JP2000299713A - 共通線信号方式のtcレイヤにおけるプロトコルバージョン情報管理方式 - Google Patents

共通線信号方式のtcレイヤにおけるプロトコルバージョン情報管理方式

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JP2000299713A
JP2000299713A JP10710199A JP10710199A JP2000299713A JP 2000299713 A JP2000299713 A JP 2000299713A JP 10710199 A JP10710199 A JP 10710199A JP 10710199 A JP10710199 A JP 10710199A JP 2000299713 A JP2000299713 A JP 2000299713A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TCプロトコルバージョン情報の不一致等に
よるダイアログの再確立の回数を減らし、ダイアログの
確立遅延を削減可能にする。 【解決手段】 アプリケーション11が起動するサービ
スに対応して、TCでサポートするTCプロトコルバー
ジョンを一元管理する機能を有し、アプリケーション1
1がサービスのダイアログ開始要求送出を行う前に、要
求するサービスにもとづいてTCプロトコルバージョン
管理機能部13に問い合わせ、サービス提供先のTCに
対応しているTCプロトコルバージョンのリストを得
て、そのリストから、自身がサポートしているTCプロ
トコルバージョンを選択し、ダイアログの開始要求を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交換機間で信号
を転送する共通線信号方式で、通話回線とは独立して転
送される非回線対応信号を扱うトランザクションケイパ
ビリティ(Transaction Capabili
ty.以下、TCという)レイヤにおけるプロトコルバ
ージョン情報管理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】共通線信号方式において非回線対応信号
を扱うTCレイヤは、複数アプリケーションに対応する
ためのTCのプロトコルバージョン情報を管理していな
いか、もしくはひとつのプロトコルバージョンのみを管
理している。アプリケーションがプロトコルバージョン
情報をもつTCを利用して通信のためのダイアログを確
立する場合、アプリケーションからダイアログ開始要求
を受けたTCは、ダイアログ確立先のTCレイヤが自身
のプロトコルバージョンをサポートしているかどうか
を、ダイアログ開始時にダイアログ開始要求とともにダ
イアログ確立先のTCレイヤに確認している。
【0003】そして、ダイアログ確立先のTCレイヤか
らダイアログ開始要求元のTCのプロトコルバージョン
をサポートしていない旨の応答があった場合、このTC
は自身が管理するプロトコルバージョンがダイアログ確
立先のTCでサポートされていない旨をサービスを起動
したアプリケーションに通知し、ダイアログを終了させ
ている。また、プロトコルバージョン不一致等によるダ
イアログ終了後のプロトコルバージョンのコーディネイ
ト手順はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の共通線信号方式
のTCレイヤにおけるプロトコルバージョン情報管理方
式は以上のように実行されているので、ダイアログ確立
先のTCのプロトコルバージョン情報との不一致等によ
りダイアログの確立ができなかった場合に、ダイアログ
開始要求元のアプリケーションから、複数のTCプロト
コルバージョンの中から利用可能なプロトコルバージョ
ンを選択してダイアログの再確立を行えるようにするた
めの手順が確立されないという課題があった。その理由
は、2つ以上のプロトコルバージョンを管理するTCレ
イヤがなく、プロトコルバージョン情報をサポートして
いるかどうかの二者択一であるため、TCのプロトコル
バージョン情報の不一致が検出された場合は、再度アプ
リケーション側でプロトコルバージョン情報をサポート
していないTCを利用すればよいためである。
【0005】また、ダイアログ確立先のアプリケーショ
ンが利用するTCがサポートするTCのプロトコルバー
ジョン情報をダイアログ開始要求元で管理していないた
め、既知のサービスを提供するアプリケーションを利用
するTCに対しても、ダイアログの開始要求の度にTC
のプロトコルバージョン情報の確認が必要になるという
課題があった。
【0006】この発明は、前記課題を解決するものであ
り、複数のTCプロトコルバージョンが実装されたTC
レイヤをアプリケーションが利用する場合に、TCプロ
トコルバージョン情報の不一致等によるダイアログの再
確立の回数を減らし、ダイアログの確立遅延を削減する
ことができるとともに、TCプロトコルバージョンの不
一致等によりダイアログの再確立が必要な場合にそのダ
イアログを速やかに確立できるようにする共通線信号方
式のTCレイヤにおけるプロトコルバージョン情報管理
方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、請
求項1の発明にかかる共通線信号方式のTCレイヤにお
けるプロトコルバージョン情報管理方式は、アプリケー
ションが起動するサービスに対応して、TCでサポート
するTCプロトコルバージョンを一元管理する機能を有
し、前記アプリケーションがサービスのダイアログ開始
要求送出を行う前に、要求するサービスにもとづいてT
Cプロトコルバージョン管理機能部に問い合わせ、サー
ビス提供先のTCに対応しているTCプロトコルバージ
ョンのリストを得て、そのリストから、自身がサポート
しているTCプロトコルバージョンを選択し、前記ダイ
アログ開始要求を行うようにしたものである。
【0008】また、請求項2の発明にかかる共通線信号
方式のTCレイヤにおけるプロトコルバージョン情報管
理方式は、アプリケーションがTCに対しサービスのダ
イアログ開始要求を起動すると、そのTCが、前記サー
ビスがサポートするTCプロトコルバージョンをTCプ
ロトコルバージョン管理機能部に対して問い合わせて、
サービスごとに管理しているTCプロトコルバージョン
のうち前記サービスに対応するもののリストを得るとと
もに、このリストから自身がサポートしているTCプロ
トコルバージョンを選択し、かつダイアログ確立先のT
Cに対しダイアログの開始要求を行い、該ダイアログ確
立先のTCがダイアログ確立先のアプリケーションに対
して行った前記サービスのダイアログ開始報告にもとづ
いて得られたダイアログ応答要求および前記TCプロト
コルバージョンのサポート情報を、前記TCを介して前
記アプリケーションに送出するようにしたものである。
【0009】また、請求項3の発明にかかる共通線信号
方式のTCレイヤにおけるプロトコルバージョン情報管
理方式は、アプリケーションがTCに対しサービスのダ
イアログ開始要求を起動すると、そのTCが、前記サー
ビスがサポートするTCプロトコルバージョンをTCプ
ロトコルバージョン管理機能部に対し問い合わせ、サー
ビスごとに管理しているTCプロトコルバージョンのう
ち前記サービスに対応するもののリストを得るととも
に、このリストから自身がサポートしているTCプロト
コルバージョンを選択し、かつダイアログ確立先のTC
に対しダイアログの開始要求を行い、該ダイアログ確立
先のTCが未サポートのTCプロトコルバージョンを検
出し、この未サポート情報とともにダイアログのアボー
トを受けて登録要求する前記TCがこれらを前記アプリ
ケーションに報告し、該アプリケーションが再度サービ
スのダイアログ開始要求を起動したとき、前記TCプロ
トコルバージョン管理機能部に登録された情報にもとづ
き、ダイアログを再度確立するようにしたものである。
【0010】また、請求項4の発明にかかる共通線信号
方式のTCレイヤにおけるプロトコルバージョン情報管
理方式は、アプリケーションがTCに対しサービスのダ
イアログ開始要求を起動すると、そのTCが、前記サー
ビスがサポートするTCプロトコルバージョンをTCプ
ロトコルバージョン管理機能部に対し問い合わせ、サー
ビスごとに管理しているTCプロトコルバージョンのう
ち前記サービスに対応するものの一のリストを得るとと
もに、この一のリストから自身がサポートしている一の
TCプロトコルバージョンを選択し、かつダイアログ確
立先のTCに対しダイアログの開始要求を行い、該ダイ
アログ確立先のTCが未サポートの他のTCプロトコル
バージョンを検出し、自身が使用するTCプロトコルバ
ージョンをサービス提供側のTCプロトコルバージョン
管理機能部に問い合わせて、前記サービスに対応するT
Cプロトコルバージョンの他のリストを得て、未サポー
トとして検出されたTCプロトコルバージョンの情報を
更新し、他のTCプロトコルバージョンのサポート情報
と前記一のTCプロトコルバージョンの未サポート情報
を付与したダイアログのアボートを前記TCに送出し、
このTCにより各TCのサポート情報および未サポート
情報をTCプロトコルバージョン管理機能部に登録し、
アプリケーションが再度サービスのダイアログ開始要求
を起動したとき、前記TCプロトコルバージョン管理機
能部に登録された情報にもとづき、前記サービスで利用
できるTCプロトコルバージョンを選択可能にするよう
にしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はTCでプロトコルバージョ
ンを管理してダイアログを確立する手順を示すフローチ
ャートであり、同図において、11はTCプロトコルバ
ージョンXまたはYを利用するサービスAを起動するア
プリケーション、12はTCプロトコルバージョンXと
YをサポートするTC、13は複数のTCプロトコルバ
ージョンをアプリケーションのサービスごとに管理する
TCプロトコルバージョン管理機能部である。14はT
CプロトコルバージョンXをサポートするサービス提供
先のTC、15はアプリケーション11から要求された
サービスAを提供するサービス提供先のアプリケーショ
ンである。
【0012】図2はTCプロトコルバージョンの不一致
によりダイアログを再度確立する手順を示すフローチャ
ートであり、図において、21はTCプロトコルバージ
ョンXまたはYを利用するサービスBを起動するアプリ
ケーション、22はTCプロトコルバージョンXとYを
サポートするTC、23は複数のTCプロトコルバージ
ョンをアプリケーションのサービスごとに管理するTC
プロトコルバージョン管理機能である。24はTCプロ
トコルバージョンXのみをサポートするサービス提供先
のTC、25はアプリケーション21から要求されたサ
ービスBを提供するサービス提供先のアプリケーション
である。
【0013】図3はTCのプロトコルバージョンを管理
してプロトコルバージョン情報を更新する手順を示すフ
ローチャートであり、同図において、31はTCプロト
コルバージョンXまたはYを利用するサービスCを起動
するアプリケーション、32はTCプロトコルバージョ
ンXとYをサポートするTCである。33はダイアログ
開始要求元で複数のTCプロトコルバージョンをアプリ
ケーションのサービスごとに管理するTCプロトコルバ
ージョン管理機能部、34はTCプロトコルバージョン
XとYをサポートするサービス提供先のTCである。3
5はダイアログ確立先で複数のTCプロトコルバージョ
ンをアプリケーションのサービスごとに管理するサービ
ス提供先のTCプロトコルバージョン管理機能部であ
る。
【0014】図4はTCのプロトコルバージョン管理機
能構成を示すブロック図であり、同図において、41は
サービス対応ごとにサポートされるTC42のプロトコ
ルバージョン情報を管理するTCプロトコルバージョン
管理機能部である。また、48,49,50はサービス
対応で管理されたTC42のTCプロトコルバージョン
情報、43は共通線信号処理方式において非回線対応信
号を扱うTC42を利用してサービスを起動するアプリ
ケーションである。44はTC42がサポートするTC
プロトコルバージョン情報を共通で扱うプロトコルバー
ジョン機能共通部、45,46,47はTC42の各T
CプロトコルバージョンをX,Y,Zをそれぞれサポー
トするバージョン機能部である。
【0015】次に動作について説明する。まず、TCプ
ロトコルバージョンを管理してダイアログを確立する場
合には、図1において、アプリケーション11が、TC
プロトコルバージョン情報をサポートするTC12を利
用して、サービスAのダイアログの開始要求を起動す
る。この要求を受けたTC12はアプリケーションが起
動したサービスAがサポートするTCプロトコルバージ
ョンを、TCプロトコルバージョン管理機能部(13.
図4の41に対応)に対して問い合わせを行う。このT
Cプロトコルバージョン管理機能部13はサービスごと
に管理しているTCプロトコルバージョン情報48,4
9の中からサービスAに対応するTC12のTCプロト
コルバージョンのリスト[X,Y]を返す。
【0016】TC12はプロトコルバージョン機能共通
部44において、応答されたTC12のTCプロトコル
バージョンのリスト[X,Y]から、自身がサポートし
ているプロトコルバージョンX機能部45を選択し、ダ
イアログの開始要求を行う。サービスAのダイアログの
開始要求を受信したTCプロトコルバージョンXをサポ
ートするTC14は、サービスAを提供するアプリケー
ション15にサービスAのダイアログ開始報告を行う。
このため、アプリケーション15からのサービスAに対
するダイアログ応答要求を受けたTC14は、ダイアロ
グ開始要求で受信したTCプロトコルバージョンXをサ
ポートする情報を付与し、TC12へ送出する。この応
答をアプリケーション11が受信することによりダイア
ログが確立される。これにより、既知のTCプロトコル
バージョン情報によるダイアログの確立が可能となる。
【0017】次にTCプロトコルバージョンの不一致に
よりダイアログを再度確立する場合を説明する。図2に
おいて、アプリケーション21がTCプロトコルバージ
ョン情報をサポートするTC22を利用してサービスB
のダイアログの開始要求を起動する。要求を受けたTC
22はアプリケーションが起動したサービスBがサポー
トするTCプロトコルバージョンをTCプロトコルバー
ジョン管理機能部(23.図4の41に対応)に対して
問い合わせを行う。TCプロトコルバージョン管理機能
23はサービスごとに管理しているTCプロトコルバー
ジョン情報48,49の中からサービスBに対応するT
Cプロトコルバージョン情報49のリスト[X,Y]を
TC22へ返す。TC22はプロトコルバージョン機能
共通部44で応答されたTCプロトコルバージョンのリ
ストから、自身がサポートしているTCプロトコルバー
ジョンY機能部46を選択し、ダイアログの開始要求を
TC24に対して行う。
【0018】サービスBのダイアログの開始要求を受信
したTCプロトコルバージョンXをサポートするTC2
4は、未サポートのTCプロトコルバージョンYを検出
し、TCプロトコルバージョンYの未サポート情報を付
与してダイアログのアボートをTC22へ返送する。ダ
イアログのアボートを受信したTC22では、TCプロ
トコルバージョンYの未サポート情報をTCプロトコル
バージョン管理機能部41に登録し、TCプロトコルバ
ージョンYの未サポート情報とともにアプリケーション
21にダイアログのアボートを報告する。アプリケーシ
ョン21が再度サービスBを起動しダイアログの開始要
求をおこなった場合、TCプロトコルバージョン管理機
能部41に登録された情報により、ダイアログの開始要
求で再度サービス提供側でサポートしているTCプロト
コルバージョンを問い合わせることなくダイアログを確
立することを可能にする。
【0019】続いて、プロトコルバージョンを管理して
プロトコルバージョン情報を更新する場合を説明する。
図3において、ダイアログ開始要求元のTC32はTC
プロトコルバージョンXとYをサポートし、TCプロト
コルバージョン管理機能部33では、ダイアログ確立先
のアプリケーションがサービスCを提供する場合に利用
するTCのTCプロトコルバージョン情報がYで管理さ
れている。また、ダイアログ確立先のTC34はTCプ
ロトコルバージョンXとYをサポートし、TCプロトコ
ルバージョン管理機能部35では、ダイアログ開始要求
元のアプリケーション31がサービスCを起動する場合
に利用するTCのTCプロトコルバージョン情報がXで
管理されている。この場合、サービス起動側とサービス
提供側で利用するTCのTCプロトコルバージョン情報
が一致していない。
【0020】そこで、以下のように、サービス起動側と
サービス提供側の各々のTCプロトコルバージョン管理
機能部33,35で管理されているTCプロトコルバー
ジョン情報が更新されることにより、TCのTCプロト
コルバージョン情報を自動的に最新の状態で管理するこ
とが可能となる。まず、アプリケーション31がTCプ
ロトコルバージョン情報をサポートするTC32を利用
してサービスCのダイアログの開始要求を起動すると、
要求を受けたTC32はアプリケーションが起動したサ
ービスCがサポートするTCプロトコルバージョンをT
Cプロトコルバージョン管理機能部33(図4の41に
対応)に対して問い合わせを行う。TCプロトコルバー
ジョン管理機能部33はサービスごとに管理しているT
Cプロトコルバージョン情報48,49,50の中から
サービスCに対応するTC32のプロトコルバージョン
50のリスト[Y]を返す。
【0021】TC32はプロトコルバージョン機能共通
部44で応答されたTCプロトコルバージョンのリスト
から、自身がサポートしているTCプロトコルバージョ
ンY機能部46のTC34を選択し、ダイアログの開始
要求を行う。サービスCのダイアログの開始要求を受信
したTC34は未サポートのTCプロトコルバージョン
Yを検出し、受信したサービスCを提供する場合に自身
が利用するTCプロトコルバージョンをTCプロトコル
バージョン管理機能部35(図4の41に対応)に対し
て問い合わせを行う。TCプロトコルバージョン管理機
能部35はサービスごとに管理しているTCプロトコル
バージョン情報48,49,50の中からサービスCに
対応するTCプロトコルバージョン50のリスト[X]
を返し、サービスCの管理テーブルに未サポートとして
検出されたTCプロトコルバージョンYの情報を登録し
更新する。リストの応答を受けたTC34は、プロトコ
ルバージョン機能共通部44で応答されたTCプロトコ
ルバージョンXの情報とTCプロトコルバージョンYの
未サポート情報を付与してダイアログのアボートを返送
する。
【0022】ダイアログのアボートを受信したTC32
では、TCプロトコルバージョンYの未サポート情報と
TCプロトコルバージョンXの情報をTCプロトコルバ
ージョン管理機能部41に登録し、TCプロトコルバー
ジョンYの未サポート情報とTCプロトコルバージョン
Xの情報とともにアプリケーション31にダイアログの
アボートを報告する。アプリケーション31が再度サー
ビスCを起動しダイアログの開始要求をおこなった場
合、TCプロトコルバージョン管理機能部に登録された
情報により、サービスCで利用可能なTCプロトコルバ
ージョンが選択することが可能となり、ダイアログの開
始要求で再度ダイアログ確立先でサポートしているTC
プロトコルバージョンとの不一致をおこさずにダイアロ
グを確立することを可能にする。なお、このプロトコル
バージョン情報管理方法は、アプリケーションが利用す
るアプリケーションテキストにも適用が可能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アプ
リケーションが起動するサービスに対応して、TCでサ
ポートするTCプロトコルバージョンを一元管理する機
能を有し、前記アプリケーションがサービスのダイアロ
グ開始要求送出を行う前に、要求するサービスにもとづ
いてTCプロトコルバージョン管理機能部に問い合わ
せ、サービス提供先のTCに対応しているTCプロトコ
ルバージョンのリストを得て、そのリストから、自身が
サポートしているTCプロトコルバージョンを選択し、
前記ダイアログ開始要求を行うようにすることにより、
複数サポートされたTCのTCプロトコルバージョンを
ダイアログ確立の度にダイアログ確立先、またはサービ
ス提供側が利用するTCまで問い合わせることなくTC
プロトコルバージョンを決定できるほか、TCプロトコ
ルバージョンを動的に管理することができるため、例え
ばサービス提供側のTCプロトコルバージョンが追加ま
たはバージョンアップされた場合にもレイヤおよびアプ
リケーションが提供するサービスを常に最適な状態で使
用できる。また、複数のアプリケーションが協調してサ
ービスを提供する場合などにおいてTCプロトコルバー
ジョンに差異がある場合に、そのTCプロトコルバージ
ョンを管理することで、効率良くサービスを提供するこ
とができる。さらに、共通線信号方式のネットワーク
を、TCプロトコルバージョンを追加して対応すること
で有効に利用することができるため、複数のTCプロト
コルバージョンの管理が可能となり、ネットワーク資源
を有効に活用できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態による共通線信号方式
のTCレイヤにおけるプロトコルバージョン情報管理方
式の実行手順を示すフローチャートである。
【図2】 この発明の実施の形態による共通線信号方式
のTCレイヤにおけるプロトコルバージョン情報管理方
式の他の実行手順を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態による共通線信号方式
のTCレイヤにおけるプロトコルバージョン情報管理方
式の他の実行手順を示すフローチャートである。
【図4】 TCのプロトコルバージョン管理機能構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
11,15,21,25,31,43 アプリケーショ
ン 12,22,32,14,24,34,42 トランザ
クションケイパビリティ 13,23,33,35,41 TCプロトコルバージ
ョン管理機能部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 DD05 5K030 GA02 HA04 HB18 HC10 KA01 LB02 LC06 5K034 AA03 AA09 CC01 DD01 FF01 HH01 HH02 HH11 HH14 JJ24 LL01 NN12 NN22 NN26 5K051 HH05 JJ11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションが起動するサービスに
    対応して、TCでサポートするTCプロトコルバージョ
    ンを一元管理する機能を有し、前記アプリケーションが
    サービスのダイアログ開始要求送出を行う前に、要求す
    るサービスにもとづいてTCプロトコルバージョン管理
    機能部に問い合わせ、サービス提供先のTCに対応して
    いるTCプロトコルバージョンのリストを得て、そのリ
    ストから、自身がサポートしているTCプロトコルバー
    ジョンを選択し、前記ダイアログ開始要求を行うことを
    特徴とする共通線信号方式のTCレイヤにおけるプロト
    コルバージョン情報管理方式。
  2. 【請求項2】 アプリケーションがTCに対しサービス
    のダイアログ開始要求を起動すると、そのTCが、前記
    サービスがサポートするTCプロトコルバージョンをT
    Cプロトコルバージョン管理機能部に対して問い合わせ
    て、サービスごとに管理しているTCプロトコルバージ
    ョンのうち前記サービスに対応するもののリストを得る
    とともに、このリストから自身がサポートしているTC
    プロトコルバージョンを選択し、かつダイアログ確立先
    のTCに対しダイアログの開始要求を行い、該ダイアロ
    グ確立先のTCがダイアログ確立先のアプリケーション
    に対して行った前記サービスのダイアログ開始報告にも
    とづいて得られたダイアログ応答要求および前記TCプ
    ロトコルバージョンのサポート情報を、前記TCを介し
    て前記アプリケーションに送出することを特徴とする請
    求項1に記載の共通線信号方式のTCレイヤにおけるプ
    ロトコルバージョン情報管理方式。
  3. 【請求項3】 アプリケーションがTCに対しサービス
    のダイアログ開始要求を起動すると、そのTCが、前記
    サービスがサポートするTCプロトコルバージョンをT
    Cプロトコルバージョン管理機能部に対し問い合わせ、
    サービスごとに管理しているTCプロトコルバージョン
    のうち前記サービスに対応するもののリストを得るとと
    もに、このリストから自身がサポートしているTCプロ
    トコルバージョンを選択し、かつダイアログ確立先のT
    Cに対しダイアログの開始要求を行い、該ダイアログ確
    立先のTCが未サポートのTCプロトコルバージョンを
    検出し、この未サポート情報とともにダイアログのアボ
    ートを受けて登録要求する前記TCがこれらを前記アプ
    リケーションに報告し、該アプリケーションが再度サー
    ビスのダイアログ開始要求を起動したとき、前記TCプ
    ロトコルバージョン管理機能部に登録された情報にもと
    づき、ダイアログを再度確立することを特徴とする請求
    項1に記載の共通線信号方式のTCレイヤにおけるプロ
    トコルバージョン情報管理方式。
  4. 【請求項4】 アプリケーションがTCに対しサービス
    のダイアログ開始要求を起動すると、そのTCが、前記
    サービスがサポートするTCプロトコルバージョンをT
    Cプロトコルバージョン管理機能部に対し問い合わせ、
    サービスごとに管理しているTCプロトコルバージョン
    のうち前記サービスに対応するものの一のリストを得る
    とともに、この一のリストから自身がサポートしている
    一のTCプロトコルバージョンを選択し、かつダイアロ
    グ確立先のTCに対しダイアログの開始要求を行い、該
    ダイアログ確立先のTCが未サポートの他のTCプロト
    コルバージョンを検出し、自身が使用するTCプロトコ
    ルバージョンをサービス提供側のTCプロトコルバージ
    ョン管理機能部に問い合わせて、前記サービスに対応す
    るTCプロトコルバージョンの他のリストを得て、未サ
    ポートとして検出されたTCプロトコルバージョンの情
    報を更新し、他のTCプロトコルバージョンのサポート
    情報と前記一のTCプロトコルバージョンの未サポート
    情報を付与したダイアログのアボートを前記TCに送出
    し、このTCにより各TCのサポート情報および未サポ
    ート情報をTCプロトコルバージョン管理機能部に登録
    し、アプリケーションが再度サービスのダイアログ開始
    要求を起動したとき、前記TCプロトコルバージョン管
    理機能部に登録された情報にもとづき、前記サービスで
    利用できるTCプロトコルバージョンを選択可能にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の共通線信号方式のT
    Cレイヤにおけるプロトコルバージョン情報管理方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013161162A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散システム、バージョン情報の流通方法、バージョン情報流通プログラム

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JP2013161162A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散システム、バージョン情報の流通方法、バージョン情報流通プログラム

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JP3317917B2 (ja) 2002-08-26

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