JP2000298912A - チェンジャー型ディスク再生装置 - Google Patents

チェンジャー型ディスク再生装置

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JP2000298912A
JP2000298912A JP11104013A JP10401399A JP2000298912A JP 2000298912 A JP2000298912 A JP 2000298912A JP 11104013 A JP11104013 A JP 11104013A JP 10401399 A JP10401399 A JP 10401399A JP 2000298912 A JP2000298912 A JP 2000298912A
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disk
disks
magazine
disc
opening
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JP11104013A
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Niro Nakamichi
仁郎 中道
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MECHANICAL RES KK
Mechanical Research Corp
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MECHANICAL RES KK
Mechanical Research Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば最大収納枚数が6枚のチェンジャーにお
いては、再生位置に対して所要の間隙を空けた上下それ
ぞれの位置に、計5枚のディスクが位置することが可能
な高さを有する待機スペースを設ける必要がある。この
スペースは単に再生ディスク以外のディスクが積層配置
される場所であり、かかる観点からはデッドスペースに
なっていた。 【解決手段】再生ディスクに対してその記録面と垂直方
向に所要の間隙を形成して複数のディスクが積層配置さ
れるよう、装置内に収納された複数のディスクをディス
ク記録面と垂直方向に移動させるディスク移動手段と、
積層配置された複数のディスクが装置外部に露呈され、
複数のディスクを挿脱可能とする開口部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のディスク装置
内に収納することが可能なチェンジャー型ディスク再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のディスクを再生可能なチェ
ンジャー型ディスク再生装置において再生されるディス
クに対して他のディスクとの間にクランパ、光学ピック
アップ等の再生手段が挿入するための間隙を再生ディス
クの記録面側及びレーベル面側に形成し、その他再生さ
れないディスクは密接して積層配置させることにより、
装置の高さ方向における小型化又は収納枚数の増大を図
るものが例えば特開平10−64160号、特開平11
−16240号等により開示されている。
【0003】これらの従来技術は、再生位置に対応する
部分のピッチが大きく、その他の部分のピッチが小さく
形成されたスクリューシャフトにディスクを保持する保
持部材を係合させ、このスクリューシャフトを回転させ
ることにより、選択されたディスクをその記録面と垂直
方向に移動させて再生位置に持ち来す。
【0004】再生位置に対応する部分のピッチが大きく
されているため、再生ディスクとその上下に隣接するデ
ィスクとの間には所要の間隙が形成され、この間隙にク
ランパ、光学ピックアップ、ターンテーブル等の再生手
段が挿入されることにより、再生ディスクを他のディス
クと平面的にオーバーラップさせることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、例えば最大収
納枚数が6枚のチェンジャーにおいては、再生位置に対
して所要の間隙を空けた上下それぞれの位置に、計5枚
のディスクが位置することが可能な高さを有する待機ス
ペースを設ける必要がある。
【0006】この待機スペースは再生されないディスク
を待避させておくだけのスペースであり、チェンジャー
においては必須の空間ではあるが、単に再生ディスク以
外のディスクが積層配置される場所であり、かかる観点
からはデッドスペースになっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明においては、再生ディスクに対してその記録面
と垂直方向に所要の間隙を形成して複数のディスクが積
層配置されるよう、装置内に収納された複数のディスク
をディスク記録面と垂直方向に移動させるディスク移動
手段と、積層配置された複数のディスクが装置外部に露
呈され、複数のディスクを挿脱可能とする開口部とを備
える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施例
を、図面を参照して説明する。
【0009】図1は5枚のディスクを収納可能なチェン
ジャー型ディスク再生装置1におけるディスクが収納さ
れていない初期状態を示す要部平面図、図8は図1にお
けるA8−A8線断面図、図16はその正面図である。
【0010】装置1は自動車のダッシュボードに各種機
器を取り付けるためのDIN規格に適合するような外形
寸法とされている。この装置1のフロントパネル2に
は、1枚のディスクを挿入するための第1の開口部であ
るスロット3及び後述するマガジン50が装着されるた
めの第2の開口部4が装置の高さ方向である矢印G−H
方向に並設されている。
【0011】開口部4に装着されたマガジン50と装置
1との間でディスクを移送するため、ディスクの周縁に
当接する駆動ローラ11が設けられている。モータ、減
速歯車機構等からなる所要のローラ駆動機構100によ
って回転駆動される駆動ギア12の回転軸にはアーム1
3の一端が取り付けられる。また、アーム13の他端に
は駆動ローラ11が軸支され、駆動ローラ11に同軸に
設けられた平歯車14が駆動ギア12に歯合することに
より、駆動ローラ11が回転駆動されると共に、駆動ギ
ア12の回転軸を中心に図1における点線で示す位置ま
で回動可能とされている。なお、このアーム13はバネ
15によって反時計方向に付勢されている。
【0012】また、スロット3から挿入されたディスク
をローディングし、またスロット3からディスクをイジ
ェクトすべく、駆動ローラ11と同軸状に駆動ローラ1
6が配置されている。この駆動ローラ16も駆動ローラ
11と同様、アームにより回動自在に支持され、駆動ロ
ーラ16を回転駆動するローラ駆動機構101が駆動ロ
ーラ16に同軸に設けられた平歯車17に連結されてい
るが、アーム、連結ギア機構等の説明は省略する。
【0013】収納位置でディスクを同軸状に保持すべ
く、ディスクの周縁を挟持する断面コ字状のガイド部を
備えた左右一対のディスクホルダ21L、21Rが計5
個設けられている。このディスクホルダ21L、21R
〜25L、25Rには孔26がそれぞれ3個形成され、
ディスクホルダ21L、21R〜25L、25Rを上下
移動させるためのスクリューシャフト27がこの孔26
に挿入される。孔26の内部に向かって突出形成された
突起はスクリューシャフト27に形成された螺旋状の溝
28に嵌合する。
【0014】図19はスクリューシャフト27とディス
クホルダ21L、21R〜25L、25Rとの位置関係
を示す模式図である。スクリューシャフト27の溝28
のピッチはスクリューシャフト27の全長に亘って均等
に形成されておらず、その中央部に位置するディスク再
生位置の前後においてピッチが大きく形成される。かる
中央部にディスクホルダ22L、22Rが位置した場
合、その上下に位置する他のディスクホルダ21L、2
1R及び23L、23Rとの間に所定のクリアランスL
1、L2が形成され、クリアランスL1に後述するクラ
ンパ47が、またクリアランスL2にトラバースシャシ
41が挿入される。
【0015】一方、スクリューシャフト27の中央部以
外に位置するディスクホルダ23L、23R〜25L、
25Rが互いに密接するよう、スクリューシャフト27
の上下端部側における溝28のピッチが形成されてい
る。
【0016】合計6本のスクリューシャフト27はモー
タ、減速歯車機構等からなるシャフト駆動機構102に
よて正逆両方向に回転駆動されると共に、図示しないギ
ア機構により互いに連結され、同一方向に同一角度回転
されることにより、一対のディスクホルダは常に同一平
面に位置しながら上下方向である矢印G−H方向に平行
に移動される。なお、図示の状態においては、第1のデ
ィスクホルダ21L、21Rが装置1のフロントパネル
2に形成され、1枚のディスクを挿脱するためのスロッ
ト3と同一平面になるよう、スクリューシャフト27の
回転位置が制御されている。
【0017】スロット3又は開口部4から挿入されたデ
ィスクが駆動ローラ16又は11によってディスクホル
ダ21L、21R〜25L、25Rに保持される収納位
置まで矢印C方向にローディングされた後、ディスクを
再生するための再生位置までディスクを矢印C方向に更
に移送するため、ローラ駆動機構103によって駆動さ
れ、同一方向に回転するよう互いに連結された2個の駆
動ローラ31と、この駆動ローラ31と対向する位置に
配置され、駆動ローラ31との間でディスクを挟持する
ディスクガイド32とが設けられている。
【0018】ディスクガイド32はディスクホルダ21
L、21R〜25L、25Rと同様、断面がコ字状とさ
れ、ディスクの周縁を挟持するよう構成されている。こ
れら駆動ローラ31及びディスクガイド32は、再生状
態で回転するディスクと離間すべく、モータ、減速ギア
機構等からなるローラ/ガイド移動機構104によって
互いに近接/離間する方向である矢印E−F方向に移動
可能とされている。
【0019】トラバースシャシ移動機構105によって
装置1の前後方向に移動可能とされたトラバースシャシ
41には、ディスクを装着するためのターンテーブル4
2を回転駆動するスピンドルモータ43と、ディスクに
記録された情報を読み取る光学ピックアップ46とが載
置されている。光学ピックアップ46には所要のモータ
によって回転駆動されるスクリューシャフト44が係合
すると共に、スクリューシャフト44と平行に配置され
たガイドシャフト45によって、ディスクの直径方向に
平行移動可能とされる。
【0020】なお、図示しないアームにより支持され、
ディスクの再生時にターンテーブル42との間でディス
クをクランプすべく、ディスクの記録面に対して垂直方
向に移動可能なるクランパ47がターンテーブル42と
対向する位置に配置されているが、図1においてはその
記載を省略する。
【0021】本実施例装置においては、スロット3を介
して装置1に対して1枚のディスクをローディング/イ
ジェクトすることが可能であると共に、複数枚のディス
クを装置1に対して同時にローディング/イジェクトす
ることも可能である。そのため、装置1のフロントパネ
ル2に形成されたスロット3の上部には、マガジン50
が挿入される開口部4が形成されている。
【0022】不等ピッチのスクリューシャフト27を使
用する目的は、再生位置にあるディスクに対して隣接す
るディスクとの間に必要な間隔を形成すると共に、それ
以外のディスクを密接配置させることで、装置に高さ方
向の寸法を小型化することにある。従って、再生位置の
上下には、それぞれ複数枚のディスクが位置するスペー
スが必要となる。このスペースは単に再生ディスク以外
のディスクを一時的に待避するためのデッドスペースで
ある。しかしながら本実施例においては、以下に述べる
ごとく、再生位置の上方の待避スペースを複数枚のディ
スクを挿脱するための位置に利用している。
【0023】図5はマガジン50を開口部4に挿入した
状態を示す要部平面図、図18はマガジン50の断面を
示すための図5におけるA18−A18線断面図であ
る。5枚のディスク61〜65を収納可能であり、装置
1側が開放されたマガジン50の内部には仕切板51が
設けられ、その間にディスク61〜65が所要の間隔で
支持されている。マガジン50に軸支された平歯車52
の回転軸にその一端が支持されたアーム53の他端に
は、駆動ローラ54が軸支されている。この駆動ローラ
54と平歯車52を連結すべく、アーム53に軸支され
た連結ギア55がその間に介在している。
【0024】アーム53はバネ56によって時計方向に
付勢されることにより、駆動ローラ54はディスク61
〜65の周縁をマガジン50の内壁に押し付け、ディス
ク61〜65はガタのないようマガジン50内で保持さ
れている。なお、マガジン50が装置1のフロントパネ
ル2に装着された状態を維持すべく所要の固定機構が設
けられるが、その説明は省略する。
【0025】後述するごとく、駆動ローラ54及び11
によってマガジン50内に収納されたディスク61〜6
5が装置1内に移送された際、ディスク周縁がそれぞれ
対応するディスクホルダ21L、21R〜25L、25
Rに保持されるが、2個所の対向位置で保持されると共
にその保持面積が小さいため、ディスク61〜65の先
端が傾斜する恐れがある。これを防止すべく、4個のス
クリューシャフト71が設けられ、それぞれのネジピッ
チの谷にディスク61〜65の挿入先端部が挿入される
ことにより、ディスクホルダ21L、21R〜25L、
25Rと共にディスク61〜65を安定に支持する。
【0026】スクリューシャフト71のネジピッチは、
ディスクホルダ21L、21R〜25L、25Rを支持
するスクリューシャフト27の端部側における溝のピッ
チに等しく設定されている。従って、スクリューシャフ
ト27、71が回転すると、ディスクは平行とされたま
まその記録面と垂直方向に移動される。スクリューシャ
フト71には平歯車72がそれぞれ設けられ、互いに連
結されると共に、スクリューシャフト27とも連結され
ることにより、シャフト駆動機構102によって互いに
同一方向に同一角度回転されるよう構成される。
【0027】装置1の底面には、ディスクの中心孔に挿
入され、ディスクの記録面と平行方向の動きを規制する
ロックシャフト73が固定配置されている。ロックシャ
フト73は、図8に示されるように装置1の高さ方向に
おいて再生位置にあるディスクの下部に位置するディス
クの中心孔に挿入される高さを有している。
【0028】 以上の構成において、スロット3から挿
入された1枚のディスク60を1番目の収納位置に収納
し、またこれを再生する動作を説明する。なお、図1〜
図4は装置1の平面図、図8〜図10はそれぞれ図1に
おけるA8−A8線断面図、図3におけるA9−A9線
断面図及び図4におけるA10−A10線断面図であ
る。
【0029】図1、図8、図16に示す初期状態におい
て、図2に示すごとく、1枚のディスク60がスロット
3から挿入されると、ディスク60の周縁に駆動ローラ
16が当接してその位置が変位する。この変位をトリガ
として、ローラ駆動機構100によって駆動ローラ16
が時計方向に回転駆動される。
【0030】ディスク60は駆動ローラ16とディスク
ホルダ21Lとの間に挟持されて反時計方向に回転しつ
つスロット3から装置1内にローディングされ、図3及
び図9に示すように、左右一対のディスクガイド21
L、21Rによってその周縁が支持される収納位置まで
矢印C方向に移送される。
【0031】この状態でディスク60の周縁に当接して
いる駆動ローラ31がローラ駆動機構103によって反
時計方向に回転することにより、ディスク60をディス
クホルダ21L、21Rから離間させ、2個の駆動ロー
ラ31とディスクガイド32の3点でディスク60を挟
持する再生位置まで更に矢印C方向に移送する。一方、
トラバースシャシ移動機構105によってトラバースシ
ャシ41が矢印D方向に移動され、再生位置に持ち来さ
れたディスク60の中心にターンテーブル42の回転中
心が合致する位置までトラバースシャシ41を持ち来
す。
【0032】その後、トラバースシャシ移動機構105
によってトラバースシャシ41を矢印G方向に、また図
9に示すクランパ47を矢印H方向に移動させることに
より互いに近接させ、ディスク60をその移送された平
面内においてターンテーブル42とクランパ47によっ
てクランプする。次に駆動ローラ31、ディスクガイド
32をそれぞれ矢印E方向、F方向に移動させてディス
ク60の周縁から離間させる。
【0033】ディスク60のクランプ後、スピンドルモ
ータ43によってターンテーブル42を所定の回転速度
で回転させ、また光学ピックアップ46からレーザー光
を出射し、その反射光の変化によりディスク60に記録
された情報を読み取る。この再生状態を図4、図10に
示す。
【0034】ディスク60の再生終了後は、上述の動作
と逆に各機構を制御してディスク60をスロット3から
イジェクトすることも可能であると共に、図3に示す位
置まで駆動プーリ31とディスクガイド32によってデ
ィスク60を移送し、そのまま装置1内に収納すること
も可能である。
【0035】次に、マガジン50を使用して5枚のディ
スク61〜65を同時に装置1内にローディングする動
作を説明する。装置1内にディスクが装着されていない
状態において、スクリューシャフト27を回転させるこ
とにより、図11に示すごとく、ディスクホルダ21
L、21R〜25L、25Rがフロントパネル2に形成
された開口部4から露呈する位置まで移動させる。
【0036】次に、図5に示すごとく一端面59が開口
されたマガジン50をフロントパネル2の開口部4に装
着することにより、マガジン50に設けられた平歯車5
2と装置1に設けられた駆動ギア12とが歯合する。こ
の状態でローラ駆動機構101が駆動ギア12を反時計
方向に回転させると、平歯車52が反時計方向に回転す
ることにより、ディスク61〜65の周縁にバネ56に
よって押圧されている駆動ローラ54が連結ギア55を
介して時計方向に回転する。
【0037】マガジン50に配置された駆動ローラ54
及び装置1に配置された駆動ローラ11の回転に伴い、
ディスク61〜65は反時計方向に回転しつつ矢印C方
向に移動し、マガジン50内に装着されていたディスク
61〜65の高さにそれぞれ整列されているディスクホ
ルダ21L、21R〜25L、25Rにディスク61〜
65が収納される。このディスク61〜65のローディ
ング途中の状態を図6をもって、またローディング完了
状態を図7及び図7におけるA12−A12線断面図で
ある図12をもって図示する。
【0038】ディスク61〜65のローディングが終了
すると、マガジン50を装置1のフロントパネル2から
取り外す。マガジン50が取り外され、ディスク61〜
65が装置1にローディングされた状態における装置1
の正面図を図17をもって図示する。
【0039】ローディングされたディスク61〜65の
うち、ディスク61を再生する場合は、シャフト駆動機
構102によってスクリューシャフト27をそれぞれ反
時計方向に回転させ、ディスクホルダ21L、21Rを
図13に示す位置まで持ち来す。なお、このディスク6
1が位置する平面は、先にスロット3からディスク60
がローディングされたときの移送平面と同一高さであ
る。
【0040】なお、スクリューシャフト27を回転させ
てディスクホルダ21L、21R〜25L、25Rを矢
印G−H方向に移動する際は、収納されているディスク
にぶつからないよう、駆動ローラ31、ディスクガイド
32がローラ/ガイド移動機構104によってそれぞれ
矢印E、F方向に移動されると共に、駆動ローラ11、
16もディスク61〜65とぶつからないよう同様に変
位される。
【0041】図13に示す位置までディスク61がその
記録面と垂直方向である矢印G−H方向に移動された
後、ローラ/ガイド移動機構104によって駆動ローラ
31、ディスクガイド32がそれぞれ矢印F、矢印E方
向に移動されてディスク61の周縁を挟持し、ローラ駆
動機構103によって駆動ローラ31を反時計方向に回
転させて再生位置までディスク61を矢印C方向に移送
する。
【0042】一方、トラバースシャシ移動機構105に
よりトラバースシャシ41を矢印D方向に平行移動させ
た後、クランパ47及びトラバースシャシ41をそれぞ
れディスク61に近接する方向に矢印H、矢印G方向に
移動させ、ディスク61をクランプした後、ディスク6
1を回転駆動する。この状態を図14に示す。
【0043】なお、図15はディスク65を再生する際
の装置1の断面図を示し、ディスク61〜64がスクリ
ューシャフト27によって矢印H方向に移動され、それ
ぞれの中心孔がロックシャフト73に挿入され、その位
置が移動しないよう規制されている。
【0044】マガジン50から開口部4を介してローデ
ィングされたディスク61は、図13に示す位置から駆
動ローラ16によってスロット3からイジェクトさせる
ことも可能である。また逆に、スロット3から装置1内
にそれぞれローディングされた複数のディスクを開口部
4を介して駆動ローラ14、54によってイジェクトす
ることも可能である。
【0045】なお、マガジン50内から装置1にディス
クをローディングする際、マガジン50にその最大収納
枚数のディスクを収納しておく必要はなく、例えば1枚
のディスクのみをマガジンに収納した状態で装置1に装
着し、かかるディスクをローディングできることは勿論
である。
【0046】なお、必要であれば、スロット3及び開口
部4を閉鎖するための蓋を設け、必要に応じて開閉制御
すればよい。また、スロット3と開口部4とを別個では
なく一個の開口としてフロントパネルに形成し、かかる
蓋によってスロット3と開口部4とに分離しても良い。
【0047】また、本発明は上述の実施例に限定される
ことなく、種々の態様が取り得る。例えば、上述の実施
例においては、ディスクを保持するためのディスクホル
ダ21L、21R〜25L、25Rはディスクの周縁を
保持するものである。従って、ディスクの再生時にはデ
ィスクとディスクホルダをその記録面と平行に相対移動
させ、ディスクとディスクホルダとを離隔する必要があ
る。
【0048】一方、ディスクホルダを板状に形成した上
でその上面に凹部を設けることにより、ディスクを保持
するディスクホルダを採用することも可能である。かか
るディスクホルダの場合、ターンテーブルによって収納
位置に位置するディスクホルダからディスクを持ち上げ
ることで、ディスクとディスクホルダが非接触となる。
従って、上述の実施例のごとく、ディスクホルダからデ
ィスクを引き出す必要がないため、ディスクの記録面と
垂直方向から見て収納位置と再生位置を同一とすること
が可能となる。
【0049】また、上述の実施例において、駆動ローラ
11とディスクホルダ21L、また駆動ローラ31とデ
ィスクガイド32との間でディスク周縁を挟持してディ
スクを自転させつつ移送したが、本発明はこれに限定さ
れることなく、例えば複数の駆動ローラを2組設け、こ
の間にディスクを挟持し、駆動ローラを互いに反対方向
に回転駆動することで、ディスクを自転させることなく
平行に移送することも可能である。更に、複数の駆動ロ
ーラに代わり、ディスクの移送範囲に亘って張架され、
ディスクの周縁に挟持する無端状のベルトも使用可能で
ある。
【0050】なお、複数のディスクをその記録面に対し
て垂直方向に移動させる機構は、本実施例のごとく不等
ピッチのスクリューシャフトに限らず、ディスク保持部
材をそれぞれ上下移動させるためのアームを設け、この
アームを別個に変異させるカム機構等によっても実現可
能である等、種々の態様を取り得る。
【0051】更に、上述の実施例におけるディスクは、
シェルによって保護されたいわゆるカートリッジ型のデ
ィスクにも適用可能であることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上のごとく、本発明装置によれば、再
生されるディスク以外の複数のディスクを積層状態で待
機させるための待機位置に対応した位置に複数のディス
クが外部に露呈される開口部を設け、かかる開口部を介
して複数のディスクを挿脱可能である。従って、待機位
置を複数のディスクをローディングするためのローディ
ング位置として使用することができ、スペース効率の良
いチェンジャー型ディスク再生装置を提供できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク60がローディング可能な状態におけ
る装置1の要部平面図。
【図2】ディスク60がローディング途中における装置
1の要部平面図。
【図3】ディスク60が収納位置に持ち来された状態に
おける装置1の要部平面図。
【図4】ディスク60の再生状態における装置1の要部
平面図。
【図5】マガジン50が装着された状態における装置1
の要部平面図。
【図6】マガジン50内のディスク61〜65がローデ
ィング途中における装置1の要部平面図。
【図7】マガジン50内のディスク61〜65が収納位
置に持ち来された状態における装置1の要部平面図。
【図8】図1における装置1のA8−A8線断面図。
【図9】図3における装置1のA9−A9線断面図。
【図10】図4における装置1のA10−A10線断面
図。
【図11】マガジン50からディスクをローディング可
能とする状態における装置1の断面図。
【図12】マガジン50からディスク61〜65が装置
1内にローディングされた状態における装置1の断面
図。
【図13】ディスク61を再生位置平面に移動させた状
態における装置1の断面図。
【図14】ディスク61の再生状態における装置1の断
面図。
【図15】ディスク65の再生状態における装置1の断
面図。
【図16】図1に示す、ディスク60がローディング可
能な状態における1の正面図。
【図17】図7に示す、マガジン50内のディスク61
〜65が収納位置に持ち来された状態における装置1の
正面図。
【図18】マガジン50の断面を示すための図5におけ
るB−B線断面図。
【図19】スクリューシャフト27とディスクホルダ2
1L、21R〜25L、25Rとの位置関係を示す模式
図。
【符号の説明】
1 ディスク再生装置 3 スロット 4 開口部 11、16、31、54 駆動ローラ 21L、21R〜25L、25R ディスクホルダ 27、71 スクリューシャフト 41 トラバースシャシ 42 ターンテーブル 43 スピンドルモータ 46 光学ピックアップ 50 マガジン 60〜65 ディスク 71 クランパ 72 クランプアーム 73 ロックシャフト 100、101、103 ローラ駆動機構 102 シャフト駆動機構 104 ローラ/ガイド移動機構 105 トラバースシャシ移動機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生ディスクに対してその記録面と垂直方
    向に所要の間隙を形成して複数のディスクが積層配置さ
    れるよう、装置内に収納された複数のディスクをディス
    ク記録面と垂直方向に移動させるディスク移動手段(2
    7、102)と、前記積層配置された複数のディスクが
    装置外部に露呈され、前記複数のディスクを挿脱可能と
    する開口部(4)とを備えたことを特徴とするチェンジ
    ャー型ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】前記開口部に対してディスクの記録面と垂
    直方向に配置され、1枚のディスクを挿脱可能とする開
    口部(3)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    チェンジャー型ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】前記開口部に複数のディスクを収納可能な
    マガジン(50)が装着され、該マガジン(50)から
    前記複数のディスクが装置内に同時にローディングされ
    ることを特徴とする請求項1に記載のチェンジャー型デ
    ィスク再生装置。
JP11104013A 1999-04-12 1999-04-12 チェンジャー型ディスク再生装置 Pending JP2000298912A (ja)

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