JP2000302117A - プラスチック容器 - Google Patents

プラスチック容器

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JP2000302117A
JP2000302117A JP10974099A JP10974099A JP2000302117A JP 2000302117 A JP2000302117 A JP 2000302117A JP 10974099 A JP10974099 A JP 10974099A JP 10974099 A JP10974099 A JP 10974099A JP 2000302117 A JP2000302117 A JP 2000302117A
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JP
Japan
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container
handle
container body
plastic container
plastic
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Application number
JP10974099A
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English (en)
Inventor
Makio Kanazawa
牧生 金澤
Masamitsu Hashizume
政光 橋詰
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Sakata Inx Corp
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Sakata Inx Corp
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Sakata Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に内容物を排出できるプラスチック容器
を提供すること。 【解決手段】 本発明のプラスチック容器は、少なくと
も2つの略平面状の側壁21が接して、注ぎ出し部25
としてV字形に形成されたコーナ部22を含む容器本体
20と、この容器本体20の開口周縁に対応した蓋と、
容器本体20に取り付けられた把手40とを含んで構成
されている。従って、容器本体20を傾倒させて、コー
ナ部22に内容物を素早く落とし込ませて多量に排出し
たり、容器本体20の傾倒角度を、小刻みに変化させて
排出量を調節したりすることもできるので、容易に内容
物を排出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック容器
に関する。特に、インク、塗料などの着色用液体、調味
料や食材などの食料品に関わる液体および固形物、半固
形物、もしくは化学工業に関わる液体、固形物、顆粒な
ど運搬したり保管したりするなどの用途に用いられるプ
ラスチック容器に関する。
【0002】
【背景技術】従来、液体を運搬、保管する容器として
は、図13および図14に示されるような容器が一般に
使われている。このうち、図13(A)に示された扁平
形容器70は、例えば、薬品、洗剤、灯油、調味料など
の液体が封入される。この扁平形容器70は、ポリエチ
レンをブロー成型して製造され、容器本体71の上面に
形成された注ぎ口にキャップ72が取り付けられるとと
もに、この注ぎ口の図中後方には把手73が設けられて
いる。また、図13(B)下部に示された金属製の18
リットル缶80では、例えば、灯油や食用油などの油類
が封入される。この18リットル缶80は、ブリキ(錫
にメッキを施した薄板)を、略直方体状に加工して容器
本体81を形成し、上面に形成された円形状の注ぎ口か
ら内容物の液体などを注入して、この注ぎ口にキャップ
82をはめ込んで製品が出荷される。さらに、図14に
示された円筒形容器90は、例えば、インクや塗料など
の有色の液体が封入される。この円筒形容器90は、ポ
リエチレンをインジェクション成型して製造され、上部
が開口されて把手93が取り付けられた容器本体91
と、この容器本体91の上縁を封止するとともに、キャ
ップ92が取り付けられた注ぎ出し部を伴う天蓋94と
有し、容器本体91の上縁に天蓋94の周縁をはめ込ん
で密閉される。ところで、上記の3種類の容器に封入さ
れた内容物を外部に排出する際には、一旦キャップ7
2、82、92を取り外してから、一方の手で把手7
3、83、93を持ち、他方の手で容器本体71、8
1、91を持って傾けるといった動作を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記3
つの容器上面に取り付けられた注ぎ口は、容器本体が傾
けられたときに、容器本体の上縁から所定間隔だけ内側
に入って形成されているため、内容物を完全に排出しよ
うとすると、容器を鉛直下方近くまで逆さにしながら容
器本体を振らなければならず、内容物が完全に排出しき
るまでに時間を要していた。従って、排出操作が容易で
なく、排出作業が迅速にできないという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、内容物を容易に
完全に排出できるプラスチック容器を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上部の略全面
が開口された合成樹脂製の容器本体と、この容器本体の
上部に嵌合して封止される合成樹脂製の蓋とを含んで構
成されるプラスチック容器であって、前記容器本体は、
少なくとも2つの略平面状の側壁が接して形成されるコ
ーナ部を有し、当該コーナ部に対応した注ぎ出し部が、
前記容器本体の開口周縁に形成されるとともに、前記容
器本体には、把手の端部が、前記容器本体に傾倒自在に
取り付けられることを特徴とする。
【0006】このような本発明によれば、内容物が入っ
た容器本体を起立した状態から傾倒した状態にして内容
物を排出する場合に、まず把手の中心部分を片方の手で
持つとともに、もう片方の手で、前記注ぎ出し部が下に
向くように容器本体の底部を持ち上げる。この際、容器
本体は、少なくとも2つの平面状の側壁が接することで
形成されるコーナ部によって、V字形の谷形状が形成さ
れている。従って、片手で前記把手を掴み、もう一方の
片手で前記容器本体を持つといった簡単な動作によって
前記容器本体を傾倒し、液体などの内容物を素早く前記
コーナ部に落とし込ませ、迅速に内容物を容器本体外部
に排出することができる。また、容器本体が傾倒した際
に、内容物自体もその形状を変えて、前記注ぎ出し部に
向かって尖った三角錐形状をなす。すなわち、注ぎ出し
部に向かって、内容物が絞られる(内容物の流失量が制
限される)構造になっているため、容器本体を傾倒する
角度を適宜調整することによって、内容物の排出量も調
節できる。以上のことから、内容物の排出作業を、使用
者の要求に即して適切に調節しながら、容易にかつ迅速
にできる。
【0007】さらに、前記容器本体および前記蓋を、防
錆性のある合成樹脂によって成形することで、これら容
器本体および蓋が、内容物およびその揮発物などによっ
て、腐食することがなくなり、他の材質を使って製造さ
れた容器に比べて、プラスチック容器は高い耐久性を有
することができる。
【0008】この場合、前記容器本体は、開口形状が平
面矩形状に形成され、前記把手の一方の端部は、隣り合
う2つの側壁が交わるコーナ部に取り付けられていると
ともに、前記把手の他方の端部は、前記開口形状の中心
を挟んで、前記一方の端部とは反対側の容器本体の側壁
部分に取り付けられていることが好ましい。
【0009】内容物が封入されたプラスチック容器を、
例えばトラックの荷台に水平に複数並べて輸送する場合
には、荷台という四角形の領域にプラスチック容器を載
置する。すなわち、直方体状のプラスチック容器を、側
壁を隣接させた状態で並べることで、例えば隣接配置さ
せても空き領域が形成されてしまう円筒形容器に比べ
て、載置スペースの有効活用を図ることができる。
【0010】また、前記容器本体の重心位置を通って前
記把手が容器本体に掛け渡されているので、内容物の入
ったプラスチック容器を持ちながら移動したり、前記把
手を持ちながら内容物を排出したりする際に、安定した
姿勢でプラスチック容器を保持することができる。従っ
て、プラスチック容器の取り扱いをしやすくすることが
できる。
【0011】また、前記容器本体の把手取付部には、前
記把手の両端部に挿通する軸が設けられ、これら軸に対
して前記把手の両端部が回動可能に取り付けられている
ことが好ましい。
【0012】一方の手で捕まれて固定保持される把手
と、傾倒しながら内容物を外部に排出する容器本体との
間には、前記把手の端部を回動可能にする軸が容器本体
に設けられている。従って、把手を持つ手は、容器本体
の姿勢の変化に関わらず、最初の状態を維持すればよ
く、内容物を排出する作業がより簡単になる。
【0013】さらに、前記容器本体のコーナ部に対応し
た前記蓋の隅部には、当該隅部の両側面よりも外側に延
びる突出片が設けられることが好ましい。
【0014】プラスチック容器を運搬する際に荷台に載
置する場合や、プラスチック容器を保管する際に保管場
所に積み上げる場合などでは、プラスチック容器の荷崩
れを防ぐために、プラスチック容器の側面にひも掛けを
行う。その際、前記蓋の両側面よりも容器本体外側に突
出した突出片が設けられているので、掛け渡されたひも
が容器本体からずれることを、この突出片によって防止
することができる。
【0015】また、前記把手が容器本体に対して傾倒す
る際に、当該把手に近接する前記容器本体のコーナ部上
部には、前記把手が容器本体に取付られる高さレベルで
前記把手を係止する係止片が、前記容器本体の外側に向
かって延びて設けられていることが好ましい。
【0016】例えば、プラスチック容器が載置されてい
る場合など、把手は、容器本体の外側に突出した前記係
止片によって、把手が容器本体に取付けられるレベルで
支持されている。従って、前記係止片と前記把手との間
に適切な空間を形成して、前記把手を係止することで、
前記把手を掴みやすくすることができる。
【0017】また、複数の容器本体を入れ子状に上下に
積み重ねる際に(スタッキングする際に)、前記把手が
手から離れて傾倒して止まる位置を、下位の容器本体の
上限高さ(開口周縁の高さ)とすることで、スタッキン
グする際に、前記把手が下位に位置する容器本体内部に
挟まり込むことを防止することができ、容器本体を上下
に積み重ねる作業を容易にすることができる。
【0018】この場合、前記蓋の上面には、前記容器本
体の底部を収納する凹部が形成されていることが好まし
い。
【0019】前記蓋には、前記容器本体の底部の外形に
沿った凹部が形成されているので、例えば、前記蓋が容
器本体に封止された状態で、複数のプラスチック容器を
上下に積層する際に、上位のプラスチック容器の姿勢を
安定にすることができる。従って、プラスチック容器の
積み重ね作業を容易にすることができる。
【0020】また、前記容器本体は、複数個が積み重ね
可能とされ、上位の容器本体と下位の容器本体との密接
を防止するスペーサが、前記コーナ部における前記把手
取付部の下方に設けられていることが好ましい。
【0021】複数個の容器本体をスタッキングする際
に、下位の容器本体の開口周縁に当接するスペーサによ
って、上位の容器本体と下位の容器本体との間に、適当
な隙間が形成される。従って、上位の容器本体から外し
ていく際に、上位の容器本体と下位の容器本体との間に
形成される空間内には負圧が生じないので、上位に位置
する容器本体を簡単に取り外すことができる。
【0022】さらに、前記把手は、その中心部分の肉厚
が、当該中心部分以外の把手の部分の肉厚よりも大きい
ことが好ましい。
【0023】頻繁な使用によって把手自身が若干伸びて
前記把手と前記係止片とが離れることがあっても、この
係止片に当接する部分である把手の中心部分の肉厚が十
分確保されているので、前記把手が傾倒される場合に、
確実に把手が係止片に係止支持される。
【0024】前記容器本体には、有色の液体が収納され
ることが好ましい。
【0025】合成樹脂製のプラスチック容器に、有色の
液体、例えば塗料、インクおよび染料を収納すること
で、適宜溶剤や洗剤などを併用することで、プラスチッ
ク容器を繰り返し使用することができる。従って、プラ
スチック容器自体に製造コストを圧縮することができる
とともに、廃棄物を極力排出しないので、資源の有効利
用が図れる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態を
図面に基づいて説明する。図1には、本実施形態のプラ
スチック容器10の全体斜視図が示されている。このプ
ラスチック容器10は、上部が開口された合成樹脂製の
容器本体20と、この容器本体20の上部に嵌合して封
止される合成樹脂製の蓋30と、前記容器本体上部に取
り付けられる把手40を含んでボックス状に構成されて
いる。なお、このプラスチック容器10には、インクな
どの有色の液体が封入されている。
【0027】このうち、容器本体20は、図1および図
2に示されるように、下部に行くに従い徐々に内側に向
かって外形を狭めながら設けられるテーパ状の4側面で
ある側壁21と、これら2側壁同士が互いに接して谷形
状とされたコーナ部22と、側壁21およびコーナ部2
2の下端に連続し、容器本体の底面をなす底部23とを
含んで構成されている。
【0028】側壁21には、この側壁21の肉厚分だけ
内側に入り込んで形成された溝形状となる補強部21A
が形成され、側壁21の剛性を向上させている。さら
に、これら補強部21Aの下端には、底部23との境界
縁に、切欠部21Bが形成されている。なお、この切欠
部21Bは、製品の出荷時に、複数のプラスチック容器
10を上下に積み重ねた後、プラスチック容器10の荷
崩れ防止のためにひもを上下に掛け渡すが、この際、こ
のひもをこの切欠部21Bに掛けて、ひも掛けを確実に
するために形成されたものである。
【0029】コーナ部22は、2つの側壁21同士が接
して、容器本体20の底部から上縁にかけて連続して所
定の曲率を有しながら形成されている。このうち、把手
40が取り付けられていない側のコーナ部22の上端部
は、容器本体20を傾倒させて外部に排出される内容物
の通り道となる注ぎ出し部25とされ、把手40が取り
付けられた側のコーナ部22上部には、把手40を取り
付けるための台座24が形成されている。
【0030】そして、図11に示されるように、容器本
体20を、把手40が取り付けられていないコーナ部2
2を下方に向けた状態で、容器本体20を傾けると、内
容物が容器本体20の内部に一杯に満たないで含まれて
いた場合には、内容物がこのコーナ部22に目掛けて集
中して集められ、さらに、容器本体20を傾けると、コ
ーナ部22の上端である注ぎ出し部25を通って容器本
体20外部に排出されることになる。
【0031】また、図2に示されるように、前記側壁2
1および前記コーナ部22の各々上部を巡るように、容
器本体20の外側に延出してサイドリブが設けられ、こ
のサイドリブは、断面L字形に形成された第1のサイド
リブ27Aと、この第1のサイドリブ27Aの上方に所
定間隔をおいて容器本体20の四周を巡って設けられる
第2のサイドリブ27Bとを含んでいる。なお、第1の
サイドリブ27Aの四隅部分のうち、対角状に位置する
1対の隅部分は、把手40の端部42を取り付ける台座
24とされ、把手40の端部42に挿通する軸24Aが
設けられる。
【0032】さらに、これら把手40の取付位置の下
方、すなわち第1のサイドリブ27Aとコーナ部22と
の間には、図3に示されるように、把手40の取付位置
1箇所につき1本のスペーサ27Cが設けられている。
従って、複数の容器本体20を上下に積み重ねた場合、
これらスペーサ27Cによって、下位の容器本体20と
の間に、隙間(空気の流通口)が形成されるようにな
る。なお、このスペーサ27Cの形状は、コーナ部22
から容器本体22の外側に向かって、幅寸法が大きくな
るように形成されている。すなわち、コーナ部22の溶
着面積が、外側表面の面積よりも小さくなっている。従
って、ペンチなどの工具を使って、このスペーサ27C
を容器本体22から取り外すことが可能となっている。
また、図1に示されるように、対角状に位置する他方の
1対の隅部分には、把手40の把持部41を係止すると
ともに、容器本体20の外側に向かって伸びる係止片2
6が設けられている。
【0033】底部23は、前記側壁21および前記コー
ナ部22の下端から連続して平面状に形成されるもので
あり、容器本体20の内部方向に膨出して形成されるリ
ング状の溝(図示省略)が形成され、底部23の剛性を
向上させている。
【0034】一方、蓋30は、図1および図4に示され
るように、容器本体20の開口周縁を覆うように四周に
凸状に形成される蓋周縁31と、この蓋周縁31の内側
に連続して形成されるとともに、この蓋周縁31よりも
一段下がって矩形溝状に形成された凹部32を有して構
成されている。
【0035】さらに、蓋周縁31は、図4に示されるよ
うに、凹部32の外側端から図中略水平に延出する周縁
上面33と、この周面上縁から図中下方に延出する周縁
側面34とを含んでいる。このうち、周縁上面33は、
凹部32の外側端から延出する上面枠33Aと、この上
面枠33Aの下方に伸びる押え33Bと、これら上面枠
33A、押え33Bおよび周縁側面34とによって囲ま
れているゴム製のパッキン33Cと、凹部32と押え3
3Bを跨いで設けられるリブ33Dとから構成されてい
る。
【0036】なお、このパッキン33Cは、弾性材料か
ら形成され、具体的には、熱可塑性樹脂、熱硬化製樹
脂、あるいはゴム系の材料が使われている。そして、こ
のパッキン33Cは、蓋30が容器本体20に密閉され
ている場合には、容器本体20の開口周縁である側壁2
1およびコーナ部22の上端に隙間なく密着し、内容物
およびその揮発物が外部に漏出しないようになってい
る。また、リブ33Dは、蓋周縁31の裏側に渡って間
欠的に設けられ、押え33Bに十分な剛性を与えてい
る。すなわち、内容物が封入されたプラスチック容器1
0に外部から何らかの力が加えられても、容器本体20
および蓋30の接触部分(すなわち、周縁側面34、パ
ッキン33Cおよび押え33Bと容器本体20の開口周
縁とが接する部分)の密着が維持されるようになってい
る。
【0037】また、蓋30の周縁側面34は、蓋30の
四隅に突出して設けられる支持片35と、これら支持片
35の下部に設けられる突出片36と、これら突出片3
6の直下の位置で蓋30の周縁側面34全体に形成され
る溝37と、周縁側面34の下部で、容器本体20に係
合する鉤部38とを含んで構成されている。
【0038】支持片35は、蓋30の周縁側面34のコ
ーナ部22に対応した位置(四隅)に設けられ、このう
ち、図5に示されるように、蓋30の四隅には、湾曲部
分を直線状に切断した状態で支持片35が設けられてい
る。なお、容器本体(図示省略)には、把手40の端部
42を取り付ける軸24Aが、支持片35の外側に突出
して設けられており、把手40がこの軸24Aに取り付
けられて回動しても、直線状の切断部分によって、把手
40が支持片35に当たらず、把手40を支障なく回動
させることができる。なお、図6に示されるように、複
数の蓋30を上下に積み重ねる際には、下位の蓋30の
支持片35と周縁上面33によって形成された段付き部
分に、上位の蓋30の周縁側面34の四隅下端(鉤部3
8)を当接させることで、安定した状態で蓋30を積層
させることができるようになっている。
【0039】突出片36は、図4に示されるように、支
持片35から図中下方に所定間隔を置いて、蓋30の隅
部(周縁側面34のコーナ部22に対応した位置)に、
当該隅部の両側面よりも蓋30外部に延出して設けられ
ている。なお、図8(A)に示されるように、プラスチ
ック容器10を保管、運搬する際に、複数のプラスチッ
ク容器10を水平に配列させ、支持片35および突出片
36の間に、ひもSを掛け渡してプラスチック容器10
が側方へずれないような配慮がなされている。また、図
5、図7および図8(B)に示されるように、蓋周縁3
1の四側辺Qが左右両側に延長した延長線Pによって囲
まれた矩形状の領域内に、支持片35、軸24Aおよび
スペーサ(図示省略)が納まるように設けられている。
すなわち、プラスチック容器10は延長線Pで囲まれる
領域内に納まっているので、蓋30が密閉された状態
(製品出荷時)でも、プラスチック容器10を格子状に
整然と並べることができる。
【0040】溝37は、図4に示されるように、周縁側
面34の四周に渡って形成されており、この溝37の1
箇所では、図1に示されるように、図中逆さL字形に形
成された切出し口36Aが設けられ、この切出し口36
Aの図中水平に形成された溝部分は開口されるととも
に、溝37に一続きに連なり、垂直に形成された他方の
溝部分の底は、薄い肉厚とされている。
【0041】鉤部38は、図4に示されるように、第1
のサイドリブ27Aおよび第2のサイドリブ27Bの間
で、容器本体20に係合する鉤38Aを含んで断面レ字
形状に形成されている。従って、容器本体20内に有色
の液体が封入されて後、蓋30が密閉されて製品が出荷
される段階では、容器本体20の開口周縁と蓋30の周
縁上面33との密閉封止、および2つのサイドリブ27
A、27B間の鉤38Aの封止による二重の封止(ダブ
ルブロック)で、蓋30の密閉を確実にしている。
【0042】また、把手40は、図1および図2に示さ
れるように、当該把手40の中心部分に位置して手で保
持される把持部41と、容器本体20の台座24に取り
付けられた軸24Aが挿入される長孔(図示省略)を備
えた端部42とを含んで構成され、この把手40は蓋3
0の外側面の形状に沿うように略L字形に形成されてい
る。
【0043】このうち、把持部41は、把持部41以外
の部分の肉厚より厚く形成されていおり、把持部41の
剛性が確保されているとともに、把手40を倒したとき
に、容器本体20の係止片26に確実に係止されるよう
になっている。また、把手端部42の長孔(図示省略)
によって、台座24の軸24Aの頭部を挿入および脱着
しやすくしている。
【0044】このような構成を有するプラスチック容器
10では、以下に述べるように、内容物が外部に排出さ
れる。
【0045】まず、図9に示されるように、切出し口3
6AにドライバDなどを当てハンマでたたき、蓋30の
周縁側面34の下端まで切り開く。その後、この切出し
口36Aによって切り開かれたL形状の切込みをオープ
ニングカットとして、図10に示されるように、この切
込みによる周縁側面34の一部を掴んで方向Qのほうに
引き裂いた後に、蓋30の四周を巡りながら引き離すこ
とで、鉤部38が蓋周縁31から引き離され、蓋30が
開封される。そして、図11に示されるように、一方の
手で把手40の把持部41を掴み、他方の手で容器本体
20の下部を持ち上げて、容器本体20を水平近くまで
傾倒させて内容物を外部に排出する。
【0046】この際、2つの側壁21が接して谷形状が
形成されたコーナ部22の上縁である注ぎ出し部25に
よって適宜排出量を調節する。すなわち、一度に多量の
内容物を排出したければ、容器本体20を素早く傾倒さ
せればよく、また少量の内容物を排出したければ、容器
本体20を徐々に傾倒させ、容器本体20の傾倒角度を
細かく変化させながら、V字形状に形成された注ぎ出し
部25によって、適宜流出量を調整することができる。
【0047】このようなプラスチック容器10では、以
下に述べるような効果が得られる。 (1)容器本体20には、少なくとも2つの略平面状の
側壁21がV字形の谷形状がコーナ部22として形成さ
れている。従って、前記容器本体20を傾倒し、液体な
どの内容物を素早く前記コーナ部22に落とし込ませ、
迅速に内容物を容器本体20外部に排出することができ
る。また、容器本体20が傾倒した際に、内容物自体も
その形状を変えて、前記注ぎ出し部25に向かって尖っ
た三角錐形状に変化する。すなわち、注ぎ出し部25に
向かって、内容物が絞られる(内容物の流失量が制限さ
れる)構造になるため、容器本体20を傾倒する角度を
適宜調整することによって、内容物の排出量も調節でき
る。以上のことから、内容物の排出量を、使用者の要求
に即して適切に調節しながら、内容物の排出作業を容易
にかつ迅速に行うことができる。
【0048】(2)容器本体20および蓋30を、防錆
性のある合成樹脂によって成形することで、これら容器
本体20および蓋30が、内容物およびその揮発物など
によって、腐食することがなくなり、プラスチック容器
10自体の耐久性を向上させることができる。
【0049】(3)プラスチック容器10を輸送する際
に、トラックの荷台といった四角形の領域にプラスチッ
ク容器を載置することがある。この際、プラスチック容
器10は、容器本体20および蓋30が平面矩形状に形
成されているので、側壁21を隣接させた状態で並べる
ことで、例えば隣接配置させても空き領域が形成されて
しまう円筒形容器に比べて、載置スペースの有効活用を
図ることができる。
【0050】(4)容器本体20の重心位置を通って前
記把手40が容器本体20に掛け渡されているので、内
容物の入ったプラスチック容器10を持ちながら移動し
たり、前記把手40を持ちながら内容物を排出したりす
る際に、安定した姿勢を保ちながらプラスチック容器1
0を保持することができる。従って、プラスチック容器
10の取り扱いやすさを高めることができる。
【0051】(5)容器本体20の台座24に取り付け
られた軸24Aによって、把手40が回動可能に容器本
体20に取り付けられている。従って、容器本体20を
傾倒させる際に、把手を持つ手は、容器本体20の姿勢
の変化に関わらず、最初の状態を維持すればよく、内容
物を排出する作業がより簡単になる。
【0052】(6)容器本体20のコーナ部22に対応
した蓋30の隅部には、当該隅部の両側面よりも外側に
延びる突出片36が設けられているので、プラスチック
容器10を上下または水平に複数並べてひも掛けする際
に、縦もしくは横に掛け渡されたひもが容器本体20か
らずれることを、この突出片36によって防止すること
ができる。
【0053】(7)把手40の取付部(台座24)と同
一の高さレベルに、容器本体の外側に向かって延びる係
止片26が設けられているので、把手40が傾倒された
場合、把手40が水平な状態に維持されるとともに、前
記係止片と前記把手のと間に適切な空間を形成すること
で、前記把手を掴みやすくすることができる。
【0054】(8)把手40は、台座24の位置から下
方には傾倒しないので、複数の容器本体20をスタッキ
ングする際に、把手が下位に位置する容器本体内部に挟
まり込むことを防止することができ、容器本体を上下に
積み重ねる作業を容易にすることができる。
【0055】(9)把手40の形状は、蓋30の外側面
の形状に沿うようにして略L字形形状に形成されている
ので、プラスチック容器10を段積みする際に、把手4
0が他のプラスチック容器10に対して抵触せず、しか
も積載のずれ防止センサーを作動させることがないの
で、その分積載効率を向上させることができる。
【0056】(10)蓋30に設けられた支持片35およ
び容器本体20に設けられた軸24A、係止片26は、
蓋30の側辺の延長線Pによって囲まれる四角形状の領
域内にすべて納まっているので、プラスチック容器10
を水平に複数並べる際にも、隣り合うプラスチック容器
10同士で隙間なく密接に配置させることができる。従
って、プラスチック容器10の配置効率を向上させるこ
とができる。
【0057】(11)蓋30には、容器本体20の底部2
3を収納する凹部32が形成されているので、複数のプ
ラスチック容器10を上下に積層する際に、上位のプラ
スチック容器10の姿勢を安定させることができる。従
って、プラスチック容器10の積み重ね作業を容易にお
こなうことができる。
【0058】(12)容器本体20の台座24(把手取付
部)下部に、スペーサ27Cが設けられ、図12に示さ
れるように、複数の容器本体20をスタッキングする際
に、上位の容器本体20と下位の容器本体20との間に
隙間Nが形成されているので、上位に位置するプラスチ
ック容器10と下位に位置するプラスチック容器10と
の間に形成される空間内に負圧が生じない。従って、上
位に位置するプラスチック容器10を簡単に取り外すこ
とができる。
【0059】(13)スペーサ27Cの形状は、コーナ部
22の用着面積がスペーサ27Cの外表面の面積よりも
小さくなるよう、ほぼ台形の断面形状に形成されてい
る。従って、このスペーサ27Cを容易に取り外して、
容器本体20を下位の容器本体20に密着させながらス
タッキングする(複数積み重ねる)ことで、容器本体2
0の回収を効率よく行うことができる。
【0060】(14)把手40が倒される際に、容器本体
20のコーナ部22に設けられた係止片26に当接する
把手中心部分の肉厚が十分確保されているので、確実に
把手40が係止片26に係止支持される。
【0061】(15)容器本体20には、有色の液体が収
納されるので、有色の液体、例えば塗料、インクおよび
染料を収納することで、適宜溶剤や洗剤などを併用する
ことで、プラスチック容器を繰り返し使用することがで
きる。従って、プラスチック容器自体に製造コストを圧
縮することができるとともに、廃棄物を極力排出しない
ので、資源の有効利用が図れる。
【0062】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成も
含み、以下に示すような変形例も本発明に含まれる。
【0063】例えば、容器本体20に封入される内容物
は、インクや塗料などの有色の液体に限らず、調味料や
食材などの食料品に関わる液体および固形物、半固形
物、もしくは化学工業に関わる液体、固形物、顆粒物な
どでも構わない。
【0064】把手40の把持部41の肉厚も、前記実施
形態のものに限らず、両端部分と同じ肉厚であってもよ
い。
【0065】前記実施形態では、プラスチック容器10
をスタッキングする際に、台座24下部に設けられたス
ペーサ27Cによって、上下の容器本体20の密接を防
止していたが、このスペーサ27Cを省略してもよい。
【0066】また、蓋30には、凹部32が形成され
て、容器本体20の底部23を確実に収納していたが、
この凹部32を省略してもよい。なお、凹部32が設け
られる場合、この凹部32の形状や深さについては、実
施の状況に応じて適宜選択されることが好ましい。
【0067】さらに前記実施形態では、係止片26は、
把手40の把持部41が近接もしくは接触するコーナ部
22の位置に舌状に設けられていたが、これに限らな
い。例えば、短棒状の突起がコーナ部22に対応したサ
イドリブ27Aに設けられてもよい。また、この係止片
26を省略してもよい。
【0068】そして、蓋30の側面に形成される突出片
36は、前記実施形態のものに限らず、例えば、半球状
の突起物が蓋30の側面に複数連続して設けられていて
もよい。
【0069】また、容器本体20の把手取付位置(台座
24)の軸24Aも、台座24から棒状体が外側に突出
して設けられるものに限らず、例えば、先端が球状にな
った棒状体が把手40の両端部に設けられ、当該球状部
が容器本体20に設けられた球状の凹部に嵌合するよう
な取付方法でもよい。さらに、この軸24Aは、省略し
てもよい。
【0070】容器本体20の形状も、直方体形状のもの
に限らず、多角筒状に形成されたものや、側面L字形の
角部となる1つの突端部と、この突端部を囲む曲線によ
って形成されたクロバーの葉形状のものでも構わない。
要するに、少なくとも2つの略平面状の側壁が接してコ
ーナ部が形成された形状のものであれば任意である。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のプラスチッ
ク容器は、少なくとも2つの略平面状の側壁がV字形状
に形成される谷形状がコーナ部として容器本体を有して
いる。従って、内容物を一度に多く排出したい時には、
前記容器本体を傾倒し、液体などの内容物を素早く前記
コーナ部に落とし込ませ、迅速に内容物を容器本体外部
に排出することができる。また、少量の内容物を徐々に
排出したいときには、容器本体を徐々に傾倒させなが
ら、前記注ぎ出し部に向かって尖った三角錐形状に容器
本体内部の内容物の形状を変化させる。すなわち、容器
本体を傾倒させることで、注ぎ出し部に向かって内容物
の流失量が絞られる形状に変化させるとともに、容器本
体を傾倒する角度を適宜調整することによって、内容物
の排出量も調節できる。従って、内容物の排出量を使用
者の要求に即して適切に調節しながら、内容物の排出作
業を容易にかつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態であるプラスチック容器
の斜視図である。
【図2】前記実施形態における容器本体の隣り合う2側
壁を示す図である。
【図3】前記実施形態における容器本体のコーナ部に設
けられたスペーサの取付を示す図である。
【図4】前記実施形態における蓋の構造を示す図であ
る。
【図5】前記実施形態におけるプラスチック容器を上方
からみた図である。
【図6】前記実施形態のプラスチック容器の蓋を複数積
み重ねた状態を示す図である。
【図7】前期実施形態における蓋の隅部分を示す図であ
る。
【図8】(A)は、前記実施形態において、ひも掛けさ
れたプラスチック容器を示す斜視図であり、(B)は、
容器本体のコーナ部上部の軸取付状態を示した図であ
る。
【図9】前記実施形態におけるプラスチック容器の内容
物を排出する際に、蓋を開封する状態を示す斜視図であ
る。
【図10】前記実施形態におけるプラスチック容器の内
容物を排出する際に、蓋を開封する操作を示す斜視図で
ある。
【図11】前記実施形態において、容器本体を傾倒させ
て内容物を排出する状態を示す図である。
【図12】前記実施形態のプラスチック容器の容器本体
をスタッキングしている状態を示す図である。
【図13】(A)は本発明の従来例である扁平型容器
を、(B)は本発明の18リットル缶を示す斜視図であ
る。
【図14】本発明の従来例である円筒型容器を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 プラスチック容器 20 容器本体 21 側壁 22 コーナ部 24 把手取付部となる台座 24A 軸 24D 係止片 25 注ぎ出し部 26 係止片 27C 当接片としてのスペーサ 30 蓋 32 凹部 35 支持片 36 突出片 40 把手 41 把手の中心部分である把持部 42 把手の端部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PA02 PA03 PA10 PB03 PB07 PC03 PC16 3E033 BA13 DA02 DD13 DE03 EA01 GA01 GA02 GA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の略全面が開口された合成樹脂製の
    容器本体と、この容器本体の上部に嵌合して封止される
    合成樹脂製の蓋とを含んで構成されるプラスチック容器
    であって、 前記容器本体は、少なくとも2つの略平面状の側壁が接
    して形成されるコーナ部を有し、当該コーナ部に対応し
    た注ぎ出し部が、前記容器本体の開口部周縁に形成され
    るとともに、 前記容器本体には、把手の両端が、前記容器本体に傾倒
    自在に取り付けられていることを特徴とするプラスチッ
    ク容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラスチック容器にお
    いて、 前記容器本体は、開口周縁が平面矩形状に形成され、 前記把手の一方の端部は、隣り合う2つの側壁が交わる
    コーナ部に取り付けられているとともに、 前記把手の他方の端部は、前記開口形状の中心を挟ん
    で、前記一方の端部とは反対側の容器本体の外周に取り
    付けられていることを特徴とするプラスチック容器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のプラスチック
    容器において、 前記容器本体の把手取付部には、前記把手の両端部に挿
    通する軸が設けられ、これら軸に対して前記把手が回動
    可能に取り付けられていることを特徴とするプラスチッ
    ク容器。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のプラス
    チック容器において、 前記容器本体のコーナ部に対応した前記蓋の隅部には、
    当該隅部の両側面よりも外側に延びる突出片が設けられ
    ていることを特徴とするプラスチック容器。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のプラス
    チック容器において、 前記把手が容器本体に対して傾倒する際に、当該把手に
    近接する前記容器本体のコーナ部上部には、前記把手が
    容器本体に取付られる高さレベルで前記把手を係止する
    係止片が、前記容器本体の外側に向かって延びて設けら
    れていることを特徴とするプラスチック容器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のプラス
    チック容器において、 前記蓋の上面には、前記容器本体の底部を収納する凹部
    が形成されていることを特徴とするプラスチック容器。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のプラス
    チック容器において、 前記容器本体は、複数個が積み重ね可能とされ、 上位の容器本体と下位の容器本体との密接を防止するス
    ペーサが、前記コーナ部における前記把手取付部の下方
    に設けられていることを特徴とするプラスチック容器。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のプラス
    チック容器において、 前記把手は、その中心部分の肉厚が、当該中心部分以外
    の把手の部分の肉厚よりも大きいことを特徴とするプラ
    スチック容器。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載のプラス
    チック容器において、 前記容器本体には、有色の液体が収納されていることを
    特徴とするプラスチック容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008024503A2 (en) * 2006-08-25 2008-02-28 Wells' Dairy Inc. Square-shaped container with a pivotable bail and a lid
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