JP2000301162A - フロアーワックス剥離廃液の処理剤およびその処理方法 - Google Patents

フロアーワックス剥離廃液の処理剤およびその処理方法

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JP2000301162A JP11106800A JP10680099A JP2000301162A JP 2000301162 A JP2000301162 A JP 2000301162A JP 11106800 A JP11106800 A JP 11106800A JP 10680099 A JP10680099 A JP 10680099A JP 2000301162 A JP2000301162 A JP 2000301162A
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floor wax
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stripping waste
inorganic salt
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Shoichiro Masuda
祥一郎 益田
Masaki Nakamura
正樹 中村
Satoshi Matsutani
聡 松谷
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Osaka City
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、フロアーワックス剥離廃液の簡便
でかつ安価な処理剤および処理方法を提供することを目
的とする。 【構成】 少なくとも1種の無機塩からなるフロアーワ
ックス剥離廃液処理剤およびそれを用いて処理方法を提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル等の清掃やメ
ンテナンス業務の遂行にともない発生する廃液のうち、
フロアーワックス剥離廃液の処理剤および処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ビルや商業施設あるいは工場などのフロ
アーは、定期的にワックス掛けを行い、清浄な床面を保
っているが、通常、ワックス掛けの前には前回のワック
ス面をその汚垢とともに剥離させ、きれいな床面を再生
させた後、あらたに新規なワックスをかけて仕上げるの
が普通である。この際、汚れが付着し光沢が無くなった
古いフロアーワックス部分は、専用の剥離剤(主に溶剤
を含有するアルカリ性の薬剤)を用いて剥離除去するの
が通例である。このようにして得られたフロアーワック
ス剥離廃液には、種々の汚垢成分とともにワックス成分
であるアクリルポリマー、さらにアルカノールアミンな
どのアルカリ溶剤や種々の界面活性剤、ならびにポリマ
ー樹脂の架橋のために配合される亜鉛化合物などを含有
している。通常、ビルの清掃を担当する業者は、これら
のフロアーワックス剥離廃液をそのまま下水に廃棄して
いるのが現状である。
【0003】環境問題を考えると、これらの有害な成分
を含有する廃液をそのまま下水に廃棄することは避けな
ければならない問題である。しかしながら、一般的に、
これらのビルの清掃にあずかる業者は、零細な中小企業
が多く、問題意識を持ちながらも下水に直接廃棄してい
るのが現状であり、フロアーワックス剥離廃液の簡便で
かつ安価な処理法が環境保全の立場から強く要求されて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フロアーワ
ックス剥離廃液の簡便でかつ安価な処理剤および処理方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
現状にかんがみ、鋭意研究した結果、ある特定の無機塩
化合物を、フロアーワックス剥離廃液に混合するだけ
で、溶解あるいは分散していた汚濁物質の多くがフロッ
ク状に遊離するのを発見し、更にこの廃液をろ紙や布切
れ等にて濾過するだけでフロック状の析出物は分離さ
れ、濾液が清浄化されるのを認め、上記目的を達成しう
ることを見いだした。本発明は、これらの知見に基づい
て完成されたものである。
【0006】即ち、本発明は、少なくとも1種の無機塩
からなるフロアーワックス剥離廃液処理剤を提供するも
のである。
【0007】詳しくは、無機塩が鉄塩、カルシウム塩及
びマグネシウム塩からなる群から選ばれるものである上
記フロアーワックス剥離廃液処理剤を提供する。
【0008】また、無機塩のアニオン成分が、塩化物、
酸化物、水酸化物、硫酸化物、炭酸塩および硝酸塩から
なる群から選ばれる上記いずれかのフロアーワックス剥
離廃液処理剤も提供する。
【0009】より具体的には、無機塩が、無水塩化カル
シウム、塩化カルシウム2水塩、塩化第二鉄の無水物、
塩化第二鉄六水塩、水酸化カルシウム、酸化カルシウ
ム、無水塩化マグネシウムおよび塩化マグネシウム六水
塩からなる群から選ばれるものである上記フロアーワッ
クス剥離廃液処理剤を提供するものである。
【0010】本発明は、また、フロアーワックス剥離廃
液に、上記いずれかに記載のフロアーワックス剥離廃液
処理剤を添加することによって、廃液中の汚濁物質を析
出させることを特徴とするフロアーワックス剥離廃液の
処理方法も提供する。
【0011】更に、本発明は、上記のフロアーワックス
剥離廃液の処理方法にて得られた処理液を、更に、濾過
することにより汚濁物質を除去するフロアーワックス剥
離廃液の処理方法も提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき更に詳細に説
明する。
【0013】フロアーワックス処理とは、通常、アクリ
ル系樹脂のフロアーワックスを、5〜20mL/m2
割合でフロアーに塗布し、これを1回〜5回重ねて塗布
するものである。また、該フロアーワックスの剥離と
は、新しいワックス掛けの前に前回のワックス面をその
汚垢とともに剥離させ、きれいな床面を再生させること
をいい、通常アルカリ溶剤である剥離剤を100〜20
0mL/m2の割合でフロアーに塗布し、ワックスを剥
離するものである。フロアーワックス剥離廃液は、この
結果得られる廃液であって、種々の汚垢とともにフロア
ーワックスの成分や剥離剤の成分などを含んでおり、通
常、乳濁状の廃液として得られるものである。
【0014】本願発明の処理剤は、通常使用されるいず
れのフロアーワックスや剥離剤を含むフロアーワックス
剥離廃液に対しても使用できる。
【0015】例えば、市販されているフロアーワックス
としては、例えば、コンドル高速バフ用樹脂ワックス、
コンドル樹脂ワックス(いずれも山崎産業株式会社
製)、NEW EPOX、スプリントプロ(いずれもジョンソン
株式会社製)、ユシロンコートコスモ、ユシロンコート
テラ(ユシロ化学工業株式会社製)、パーモスターPR
O-EX、パーモノンヒール EX(いずれも株式会社リンレ
イ製)、パワーコート、クレスト(いずれもコニシ株式
会社製)、スーパーコアコンク50、アペックスディア
(いずれもペンギンワックス株式会社製)等が挙げられ
る。
【0016】また、市販されている剥離剤としては、コ
ンドルリムーバー(山崎産業株式会社製)、SUPER ALL
GO、POWER GO(いずれもジョンソン株式会社製)、ユシ
ロンピック ピアニィ、ユシロンピック モアー(いず
れもユシロ化学工業株式会社製)、テイクバック、スー
パーストロング(いずれも株式会社リンレイ製)、ハク
リスタ PRO-10、スーパーリンスノン(コニシ株式会社
製)、スカッシュ、ハイスーパー(ペンギンワックス株
式会社製)等が挙げられる。
【0017】本発明における無機塩としては、特に限定
されないが、例えば、鉄塩、カルシウム塩、マグネシウ
ム塩が挙げられる。この中でもカルシウム塩が特に好ま
しい。
【0018】また、無機塩のアニオン成分としては、塩
化物、酸化物、水酸化物、硫酸化物、炭酸塩、硝酸塩が
挙げられる。この中でも塩化物が特に好ましい。
【0019】無機塩の具体例としては、塩化カルシウ
ム、塩化第二鉄、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウ
ム、硫酸第一鉄、硫酸カルシウム、水酸化カルシウム、
酸化カルシウムなどが挙げられる。
【0020】更に、本発明の無機塩としては、無水物で
あっても結晶水を含有する水和物であってもよく、ま
た、単独の使用に限らず、これらの無機塩の混合物であ
っても良い。水和物としては、例えば、塩化カルシウム
2水塩、塩化第二鉄六水塩、塩化マグネシウム六水塩、
硫酸マグネシウム7水塩、硫酸第一鉄7水塩等が挙げら
れる。
【0021】これらの無機塩の中では、無水塩化カルシ
ウム、塩化カルシウム2水塩、塩化第二鉄無水物、塩化
第二鉄六水塩、塩化マグネシウム六水塩、無水塩化マグ
ネシウム、水酸化カルシウム、酸化カルシウムが好まし
く、特に、無水塩化カルシウム、塩化カルシウム2水塩
が好ましい。
【0022】また、これらの無機塩は、単独或いは2種
以上の無機塩混合物を用いても良い。
【0023】次に、フロアーワックス剥離廃液の処理方
法について具体的に開示する。
【0024】該処理方法は、上記無機塩からなるフロア
ーワックス剥離廃液処理剤を、フロアーワックス剥離廃
液に添加することによって、廃液中の汚濁物質を析出さ
せるものである。
【0025】添加量としては、該廃液中の汚濁物質(例
えば、ワックスの濃度や剥離剤の濃度)の濃度や、添加
後の撹拌時間にもよるが、汚濁物質がフロックとして析
出する量であれば特に限定されない。例えば、廃液中の
無機塩の濃度が、0.05重量%〜10重量%程度、好ましく
は、0.2重量%〜5重量%程度となるように添加する。
【0026】上記無機塩を添加することによってフロッ
クは析出するが、好ましくは次に該混合物を撹拌させる
ことによってフロックを析出させる。撹拌方法として
は、特に限定されることはなく、フロックが析出するよ
うな方法であればよい。例えば、撹拌棒にて混合物を撹
拌することができる。また、密閉容器中で振とうするこ
とによる撹拌でもよい。撹拌時間も、フロックが析出す
るような時間であれば、特に限定されないが、1分〜1
時間、好ましくは、5分〜30分撹拌する。
【0027】撹拌の後は、フロックの析出を助長するた
めに、静置時間を持つ方が好ましい。静置時間として
は、特に限定されないが、10分〜2時間、好ましく
は、20分〜1時間静置するとよい。
【0028】該撹拌及び静置によって、廃液中に分散あ
るいは溶解していた成分がフロック状に遊離し、さらに
乳濁状の液は透明化してくる。汚濁物質を含有する該フ
ロックは、浮遊析出したり、また沈殿物として得られ
る。
【0029】更に、本発明の無機塩の添加により析出し
たフロック状の汚濁物質を混合液から除去することによ
って、有害な成分の大半が除去された液を得ることがで
き、該液を環境を汚染することなく下水に廃棄すること
ができる。
【0030】フロック状の汚濁物質の除去方法として
は、例えば、単に濾過を行うだけで除去でき、透明な液
が得られる。濾過方法としても特に限定されることな
く、フロックが通過しない程度の網目を有する濾過剤を
用いた濾過器によって行うことができる。また、金属製
の網目状ロートや篩を用いることもできる。上記濾過剤
としては、布、紙、不織布、ポリマー繊維、微細なメッ
シュを有する網目状の濾過剤、おがくずや砂などの微細
な濾過剤、さらにはスポンジ状の濾過剤などを用いるこ
とができる。濾過器としては、ロート状の濾過器に綿を
詰めただけの濾過器、綿布を2〜3枚敷いただけの濾過
器、ティッシュペーパーを数枚重ねた濾過器、不織布を
敷いた濾過器などいずれも効果的に濾過が可能である。
また、雑巾や使い古しのタオルなども濾過剤として有効
である。
【0031】生成するフロックは廃液濃度が濃い場合は
沈殿として生成し、廃液濃度が薄い場合は浮遊したり、
液の上部に遊離してくる。また、用いる無機塩の種類に
も影響されるが、浮上するフロックも沈降するフロック
も同様に濾過が可能で濾液も透明な物が得られる。
【0032】また、フロックが沈殿した後は、上澄み液
をデカンテーションによって、有害な成分の大半が除去
された液を得ることができ、該液を環境を汚染すること
なく下水に廃棄することもできる。
【0033】上記各工程における温度も特に限定される
ことなく、例えば、室温で行うことができる。
【0034】このように、塩化鉄、塩化カルシウム、塩
化マグネシウム、水酸化カルシウム或いは酸化カルシウ
ムなどの安価で環境に安全な無機物をフロアーワックス
剥離廃液に添加し、例えば、室温で数分混合するだけ
で、これまで環境に排出されていたフロアーワックス成
分を簡単に除去でき、透明な廃液を下水に廃棄できるた
め、本発明は環境保全の立場から多いに価値のある技術
である。
【0035】なお、近年、フロアーワックスには光沢と
床面の強度向上のため、亜鉛架橋型のポリマーが配合さ
れているケースが大半であり、これら亜鉛架橋されたフ
ロアーの剥離廃液には多量の亜鉛を含有することとな
り、廃液を直接下水に廃棄する従来の処理法では、排水
中の亜鉛濃度の上昇を来し環境保護の面から多いに問題
視されている。この面においても、本発明による処理方
法により、乳濁状のフロアーワックス剥離廃液が透明化
され有機物濃度が低下するのみならず、汚濁成分がフロ
ック状に遊離する際に亜鉛化合物もこれらのフロック状
遊離物に吸着除去され、初期の亜鉛濃度に比べて濾液中
の亜鉛濃度は大きく低下することを見いだした。この亜
鉛濃度の減少面からも、環境保護に多いに貢献しうる技
術である。
【0036】
【発明の効果】本発明の方法は、カルシウムやマグネシ
ウムあるいは鉄塩などの環境に排出されてもなんら毒性
を示さない無機塩類を添加するだけで、フロアーワック
ス剥離廃液中の有機物や毒性のある亜鉛などを効果的に
除去できる安価で簡便な方法である。
【0037】本発明の処理剤と処理方法を利用するだけ
で、環境へ排出される汚垢物の負荷を大きく削減でき
る。しかも、濾過工程はタオルや廃棄する布地など身の
回りの布を使用できるなど非常に安価で手軽な処方で清
浄な排水を廃棄できる。
【0038】濾過された汚垢成分のフロックは濾過剤で
ある布や綿、あるいはろ紙などとともに廃棄すればよ
く、環境保全に非常に役立つ技術である。
【0039】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を示し、本発明の
特徴とするところをより一層明確にする。
【0040】剥離廃液調製法 ジョンソン株式会社のアクリル系樹脂ワックス(商品
名:NEW EPOX、不揮発分22%)を標準使用量(1回あ
たり15mL/m2)にて塩化ビニルのフロアーに3回
塗布して試験用フロアーを作成した。十分乾燥後、ジョ
ンソン株式会社のフロアーワックス剥離液(商品名:SU
PER ALL GO)の6倍希釈液(標準使用条件)を用いて2
00mL/m2の割合で、フロアーワックスを剥離さ
せ、剥離廃液を採取した。
【0041】比較例1 上記方法によって得られた剥離廃液を、何ら処理をせ
ず、綿布(綿金巾3号白布)の3枚重ねからなる濾過器
によって濾過した。
【0042】調製した剥離廃液および上記濾過後の濾液
中の乾燥残分、外観および亜鉛濃度を分析した。以下に
その結果を示す。ただし、乾燥残分は105℃、4時間
乾燥した後の値であり、亜鉛濃度の測定は吉富ファイン
ケミカル株式会社製の簡易水質検査器(ヨシテスト/公
害予防対策用)である亜鉛検知管YO78を用い、試料
溶液を1000倍に薄めた水溶液について測定した。
【0043】
【表1】
【0044】この結果から綿布3枚重ねにて濾過して
も、剥離廃液中の汚濁状態は変わらないことが判明し
た。
【0045】実施例1 上記剥離廃液100mLに無水塩化カルシウムを0.5
g投入し、室温下で約10分程度撹拌を行った後、遊離
してきたフロックを綿布(綿金巾3号白布)の3枚重ね
からなる濾過器を通して濾過した。この濾液について比
較例1と同様に分析した。但し、試料溶液を100倍に
薄めて亜鉛濃度を測定した。分析結果を表2に示す。
【0046】実施例2 上記剥離廃液100mLに無水塩化カルシウムを1.0
g投入し、室温下、液の透明化により判断して約3分程
度撹拌を行った。その後、遊離してくるフロックを綿布
(綿金巾3号白布)の3枚重ねからなる濾過器を通して
濾過した。この濾液について実施例1と同様な分析を行
った。分析結果を表2に示す。
【0047】実施例3 上記剥離廃液100mLに無水塩化カルシウムを2.0
g投入し、室温下にて撹拌を行った。その結果、1分程
度で液の透明化とフロックの生成が見られた。遊離した
フロックを綿布(綿金巾3号白布)の3枚重ねからなる
濾過器を通して濾過し、得られた濾液について実施例1
と同様に分析を行った。分析結果を表2に示す。
【0048】実施例4 上記剥離廃液100mLに無水塩化第二鉄を1.0g投
入した後、室温下で約10分程度撹拌を行った。遊離し
てくるフロックを綿布(綿金巾3号白布)の3枚重ねか
らなる濾過器を通して濾過した。この濾液について実施
例1と同様に分析を行った。結果を表2に示す。
【0049】実施例5 上記剥離廃液100mLに水酸化カルシウムを1.0g
投入し、室温下にて約10分程度撹拌を行った。遊離し
てくるフロックを綿布(綿金巾3号白布)の3枚重ねか
らなる濾過器を通して濾過した。この濾液について実施
例1と同様に分析を行った。結果を表2に示す。
【0050】
【表2】
【0051】*褐色は添加した第二鉄イオンの色であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 正樹 大阪府高槻市高見台13−5 (72)発明者 松谷 聡 大阪府大阪市浪速区下寺3丁目18番7号 山崎産業株式会社内 Fターム(参考) 4D062 BA03 BA11 BA19 BB05 CA20 DA13 DA15 DA16 DA17 DA19 DA22 DA23 DA24 DC02 EA02 EA06 EA35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の無機塩からなるフロア
    ーワックス剥離廃液処理剤。
  2. 【請求項2】 無機塩が鉄塩、カルシウム塩及びマグネ
    シウム塩からなる群から選ばれるものである請求項1に
    記載のフロアーワックス剥離廃液処理剤。
  3. 【請求項3】 無機塩のアニオン成分が、塩化物、酸化
    物、水酸化物、硫酸化物、炭酸塩および硝酸塩からなる
    群から選ばれる請求項1又は2に記載のフロアーワック
    ス剥離廃液処理剤。
  4. 【請求項4】 無機塩が、無水塩化カルシウム、塩化カ
    ルシウム2水塩、塩化第二鉄の無水物、塩化第二鉄六水
    塩、水酸化カルシウム、酸化カルシウム、無水塩化マグ
    ネシウムおよび塩化マグネシウム六水塩からなる群から
    選ばれるものである請求項1〜3のいずれかに記載のフ
    ロアーワックス剥離廃液処理剤。
  5. 【請求項5】 フロアーワックス剥離廃液に、請求項1
    〜4のいずれかに記載のフロアーワックス剥離廃液処理
    剤を添加することによって、廃液中の汚濁物質を析出さ
    せることを特徴とするフロアーワックス剥離廃液の処理
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のフロアーワックス剥離
    廃液の処理方法にて得られた処理液を、更に、濾過する
    ことにより汚濁物質を除去するフロアーワックス剥離廃
    液の処理方法。
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