JP2000298008A - 円板形回転刃物間の間隙寸法測定方法 - Google Patents

円板形回転刃物間の間隙寸法測定方法

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JP2000298008A
JP2000298008A JP11105416A JP10541699A JP2000298008A JP 2000298008 A JP2000298008 A JP 2000298008A JP 11105416 A JP11105416 A JP 11105416A JP 10541699 A JP10541699 A JP 10541699A JP 2000298008 A JP2000298008 A JP 2000298008A
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Japan
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disk
laser
shaped rotary
rotary blades
pair
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JP11105416A
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English (en)
Inventor
Kenji Sakai
謙次 酒井
Hiroshi Ueda
博 上田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練を必要とすることなく簡単安価な装置に
より一対の円板形回転刃物間の間隙寸法を測定すること
が可能な測定方法を提供する。 【解決手段】 相互に平行に設けられた軸11、21に
より駆動回転される一対の円板形回転刃物1、2間の間
隙Sを測定する方法であって、レーザ投光器3から軸1
1、21に直角にレーザー光を照射して一対の円板形回
転刃物1、2間を通過させ、通過させたレーザー光をレ
ーザ受光器5により受光させ、その受光量を測定して演
算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円板形回転刃物間
の間隙寸法測定方法に関し、詳細には、平行に設けられ
た軸により駆動回転される一対の円板形回転刃物間の間
隙寸法を測定する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、厚みが1mm以下の鉄板を一対の
円板形回転刃物を使用して切断するギャングスリッタ装
置においては、一対の円板形回転刃物間の間隙を切断し
ようとする鉄板の厚みの1/10程度に設定すると良好
な切断性能を得られることが知られている。
【0003】例えば、厚みが0.3mmの鉄板を切断す
る場合には、ギャングスリッタ装置の一対の円板形回転
刃物間の間隙を0.03mm程度に調整するために、隙
間ゲージを使用していた。
【0004】又、例えば、特開平5−312527号公
報記載のように、一対の円板形回転刃物間の間隙寸法を
測定するために画像処理を使用した手段も知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一対の
円板形回転刃物間の間隙寸法を測定するために隙間ゲー
ジを使用する方法においては、作業者の熟練を必要とす
る欠点があった。
【0006】又、上記の特開平5−312527号公報
記載のように、画像処理を使用した手段によるのは、装
置が複雑、且つ高価であり、コスト高となることを免れ
ない欠点がある。
【0007】本発明は、叙上のような従来の一対の円板
形回転刃物間の間隙寸法の測定方法における問題に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、上
記の問題を解決し、熟練を必要とすることなく簡単安価
な装置により一対の円板形回転刃物間の間隙寸法を測定
することが可能な測定方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の本発明の円板形回転刃物間の間隙
寸法測定方法は、相互に平行に設けられた軸により駆動
回転される一対の円板形回転刃物間の間隙を測定する方
法であって、レーザ投光器から前記軸に直角にレーザー
光を照射して一対の円板形回転刃物間を通過させ、通過
させたレーザー光をレーザ受光器により受光させ、その
受光量を測定して演算することを特徴とするものであ
る。
【0009】又、請求項2記載の本発明の円板形回転刃
物間の間隙寸法測定方法は、相互に平行に設けられた軸
により駆動回転される一対の円板形回転刃物間の間隙を
測定する方法であって、レーザ投光器から前記軸に平行
にレーザー光を照射して一対の円板形回転刃物に当てて
反射させ、反射させたレーザー光をレーザ受光器により
受光させ、その受光量を測定して演算することを特徴と
するものである。
【0010】〔作用〕請求項1記載の本発明の円板形回
転刃物間の間隙寸法測定方法においては、レーザ投光器
から軸に直角にレーザー光を照射して一対の円板形回転
刃物間を通過させ、通過させたレーザー光をレーザ受光
器により受光させ、その受光量を測定して演算するもの
であるから、レーザ受光器による受光量により一対の円
板形回転刃物間の間隙寸法を測定することができる。
【0011】又、請求項2記載の本発明の円板形回転刃
物間の間隙寸法測定方法においては、レーザ投光器から
軸に平行にレーザー光を照射して一対の円板形回転刃物
に当てて反射させ、反射させたレーザー光をレーザ受光
器により受光させ、その受光量を測定して演算するもの
であるから、円板形回転刃物と基準点との距離を測定
し、演算させることにより一対の円板形回転刃物間の間
隙寸法を測定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明に係る円板形回
転刃物間の間隙寸法測定方法の一実施態様を示す正面
図、図2は図1に示す態様の平面図、図3は図1のII
I−III線における矢視側面図である。
【0013】図1〜3において、1、2は一対の円板形
回転刃物であり、一対の円板形回転刃物1、2は軸1
1、21により駆動回転されるようになっている。一対
の円板形回転刃物1、2間に間隙Sが設けられている。
【0014】3は一対の円板形回転刃物1、2の片側に
設けられたレーザ投光器、4はレーザ投光器3の付近に
設けられた光軸スリッターであり、光軸スリッター4に
よりレーザ投光器3から照射されるレーザ光のうちの余
分のレーザ光を除くようになっている。5は反対側に設
けられたレーザ受光器である。
【0015】レーザ投光器3から照射されるレーザー光
は矢印で示すように軸11、21に直角方向に向けら
れ、レーザー光は一対の円板形回転刃物1、2の間を通
過され、通過させたレーザー光はレーザ受光器5により
受光されるようになっている。
【0016】本発明測定方法により一対の円板形回転刃
物1、2の間の間隙Sの寸法gを測定するには、図1〜
3に示すように、レーザ投光器3から矢印で示すように
軸11、12に直角にレーザー光を照射して光軸スリッ
ター4を経由させ、レーザー光を一対の円板形回転刃物
1、2間を通過させ、通過させたレーザー光をレーザ受
光器5により受光させる。レーザ受光器5へのレーザー
光の受光量により一対の円板形回転刃物1、2の間の間
隙Sの寸法gを測定することができる。
【0017】図1〜3に示す本発明測定方法において
は、レーザ受光器5へのレーザー光の受光量を測定すれ
ばよいので、熟練を全く必要としない。又、使用する装
置としては、レーザ投光器3、光軸スリッター4及びレ
ーザ受光器5を揃えればよいので、安価であり、経済的
である。
【0018】図4は本発明測定方法の他の実施態様を示
す説明図である。図4に示す態様においては、レーザ投
光器及びレーザ受光器を兼ねた反射式レーザセンサ7、
8を一対の円板形回転刃物1、2の両側に配置し、反射
式レーザセンサ7、8からのレーザー光を矢印で示すよ
うに軸11、21に平行に照射して一対の円板形回転刃
物1、2に当てて反射させ、反射させたレーザ光を反射
式レーザセンサ7、8に受光させて一対の円板形回転刃
物1、2の間の間隙Sの寸法gを次の式(1)により測
定算出するものである。
【0019】即ち、 g=a1+a2−a4・・・・・・・(1) 但し、a1は反射式レーザセンサ8により測定した円板
形回転刃物1の側面から反射式レーザセンサ8までの距
離、a2は反射式レーザセンサ7により測定した円板形
回転刃物2の側面から反射式レーザセンサ7までの距
離、a3は反射式レーザセンサ7により測定した円板形
回転刃物1の側面から反射式レーザセンサ7までの距
離、a4は双方の反射式レーザセンサ7、8間の距離で
ある。
【0020】一対の円板形回転刃物1、2の片側にのみ
反射式レーザセンサ7が配置でき、他の片側には反射式
レーザセンサ8が配置できない場合には、一対の円板形
回転刃物1、2の間の間隙Sの寸法gを次の式(2)に
より測定算出する。即ち、 g=a2−a3−t1・・・・・・・(2) 但し、t1は円板形回転刃物1の厚みである。尚、距離
a1、a2、a3はレーザセンサによらなくても接触式
センサによって測定されてもよい。
【0021】図4に示す本発明測定方法においては、反
射式レーザセンサ7、8へのレーザー光の受光量を測定
し、演算すればよいので、熟練を全く必要としない。
又、使用する装置としては、反射式レーザセンサ7、8
を揃えればよいので、安価であり、経済的である。
【0022】以上、本発明の実施の形態例を図により説
明したが、本発明の構成は図示の実施の形態例に限定さ
れるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲の設
計変更は本発明に含まれる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の円板形回転刃物
間の間隙寸法測定方法においては、レーザ受光器による
受光量により一対の円板形回転刃物間の間隙寸法を測定
することができるので、熟練を必要としないものであ
り、装置も簡単なものでよいのでコスト高となる恐れは
ない。
【0024】又、請求項2記載の本発明の円板形回転刃
物間の間隙寸法測定方法においては、円板形回転刃物と
基準点との距離を測定し、演算させることにより一対の
円板形回転刃物間の間隙寸法を測定することができるの
で、熟練を必要としないものであり、装置も簡単なもの
でよいのでコスト高となる恐れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定方法の一実施態様を示す正面図。
【図2】図1に示す態様の平面図。
【図3】図1のIII−III線における矢視側面図。
【図4】本発明の測定方法の他の一実施態様を示す正面
図。
【符号の説明】
1、2 円板形回転刃物 11、21 軸 3 投光器 4 光軸スリッタ 5 受光器 7、8 反射式レーザセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 AA22 BB03 BB16 CC10 DD00 FF02 FF44 GG04 HH05 HH13 HH15 JJ01 JJ02 JJ09 LL28 PP13 PP22 QQ26 QQ27 3C029 AA24 AA40 3C039 CB35

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に平行に設けられた軸により駆動回
    転される一対の円板形回転刃物間の間隙を測定する方法
    であって、レーザ投光器から前記軸に直角にレーザー光
    を照射して一対の円板形回転刃物間を通過させ、通過さ
    せたレーザー光をレーザ受光器により受光させ、その受
    光量を測定して演算することを特徴とする円板形回転刃
    物間の間隙寸法測定方法。
  2. 【請求項2】 相互に平行に設けられた軸により駆動回
    転される一対の円板形回転刃物間の間隙を測定する方法
    であって、レーザ投光器から前記軸に平行にレーザー光
    を照射して一対の円板形回転刃物に当てて反射させ、反
    射させたレーザー光をレーザ受光器により受光させ、そ
    の受光量を測定して演算することを特徴とする円板形回
    転刃物間の間隙寸法測定方法。
JP11105416A 1999-04-13 1999-04-13 円板形回転刃物間の間隙寸法測定方法 Pending JP2000298008A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172827A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Dainippon Printing Co Ltd ギャング刃式裁断装置のクリアランス定量方法、ギャング刃式裁断装置による裁断方法、および、ギャング刃式裁断装置
JP2011191262A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Hakusan Kogyo Kk 対向する回転軸を具備した加工機の測定装置および測定方法
CN115435686A (zh) * 2022-11-08 2022-12-06 宁德时代新能源科技股份有限公司 测量设备及测量方法

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