JP2000298581A - ドキュメント及びプログラムの管理方法 - Google Patents

ドキュメント及びプログラムの管理方法

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JP2000298581A
JP2000298581A JP11105654A JP10565499A JP2000298581A JP 2000298581 A JP2000298581 A JP 2000298581A JP 11105654 A JP11105654 A JP 11105654A JP 10565499 A JP10565499 A JP 10565499A JP 2000298581 A JP2000298581 A JP 2000298581A
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Yoshihiro Takahashi
義博 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のドキュメント及びプログラムの管理方
法では、個々のドキュメントファイルがどのように変更
されてきたかを把握することはできるが、ドキュメント
全体がどのように変更されてきたかを知ることはできな
かった。 【解決手段】 ドキュメントまたはプログラムを構成す
るファイルを定義するドキュメント・プログラム管理デ
ータベース2−1と、ドキュメントまたはプログラムが
変更されたとき、構成するファイル毎に変更情報を管理
するファイル変更管理データベース2−2と、ファイル
相互間の関連を定義したファイル間依存関係管理データ
ベース2−3を設け、ファイル毎の変更情報を用いてド
キュメント単位またはプログラム単位で変更履歴、変更
情報などを管理できるドキュメント及びプログラムの管
理方法としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ソフトウェア開
発における個々のドキュメント及びプログラムの管理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平159202号公報には、従来の
ドキュメントを構成する個々のファイルに対する変更内
容管理方式が示されている。これはドキュメントの変更
が発生した際に、変更前のドキュメントと変更後のドキ
ュメントを比較し、その変更部分(差分)を抽出し、差
分データを随時保存しながら、ドキュメントファイルの
改定内容を追加してゆくものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来方式で
は、ユーザは個々のドキュメントファイルがどのように
変更されてきたかを把握することはできるが、ドキュメ
ント全体がどのように変更されてきたかを知ることはで
きなかった。これはツール(ワープロ等)の容量等に起
因して、ドキュメントファイルが分割されており、ユー
ザの管理単位がドキュメントであるのに対し、ファイル
単位でしか見ることができないという問題があった。ま
た、ソフトウェア開発においては、ドキュメントとプロ
グラムは非常に密接に関連しているが、従来の管理方法
は、プログラムに連携した変更管理については考えられ
ておらず、個々に作成/変更されたものを各々管理して
いた。すなわち、ドキュメントとプログラムは別管理に
なっており、個々に変更内容管理のみが行われるため、
相互で整合性を取れているかの確認を電子的に支援する
方法はなかった。
【0004】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたものであり、ドキュメント単位またはプ
ログラム単位で、変更履歴や変更情報を把握することが
できるドキュメント及びプログラムの管理方法を得るこ
とを第一の目的にしている。また、ドキュメントまたは
プログラムの変更によって、関連するドキュメントまた
はプログラムが変更されたことを把握することができる
ドキュメント及びプログラムの管理方法を得ることを第
二の目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるドキュ
メント及びプログラムの管理方法においては、ドキュメ
ントまたはプログラムを構成するファイルを定義する第
一のデータベースと、ドキュメントまたはプログラムが
変更されたとき、構成するファイル毎に変更情報を管理
する第二のデータベースを用いて、ドキュメント単位ま
たはプログラム単位で変更履歴を管理するようにしたも
のである。また、ドキュメントまたはプログラムを構成
するファイルを定義する第一のデータベースと、ドキュ
メントまたはプログラムが変更されたとき、構成するフ
ァイル毎に変更情報を管理する第二のデータベースを用
いて、ドキュメント単位またはプログラム単位で変更内
容及び変更理由を含む変更情報を管理するようにしたも
のである。
【0006】また、第一のデータベースによって定義さ
れたファイル相互間の関連を定義した第三のデータベー
スを用いて、ドキュメントまたはプログラムの変更によ
って関連するドキュメントまたはプログラムが変更され
たことを管理するようにしたものである。さらに、第一
のデータベースによって定義されたファイル相互間の関
連を定義した第三のデータベースを用いて、ドキュメン
トまたはプログラムの変更によって関連するドキュメン
トまたはプログラムが変更された範囲を管理するように
したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1〜実施の形態4によるドキュメント及び
プログラムの管理方法のハードウェア環境を示す構成図
である。図において、1はドキュメントファイルやプロ
グラムファイルを一元管理するソースサーバマシン、2
はデータベースを実装するデータベースサーバマシン、
3はドキュメントやプログラムの作成を行うユーザ端末
である。図2は、この発明の実施の形態1〜実施の形態
4によるドキュメント及びプログラムの管理方法のソフ
トウェア構成を示す図である。図において、2−1はド
キュメント・プログラム管理データベースで、個々のド
キュメント及びプログラムを構成するファイルを管理す
る第一のデータベースである。2−2はファイル変更管
理データベースで、ドキュメントやプログラムの個々の
変更内容と変更理由を管理する第二のデータベースであ
る。2−3はファイル間依存関係管理データベースで、
ドキュメントまたはプログラム変更時の他のドキュメン
トやプログラムへの影響範囲を管理する第三のデータベ
ースである。3−1はドキュメント・プログラム新規追
加機能、3−2はドキュメント・プログラム構成ファイ
ル変更機能、3−3はドキュメント・プログラム変更登
録機能、3−4は依存関係変更反映確認機能であり、こ
れらについては後述する。
【0008】ドキュメント・プログラム管理データベー
ス2−1は、個々のファイルがどのドキュメントまたは
プログラムに属しているかを管理するデータベースであ
り、最低限の情報として、「ソースサーバマシン1上で
の対象ファイル名」と「一意に付けられたドキュメント
名称またはプログラム名称」を持つ。このドキュメント
・プログラム管理データベース2−1の内容は、新規の
ドキュメントまたはプログラム作成時、及び、個々のド
キュメントまたはプログラムを構成するファイルが変更
になった場合更新される。ファイル変更管理データベー
ス2−2は、いつ、誰が、どのような理由でどのファイ
ルに対して、どのような変更を行ったかを管理するデー
タベースであり、最低限の情報として「変更No(一意
に採番)」「変更日」「変更者」「変更ファイル」「変
更内容」を持つ。但し、個々のファイルに対する「変更
内容」については、ドキュメントは特開平159202
号公報で提案されている方式で、プログラムは標準また
は市販の差分管理ツールで保有し、ファイル変更管理デ
ータベース2−2にはそれらのツールと紐付けするキー
情報のみを管理する。ファイル変更管理データベース2
−2の内容は、ドキュメントやプログラムを構成するフ
ァイルを更新した際にユーザに起動され更新される。
【0009】ファイル間依存関係管理データベース2−
3は、ファイル変更管理データベース2−2で管理され
ているどの変更が、別のどの変更に影響しているかを管
理するデータベースであり、最低限の情報として「変更
反映の原因となった変更No(ファイル変更管理データ
ベース2−2で管理)」「変更の結果反映した際の変更
No(ファイル変更管理データベース2−2で管理)」
を持つ。ファイル間依存関係管理データベース2−3の
内容は、ドキュメントファイルやプログラムファイルを
更新した際に、ユーザが別のドキュメントまたはプログ
ラムの変更の反映であると指定した場合に更新される。
【0010】図3は、この発明の実施の形態1〜実施の
形態4によるドキュメント及びプログラムの管理方法の
ドキュメント・プログラム新規追加機能を示すフローチ
ャートである。図3では、ファイル名入力(ステップS
3−1)、ドキュメント名・プログラム名入力(ステッ
プS3−2)した後、ドキュメント・プログラム管理デ
ータベース2−1へ書込み(ステップS3−3)を行
う。次いで、依存関係の登録実行の判定(ステップS3
−4)を行い、必要ならばステップS3−5でファイル
間依存関係管理データベース2−3への書込みを行う。
【0011】図4は、この発明の実施の形態1〜実施の
形態4によるドキュメント及びプログラムの管理方法の
ドキュメント・プログラム構成ファイル変更機能を示す
フローチャートである。図4では、ファイル名入力(ス
テップS4−1)の後、ファイル登録の有無を確認し
(ステップS4−2)、登録がなければ終了し、登録済
みの場合はステップS4−3でファイルの登録または削
除を判定する。登録の場合は、ステップS4−4でドキ
ュメント名、プログラム名を入力し、次いでドキュメン
ト・プログラム管理データベース2−1への書込み(ス
テップS4−5)を行う。ステップS4−3で削除の場
合は、ドキュメント名、プログラム名を表示、確認し
(ステップS4−6)、ステップS4−7で、ドキュメ
ント・プログラム管理データベース2−1から削除す
る。
【0012】図5は、この発明の実施の形態1〜実施の
形態4によるドキュメント及びプログラムの管理方法の
プログラムドキュメント変更登録機能を示すフローチャ
ートである。図5では、ファイル各入力(ステップS5
−1)、ファイル変更情報入力、ファイル変更管理デー
タベース2−2へ書込みを行った(ステップS5−2)
後、ファイル構成の変更有無を判定し(ステップS5−
3)、変更が有れば、ドキュメント名、プログラム名を
入力して(ステップS5−4)、ドキュメント・プログ
ラム管理データベース2−1への書込み(ステップS5
−5)を行う。次いで、依存関係の登録実行の判定(ス
テップS5−6)を行い、必要ならばステップS5−7
で、ファイル間依存関係管理データベース2−3へ書込
みを行う。
【0013】図6は、この発明の実施の形態1〜実施の
形態4によるドキュメント及びプログラムの管理方法の
依存関係変更反映確認機能を示すフローチャートであ
る。図6では、ファイル名入力(ステップS6−1)し
た後、表示内容を選択し(ステップS6−2)、依存関
係の表示であれば、ステップ6−3でファイル間依存関
係データベースから読込みを行い(ステップS6−
3)、依存関係を表示する(ステップS6−4)。ステ
ップS6−2で変更履歴の表示であれば、ステップS6
−5でファイル変更管理データベースから読込みを行
い、ステップS6−6で変更履歴を表示する。
【0014】図7は、この発明の実施の形態1によるド
キュメント及びプログラムの管理方法のドキュメントま
たはプログラム単位での変更履歴を管理するフローチャ
ートである。図において、ステップS3−1〜S3−5
は図3におけるものと、S4−1〜S4−7は図4にお
けるものと、S5−3〜S5−7は図5におけるものと
それぞれ同一のものである。また2−1は図2における
ものと同一のものである。実施の形態1は、ドキュメン
トやプログラムの変更時に変更される各々のファイル変
更に対応して、ドキュメントやプログラム単位で変更履
歴を管理する。
【0015】図7は、実施の形態1を表すフローチャー
トであり、これにもとづいて、実施の形態1の動作を説
明する。新規にドキュメントやプログラムを作成した際
は、ユーザ起動またはドキュメント、プログラムの編集
ツールから自動的に起動したドキュメント・プログラム
新規追加機能3−1を用いて、図7(a)に示すよう
に、ソースサーバマシン1へドキュメントやプログラム
を構成する個々のファイルを転送するとともに、その変
更情報をドキュメント・プログラム管理データベース2
−1に登録する。さらに、登録時点でファイル間の依存
関係が明確な場合はそれを指定し、ファイル間依存関係
管理データベース2−3に登録する。ドキュメントやプ
ログラムを構成するファイルが追加/削除された場合
は、ユーザ起動またはドキュメント、プログラムの編集
ツールから自動的に起動したドキュメント・プログラム
構成ファイル変更機能3−2を用いて、図7(b)に示
すように、変更したファイルをソースサーバマシン1へ
転送、または削除したファイルをソースサーバマシン1
から削除するとともに、変更情報をドキュメント・プロ
グラム管理データベース2−1に登録する。さらに、新
規追加ファイルに対しファイル間の依存関係が明確な場
合はそれを指定し、ファイル間依存関係管理データベー
ス2−3に登録する。
【0016】ドキュメントやプログラム変更時は、ユー
ザ起動またはドキュメント、プログラムの編集ツールか
ら自動的に起動したドキュメント・プログラム変更登録
機能3−3を用いて、図7(c)に示すように、変更履
歴をファイル変更管理データベース2−2に書込む(図
5、ステップS5−2)。さらに、別のプログラムやド
キュメントの変更の影響で変わった場合は、その情報を
ファイル間依存関係管理データベース2−3に反映す
る。これによって、ドキュメントやプログラムの変更時
に変更される各々のファイル変更に対応して、ドキュメ
ントまたはプログラム単位で変更履歴を管理することが
できる。
【0017】従来は、計算機が管理する変更管理の単位
はファイルである一方で、人間はドキュメントやプログ
ラムといった単位で変更を管理(認識)しており、電子
データからドキュメント、プログラムの単位で、前回か
ら変更があったのか無かったのか、何回変更されたのか
といった情報を把握するために、それぞれのドキュメン
ト、プログラムを構成する個々のファイル1個ずつに対
して、変更の有無や変更回数を調べる必要があり、実質
的には不可能であった。それに対して、実施の形態1の
管理方法を採用することで、人間が意識するドキュメン
ト、プログラム単位での変更が簡単に把握できる。ソフ
トウェア開発においては変更が頻繁に発生するが、この
方式を採用することで、自分のプログラムに関連するド
キュメントやプログラムが変更されたことを容易に認識
することが可能になり、それらの変更に対応した自分の
プログラムの修正に迅速に対応(修正)できるようにな
り、ソフトウェアの生産の期間短縮や生産性向上に効果
がある。
【0018】実施の形態2.図8は、この発明の実施の
形態2によるドキュメント及びプログラムの管理方法の
ドキュメントまたはプログラム単位での変更情報を管理
するフローチャートである。図において、S3−1〜S
3−5、S4−1〜S4−7、S5−3〜S5−7のス
テップは図7におけるものと同一のものである。また2
−1、2−2は図2におけるものと同一のものである。
S8−1はステップS5−5の実行後、ファイル変更管
理データベース2−2への書込みを行うステップであ
り、図7に比べて、このステップが挿入されている。実
施の形態2のハードウェア構成、ソフトウェア構成は、
図1〜図6と同じである。実施の形態2は、ドキュメン
トやプログラムの変更時に変更される各々のファイル変
更に対応して、ドキュメントまたはプログラム単位で変
更情報(変更内容、変更理由)を管理する。
【0019】次いで、実施の形態2の動作を図8を用い
て説明する。新規にドキュメントやプログラムを作成し
た際は、ユーザ起動またはドキュメント、プログラムの
編集ツールから自動的に起動したドキュメント・プログ
ラム新規追加機能3−1を用いて、図8(a)に示すよ
うに、ソースサーバマシン1へドキュメントやプログラ
ムを構成する個々のファイルを転送するとともに、その
変更情報をドキュメント・プログラム管理データベース
2−1に登録する。さらに、登録時点でファイル間の依
存関係が明確な場合はそれを指定し、ファイル間依存関
係管理データベース2−3に登録する。ドキュメントや
プログラムを構成するファイルが追加/削除された場合
は、ユーザ起動またはドキュメント、プログラムの編集
ツールから自動的に起動したドキュメント・プログラム
構成ファイル変更機能3−2を用いて、図8(b)に示
すように、変更したファイルをソースサーバマシン1へ
転送、または削除したファイルをソースサーバマシン1
から削除するとともに、変更情報をドキュメント・プロ
グラム管理データベース2−1に登録する。さらに、新
規追加ファイルに対しファイル間の依存関係が明確な場
合はそれを指定し、ファイル間依存関係管理データベー
ス2−3に登録する。
【0020】ドキュメントやプログラム変更時は、ユー
ザ起動またはドキュメント、プログラムの編集ツールか
ら自動的に起動したドキュメント・プログラム変更登録
機能3−3を用いて、図8(c)に示すように、変更情
報(変更者、変更内容、変更理由等)を指定し、ファイ
ル変更管理データベース2−2に書込む。これによって
ドキュメントやプログラムの変更時に変更される各々の
ファイル変更に対応して、ドキュメントまたはプログラ
ム単位で変更情報(変更内容/変更理由)を管理でき
る。
【0021】従来は、ドキュメントまたはプログラムが
変更された場合に、その変更情報がドキュメントまたは
プログラムを構成する個々のファイルに分散してしまう
ことが多く、変更内容や変更理由を把握するためには、
変更されていないファイルを含め全ファイルをひとつず
つチェックしていくことが必要であり、膨大な時間を要
することが多かった。それに対して、実施の形態2の管
理方法を採用することで、各々のドキュメントやプログ
ラムが、どのような理由でどのように変更されたかを個
々のファイルの内容を見ることなく把握することが可能
である。ソフトウェア開発においては変更が頻繁に発生
するが、自分のプログラムに関連するドキュメントやプ
ログラムの変更理由や変更内容を簡単に把握できること
で、自分のプログラムをどのように修正すべきかを早く
正しく把握し、迅速に対応(修正)できるようになり、
ソフトウェアの生産における品質の向上、生産にかかる
期間短縮、生産性の向上に効果がある。
【0022】実施の形態3.図9は、この発明の実施の
形態3によるドキュメント及びプログラムの管理方法の
ファイル間依存関係を管理するフローチャートである。
図において、S5−1〜S5−7の各ステップは図5に
おけるものと、S6−1〜S6−6は図6におけるもの
と同一のものである。また2−3は図2におけるものと
同一のものである。実施の形態3のハードウェア構成、
ソフトウェア構成は、図1〜図6と同じである。実施の
形態3は、個々のドキュメントやプログラムを構成する
ファイルが変更されたことの影響で他のドキュメントや
プログラムが変更されたことを管理し、各々の変更が影
響した範囲を管理するものである。
【0023】次いで、実施の形態3の動作を、図9を用
いて説明する。ドキュメントやプログラム変更時は、ユ
ーザ起動またはドキュメント、プログラムの編集ツール
から自動的に起動したドキュメント・プログラム変更登
録機能3−3を用いて、図9(a)に示すように、変更
情報を指定し、ファイル変更管理データベース2−2に
書込む(図5、ステップS5−2)とともに、別のプロ
グラムやドキュメントの変更の影響で変わった場合は、
その情報をファイル間依存関係管理データベース2−3
に反映する。また、現在の依存関係や変更反映状況は、
依存関係・変更反映確認機能3−4を用いて、図9
(b)に示すように必要な情報を入手し、ユーザに提示
する。
【0024】これによって、個々のドキュメントやプロ
グラムを構成するファイルが変更されたことの影響で、
他のドキュメントやプログラムが変更されたことを管理
し、各々の変更が影響した範囲を管理する。大規模シス
テムのソフトウェア開発においては、大量のドキュメン
トやプログラムが作成され、個々のドキュメントやプロ
グラムが複数のファイルから作られることから、その中
で自分のプログラムに関連する内容を記述したファイル
を正しく把握するのは難しい。また、ソフトウェア開発
中の仕様変更等により、自分のプログラムに関連するド
キュメントやプログラムを構成するファイルが増えてい
くことも珍しくない。それに対して、実施の形態3の管
理方法で過去に自分のプログラムに影響したファイルが
把握できることで、自分のプログラムに関連するファイ
ルの変更に対する自分のプログラムの変更の抜けを減少
させることが可能であり、これによってソフトウェアの
生産性や品質の向上に効果がある。
【0025】実施の形態4.図10は、この発明の実施
の形態4によるドキュメント及びプログラムの管理方法
のドキュメント及びプログラム間の依存関係を管理する
フローチャートである。図において、S3−1〜S3−
5、S4−1〜S4−7、S5−3〜S5−7、S8−
1の各ステップは図8におけるものと、S6−1〜S6
−6は図9におけるものと同一のものである。また、2
−1、2−3は図2におけるものと同一のものである。
実施の形態4のハードウェア構成、ソフトウェア構成
は、図1〜図6と同じである。実施の形態4は、個々の
ドキュメントやプログラムを構成するファイル単位での
変更に対応して、他のドキュメントやプログラムが変更
されたことを管理することにより、ドキュメントまたは
プログラム単位での各々の変更による他のドキュメント
またはプログラムへの影響範囲を管理するものである。
【0026】次いで、実施の形態4の動作を図10を用
いて説明する。新規にドキュメントやプログラムを作成
した際は、ユーザ起動またはドキュメント、プログラム
の編集ツールから自動的に起動したドキュメント・プロ
グラム新規追加機能3−1を用いて、図10(a)に示
すように、ソースサーバマシン1へドキュメントやプロ
グラムを構成する個々のファイルを転送するとともに、
その変更情報をドキュメント・プログラム管理データベ
ース2−1に登録する。さらに、登録時点でファイル間
の依存関係が明確な場合はそれを指定し、ファイル間依
存関係管理データベース2−3に登録する。ドキュメン
トやプログラムを構成するファイルが追加/削除された
場合は、ユーザ起動またはドキュメント、プログラムの
編集ツールから自動的に起動したドキュメント・プログ
ラム構成ファイル変更機能3−2を用いて、図10
(b)に示すように、変更したファイルをソースサーバ
マシン1へ転送、または削除したファイルをソースサー
バマシン1から削除するとともに、変更情報をドキュメ
ント・プログラム管理データベース2−1に登録する。
さらに、新規追加ファイルに対しファイル間の依存関係
が明確な場合はそれを指定し、ファイル間依存関係管理
データベース2−3に登録する。
【0027】ドキュメントやプログラム変更時は、ユー
ザ起動またはドキュメント、プログラムの編集ツールか
ら自動的に起動したドキュメント・プログラム変更登録
機能3−3を用いて、図10(c)に示すように、変更
情報を指定しファイル変更管理データベース2−2に書
込むとともに、別のプログラムやドキュメントの変更の
影響で変わった場合は、その情報をファイル間依存関係
管理データベース2−3に反映する。また、現在の依存
関係や変更反映状況は、依存関係・変更反映確認機能3
−4を用いて図10(d)に示すように、必要な情報を
入手し、ユーザに提示する。
【0028】これによって、ドキュメントまたはプログ
ラム単位での各々の変更による他のドキュメントまたは
プログラムへの影響範囲を管理する。大規模システムの
ソフトウェア開発においては、大量のドキュメントやプ
ログラムが作成され、その中で自分のプログラムに関連
するドキュメントやプログラムを正しく把握するのは難
しい。また、ソフトウェア開発中の仕様変更等により、
自分のプログラムに関連するドキュメントやプログラム
が増えていくことも珍しくない。それに対して、実施の
形態4の管理方法で過去に自分のプログラムに影響した
ドキュメントやプログラムが把握できることで、自分の
プログラムに関連するドキュメントやプログラムの変更
に対する自分のプログラムの変更の抜けを減少させるこ
とが可能であり、これによってソフトウェアの品質の向
上に効果がある。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。ドキュ
メントまたはプログラムを構成するファイルを定義する
第一のデータベースと、ドキュメントまたはプログラム
が変更されたとき、構成するファイル毎に変更情報を管
理する第二のデータベースを用いて、ドキュメント単位
またはプログラム単位で変更履歴を管理するようにした
ので、ドキュメント単位またはプログラム単位で、変更
履歴を把握することができる。また、ドキュメントまた
はプログラムを構成するファイルを定義する第一のデー
タベースと、ドキュメントまたはプログラムが変更され
たとき、構成するファイル毎に変更情報を管理する第二
のデータベースを用いて、ドキュメント単位またはプロ
グラム単位で変更内容及び変更理由を含む変更情報を管
理するようにしたので、ドキュメント単位またはプログ
ラム単位で、変更情報を把握することができる。
【0030】また、第一のデータベースによって定義さ
れたファイル相互間の関連を定義した第三のデータベー
スを用いて、ドキュメントまたはプログラムの変更によ
って関連するドキュメントまたはプログラムが変更され
たことを管理するようにしたので、ドキュメント及びプ
ログラムのよりよい管理が可能になる。さらに、第一の
データベースによって定義されたファイル相互間の関連
を定義した第三のデータベースを用いて、ドキュメント
またはプログラムの変更によって関連するドキュメント
またはプログラムが変更された範囲を管理するようにし
たので、ドキュメント及びプログラムの管理精度が上が
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1〜実施の形態4によ
るドキュメント及びプログラムの管理方法のハードウェ
ア環境を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1〜実施の形態4によ
るドキュメント及びプログラムの管理方法のソフトウェ
ア環境を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1〜実施の形態4によ
るドキュメント及びプログラムの管理方法のドキュメン
ト・プログラム新規追加機能を示すフローチャートであ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1〜実施の形態4によ
るドキュメント及びプログラムの管理方法のドキュメン
ト・プログラム構成ファイル変更機能を示すフローチャ
ートである。
【図5】 この発明の実施の形態1〜実施の形態4によ
るドキュメント及びプログラムの管理方法のプログラム
ドキュメント変更登録機能を示すフローチャートであ
る。
【図6】 この発明の実施の形態1〜実施の形態4によ
るドキュメント及びプログラムの管理方法の依存関係変
更反映確認機能を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1によるドキュメント
及びプログラムの管理方法のドキュメントまたはプログ
ラム単位での変更履歴を管理するフローチャートであ
る。
【図8】 この発明の実施の形態2によるドキュメント
及びプログラムの管理方法のドキュメントまたはプログ
ラム単位での変更情報を管理するフローチャートであ
る。
【図9】 この発明の実施の形態3によるドキュメント
及びプログラムの管理方法のファイル間依存関係を管理
するフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態4によるドキュメン
ト及びプログラムの管理方法のドキュメント及びプログ
ラム間の依存関係を管理するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ソースサーバマシン、 2 データベースサーバマ
シン、2−1 ドキュメント・プログラム管理データベ
ース、2−2 ファイル変更管理データベース、2−3
ファイル間依存関係管理データベース、 3 ユーザ
端末、3−1 ドキュメント・プログラム新規追加機
能、3−2 ドキュメント・プログラム構成ファイル変
更機能、3−3 ドキュメント・プログラム変更登録機
能、3−4 依存関係変更反映確認機能。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ一つ以上のファイルによって構
    成されるドキュメント及びプログラムを管理するドキュ
    メント及びプログラムの管理方法において、ドキュメン
    トまたはプログラムを構成するファイルを定義する第一
    のデータベースと、ドキュメントまたはプログラムが変
    更されたとき、構成するファイル毎に変更情報を管理す
    る第二のデータベースを用いて、ドキュメント単位また
    はプログラム単位で変更履歴を管理するようにしたこと
    を特徴とするドキュメント及びプログラムの管理方法。
  2. 【請求項2】 それぞれ一つ以上のファイルによって構
    成されるドキュメント及びプログラムを管理するドキュ
    メント及びプログラムの管理方法において、ドキュメン
    トまたはプログラムを構成するファイルを定義する第一
    のデータベースと、ドキュメントまたはプログラムが変
    更されたとき、構成するファイル毎に変更情報を管理す
    る第二のデータベースを用いて、ドキュメント単位また
    はプログラム単位で変更内容及び変更理由を含む変更情
    報を管理するようにしたことを特徴とするドキュメント
    及びプログラムの管理方法。
  3. 【請求項3】 第一のデータベースによって定義された
    ファイル相互間の関連を定義した第三のデータベースを
    用いて、ドキュメントまたはプログラムの変更によって
    関連するドキュメントまたはプログラムが変更されたこ
    とを管理するようにしたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のドキュメント及びプログラムの管理方
    法。
  4. 【請求項4】 第一のデータベースによって定義された
    ファイル相互間の関連を定義した第三のデータベースを
    用いて、ドキュメントまたはプログラムの変更によって
    関連するドキュメントまたはプログラムが変更された範
    囲を管理するようにしたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のドキュメント及びプログラムの管理方
    法。
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