JP2000300071A - 地面用境界材 - Google Patents

地面用境界材

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JP2000300071A
JP2000300071A JP11112871A JP11287199A JP2000300071A JP 2000300071 A JP2000300071 A JP 2000300071A JP 11112871 A JP11112871 A JP 11112871A JP 11287199 A JP11287199 A JP 11287199A JP 2000300071 A JP2000300071 A JP 2000300071A
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JP
Japan
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JP11112871A
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Masahiko Kono
正彦 河野
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Mitsubishi Plastics Inc
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地面の境界を区画する際に、直線や緩やかな
曲線はもとより、急な曲線や直角、鋭角等の境界線を容
易にかつ確実に形成することができる地面用境界材を提
供する。 【解決手段】 地面用境界材1の本体部に所定間隔で縦
方向の折曲可能部4を設ける。折曲可能部4は、弱化線
構造で形成することができる。折曲可能部4を除く地面
用境界材本体部の上端には、幅広の天板部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地面用境界材に関
し、詳しくは、材質や植裁、性質の異なる地面の境界を
区画するために使用する地面用境界材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、材質や植裁等が異なる地面を区画
する際には、木板や樹脂製の波板等を適当に使用してお
り、地面用境界材として専用に用意されたものはなかっ
た。また、海外においては、帯状の樹脂製境界材が用い
られているが、これらは、可撓性を有する境界材にアン
カー部材を貫入させ、これを地面に斜めに打込んで施工
するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年では、多
様な植裁、圃路等を造成する場合が多く、これに伴い、
境界線も直線や緩やかな曲線だけでなく、急な曲線や直
角、鋭角等を組み合わせたデザインも求められている。
このため、従来の木板や波板は勿論、帯状の樹脂製境界
材においても、これらの各種デザインで境界線を画する
ことが望まれるが、位置決めや角度の保持等が極めて困
難であり、多くの手間を要していた。
【0004】そこで本発明は、直線や緩やかな曲線はも
とより、急な曲線や直角、鋭角等の境界線を容易にかつ
確実に形成することができる地面用境界材を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の地面用境界材は、地面に境界線を画するた
めの地面用境界材であって、地面用境界材本体部に所定
間隔で縦方向の折曲可能部を設けたことを特徴とするも
のであって、前記折曲可能部が弱化線構造で形成されて
いることを特徴としている。
【0006】さらに、前記折曲可能部を除く地面用境界
材本体部の上端に幅広の天板部を設けたこと、前記折曲
可能部に沿う地面用境界材本体部に厚肉の強化部を設け
たことを特徴とし、また、前記地面用境界材本体部に、
前記折曲可能部で折曲げられた仕切板本体部を所定の折
曲げ角度に保持する固定具を装着するための固定具装着
部を設けたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の地面用境界材の一
形態例を示す斜視図である。この地面用境界材1は、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等の可撓
性の合成樹脂からなる押出成形材であって、所定の高さ
寸法を有する帯状の長尺材となっている。地面用境界材
1の本体部下部2は、地面に打込みやすいように先鋭化
されており、本体部上部3は、地表において境界線を明
示するために幅広に形成されている。そして、地面用境
界材本体部には、所定間隔で高さ方向全幅にわたる折曲
可能部4が設けられている。
【0008】この折曲可能部4は、地面用境界材本体部
の所定位置を薄肉とした弱化線構造で形成されたもので
あって、図2に平面図で示すような緩やかな曲線は勿
論、図3に平面図で示すような直角曲げも、折曲可能部
4を所定角度に折曲げることによって容易に行えるよう
に形成されている。また、境界線の長さに応じて地面用
境界材1を切断する際には、この薄肉の折曲可能部4の
部分で切断することにより、簡単な工具で容易に行うこ
とができる。さらに、長尺の地面用境界材1を丸めてロ
ール状にして運搬したり、保管したりすることができる
ので、梱包体積を減少させることができる。
【0009】このような折曲可能部4は、図4の断面図
に示すように、地面用境界材1の両側からプレス部材
5,5を高圧で押し付けたり、熱を加えたりすることに
よって形成することができ、成形直後の地面用境界材1
の両側にプレス部材を押し付けることによっても容易に
形成することができる。なお、折曲可能部4の幅寸法は
任意であり、V字状の切り込みで形成してもよく、平行
に二列形成するようにしてもよい。
【0010】また、図5の平面図に示すように、折曲可
能部4の側方に、折曲可能部4に沿うように厚肉の強化
部6を設けておくことにおり、折曲げ力が地面用境界材
本体部に悪影響を及ぼすことを防止でき、折曲可能部4
で確実に折曲げることができる。
【0011】図6乃至図9は、本発明の地面用境界材の
他の形態例を示すもので、図6は正面図、図7は平面
図、図8は図6のVIII-VIII線断面図、図9は図6のIX-
IX線断面図である。
【0012】本形態例に示す地面用境界材10は、適当
な幅及び長さを有する射出成形材であって、適当な厚さ
の板状本体部11に所定間隔で薄肉の折曲可能部12を
設けるとともに、この折曲可能部12の上方を除く板状
本体部11の上端に幅広の天板部13を設けたものであ
る。また、天板部13の中央には地面用境界材10を打
込む際の打撃目標となる頭部14が設けられており、こ
の頭部14の下方には、打込み力を本体下部に確実に伝
達するための補強リブ15が設けられている。さらに、
板状本体部11の下端部は、打込み力を軽減するために
先鋭化されるとともに、補強リブ15部分が最下端部と
なり、折曲可能部12が最上部となるような凹凸形状に
形成されている。
【0013】また、板状本体部11の下部には、板状本
体部11から側方に突出した抜止め部16が設けられて
おり、長さ方向の両端部には、板状本体部11同士を接
続するための雄結合部17と雌結合部18とが設けられ
ている。さらに、前記折曲可能部12の側方には、該折
曲可能部12に沿う厚肉の強化部19が本体部表面に交
互に突出するようにして設けられており、天板部13の
下方の補強リブ15の両側には、後述の固定具を装着す
るための小通孔から固定具装着部20が設けられてい
る。
【0014】このように形成した地面用境界材10は、
所定間隔で折曲可能部12を設けたので、前記同様に急
な曲線や直角、鋭角等の境界線も容易に形成することが
できる。特に、本体部11を板状に形成したので地面へ
の打込みが容易であり、折曲可能部12を除く上端部に
幅広の天板部13を設けたので、折曲げ性を損なうこと
なく、地表における境界線を明確に表示することができ
る。さらに、天板部13に頭部14を設けるとともに、
この頭部14の下方に補強リブ15を設けたので、地面
への打込みも確実に行うことができる。また、両端部に
雄雌結合部17,18を設けたので、任意の枚数を簡単
にかつ確実に連結させることができ、長い境界線も容易
に形成することができる。
【0015】図10及び図11は、地面用境界材10を
所定の折曲げ角度に保持するための固定具の一例を示す
もので、図10は斜視図、図11は使用状態例を示す底
面図である。
【0016】この固定具21は、図10に示すように、
所定長さの棒状本体部22の両端に、地面用境界材10
に設けた前記固定具装着部20に係合する係合腕23を
それぞれ設けたものであって、図11に示すように、固
定具装着部20に係合腕23をそれぞれ挿入して係合腕
先端の係合突起24を係合させることにより、棒状本体
部22の長さに応じて地面用境界材10を所定の曲げ角
度に固定するように形成されている。
【0017】また、係合腕23は、前記補強リブ15を
跨ぐようにして固定具装着部20にそれぞれ係合するよ
うに形成されており、この係合腕23の根本と補強リブ
15の先端とが当接することによって折曲げ角度の変動
を防止するようにしている。さらに、補強リブ15を跨
いで両側の隣り合う固定具21をそれぞれ装着できるよ
うに、固定具装着部20の上下位置をずらして補強リブ
15の両側に設けるようにしている。
【0018】なお、図11は、固定具21により地面用
境界材10を45度の折曲げ角度に固定し、これを2個
連続で使用して全体として地面用境界材10を90度に
固定した例を示しているが、棒状本体部22の長さの短
い固定具を使用すれば、一つの固定具で60度や90度
に固定することができる。
【0019】図12は、固定具の他の形態例を示す斜視
図である。この固定具25は、円弧状に形成した固定具
本体26の両端部に、複数の係合突起27を設けたもの
であって、固定具装着部20に係合する係合突起27を
選択することにより、例えば、30度、45度、90度
の3通りの折曲げ角度に地面用境界材10を固定するこ
とができる。
【0020】図13は隣接する天板部13同士を所定の
角度に固定する上部固定具の一形態例を示す斜視図、図
14は上部固定具の使用状態例を示す平面図である。こ
の上部固定具31は、天板部13の形状に対応した形状
に形成された薄板状のカバー本体32の周縁に、天板部
13の外縁に嵌着する垂下辺33を設けたものであっ
て、この垂下辺33内に天板部13を嵌合させることに
より、天板部13同士を所定の角度に固定できるように
形成されている。
【0021】また、図15は板状本体部11の下部を所
定の角度に固定する下部固定具の一形態例を示す斜視
図、図16は下部固定具の使用状態例を示す斜視図であ
る。この下部固定具35は、板状本体部11の下部をが
嵌入する溝部36を設けた本体部37の下端を先鋭部3
8としたものであって、溝部36内に板状本体部11の
下部を嵌入することにより、板状本体部11の下部を所
定角度に固定できるように形成されている。
【0022】したがって、図10あるいは図12に示す
固定具21,25、図13に示す上部固定具31、図1
5に示す下部固定具35を、所定角度に折曲げた地面用
境界材10に装着することにより、地面用境界材10を
所定の折曲げ角度に確実に固定することができ、地面用
境界材10を地面に打込むときでも角度を正確に保つこ
とができる。これにより、境界線コーナー部の仕上がり
状態を向上させることができる。なお、いずれか一つの
固定具を使用しても所定の角度固定能力が得られる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の地面用境
界材によれば、急な曲線や直角、鋭角等の境界線も容易
かつ確実に形成することができ、所定長さでの切断も容
易に行うことができる。また、折曲げ角度を固定する固
定具を用いることにより、矩形等の境界線も確実に施工
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の地面用境界材の一形態例を示す斜視
図である。
【図2】 緩やかな曲線を形成した状態を示す地面用境
界材の平面図である。
【図3】 直角に折曲げた状態を示す地面用境界材の平
面図である。
【図4】 折曲可能部の形成例を示す断面図である。
【図5】 強化部を設けた地面用境界材の一形態例を示
す平面図である。
【図6】 本発明の地面用境界材の他の形態例を示す正
面図である。
【図7】 同じく平面図である。
【図8】 図6のVIII-VIII線断面図である。
【図9】 図6のIX-IX線断面図である。
【図10】 固定具の一形態例を示す斜視図である。
【図11】 固定具の使用状態例を示す底面図である。
【図12】 固定具の他の形態例を示す斜視図である。
【図13】 上部固定具の一形態例を示す斜視図であ
る。
【図14】 上部固定具の使用状態例を示す平面図であ
る。
【図15】 下部固定具の一形態例を示す斜視図であ
る。
【図16】 下部固定具の使用状態例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…地面用境界材、2…本体部下部、3…本体部上部、
4…折曲可能部、5…プレス部材、6…強化部、10…
地面用境界材、11…板状本体部、12…折曲可能部、
13…天板部、14…頭部、15…補強リブ、16…抜
止め部、17…雄結合部、18…雌結合部、19…強化
部、20…固定具装着部、21…固定具、22…棒状本
体部、23…係合腕、24…係合突起、25…固定具、
26…固定具本体、27…係合突起、31…上部固定
具、32…カバー本体、33…垂下辺、35…下部固定
具、36…溝部、37…本体部、38…先鋭部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面に境界線を画するための地面用境界
    材であって、地面用境界材本体部に所定間隔で縦方向の
    折曲可能部を設けたことを特徴とする地面用境界材。
  2. 【請求項2】 前記折曲可能部は、弱化線構造で形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の地面用境界
    材。
  3. 【請求項3】 前記折曲可能部を除く地面用境界材本体
    部の上端に、幅広の天板部を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の地面用境界材。
  4. 【請求項4】 前記折曲可能部に沿う地面用境界材本体
    部に、厚肉の強化部を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の地面用境界材。
  5. 【請求項5】 前記地面用境界材本体部は、前記折曲可
    能部で折曲げられた仕切板本体部を所定の折曲げ角度に
    保持する固定具を装着するための固定具装着部を備えて
    いることを特徴とする請求項1記載の地面用境界材。
JP11112871A 1999-04-20 1999-04-20 地面用境界材 Pending JP2000300071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6779297B2 (en) * 2001-08-03 2004-08-24 Easy Gardener Products, Ltd. Lawn edging strip with improved end connectors
JP6491728B1 (ja) * 2017-10-10 2019-03-27 第一ビニール株式会社 園芸用連続仕切り具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6779297B2 (en) * 2001-08-03 2004-08-24 Easy Gardener Products, Ltd. Lawn edging strip with improved end connectors
JP6491728B1 (ja) * 2017-10-10 2019-03-27 第一ビニール株式会社 園芸用連続仕切り具
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