JP2000298944A - 無線装置 - Google Patents

無線装置

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JP2000298944A
JP2000298944A JP11108432A JP10843299A JP2000298944A JP 2000298944 A JP2000298944 A JP 2000298944A JP 11108432 A JP11108432 A JP 11108432A JP 10843299 A JP10843299 A JP 10843299A JP 2000298944 A JP2000298944 A JP 2000298944A
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JP11108432A
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Masahiro Toshida
雅啓 土志田
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Sony Corp
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数個の記録メディアに分割して記録された
データを連続性を保持しながらリアルタイムに再生でき
るようにする。 【解決手段】 制御部6と、表示部12と、記憶部7
と、記録再生部14とを設ける。再生指示がなされた場
合には、実際の再生処理に先立って記録メディア21の
所定領域の情報を読み取り、所定データが複数個の記録
メディアに分割して記録されているかどうかを判定す
る。そして、分割して記録されていると判定される場合
には、記録メディアのデータ領域の読み出し順序で後半
側となる第1の領域21d2に記録されているデータを
予め読み取って記憶部7に書き込んだ後に再生処理を行
い、第1の領域21d2に再生位置が到達するタイミン
グで記憶部7に予め書き込んだデータの再生に切り替え
て連続的に処理を行うと共に、再生の切り替え処理に並
行して後に続く記録メディアへの交換を促す表示を表示
部12にて行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線通信回線を
介してダウンロードサイトより音楽データ等の所定のデ
ータをダウンロードすることができる無線装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信回線を介してダウンロー
ドサイトより音楽データをダウンロードすることができ
る携帯電話機等の無線装置が提案されている。この場
合、ダウンロードされた音楽データは、例えば着脱自在
な記録メディアに書き込まれ、ダウンロード後に再生さ
れることになる。
【0003】このような無線装置においては、記録メデ
ィアとして少容量のものが使用される。このため、ある
曲の音楽データをダウンロードしている途中で記録メデ
ィアに空きがなくなることが頻繁に発生する。この場
合、従来においては、新たな記録メディアと交換して曲
の頭からダウンロードをし直すことが必要であり、効率
的にダウンロードできない問題点があった。このような
問題に対処するため、少容量の記録メディアに対して音
楽データ等のダウンロードを効率良く行うことができる
無線装置が提案されている。
【0004】この無線装置は、記録再生部の装着部に装
着されている記録メディアに書き込み可能な領域がなく
なり、所定データを途中までしか書き込むことができな
い時には、ダウンロードが中断され、新たな記録メディ
アが装着される時に残りの所定データのダウンロードが
再開される。また、所定データが分割して記録される場
合には、自らを識別する識別子と、後に続く新たな記録
メディアの識別子とが記録メディアの所定領域に書き込
まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た無線装置においては、複数個の記録メディアに分割し
て記録されたデータをリアルタイムに再生することがで
きない問題点を有していた。このため、音楽データ等の
リアルタイム性が要求されるデータを再生する際におい
て不都合が生じるため、分割されて記録された音楽デー
タ等の連続性を保持してリアルタイムに再生できる無線
装置が要望されている。
【0006】従って、この発明の目的は、複数個の記録
メディアに分割して記録したデータをリアルタイムに再
生することが可能な無線装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めに、請求項1の発明は、無線通信回線を介してダウン
ロードサイトに所定データの送信を要求し、ダウンロー
ドサイトからの所定データを受信して装着部に装着され
る着脱自在の記録メディアに対して書き込みを行う無線
装置において、装着部に現在装着されている一の記録メ
ディアに記録可能領域がなくなり所定データの書き込み
が途中までしかできない時に所定データの書き込みを中
断すると共に、一の記録メディアに自己を識別する識別
子と、その後に続いて装着部に装着される他の記録メデ
ィアの識別子とを書き込み、その後に上記装着部に装着
される他の記録メディアに対して所定データの残りのデ
ータの書き込みを再開するデータ記録手段と、データ記
録手段によりデータが書き込まれた記録メディアに対し
て再生を行う時に一の記録メディアの後に続いて装着部
に装着される他の記録メディアの識別子を読み出して所
定データが複数個の記録メディアに分割して記録された
かどうかを判定し、所定データが複数個の記録メディア
に分割して記録された時に記録メディアのデータ領域の
読み出し順序で後半側となる第1の領域に記録されてい
るデータを予め読み取ると共に、第1の領域のデータ読
み取り完了後に先頭部分からデータを読み出して再生処
理を行うデータ再生手段と、データ再生手段により読み
取られた第1の領域に記録されていたデータを記憶する
記憶手段と、データ再生手段の再生処理が第1の領域に
到達したタイミングで記憶手段に記憶されているデータ
を読み出して再生処理を行う制御手段とを備えたことを
特徴とする無線装置である。
【0008】この発明では、制御手段と、情報伝達手段
と、記憶手段と、記録/再生手段とが設けられる。再生
指示がなされた場合には、実際の再生処理に先立って記
録メディアの所定領域の情報が読み取られ、所定データ
が複数個の記録メディアに分割して記録されているかど
うかの判定がなされる。そして、分割して記録されてい
ると判定される場合には、記録メディアのデータ領域の
読み出し順序で後半側となる所定領域に記録されている
データが予め読み取られて記憶手段に書き込まれた後に
再生処理がなされ、データ領域の読み出し順序で後半側
となる所定領域のデータに再生位置が到達するタイミン
グで記憶手段に予め書き込んだデータの再生に切り替え
て連続的に再生処理がなされる。また、この再生の切り
替え処理に並行して後に続く記録メディアへの交換を促
す警告が情報伝達手段によりなされる。このことにより
記憶手段に書き込まれているデータが再生されている間
にユーザにより次の記録メディアが装着され、同様に支
障なく連続的にデータが再生される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実
施形態の全体構成を示し、図1に示すようにこの発明に
よる無線装置は、送受信用のアンテナ1、無線部2、モ
デム部3、オーディオコーデック部4、音声コーデック
部5、制御部6、記憶部7、ヘッドホン8、スピーカ1
0、マイクロホン11、表示部12、操作部13、記録
再生部14および記録メディア21等により構成されて
いる。この無線装置は、電話機能を備えると共に、電話
機能を利用してダウンロードサイトより所望の曲の音楽
データをダウンロードし、得られた音楽データを記録メ
ディアに対して記録すると共に、記録メディアに記録し
た音楽データを再生する機能を備えている。
【0010】無線装置において中心的な役割を果たす制
御部6は、マイクロコンピュータ等により構成されてい
る。制御部6には、各種設定スイッチやテンキーが配設
された操作部13が接続されている。操作部13の各種
設定スイッチやテンキーがユーザにより操作されること
で、操作状態に応じた検出出力が操作部13において形
成され、この検出出力が制御部6に供給される。制御部
6には、不揮発性メモリ等からなる記憶部7が接続され
ており、制御部6は、必要に応じて記憶部7に種々のデ
ータの書き込みを行うと共に、読み出しを行う。そし
て、操作部13の検出出力に基づいて制御情報を形成
し、この制御情報を各部に供給することで装置全体の動
作を制御する。また、制御部6には、液晶表示板等から
なる表示部12が接続されており、この表示部12にお
いてユーザに対する操作指示や装置の状態等の表示がな
される。
【0011】無線部2には、アンテナ1が接続されてお
り、無線部2は、アンテナ1を介して受信されるRF信
号に対して周波数変換処理や増幅処理を行い、ベースバ
ンドの受信信号を形成する。無線部2において形成され
た受信信号がモデム部3に供給される。モデム部3は、
無線部2からの受信信号を復調して受信データを形成
し、受信データから制御データ、音声データ、音楽デー
タを分離・抽出する。この制御データおよび音楽データ
が制御部6に供給され、音声データが音声コーデック部
5に供給される。音声コーデック部5において音声デー
タに対して復号化処理がなされ、受信音声信号が形成さ
れる。この受信音声信号が増幅されて受話器としてのス
ピーカ10に供給され、音声が再生される。
【0012】また、モデム部3において分離・抽出され
た音楽データは、制御部6を介して記録再生部14に供
給される。記録再生部14は、記録メディア21を装着
する装着部15を有しており、この装着部15に着脱自
在の記録メディア21が装着される。従って、記録メデ
ィア21には、音楽データが所定の手順により書き込ま
れる。なお、記録メディア21としては、不揮発性メモ
リ等のメモリカード等が用いられる。記録メディア21
に書き込まれた音楽データを再生する際には、記録再生
部14において読み出され音楽データが制御部6を介し
てオーディオコーデック部4に供給される。オーディオ
コーデック部4は、音楽データ(ATRAC等の圧縮符
号化データ)に対して復号化処理を行って再生オーディ
オ信号を形成する。この再生オーディオ信号が増幅され
た後、出力端子9を介して取り出され、ヘッドホン8に
供給される。このため、ヘッドホン8からは、操作部1
3により指示される所定の音楽が再生される。
【0013】一方、音声コーデック5には、送話器とし
てのマイクロホン11が接続されており、マイクロホン
11からの送信音声信号が音声コーデック部5に供給さ
れる。音声コーデック部5において送信音声信号に対し
て圧縮符号化処理がなされ、音声データが形成される。
音声コーデック部5において形成された音声データがモ
デム部3に供給される。また、それと同時に、制御部6
においては制御データが形成され、この制御データがモ
デム部3に供給される。モデム部3は、制御部6からの
制御データと音声コーデック部5からの音声データとに
より送信データを形成し、この送信データを変調して無
線部2に供給する。無線部2は、モデム部3からのベー
スバンドの送信信号に対して周波数変換処理や増幅処理
を行い、RF信号を形成する。無線部2において形成さ
れたRF信号がアンテナ1を介して送信される。
【0014】上述したように構成される一実施形態の電
話機能を用いて通話を行う場合の動作を簡単に説明す
る。操作部13において発呼操作がなされた場合には、
その操作状態に応じた制御情報が制御部6において形成
され、発呼処理がなされる。このことにより、相手側と
回線が接続された通話状態となる。また、着呼があり、
操作部12において応答操作がなされた場合には、その
操作状態に応じた制御情報が制御部6において形成さ
れ、相手側と回線が接続された通話状態となる。通話状
態では、モデム部3において分離・抽出された音声デー
タが音声コーデック部5で復号化され、得られた受信音
声信号がスピーカ10に供給されて再生されると共に、
マイクロホン11からの送信音声信号が音声コーデック
部5で圧縮符号化され、得られた音声データがモデム部
3を介して相手側に送信される。
【0015】また、電話機能を利用して所定の曲の音楽
データをダウンロードする際の動作について説明する。
操作部13においてダウンロードサイトに対する発呼操
作がなされた場合には、その操作状態に応じた制御情報
が制御部6において形成され、発呼処理がなされる。こ
のことにより、ダウンロードサイトと回線が接続された
状態となる。この状態で、ダウンロードサイトから受信
した曲情報は、制御部6の制御によって表示部12にお
いて表示される。この表示に基づいてダウンロードすべ
き曲の選択操作が操作部13においてなされると、制御
部6から曲を指定する制御情報がダウンロードサイトに
送信され、選択された曲の音楽データのダウンロードが
開始される。ダウンロードが開始されると、モデム部3
で受信データより分離・抽出された音楽データが制御部
6を介して記録再生部14に供給される。
【0016】例えば、音楽データは、例えば一定のデー
タ長を持つデータブロック(データフレーム)が連続す
る形態とされている。各データブロックは、ヘッダ部と
データ部とにより構成され、データ部に音楽データその
ものが配されている。ヘッダ部には、ブロックデータを
検出するための同期信号等の他に、データ部に配される
音楽データに係わる情報、例えば、曲名、その曲全体の
時間示す時間情報、データ部に配される音楽データの時
間位置を示す情報等が配されている。
【0017】図2は、音楽データの書き込みを行う記録
メディア21の構成を示す。記録メディア21は、図2
に示すようにデータ領域21dと、このデータ領域の書
き込み内容を把握するためのインデックス等を格納する
TOC(Tabel Of Contents)情報領域21cの他に、自
己の識別子を書き込むための情報領域21aと、続記録
メディアの識別子を書き込むための情報領域21bとを
有している。なお、これら領域21a,21bに書き込
まれる識別子としては、記録メディア番号が用いられ
る。自記録メディア番号は、記録メディア固有の識別番
号であり、続記録メディア番号は、自記録メディア番号
から一定の計算手順により算出される識別番号である。
【0018】このように構成される記録メディア21に
対して音楽データの書き込みが所定の手順でなされる。
具体的には、記録再生部14の装着部15に装着されて
いる記録メディア21のデータ領域21dに書き込み可
能な領域がなくなり、所定データを途中までしか書き込
むことができない時には、ダウンロードが中断され、新
たな記録メディアが装着される時に残りの所定データの
ダウンロードが再開される。このように音楽データが分
割して記録される場合には、自らを識別する自記録メデ
ィア番号が記録メディア21の領域21aに書き込まれ
ると共に、後に続く新たな記録メディアを識別する続記
録メディア番号が記録メディア21の領域21bに書き
込まれる。このことにより複数の記録メディアに分割さ
れて記録された音楽データの順序付けがなされる。な
お、後に続く記録メディアが存在しない場合には、その
ことを示すために記録メディア21の領域21bには何
も書き込まれない。
【0019】また、上述したように記録メディア21に
書き込まれた音楽データを再生する際の動作について説
明する。操作部13において記録メディア21の再生操
作がなされた場合には、その操作状態に応じた制御情報
が制御部6において形成され、特徴的な再生処理がなさ
れる。具体的には、先ず、実際の再生処理に先立って記
録メディア21の領域21bの情報が読み取られ、音楽
データが複数個の記録メディアに分割して記録されてい
るかどうかを判定する。そして、分割して記録されてい
ると判定される場合には、データ領域21dの読み出し
順序で後半側となる領域21d2(図2参照)に記録さ
れている音楽データを予め読み取って記憶部7に書き込
み、データ領域21dの読み出し順序で前半側となる領
域21d1(図2参照)の音楽データの再生が完了した
タイミング、すなわち、データの読み出しが図2におい
て21Tで示す位置に到達するタイミングで記憶部7に
書き込まれている音楽データの再生に切り替えて連続的
に処理する。このタイミング以降のデータに関しては、
記憶部7に既に書き込まれているため、記録メディア2
1を取り外しても問題なく、制御部6においては、次の
記録メディア21に交換を促す表示情報が形成され、表
示部12の画面に表示される。このことにより記憶部7
に書き込まれている音楽データが再生されている間にユ
ーザにより次の記録メディア21が装着され、同様に支
障なく連続的に音楽データが再生される。
【0020】上述した一実施形態における再生動作につ
いてさらに詳細に説明する。図3は、記録メディア21
に対する再生動作の処理手順を示す。先ず、ステップS
1において、記録メディア21に対する読み出しが開始
される。そして、ステップS2において、領域21bに
書き込まれている続記録メディア番号が読み出され、記
録部7に書き込まれる。この続記録メディア番号の存在
の有無により音楽データが分割して記録されているかど
うかの判定がステップS3においてなされ、続記録メデ
ィア番号が存在していると判定される場合には、ステッ
プS4に移行し、データ領域21dの読み出し順序で後
半側となる特定領域21d2(図2参照)に記録されて
いる音楽データが読み出され、このデータが記憶部7に
書き込まれる。
【0021】また、ステップS3において、続記録メデ
ィア番号が存在していないと判定される場合には、音楽
データが分割して記録されていないため、ステップS1
2に移行し、音楽データの再生が終了したかどうかの判
定がなされる。そして、ステップS12において音楽デ
ータの再生が終了したと判定されるときのみ、一連の再
生処理が完了する。
【0022】一方、ステップS4において領域21d2
(図2参照)に記録されている音楽データの書き込みが
完了すると、逐次、データ領域のデータが読み出され再
生される。そして、ステップS5において音楽データの
読み出しが図2において21Tで示す位置に到達したか
どうかの判定がなされる。音楽データの読み出し位置が
図2において21Tで示す位置に到達したと判定される
時のみステップS6に移行し、記録メディア21からで
なく予め書き込んでおいた記憶部7の音楽データにより
再生がなされる。
【0023】記憶部7の音楽データによる再生が開始さ
れると、ステップS7において、制御部6において続記
録メディア番号を表示するための表示情報と、その続記
録メディア番号と同じ自記録メディア番号が書き込まれ
た次の記録メディアの装着を促す表示情報とが形成さ
れ、表示部12の画面に表示される。
【0024】次の記録メディア21の装着を促す表示が
完了すると、ステップS8において、該当する記録メデ
ィア21が装着されたかどうかの判定がなされる。次の
記録メディア21が装着されたと判定される場合には、
ステップS9に移行し、記憶部7の再生を完了した後、
新たに装着された次の記録メディア21に対する音楽デ
ータの読み出しを開始する。そして、同様に上述したス
テップS2以降の処理が繰り返してなされ、分割して記
録され続記録メディア番号が書き込まれていない最後の
記録メディア21が装着されて再生が終了した時点で一
連の再生処理が完了する。
【0025】また、ステップS8において次の記録メデ
ィア21が装着されないと判定される場合には、ステッ
プS10に移行し、タイムアウトかどうかの判定がなさ
れる。タイムアウトでないと判定される場合には、再び
ステップS8に戻され、該当する記録メディア21が装
着されたかどうかの判定がなされる。ステップS8およ
びステップS9を繰り返してなされ、記憶部7に予め書
き込んだ領域21d2(図2参照)の音楽データの再生
がなされている間に新たに次の記録メディア21が装着
されずにタイムアウトと判定される場合には、ステップ
S11に移行し、制御部6において再生を中断したまま
で処理を終了することを伝える表示情報が形成され、表
示部12の画面に表示されて再生処理が完了する。つま
り、記憶部7に予め書き込んだ領域21d2(図2参
照)の音楽データの再生がなされている間に新たに次の
記録メディア21を装着すれば、複数個の記録メディア
に分割して記録された音楽データを連続的に再生するこ
とが可能となる。
【0026】図4は、再生が途中で中断されたままで処
理が終了された場合の再生再開動作の処理手順を示す。
先ず、ステップS21において、再生を中断しているか
どうかの判定がなされる。再生を中断していると判定さ
れる場合には、ステップS22に移行し、該当する記録
メディア21が装着されたかどうかの判定がなされる。
該当する記録メディア21が装着されたと判定される場
合には、自動的に再生処理に移行する。従って、この場
合においては、連続的な再生ではないが複数個の記録メ
ディア21に分割して記録された音楽データを継続して
所定の順序で再生できる。なお、ステップS21におい
て再生を中断していないと判定される場合には、処理が
終了する。また、ステップS22において該当する記録
メディア21が装着されないと判定される場合にも、処
理が終了する。
【0027】なお、上述した一実施形態においては、音
楽データをダウンロードして記録メディア21に書き込
み、このデータを再生する場合について説明したが、ダ
ウンロードサイトから取得されるデータは、音楽データ
のみならず、静止画データや動画データ等の連続性が要
求される他のデータでも良い。
【0028】また、上述した一実施形態においては、表
示部12の画面に続記録メディア番号と、その続記録メ
ディア番号と同じ自記録メディア番号が書き込まれた次
の記録メディアの装着を促す表示とを表示する場合につ
いて説明したが、音声合成手段や発音体を設けて、音声
や警告音により続記録メディア番号と、その続記録メデ
ィア番号と同じ自記録メディア番号が書き込まれた次の
記録メディアの装着を促す警告を行うようにしても良
い。また、情報伝達手段として振動体を用い、記憶部7
に予め書き込んだ領域21d2(図2参照)の音楽デー
タの再生がなされている間にその振動体を振動させるこ
とで記録メディアの交換を促す情報を伝えるようにして
も良い。
【0029】
【発明の効果】この発明では、データが分割して記録さ
れている場合には、記録メディアのデータ領域の読み出
し順序で後半側となる領域に記録されているデータが予
め読み取られて記憶手段に書き込まれた後に再生処理が
なされ、データ領域の読み出し順序で後半側となる領域
にデータの再生が到達したタイミングで記憶手段に予め
書き込んだデータの再生に切り替えられて連続的に再生
処理がなされる。また、この再生の切り替え処理に並行
して後に続く記録メディアへの交換を促す警告が情報伝
達手段によりなされる。このことにより記憶手段に書き
込まれているデータが再生されている間にユーザにより
次の記録メディアが装着され、同様に支障なく連続的に
データが再生される。従って、この発明に依れば、複数
個の記録メディアに分割して記録したデータをリアルタ
イムに再生することが可能となり、利便性が向上する。
また、この発明に依れば、リアルタイムに再生できなく
とも、継続的に再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】この発明の一実施形態における記録メディアの
構成を示す略線図である。
【図3】この発明の一実施形態における再生動作の説明
に用いるフローチャートである。
【図4】この発明の一実施形態における再生再開動作の
説明に用いるフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・アンテナ、2・・・無線部、3・・・モデム
部、4・・・オーディオコーデック部、5・・・音声コ
ーデック部、6・・・制御部、7・・・記憶部、12・
・・表示部、13・・・操作部、14・・・記録再生
部、21・・・記録メディア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/00 H04M 11/08 5K067 H04Q 7/38 G10L 9/18 J 5K101 H04M 11/08 H04B 7/26 109M G11B 27/00 D Fターム(参考) 5B082 AA00 CA01 CA16 CA17 CA18 EA01 FA03 GC06 HA05 5B089 GA25 HA11 KC47 KD01 LB11 LB25 5D044 AB05 DE92 DE96 EF05 FG18 GK11 HL11 5D045 DB02 5D110 AA27 BB29 DA01 DA07 DB03 DE02 DE04 DE06 5K067 AA34 BB04 DD13 DD27 DD54 EE03 FF02 FF31 GG07 GG11 HH23 KK15 5K101 KK18 LL11 NN05 NN22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信回線を介してダウンロードサイ
    トに所定データの送信を要求し、ダウンロードサイトか
    らの所定データを受信して装着部に装着される着脱自在
    の記録メディアに対して書き込みを行う無線装置におい
    て、 上記装着部に現在装着されている一の記録メディアに記
    録可能領域がなくなり上記所定データの書き込みが途中
    までしかできない時に上記所定データの書き込みを中断
    すると共に、上記一の記録メディアに自己を識別する識
    別子と、その後に続いて上記装着部に装着される他の記
    録メディアの識別子とを書き込み、その後に上記装着部
    に装着される他の記録メディアに対して上記所定データ
    の残りのデータの書き込みを再開するデータ記録手段
    と、 上記データ記録手段によりデータが書き込まれた記録メ
    ディアに対して再生を行う時に上記一の記録メディアの
    後に続いて上記装着部に装着される他の記録メディアの
    識別子を読み出して所定データが複数個の記録メディア
    に分割して記録されたかどうかを判定し、所定データが
    複数個の記録メディアに分割して記録された時に記録メ
    ディアのデータ領域の読み出し順序で後半側となる第1
    の領域に記録されているデータを予め読み取ると共に、
    第1の領域のデータ読み取り完了後に先頭部分からデー
    タを読み出して再生処理を行うデータ再生手段と、 上記データ再生手段により読み取られた上記第1の領域
    に記録されていたデータを記憶する記憶手段と、 上記データ再生手段の再生処理が上記第1の領域に到達
    したタイミングで上記記憶手段に記憶されているデータ
    を読み出して再生処理を行う制御手段とを備えたことを
    特徴とする無線装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 さらに、情報伝達手段を備え、 上記情報伝達手段は、上記記憶手段に記憶されているデ
    ータを読み出して再生処理を行う時に上記制御手段から
    の制御情報に応じて後に続く記録メディアの装着を促す
    情報を使用者に対して通知することを特徴とする無線装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記情報伝達手段においてなされる後に続く記録メディ
    アの装着を促す情報の通知は、表示によってなされるこ
    とを特徴とする無線装置およびデータ再生装置。
JP11108432A 1999-04-15 1999-04-15 無線装置 Pending JP2000298944A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002049007A1 (fr) * 2000-12-14 2002-06-20 Tdk Corporation Appareil d'enregistrement numerique et appareil de reproduction numerique

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