JP2000303620A - 基枠構造体 - Google Patents

基枠構造体

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JP2000303620A
JP2000303620A JP11113309A JP11330999A JP2000303620A JP 2000303620 A JP2000303620 A JP 2000303620A JP 11113309 A JP11113309 A JP 11113309A JP 11330999 A JP11330999 A JP 11330999A JP 2000303620 A JP2000303620 A JP 2000303620A
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JP
Japan
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parallel
frame structure
base
shape
members
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Pending
Application number
JP11113309A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Matsuyama
秋夫 松山
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MEKOSU KK
Original Assignee
MEKOSU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 軽量かつ強度性に優れた基枠構造体の提供。 【解決手段】 基軸材10a,10b,10c,10d
につなぎ材21,22,23,24を、該基軸材端部方
向から見て正台形状を呈するように配設して枠組みし、
つなぎ材を、正台形状の斜辺部を形成する枠面部は2本
の基軸材間に連続V字状に配設し、正台形状の平行長辺
部を形成する枠面部は2本の基軸材間に平行に及び筋交
いをなすように連続V字状に配設し、正台形状の短辺部
を形成する枠面部は2本の基軸材間に平行に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基枠構造体、更に詳
細には建造物の梁やクレーン等重量物の支柱として好適
に用いられる基枠構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の如き用途に用いられる基枠
構造体としては、一般に基軸材端部方向から見て正方形
状を呈するようにつなぎ材を配設して枠組みしたものが
汎用されている。
【0003】然しながら、斯かる従来の基枠構造体は、
当該正方形状の枠組み体であるが故に、4本の基軸材間
の距離は全て等しい結果、つなぎ材の短寸化は不可能で
あるため、自ずとそれ自体かなりの重量になってしまう
と云う問題があると共に、当該正方形状の枠組み体であ
るが故に、図5(2)に示す如く、つなぎ材が斜材では
ないので、座屈止め作用が得られないため、大きな座屈
強度の付与は困難なのが実状であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の如き従
来の問題や実状に鑑みてなされたものであり、軽量にも
拘らず高い強度性を有する基枠構造体を提供することを
目的とする。
【0005】そこで、本発明者は当該目的を達成すべく
種々研究を重ねた結果、基軸材端部方向から見て三角形
状を呈するように枠組みすれば、大きな座屈強度は得ら
れるものの、図6(1)に示す如く、凹凸嵌合積みの状
態で輸送すると安定性に欠け、他方同図(2)に示す如
く、凹凸嵌合積みにしないで輸送すると倍以上の輸送ス
ペースを必要とする、と云う難点があるが、基軸材端部
方向から見て正台形状を呈するように枠組みすれば、軽
量化が可能な上、大きな座屈強度が得られ、しかも凹凸
嵌合積みにしても極めて安定性に優れるため、輸送スペ
ースも少なくすることができることを見い出し、本発明
を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、基
軸材につなぎ材を、該基軸材端部方向から見て正台形状
を呈するように配設して枠組みした基枠構造体により上
記目的を達成したものである。
【0007】ここに正台形状の平行長辺部は、平行短辺
部の2.3〜2.5倍、就中2.37倍の長さとし、か
つ当該平行短辺部と斜辺部とがなす内角度は70〜73
°、就中71°とするのが特に大きな強度を得る上で有
利である。
【0008】また、正台形状の斜辺部を形成する枠面部
は、それぞれ2本の基軸材間に、つなぎ材を連続V字状
に配設したものが好ましく、この場合当該つなぎ材と基
軸材とがなす内角度は72〜75°、就中73°とする
のが特に大きな強度を得る上で有利である。
【0009】また、正台形状の平行長辺部を形成する枠
面部は、2本の基軸材間に、つなぎ材を平行に配設する
と共に、該平行つなぎ材間に筋交いをなすように更につ
なぎ材を連続V字状に配設したものが好ましく、この場
合当該V字状に配設されたつなぎ材と基軸材とがなす内
角度は53〜56°、就中55°とするのが特に大きな
強度を得る上で有利である。
【0010】また、正台形状の平行短辺部を形成する枠
面部は、2本の基軸材間に、つなぎ材を平行に配設する
のが強度性を付与しつつ軽量化を図る上で有利である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基いて説明する。
【0012】図1は本発明基枠構造体の右側面説明図
で、該基枠構造体は4本の基軸材10a、10b、10
c、10d間に、つなぎ材21、22、23、24を当
該基軸材10a、10b、10c、10dの端部方向か
ら見て斜辺長の等しい台形、すなわち正台形状を呈する
ように配設して枠組みされている。
【0013】ここに正台形状の上弦をなす平行長辺部の
長さW1は、下弦をなす平行短辺部の長さW2の約2.
37倍となっていると共に、当該平行短辺部と斜辺部と
がなす内角度α、換言すればつなぎ材23とつなぎ材2
4とがなす内角度αは約71°となっている。
【0014】この正台形状の斜辺部を形成する正面枠面
部は、図2に示す如く、2本の基軸材10a、10d間
に、つなぎ材24が連続V字状に適宜数配設され、当該
つなぎ材24とを基軸材10dがなす内角度βは約73
°となっている。尚、当該正台形状の他の斜辺部を形成
する背面枠面部も正面枠面部と同様に2本の基軸材10
b、10c間に、つなぎ材22が配設枠組みされてい
る。
【0015】また、正台形状の平行長辺部を形成する天
面枠面部は、図3に示す如く、2本の基軸材10a、1
0b間に、つなぎ材21aが平行に適宜数配設されてい
ると共に、該平行つなぎ材21a間に筋交いをなすよう
に更につなぎ材21bが連続V字状に適宜数配設され、
当該V字状に配設されたつなぎ材21bと基軸材10b
とがなす内角度γは約55°となっている。
【0016】また、正台形状の平行短辺部を形成する底
面枠面部は、図4に示す如く、2本の基軸材10c、1
0d間に、つなぎ材23が平行に適宜数配設されてい
る。
【0017】
【発明の効果】本発明基枠構造体は、正台形状に枠組み
されているため、平行長辺部を形成する天面枠面部の巾
が平行短辺部を形成する底面枠面部の巾より短寸となっ
ているので、そこに使用されるつなぎ材も短寸となる結
果、当該平行長辺部を一辺とする正方形状の枠組み体に
比し、当然使用されるつなぎ材の重量は減少し、全体と
して軽量化される。しかも、正台形状の枠組み体である
ため、図5(1)に示す如く、平行長辺部を上にして使
用した場合、つなぎ材が斜材となり、座屈止め作用が奏
される結果、十二分に強度が付与され、当該平行長辺部
を一辺とする正方形状の枠組み体に比し、勝るとも劣ら
ない優れた強度を有する。
【0018】更にまた、本発明基枠構造体は正台形状の
枠組み体であるため、図6(3)に示す如く、凹凸嵌合
積みにしても極めて安定性に優れるため、少ないスペー
スで効率的に輸送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明基枠構造体の左側面概略説明図。
【図2】本発明基枠構造体の正面枠面部の概略説明図。
【図3】本発明基枠構造体の天面枠面部の概略説明図。
【図4】本発明基枠構造体の底面枠面部の概略説明図。
【図5】(1)は本発明基枠構造体の座屈止め状態を示
す概略説明図、(2)は従来基枠構造体の座屈止め状態
を示す概略説明図。
【図6】(1)及び(2)は三角形状枠組み体の輸送状
態例を示す概略説明図、(2)は本発明基枠構造体の輸
送状態例を示す概略説明図。
【符号の説明】
10a、10b、10c、10d:基軸材 21、22、23、24:つなぎ材 21a:平行配設つなぎ材 21b:V字状配設つなぎ材 α:平行短辺部と斜辺部とがなす内角度 β:正面枠面部に於てつなぎ材と基軸材とがなす内角度 γ:天面枠面部に於てV字状に配設されたつなぎ材と基
軸材とがなす内角度 W1:平行長辺部の長さ W2:平行短辺部の長さ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基軸材につなぎ材を、該基軸材端部方向
    から見て正台形状を呈するように配設して枠組みしたこ
    とを特徴とする基枠構造体。
  2. 【請求項2】 正台形状の平行長辺部が平行短辺部の
    2.3〜2.5倍で、かつ当該平行短辺部と斜辺部とが
    なす内角度が70〜73°である請求項1記載の基枠構
    造体。
  3. 【請求項3】 正台形状の斜辺部を形成する枠面部が、
    それぞれ2本の基軸材間に、連続V字状に配設されたつ
    なぎ材を有するものである請求項1又は2記載の基枠構
    造体。
  4. 【請求項4】 V字状に配設されたつなぎ材と基軸材と
    がなす内角度が72〜75°である請求項3記載の基枠
    構造体。
  5. 【請求項5】 正台形状の平行長辺部を形成する枠面部
    が、2本の基軸材間に、平行に配設されたつなぎ材及び
    該平行つなぎ材間に筋交いをなすように連続V字状に配
    設されたつなぎ材を有するものである請求項1〜4の何
    れか1項記載の基枠構造体。
  6. 【請求項6】 V字状に配設されたつなぎ材と基軸材と
    がなす内角度が53〜56°である請求項5記載の基枠
    構造体。
  7. 【請求項7】 正台形状の平行短辺部を形成する枠面部
    が、2本の基軸材間に、平行に配設されたつなぎ材を有
    するものである請求項1〜6の何れか1項記載の基枠構
    造体。
JP11113309A 1999-04-21 1999-04-21 基枠構造体 Pending JP2000303620A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63171947A (ja) * 1987-01-09 1988-07-15 鹿島建設株式会社 プレストレスを導入した立体トラス梁
JPH1145607A (ja) * 1997-07-29 1999-02-16 Eliot Fisher Mark トラス

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63171947A (ja) * 1987-01-09 1988-07-15 鹿島建設株式会社 プレストレスを導入した立体トラス梁
JPH1145607A (ja) * 1997-07-29 1999-02-16 Eliot Fisher Mark トラス

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