JP2000299553A - 電子回路基板製造方法 - Google Patents

電子回路基板製造方法

Info

Publication number
JP2000299553A
JP2000299553A JP11105286A JP10528699A JP2000299553A JP 2000299553 A JP2000299553 A JP 2000299553A JP 11105286 A JP11105286 A JP 11105286A JP 10528699 A JP10528699 A JP 10528699A JP 2000299553 A JP2000299553 A JP 2000299553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic circuit
substrate
agent
fixing agent
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11105286A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingen Kinoshita
真言 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Microelectronics Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Microelectronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Microelectronics Co Ltd filed Critical Ricoh Microelectronics Co Ltd
Priority to JP11105286A priority Critical patent/JP2000299553A/ja
Publication of JP2000299553A publication Critical patent/JP2000299553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上の電子回路部品に与えるヒートショッ
ク回数を低減しながら、COBとSMDとを同一基板上
に混在実装することができる電子回路基板製造方法を提
供する。 【解決手段】 まず、COB工法の固定剤塗布工程(p
1)とチップマウント工程(p2)とを実施する。次い
で、SMTの半田印刷工程(p3)とSMDマウント工
程(p4)とを実施した後、COB工法とSMTとの共
通の工程であるリフロー&剤硬化工程(p5)を実施す
る。このリフロー&剤硬化工程は、COB工法の固定剤
加熱硬化工程とSMTのリフロー工程とを加熱により同
時に実施するものである。このように、加熱を必要とす
る固定剤加熱硬化工程とリフロー工程とを同時に実施す
ることにより、基板1上のQFP3やICチップ4a等
の電子回路部品に対する加熱回数を低減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板等の
電子回路基板を製造する電子回路基板製造方法に係り、
詳しくは、固定剤供給工程、部品マウント工程、固定剤
硬化工程、電線接合工程、封止工程、及び封止剤硬化工
程を実施する電子回路部品実装技術と、印刷工程、部品
マウント工程及び印刷剤溶融工程を実施する電子回路部
品実装技術とを同一基板に施す電子回路基板製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子回路基板製造方法と
しては、電子回路部品実装技術としてのCOB(Chi
p On Board)工法とSMT(Surface
Mounted Technology)とを同一基
板に施すものが知られている。
【0003】図16はCOB工法とSMTとにより複数
の電子回路部品が実装された電子回路基板を示す断面図
である。図16において、基板1上には、ICチップ3
aとリード3bとを有するSOP3、ICチップ4aと
複数のワイヤ4bと封止枠4cと封止剤4dとを有する
COB4、及び、ベアチップ6、が実装されている。
【0004】COB4は、COB工法により基板1上に
実装されたものである。具体的には、まず、固定剤供給
工程で基板1上に固定剤5が塗布される。そして、部品
マウント工程でCOB用のICチップ4aが固定剤5上
にマウントされた後、固定剤硬化工程で固定剤5が硬化
して基板1上にICチップ4aを固定する。次いで、電
線接合工程としてのボンディング工程において、このI
Cチップ4aがAlやAu等からなる電線としてのワイ
ヤ4bで基板1上の配線パターンとボンディングされ
る。そして、封止工程で、封止枠4c内に封止剤4dが
注入されてICチップ4aとワイヤ4bとが封止された
後、封止材硬化工程でこの封止材4dが硬化して最終的
にCOB4が基板1上に実装される。即ち、COB工法
においては、固定剤供給工程、部品マウント工程、固定
剤硬化工程、電線接合工程、封止工程、及び封止剤硬化
工程が実施される。なお、封止枠4cは硬化前の封止剤
4dのダレを防止するためものである。また、固定剤5
としては一般に熱硬化性物質が用いられ、固定剤5の加
熱硬化によりチップ4aの固定時間の短縮化が図られ
る。
【0005】SOP3及びベアチップ6は、SMTによ
り基板1上に実装されたものである。具体的には、これ
らは、まず、印刷工程で導電性物質としてのクリーム半
田2が基板1表面に印刷され、部品マウント工程でSO
P3又はベアチップ6がこのクリーム半田2上にマウン
トされる。そして、これらは印刷剤溶融工程としてのリ
フロー工程で基板1とともに加熱を伴うリフロー処理が
施されて、溶融・固着したクリーム半田2を介して基板
1上に実装される。即ち、SMTにおいては、印刷工
程、部品マウント工程及び印刷剤溶融工程が実施され
る。このようなSMTにより基板に表面実装される電子
回路部品、即ち、SMD(SurfaceMounte
d Device)としては、QFP(Quad Fla
t Package)、SOP(Small Outl
ine Package)、PLCC(Plastic
Leaded Chip Carrier)、QFJ
(Quad Flat J−lead packag
e)等のモールドICや、チップコンデンサ、チップ抵
抗等のベアチップや、トランジスタ等のモールド部品な
どがある。
【0006】以上のように、COB工法とSMTとによ
り同一基板上にCOBとSMDとを混在させる実装方法
(以下、C/S混在実装法という)においては、SMT
のリフロー工程における半田用フラックスの飛散を考慮
して、通常、COB工法をSMTより先に実施する。
【0007】図17は従来のC/S混在実装法における
各処理工程を示す工程図である。図示のように、従来の
C/S混在実装法では、まず、COB工法が実施され
る。具体的には、固定剤供給工程としての固定剤塗布工
程(p1)で基板1上にチップ固定用の固定剤が塗布さ
れた後、部品マウント工程としてのCOB用チップマウ
ント工程(p2:なお、以下、単にチップマウント工程
という、)で該固定剤上にICチップがマウントされ
る。そして、固定剤硬化工程としての加熱硬化工程(p
3)で固定剤が硬化してICチップが基板上に固定され
る。このように固定されたICチップは、電線接合工程
としてのボンディング工程(p4)でワイヤボンディン
グされた後、封止工程(p5)においてワイヤとともに
封止剤で封止される。この封止剤は、封止剤硬化工程と
しての加熱硬化工程(p6)で加熱されて硬化すること
により、基板上のICチップ及びワイヤを確実に保護す
る。
【0008】このようにしてCOB工法が完了すると、
次に、SMTが実施される。具体的には、印刷工程とし
ての半田印刷工程で基板上にクリーム半田が印刷され、
部品マウント工程としてのSMDマウント工程で該クリ
ーム半田上にSMDがマウントされる。このようにマウ
ントされたSMDは、印刷剤溶融工程としての加熱(リ
フロー)工程で溶融・固着したクリーム半田2を介して
基板1上に実装される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のC/
S混在実装法においては、図17に示したように、基板
上のチップに対して加熱によるヒートショックを繰り返
し与えることになり、該チップを破壊し易いという問題
があった。
【0010】本発明は、以上の問題に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、基板上の電子回路部
品に与えるヒートショック回数を低減しながら、COB
とSMDとを同一基板上に混在実装することができる電
子回路基板製造方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、基板上に固定剤を供給する固定
剤供給工程と、該固定剤上に電子回路部品をマウントす
る部品マウント工程と、該固定剤を加熱により硬化させ
る固定剤硬化工程としての加熱硬化工程と、該電子回路
部品を該基板に電線接合させる電線接合工程と、該電子
回路部品を封止剤で封止する封止工程と、該封止剤を硬
化させる封止剤硬化工程とを実施する電子回路部品実装
技術、及び、基板上に導電性物質を印刷する印刷工程
と、該導電性物質上に電子回路部品をマウントする部品
マウント工程と、該導電性物質を加熱により溶融させる
溶融工程とを実施する電子回路部品実装技術、を同一基
板に施す電子回路基板製造方法において、該加熱硬化工
程と該溶融工程とを加熱により同時に実施することを特
徴とするものである。
【0012】この電子回路基板製造方法においては、固
定剤供給工程と、部品マウント工程と、固定剤硬化工程
である加熱硬化工程と、電線接合工程と、封止工程と、
封止剤硬化工程とを実施して基板上にCOBを実装する
ことができる。また、印刷工程と、部品マウント工程
と、溶融工程とを実施してこの基板上にSMDを実装す
ることができる。更に、これらの工程において、基板上
の電子回路部品への加熱を要する上記加熱硬化工程と上
記溶融工程とを同時に実施して、該電子回路部品の加熱
回数を低減することができる。従って、基板上の電子回
路部品の加熱回数を低減しながら、該基板上にCOBと
SMDとを混在実装することができる。
【0013】請求項2の発明は、基板上に固定剤を供給
する固定剤供給工程と、該固定剤上に電子回路部品をマ
ウントする部品マウント工程と、該固定剤を硬化させる
固定剤硬化工程と、該電子回路部品を該基板に電線接合
させる電線接合工程と、該電子回路部品を封止剤で封止
する封止工程と、該封止剤を加熱により硬化させる封止
剤硬化工程としての加熱硬化工程とを実施する電子回路
部品実装技術、及び、基板上に導電性物質を印刷する印
刷工程と、該導電性物質上に電子回路部品をマウントす
る部品マウント工程と、該導電性物質を加熱により溶融
させる溶融工程とを実施する電子回路部品実装技術、を
同一基板に施す電子回路基板製造方法において、該加熱
硬化工程と該溶融工程とを同時に実施することを特徴と
するものである。
【0014】この電子回路基板製造方法においては、固
定剤供給工程と、部品マウント工程と、固定剤硬化工程
と、電線接合工程と、封止工程と、封止剤硬化工程であ
る加熱硬化工程とを実施して基板上にCOBを実装する
ことができる。また、印刷工程と、部品マウント工程
と、溶融工程とを実施してこの基板上にSMDを実装す
ることができる。更に、これらの工程において、基板上
の電子回路部品への加熱を要する封止剤硬化工程として
の加熱硬化工程と上記溶融工程とを同時に実施して、該
電子回路部品の加熱回数を低減することができる。従っ
て、基板上の電子回路部品の加熱回数を低減しながら、
該基板上にCOBとSMDとを混在実装することができ
る。
【0015】請求項3の発明は、基板上に固定剤を供給
する固定剤供給工程と、該固定剤上に電子回路部品をマ
ウントする部品マウント工程と、該固定剤を硬化させる
固定剤硬化工程と、該電子回路部品を該基板に電線接合
させる電線接合工程と、該電子回路部品を封止剤で封止
する封止工程と、該封止剤を硬化させる封止剤硬化工程
とを実施する電子回路部品実装技術、及び、基板上に導
電性物質を印刷する印刷工程と、該導電性物質上に電子
回路部品をマウントする部品マウント工程と、該導電性
物質を加熱により溶融させる溶融工程とを実施する電子
回路部品実装技術、を同一基板に施す電子回路基板製造
方法において、該固定剤として、主剤と硬化助剤との混
合により硬化する剤、空気との接触で化学的もしくは物
理的に変化して硬化する剤、あるいは、光硬化性樹脂、
を用いることを特徴とするものである。
【0016】この電子回路基板製造方法においては、固
定剤供給工程と、部品マウント工程と、固定剤硬化工程
と、電線接合工程と、封止工程と、封止剤硬化工程とを
実施し、且つ、印刷工程と、部品マウント工程と、溶融
工程とを実施することにより、同一基板上にCOBとS
MDとを混在実装することができる。また、固定剤とし
て、主剤と硬化助剤との混合により硬化する剤、空気と
の接触で化学的もしくは物理的に変化して硬化する剤、
あるいは、光硬化性樹脂、を用いることで、固定剤硬化
工程で基板上の電子回路部品を加熱することなく該固定
剤を硬化させることができる。従って、COBとSMD
とを同一基板上に混在実装し、且つ、固定剤硬化工程で
基板上の電子回路部品を加熱しないで固定剤を硬化させ
ることができる。
【0017】請求項4の発明は、基板上に固定剤を供給
する固定剤供給工程と、該固定剤上に電子回路部品をマ
ウントする部品マウント工程と、該固定剤を硬化させる
固定剤硬化工程と、該電子回路部品を該基板に電線接合
させる電線接合工程と、該電子回路部品を封止剤で封止
する封止工程と、該封止剤を硬化させる封止剤硬化工程
とを実施する電子回路部品実装技術、及び、基板上に導
電性物質を印刷する印刷工程と、該導電性物質上に電子
回路部品をマウントする部品マウント工程と、該導電性
物質を加熱により溶融させる溶融工程とを実施する電子
回路部品実装技術、を同一基板に施す電子回路基板製造
方法において、該封止剤として、主剤と硬化助剤との混
合により硬化する剤、空気との接触で化学的もしくは物
理的に変化して硬化する剤、あるいは、光硬化性樹脂、
を用いることを特徴とするものである。
【0018】この電子回路基板製造方法においては、請
求項3の電子回路基板製造方法と同様の工程を実施し
て、同一基板上にCOBとSMDとを混在実装すること
ができる。また、封止剤として、主剤と硬化助剤との混
合により硬化する剤、空気との接触で化学的もしくは物
理的に変化して硬化する剤、あるいは、光硬化性樹脂、
を用いることで、封止剤硬化工程で基板上の電子回路部
品を加熱することなく該封止剤を硬化させることができ
る。従って、COBとSMDとを同一基板上に混在実装
し、且つ、封止剤硬化工程で基板上の電子回路部品を加
熱しないで封止剤を硬化させることができる。
【0019】請求項5の発明は、基板上に固定剤を供給
する固定剤供給工程と、該固定剤上に電子回路部品をマ
ウントする部品マウント工程と、該固定剤を硬化させる
固定剤硬化工程と、該電子回路部品を該基板に電線接合
させる電線接合工程と、該電子回路部品を封止剤で封止
する封止工程と、該封止剤を硬化させる封止剤硬化工程
とを実施する電子回路部品実装技術、及び、基板上に導
電性物質を印刷する印刷工程と、該導電性物質上に電子
回路部品をマウントする部品マウント工程と、該導電性
物質を加熱により溶融させる溶融工程とを実施する電子
回路部品実装技術、を同一基板に施す電子回路基板製造
方法において、該固定剤として熱可塑性物質を用い、こ
れを加熱により軟化させる加熱軟化工程を実施してか
ら、軟化させた該熱可塑性物質上に該電子回路部品をマ
ウントするマウント工程を実施することを特徴とするも
のである。
【0020】この電子回路基板製造方法においては、固
定剤供給工程と、加熱軟化工程と、部品マウント工程
と、固定剤硬化工程と、電線接合工程と、封止工程と、
封止剤硬化工程とを実施して、基板上にCOBを実装す
ることができる。また、印刷工程と、部品マウント工程
と、溶融工程とを実施してこの基板上にSMDを実装す
ることができる。更に、これらの工程において、加熱に
より軟化させた熱可塑性の固定剤上にCOB用の電子回
路部品をマウントすることで、該電子回路部品を加熱し
ないで基板上に固定することができる。従って、基板上
の電子回路部品の加熱回数を低減しながら、該基板上に
COBとSMDとを混在実装することができる。
【0021】請求項6の発明は、請求項5の電子回路基
板製造方法において、上記加熱軟化工程と溶融工程とを
加熱により同時に実施することを特徴とするものであ
る。
【0022】この電子回路製造方法においては、加熱軟
化工程と加熱溶融工程とを同時に実施することで、基板
上の電子回路部品の加熱回数をより低減することができ
る。
【0023】請求項7の発明は、上記封止材硬化工程で
上記封止材を加熱により硬化させる請求項5の電子回路
基板製造方法において、上記加熱軟化工程と該封止材硬
化工程とを加熱により同時に実施することを特徴とする
ものである。
【0024】この電子回路製造方法においては、加熱軟
化工程と封止材硬化工程とを加熱により同時に実施する
ことで、基板上の電子回路部品の加熱回数をより低減す
ることができる。
【0025】請求項8の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6又は7の電子回路基板製造方法において、上
記溶融工程に先立って上記電線接合工程を実施すること
を特徴とするものである。
【0026】この電子回路基板製造方法においては、導
電性物質にフラックスを含有させて用いても、溶融工程
における該導電性物質の加熱・溶融によって該フラック
スを基板上で飛散させる前に、該基板と電子回路部品と
を電線接合する。
【0027】請求項9の発明は、請求項1、2、3、
4、5、6、7又は8の電子回路基板製造方法におい
て、上記溶融工程に先立って上記封止工程を実施するこ
とを特徴とするものである。
【0028】この電子回路基板製造方法においては、溶
融工程における加熱・溶融によって導電性物質を基板上
で飛散させる前に、該基板と電線接合した電子回路部品
を封止剤で封止する。
【0029】請求項10の発明は、上記電線接合工程に
先立って上記印刷工程を実施する請求項1、2、3、
4、5、6、7、8又は9の電子回路基板製造方法にお
いて、上記基板の導電性物質印刷面を下方に向けた状態
で該電線接合工程を実施することを特徴とするものであ
る。
【0030】この電子回路基板製造方法においては、基
板上での導電性物質のダレについて、基板面方向におけ
るダレ量を低減するとともに、基板面と直交する方向に
おけるダレ量を増加させる。例えば、電線接合工程で
は、一般に超音波等により基板に振動を加えるので、基
板上に印刷した導電性物質を該振動でダレさせて基板面
に拡散させてしまう。そして、この拡散により、基板上
における導電性物質の厚みを不足させて電子回路部品の
導通不良を生じたり、電子回路部品を本来絶縁状態であ
るべき導線と短絡させて絶縁不良にしたりするという問
題が生じ易い。そこで、この電子回路基板製造方法にお
いては、基板の導電性物質印刷面を下方に向けた状態で
電線接合工程を実施して、導電性物質に対して重力を該
基板とは反対方向に作用させる。このように重力を作用
させることにより、電線接合工程で導電性物質を基板と
反対方向にダレさせて、基板面方向におけるダレ量を低
減するとともに、基板面と直交する方向におけるダレ量
を増加させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明をC/S混在実装法
による電子回路基板製造方法(以下、基板製造方法とい
う)に適用した一実施形態について説明する。
【0032】まず、本基板製造方法におけるCOB工法
の各処理工程について説明する。本基板製造方法に用い
る基板1には、断面図である図1に示すような配線パタ
ーン10が公知の技術によって予め形成されている。
【0033】図2はこのCOB工法の処理工程を説明す
る断面図であり、(a)、(b)、(c)、(d)は、
固定剤供給工程としての固定剤塗布工程、部品マウント
工程としてのCOB用チップマウント工程(以下、単に
チップマウント工程という)、電線接合工程としてのボ
ンディング工程、封止工程、をそれぞれ示すものであ
る。
【0034】基板1上のCOB用チップマウント領域に
は、固定剤塗布工程で固定剤5が塗布される(a)。こ
の固定剤5上にはチップマウント工程で電子回路部品と
してのICチップ4aがマウントされ(b)、固定剤5
は固定剤硬化工程(図示せず)で所定の処理が施されて
硬化してICチップ4aを基板1上に固定する。基板上
の配線パターン10と基板1上に固定されたICチップ
4aとは、ボンディング工程においてAlやAu等から
なる電線としてのワイヤ4bでボンディングされて電気
的に導通状態となる(c)。このようにボンディングさ
れたICチップ4aとワイヤ4bとは、基板1上にマウ
ントされた封止枠4cに内包された後、封止枠4cへの
封止剤の注入により封止される(d)。封止剤4dは封
止剤硬化工程(図示せず)で所定の処理が施されて硬化
することにより、基板1上のICチップ4a及びワイヤ
4bを確実に保護するようになる。
【0035】本基板製造方法においては、以上のような
処理工程を経るCOB工法を用いることにより、基板1
上にはCOB4を実装する。
【0036】次に、本基板製造方法におけるSMTの各
処理工程について説明する。図3はこのSMTの処理工
程を説明する断面図であり、(a)から(c)は印刷工
程を、(d)は部品マウント工程としてのSMDマウン
ト工程を、それぞれ示すものである。
【0037】図3において、配線パターン10が形成さ
れた基板1は、印刷パターン用の孔7aが複数形成され
た印刷用マスク7と重ね合わされた後(a)、この印刷
マスク7上でスキージ8により導電性ペーストとしての
クリーム半田2が刷り付け印刷される((b)及び
(c))。このように印刷されたクリーム半田2上に
は、電子回路部品であり且つSMDであるSOP3がマ
ウントされる(d)。このSOP3は、電子回路部品と
してのICチップ3aとリード3bとを有する。基板1
上の印刷パターン10及びこのリード3bには、リフロ
ー工程(図示せず)でのクリーム半田2の溶融・固化に
より、それぞれ該クリーム半田2が固着する。そして、
この固着により、印刷パターン10とリード3bとが完
全に導通状態となるとともに、SOP3が基板1上に固
定される。なお、SMTの印刷工程に先立ち、COB形
成用のICチップ4aが基板1上にマウントされている
場合には、図4に示すような凸部7bを有するエンボス
マスク7が該印刷工程に用いられる。
【0038】本基板製造方法においては、以上のような
処理工程を経るSMTを用いることにより、基板1上に
SMDを実装する。
【0039】以上、本実施形態の基板製造方法によれ
ば、COB工法とSMTとを用いているので、基板1上
にCOB4とSMDであるSOP3とを混在実装するこ
とができる。
【0040】[実施例1]次に、本発明を適用した実施
例1の基板製造方法について説明する。本基板製造方法
においては、従来のS/M混在実装法と同様に、固定剤
及び封止剤として熱硬化性物質を用いる。
【0041】図5は本基板製造方法における各処理工程
を示す工程図である。図示のように、本基板製造方法に
おいては、まず、COB工法の固定剤塗布工程(p1)
とチップマウント工程(p2)とを実施する。次いで、
SMTの半田印刷工程(p3)とSMDマウント工程
(p4)とを実施した後、COB工法とSMTとの共通
の工程であるリフロー&剤硬化工程(p5)を実施す
る。このリフロー&剤硬化工程は、COB工法の固定剤
加熱硬化工程とSMTのリフロー工程とを加熱により同
時に実施ものである。上述のように、本基板製造方法で
は固定剤として熱硬化性物質を用いているが、このよう
に、加熱を必要とする固定剤加熱硬化工程とリフロー工
程とを同時に実施することにより、基板1上のSOP3
やICチップ4a等の電子回路部品に対する加熱回数を
低減することができる。
【0042】なお、リフロー&剤硬化工程を実施した後
には、COB工法のボンディング工程(p6)、封止工
程(p7)及び加熱硬化工程(封止剤加熱硬化工程、p
8)を実施して、SOP3とCOB4とを基板1上に混
在実装する。
【0043】また、本基板製造方法の半田印刷工程にお
いては、既に基板1上にCOB用のICチップ4aをマ
ウントして突起を形成しているので、従来のC/S混載
実装法と同様にエンボスマスクを用いる。
【0044】以上、本実施例1の基板製造方法によれ
ば、基板1上のSOP3やICチップ4aに対する加熱
回数を低減するので、これら電子回路部品に与えるヒー
トショック回数を低減することができる。また、従来で
は個別に実施されていたCOB工法の固定剤加熱硬化工
程とSMTのリフロー工程とを同時に実施するので、処
理工程数を低減して作業性を向上させることができる。
【0045】[実施例2]次に、本発明を適用した実施
例2の基板製造方法について説明する。本基板製造方法
においては、従来のS/M混在実装法とは異なり、固定
剤として、例えば、主剤と硬化助剤との混合により硬化
するものや、空気との接触により十分な部品固定性能を
発揮し得る程度に硬化するもの、など非加熱硬化性のも
のを用いる。主剤と硬化助剤との混合により硬化するも
のとしては、エポキシ系接着剤等などがある。なお、固
定剤として、エラストマ型紫外線硬化性樹脂など、光硬
化性物質を用いる場合には、基板を透明な材質で構成す
ることが望ましい。このように構成することで、基板の
裏側から固定剤に光照射して、該固定剤を硬化させるこ
とができる。
【0046】図6は本基板製造方法における各処理工程
を示す工程図である。図示のように、本基板製造方法に
おいては、まず、COB工法の固定剤塗布工程である非
加熱硬化性固定剤塗布工程(p1)と、チップマウント
工程(p2)とを実施する。そして、基板1上に塗布し
た非加熱硬化性固定剤を、COB工法の固定剤硬化工程
である自然硬化工程(p3)において自然硬化させる。
本基板製造方法においては、固定剤として非加熱硬化性
硬化剤を用いているので、固定剤硬化工程で固定剤を加
熱することなく自然硬化させることができる。
【0047】自然硬化工程の次には、SMTの半田印刷
工程(p4)とSMDマウント工程(p5)とを実施し
た後、COB工法のボンディング工程(p6)と封止工
程(p7)とを実施する。そして最後に、COB工法と
SMTとの共通の工程であるリフロー&剤硬化工程(p
8)を実施して、SOP3とCOB4とを基板1上に混
在実装する。このリフロー&剤硬化工程は、COB工法
の封止剤加熱硬化工程とSMTのリフロー工程とを加熱
により同時に実施ものである。本基板製造方法では、従
来のC/S混在実装法と同様に封止剤として熱硬化性物
質を用いているが、加熱を必要とする封止剤加熱硬化工
程とリフロー工程とをリフロー&剤硬化工程で同時に実
施することにより、基板1上のSOP3やICチップ4
a等の電子回路部品に対する加熱回数を低減することが
できる。また、フラックスや半田粒子を基板1上で飛散
させ易いリフロー工程に先立ち、ボンディング工程及び
封止工程を実施する。
【0048】なお、本基板製造方法においても、上記実
施例1の基板製造方法と同様の理由により、半田印刷工
程でエンボスマスクを用いる。
【0049】以上、本実施例2の基板製造方法によれ
ば、基板1上のSOP3やICチップ4aに対する加熱
回数を低減するので、これら電子回路部品に与えるヒー
トショック回数を低減することができる。また、従来で
は個別に実施されていたCOB工法の封止剤加熱硬化工
程とSMTのリフロー工程とを同時に実施するので、処
理工程数を低減して作業性を向上させることができる。
また、固定剤硬化工程で固定剤を加熱することなく自然
硬化させることができるので、ICチップ4aに与える
ヒートショック回数を更に低減することができる。ま
た、フラックスや半田粒子を飛散させ易いリフロー工程
に先立ち、ボンディング工程及び封止工程を実施するの
で、飛散フラックスの付着による印刷パターン10とI
Cチップ4aとのボンディング性の低下や、飛散半田粒
子の付着によるボンディングワイヤ4bの品質劣化や絶
縁不良を回避することができる。
【0050】なお、本基板製造方法のように、非加熱硬
化性固定剤を用い、且つ、固定剤塗布工程の後に加熱を
要する工程を実施する場合には、加熱により変性し難い
耐熱性の非加熱硬化性固定剤を用いることが望ましい。
【0051】[実施例3]次に、本発明を適用した実施
例3の基板製造方法について説明する。本基板製造方法
においては、上記実施例1の基板製造方法と同様に、固
定剤及び封止剤として熱硬化性物質を用いる。
【0052】図7は本基板製造方法における各処理工程
を示す工程図である。図示のように、本基板製造方法に
おいては、まず、SMTの半田印刷工程(p1)を実施
した後、COB工法の固定剤塗布工程(p2)とチップ
マウント工程(p3)とを実施する。即ち、基板1上に
ICチップ4a等の電子回路部品をマウントして突起を
形成する前に、半田印刷工程を実施する。このため、半
田印刷工程で通常の印刷用マスクとスキージとの組み合
わせを用いることができる。
【0053】チップマウント工程の次には、SMTのS
MDマウント工程(p4)を実施した後、リフロー工程
と固定剤硬化工程との共通工程であるリフロー&剤硬化
工程(p5)と実施する。このリフロー&剤硬化工程の
実施により、基板1上のSOP3やICチップ4a等の
電子回路部品に対する加熱回数を低減することができ
る。
【0054】リフロー&剤硬化工程の次には、COB工
法のボンディング工程(p6)、封止工程(p7)及び
加熱硬化工程(封止剤硬化工程、p8)を実施して、S
OP3とCOB4とを基板1上に混在実装する。
【0055】以上、本実施例3の基板製造方法によれ
ば、基板1上のSOP3やICチップ4aに対する加熱
回数を低減するので、これら電子回路部品に与えるヒー
トショック回数を低減することができる。また、従来で
は個別に実施されていたCOB工法の固定剤加熱硬化工
程とSMTのリフロー工程とを同時に実施するので、処
理工程数を低減して作業性を向上させることができる。
【0056】なお、チップマウント工程(p3)とSM
Dマウント工程(p4)の順序を逆転させて実施しても
よい。
【0057】[実施例4]次に、本発明を適用した実施
例4の基板製造方法について説明する。本基板製造方法
においては、従来のS/M混在実装法とは異なり、封止
剤として、上記実施例2の基板製造方法で用いた固定剤
と同様に非加熱硬化性のものを用いる。
【0058】図8は本基板製造方法における各処理工程
を示す工程図である。図示のように、本基板製造方法に
おいては、まず、SMTの半田印刷工程(p1)を実施
した後、COB工法の固定剤塗布工程(p2)とチップ
マウント工程(p3)とを実施する。
【0059】次いで、SMTのSMDマウント工程(p
4)を実施した後、リフロー工程と固定剤硬化工程との
共通工程であるリフロー&剤硬化工程(p5)と実施す
る。このリフロー&剤硬化工程の実施により、基板1上
のSOP3やICチップ4a等の電子回路部品に対する
加熱回数を低減することができる。
【0060】リフロー&剤硬化工程の次には、COB工
法のボンディング工程(p6)と封止工程(p7)とを
実施した後、封止剤硬化工程である自然硬化工程(p
8)を実施して、SOP3とCOB4とを基板1上に混
在実装する。本基板製造方法においては、封止剤として
非加熱硬化性の剤を用いているので、封止剤硬化工程で
該封止剤を加熱することなく自然硬化させることができ
る。
【0061】以上、本実施例4の基板製造方法によれ
ば、基板1上のSOP3やICチップ4aに対する加熱
回数を低減するので、これら電子回路部品に与えるヒー
トショック回数を低減することができる。また、従来で
は個別に実施されていたCOB工法の固定剤加熱硬化工
程とSMTのリフロー工程とを同時に実施するので、処
理工程数を低減して作業性を向上させることができる。
また、封止剤硬化工程で封止剤を加熱することなく自然
硬化させることができるので、SOP3やICチップ4
aに与えるヒートショック回数を更に低減することがで
きる。
【0062】なお、SMDマウント工程(p3)とチッ
プマウント工程(p4)の順序を逆転させて実施しても
よい。また、固定剤に非加熱硬化性物質を用いる場合と
同様に、封止剤に非加熱硬化性物質を用い、且つ、封止
材塗布工程の後に加熱を要する工程を実施する場合に
は、加熱により変性し難い耐熱性の非加熱硬化性物質を
用いることが望ましい。また、封止材にエラストマ型紫
外線硬化性樹脂など、光硬化性物質を用いる場合には、
基板を透明な材質で構成することが望ましい。
【0063】[実施例5]次に、本発明を適用した実施
例5の基板製造方法について説明する。本基板製造方法
においては、実施例2の基板製造方法と同様の非加熱硬
化性固定剤を用いる。
【0064】図9は本基板製造方法における各処理工程
を示す工程図である。図示のように、本基板製造方法に
おいては、まず、SMTの半田印刷工程(p1)を実施
した後、COB工法の非加熱硬化性固定剤塗布工程(p
2)、チップマウント工程(p3)及び自然硬化工程
(固定剤硬化工程、p4)を実施する。このように、非
加熱硬化性固定剤を用いることで、固定剤硬化工程で固
定剤を加熱することなく自然硬化させることができる。
【0065】自然硬化工程の次には、SMTのSMDマ
ウント工程(p5)を実施した後、COB工法のボンデ
ィング工程(p6)と封止工程(p7)とを実施し、最
後に、リフロー&剤硬化工程(p8)を実施する。この
リフロー&剤硬化工程の実施により、基板1上のSOP
3やICチップ4a等の電子回路部品に対する加熱回数
を低減することができる。また、フラックスや半田粒子
を基板1上で飛散させ易いリフロー工程に先立ってボン
ディング工程及び封止工程を実施して、飛散フラックス
の付着による印刷パターン10とICチップ4aとのボ
ンディング性の低下や、飛散半田粒子の付着によるボン
ディングワイヤ4bの品質劣化や絶縁不良を回避するこ
とができる。
【0066】以上、本実施例5の基板製造方法によれ
ば、固定剤硬化工程で固定剤を加熱することなく自然硬
化させることができるので、ICチップ4aに与えるヒ
ートショック回数を低減することができる。また、基板
1上のSOP3やICチップ4aに対する加熱回数を低
減するので、これら電子回路部品に与えるヒートショッ
ク回数をより低減することができる。また、フラックス
や半田粒子を飛散させ易いリフロー工程に先立ち、ボン
ディング工程及び封止工程を実施するので、飛散フラッ
クスの付着による印刷パターン10とICチップ4aと
のボンディング性の低下や、飛散半田粒子の付着による
ボンディングワイヤ4bの品質劣化や絶縁不良を回避す
ることができる。また、従来では個別に実施されていた
COB工法の封止剤加熱硬化工程とSMTのリフロー工
程とを同時に実施するので、処理工程数を低減して作業
性を向上させることができる。
【0067】なお、SMDマウント工程、チップマウン
ト工程、自然乾燥工程という順序で処理工程を実施して
もよい。
【0068】[実施例6]次に、本発明を適用した実施
例6の基板製造方法について説明する。本基板製造方法
においては、実施例1及び3の基板製造方法と同様に、
加熱硬化性の固定剤及び封止剤を用いる。
【0069】図10は本基板製造方法における各処理工
程を示す工程図である。図示のように、本基板製造方法
においては、SMTの半田印刷工程(p1)及びSMD
マウント工程(p2)を実施した後、COB工法の固定
剤塗布工程(p3)、チップマウント工程(p4)、加
熱硬化工程(p5)、ボンディング工程(p6)、封止
工程(p7)及びリフロー&剤硬化工程(p8)を実施
する。
【0070】以上の処理工程において、リフロー&剤硬
化工程(リフローと封止剤硬化の共通工程)の実施によ
り、基板1上のSOP3やICチップ4a等の電子回路
部品に対する加熱回数を低減することができる。また、
リフロー工程に先立ってボンディング工程及び封止工程
を実施して、飛散フラックスの付着による印刷パターン
10とICチップ4aとのボンディング性の低下や、飛
散半田粒子の付着によるボンディングワイヤ4bの品質
劣化や絶縁不良を回避することができる。
【0071】以上、本実施例6の基板製造方法によれ
ば、基板1上のSOP3やICチップ4aに対する加熱
回数を低減するので、これら電子回路部品に与えるヒー
トショック回数をより低減することができる。また、リ
フロー工程に先立ち、ボンディング工程及び封止工程を
実施するので、飛散フラックスの付着による印刷パター
ン10とICチップ4aとのボンディング性の低下や、
飛散半田粒子の付着によるボンディングワイヤ4bの品
質劣化や絶縁不良を回避することができる。また、従来
では個別に実施されていたCOB工法の封止剤加熱硬化
工程とSMTのリフロー工程とを同時に実施するので、
処理工程数を低減して作業性を向上させることができ
る。
【0072】なお、P5の加熱硬化工程でクリーム半田
を溶融させて、即ち、P5をリフロー&剤硬化工程と
し、P8で封止材のみを加熱硬化させてもよい。但し、
この場合にはボンディング工程に先立ち、リフローによ
り半田フラックスを飛散させることになる。
【0073】[実施例7]次に、本発明を適用した実施
例7の基板製造方法について説明する。本基板製造方法
においては、実施例2及び5の基板製造方法と同様の非
加熱硬化性固定剤を用いる。
【0074】図11は本基板製造方法における各処理工
程を示す工程図である。図示のように、本基板製造方法
においては、半田印刷工程(p1)、SMDマウント工
程(p2)、非加熱硬化性固定剤塗布工程(p3)、チ
ップマウント工程(p4)、自然乾燥工程(p5)、ボ
ンディング工程(p6)、封止工程(p7)、リフロー
&剤硬化工程(p8)という順で各処理工程を実施す
る。
【0075】以上の処理工程において、非加熱硬化性固
定剤を用いることで、固定剤硬化工程で固定剤を加熱す
ることなく自然硬化させることができる。また、リフロ
ー&剤硬化工程(リフローと封止剤硬化の共通工程)の
実施により、基板1上のSOP3やICチップ4a等の
電子回路部品に対する加熱回数を低減することができ
る。また、リフロー工程に先立ってボンディング工程及
び封止工程を実施して、飛散フラックスの付着による印
刷パターン10とICチップ4aとのボンディング性の
低下や、飛散半田粒子の付着によるボンディングワイヤ
4bの品質劣化や絶縁不良を回避することができる。
【0076】以上、本実施例7の基板製造方法によれ
ば、固定剤を加熱することなく自然硬化させることがで
きるので、ICチップ4aに与えるヒートショック回数
を低減することができる。また、基板1上のSOP3や
ICチップ4aに対する加熱回数を低減するので、これ
ら電子回路部品に与えるヒートショック回数をより低減
することができる。また、リフロー工程に先立ち、ボン
ディング工程及び封止工程を実施するので、飛散フラッ
クスの付着による印刷パターン10とICチップ4aと
のボンディング性の低下や、飛散半田粒子の付着による
ボンディングワイヤ4bの品質劣化や絶縁不良を回避す
ることができる。また、従来では個別に実施されていた
COB工法の封止剤加熱硬化工程とSMTのリフロー工
程とを同時に実施するので、処理工程数を低減して作業
性を向上させることができる。
【0077】[実施例8]次に、本発明を適用した実施
例8の基板製造方法について説明する。本基板製造方法
においては、固定剤として熱可塑性物質を用い、該熱可
塑性物質を加熱により軟化させてから該熱可塑性物質上
にICチップ4aをマウントした後、該熱可塑性物質を
自然冷却などにより冷却して硬化させる。また、上記実
施例4と同様に、封止剤として非加熱硬化性のものを用
いる。
【0078】図12は本基板製造方法における各処理工
程を示す工程図である。図示のように、本基板製造方法
においては、まず、SMTの半田印刷工程(p1)を実
施してから、COB工法の固定剤塗布工程(p2)を実
施する。次いで、SMTのSMDマウント工程(p3)
を実施した後に、COB工法のチップマウント工程(p
4)とを実施する。
【0079】そして、固定剤を加熱により軟化させる加
熱軟化工程と、リフロー工程との共通工程であるリフロ
ー&剤軟化工程(p5)と実施する。このリフロー&剤軟
化工程の実施により、基板1上のSOP3やICチップ
4a等の電子回路部品に対する加熱回数を低減すること
ができる。
【0080】次に、自然冷却等により固定剤を硬化させ
る固定剤冷却硬化工程(p6)を実施する。更に、CO
B工法のボンディング工程(p7)と封止工程(p8)
とを実施した後、封止剤硬化工程である自然硬化工程
(p9)を実施して、SOP3とCOB4とを基板1上
に混在実装する。本基板製造方法においては、封止剤と
して非加熱硬化性の剤を用いているので、封止剤硬化工
程で該封止剤を加熱することなく自然硬化させることが
できる。
【0081】以上、本実施例8の基板製造方法によれ
ば、加熱により軟化させた熱可塑性の固定剤上にICチ
ップ4aをマウントすることで、ICチップ4aを加熱
しないで基板上に固定することができるので、ICチッ
プ4aのヒートショック回数を低減することができる。
また、リフロー&剤軟化工程の実施により、基板1上の
SOP3やICチップ4a等の電子回路部品に対する加
熱回数を低減するので、これら電子回路部品に与えるヒ
ートショック回数を低減することができる。また、封止
剤硬化工程で封止剤を加熱することなく自然硬化させる
ことができるので、SOP3やICチップ4aに与える
ヒートショック回数を更に低減することができる。
【0082】なお、p1〜p4までの工程において、半
田印刷工程の後にSMDマウント工程を実施し、且つ、
固定剤塗布工程の後にSMDマウント工程を実施する条
件を具備していれば、各工程をどのような順序で実施し
てもよい。
【0083】以上の各実施例の基板製造方法と、従来の
C/S混在実装法(従来法)とにおけるヒートショック
回数の比較結果を表1に示す。
【表1】
【0084】いずれの実施例の基板製造方法において
も、従来法よりヒートショック回数を低減することがで
きるが、表1より、特に実施例2、4、5、7及び8の
基板製造方法がヒートショック回数の低減化に優れてい
ることがわかる。
【0085】各実施例の基板製造方法と、従来のC/S
混在実装法(従来法)とにおける使用マスク(印刷用マ
スク)及び飛散半田等による影響の比較結果を表2に示
す。
【表2】
【0086】表2より、使用マスクと、ボンディング工
程における飛散フラックス及び飛散半田粒子の影響とを
考慮すると、特に、実施例5、6及び7の基板製造方法
が優れていることがわかる。これらの比較結果より、実
施例5又は7の基板製造方法を用いるとより効果的であ
ることがわかる。
【0087】[具体例]次に、上記各実施例の基板製造
方法のより詳細な例である具体例の基板製造方法につい
て説明する。上述した各実施例の基板製造方法において
は、いずれもボンディング工程を実施する前に半田印刷
工程を実施している。このボンディング工程において
は、一般に超音波発生装置を用いており、基板1に微細
な振動を付与することになる。このように振動を付与す
ると、図13(a)に示す状態の印刷済みクリーム半田
2を、振動の付与によってダレさせて図13(b)に示
すように基板面に拡散させてしまう。そして、クリーム
半田2を拡散させてしまうと、図14(a)に示すよう
に、クリーム半田2によりSOP3のリード3bと、こ
れに対して絶縁状態であるべき配線パターン10aとを
短絡させて、両者の絶縁不良を生ずるおそれがある。ま
た、クリーム半田2を拡散させてしまうと、当然ながら
その厚みを低減してしまうので、図14(b)に示すよ
うに、SOP3のリード3bとクリーム半田2との接触
不良によりSOP3の導通不良を生ずるおそれがある。
【0088】そこで、本具体例の基板製造方法において
は、図15(a)に示すように、基板1の半田印刷面を
下方に向けた状態でボンディング工程(図示せず)を実
施して、基板1上のクリーム半田2に対して重力を基板
1とは反対方向に作用させる。このように重力を作用さ
せることにより、図15(b)に示すように、ボンディ
ング工程でクリーム半田2を基板1と反対方向(図面下
方向)にダレさせて、基板面方向におけるクリーム半田
2のダレ量を低減するとともに、基板面と直交する方向
におけるクリーム半田2のダレ量を増加させる。
【0089】以上、本具体例の基板製造方法によれば、
基板面方向におけるクリーム半田2のダレ量を低減する
ので、隣接する印刷パターン間の間隙を広めて、該印刷
パターン間に生ずる絶縁不良を低減することができる。
また、基板面と直交する方向におけるクリーム半田2の
ダレ量を増加させるので、印刷パターンの高さを増加さ
せて、リード高さにバラツキのあるチップに対しても導
通不良を生じさせ難くすることができる。
【0090】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、基板上
の電子回路部品の加熱回数を低減しながら該基板上にC
OBとSMDとを混在実装することができるので、該電
子回路部品に与えるヒートショック回数を低減しなが
ら、該COBと該SMDとを同一基板上に混在実装する
ことができるという優れた効果がある。
【0091】請求項3又は4の発明によれば、COBと
SMDとを同一基板上に混在実装し、且つ、基板上の電
子回路部品を加熱しないで固定剤又は封止剤を硬化させ
ることができるので、該基板上の電子回路部品に与える
ヒートショック回数を低減しながら、該COBと該SM
Dとを同一基板上に混在実装することができるという優
れた効果がある。
【0092】請求項5、6又は7の発明によれば、基板
上の電子回路部品の加熱回数を低減しながら、該基板上
にCOBとSMDとを混在実装することができるので、
該電子回路部品に与えるヒートショック回数を低減しな
がら、該COBと該SMDとを同一基板上に混在実装す
ることができるという優れた効果がある。
【0093】特に、請求項6又は7の発明によれば、基
板上の電子回路部品の加熱回数をより低減することがで
きるので、該電子回路部品に与えるヒートショック回数
をより低減することができるという優れた効果がある。
【0094】請求項8の発明によれば、導電性物質に含
有させたフラックスを基板上で飛散させる前に該基板と
電子回路部品とを電線接合するので、該フラックスの飛
散・付着による該基板と該電子回路基板との接合性の低
下を回避することができるという優れた効果がある。
【0095】請求項9の発明によれば、導電性物質を加
熱・溶融によって基板上で飛散させる前に、該基板と電
線接合した電子回路部品を封止剤で封止するので、溶融
工程で該導電性物質を飛散・付着させることにより生ず
る該電子回路部品の電線接合部の品質劣化や絶縁不良を
回避することができるという優れた効果がある。
【0096】請求項10の発明によれば、基板面方向に
おける導電性物質のダレ量を低減するので、隣接する印
刷パターン間の間隙を広めて、該印刷パターン間に生ず
る絶縁不良を低減することができる。また、基板面と直
交する方向における導電性物質のダレ量を増加させるの
で、印刷パターンの高さを増加させて、リード高さにバ
ラツキのある電子回路部品に対しても導通不良を生じさ
せ難くすることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の基板製造方法に用いる基板1を示す
断面図。
【図2】(a)は同基板製造方法のCOB工法における
固定剤塗布工程を説明する断面図。(b)は同COB工
法におけるチップマウント工程を説明する断面図。
(c)は同COB工法におけるボンディング工程を説明
する断面図。(d)は同COB工法における封止工程を
説明する断面図。
【図3】(a)から(c)はそれぞれ同基板製造方法の
SMTにおける印刷工程を説明する断面図。(d)は同
SMTにおけるSMDマウント工程を説明する断面図。
【図4】エンボスマスク7を基板1及びICチップ4a
とともに示す断面図。
【図5】実施例1の基板製造方法における各処理工程を
示す工程図。
【図6】実施例2の基板製造方法における各処理工程を
示す工程図。
【図7】実施例3の基板製造方法における各処理工程を
示す工程図。
【図8】実施例4の基板製造方法における各処理工程を
示す工程図。
【図9】実施例5の基板製造方法における各処理工程を
示す工程図。
【図10】実施例6の基板製造方法における各処理工程
を示す工程図。
【図11】実施例7の基板製造方法における各処理工程
を示す工程図。
【図12】実施例3の基板製造方法における各処理工程
を示す工程図。
【図13】(a)は各実施例の基板製造方法の印刷工程
直後における印刷済みクリーム半田2の状態を示す断面
図。(b)は同基板製造方法のボンディング工程後にお
ける印刷済みクリーム半田2の状態を示す断面図。
【図14】(a)はSOP3のリード3bと配線パター
ン10aとの短絡状態を説明する断面図。(b)は同リ
ード3bとクリーム半田2との接触不良を説明する断面
図。
【図15】(a)は具体例の基板製造方法のボンディン
グ工程における振動付与前のクリーム半田2の状態を示
す断面図。(b)は同ボンディング工程後のクリーム半
田2の状態を示す断面図。
【図16】従来のC/S混在実装法により複数の電子回
路部品が実装された電子回路基板を示す断面図。
【図17】同C/S混在実装法における各処理工程を示
す工程図。
【符号の説明】
1 基板 2 クリーム半田 3 QFP 3a ICチップ 3b リード 4 COB 4a ICチップ 4b ワイヤ(ボンディングワイヤ) 4c 封止枠 4d 封止剤 5 固定剤 6 ベアチップ 7 印刷用マスク 7a 孔 7b 凸部 8 スキージ 10 配線パターン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に固定剤を供給する固定剤供給工程
    と、該固定剤上に電子回路部品をマウントする部品マウ
    ント工程と、該固定剤を加熱により硬化させる固定剤硬
    化工程としての加熱硬化工程と、該電子回路部品を該基
    板に電線接合させる電線接合工程と、該電子回路部品を
    封止剤で封止する封止工程と、該封止剤を硬化させる封
    止剤硬化工程とを実施する電子回路部品実装技術、及
    び、基板上に導電性物質を印刷する印刷工程と、該導電
    性物質上に電子回路部品をマウントする部品マウント工
    程と、該導電性物質を加熱により溶融させる溶融工程と
    を実施する電子回路部品実装技術、を同一基板に施す電
    子回路基板製造方法において、該加熱硬化工程と該溶融
    工程とを加熱により同時に実施することを特徴とする電
    子回路基板製造方法。
  2. 【請求項2】基板上に固定剤を供給する固定剤供給工程
    と、該固定剤上に電子回路部品をマウントする部品マウ
    ント工程と、該固定剤を硬化させる固定剤硬化工程と、
    該電子回路部品を該基板に電線接合させる電線接合工程
    と、該電子回路部品を封止剤で封止する封止工程と、該
    封止剤を加熱により硬化させる封止剤硬化工程としての
    加熱硬化工程とを実施する電子回路部品実装技術、及
    び、基板上に導電性物質を印刷する印刷工程と、該導電
    性物質上に電子回路部品をマウントする部品マウント工
    程と、該導電性物質を加熱により溶融させる溶融工程と
    を実施する電子回路部品実装技術、を同一基板に施す電
    子回路基板製造方法において、該加熱硬化工程と該溶融
    工程とを同時に実施することを特徴とする電子回路基板
    製造方法。
  3. 【請求項3】基板上に固定剤を供給する固定剤供給工程
    と、該固定剤上に電子回路部品をマウントする部品マウ
    ント工程と、該固定剤を硬化させる固定剤硬化工程と、
    該電子回路部品を該基板に電線接合させる電線接合工程
    と、該電子回路部品を封止剤で封止する封止工程と、該
    封止剤を硬化させる封止剤硬化工程とを実施する電子回
    路部品実装技術、及び、基板上に導電性物質を印刷する
    印刷工程と、該導電性物質上に電子回路部品をマウント
    する部品マウント工程と、該導電性物質を加熱により溶
    融させる溶融工程とを実施する電子回路部品実装技術、
    を同一基板に施す電子回路基板製造方法において、該固
    定剤として、主剤と硬化助剤との混合により硬化する
    剤、空気との接触で化学的もしくは物理的に変化して硬
    化する剤、あるいは、光硬化性樹脂、を用いることを特
    徴とする電子回路基板製造方法。
  4. 【請求項4】基板上に固定剤を供給する固定剤供給工程
    と、該固定剤上に電子回路部品をマウントする部品マウ
    ント工程と、該固定剤を硬化させる固定剤硬化工程と、
    該電子回路部品を該基板に電線接合させる電線接合工程
    と、該電子回路部品を封止剤で封止する封止工程と、該
    封止剤を硬化させる封止剤硬化工程とを実施する電子回
    路部品実装技術、及び、基板上に導電性物質を印刷する
    印刷工程と、該導電性物質上に電子回路部品をマウント
    する部品マウント工程と、該導電性物質を加熱により溶
    融させる溶融工程とを実施する電子回路部品実装技術、
    を同一基板に施す電子回路基板製造方法において、該封
    止剤として、主剤と硬化助剤との混合により硬化する
    剤、空気との接触で化学的もしくは物理的に変化して硬
    化する剤、あるいは、光硬化性樹脂、を用いることを特
    徴とする電子回路基板製造方法。
  5. 【請求項5】基板上に固定剤を供給する固定剤供給工程
    と、該固定剤上に電子回路部品をマウントする部品マウ
    ント工程と、該固定剤を硬化させる固定剤硬化工程と、
    該電子回路部品を該基板に電線接合させる電線接合工程
    と、該電子回路部品を封止剤で封止する封止工程と、該
    封止剤を硬化させる封止剤硬化工程とを実施する電子回
    路部品実装技術、及び、基板上に導電性物質を印刷する
    印刷工程と、該導電性物質上に電子回路部品をマウント
    する部品マウント工程と、該導電性物質を加熱により溶
    融させる溶融工程とを実施する電子回路部品実装技術、
    を同一基板に施す電子回路基板製造方法において、該固
    定剤として熱可塑性物質を用い、これを加熱により軟化
    させる加熱軟化工程を実施してから、軟化させた該熱可
    塑性物質上に該電子回路部品をマウントするマウント工
    程を実施することを特徴とする電子回路基板製造方法。
  6. 【請求項6】請求項5の電子回路基板製造方法におい
    て、上記加熱軟化工程と溶融工程とを加熱により同時に
    実施することを特徴とする電子回路基板製造方法。
  7. 【請求項7】上記封止材硬化工程で上記封止材を加熱に
    より硬化させる請求項5の電子回路基板製造方法におい
    て、上記加熱軟化工程と該封止材硬化工程とを加熱によ
    り同時に実施することを特徴とする電子回路部品製造方
    法。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6又は7の電
    子回路基板製造方法において、上記溶融工程に先立って
    上記電線接合工程を実施することを特徴とする電子回路
    基板製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6、7又は8
    の電子回路基板製造方法において、上記溶融工程に先立
    って上記封止工程を実施することを特徴とする電子回路
    基板製造方法。
  10. 【請求項10】上記電線接合工程に先立って上記印刷工
    程を実施する請求項1、2、3、4、5、6、7、8又
    は9の電子回路基板製造方法において、上記基板の導電
    性物質印刷面を下方に向けた状態で該電線接合工程を実
    施することを特徴とする電子回路基板製造方法。
JP11105286A 1999-04-13 1999-04-13 電子回路基板製造方法 Pending JP2000299553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11105286A JP2000299553A (ja) 1999-04-13 1999-04-13 電子回路基板製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11105286A JP2000299553A (ja) 1999-04-13 1999-04-13 電子回路基板製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000299553A true JP2000299553A (ja) 2000-10-24

Family

ID=14403448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11105286A Pending JP2000299553A (ja) 1999-04-13 1999-04-13 電子回路基板製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000299553A (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62169433A (ja) * 1986-01-22 1987-07-25 Fuji Xerox Co Ltd 半導体装置の製造方法
JPH0260793A (ja) * 1988-08-26 1990-03-01 Hitachi Maxell Ltd Icカード用の半導体装置
JPH0428108A (ja) * 1990-05-23 1992-01-30 Asahi Chem Ind Co Ltd 銀系導電性ペースト並びに該ペーストを用いた導電体
JPH05226385A (ja) * 1992-02-17 1993-09-03 Toshiba Corp 半導体装置の実装方法
JPH05243289A (ja) * 1992-02-27 1993-09-21 Sanyo Electric Co Ltd 混成集積回路装置およびその製造方法
JPH07297329A (ja) * 1994-04-25 1995-11-10 Matsushita Electric Works Ltd ヒートシンク
JPH1032383A (ja) * 1996-07-12 1998-02-03 Sony Corp 電子部品の製造方法
JPH10150141A (ja) * 1996-11-15 1998-06-02 Sony Corp 半導体装置及びこの半導体装置の実装方法
JPH10183096A (ja) * 1996-12-24 1998-07-07 Hitachi Chem Co Ltd 接着剤、これを用いた半導体装置及びその製造法
JPH10215049A (ja) * 1997-01-28 1998-08-11 Fujitsu Denso Ltd チップ・オン・ボード実装構造およびその製造方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62169433A (ja) * 1986-01-22 1987-07-25 Fuji Xerox Co Ltd 半導体装置の製造方法
JPH0260793A (ja) * 1988-08-26 1990-03-01 Hitachi Maxell Ltd Icカード用の半導体装置
JPH0428108A (ja) * 1990-05-23 1992-01-30 Asahi Chem Ind Co Ltd 銀系導電性ペースト並びに該ペーストを用いた導電体
JPH05226385A (ja) * 1992-02-17 1993-09-03 Toshiba Corp 半導体装置の実装方法
JPH05243289A (ja) * 1992-02-27 1993-09-21 Sanyo Electric Co Ltd 混成集積回路装置およびその製造方法
JPH07297329A (ja) * 1994-04-25 1995-11-10 Matsushita Electric Works Ltd ヒートシンク
JPH1032383A (ja) * 1996-07-12 1998-02-03 Sony Corp 電子部品の製造方法
JPH10150141A (ja) * 1996-11-15 1998-06-02 Sony Corp 半導体装置及びこの半導体装置の実装方法
JPH10183096A (ja) * 1996-12-24 1998-07-07 Hitachi Chem Co Ltd 接着剤、これを用いた半導体装置及びその製造法
JPH10215049A (ja) * 1997-01-28 1998-08-11 Fujitsu Denso Ltd チップ・オン・ボード実装構造およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2286084A (en) Electronic package with thermally conductive support
CN1340851A (zh) 电子器件及其制造方法
JPH07321244A (ja) 電子部品および電子部品の製造方法
KR100748558B1 (ko) 칩 사이즈 패키지 및 그 제조 방법
TWI770405B (zh) 封裝元件及其製備方法
JP2000299553A (ja) 電子回路基板製造方法
KR20080074468A (ko) 초음파를 이용한 반도체 칩의 표면실장방법
JP2000299552A (ja) 電子回路基板製造方法
JPH077033A (ja) 電子部品搭載装置の製造方法
JPH0888464A (ja) フリップチップ実装方法
JP3421591B2 (ja) 混成集積回路装置の製造方法
KR100306115B1 (ko) 회로기판의부품혼재실장공법
JP2002368029A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH03177034A (ja) 電子部品の接続方法
JP2000100836A (ja) 半導体チップの実装方法
JP3489489B2 (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
JPH03241860A (ja) 混成集積回路基板の樹脂封止構造及び樹脂封止方法
JP2002124596A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2599290Y2 (ja) ハイブリッドic
TWI249824B (en) Semiconductor package with passive component
JPH05109965A (ja) 電子部品および電子部品の製造方法
JP2000077433A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2003124601A (ja) 表面実装型半導体製品を搭載したタブパッケージ構造
JPH03241861A (ja) 混成集積回路基板の樹脂封止構造及び樹脂封止方法
JP2007329424A (ja) 電子部品を搭載した配線基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090327