JP2000300236A - 多色棒状ペットフードの製造方法及び装置 - Google Patents

多色棒状ペットフードの製造方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ユーザーが棒状ペットフードに含まれる主原料
又は栄養成分の内容を一瞥して容易に知ることができ、
肉、野菜、及び乳製品などのペットに必要な複数の栄養
成分を共に含んでおり、しかも、そのことをユーザーが
一瞥して容易に視認することができる、棒状ペットフー
ドを提供する。 【構成】互いに色及び栄養成分が異なる3つ以上の材料
をそれぞれ所定の圧力をかけながら供給する工程と、3
つ以上の密閉容器に、前記の供給された3つ以上の材料
をそれぞれ導入する工程と、これらの各密閉容器からの
材料を、長手方向に沿う3つ以上の棒状区画に分けられ
ている成形パイプの各棒状区画に注入して、それぞれ、
所定の断面形状を有する細長い棒状に成形する工程と、
前記の3つ以上の棒状区画からそれぞれ押し出された各
棒状材料を互いに結着して全体を棒状に成形する工程
と、から成ることを特徴とする多色棒状ペットフードの
製造方法及び装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに色及び栄養成分
が異なる3つ以上の材料が長手方向に沿って結着される
ことにより、互いに色の違い(栄養成分の違い)が識別
できるように構成された多色棒状ペットフードの製造方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、犬などのペットの食用とする
ための棒状ペットフードが一般に販売されている。この
棒状ペットフードは、例えば、主原料の肉を挽肉状に
し、これに調味料などを混合、混練して、加熱成形され
ている。また、このような棒状ペットフードには、肉を
主原料とするもの、野菜を主原料とするもの、チーズや
ミルクなどの乳製品を主原料とするもの、などように、
主原料(したがって主な栄養成分)を異にする複数種類
の棒状ペットフードが販売されている。ユーザーは、適
宜、自分のペットには今どのような栄養が必要かを考え
て、その必要な栄養となる主原料(肉、野菜、乳製品な
どのいずれか)をより多く含む棒状ペットフードを選択
して、それをペットに与えるようにしている。実際に
は、一般に、材料の色はその栄養成分と関連しているの
で、ユーザーは、棒状ペットフードの色を観察すること
により、それがどのような栄養成分を多く含むものであ
るか(すなわち、肉、野菜、乳製品等のどれを主原料と
するものであるか)を知ることができる。例えば、肉を
主原料とする棒状ペットフードは赤色、野菜を主原料と
する棒状ペットフードは緑色、乳製品を主原料とする棒
状ペットフードは乳白色となっている。そこで、ユーザ
ーは、棒状ペットフードの色を手掛かりにして、自分の
ペットに必要な栄養素を含む棒状ペットフードを選択す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来の棒
状ペットフードでは、ペットフード毎に、主原料を何に
しているか(主原料が肉、野菜、乳製品などのいずれ
か)がそれぞれ異なっているので、ユーザーは、そのと
きどきのペットの健康状態に応じて、必要な栄養成分を
多く含むペットフードはどれかをいちいち選択しなけれ
ばならず面倒であるという問題があった。また、従来の
棒状ペットフードでは、主原料(主な栄養成分)が一つ
しかないため、ユーザーが複数の主原料(複数の栄養成
分)をペットに与えようとするときは、複数種類の棒状
ペットフードを購入しなければならないという面倒があ
った。また、従来の棒状ペットフードにおいては、ほと
んどが肉を主原料とするものであり、その結果、ほとん
どが赤色(肉の色)の系統のものであるが、この赤色系
統の棒状ペットフードの中に、野菜や乳製品などの肉以
外の栄養素がどれぐらい入っているのかをユーザーが一
瞥して容易に知ることができないという問題があった。
【0004】本発明はこのような従来技術の問題点に着
目してなされたものであって、ユーザーが棒状ペットフ
ードに含まれる主原料又は栄養成分の内容を一瞥して容
易に知ることができ、肉、野菜、及び乳製品などのペッ
トに必要な複数の栄養成分を共に含んでおり、しかも、
そのことをユーザーが一瞥して容易に視認することがで
きる、棒状ペットフードを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するための本発明による棒状ペットフードの製造方法
は、互いに色及び栄養成分が異なる3つ以上の材料をそ
れぞれ所定の圧力をかけながら供給する工程と、3つ以
上の密閉容器に、前記の供給された3つ以上の材料をそ
れぞれ導入する工程と、これらの各密閉容器からの材料
を、長手方向に沿う3つ以上の棒状区画に分けられてい
る成形パイプの各棒状区画に注入して、それぞれ、所定
の断面形状を有する細長い棒状に成形する工程と、前記
の3つ以上の棒状区画からそれぞれ押し出された各棒状
材料を互いに結着して全体を棒状に成形する工程と、か
ら成ることを特徴とするものである。
【0006】また、本発明による多色ペットフードの製
造方法においては、前記結着工程は、前記の各棒状材料
を捻りながら結着させて、全体として棒状に成形するも
のであるのがよい。
【0007】また、本発明による多色棒状ペットフード
の製造装置は、互いに色及び栄養成分が異なる3つ以上
の材料をそれぞれ所定の圧力をかけながら供給するため
の3つ以上の供給パイプと、後述の成形パイプの長手方
向に沿って並べられており、前記3つ以上の供給パイプ
からの材料をそれぞれ受け入れるための3つ以上の密閉
容器と、パイプの略中心から放射状に延びる薄板がパイ
プの長手方向に帯状に延びるように形成されて成る仕切
り部により、前記3つ以上の密閉容器にそれぞれ対応す
る3つ以上の棒状区画が形成されている成形パイプであ
って、この成形パイプの各棒状区画の前記各密閉容器に
対応する部分には、それぞれ、前記各密閉容器からの材
料を注入するための注入穴が形成されている成形パイプ
と、この成形パイプに接続されており、前記の3つ以上
の棒状区画からそれぞれ押し出された各棒状材料を互い
に結着させて全体を棒状に成形するための結着部と、を
備えたことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明による多色ペットフードの製
造装置においては、前記結着部は、前記の各棒状材料を
捻りながら結着させて、全体として棒状に成形するもの
であるのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態による3色棒
状ペットフードの製造方法を、図1のフローチャートを
参照して説明する。まず、原料の鮮度、異物混入の有無
等を検査する(ステップS1)。次に、フローズンミー
トチョッパーを使用して、前記の検査された肉類(牛
肉、鶏肉)を例えば4.5m/mのプレートで挽肉にす
る(ステップS2)。次に、バキュームカッターを使用
して、前記の挽肉にされた肉原料、植物性蛋白、調味料
を全体が均一になるように、且つ、弾力が出るように、
混合する(ステップS3)。なお、前記のステップS3
の調味混合工程では、本実施形態では、肉を主原料とし
赤色となるもの、野菜を主原料とし緑色となるもの、及
び乳製品を主原料とし乳白色になるもの、の3種類の材
料が製造されるが、その詳細は後述する。次に、前記の
混合された挽肉及び調味料等を製造ラインに入れて、3
色材料成形機を使用して、成形ノズルより練肉を押し出
す。このとき、前記3色材料成形機により、それぞれ互
いに異なる色を有する3種類の棒状材料が長手方向に沿
って押し出され、それらが互いに結着されて全体が棒状
に成形される。なお、前記の3色材料成形機の詳細につ
いては、後述する。
【0010】次に、前記の押し出されて結着され、全体
が棒状に成形された練肉(3色)を、熱処理ラインへ移
動させる(ステップS4)。次に、前記の練肉を、製造
ラインにおいて、約90℃〜95℃の熱風で約30分間
加熱し、規定の長さに切断する(ステップS5)。次
に、減圧乾燥機を使用して、前記の切断した練肉を、約
50℃〜55℃の熱風で約3.0〜3.5時間、指定の
水分値(約28%以下)となるまで乾燥させる(ステッ
プS6)。次に、この乾燥させた練肉を一晩冷却する
(ステップS7)。次に、前記の冷却した練肉につい
て、その色と形状を選別した後、金属探知器を使用して
異物(金属)の混入の有無等を検査する(ステップS
8)。次に、前記の検査した練肉(前記ステップS5で
切断されたもの)をコンピュータスケールにより計量し
た後、自動包装ラインにより、指定の内容量で包装する
(ステップS9)。次に、ウェートチェッカーを使用し
て、内容量の検査を行う(ステップS10)。次に、エ
ージレス探知器を使用して、包装の中へのエージレス投
入漏れがないかをチェックし(ステップS11)、梱包
機で指定の入数で箱詰めする(ステップS12)。以上
により、本実施形態の3色棒状ペットフードが製造され
る。
【0011】本実施形態によれば、図2(a)に示すよ
うな、互いに色及び栄養成分が異なる3種類の棒状材料
10a,10b,10cが長手方向にそれぞれ直線状に
延びており、それらが互いに結着されることにより、全
体が一つの丸い棒状に成形された直線型の3色丸棒状ペ
ットフード10が製造される。また、前記ステップS4
において、3色(3種類)の棒状材料をそれぞれ押し出
すときに、捻りを加えながら互いを結着するようにすれ
ば、図2(b)に示すような、互いに色及び栄養成分が
異なる3種類の棒状材料10a,10b,10cが長手
方向にそれぞれ捻られながら延びており、しかも、それ
らが互いに結着して、全体が一つの丸い棒状に成形され
ているツイスト型の3色丸棒状ペットフード10’が製
造されるようになる。
【0012】次に、前記のステップS4の成形工程で使
用する互いに色及び栄養成分が異なる3種類の材料の配
合例を説明する。まず、肉類を主原料とする赤色のペッ
トフード材料の配合例は、次のとおりである。
【0013】次に、野菜を主原料とする緑色のペットフ
ード材料の配合例は、次のとおりである。
【0014】次に、チーズなどの乳製品を主原料とする
乳白色のペットフード材料の配合例は、次のとおりであ
る。
【0015】次に、このような3種類(3色)のペット
フード材料を使用して、赤色、緑色、及び乳白色の計3
色の棒状材料を相互に結着し、それらの全体を丸棒状に
成形するための方法及び装置を、図3を参照して説明す
る。図3は本実施形態に含まれる3色材料成形機を示す
部分断面図、図4は図3の成形パイプを示す斜視図、図
5は図3のE−E線断面図である。
【0016】図3において、1,2,3は、それぞれ、
前記の肉類を主原料とする赤色のペットフード材料A,
野菜を主原料とする緑色のペットフード材料B,乳製品
を主原料とする乳白色のペットフード材料Cを、図示し
ないポンプ等により所定の圧力をかけながら供給するた
めの供給パイプである。これらの各供給パイプ1,2,
3からの各材料A,B,Cはそれぞれ、各密閉容器4,
5,6内に所定の圧力をかけながら導入される。各密閉
容器4,5,6は、図3に示すように、後述の成形パイ
プ7の長手方向と平行にこの長手方向に沿って並べられ
ている。なお、図3の例では、各密閉容器4,5,6は
互いの側壁を共有するように構成されているが、本発明
はこれに限られるものではなく、例えば、互いの側壁が
別個独立のものであってもよい。
【0017】また、図3に示すように、前記各密閉容器
4,5,6の内部には、一つの成形パイプ7が挿通され
ている。この成形パイプ7の内部には、図4及び図5に
示すような仕切り部8が備えられている。この仕切り部
8は、成形パイプ7の長手方向に延びる3つの細長い帯
状の薄板を、成形パイプ7のほぼ中央から放射状に延び
るように備えることにより、構成されている。この仕切
り部8により、成形パイプ7は、断面が略扇形状となっ
ており且つパイプの長手方向に細長く延びている3つの
棒状区画7a,7b,7cに分けられるようになってい
る。そして、これらの3つの棒状区画7a,7b,7c
は、それぞれ、前記材料Aが注入される区画、前記材料
Bが注入される区画、及び前記材料Cが注入される区画
となっている。
【0018】また、図3、図4及び図5に示すように、
成形パイプ7の外周壁面には、前記各棒状区画7a,7
b,7cの前記各密閉容器4,5,6に対向する部分
に、それぞれ注入穴11,12,13が形成されてい
る。これらの各注入穴11,12,13は、それぞれ、
前記の各供給パイプ1,2,3から各密閉容器4,5,
6に導入された各材料A,B,Cを、前記成形パイプ7
内の各棒状区画7a,7b,7cに注入するためのもの
である。
【0019】また、図3において、14は前記成形パイ
プ7に接続された結着部である。この結着部14は、前
記成形パイプ7の各棒状区画7a,7b,7cからそれ
ぞれ押し出されてくる断面が略扇状の各棒状材料(3
色)を互いに結着するためのものである。この結着部1
4には、前記成形パイプ7におけるような仕切り部は備
えられていない。前記成形パイプ7の各棒状区画7a,
7b,7cからの棒状材料は、この結着部14に送られ
て、この結着部14によりその外周部から内側方向に向
かって押さえつけられることにより、互いに結着する。
この結着に際しては、本実施形態では、特に接着剤など
を必要とせず、前記材料A,B,Cの中に含まれる練肉
などの成分により、自然に行われる(前記各棒状材料の
主原料が互いに同種のものであるときは、互いに自然に
結着する)。以上により、図2(a)に示すような、前
記各棒状材料10a,10b,10cが結着されて成る
直線型の丸棒状ペットフードが成形される。
【0020】また、図3において、前記結着部14は、
図示しないモータによりゆっくり回動することもできる
ように構成されている。モータにより前記結着部14を
ゆっくりと回動させるときは、前記成形パイプ7の各棒
状区画7a,7b,7cからそれぞれ送られてくる3色
の棒状材料10a,10b,10cを、捻りながら結着
させることができる。これにより、図2(b)に示すよ
うな、前記各棒状材料10a,10b,10cが捻られ
ながら結着されて成るツイスト型の丸棒状ペットフード
が製造できるようになる。
【0021】次に、図3の3色材料成形機の具体的な動
作を説明する。まず、前記の各材料A,B,Cは、各供
給パイプ1,2,3から、所定の圧力をかけられながら
前記各密閉容器4,5,6に導入される。この各密閉容
器4,5,6に導入された各材料A,B,Cは、前記圧
力により、前記注入穴11,12,13を介して、成形
パイプ7の各棒状区画7a,7b,7c内にそれぞれ注
入される。これらの各棒状区画7a,7b,7cに注入
された各材料A,B,Cは、それぞれ、各棒状区画7
a,7b,7cの中で、断面が略扇状の細長い棒状材料
10a,10b,10c(図2参照)に成形される。
【0022】そして、これらの断面が略扇状の各棒状材
料10a,10b,10cは、成形パイプ7から結着部
14の方に押し出される。このとき、前記各棒状材料1
0a,10b,10cは、結着部14において外周方向
から内側方向へ押し付けられることにより、互いに結着
して、全体の断面が略丸形状の棒状ペットフード(図2
(a)に示すような直線型の3色丸棒状ペットフード)
が成形される。なお、このとき、さらに、前記結着部1
4をモータでゆっくりと回動させるようにすれば、前記
の成形パイプ7から押し出された各棒状材料10a,1
0b,10cは、捻られながら結着することになるの
で、図2(b)に示すようなツイスト型の3色丸棒状ペ
ットフードが成形される。
【0023】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明はこれに限られるものではなく、様々な変
更が可能である。例えば、本実施形態では、3種類(3
色)の材料A,B,Cを使用して3色の棒状材料10
a,10b,10cが互いに結着された棒状ペットフー
ドを形成するようにしているが、本発明はこれに限られ
るものではなく、4種類以上(4色以上)の材料を使用
して4色以上の棒状材料が互いに結着された棒状ペット
フードを形成するようにしてもよい。また、本実施形態
では、3色の断面が略扇状の棒状材料を互いに結着して
全体の断面が略丸形状の棒状ペットフードを形成するよ
うにしているが、本発明はこれに限られるものではな
く、3つ以上の棒状材料を互いに結着することにより、
全体の断面が略四角形状や略三角形状などの様々な形状
の棒状ペットフードを製造することが可能である。ま
た、本実施形態では、前記の3つの棒状材料10a,1
0b,10cをその中に含まれる練肉の性質により互い
に結着するようにしているが、本発明はこれに限られる
ものではなく、例えば接着剤を使用して前記3つ以上の
棒状材料を互いに結着するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、互いに色及び栄養成分が異なる3種類(3色)以上
の材料を棒状に形成し、これらの棒状材料を互いに結着
することにより、棒状ペットフードを成形するようにし
ているので、ユーザーは、この棒状ペットフードを一瞥
するだけで、ペットに必要な複数の栄養成分を有してい
るかどうかを理解することができるようになる。また、
本発明では、肉類、野菜、及び乳製品などの互いに栄養
成分の異なる3種類以上の棒状材料を結着して一つの棒
状ペットフードを製造しているので、ユーザーは、本発
明によるただ一つの棒状ペットフードをペットに与える
だけで、ペットに必要な複数種類の栄養成分を同時に摂
取させることができ、しかも、そのことをペットフード
の外観の色を一瞥するだけで容易に視認することができ
る。また、特に本発明では、前記成形パイプの内部を3
つ以上の棒状区画に仕切り、これらの各棒状区画に色及
び栄養成分が異なる材料を注入して棒状材料を形成し、
これらの棒状材料を互いに結着することにより全体が棒
状の多色棒状ペットフードを製造するようにしているの
で、全体の断面が多色になっている棒状ペットフードの
製造が正確に且つ効率的に行われるようになる。
【0025】また、本発明において、さらに、前記の各
棒状材料を互いに結着するときに、それらを捻りながら
結着するようにすれば、各棒状材料が捻られながら結着
されたツイスト型の面白いデザインの棒状ペットフード
が得られるので、ユーザーにとって大変に興趣深く購入
動機を喚起させられるような棒状ペットフードが製造で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による棒状ペットフードの
製造方法を説明するためのフローチャートである。
【図2】本実施形態により製造される棒状ペットフード
を示す図で、(a)は直線型の棒状ペットフード、
(b)はツイスト型の棒状ペットフードである。
【図3】本実施形態に使用する3色材料成形機を示す部
分断面図である。
【図4】図3の成形パイプを示す部分斜視図である。
【図5】図3のE−E線断面図である。
【符号の説明】
1,2,3 供給パイプ 4,5,6 密閉容器 7 成形パイプ 7a,7b,7c 棒状区画 8 仕切り部 10,10’ 棒状ペットフード 11,12,13 注入穴 14 結着部 A,B,C 材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B005 AA05 2B150 AA06 AB20 AE06 AE29 BA04 BA05 4B048 PE05 PL02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに色及び栄養成分が異なる3つ以上
    の材料をそれぞれ所定の圧力をかけながら供給する工程
    と、 3つ以上の密閉容器に、前記の供給された3つ以上の材
    料をそれぞれ導入する工程と、 前記の各密閉容器からの材料を、長手方向に沿う3つ以
    上の棒状区画に分けられている成形パイプの各棒状区画
    に注入することにより、それぞれ、所定の断面形状を有
    する細長い棒状に成形する工程と、 前記の3つ以上の棒状区画からそれぞれ押し出された各
    棒状材料を互いに結着して、それらを全体として棒状に
    成形する工程と、 から成ることを特徴とする多色ペットフードの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記結着工程は、前
    記の各棒状材料を捻りながら結着させて、それらを全体
    として棒状に成形するものである、ことを特徴とする多
    色棒状ペットフードの製造方法。
  3. 【請求項3】 互いに色及び栄養成分が異なる3つ以上
    の材料をそれぞれ所定の圧力をかけながら供給するため
    の3つ以上の供給パイプと、 後述の成形パイプの長手方向に沿って並べられており、
    前記3つ以上の供給パイプからの材料をそれぞれ受け入
    れるための3つ以上の密閉容器と、 パイプの略中心から放射状に延びる薄板がパイプの長手
    方向に帯状に延びるように形成されて成る仕切り部によ
    り、前記3つ以上の密閉容器にそれぞれ対応する3つ以
    上の棒状区画が形成されている成形パイプであって、前
    記の各棒状区画の前記各密閉容器にそれぞれ対応する部
    分には、それぞれ、前記各密閉容器からの材料を注入す
    るための注入穴が形成されている成形パイプと、 前記成形パイプに接続されており、前記の3つ以上の各
    棒状区画からそれぞれ押し出された各棒状材料を互いに
    結着させて、それらを全体として棒状に成形するための
    結着部と、を備えたことを特徴とする多色ペットフード
    の製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記結着部は、前記
    の各棒状材料を捻りながら結着させて、それらを全体と
    して棒状に成形するものである、ことを特徴とする多色
    棒状ペットフードの製造方法。
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