JP2000297311A - 高炉用熱風炉排熱回収設備 - Google Patents
高炉用熱風炉排熱回収設備Info
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- JP2000297311A JP2000297311A JP11107310A JP10731099A JP2000297311A JP 2000297311 A JP2000297311 A JP 2000297311A JP 11107310 A JP11107310 A JP 11107310A JP 10731099 A JP10731099 A JP 10731099A JP 2000297311 A JP2000297311 A JP 2000297311A
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- Japan
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- heat exchanger
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- heat medium
- heat
- blast furnace
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/08—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/08—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag
- F28D7/082—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag with serpentine or zig-zag configuration
- F28D7/085—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being otherwise bent, e.g. in a serpentine or zig-zag with serpentine or zig-zag configuration in the form of parallel conduits coupled by bent portions
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高炉用熱風炉排熱回収設備の燃料ガス熱交
換器に送り込まれる燃料ガス中のミスト及びダストがフ
ィンチューブに付着するのを防止して腐食を抑制できる
燃料ガス熱交換器の提供。 【解決手段】高炉用熱風炉からの燃焼排ガスにより熱媒
体を加熱する燃焼排ガス熱交換器、燃焼排ガス熱交換器
で加熱された熱媒体により燃焼用空気を昇温させる燃焼
用空気熱交換器、さらに、燃焼排ガス熱交換器で加熱さ
れた熱媒体により燃料ガスを昇温させる燃料ガス熱交換
器を熱媒体が熱媒体循環器ポンプにより循環できる閉回
路で形成されている高炉用熱風炉排熱回収設備におい
て、燃料ガス熱交換器１１のフィンチューブ１３ａ，１
３ｂからなる熱媒体流路１３が燃料ガス上流側のフィン
チューブ１３ａから出た熱媒体が最下流のフィンチュー
ブ１３ｂへ送られて燃料ガスと対向流で上流側へ送られ
て取り出される流路となっている。
換器に送り込まれる燃料ガス中のミスト及びダストがフ
ィンチューブに付着するのを防止して腐食を抑制できる
燃料ガス熱交換器の提供。 【解決手段】高炉用熱風炉からの燃焼排ガスにより熱媒
体を加熱する燃焼排ガス熱交換器、燃焼排ガス熱交換器
で加熱された熱媒体により燃焼用空気を昇温させる燃焼
用空気熱交換器、さらに、燃焼排ガス熱交換器で加熱さ
れた熱媒体により燃料ガスを昇温させる燃料ガス熱交換
器を熱媒体が熱媒体循環器ポンプにより循環できる閉回
路で形成されている高炉用熱風炉排熱回収設備におい
て、燃料ガス熱交換器１１のフィンチューブ１３ａ，１
３ｂからなる熱媒体流路１３が燃料ガス上流側のフィン
チューブ１３ａから出た熱媒体が最下流のフィンチュー
ブ１３ｂへ送られて燃料ガスと対向流で上流側へ送られ
て取り出される流路となっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉用熱風炉の燃
焼排ガスを利用して燃焼用空気及び燃料ガスを昇温させ
る高炉用熱風炉排熱回収設備に関する。
焼排ガスを利用して燃焼用空気及び燃料ガスを昇温させ
る高炉用熱風炉排熱回収設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】高炉用熱風炉排熱回収設備では、例え
ば、特開昭５５−１１１５２号公報、実公昭５７−１８
４３１号公報、特開平９−２８７０１３号公報に記載さ
れているように、熱風炉に吹き込む燃焼用空気及び燃料
ガスである高炉ガスを昇温させるために、熱風炉の燃焼
排ガスが利用されている。燃焼排ガスの顕熱を回収し、
燃焼空気及び燃料ガスを昇温することで、燃料用ガスに
使用される高カロリーガスの削減や高炉への送風温度を
上昇させることが可能となる。
ば、特開昭５５−１１１５２号公報、実公昭５７−１８
４３１号公報、特開平９−２８７０１３号公報に記載さ
れているように、熱風炉に吹き込む燃焼用空気及び燃料
ガスである高炉ガスを昇温させるために、熱風炉の燃焼
排ガスが利用されている。燃焼排ガスの顕熱を回収し、
燃焼空気及び燃料ガスを昇温することで、燃料用ガスに
使用される高カロリーガスの削減や高炉への送風温度を
上昇させることが可能となる。
【０００３】図２は高炉用熱風炉排熱回収設備の例を示
すもので、熱風炉の燃焼室１に燃料ガス及び燃焼用空気
を供給し、燃焼室１に内蔵した燃焼器で燃焼した燃焼ガ
スを連絡管２を経由させ蓄熱室３に入れ、蓄熱室３に内
蔵した蓄熱体を加熱する。そして、その後、煙道４を通
って、煙突５を経て燃焼排ガスとして大気に放散され
る。蓄熱室３にはブロワー６により空気が送られ、蓄熱
室３内の蓄熱体の中を通り昇温され、連絡官２、燃焼室
１を経て高炉に送られる。
すもので、熱風炉の燃焼室１に燃料ガス及び燃焼用空気
を供給し、燃焼室１に内蔵した燃焼器で燃焼した燃焼ガ
スを連絡管２を経由させ蓄熱室３に入れ、蓄熱室３に内
蔵した蓄熱体を加熱する。そして、その後、煙道４を通
って、煙突５を経て燃焼排ガスとして大気に放散され
る。蓄熱室３にはブロワー６により空気が送られ、蓄熱
室３内の蓄熱体の中を通り昇温され、連絡官２、燃焼室
１を経て高炉に送られる。
【０００４】熱風炉の煙道４の途中に燃焼排ガス熱交換
器７、燃焼用空気管８の途中に燃焼用空気熱交換器９、
燃料ガス管１０の途中に燃料ガス熱交換器１１を配置
し、それぞれの熱交換器間を熱媒体が熱媒体循環ポンプ
１２により循環できる閉回路を設ける。この閉回路にお
いて、熱媒体は、まず、煙道４中の燃焼排ガス熱交換器
７に入り、燃焼排ガス顕熱により昇温され、高温熱媒体
は閉回路を通って燃焼用空気熱交換器９及び燃料ガス熱
交換器１１に入り、燃焼用空気及び燃料ガスをそれぞれ
加熱昇温させる。燃焼用空気及び燃料ガスを加熱するこ
とにより熱媒体の温度は低下し、再び閉回路を通って熱
媒体循環ボンプ１２によって燃料ガス熱交換器７に入り
加熱される。
器７、燃焼用空気管８の途中に燃焼用空気熱交換器９、
燃料ガス管１０の途中に燃料ガス熱交換器１１を配置
し、それぞれの熱交換器間を熱媒体が熱媒体循環ポンプ
１２により循環できる閉回路を設ける。この閉回路にお
いて、熱媒体は、まず、煙道４中の燃焼排ガス熱交換器
７に入り、燃焼排ガス顕熱により昇温され、高温熱媒体
は閉回路を通って燃焼用空気熱交換器９及び燃料ガス熱
交換器１１に入り、燃焼用空気及び燃料ガスをそれぞれ
加熱昇温させる。燃焼用空気及び燃料ガスを加熱するこ
とにより熱媒体の温度は低下し、再び閉回路を通って熱
媒体循環ボンプ１２によって燃料ガス熱交換器７に入り
加熱される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】熱風炉の燃料ガスとし
て使用する高炉ガスは、湿式ガス清浄設備によるミスト
が５〜１０ｇ／Ｎｍ3程度含まれており、且つダストが
５〜１０ｍＧ／Ｎｍ3程度含まれている。燃料ガス熱交
換器にはフィンチューブが用いられており、ダストを含
んだミストが、狭いフィンチューブの隙間に入り込み、
その後フィンを巻いたチューブの表面で蒸発すると、ダ
ストだけがフィンの隙間に残る。この様な現象が長時間
に渡り継続されると、ダストが時間の経過と共に堆積し
ていきフィンチューブの目詰まりの原因となり、熱交換
効率が急激に落ちるとともに、約３ヶ月に１回程度、熱
交換器よりフィンチューブを取り出し付着したダストを
清掃しなければならなかった。また、付着したダスト中
には高炉内の腐食性成分を含んでおり、フィンチューブ
の腐食が発生し熱交換効率が落ちるとともに、腐食によ
る熱媒体の漏洩につながるという問題があった。
て使用する高炉ガスは、湿式ガス清浄設備によるミスト
が５〜１０ｇ／Ｎｍ3程度含まれており、且つダストが
５〜１０ｍＧ／Ｎｍ3程度含まれている。燃料ガス熱交
換器にはフィンチューブが用いられており、ダストを含
んだミストが、狭いフィンチューブの隙間に入り込み、
その後フィンを巻いたチューブの表面で蒸発すると、ダ
ストだけがフィンの隙間に残る。この様な現象が長時間
に渡り継続されると、ダストが時間の経過と共に堆積し
ていきフィンチューブの目詰まりの原因となり、熱交換
効率が急激に落ちるとともに、約３ヶ月に１回程度、熱
交換器よりフィンチューブを取り出し付着したダストを
清掃しなければならなかった。また、付着したダスト中
には高炉内の腐食性成分を含んでおり、フィンチューブ
の腐食が発生し熱交換効率が落ちるとともに、腐食によ
る熱媒体の漏洩につながるという問題があった。
【０００６】本発明は、高炉用熱風炉排熱回収設備の燃
料ガス熱交換器に送り込まれる燃料ガス中のミスト及び
ダストがフィンチューブに付着するのを防止して腐食を
抑制できる燃料ガス熱交換器を提供するものである。
料ガス熱交換器に送り込まれる燃料ガス中のミスト及び
ダストがフィンチューブに付着するのを防止して腐食を
抑制できる燃料ガス熱交換器を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、高炉用熱風炉
に燃料ガス及び燃焼用空気を供給し、熱風炉からの燃焼
排ガスにより熱媒体を加熱する燃焼排ガス熱交換器、燃
焼排ガス熱交換器で加熱された熱媒体により燃焼用空気
を昇温させる燃焼用空気熱交換器、さらに、燃焼排ガス
熱交換器で加熱された熱媒体により燃料ガスを昇温させ
る燃料ガス熱交換器が配置され、熱媒体がそれぞれの熱
交換器間を熱媒体循環器ポンプにより循環できる閉回路
で形成されている高炉用熱風炉排熱回収設備において、
燃料ガス熱交換器のフィンチューブからなる熱媒体流路
が、燃焼排ガス熱交換器で加熱された熱媒体が燃料ガス
熱交換器の最上流側のフィンチューブに導入され、前記
最上流側のフィンチューブから出た熱媒体が最下流のフ
ィンチューブへ送られて燃料ガスと対向流で上流側へ送
られて取り出される流路となっていることを特徴とす
る。
に燃料ガス及び燃焼用空気を供給し、熱風炉からの燃焼
排ガスにより熱媒体を加熱する燃焼排ガス熱交換器、燃
焼排ガス熱交換器で加熱された熱媒体により燃焼用空気
を昇温させる燃焼用空気熱交換器、さらに、燃焼排ガス
熱交換器で加熱された熱媒体により燃料ガスを昇温させ
る燃料ガス熱交換器が配置され、熱媒体がそれぞれの熱
交換器間を熱媒体循環器ポンプにより循環できる閉回路
で形成されている高炉用熱風炉排熱回収設備において、
燃料ガス熱交換器のフィンチューブからなる熱媒体流路
が、燃焼排ガス熱交換器で加熱された熱媒体が燃料ガス
熱交換器の最上流側のフィンチューブに導入され、前記
最上流側のフィンチューブから出た熱媒体が最下流のフ
ィンチューブへ送られて燃料ガスと対向流で上流側へ送
られて取り出される流路となっていることを特徴とす
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明は、図２に示すように、煙
道４の途中には、燃焼炉からの燃焼排ガスにより熱媒体
を加熱する燃焼排ガス熱交換器７が設けられ、燃焼排ガ
ス熱交換器７で加熱された高温の熱媒体により燃焼用空
気を昇温させる燃焼用空気熱交換器９が燃焼用空気管８
の途中に設けられ、さらに、燃焼排ガス熱交換器７で加
熱された高温熱媒体により燃料ガスとなる高炉ガスを昇
温させる燃料ガス熱交換器１１が燃料ガス管１０の途中
に配置されている。それぞれの熱交換器７，９，１１の
熱媒体流路は接続されて閉回路が形成され、熱媒体は循
環器ポンプ１２により閉回路中を循環する。
道４の途中には、燃焼炉からの燃焼排ガスにより熱媒体
を加熱する燃焼排ガス熱交換器７が設けられ、燃焼排ガ
ス熱交換器７で加熱された高温の熱媒体により燃焼用空
気を昇温させる燃焼用空気熱交換器９が燃焼用空気管８
の途中に設けられ、さらに、燃焼排ガス熱交換器７で加
熱された高温熱媒体により燃料ガスとなる高炉ガスを昇
温させる燃料ガス熱交換器１１が燃料ガス管１０の途中
に配置されている。それぞれの熱交換器７，９，１１の
熱媒体流路は接続されて閉回路が形成され、熱媒体は循
環器ポンプ１２により閉回路中を循環する。
【０００９】図１は本発明の燃料ガス熱交換器の内部を
示す図で、供給される燃料ガスは、大きな矢印で示した
ように図右手の上流から左手の下流に向かって流れ、燃
料ガス熱交換器には、前記の燃料ガスの流れを横切るよ
うに熱媒体が流れるフィンチューブからなるフィンチュ
ーブの熱媒体流路１３が配置されている。なお、実際に
はフィンチューブの複数本を束ねてバンドル（束）とし
て配置することがあるため、図１でバンドル内の熱媒体
流路を点線で示した。
示す図で、供給される燃料ガスは、大きな矢印で示した
ように図右手の上流から左手の下流に向かって流れ、燃
料ガス熱交換器には、前記の燃料ガスの流れを横切るよ
うに熱媒体が流れるフィンチューブからなるフィンチュ
ーブの熱媒体流路１３が配置されている。なお、実際に
はフィンチューブの複数本を束ねてバンドル（束）とし
て配置することがあるため、図１でバンドル内の熱媒体
流路を点線で示した。
【００１０】フィンチューブの熱媒体流路１３は、燃焼
排ガス熱交換器で昇温された熱媒体が燃料ガスの熱交換
機の最上流側のフィンチューブ１３ａへ流入し、最上流
側のフィンチューブ１３ａから出た熱媒体を燃料ガスの
最下流側のフィンチューブ１３ｂに送り込んで、燃料ガ
スと対向流で上流側に送って取り出す流路となるように
形成する。ここで対向流とは、燃料ガスの流れてくる方
向に対して反対の上流方向に遡ってゆくことを意味して
いる。一般的に熱交換器は、対向流で熱交換するのが最
も効率がよい。そのため、燃料ガス熱交換器の最上流側
に送られた熱媒体を最下流側のフィンチューブに戻し、
再度上流側のフィンチューブに送ることで、本発明では
熱交換効率の低下を最小限に抑制するようにしている。
取り出された熱媒体は、熱媒体循環器ポンプ１２により
燃焼排ガス熱交換器７に戻される。
排ガス熱交換器で昇温された熱媒体が燃料ガスの熱交換
機の最上流側のフィンチューブ１３ａへ流入し、最上流
側のフィンチューブ１３ａから出た熱媒体を燃料ガスの
最下流側のフィンチューブ１３ｂに送り込んで、燃料ガ
スと対向流で上流側に送って取り出す流路となるように
形成する。ここで対向流とは、燃料ガスの流れてくる方
向に対して反対の上流方向に遡ってゆくことを意味して
いる。一般的に熱交換器は、対向流で熱交換するのが最
も効率がよい。そのため、燃料ガス熱交換器の最上流側
に送られた熱媒体を最下流側のフィンチューブに戻し、
再度上流側のフィンチューブに送ることで、本発明では
熱交換効率の低下を最小限に抑制するようにしている。
取り出された熱媒体は、熱媒体循環器ポンプ１２により
燃焼排ガス熱交換器７に戻される。
【００１１】前記構成の燃料ガス熱交換器では、燃焼排
ガス熱交換器で昇温された高温熱媒体で燃料ガスを昇温
する際、最初に燃料ガス熱交換器の最上流に熱媒体を送
り込むことで、高温の熱媒体が流れるフィンチューブに
ミストを含んだ燃料ガスが接触する際に、燃料ガスに含
まれているミストがフィン表面で一気に蒸発するので、
ミストに含まれたダストがフィンの狭い隙間に詰まらず
に通過し、フィンチューブへのダスト付着を防止する。
ガス熱交換器で昇温された高温熱媒体で燃料ガスを昇温
する際、最初に燃料ガス熱交換器の最上流に熱媒体を送
り込むことで、高温の熱媒体が流れるフィンチューブに
ミストを含んだ燃料ガスが接触する際に、燃料ガスに含
まれているミストがフィン表面で一気に蒸発するので、
ミストに含まれたダストがフィンの狭い隙間に詰まらず
に通過し、フィンチューブへのダスト付着を防止する。
【００１２】
【発明の効果】本発明により、燃料ガス熱交換器で昇温
された高温熱媒体により燃料ガス中のミストを蒸発させ
ダスト付着による熱交換効率の低下を防ぐことができる
とともに、フィンチューブに付着するダストの清掃を行
う期間を長くすることが可能となる。さらに、腐食を防
ぎ熱交換器の寿命を長くすることができる。
された高温熱媒体により燃料ガス中のミストを蒸発させ
ダスト付着による熱交換効率の低下を防ぐことができる
とともに、フィンチューブに付着するダストの清掃を行
う期間を長くすることが可能となる。さらに、腐食を防
ぎ熱交換器の寿命を長くすることができる。
【図１】本発明の燃料ガス熱交換器の内部を示す図であ
る。
る。
【図２】高炉用熱風炉排熱回収装置の例を示す図であ
る。
る。
１：燃焼室 ２：連絡管 ３：蓄熱室 ４：煙道 ５：煙突 ６：ブロワー ７：燃焼排ガス熱交換器 ８：燃焼用空気管 ９：燃焼用空気熱交換器 １０：燃料ガス管 １１：燃料ガス熱交換器 １２：熱媒体循環ポンプ １３：熱媒体流路 １３ａ，１３ｂ：フィンチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｆ２８Ｄ 1/047 Ｆ２８Ｄ 1/047 Ｂ 7/16 7/16 Ｄ (72)発明者 後藤 学 北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製 鐵株式会社エンジニアリング事業本部内 Ｆターム(参考） 3L103 AA06 AA12 AA27 BB02 CC24 CC27 DD06 DD33 4K056 AA14 BA01 BB01 CA00 DA02 DA12 DA15 DA26 DA32 DC17
Claims (1)
- 【請求項１】 高炉用熱風炉に燃料ガス及び燃焼用空気
を供給し、熱風炉からの燃焼排ガスにより熱媒体を加熱
する燃焼排ガス熱交換器、燃焼排ガス熱交換器で加熱さ
れた熱媒体により燃焼用空気を昇温させる燃焼用空気熱
交換器、さらに、燃焼排ガス熱交換器で加熱された熱媒
体により燃料ガスを昇温させる燃料ガス熱交換器が配置
され、熱媒体がそれぞれの熱交換器間を熱媒体循環器ポ
ンプにより循環できる閉回路で形成されている高炉用熱
風炉排熱回収設備において、燃料ガス熱交換器のフィン
チューブからなる熱媒体流路が、燃焼排ガス熱交換器で
加熱された熱媒体が燃料ガス熱交換器の最上流側のフィ
ンチューブに導入され、前記最上流側のフィンチューブ
から出た熱媒体が最下流のフィンチューブへ送られて燃
料ガスと対向流で上流側へ送られて取り出される流路と
なっていることを特徴とする高炉用熱風炉排熱回収設
備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11107310A JP2000297311A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 高炉用熱風炉排熱回収設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11107310A JP2000297311A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 高炉用熱風炉排熱回収設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000297311A true JP2000297311A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14455851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11107310A Withdrawn JP2000297311A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 高炉用熱風炉排熱回収設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000297311A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5468172B1 (ja) * | 2013-10-16 | 2014-04-09 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 熱風炉設備 |
| CN105004200A (zh) * | 2015-06-23 | 2015-10-28 | 如皋市大生线路器材有限公司 | 一种镀锌废气余热利用系统 |
| CN106838940A (zh) * | 2017-03-15 | 2017-06-13 | 林景峰 | 节能型废气焚烧装置 |
| CN106838941A (zh) * | 2017-03-15 | 2017-06-13 | 林景峰 | 方便节能型废气焚烧装置 |
| CN108106458A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-06-01 | 大连通亚重工有限公司 | 一种热风系统 |
| CN110530172A (zh) * | 2019-08-28 | 2019-12-03 | 哈尔滨工程大学 | 一种具有防污垢积累功能的烟气余热交换设备 |
| CN111647703A (zh) * | 2020-07-08 | 2020-09-11 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 一种组合式煤气预热系统及方法 |
| CN111811287A (zh) * | 2020-07-23 | 2020-10-23 | 湖南长远锂科股份有限公司 | 三元电池正极材料烧结窑炉余热回收系统 |
| CN112648730A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-13 | 常州志恒干燥设备有限公司 | 一种热风炉余热回收装置 |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP11107310A patent/JP2000297311A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |