JP2000298563A - 印刷装置、情報処理装置、これらの制御方法、および情報記録媒体 - Google Patents

印刷装置、情報処理装置、これらの制御方法、および情報記録媒体

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JP2000298563A
JP2000298563A JP11104237A JP10423799A JP2000298563A JP 2000298563 A JP2000298563 A JP 2000298563A JP 11104237 A JP11104237 A JP 11104237A JP 10423799 A JP10423799 A JP 10423799A JP 2000298563 A JP2000298563 A JP 2000298563A
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置、情報処理装置、これらの制御方
法および情報記録媒体を提供する。 【解決部】 印刷装置の受信・解析処理部は、リアル
タイム処理コマンド、リアルタイム処理禁止コマンド、
通常処理コマンドの1つまたはそれらの組み合わせを含
むデータ列を受信し、リアルタイム処理部は、受信・解
析処理部により受信されたデータ列がリアルタイム処理
コマンドのデータ列の時、リアルタイム処理コマンドを
実行するかしないかを指示する指示部の状態が、「許
可」であれば、当該リアルタイム処理コマンドのデータ
列に対応するリアルタイム処理を実行し、そうでなけれ
ばリアルタイム処理を実行せず、通常処理コマンドのデ
ータ列に対応する通常処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置、情報処
理装置、これらの制御方法、および、情報記録媒体に関
する。特に、画像用のバイナリデータやフォント登録バ
イナリデータなどのバイナリデータと、リアルタイム処
理コマンドを意味するデータ列とを区別して処理する印
刷装置、情報処理装置、これらの制御方法、および、こ
れらを実現するプログラムを記録した情報記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】印刷装置(プリンタ)は、紙などの印刷
体に文字や図形を印刷するための装置として広く普及し
ている。このようなプリンタは情報処理装置(ホストコ
ンピュータ)に接続され、ホストコンピュータは、文字
や図形を印刷するためのデータ列や、プリンタ自体を制
御するためのデータ列をプリンタに送信する。
【0003】ホストコンピュータがプリンタに送信する
データは、ビット列として見ることもバイト列として見
ることもできる。特に、プリンタにおいては、8ビット
(1バイト)単位でコマンド体系を構築し、いずれのコ
マンドも、8の倍数のビット数、すなわち、あるバイト
数のデータによって構築することが多い。又、コマンド
は、上記バイト列であるコマンドシンボルと、必要に応
じてこれに付随するバイト列のパラメータと、更に必要
に応じて付加されるデータとからなる。
【0004】文字を印刷するためのデータ列としては、
ASCIIコードと同じバイト値を使用する一方で、画
像の印刷やユーザ定義フォントの定義では、バイト列に
より白黒を表す手法が使用されている。また、画像にお
いては、画像の各点の色を各バイトに含まれる複数のビ
ットによって表す手法もある。
【0005】プリンタのインターフェース部が1バイト
もしくは数バイトのデータを受信すると、受信割り込み
が発生し、受信割り込み処理が起動される。受信割り込
み処理では、以下の処理を行う。
【0006】(1)受信したデータにリアルタイム処理
コマンドが含まれるか否かを判別し、含まれている場合
には、そのリアルタイム処理コマンドに対応する処理を
直ちに実行する。(この技術的内容については、公開広
報:特開平09−16474を参照) (2)受信したデータをRAM(Random Access Memor
y)で構成される受信バッファに記憶する。
【0007】これらの受信割り込み処理が所定の範囲で
終了したら、通常処理に戻る。一般的には、キャリッジ
リターンを受信するか、受信バッファが満杯(フル)に
なるまで連続的に実行される。通常処理では、受信バッ
ファに記憶されたデータ列を解釈して、RAMに用意さ
れたプリントバッファに印刷イメージを展開する。この
作業は、受信したデータの順に実行されるいわゆるFI
FO処理である。これに対して、上記リアルタイム処理
コマンドは、FIFO処理のルールを無視して実行され
るコマンドである。
【0008】印刷イメージは、印刷領域のどの部分を白
くし、どの部分を黒くするか、すなわち、どのように印
刷ヘッドを駆動するかを1と0のビット値で表現するの
が一般的である。1行文の印刷イメージが展開できた
ら、プリントバッファの内容にしたがって印刷ヘッドを
駆動し、紙などの印刷体に文字や図形を印刷する。
【0009】リアルタイム処理コマンドに相当するデー
タ列が受信バッファに入っていても、すでに受信割り込
み処理においてこれに対応する処理の実施が行われてい
るため、通常処理においては単に読み飛ばされる。
【0010】さて、従来は、リアルタイム処理コマンド
として、以下のようなものが使用されていた。なお、以
下のデータのバイト列は、ASCIIコードのニーモニ
ックを使用して表示している。
【0011】・「DLE EOT NUL 」プリンタの状態を
リアルタイムにホストコンピュータに送信する。
【0012】・「DLE EOT BEL 」プリンタのインク
の状態をリアルタイムにホストコンピュータに送信す
る。
【0013】・「DLE EOT BS」MICR(Magnetic
Ink Character Recognition)機能に関するステータス
の状態をリアルタイムにホストコンピュータに送信す
る。
【0014】・「DLE ENQ 」プリンタに対するリアル
タイム要求。
【0015】・「DLE DC4 SOH 」指定パルスをリア
ルタイムに出力する。
【0016】・「DLE DC4 STX 」プリンタの電源を
オフにする。
【0017】・「DLE DC4 BS」プリンタの受信バッ
ファをクリアする。
【0018】・このほか、当該プリンタがレジスタとし
て利用されている場合には、銭箱を開けるなどの処理を
リアルタイム処理コマンドにより指示できるようにする
ことがある。この場合は、新たなリアルタイム処理コマ
ンドを用意する。
【0019】ここで、各ニーモニックは以下のように定
義される。十六進数表記で表記しており、「0x」は、十
六進数を意味する接頭辞である。
【0020】 NUL = 0x00 SOH = 0x01 STX = 0x02 EOT = 0x04 ENQ = 0x05 BEL = 0x07 BS = 0x08 DLE = 0x10 DC4 = 0x14
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像用
のバイナリデータやフォント登録用のデータといったバ
イナリデータを印刷装置に転送するためのデータ列定義
の中に偶然リアルタイム処理コマンドと同じデータ列が
現われることがある。本来リアルタイム処理コマンドと
解釈すべきでない場合であっても、上記のように受信割
り込み処理において、リアルタイム処理コマンドに対応
する処理が実行されてしまう、という可能性があった。
【0022】すなわち、ホストコンピュータが意図しな
いタイミングで意図しないリアルタイム処理コマンドの
処理が実行されるため、プリンタの電源がオフになって
しまったり、ホストコンピュータ側で受信の準備がされ
ていなかったりプリンタとの整合性がとれなくなったり
してしまう、という可能性があった。
【0023】このため、リアルタイム処理コマンドのデ
ータ列と同じデータ列を含むようなバイナリデータのデ
ータ列を、リアルタイム処理コマンドとは区別してホス
トコンピュータからプリンタに転送したいという要望が
生じていた。
【0024】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたもので、イメージデータやフォント登録デ
ータなどのバイナリデータと、リアルタイム処理コマン
ドを意味するデータ列とを区別して処理する印刷装置、
情報処理装置、これらの制御方法、および、これらを実
現するプログラムを記録した情報記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示す
る。
【0026】本発明は、情報処理装置に接続され、所定
のコマンド及び、データ等からなるデータ列を受信し、
印刷及び前記コマンドに対応する所定の処理を実行する
印刷装置において、(a)通常処理コマンド、複数のリ
アルタイム処理コマンド、リアルタイム処理禁止コマン
ド、リアルタイム処理許可コマンドの1つまたはそれら
の組み合わせを含むデータ列を受信する受信・解析処理
部と、(b)前記リアルタイム処理コマンドの実行を許
可するかどうかを指示する指示部と、(c)前記受信・
解析処理部が前記リアルタイム処理許可コマンド又はリ
アルタイム処理禁止コマンドのデータ列を受信した場
合、前記リアルタイム処理許可コマンド及びリアルタイ
ム処理禁止コマンドの少なくとも一方は、当該コマンド
に対応付けられたパラメータによりそれぞれのリアルタ
イム処理コマンド毎に、リアルタイム処理の実行の許可
あるいは禁止を前記指示部に設定する設定部と、(d)
前記受信・解析処理部が受信したデータ列がリアルタイ
ム処理コマンドの時、前記指示部に当該リアルタイム処
理コマンドの実行が許可されている場合は、当該リアル
タイム処理コマンドのデータ列に対応するリアルタイム
処理を実行し、禁止されている場合は、実行しないで無
視するリアルタイム処理部と、(e)前記受信・解析処
理部により受信されたデータ列が通常処理コマンドのデ
ータ列である場合、当該通常処理コマンドのデータ列に
対応する通常処理を実行する通常処理部とを有すること
を特徴とする印刷装置である。
【0027】又本発明の、印刷装置は、前記リアルタイ
ム処理許可コマンド、及び/又はリアルタイム処理許可
コマンドは、少なくとも2バイトのパラメータを有し、
当該パラメータは、前記複数のリアルタイム処理コマン
ドのそれぞれについて設定すべきコマンドを指定するパ
ラメータと、設定すべき内容を指定するパラメータとを
有し、前記設定部は前記複数のコマンドについて、前記
パラメータに従って前記複数のリアルタイム処理コマン
ドのそれぞれについて当該コマンドの実行を許可するか
どうかを前記指示部に設定することを特徴とする。
【0028】又、本発明の印刷装置は、前記リアルタイ
ム処理許可コマンド及びリアルタイム処理禁止コマンド
は、同一のコマンドシンボルを有し、前記パラメータに
よって、許可もしくは禁止が指定可能なリアルタイム処
理許可・禁止コマンドとして用意され、前記設定部は、
当該リアルタイム処理許可・禁止コマンドに応答し、前
記複数のリアルタイム処理コマンドごとに当該コマンド
の実行許可あるいは禁止をを前記指示部に設定すること
を特徴とする。
【0029】又、本発明の印刷装置は、情報処理装置に
接続され、所定のコマンド及び、データ等からなるデー
タ列を受信し、印刷及び前記コマンドに対応する所定の
処理を実行する印刷装置において、(a)リアルタイム
処理コマンド、リアルタイム処理許可・禁止コマンド、
通常処理コマンドの1つまたはそれらの組み合わせを含
むデータ列を受信する受信・解析処理部と、(b)前記
リアルタイム処理コマンドの実行を許可するかどうかを
指示する指示部と、(c)前記受信・解析処理部がリア
ルタイム処理許可・禁止コマンドのデータ列を受信した
時、当該コマンドに対応したパラメータに基づいてリア
ルタイム処理コマンドの実行を許可あるいは、禁止を前
記指示部に設定する設定部と、(d)前記指示部がリア
ルタイム処理コマンドの実行の許可を示す状態の時、前
記受信・解析処理部が受信したデータ列がリアルタイム
処理コマンドの場合、当該リアルタイム処理コマンドの
データ列に対応するリアルタイム処理を実行するリアル
タイム処理部と、(e)前記受信・解析処理部により受
信されたデータ列が通常処理コマンドのデータ列である
場合、当該通常処理コマンドのデータ列に対応する通常
処理を実行する通常処理部と、を有することを特徴とす
る印刷装置である。
【0030】又、前記リアルタイム処理許可・禁止コマ
ンドは、コマンドシンボルと、これに対応するパラメー
タを有し、前記設定部は、リアルタイム許可・禁止コマ
ンドに応答し、前記パラメータの内容に従って、複数の
リアルタイム処理コマンドごとにコマンドの実行を許可
あるいは禁止することを前記指示部に設定することを特
徴とする印刷装置である。
【0031】更に、本発明は 以下のステップを備える
ことを特徴とする印刷装置の制御方法である。
【0032】(a)リアルタイム処理コマンド、リアル
タイム処理禁止コマンド、リアルタイム処理許可コマン
ド、通常処理コマンドの1つまたはそれらの組み合わせ
を含むデータ列を受信する受信ステップと、(b)前記
受信ステップにおいて受信されたデータ列がリアルタイ
ム処理コマンドのデータ列である場合、前記受信ステッ
プにおいて、前記リアルタイム処理コマンドがその実行
を許可されているどうかを判断するステップと、(c)
前記判断ステップにおいて、前記リアルタイム処理コマ
ンドが、許可されているコマンドであれば、これに対応
する処理を実行し、禁止されているコマンドであればこ
れを実行せず無視するステップと、(d)前記受信ステ
ップにおいて受信されたデータ列が通常処理コマンドの
データ列である場合、当該通常処理コマンドのデータ列
に対応する通常処理を実行する通常処理ステップ。
【0033】本発明の 印刷装置の制御方法は、 以下の
ステップを備えることを特徴とする。
【0034】(a)リアルタイム処理コマンド、リアル
タイム処理禁止コマンド、通常処理コマンドの1つまた
はそれらの組み合わせを含むデータ列を受信する受信ス
テップと、(b)前記受信ステップにおいて受信された
データ列がリアルタイム処理コマンドのデータ列である
場合、当該コマンドのコマンドシンボルとこれに付随す
るパラメータとに応じて、複数のリアルタイム処理コマ
ンドのそれぞれについてその処理の実行を許可あるいは
禁止を所定の指示部に設定するステップと、(d)前記
複数のリアルタイム処理コマンドのいずれか1つのコマ
ンドに対応するコマンド列を受信したとき、前記指示部
の内容によって、当該リアルタイム処理を実行するか、
または禁止するかを選択するステップと、(e)前記通
常コマンドを受信したとき、当該コマンドの内容に従っ
て通常の処理を実行するステップ。
【0035】更に又、本発明は、印刷装置を制御するプ
ログラムを記録した情報記録媒体であり、以下のステッ
プを備えることを特徴とする。(a)リアルタイム処理
コマンド、リアルタイム処理禁止コマンド、リアルタイ
ム処理許可コマンド、通常処理コマンドの1つまたはそ
れらの組み合わせを含むデータ列を受信する受信ステッ
プと、(b)前記受信ステップにおいて受信されたデー
タ列がリアルタイム処理コマンドのデータ列である場
合、前記受信ステップにおいて、前記リアルタイム処理
コマンドがその実行を許可されているどうかを判断する
ステップと、(c)前記判断ステップにおいて、前記リ
アルタイム処理コマンドが、許可されているコマンドで
あれば、これに対応する処理を実行し、禁止されている
コマンドであればこれを実行せず無視するステップと、
(d)前記受信ステップにおいて受信されたデータ列が
通常処理コマンドのデータ列である場合、当該通常処理
コマンドのデータ列に対応する通常処理を実行する通常
処理ステップ。
【0036】更に又、本発明は、印刷装置に接続され、
所定の通常処理を実行させるための複数の通常処理コマ
ンド、および通常処理コマンドに優先して実行させる複
数のリアルタイム処理コマンドから選択的に1つあるい
はそれらの組み合わせのコマンドを含むデータ列を前記
印刷装置に送信して所定の処理を実行させる情報処理装
置において、(a)アプリケーションプログラムからの
要求に応答して、前記印刷装置に、所定の通常処理を実
行させるためのコマンドと必要に応じてこれに付随する
データを送信する部と、(b)前記印刷装置に、前記通
常処理より優先順位の高い処理を実行させるためのリア
ルタイム処理を実行させるコマンド送信する部と、
(c)前記通常処理のコマンドが、バイナリデータの転
送を実行するコマンドの時、このコマンドの送信に先立
って、前記リアルタイム処理コマンドの実行を禁止する
ためのリアルタイム処理禁止コマンドを送信する部と、
(d)前記バイナリデータの転送が終了したとき、前記
リアルタイム処理コマンドの実行を許可するリアルタイ
ム処理許可コマンドを送信する部とを有することを特徴
とする情報処理装置。
【0037】更に又、本発明は、印刷装置に接続され、
所定の通常処理を実行させるための複数の通常処理コマ
ンド、および通常処理コマンドに優先して実行させる複
数のリアルタイム処理コマンドから選択的に1つあるい
はそれらの組み合わせのコマンドを含むデータ列を前記
印刷装置に送信して所定の処理を実行させる情報処理装
置において、(a)アプリケーションプログラムからの
要求に応答して、前記印刷装置に、所定の通常処理を実
行させるためのコマンドと必要に応じてこれに付随する
データを送信するステップと、(b)前記印刷装置に、
前記通常処理より優先順位の高い処理を実行させるため
のリアルタイム処理を実行させるコマンド送信するステ
ップと、(c)前記通常処理のコマンドが、バイナリデ
ータの転送を実行するコマンドの時、このコマンドの送
信に先立って、前記リアルタイム処理コマンドの実行を
禁止するためのリアルタイム処理禁止コマンドを送信す
るステップと、(d)前記バイナリデータの転送が終了
したとき、前記リアルタイム処理コマンドの実行を許可
するリアルタイム処理許可コマンドを送信するステップ
とを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法で
ある。
【0038】更に又、本発明は、以下の、ステップを含
む情報処理装置のプログラムを記録した情報記録媒体
(a)アプリケーションプログラムからの要求に応答し
て、前記印刷装置に、所定の通常処理を実行させるため
のコマンドと必要に応じてこれに付随するデータを送信
するステップと、(b)前記印刷装置に、前記通常処理
より優先順位の高い処理を実行させるためのリアルタイ
ム処理を実行させるコマンド送信するステップと、
(c)前記通常処理のコマンドが、バイナリデータの転
送を実行するコマンドの時、このコマンドの送信に先立
って、前記リアルタイム処理コマンドの実行を禁止する
ためのリアルタイム処理禁止コマンドを送信するステッ
プと、(d)前記バイナリデータの転送が終了したと
き、前記リアルタイム処理コマンドの実行を許可するリ
アルタイム処理許可コマンドを送信するステップ。
【0039】更に又、本発明の情報記録媒体は、コンパ
クトディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、
光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テー
プ、または、半導体メモリであることを特徴とする前記
プログラムをを記録した情報記録媒体。
【0040】更に、又、本発明の印刷装置は、リアルタ
イム処理コマンド、通常処理コマンドの1つまたはそれ
らの組み合わせを含むデータ列を受信する受信・解析処
理部と、リアルタイム処理コマンドを実行するかしない
かを指示する指示部と、指示部がリアルタイム処理コマ
ンドの実行の許可を示している場合は、当該リアルタイ
ム処理コマンドのデータ列に対応するリアルタイム処理
を実行するリアルタイム処理部と、受信・解析処理部に
より受信されたデータ列が通常処理コマンドのデータ列
である場合、当該通常処理コマンドのデータ列に対応す
る通常処理を実行する通常処理部とを有することを特徴
とする。
【0041】又、本発明は、リアルタイム処理コマン
ド、リアルタイム処理禁止コマンド、通常処理コマンド
の1つまたはそれらの組み合わせを含むデータ列を受信
する受信・解析処理部と、リアルタイム処理コマンドの
実行を許可するかどうか指示する指示部と、受信・解析
処理部が最後にリアルタイム処理禁止コマンドのデータ
列を受信してから経過した時間が、所定の時間を超える
場合は、指示部をリアルタイム処理コマンドの実行を許
可する状態に設定する設定処理部と、指示部が、リアル
タイム処理コマンドの実行を許可する状態の場合、受信
・解析処理部がリアルタイム処理コマンドを受信した
時、当該リアルタイム処理コマンドのデータ列に対応す
るリアルタイム処理を実行するリアルタイム処理部と、
受信・解析処理部により受信されたデータ列が通常処理
コマンドのデータ列である場合、当該通常処理コマンド
のデータ列に対応する通常処理を実行する通常処理部と
を有することを特徴とする。
【0042】又、本発明の印刷装置は、リアルタイム処
理コマンド、リアルタイム処理禁止コマンド、リアルタ
イム処理許可コマンド、通常処理コマンドの1つまたは
それらの組み合わせを含むデータ列を受信する受信・解
析処理部と、リアルタイム処理コマンドを実行するかし
ないかを指示する指示部と、受信・解析処理部が最後に
リアルタイム処理禁止コマンドのデータ列を受信してか
ら経過した時間が、所定の時間を超えるか、または、受
信・解析処理部が最後にリアルタイム処理禁止コマンド
のデータ列を受信した後にリアルタイム処理許可コマン
ドを受信した場合、指示部をリアルタイム処理コマンド
の実行の許可を指示するように設定する設定処理部と、
指示部がリアルタイム処理コマンドの実行を許可する状
態の場合、受信・解析処理部が受信したデータ列がリア
ルタイム処理コマンドの時、当該リアルタイム処理コマ
ンドのデータ列に対応するリアルタイム処理を実行する
リアルタイム処理部と、受信・解析処理部により受信さ
れたデータ列が通常処理コマンドのデータ列である時、
当該通常処理コマンドのデータ列に対応する通常処理を
実行する通常処理部とを有することを特徴とする。
【0043】又、本発明の印刷装置は、リアルタイム処
理コマンド、リアルタイム処理禁止コマンド、リアルタ
イム処理許可コマンド、通常処理コマンドの1つまたは
それらの組み合わせを含むデータ列を受信する受信・解
析処理部と、リアルタイム処理コマンドを実行するかし
ないかを指示する指示部と、受信・解析処理部が最後に
リアルタイム処理禁止コマンドのデータ列を受信した後
にリアルタイム処理許可コマンドを受信した場合、指示
部をリアルタイム処理コマンドの実行の許可を指示する
ように設定する設定処理部と、指示部がリアルタイム処
理コマンドの実行を許可する状態の場合、受信・解析処
理部が受信したデータ列がリアルタイム処理コマンドの
時、当該リアルタイム処理コマンドのデータ列に対応す
るリアルタイム処理を実行するリアルタイム処理部と、
受信・解析処理部により受信されたデータ列が通常処理
コマンドのデータ列である時、当該通常処理コマンドの
データ列に対応する通常処理を実行する通常処理部とを
有することを特徴とする。
【0044】又、本発明は、上記受信・解析処理部、リ
アルタイム処理部及び通常処理部のそれぞれの一部又は
全てが、CPU、RAM、及び前記CPUを動作させる
プログラムを格納したROMからなる制御回路により構
成されたことを特徴とする印刷装置である。
【0045】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を説明
する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのも
のであり、本願発明の範囲を制限するものではない。し
たがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要
素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用するこ
とが可能であるが、これらの実施形態も本願発明の範囲
に含まれる。
【0046】(印刷装置)図1には、本発明の印刷装置
(プリンタ)の実施例のブロック構成図を示す。
【0047】プリンタ101は、インターフェース10
2を介して情報処理装置であるホストコンピュータ12
0に接続されていて、CPU 103、RAM 10
4、ROM 105、不揮発メモリ106、印刷機構1
07を主な構成要素としている。
【0048】ホストコンピュータ120が送信したデー
タ列をインターフェース102が受信すると、CPU
(Central Processing Unit ;中央処理ユニット)10
3に対して受信割り込みを発行する。CPU 103
は、受信割り込みによって受信割り込み処理を起動し、
受信割り込み処理では、受信したデータ列にリアルタイ
ム処理コマンドが含まれていると判断すると、これに対
応する前述のようなリアルタイム処理を実行する。さら
に、受信割り込み処理では、RAM 104に設けられ
た受信バッファ111に受信したデータ列を記憶する。
受信割り込み処理が終了すると、CPU 103の制御
は通常処理に戻る。
【0049】通常処理では、CPU 103は、RAM
104の受信バッファ111に記憶されたデータ列を
印刷コマンドやプリンタ設定コマンドとして解釈し、フ
ォントを記憶するROM(Read Only Memory)105か
らフォント形状を取得したり、イメージデータを生成し
たりして、RAM 104内に設けられたプリントバッ
ファ112に印刷イメージを展開する。
【0050】さらに、プリントバッファ112に展開さ
れた印刷イメージが所定の量、たとえば1行に達した場
合などに、当該印刷イメージにしたがって印刷機構10
7を駆動して、紙などの印刷媒体に文字や図形を印刷す
る。
【0051】また、受信バッファ111に記憶されたデ
ータ列がフォント定義コマンドである場合には、RAM
104内に、当該フォントの定義を記憶する。不揮発
メモリ106はEEPROM(Electrically Erasable
Programmable ROM)やフラッシュメモリであり、フォン
ト定義コマンドにしたがって、不揮発性メモリ106の
内容を更新することが可能である。またこの不揮発性メ
モリには、印刷装置の状態を記憶しておくステータス情
報格納部となるステータス領域116が設置されてい
て、ホストコンピュータ120からのステータス要求コ
マンドに応答してこの領域の情報がホストコンピュータ
120に送信される。
【0052】また、RAM 104には受信割り込み処
理で使用する現在のモードを記憶する領域113があ
る。これにより、リアルタイム処理コマンドの途中を受
信しているのか、それともそれ以外のデータを受信して
いるのかがわかる。このほか、現在リアルタイム処理が
禁止されているか否かを記憶したり各種のプリンタの状
態(ステータス)を記憶する指示部の一種のフラグ領域
114(指示部)がある。フラグ領域114は、電源が
切断された場合、情報も消失するため、CPU103の
処理の時に一時的に使用される領域である。
【0053】ここで、CPU 103はインターフェー
ス102、RAM 104、ROM105等と共働して
受信・解析処理部、リアルタイム処理部、通常処理部及
びフラグ設定処理部として機能し、印刷機構107は、
CPU 103等と共働して印刷処理部として、それぞ
れ機能する。また、ROM 105はプログラムを記録
した情報記録媒体として機能する。
【0054】(印刷装置の受信割り込み処理の第1実施
例)図2は、本発明の印刷装置の受信割り込み処理の流
れの実施例を示すフローチャートである。この受信割り
込み処理は、ホストコンピュータ120が送信するデー
タ列をプリンタ101のインターフェース102が受信
する際に起動される。なお、以下では、インターフェー
ス102が1バイトのデータを受信するごとに受信割り
込みが発生する実施形態について説明するが、受信割り
込みが1以上の任意のバイト数のデータを受信するごと
に起動される場合であっても同様の処理が可能であり、
当該実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【0055】なお、本実施例では、以下のバイナリデー
タ処理コマンドが通常コマンドとして容易されている。
【0056】・ESC * m n1 n2: n1, n2 で定義される
所定のデータ量のバイナリデータであるビットマップデ
ータを転送する時に用いる。これによりプリンタは画像
印刷を実行する。
【0057】・ESC & s n m : 所定のデータ量のフォン
ト登録データを転送する時に用いる。
【0058】・FSg1 m a1 a2 a3 a4 nL nH d1...dk: ユ
ーザ定義不揮発性メモリへのデータの書き込み時に用い
る。(尚、各パラメータは、m=0に固定、a1−a4はデ
ータの格納開始アドレス、nL、nHは格納データ数をそれ
ぞれ指定する。)又、本実施例では、以下のリアルタイ
ム処理禁止コマンドが「リアルタイム処理コマンド」と
して用意されている。
【0059】・「DLE EOT EOT 」これ以降は所定時
間(たとえば1秒)リアルタイム処理コマンドの処理を
禁止する。
【0060】上述のように、本処理は、ホストコンピュ
ータ120が送信するデータをプリンタ101のインタ
ーフェース102が受信する際に起動される。
【0061】起動されたら、まず、CPU 103は、
インターフェース102が受信した1バイトのデータを
RAM 104内の受信バッファ111に記憶する(ス
テップS201)。受信バッファ111は、リングバッ
ファとして構成するのが一般的である。
【0062】次に、RAM 104のフラグ領域114
を調べ、現在リアルタイム処理が禁止されているか否か
を判別する(ステップS202)。
【0063】禁止されていない場合(ステップS20
2;No)、モード領域113に記憶された現在の受信
割り込みモードを調べる(ステップS203)。受信割
り込みモードの値によって、現在リアルタイム処理コマ
ンドの途中を受信しているのか否かが示される。
【0064】さらに、ステップS201において受信さ
れたデータの値に応じてRAM 104のモード領域1
13に記憶される受信割り込みモードの値を図3に示す
状態遷移図にしたがって更新するとともに、必要があれ
ば処理を実施し(ステップS204)、本割り込み処理
を終了する。
【0065】図3は、受信割り込みにおける状態遷移を
示す説明図である。この状態遷移図は、前述のリアルタ
イム処理コマンドのデータ列の体系から決まるものであ
る。
【0066】モードAは、現在はリアルタイム処理コマ
ンド以外のコマンドを解釈していることを意味するモー
ドである。モードAにいる場合に、ステップS201に
おいて受信したデータの値がDLE である場合には、モー
ドBに移行する。
【0067】モードBは、現在はリアルタイム処理コマ
ンドの1バイト目(DLE )を受信していることを意味す
るモードである。モードBにいるときに、ステップS2
01において受信したデータの値に応じて、以下のよう
に遷移する。
【0068】・EOT である場合は、モードCに移行す
る。
【0069】・ENQ である場合は、プリンタのリアルタ
イム要求に対応する処理を実行して、モードAに移行す
る。
【0070】・DC4 である場合は、モードDに移行す
る。
【0071】・これ以外である場合は、受信しているデ
ータ列はリアルタイム処理コマンドのデータ列ではない
ことになるので、モードAに移行する。
【0072】モードCは、現在はDLE EOT で始まるリ
アルタイム処理コマンドを受信中であることを意味する
モードである。モードCにいるときに、ステップS20
1において受信したデータの値に応じて、以下のように
遷移する。
【0073】・NUL である場合は、プリンタ101の状
態をホストコンピュータ120にリアルタイム送信し、
モードAに移行する。
【0074】・BEL である場合は、プリンタ101の印
刷機構107に含まれるインクの状態をホストコンピュ
ータ120にリアルタイム送信し、モードAに移行す
る。
【0075】・BSである場合は、プリンタ101のMI
CRに関係するステータスの状態をホストコンピュータ
120にリアルタイム送信し、モードAに移行する。
【0076】・EOT である場合は、RAM 104のフ
ラグ領域114に「リアルタイム処理禁止」を設定す
る。さらに、『フラグ領域114「リアルタイム処理許
可」に設定する処理』が現在から所定時間(たとえば1
秒)後にタイマ割り込みにより実行されるように、タイ
マ割り込み処理の設定を行う。その後で、モードAに移
行する。
【0077】・これ以外である場合は、受信しているデ
ータ列はリアルタイム処理コマンドのデータ列ではない
ことになるので、モードAに移行する。
【0078】モードDは、現在はDLE DC4 で始まるリ
アルタイム処理コマンドを受信中であることを意味する
モードである。モードDにいるときに、ステップS20
1において受信したデータの値に応じて、以下のように
遷移する。
【0079】・SOH である場合は、指定パルスのリアル
タイム出力を実行し、モードAに移行する。
【0080】・STX である場合は、プリンタの電源をオ
フにする。
【0081】・BSである場合は、RAM 104に配置
された受信バッファ111とプリントバッファ112を
クリアしてモードAに移行する。
【0082】・これ以外である場合は、受信しているデ
ータ列はリアルタイム処理コマンドのデータ列ではない
ことになるので、モードAに移行する。
【0083】一方、フラグ領域114を調べた結果、現
在リアルタイム処理が禁止されている場合(ステップS
202;Yes)、受信割り込み処理を終了する。
【0084】このように、受信割り込みごとに、リアル
タイム処理が禁止されているか否かをチェックすること
になるが、これに必要な時間は数マイクロ秒のオーダー
である。このように比較的簡単な状態遷移の処理なの
で、受信割り込み処理に必要な時間を短時間ですませる
ことができる。
【0085】(印刷装置の通常処理の第1実施例)通常
処理は、プリンタ101が受信したデータを解釈して印
刷する処理である。図4は、プリンタ101の通常処理
の制御の流れを示すフローチャートである。通常処理を
行っている途中であっても、前述の受信割り込み処理が
割り込みによって起動されることがありうる。
【0086】なお、CPU 103は受信バッファ11
1に処理していないデータが残っている間は、当該デー
タを取得し、残っていない場合は、待機して前述の受信
割り込み処理により受信バッファ111にデータが記憶
されるのを待つ。このようなコルーチン的な処理が実行
されるが、以下の説明では、簡単のため、上記の処理を
1回行って1バイトのデータを受信バッファ111から
取得する場合と、複数回行って複数バイトのデータを受
信バッファ111から取得する場合とを合わせて、「受
信バッファからデータを取得」と称することとする。
【0087】また、本実施例では、リアルタイム処理を
許可するコマンドを通常処理コマンドとして用意してい
る。
【0088】まず、CPU 103は、受信バッファ1
11からデータを取得し(ステップS401)、そのデ
ータの種類を調べる(ステップS402)。
【0089】このデータがリアルタイム処理許可コマン
ドである場合(ステップS402;RTC許可)、RA
M 104内のフラグ領域114に、「リアルタイム処
理許可」を設定し(ステップS403)、ステップS4
01に戻る。
【0090】一方、このデータがこれ以外の通常処理コ
マンドである場合(ステップS402;通常)、当該コ
マンドに対応付けられた処理を実行し(ステップS40
4)、処理の継続があれば(ステップ405;Ye
s)、ステップS401に戻る。この処理には、文字や
図形の印刷、画像の印刷、フォント登録などの処理が含
まれる。
【0091】また、このデータがリアルタイム処理コマ
ンドである場合(ステップS402;RTC)、処理の
継続があれば(ステップ405;Yes)、ステップS
401に戻る。受信割り込み処理において、リアルタイ
ム処理コマンドに対応付けられた処理がすでに実行され
ているからである。
【0092】このように受信割り込み処理と通常処理と
を構成しておくと、リアルタイム処理コマンドのデータ
列と同じデータ列をパラメータとして含む通常コマンド
(たとえば、イメージ印刷コマンドやフォント登録コマ
ンド)のデータ列を情報処理装置がプリンタに対して送
信したい場合、まずリアルタイム処理禁止コマンドを送
信し、ついで当該通常コマンドを送信し、さらにリアル
タイム処理許可コマンドを送信すれば、通常コマンドの
パラメータ内に偶然含まれるデータ列によりリアルタイ
ム処理が実行されることはなくなる。
【0093】(情報処理装置の第1実施例)図5には、
本発明の情報処理装置(ホストコンピュータ)の実施例
のブロック構成図を示す。
【0094】本発明の情報処理装置120はCPU 5
01によって制御される。情報処理装置120に電源が
投入されると、CPU 501はROM 502内の所
定の場所に記憶されたIPL(Initial Program Loade
r)を実行し、処理を開始し、さらに、ハードディス
ク、フロッピーディスク、CD−ROM(Compact Disk
ROM)などの不揮発性記憶装置503に記憶されたプロ
グラムを実行することができる。プログラムの実行の際
には、RAM 504を一時的な記憶装置として用い
る。
【0095】文字や図形を印刷するアプリケーションプ
ログラムを実行する際には、印刷コマンドのデータ列を
インターフェース505を介してプリンタに送信する。
【0096】さらに、情報処理装置120は、図示しな
いキーボードやマウスなどの入力装置、図示しないディ
スプレイなどの表示装置を備えることができる。
【0097】ここで、CPU 501は、RAM 50
4と共働して挿入生成部として機能し、インターフェー
ス505は送信部として機能する。
【0098】また、不揮発性記憶装置503は、プログ
ラムを記録した情報記録媒体として機能する。又、図示
しない、CD−ROMドライブ、フロッピードライブな
どの装置を有し、情報を記録した記録媒体から所定のプ
ログラムをインストールできる様に構成されている。
【0099】図6は、画像印刷やフォント登録などの処
理において、通常コマンドのデータ列をプリンタに送る
送信処理の流れを示すフローチャートである。この送信
処理は、アプリケーションプログラムがオペレーティン
グシステムに対して印刷要求を送ることなどにより起動
される。また、この送信処理は一般的にプリンタドライ
バーと呼ばれるプログラムによって実行され、このプロ
グラムは、フロッピーディスクなどの記憶媒体から、ホ
ストコンピュータにインストールされて用いられる。
【0100】まず、CPU 501は、送信したい通常
コマンドのデータ列がリアルタイム処理コマンドのデー
タ列と同じデータ列を含むか否かを調べる(ステップS
601)。
【0101】含まない場合(ステップS601;N
o)、当該通常コマンドのデータ列を送信し(ステップ
S602)、本処理を終了する。
【0102】含む場合(ステップS601;Yes)、
リアルタイム処理禁止コマンドを送信し(ステップS6
03)、ついで当該通常コマンドのデータ列を送信し
(ステップS604)、さらにリアルタイム処理許可コ
マンドを送信して(ステップS605)、本処理を終了
する。
【0103】なお、この処理に加えて、以下のような処
理を行うことができる。たとえば、画像を印刷する場
合、その通常コマンドが所定の時間(たとえば1秒)以
内にプリンタで処理できる量か否かを判別する。処理で
きる量の場合は、ステップS603〜ステップS605
の処理と同じ処理を行う。
【0104】所定時間内で処理できない量の場合は、当
該通常コマンドを解釈し、複数の通常コマンドに分割す
る。さらに、それぞれの通常コマンドについてまず、ス
テップS603〜ステップS605の処理と同じ処理を
行って画像の一部を印刷し、さらに、リアルタイム処理
が必要かどうかをチェックし、必要であれば当該リアル
タイム処理コマンドを送信する、という処理を繰り返
す。
【0105】このような処理を行うことにより、リアル
タイム処理が必要な場合の待ち時間が最大でも上記所定
の時間(1秒)で済むことになる。
【0106】(印刷装置の受信割り込み処理の第2実施
例)図7は、印刷装置の受信割り込み処理の第2実施例
の流れを示すフローチャートである。本実施例では、R
AM 104内にカウント領域を設ける。また、リアル
タイム禁止コマンドは以下のコマンドシンボル3バイト
+パラメータ2バイトの5バイトで構成される。
【0107】・「DLE EOT EOT n m」 これは、「以降に続く(n*256+m)バイトについ
てリアルタイム処理を禁止する」という意味を持つ。
【0108】本実施例の受信割り込み処理が起動された
ら、まず、CPU 103は、インターフェース102
が受信した1バイトのデータをRAM 104内の受信
バッファ111に記憶する(ステップS701)。受信
バッファ111は、リングバッファとして構成するのが
一般的である。
【0109】次に、RAM 104のフラグ領域114
を調べ、現在リアルタイム処理が禁止されているか否か
を判別する(ステップS702)。
【0110】禁止されていない場合(ステップS70
2;No)、モード領域113に記憶された現在の受信
割り込みモードを調べる(ステップS703)。受信割
り込みモードの値によって、現在リアルタイム処理コマ
ンドの途中を受信しているのか否かが示される。
【0111】さらに、ステップS701において受信さ
れたデータの値に応じてRAM 104のモード領域1
13に記憶される受信割り込みモードの値を図8に示す
状態遷移図にしたがって更新するとともに、必要があれ
ば処理を実施し(ステップS704)、本割り込み処理
を終了する。
【0112】図8に示す状態遷移図は、図3に示す状態
遷移図と大部分は同様であるが、モードCにおいてEOT
を受信した場合の処理が異なる。
【0113】すなわち、モードCにおいてEOT を受信す
ると、モードXに移行する。
【0114】モードXにおいて、バイト値n を受信する
と、値n*256 をRAM 104内のカウント領域115
に代入し、モードYに移行する。
【0115】モードYにおいて、バイト値m を受信する
と、値m をRAM 104内のカウント領域115に加
算し、フラグ領域114に「リアルタイム処理禁止」を
設定し、モードAに移行する。
【0116】一方、ステップS702において、リアル
タイム処理が禁止されていると判別された場合(ステッ
プS702;Yes)、カウント領域115に記憶され
た値を1減らし(ステップS705)、カウント領域1
15に記憶された値が0より大きいか否かを調べ(ステ
ップS706)、0より大きい場合(ステップS70
6;Yes)は、本割り込み処理を終了する。0以下の
場合(ステップS706;No)、フラグ領域114に
「リアルタイム処理許可」を設定し(ステップS70
7)、本割り込み処理を終了する。
【0117】このように、本実施例では、リアルタイム
処理禁止コマンドにおいて、「これ以降○○バイトにつ
いてはリアルタイム処理を禁止する」というパラメータ
設定ができるため、リアルタイム処理許可コマンドを用
意する必要はない。一方、情報処理装置においては、リ
アルタイム処理コマンドのデータ列と同じデータ列をパ
ラメータとして含む通常コマンドのデータ列送信したい
場合、まず当該通常コマンドの長さをパラメータとして
含むリアルタイム処理禁止コマンドを送信し、ついで当
該通常コマンドを送信すればよい。
【0118】上記、プリンタのステータスを記憶したフ
ラグ領域は、一般的に電源が切断されても記憶状態に保
つ必要のあるものはフラッシュメモリ等に設けられ、そ
うでないものはRAM内に設置される。又、リアルタイ
ム処理コマンドを禁止するかどうかのフラグは、電源が
切断されても記憶しておく必要はない。
【0119】通常使用の時、イメージデータの印刷がほ
とんど必要が無く、フォント登録作業の時にのみこのリ
アルタイム処理コマンドを禁止したいばあいは、ディッ
プスイッチなどのハードウエア要素で代用することもで
きる。この場合、ディップスイッチが上記指示部とな
る。
【0120】(印刷装置の受信割り込み処理の第3実施
例)複数のリアルタイム処理コマンドの内、実際にはバ
イナリデータを転送中に実行されても問題が無い物も含
まれている。又、バイナリデータの転送時に、そのバイ
ナリデータが、POSを設置している店舗のロゴなどあ
る場合、あらかじめリアルタイム処理コマンドと紛らわ
しいデータは作成していないことがあり、このような場
合アプリケーションからステータス要求があった場合な
どは、このためのリアルタイム処理コマンド送信しても
問題がない。この場合はリアルタイム処理コマンドのそ
れぞれに対応して、禁止、あるいは許可を設定すること
ができるように以下のコマンドを通常コマンドで定義す
る。
【0121】・GS(D mn (”GS(D”はコマンド
シンボルであり、mnはパラメータで、mがコマンドの
指定、nが許可あるいは禁止の指定を表し、どのコマン
ド禁止するか、あるいは許可するかを指定できる) 上記コマンドを受信した場合、フラグ領域114の指示
部に、それぞれのコマンド毎に許可、あるいは禁止が設
定され記憶される。例えば、リアルタイム処理コマンド
の内、禁止・許可処理を設定したい物が、8個以内であ
れば、設定するかどうかを、パラメータmで指定する。
1000、0011であれば、1番目と、7,8番目に
割り当てられたコマンドが、許可・禁止の対象となる。
さらに、パラメータnで、1000、0010と指定さ
れた場合、1が許可、0が禁止であれば、1番目と7番
目に割り当てられたコマンドが許可に、8番目が禁止に
設定されるといった様に設定できる。
【0122】図9は、本発明の印刷装置の受信割り込み
処理の流れの第3の実施例を示すフローチャートであ
る。本実施例では、上記したように、リアルタイム処理
の禁止または許可は、コマンド設定が可能な通常コマン
ドとして用意している。図9の受信割り込み処理の機能
は、データを受信し、これを受信バッファ111に格納
し、同時に受信しながらリアルタイム処理コマンドが含
まれていないかどうか解析するもので、CPU 103
を主要素とする受信・解析処理部が実行する。
【0123】本実施例の受信割り込み処理が起動された
ら、まず、CPU 103は、インターフェース102
が受信した1バイトのデータをRAM 104内の受信
バッファ111に記憶する(ステップS901)。受信
バッファ111は、リングバッファとして構成するのが
一般的である。
【0124】次に、モード領域113に記憶された現在
の受信割り込みモードを調べる(ステップS902)。
受信割り込みモードの値によって、現在リアルタイム処
理コマンドの途中を受信しているのか否かが示される。
【0125】さらに、ステップS901において受信さ
れたデータの値に応じてRAM 104のモード領域1
13に記憶される受信割り込みモードの値を図3に示す
状態遷移図にしたがって更新する(ステップ903)。
モードの更新にあたり、コマンド処理を行う必要がある
か判断する(ステップ904)。コマンド処理を行う必
要があれば(ステップ904:Yes)、RAM 10
4のフラグ領域114を調べ、現在、実行しようとした
コマンドのリアルタイム処理が禁止されているか否かを
判別し、(ステップS905) 禁止されていない場合
(ステップS905;No)は、リアルタイム処理コマ
ンドに対応する処理を実施し(ステップS906)、禁
止されている場合(ステップS905;Yes)はコマ
ンド処理を実施せず本割り込み処理を終了する。
【0126】このように、リアルタイム処理コマンドの
データ列を受信するごとに、リアルタイム処理が禁止さ
れているか否かをチェックすることになるが、これに必
要な時間は数マイクロ秒のオーダーである。このように
比較的簡単な状態遷移の処理なので、受信割り込み処理
に必要な時間を短時間ですませることができる。
【0127】上記処理は、受信割り込みにおける状態遷
移を示す説明図である図3に沿って同様に実行される
が、以下の点で細部が異なる。
【0128】1、モードCにいるときに EOTを受信する
と、モードAに移行するという処理を行なわない。
【0129】2、本実施例3ではそれぞれのコマンド個
別にリアルタイム処理を禁止あるいは許可でき、禁止さ
れているコマンドは、コマンドの処理を実行しないでモ
ードを遷移する。
【0130】(印刷装置の通常処理の第2実施例)通常
処理とは、プリンタ101が受信したデータを入力した
順に読み出し実行するFIFO処理である。図10は、
プリンタ101の通常処理の第2の実施例の制御の流れ
を示すフローチャートである。通常処理を行っている途
中であっても、前述の受信割り込み処理が割り込みによ
って起動されることがありうる。
【0131】なお、CPU 103は受信バッファ11
1に処理していないデータが残っている間は、当該デー
タを取得し、残っていない場合は、待機して前述の受信
割り込み処理により受信バッファ111にデータが記憶
されるのを待つ。このようなコルーチン的な処理が実行
されるが、以下の説明では、簡単のため、上記の処理を
1回行って1バイトのデータを受信バッファ111から
取得する場合と、複数回行って複数バイトのデータを受
信バッファ111から取得する場合とを合わせて、「受
信バッファからデータを取得」と称することとする。
【0132】また、本実施例では、リアルタイム処理を
禁止するコマンドと許可するコマンドをリアルタイムコ
マンド許可・禁止コマンドという1つのコマンドとし、
通常処理コマンドとして用意している。
【0133】まず、CPU 103は、受信バッファ1
11からデータを取得し(ステップS1001)、その
データの種類を調べる(ステップS1002)。
【0134】このデータがリアルタイム処理許可・禁止
コマンドである場合(ステップS1002;RTC許
可)、RAM 104内のフラグ領域114に、リアル
タイム処理コマンドごとに「リアルタイム処理許可」ま
たは「リアルタイム処理禁止」を設定し(ステップS1
003)、処理を継続するかチェック(ステップS10
05)し、継続なら(ステップS1005:Yes)、
ステップS1001に戻る。
【0135】一方、このデータがこれ以外の通常処理コ
マンドである場合(ステップS1002;通常)、当該
コマンドに対応付けられた処理を実行し(ステップS1
004)、ステップS1005を経て、ステップS10
01に戻る。この処理には、文字や図形の印刷、画像の
印刷、フォント登録などの処理が含まれる。
【0136】また、このデータがリアルタイム処理コマ
ンドである場合(ステップS1002;RTC)、ステ
ップS1001に戻る。受信割り込み処理において、リ
アルタイム処理コマンドに対応付けられた処理がすでに
実行されているからである。
【0137】このように受信割り込み処理と通常処理と
を構成しておくと、リアルタイム処理コマンドのデータ
列と同じデータ列をパラメータとして含む通常コマンド
(たとえば、イメージ印刷コマンドやフォント登録コマ
ンド)のデータ列を情報処理装置がプリンタに対して送
信したい場合、まずリアルタイム処理禁止コマンドを送
信し、ついで当該通常コマンドを送信し、さらにリアル
タイム処理許可コマンドを送信すれば、通常コマンドの
パラメータ内に偶然含まれるデータ列によりリアルタイ
ム処理が実行されることはなくなる。
【0138】(情報処理装置の第2実施例)図11は、
図5で示した本発明の情報処理装置(ホストコンピュー
タ)の実施例のブロック図に基づき、画像印刷やフォン
ト登録などの処理において、通常コマンドのデータ列を
プリンタに送る送信処理の流れを示すフローチャートで
ある。この送信処理は、アプリケーションプログラムが
オペレーティングシステムに対して印刷要求を送ること
などにより起動される。また、この送信処理は一般的に
プリンタドライバーと呼ばれるプログラムによって実行
され、このプログラムは、フロッピーディスクなどの記
憶媒体から、ホストコンピュータにインストールされて
用いられる。
【0139】まず、CPU 501は、送信したい通常
コマンドのデータ列がリアルタイム処理コマンドのデー
タ列と同じデータ列を含む可能性があるコマンドか否か
を調べる(ステップS1101)。例えば、この送信し
ようとしているコマンドが、バイナリデータを転送する
バイナリデータ処理コマンドであるかどうかである。
【0140】バイナリデータ処理コマンドでない場合
(ステップS1101;No)、当該通常コマンドのデ
ータ列を送信し(ステップS1102)、本処理を終了
する。
【0141】含む場合(ステップS1101;Ye
s)、リアルタイム処理許可・禁止コマンドをコマンド
を禁止する設定で送信し(ステップS1103)、さら
に印刷装置101が搭載している通常コマンドのうちか
ら、プリンタ情報を送信するステータスデータ送信コマ
ンドを送信する(ステップS1104)。CPU 50
1は、印字装置101からステータスが送信されてくる
のを待ち(ステップS1105)、ステータスを受信す
ると、ついで当該通常コマンドのデータ列を送信し(ス
テップS1106)、さらにリアルタイム処理許可コマ
ンドを送信して(ステップS1107)、本処理を終了
する。
【0142】上記のステップS1104でステータス要
求コマンドを実行し、ステップS1105で受信を待つ
処理は、以下のような理由による。
【0143】印刷装置101がコマンドを受信してか
ら、リアルタイム処理許可・禁止コマンドが実行される
までに時間差が発生する可能性がある。例えば、リアル
タイム処理を禁止するコマンドを送信して、連続して、
偶然にリアルタイム処理コマンドと同じデータ列が送信
されると、禁止されるべきコマンドが実行されてしま
う。そこで、印刷装置101に装置自体のステータスを
メモリに格納しておき、ホストコンピュータの要求に基
づいてこのステータスを送信する機能が搭載されている
ので、この機能を用いることによりリアルタイム処理禁
止あるいは許可の設定が実行されたかどうかを検証する
ことができる。
【0144】印刷装置101側では、リアルタイム処理
コマンドの禁止・あるいは許可を受信すると、フラッシ
ュROM 107のステータス領域117のフラグを更
新する。ステップS1104で、ホストコンピュータの
要求に応じてこのフラグを含むステータスを送信するこ
とにより、ホストコンピュータに当該処理が実行された
ことが通知される。このようにすると、リアルタイム処
理許可・禁止コマンドが確実に実行されたことを確認す
ることができる。このリアルタイム処理禁止・許可ステ
ータスを送信するためのコマンドは専用コマンドであっ
ても良いし、ステータスデータの内容に依存しないの
で、他のステータスデータと一緒に送信する汎用コマン
ドでも良い。
【0145】また、本実施例では、リアルタイム処理コ
マンドごとに処理の禁止または許可を設定できるように
しているので、プリンタの電源をオフするコマンドとい
った、通常動作中は実行しないコマンドは、常時禁止状
態としておき、実際に電源をオフする直前に許可するこ
とにより、ステップS1201で行っているような、送
信したい通常コマンドのデータ列がリアルタイム処理コ
マンドのデータ列と同じデータ列を含むか否かを調べる
処理を簡略化することができる。
【0146】上記、データを受信する受信・解析処理、
リアルタイム処理コマンドを実行するリアルタイム処
理、通常コマンドを実行する通常処理、フラグを設定す
る設定処理はCPU、RAM、CPUを作動するプログ
ラムを格納したROMを有する印刷装置の制御回路内で
実行され、それぞれ対応するプログラムと、ハードウエ
アとのセットにより、受信・解析処理部、リアルタイム
処理部、通常処理部、設定処理部を構成している。これ
らの処理部のそれぞれの一部、あるいは全ては、ゲート
アレイ、又はDSPなどのハードウエアで代用すること
も可能である。
【0147】これらの処理部のプログラムはROMに格
納されるのが一般的であるが、これらのプログラムを、
フロッピーディスクあるいは、CD−ROMなどの磁気
あるいは光ディスク媒体や更には、WEBなどのサイト
に格納し、プリンタにセットアップすることも可能であ
る。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果を奏する。
【0149】まず、画像用のバイナリデータやフォント
登録用のバイナリデータなどのバイナリデータと、リア
ルタイム処理コマンドを意味するデータ列とを区別して
処理する印刷装置、情報処理装置、これらの制御方法を
提供することができる。
【0150】特に、リアルタイム処理コマンドのデータ
列と同じバイトパターンを含む可能性のある通常コマン
ドのデータ列であっても、ユーザはそれを意識せずに、
容易に処理させることができる印刷装置、情報処理装
置、これらの制御方法を提供することができる。
【0151】リアルタイム処理コマンドのそれぞれにつ
いて、その実行を禁止あるいは許可を設定できるため、
ステータス要求などの緊急性の高いコマンド処理は、常
に実行可能になるため、情報処理装置側の機能を損なう
ことなく、且つ確実な印刷処理を可能とした。
【0152】さらに、プログラムを記録した情報記録媒
体をソフトウェア商品として、印刷装置のハードウェア
と独立して容易に配布したり販売したりすることができ
るようになる。本発明の情報記録媒体に記録されたプロ
グラムを印刷装置で実行すれば、上記の発明に係る印刷
装置、情報処理装置およびこれらの制御方法が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置の実施例の概要を示すブロッ
ク構成図。
【図2】本発明の印刷装置の受信割り込み処理の流れの
第1実施例を示すフローチャート。
【図3】本発明の印刷装置の受信割り込みの第1実施例
における状態遷移を示す説明図。
【図4】本発明の印刷装置の通常処理の流れの実施例を
示すフローチャート。
【図5】本発明の情報処理装置の実施例の概要を示すブ
ロック構成図。
【図6】本発明の情報処理装置で実行される送信処理の
流れの実施例を示すフローチャート。
【図7】本発明の印刷装置の受信割り込み処理の流れの
第2実施例を示すフローチャート。
【図8】本発明の印刷装置の受信割り込みの第2実施例
における状態遷移を示す説明図。
【図9】本発明の印刷装置の受信割り込み処理の流れの
第3実施例を示すフローチャート。
【図10】本発明の印刷装置の通常処理の流れの実施例
を示すフローチャート。
【図11】本発明の情報処理装置で実行される送信処理
の流れの実施例を示すフローチャート。
【符号の説明】
101 プリンタ 102 インターフェース 103 CPU 104 RAM 105 ROM 107 印刷機構 111 受信バッファ 112 プリントバッファ 113 モード領域 114 フラグ領域 120 ホストコンピュータ 501 CPU 502 ROM 503 不揮発性記憶装置 504 RAM 505 インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 HN05 HN15 2C087 AB05 BA03 BA05 BD01 BD42 5B021 AA01 AA02 BB01 BB05 BB10 CC04 DD13 EE01 9A001 BB04 BZ03 HH34 JJ35 KK42

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置に接続され、所定のコマンド
    及び、データ等からなるデータ列を受信し、印刷及び前
    記コマンドに対応する所定の処理を実行する印刷装置に
    おいて、 (a)通常処理コマンド、複数のリアルタイム処理コマ
    ンド、リアルタイム処理禁止コマンド、リアルタイム処
    理許可コマンドの1つまたはそれらの組み合わせを含む
    データ列を受信する受信・解析処理部と、 (b)前記リアルタイム処理コマンドの実行を許可する
    かどうかを指示する指示部と、 (c)前記受信・解析処理部が前記リアルタイム処理許
    可コマンド又はリアルタイム処理禁止コマンドのデータ
    列を受信した場合、前記リアルタイム処理許可コマンド
    及びリアルタイム処理禁止コマンドの少なくとも一方
    は、当該コマンドに対応付けられたパラメータによりそ
    れぞれのリアルタイム処理コマンド毎に、リアルタイム
    処理の実行の許可あるいは禁止を前記指示部に設定する
    設定部と、 (d)前記受信・解析処理部が受信したデータ列がリア
    ルタイム処理コマンドの時、前記指示部に当該リアルタ
    イム処理コマンドの実行が許可されている場合は、当該
    リアルタイム処理コマンドのデータ列に対応するリアル
    タイム処理を実行し、禁止されている場合は、実行しな
    いで無視するリアルタイム処理部と、 (e)前記受信・解析処理部により受信されたデータ列
    が通常処理コマンドのデータ列である場合、当該通常処
    理コマンドのデータ列に対応する通常処理を実行する通
    常処理部と、を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記リアルタイム処理許可コマンド、及
    び/又はリアルタイム処理禁止コマンドは、少なくとも
    2バイトのパラメータを有し、当該パラメータは、前記
    複数のリアルタイム処理コマンドのそれぞれについて設
    定すべきコマンドを指定するパラメータと、設定すべき
    内容を指定するパラメータとを有し、前記設定部は前記
    複数のコマンドについて、前記パラメータに従って前記
    複数のリアルタイム処理コマンドのそれぞれについて当
    該コマンドの実行を許可するかどうかを前記指示部に設
    定することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記リアルタイム処理許可コマンド及び
    リアルタイム処理禁止コマンドは、同一のコマンドシン
    ボルを有し、前記パラメータによって、許可もしくは禁
    止が指定可能なリアルタイム処理許可・禁止コマンドと
    して用意され、前記設定部は、当該リアルタイム処理許
    可・禁止コマンドに応答し、前記複数のリアルタイム処
    理コマンドごとに当該コマンドの実行許可あるいは禁止
    を前記指示部に設定することを特徴とする請求項1乃至
    2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 情報処理装置に接続され、所定のコマン
    ド及び、データ等からなるデータ列を受信し、印刷及び
    前記コマンドに対応する所定の処理を実行する印刷装置
    において、 (a)リアルタイム処理コマンド、リアルタイム処理許
    可・禁止コマンド、通常処理コマンドの1つまたはそれ
    らの組み合わせを含むデータ列を受信する受信・解析処
    理部と、 (b)前記リアルタイム処理コマンドの実行を許可する
    かどうかを指示する指示部と、 (c)前記受信・解析処理部がリアルタイム処理許可・
    禁止コマンドのデータ列を受信した時、当該コマンドに
    対応したパラメータに基づいてリアルタイム処理コマン
    ドの実行を許可あるいは、禁止を前記指示部に設定する
    設定部と、 (d)前記指示部がリアルタイム処理コマンドの実行の
    許可を示す状態の時、前記受信・解析処理部が受信した
    データ列がリアルタイム処理コマンドの場合、当該リア
    ルタイム処理コマンドのデータ列に対応するリアルタイ
    ム処理を実行するリアルタイム処理部と、 (e)前記受信・解析処理部により受信されたデータ列
    が通常処理コマンドのデータ列である場合、当該通常処
    理コマンドのデータ列に対応する通常処理を実行する通
    常処理部と、を有することを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記リアルタイム処理許可・禁止コマン
    ドは、コマンドシンボルと、これに対応するパラメータ
    を有し、前記設定部は、リアルタイム許可・禁止コマン
    ドに応答し、前記パラメータの内容に従って、複数のリ
    アルタイム処理コマンドごとにコマンドの実行を許可あ
    るいは禁止することを前記指示部に設定することを特徴
    とする請求項5に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷装置は、リアルタイム処理禁止
    コマンドもしくはリアルタイム処理許可・禁止コマンド
    の受信を示すステータス情報を格納するステータス格納
    部を有し、前記情報処理装置からリアルタイム処理禁止
    コマンドを受信した後、ステータス要求コマンドを受信
    した時、少なくとも前記リアルタイム処理禁止コマンド
    の受信を示すステータス情報を送信する応答処理部を有
    することを特徴とする請求項1乃至4記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 以下のステップを備えることを特徴とす
    る印刷装置の制御方法。 (a)リアルタイム処理コマンド、リアルタイム処理禁
    止コマンド、リアルタイム処理許可コマンド、通常処理
    コマンドの1つまたはそれらの組み合わせを含むデータ
    列を受信する受信ステップと、 (b)前記受信ステップにおいて受信されたデータ列が
    リアルタイム処理コマンドのデータ列である場合、前記
    受信ステップにおいて、前記リアルタイム処理コマンド
    がその実行を許可されているどうかを判断するステップ
    と、 (c)前記判断ステップにおいて、前記リアルタイム処
    理コマンドが、許可されているコマンドであれば、これ
    に対応する処理を実行し、禁止されているコマンドであ
    ればこれを実行せず無視するステップと、 (d)前記受信ステップにおいて受信されたデータ列が
    通常処理コマンドのデータ列である場合、当該通常処理
    コマンドのデータ列に対応する通常処理を実行する通常
    処理ステップ。
  8. 【請求項8】 以下のステップを備えることを特徴とす
    る印刷装置の制御方法。 (a)リアルタイム処理コマンド、リアルタイム処理禁
    止コマンド、通常処理コマンドの1つまたはそれらの組
    み合わせを含むデータ列を受信する受信ステップと、 (b)前記受信ステップにおいて受信されたデータ列が
    リアルタイム処理コマンドのデータ列である場合、当該
    コマンドのコマンドシンボルとこれに付随するパラメー
    タとに応じて、複数のリアルタイム処理コマンドのそれ
    ぞれについてその処理の実行を許可あるいは禁止を所定
    の指示部に設定するステップと (d)前記複数のリアルタイム処理コマンドのいずれか
    1つのコマンドに対応するコマンド列を受信したとき、
    前記指示部の内容によって、当該リアルタイム処理を実
    行するか、または禁止するかを選択するステップと、 (e)前記通常コマンドを受信したとき、当該コマンド
    の内容に従って通常の処理を実行するステップ。
  9. 【請求項9】 請求項7の印刷装置の制御方法におい
    て、更に以下のステップを有する。 (f)リアルタイム処理禁止コマンドもしくはリアルタ
    イム処理許可・禁止コマンドを受信した後、ステータス
    要求コマンドを受信した時、少なくともリアルタイム処
    理の禁止状態か、許可状態かを示すステータス情報を送
    信するステップ。
  10. 【請求項10】 以下のステップを備えることを特徴と
    する印刷装置を制御するプログラムを記録した情報記録
    媒体。 (a)リアルタイム処理コマンド、リアルタイム処理禁
    止コマンド、リアルタイム処理許可コマンド、通常処理
    コマンドの1つまたはそれらの組み合わせを含むデータ
    列を受信する受信ステップと、 (b)前記受信ステップにおいて受信されたデータ列が
    リアルタイム処理コマンドのデータ列である場合、前記
    受信ステップにおいて、前記リアルタイム処理コマンド
    がその実行を許可されているどうかを判断するステップ
    と、 (c)前記判断ステップにおいて、前記リアルタイム処
    理コマンドが、許可されているコマンドであれば、これ
    に対応する処理を実行し、禁止されているコマンドであ
    ればこれを実行せず無視するステップと、 (d)前記受信ステップにおいて受信されたデータ列が
    通常処理コマンドのデータ列である場合、当該通常処理
    コマンドのデータ列に対応する通常処理を実行する通常
    処理ステップ。
  11. 【請求項11】 印刷装置に接続され、所定の通常処理
    を実行させるための複数の通常処理コマンド、および通
    常処理コマンドに優先して実行させる複数のリアルタイ
    ム処理コマンドから選択的に1つあるいはそれらの組み
    合わせのコマンドを含むデータ列を前記印刷装置に送信
    して所定の処理を実行させる情報処理装置において、 (a)アプリケーションプログラムからの要求に応答し
    て、前記印刷装置に、所定の通常処理を実行させるため
    のコマンドと必要に応じてこれに付随するデータを送信
    する処理部と、 (b)前記印刷装置に、前記通常処理より優先順位の高
    い処理を実行させるためのリアルタイム処理を実行させ
    るコマンドを送信する処理部と、 (c)前記通常処理のコマンドが、バイナリデータの転
    送を実行するコマンドの時、このコマンドの送信に先立
    って、前記リアルタイム処理コマンドの実行を禁止する
    ためのリアルタイム処理禁止コマンドを送信する処理部
    と、 (d)前記バイナリデータの転送が終了したとき、前記
    リアルタイム処理コマンドの実行を許可するリアルタイ
    ム処理許可コマンドを送信する処理部と、を有すること
    を特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記情報処理装置において、更に、 (e)リアルタイム処理禁止コマンドを送信した後、こ
    のコマンドが正しく受信されたかどうか検証するステー
    タス要求コマンドを送信し、この応答を待つステータス
    要求処理部を有することを特徴とする請求項11に記載
    の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 印刷装置に接続され、所定の通常処理
    を実行させるための複数の通常処理コマンド、および通
    常処理コマンドに優先して実行させる複数のリアルタイ
    ム処理コマンドから選択的に1つあるいはそれらの組み
    合わせのコマンドを含むデータ列を前記印刷装置に送信
    して所定の処理を実行させる情報処理装置において、 (a)アプリケーションプログラムからの要求に応答し
    て、前記印刷装置に、所定の通常処理を実行させるため
    のコマンドと必要に応じてこれに付随するデータを送信
    するステップと、 (b)前記印刷装置に、前記通常処理より優先順位の高
    い処理を実行させるためのリアルタイム処理を実行させ
    るコマンド送信するステップと、 (c)前記通常処理のコマンドが、バイナリデータの転
    送を実行するコマンドの時、このコマンドの送信に先立
    って、前記リアルタイム処理コマンドの実行を禁止する
    ためのリアルタイム処理禁止コマンドを送信するステッ
    プと、 (d)前記バイナリデータの転送が終了したとき、前記
    リアルタイム処理コマンドの実行を許可するリアルタイ
    ム処理許可コマンドを送信するステップと、を有するこ
    とを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 以下の、ステップを含む情報処理装置
    のプログラムを記録した情報記録媒体。 (a)アプリケーションプログラムからの要求に応答し
    て、前記印刷装置に、所定の通常処理を実行させるため
    のコマンドと必要に応じてこれに付随するデータを送信
    するステップと、 (b)前記印刷装置に、前記通常処理より優先順位の高
    い処理を実行させるためのリアルタイム処理を実行させ
    るコマンド送信するステップと、 (c)前記通常処理のコマンドが、バイナリデータの転
    送を実行するコマンドの時、このコマンドの送信に先立
    って、前記リアルタイム処理コマンドの実行を禁止する
    ためのリアルタイム処理禁止コマンドを送信するステッ
    プと、 (d)前記バイナリデータの転送が終了したとき、前記
    リアルタイム処理コマンドの実行を許可するリアルタイ
    ム処理許可コマンドを送信するステップ。
  15. 【請求項15】 前記情報記録媒体は、コンパクトディ
    スク、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気デ
    ィスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、また
    は、半導体メモリであることを特徴とする請求項14に
    記載のプログラムを記録した情報記録媒体。
  16. 【請求項16】 印刷装置を接続した情報処理装置に
    組み込まれ、複数の通常処理コマンド、および通常処理
    コマンドに優先して実行させる複数のリアルタイム処理
    コマンドから選択的に1つあるいはそれらの組み合わせ
    のコマンドを含むデータ列を前記印刷装置に送信するた
    めのプリンタドライバにおいて (a)アプリケーションプログラムからの要求に応答し
    て、前記印刷装置に、所定の通常処理を実行させるため
    のコマンドと必要に応じてこれに付随するデータを送信
    する処理部と、 (b)前記印刷装置に、前記通常処理より優先順位の高
    い処理を実行させるためのリアルタイム処理を実行させ
    るコマンドを送信する処理部と、 (c)前記通常処理のコマンドが、バイナリデータの転
    送を実行するコマンドの時、このコマンドの送信に先立
    って、前記リアルタイム処理コマンドの実行を禁止する
    ためのリアルタイム処理禁止コマンドを送信する処理部
    と、 (d)前記バイナリデータの転送が終了したとき、前記
    リアルタイム処理コマンドの実行を許可するリアルタイ
    ム処理許可コマンドを送信する処理部と、を有すること
    を特徴とするプリンタドライバ。
  17. 【請求項17】 前記プリンタドライバは、更に (e)リアルタイム処理禁止コマンドを送信した後、こ
    のコマンドが正しく受信されたかどうか検証するステー
    タス要求コマンドを送信し、この応答を待つステータス
    要求処理部を有するこを特徴とする請求項16に記載の
    プリンタドライバ。
  18. 【請求項18】 前記請求項1乃至5に記載の印刷装置
    において、前記受信・解析処理部、リアルタイム処理部
    及び通常処理部のそれぞれの一部又は全てが、CPU、
    RAM、及び前記CPUを動作させるプログラムを格納
    したROMからなる制御回路により構成されたことを特
    徴とする印刷装置。
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