材料に樹脂等を用い、旋
回スクロールにアルミ材を用い、異種材料で形成した構
成とすることにより、スラスト板10と旋回スクロール鏡
板6a間の摺動損失を減らすことができる。
【0027】また、スラスト板10の自転を防止するた
め、メインフレーム7側にキー溝7a若しくは、キーを備
え、スラスト板10側には前記キー溝7aに対応するキー10
b 若もしくはキー溝を設けた構成となっている。
【0028】上記構成において、旋回スクロール6の背
面に設けたスラスト板10の背面に、圧縮途中の中間圧の
ガスを導入し、オルダムリング室8aに吸入室9の低圧の
吸入ガスを導入することにより、旋回スクロール6を固
定スクロール4側へ押し付けるスラスト力を均一とし、
旋回スクロールの揺動を安定させ、バランスの良い旋回
運動ができ性能と効率の向上が図れるとともに、ラップ
先端の軸方向隙間を常に均等に狭めることができるスク
ロール圧縮機となる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明においては、旋回ス
クロールの背面に設けたスラスト板の背面に、圧縮途中
の中間圧のガスを導入し、オルダムリング室に吸入室の
低圧の吸入ガスを導入することにより、旋回スクロール
を固定スクロール側へ押し付けるスラスト力を均一と
し、旋回スクロールの揺動を安定させ、バランスの良い
旋回運動ができ性能と効率の向上が図れるとともに、ラ
ップ先端の軸方向隙間を常に均等に狭めることができる
スクロール圧縮機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスクロール圧縮機の縦断面図であ
る。
【図2】本発明によるスクロール圧縮機の要部拡大断面
図である。
【図3】本発明によるスラスト板の要部拡大縦断面図で
ある。
【図4】本発明によるスクロール圧縮機の要部の分解斜
視図である。
【図5】本発明によるスクロール圧縮機の他の実施例を
示すもので、(A)は要部縦断面図で、(B)は横断面
図である。
【図6】本発明による他の実施例を示すスラスト板の分
解斜視図である。
【図7】従来例によるスクロール圧縮機の縦断面図であ
る。
【図8】従来例によるスクロール圧縮機の要部拡大断面
図である。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 電動機 3 圧縮部 4 固定スクロール 4a 固定スクロール鏡板 4b 固定スクロールラップ 5 圧縮室 6 旋回スクロール 6a 旋回スクロール鏡板 6b 旋回スクロールラップ 7 メインフレーム 7a スラスト受面 7b 凹部 8 オルダムリング 8a オルダムリング室 9 吸入室 10 スラスト板 11 背圧室 12 第一ガス導入孔 13 第二ガス導入孔 14 シール材 15 環状溝 15a リングシール材 16 第三ガス導入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 基信 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 Fターム(参考) 3H039 AA03 AA04 AA12 BB01 BB04 BB15 CC02 CC06 CC08 CC16 CC21 CC24 CC27 CC28 CC33 CC35

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に電動機と圧縮部を配置し、
    同圧縮部を、鏡板に渦捲き状のラップを有する固定スク
    ロールと、同固定スクロールと互いに噛み合わせて複数
    の圧縮室を形成する旋回スクロールと、同旋回スクロー
    ルをスラスト受面を形成して摺動自在に支持するメイン
    フレームと、前記旋回スクロールをその自転を阻止しな
    がら公転旋回をさせるオルダムリングと、前記圧縮部に
    ガスを吸入する吸入室を備え、スクロールの中心方向に
    移動するに従って容積を縮小するように前記両スクロー
    ルの相対運動により吸入ガスを圧縮してなるスクロール
    圧縮機において、 前記旋回スクロールの鏡板背面と前記メインフレーム間
    に、上下に移動可能な環状のスラスト板を設け、同スラ
    スト板と前記メインフレーム間に背圧室を形成するとと
    もに、前記旋回スクロールの鏡板背面に対向する前記ス
    ラスト板に、前記オルダムリングを収容する環状のオル
    ダムリング室を設ける一方、前記スラスト板および前記
    旋回スクロール鏡板に、前記圧縮室と前記背圧室を連通
    する第一ガス導入孔および第二ガス導入孔をそれぞれ設
    け、前記スラスト板の前記オルダムリング室外周に、外
    側に向かう外溝を設けて、前記吸入室と前記オルダムリ
    ング室を連通し、前記背圧室に前記圧縮ガスを導入する
    とともに、前記オルダムリング室に前記吸入室の吸入ガ
    スを導入してなることをなることを特徴とするスクロー
    ル圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記背圧室の圧力を中間圧としてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記スラスト板の内周面および外周面と
    前記メインフレーム間に、シール材をそれぞれ設けてな
    ることを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記スラスト板の前記旋回スクロールの
    鏡板背面に対向する側に、環状溝を形成し、同環状溝に
    リングシール材を嵌入するとともに、前記背圧室と前記
    環状溝を連通する第三ガス導入孔を設けてなることを特
    徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記環状溝を前記第一ガス導入孔の内側
    に設けてなることを特徴とする請求項1または4記載の
    スクロール圧縮機。
  6. 【請求項6】 前記環状溝の断面形状を、略コ字形とし
    てなることを特徴とする請求項4記載のスクロール圧縮
    機。
  7. 【請求項7】 前記スラスト板の上面中央部を凸状に突
    出形成してなることを特徴とする請求項1記載のスクロ
    ール圧縮機。
  8. 【請求項8】 前記第一ガス導入孔の径を、前記旋回ス
    クロールの旋回半径×2+前記第2ガス導入孔径として
    なることを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮
    機。
  9. 【請求項9】 前記外溝を放射状に複数設けてなること
    を特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  10. 【請求項10】 前記スラスト板の前記オルダムリング
    室外側面と前記旋回スクロール鏡板間の摺動面に、カー
    ボン等の摩擦係数小さい環状のスペーサを介在させてな
    ることを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
  11. 【請求項11】 前記スラスト板の摺動面にカーボンを
    塗布してなることを特徴とする請求項1記載のスクロー
    ル圧縮機。
  12. 【請求項12】 前記スラスト板と前記旋回スクロール
    を異種材料で形成してなることを特徴とする請求項1記
    載のスクロール圧縮機。
  13. 【請求項13】 前記スラスト板に相対向する前記メイ
    ンフレームに、前記スラスト板の自転防止用のキー溝若
    しくは、キーを設けるとともに、前記スラスト板側に前
    記キー溝若しくはキーに対応するキー若もしくはキー溝
    を設けてなることを特徴とする請求項1記載のスクロー
    ル圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6561776B2 (en) * 2001-02-28 2003-05-13 Fujitsu General Limited Scroll compressor
JP2008038749A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Sanyo Electric Co Ltd 密閉型スクロール圧縮機
WO2015016028A1 (ja) * 2013-07-30 2015-02-05 サンデン株式会社 スクロール型流体機械

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