JP2000301751A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP2000301751A
JP2000301751A JP11111777A JP11177799A JP2000301751A JP 2000301751 A JP2000301751 A JP 2000301751A JP 11111777 A JP11111777 A JP 11111777A JP 11177799 A JP11177799 A JP 11177799A JP 2000301751 A JP2000301751 A JP 2000301751A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数枚の記録用紙に連続して印刷
を行っても、印刷を一時中断させることなくヘッド基板
に蓄熱される熱を、速やかに放熱させて連続印刷が可能
なサーマルプリンタを提供することを目的とするもので
ある。 【解決手段】 本発明のサーマルプリンタ1は、サーマ
ルヘッド8とヘッド取付台9との間に、ヘッド基板8a
の面方向に熱伝導率に異方性を有する放熱基板11と、
ヘッド基板の面方向と直交する方向に熱伝導率に異方性
を有する放熱基板21とを備えた放熱部材32を配設
し、サーマルヘッド8の発熱素子8bを発熱させて記録
用紙に印刷したときのヘッド基板8aに蓄熱される熱を
放熱部材32を介して放熱させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルプリンタに
係わり、特に、サーマルヘッドに蓄熱される熱を適切に
放熱することができるサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱転写プリンタ等のサーマルプ
リンタは、プラテンの前方に記録用紙を支持すると共
に、キャリッジに配設されたアルミ等から成るヘッド取
付台に、複数の発熱素子が形成されたヘッド基板を有す
るサーマルヘッドを接着剤等で取り付けている。これら
のサーマルヘッドとプラテンとの間に、ベースフィルム
に所望のインクを塗布したインクリボンと前記記録用紙
とを狭持し、サーマルヘッドをキャリッジと共にプラテ
ンに沿って移動させながら、前記インクリボンを繰り出
し、前記サーマルヘッドの発熱素子を選択的に発熱させ
ることにより、インクリボンのインクを部分的に用紙に
転写して、用紙上に所望の画像を印刷するようになって
いる。
【0003】このような熱転写プリンタは、用紙に印刷
を行う場合に、発熱素子の発熱がヘッド基板に蓄熱さ
れ、この蓄熱された熱がヘッド基板からヘッド取付台を
介して外部に放熱されるようになっている。このよう
に、ヘッド基板に蓄熱された熱が、ヘッド取付台を介し
て外部に放熱されることによってサーマルヘッドが所定
温度以上に上昇することなく、用紙に高品質の印刷を行
うことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来のサーマルプリンタは、複数枚の記録用紙に連続
して印刷を行うようなときは、印刷開始直後の画像の濃
度と、印刷終了直前の画像の濃度にムラが発生すること
があった。その理由は、複数枚の記録用紙に連続して印
刷する場合には、発熱素子の発熱がヘッド基板に蓄熱さ
れ、この熱が、ヘッド取付台を介しの外部への放熱が放
熱が間に合わず、ヘッド基板が所定の温度よりも上昇し
て、印刷終了直前の画像の濃度が印刷開始直後よりも濃
くなるためである。また、発熱素子の発熱が蓄熱され
て、ヘッド基板が所定の温度よりも上昇すると、本来の
記録領域ではない領域に対して誤ってインクリボンのイ
ンクを転写してしまい、印刷汚れを発生させるというよ
うなこともあった。
【0005】特に、最近のサーマルプリンタは、印刷画
像の高精細化が進んで、発熱素子のドット数が多くなる
と共にドット間ピッチも非常に狭くなっているので、並
列に配列された複数の発熱素子は、列方向の中央部付
近、例えば発熱素子のドット数が240ドットだと12
0ドット付近の蓄熱が大きくなって、発熱素子の中央部
付近と周辺部とで温度差が大きくなる。そして、この温
度差が、発熱素子の中央部付近と周辺部とで1%以上と
大きくなり、中央部付近の印刷濃度が周辺部よりも濃く
なることがあった。
【0006】前述のような複数枚の記録用紙に連続して
印刷する場合に、サーマルヘッドが高温になる対策とし
て、ヘッド基板の温度が所定値以上になると制御部から
の制御で、印刷を一時中断させて、サーマルヘッドを自
然冷却させて、サーマルヘッドの温度が所定値以下にな
ってから印刷を再開させるようにしていた。そのため
に、複数枚の用紙を連続して印刷を行うようなときは、
印刷途中にサーマルヘッドを冷却させるための待機時間
が必要になり、印刷速度が低下するという問題があっ
た。
【0007】本発明は、前述のような課題を解決して、
複数枚の記録用紙に連続して印刷を行っても、印刷を一
時中断させることなくヘッド基板に蓄熱される熱を、速
やかに放熱させて連続印刷が可能なサーマルプリンタを
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段として本発明のサーマルプリンタは、ヘッ
ド基板上に並列状に配列された複数の発熱素子を有する
サーマルヘッドと、このサーマルヘッドを取り付けたヘ
ッド取付台と、前記サーマルヘッドをプラテンに対して
接離させながら前記プラテンに沿って移動可能なキャリ
ッジトとを備え、前記サーマルヘッドと前記ヘッド取付
台との間に、少なくとも熱伝導率に異方性を有する放熱
基板を備えた放熱部材を配設し、前記サーマルヘッドの
前記発熱素子を発熱させて記録媒体に印刷したときの前
記ヘッド基板に蓄熱される熱を前記放熱部材を介して放
熱させるような構成とした。
【0009】また、前記課題を解決するための第2の手
段として、前記放熱基板は、前記ヘッド基板の面方向に
熱伝導率に異方性を有する構成とした。
【0010】また、前記課題を解決するための第3の手
段として、前記放熱基板は、前記ヘッド基板の面方向と
直交する方向に熱伝導率に異方性を有する構成とした。
【0011】また、前記課題を解決するための第4の手
段として、前記放熱部材は、前記ヘッド基板の面方向に
熱伝導率に異方性を有する前記放熱基板と、前記ヘッド
基板の面方向と直交する方向に熱伝導率に異方性を有す
る放熱基板とで構成するようにした、
【0012】また、前記課題を解決するための第5の手
段として、前記放熱部材は、前記ヘッド基板の面方向と
直交する方向に熱伝導率に異方性を有する前記放熱基板
と、この放熱基板の下面に取り付けた熱伝導率に等方性
を有する基板とで構成し、等方性を有する前記基板を前
記ヘッド取付台に取り付けるような構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図6に基づいて説明する。図1は本発明のサーマルプ
リンタの斜視図であり、図2〜図4は本発明に係わる第
1から第3の実施の形態を説明する斜視図であり、図
5、6は本発明の効果を説明する図である。
【0014】本発明のサーマルプリンタ1は、図1に示
すように、フレーム(図示せず)の所望の位置に平滑な
面から成る記録面2aを有する平板状のプラテン2が配
設され、このプラテン2の図示手前側には、ガイドシャ
フト3に支持され、プラテン2に沿って移動可能なキャ
リッジ4が配設されている。このキャリッジ4の中央部
には、相互に所定間隔を隔てて一対の回転可能な巻き取
りボビン4aと送り出しボビン4bとが、上方に突出す
るように配設されている。
【0015】また、キャリッジ4の上方には、適宜の間
隔を隔てて、図示しないフレームに支持された、上下方
向に開閉自在な略板状のキャノピ5が配設されている。
このキャノピ5は閉状態において、紙送り機構(図示せ
ず)の出口側の紙押さえとして機能するものであり、キ
ャリッジ4と対向するように配設されと共に、キャリッ
ジ4の移動領域とほぼ同一の長さとされている。
【0016】前記キャノピ5の下面側で、キャリッジ4
と対峙する所定位置には、リボンカセット6を保持する
複数のカセットホルダ(図示せず)が設けられており、
このカセットホルダにより、複数のリボンカセット6が
キャリッジ4の移動方向に一列状に配設されるようにな
っている。前記リボンカセット6は中央部には、相互に
所定間隔を隔てて一対の回転自在な巻き取りリール6a
と送り出しリール6bとが配設されている。
【0017】前記巻き取りリール6aは、リボンカセッ
ト4の巻き取りボビン4aに係合可能になっており、ま
た、送り出しリール6bはリボンカセット4の送り出し
ボビン4bに係合可能となっている。前記巻き取りリー
ル6aと供給リール6bとには、それぞれ所定の色のイ
ンクが塗布されたインクリボン7の端部が巻回され、こ
のインクリボン7が所定の方向に走行可能になってい
る。
【0018】前記キャリッジ4には、プラテン2側にダ
イキャスト用のアルミ等から成るヘッド取付台9が取り
付けられれ、このヘッド取付台9のプラテン側にサーマ
ルヘッド8が取り付けられている。このサーマルヘッド
8は、図2に示すように、ヘッド基板8aの一端縁寄り
に、ドット状で並列状に配列された複数の発熱素子8b
が形成されている。前記発熱素子8bは、一端部側が共
通電極(図示せず)に、他端部側がパターン状の個別電
極(図示せず)とにそれぞれ接続され、前記共通電極と
個別電極との端子部(図示せず)が、発熱素子8bと反
対側のヘッド基板8aの他端縁側に導出形成されてい
る。
【0019】、前記共通電極と個別電極のそれぞれの端
子部に、フレキシブル基板10の回路パターン(図示せ
ず)が溶着等により取り付けられるようになっている。
そして、サーマルヘッド8は、キャリッジ4に設けられ
たヘッド移動機構(図示せず)により、プラテン2に対
して接離させながら、キャリッジ4の移動によりプラテ
ン2に沿って移動可能となっている。
【0020】前記サーマルヘッド8は、ヘッド取付台9
を介してキャリッジ4に取り付けられ、フレキシブル基
板10を介して、図示しないサーマルプリンタ側の制御
部によって通電制御を行って、発熱素子8bを選択的に
発熱させて、インクリボン7のインクを用紙に転写して
所望の画像を印刷するようになっている。
【0021】このような構成の本発明のサーマルプリン
タは、サーマルヘッド8とヘッド取付台9との間に、少
なくとも熱伝導率に異方性を有する放熱基板を備えた放
熱部材が配設されている。そして、本発明の第1の実施
の形態のサーマルプリンタ1の放熱基板11は、例えば
熱伝導率が400W/m℃と良好な熱伝導性を有すると
共に、図2に示すように、ヘッド基板8aの面方向(矢
印X方向)に熱伝導率に異方性を有している。そのため
に、発熱素子を発熱させて複数枚の記録用紙に連続して
印刷しても、ヘッド基板8aに蓄熱される熱を速やかに
放熱基板11を介して、矢印X方向に速やかに放熱する
ことができる。
【0022】また、本発明の第2の実施の形態として、
図3に示すように放熱部材22の放熱基板21は、ヘッ
ド基板8aの面方向と直交する方向の矢印Y方向に異方
性を有するものでも良い。このような放熱基板21は、
ヘッド基板8aに蓄熱された熱を矢印Y方向に速やかに
伝達してヘッド取付台9に放熱することができる。
【0023】また、本発明の第3の実施の形態として、
放熱部材32は、例えば図4に示すように、サーマルヘ
ッド8の下に第2の実施の形態の矢印Y方向に異方性を
有する放熱基板21と、この放熱基板21の下に第1の
実施の形態の矢印X方向に異方性を有する放熱基板11
とで構成したものでも良い。このような放熱部材32
は、ヘッド基板8aに蓄熱される熱が、放熱基板21で
矢印Y方向に速やかに伝達され、この熱を放熱基板11
で矢印X方向に速やかに外部に放熱することができる。
【0024】前記第3の実施の形態では、放熱基板21
の下に放熱基板11を配設したもので説明したが、この
逆のサーマルヘッドの下に放熱基板11を配設し、この
放熱基板11の下に放熱基板21を配設したものでも良
い。
【0025】また、本発明の第4の実施の形態として、
図示を省略するが、放熱部材は、ヘッド基板8aの面方
向と直交する方向に熱伝導率に異方性を有する放熱基板
21と、この放熱基板21の下面に取り付けた熱伝導率
に等方性を有する基板(例えばシリコン基板)とで構成
し、この等方性を有する前記基板をヘッド取付台9に取
り付けるようにしたものでも良い。このような放熱部材
は、ヘッド基板8a蓄熱された熱が、放熱基板21を介
して速やかに熱伝導率に等方性を有する基板、例えばS
i基板(熱伝導率が約150W/m℃)に伝達され、こ
の基板でヘッド取付台側と外部とに速やかに放熱するこ
とができる。
【0026】前述のような本発明の放熱基板11、21
は、熱伝導率に矢印X方向、あるいは矢印Y方向に異方
性を有する、例えばALTHEA(エヌイーケムキャッ
ト社製商品名で熱伝導率が400W/m℃)を例示する
ことができる。ちなみに、ダイキャスト用のアルミ等か
ら成るヘッド取付台9の熱伝導率は96W/m℃であ
り、これよりも、放熱基板11、21の方が熱伝導率が
良好であり且つ異方性を有するので、ヘッド基板8aの
蓄熱を速やかに放熱させる効果がある。
【0027】本発明のサーマルプリンタの、サーマルヘ
ッド8の放熱効果を、図5に示す前述した第3の実施の
形態を用いたもので説明すると、まず、印刷中にヘッド
基板8aに蓄熱される熱の測定を、図5に示す発熱素子
8b近傍で、発熱素子8bの列方向の中央部と周辺部の
3ポイントA、B、C点において、例えば熱電対等によ
り測定してみた。その結果、図6のグラフに示すよう
に、一転鎖線で示す放熱基板を使用しない従来のサーマ
ルプリンタは、発熱素子8bの中央部のB点の温度がD
と高くなり、中央部のB点と周辺部のA、C点の温度差
がFと大きくなっていた。また、ヘッド基板内の温度分
布(バラツキ)が3%以上と大きかった。そのために、
印刷画像に濃度ムラが発生することがあった。
【0028】これに対し、本発明のサーマルプリンタ
は、放熱基板11、21を使用することにより、図6の
実線で示すように、中央部のB点の温度がEと、従来よ
り低く、このB点の温度と周辺部A、C点との温度差が
Gと従来の1/3以下にすることができる。また、ヘッ
ド基板8a内の温度分布が1%以下と小さく、濃度ムラ
のない画像を印刷することができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のサーマルプ
リンタは、サーマルヘッドとヘッド取付台との間に、少
なくとも熱伝導率に異方性を有する放熱基板を備えた放
熱部材を配設し、前記サーマルヘッドの前記発熱素子を
発熱させて記録媒体に印刷したときの前記ヘッド基板に
蓄熱される熱を前記放熱部材を介して放熱させるように
したので、ヘッド基板に蓄熱される熱を速やかに放熱す
ることができる。また、発熱素子の中央部と周辺部とで
温度差を小さくすることができる。そのために、複数枚
の記録用紙に連続して印刷を行っても、ヘッド基板の蓄
熱温度が所定値以上に上昇することを抑えることがで
き、印刷開始直後の画像濃度と、印刷終了直前の画像濃
度とに濃度ムラのない、高品質の画像を印刷することが
できるサーマルプリンタを提供できる。
【0030】また、前記放熱基板は、前記ヘッド基板の
面方向に熱伝導率に異方性を有するので、ヘッド基板に
蓄熱された熱を、ヘッド基板の面方向の外部に速やかに
放熱させることができ、発熱素子の中央部付近のヘッド
基板の温度上昇を抑えて、発熱素子の中央部付近の印刷
濃度と周辺部の印刷濃度との濃度ムラをなくすることが
できる。
【0031】また、前記放熱基板は、前記ヘッド基板の
面方向と直交する方向に熱伝導率に異方性を有するの
で、ヘッド基板に蓄熱される熱を、速やかに下部のヘッ
ド取付台に伝達して放熱することができる。
【0032】また、前記放熱部材は、前記ヘッド基板の
面方向に熱伝導率に異方性を有する前記放熱基板と、前
記ヘッド基板の面方向と直交する方向に熱伝導率に異方
性を有する放熱基板とで構成するようにしたので、更に
速やかにヘッド基板の蓄熱を外部、あるいはヘッド取付
台に伝達して放熱することができ、更に高品質の画像を
印刷することができるサーマルプリンタを提供できる。
また、複数枚の記録用紙に連続して印刷を行う場合に、
印刷途中で印刷を中断してサーマルヘッドを冷却させる
ようなことが不要になり、連続して印刷する場合の印刷
速度を速めることができる。
【0033】また、前記放熱部材は、前記ヘッド基板の
面方向と直交する方向に熱伝導率に異方性を有する前記
放熱基板と、この放熱基板の下面に取り付けた熱伝導率
に等方性を有する基板とで構成し、等方性を有する前記
基板を前記ヘッド取付台に取り付けるようにしたので、
等方性を有する基板をシリコン基板等の熱伝導性の良好
な材料を用いることで、ヘッド基板に蓄熱された熱を、
速やかに外部、あるいは下部のヘッド取付台に伝達して
放熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーマルプリンタの要部を示す斜
視図である。
【図2】本発明に係わる第1の実施の形態を説明する概
略斜視図である。
【図3】本発明に係わる第2の実施の形態を説明する概
略斜視図である。
【図4】本発明に係わる第3の実施の形態を説明する概
略斜視図である。
【図5】本発明の効果を説明するための概略斜視図であ
る。
【図6】本発明の効果を示すグラフである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】 】
  1. 【請求項1】 ヘッド基板上に並列状に配列された複数
    の発熱素子を有するサーマルヘッドと、このサーマルヘ
    ッドを取り付けたヘッド取付台と、前記サーマルヘッド
    をプラテンに対して接離させながら前記プラテンに沿っ
    て移動可能なキャリッジトとを備え、前記サーマルヘッ
    ドと前記ヘッド取付台との間に、少なくとも熱伝導率に
    異方性を有する放熱基板を備えた放熱部材を配設し、前
    記サーマルヘッドの前記発熱素子を発熱させて記録媒体
    に印刷したときの前記ヘッド基板に蓄熱される熱を前記
    放熱部材を介して放熱させるようにしたことを特徴とす
    るサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記放熱基板は、前記ヘッド基板の面方
    向に熱伝導率に異方性を有することを特徴とする請求項
    1記載のサーマルプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記放熱基板は、前記ヘッド基板の面方
    向と直交する方向に熱伝導率に異方性を有することを特
    徴とする請求項1記載のサーマルプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記放熱部材は、前記ヘッド基板の面方
    向に熱伝導率に異方性を有する前記放熱基板と、前記ヘ
    ッド基板の面方向と直交する方向に熱伝導率に異方性を
    有する放熱基板とで構成するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のサーマルプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記放熱部材は、前記ヘッド基板の面方
    向と直交する方向に熱伝導率に異方性を有する前記放熱
    基板と、この放熱基板の下面に取り付けた熱伝導率に等
    方性を有する基板とで構成し、等方性を有する前記基板
    を前記ヘッド取付台に取り付けるようにしたことを特徴
    とする請求項1記載のサーマルプリンタ。
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