JP2000297116A - ポリビニルアセタール樹脂の製造方法 - Google Patents

ポリビニルアセタール樹脂の製造方法

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JP2000297116A
JP2000297116A JP11108896A JP10889699A JP2000297116A JP 2000297116 A JP2000297116 A JP 2000297116A JP 11108896 A JP11108896 A JP 11108896A JP 10889699 A JP10889699 A JP 10889699A JP 2000297116 A JP2000297116 A JP 2000297116A
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acetal resin
polyvinyl acetal
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aromatic hydrocarbon
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Yukiyoshi Inui
至良 乾
Kohei Sawa
幸平 澤
Miyuki Miura
深雪 三浦
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ポリビニルアルコールとアルデヒド類又はケ
トン類をアセタール化反応させてポリビニルアセタール
樹脂を製造するにおいて、生じる廃液量の少ないポリビ
ニルアセタール樹脂の製造方法。 【解決手段】 第1工程;芳香族炭化水素溶媒中で酸触
媒の存在下にポリビニルアルコールとアルデヒド類又は
ケトン類をアセタール化反応させる工程。 第2工程;第1工程で得られた反応液と、ポリビニルア
セタール樹脂の貧溶媒とを混合して、生成したポリビニ
ルアセタール樹脂を析出させ、主としてポリビニルアセ
タール樹脂を含む下液層と、主として前記芳香族炭化水
素溶媒と前記貧溶媒とを含む上液層とに分離し、該下液
層について、前記芳香族炭化水素溶媒及び前記貧溶媒を
用いてポリビニルアセタール樹脂を精製する工程。 第3工程;第2工程で分離された上液層から、前記芳香
族炭化水素溶媒と前記貧溶媒との混合溶媒を回収する工
程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリビニルアセタ
ール樹脂の製造方法に関し、更に詳しくは、ポリビニル
アルコールとアルデヒド類又はケトン類をアセタール化
反応させてポリビニルアセタール樹脂を製造するにおい
て、生じる廃液量の少ないポリビニルアセタール樹脂の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリビニルアルコールとアルデヒド類又
はケトン類とのアセタール化による縮合反応によって得
られるポリビニルアセタール樹脂は、アルデヒド類又は
ケトン類の選択によって種々の物性のものが得られ、塗
料、膜材、シート等の各種用途に用いられている。
【0003】そして、その製造方法としては、ポリビニ
ルアルコール水溶液中で酸触媒の存在下にアルデヒド類
又はケトン類をアセタール化反応させ、析出沈殿させて
ポリビニルアセタール樹脂を得る沈殿法、及び、ポリビ
ニルアルコールの有機溶媒溶液中で酸触媒の存在下にア
ルデヒド類又はケトン類をアセタール化反応させ、得ら
れた反応液に貧溶媒を加えて析出させてポリビニルアセ
タール樹脂を得る溶解法等が知られているが、後者溶解
法においては、反応液に貧溶媒を加えてポリビニルアセ
タール樹脂を析出させ、主としてポリビニルアセタール
樹脂を含む下液層と、主として有機溶媒と貧溶媒とを含
む上液層とに分離させて該上液層を除去した後、下液層
に更に有機溶媒を加えて樹脂を溶解し、再度貧溶媒を加
えて前記下液層と上液層に分離させて該上液層を除去す
るという操作を繰り返すことにより樹脂の分離精製がな
されており(例えば、特開平5−140217号公報等
参照。)、多量の廃溶媒が生じるという問題を内在して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の従来
技術に鑑みてなされたもので、従って、本発明は、ポリ
ビニルアルコールとアルデヒド類又はケトン類をアセタ
ール化反応させてポリビニルアセタール樹脂を製造する
において、生じる廃液量の少ないポリビニルアセタール
樹脂の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記のアセタ
ール化反応の第1工程、生成したポリビニルアセタール
樹脂精製の第2工程、及び、溶媒回収の第3工程を含む
ポリビニルアセタール樹脂の製造方法であって、第3工
程で回収した混合溶媒を第2工程の精製溶媒として用い
るポリビニルアセタール樹脂の製造方法、を要旨とす
る。
【0006】第1工程;芳香族炭化水素溶媒中で酸触媒
の存在下にポリビニルアルコールとアルデヒド類又はケ
トン類をアセタール化反応させる工程 第2工程;第1工程で得られた反応液と、ポリビニルア
セタール樹脂の貧溶媒とを混合して、生成したポリビニ
ルアセタール樹脂を析出させ、主としてポリビニルアセ
タール樹脂を含む下液層と、主として前記芳香族炭化水
素溶媒と前記貧溶媒とを含む上液層とに分離し、該下液
層について、前記芳香族炭化水素溶媒及び前記貧溶媒を
用いてポリビニルアセタール樹脂を精製する工程 第3工程;第2工程で分離された上液層から、前記芳香
族炭化水素溶媒と前記貧溶媒との混合溶媒を回収する工
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のポリビニルアセタール樹
脂の製造方法において、原料としてのポリビニルアルコ
ールとしては、炭素原子数3〜20のカルボン酸ビニル
エステル単位を含有する単独重合体又は共重合体、具体
的には、例えば、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体等を、好ましくは90モル%以上の割合で加
水分解して得られたもので、その分子量は特に限定され
るものではないが、2000〜300000のものが好
適である。
【0008】又、原料としてのアルデヒド類としては、
具体的には、例えば、ベンズアルデヒド、フェニルアセ
トアルデヒド、α−フェニルプロピオンアルデヒド、β
−フェニルプロピオンアルデヒド等の芳香族アルデヒ
ド、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオン
アルデヒド、ブチルアルデヒド等の脂肪族アルデヒド等
が挙げられ、又、ケトン類としては、具体的には、例え
は、アセトフェノン、プロピオフェノン、ブチロフェノ
ン等の芳香族ケトン、メチルエチルケトン、ジエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、メチルイソプロピルケ
トン等の脂肪族ケトン等が挙げられる。中で、芳香族ア
ルデヒドとしてはフェニルアセトアルデヒドが、脂肪族
アルデヒドとしてはブチルアルデヒドが、又、芳香族ケ
トンとしてはアセトフェノンが、脂肪族ケトンとしては
メチルイソブチルケトンが、それぞれ好ましい。
【0009】又、酸触媒としては、塩酸、硫酸、硝酸、
燐酸、硼酸等の鉱酸や、タングスト燐酸、モリブド燐
酸、タングスト珪酸、モリブド珪酸等のヘテロポリ酸、
及び、それらの部分中和塩等の無機酸、並びに、メタン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機スルホン
酸や、蟻酸、酢酸、ラウリン酸、オレイン酸等の有機カ
ルボン酸、強酸性イオン交換樹脂等の有機酸が用いられ
るが、中で、鉱酸及び有機スルホン酸が好ましく、特
に、塩酸、硫酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスル
ホン酸が好ましい。
【0010】本発明のポリビニルアセタール樹脂の製造
方法は、下記のアセタール化反応の第1工程、生成した
ポリビニルアセタール樹脂精製の第2工程、及び、溶媒
回収の第3工程を含み、第3工程で回収した混合溶媒を
第2工程の精製溶媒として用いることを必須とする。
【0011】第1工程;芳香族炭化水素溶媒中で酸触媒
の存在下にポリビニルアルコールとアルデヒド類又はケ
トン類をアセタール化反応させる工程 第2工程;第1工程で得られた反応液と、ポリビニルア
セタール樹脂の貧溶媒とを混合して、生成したポリビニ
ルアセタール樹脂を析出させ、主としてポリビニルアセ
タール樹脂を含む下液層と、主として前記芳香族炭化水
素溶媒と前記貧溶媒とを含む上液層とに分離し、該下液
層について、前記芳香族炭化水素溶媒及び前記貧溶媒を
用いてポリビニルアセタール樹脂を精製する工程 第3工程;第2工程で分離された上液層から、前記芳香
族炭化水素溶媒と前記貧溶媒との混合溶媒を回収する工
【0012】本発明において、前記第1工程でのアセタ
ール化反応は、反応器内に、芳香族炭化水素溶媒、及
び、前記ポリビニルアルコールと前記アルデヒド類又は
ケトン類を仕込み、攪拌混合して溶液となした後、前記
酸触媒の存在下に、常圧又は減圧下、20〜90℃、好
ましくは40〜70℃の反応温度でなされる。尚、用い
られる芳香族炭化水素溶媒としては、具体的には、例え
ば、ベンゼン、トルエン、キシレン等が挙げられ、中で
トルエンが好ましい。
【0013】その際、ポリビニルアルコールと、アルデ
ヒド類又はケトン類の仕込み量は、前者ポリビニルアル
コールの含有水酸基2モルに対して、後者アルデヒド類
又はケトン類各0.3〜0.5モルとするのが好まし
く、又、アルデヒド類又はケトン類としては、芳香族ア
ルデヒド10〜100モル%、脂肪族アルデヒド90〜
0モル%の割合のアルデヒド類とするのが好ましく、芳
香族アルデヒド20〜90モル%、脂肪族アルデヒド8
0〜10モル%の割合のアルデヒド類とするのが更に好
ましい。尚、これらアルデヒド類又はケトン類の仕込み
は、一括に限らず、少量に分けて連続的に或いは分割し
て行ってもよい。
【0014】又、芳香族炭化水素溶媒の仕込み量は、ポ
リビニルアルコールとアルデヒド類又はケトン類との合
計仕込み量に対して、重量で1〜7倍量とするのが好ま
しく、2〜5倍量とするのが更に好ましい。
【0015】又、第2工程での樹脂の精製は、アセター
ル化反応終了後の反応液を必要により中和、濾過した
後、該反応液にポリビニルアセタール樹脂の貧溶媒を加
えるか、又は、該反応液をポリビニルアセタール樹脂の
貧溶媒に加えるかして混合し、ポリビニルアセタール樹
脂を析出させ、主としてポリビニルアセタール樹脂を含
む下液層と、主として前記芳香族炭化水素溶媒と前記貧
溶媒とを含む上液層とに分離し、該下液層について、更
に、前記芳香族炭化水素溶媒及び前記貧溶媒を用いて未
反応原料や不純物等を除去し、ポリビニルアセタール樹
脂を精製することによりなされる。
【0016】その際、後述する第3工程で回収された前
記芳香族炭化水素溶媒と前記貧溶媒との混合溶媒を、そ
のまま、若しくは、該混合溶媒に新たに芳香族炭化水素
溶媒又は/及び貧溶媒を追添する等して、分離、精製の
ための溶媒の少なくとも一部として用いることとし、そ
の量は、下液層に対して、重量で0.7〜4倍量とする
のが好ましく、2〜3.5倍量とするのが更に好まし
い。又、該混合溶媒は、芳香族炭化水素溶媒が1〜50
重量%、貧溶媒が99〜50重量%の割合とするのが好
ましく、芳香族炭化水素溶媒が10〜40重量%、貧溶
媒が90〜60重量%の割合とするのが更に好ましい。
【0017】尚、本発明において、前記貧溶媒として
は、具体的には、例えば、メチルアルコール、エチルア
ルコール、プロピルアルコール等のアルコール類が好ま
しく、メチルアルコールが特に好ましい。又、前記の分
離、精製は、通常、5〜80℃程度、好ましくは20〜
60℃程度の温度でなされる。
【0018】又、第3工程での溶媒の回収は、第2工程
で分離された上液層が未反応原料や触媒由来の不純物等
を含むことから、この上液層から、第1工程及び第2工
程で用いられた前記芳香族炭化水素溶媒と前記貧溶媒と
を混合溶媒として回収することによりなされる。その回
収は、通常用いられる蒸留法により、例えば、理論段数
5段相当カラム、還流比0.5、常圧下でなすことがで
きる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
【0020】比較例1 攪拌機付き1リットルフラスコに、トルエン233.2
g、ポリビニルアルコール40.0g、フェニルアセト
アルデヒド78.0g、及び、n−ブチルアルデヒド1
3.2gを仕込み混合した後、35%塩酸5.3gを加
え、55〜60℃に昇温して常圧下でアセタール化反応
を開始し、5時間経過後に加熱を止め、内温が約40℃
に降温したところで、反応液に酢酸ソーダ7.28gを
メタノール214.24gに溶解させた液を加えて反応
液を中和した後、濾過して不溶解物を除去した。
【0021】引き続いて、攪拌機及びバッフル付き2リ
ットルセパラブルフラスコに、中和、濾過した前記反応
液を全量仕込み、攪拌しながらこれにメタノール950
gを徐々に添加し、約30分経過後に攪拌を止め、分離
した上液層をフラスコ上部から吸引除去した後、下液層
に分離した、ポリビニルアセタール樹脂を含有する高粘
度液状相(もち状相)にトルエン300gを加えて溶解
させ、この精製操作を更に2回繰り返した後、濃度調製
して最終的にポリビニルアセタール樹脂20%のトルエ
ン溶液を得た。この溶液中のポリビニルアセタール樹脂
は66.9g、未反応フェニルアセトアルデヒド残存量
は136ppmであった。又、この際の精製に用いたメ
タノール量は2856g、トルエン量は900g、全廃
液量は4147gであった。
【0022】実施例1 前記比較例1における3回の精製操作で発生した全上液
層等の2810g(内訳は、メタノール70.0重量
%、トルエン29.7重量%、未反応フェニルアセトア
ルデヒド0.13重量%、ポリビニルアセタール樹脂
0.17重量%であった。)を混合し、該混合液を、コ
イルパックカラム5段相当、還流比0.5、常圧下、オ
イルバス温度73℃の条件で蒸留し、メタノール71.
4重量%、トルエン28.6重量%からなる混合溶媒2
107gを回収した。
【0023】一方、比較例1と同様にして、アセタール
化反応、中和、濾過して反応液を得、その反応液を精製
するにおいて、1回目のメタノール添加までは比較例1
と同様とし、得られた下液層に、トルエン300gに代
えて、前記回収混合溶媒1053.5gを加え、約30
分攪拌した後、メタノール400gを追加し、更に約3
0分攪拌を続けた後、攪拌を止め、分離した上液層をフ
ラスコ上部から吸引除去した後、下液層に分離した、ポ
リビニルアセタール樹脂を含有する高粘度液状相(もち
状相)に再度、前記回収混合溶媒の残りを加えてこの精
製操作を更に繰り返した後、濃度調製して最終的にポリ
ビニルアセタール樹脂20%のトルエン溶液を得た。こ
の溶液中のポリビニルアセタール樹脂は67.2g、未
反応フェニルアセトアルデヒド残存量は142ppmで
あった。又、この際の精製に用いたメタノール量は13
52g、トルエン量は120g、全廃液量は2040g
であった。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、ポリビニルアルコール
とアルデヒド類又はケトン類をアセタール化反応させて
ポリビニルアセタール樹脂を製造するにおいて、生じる
廃液量の少ないポリビニルアセタール樹脂の製造方法を
提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 深雪 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四市事業所内 Fターム(参考) 4J100 AD02P AF15Q AF16Q BC43Q BC59H CA31 GC07 GC35 GD03 HA43 HB25 HB44 HB52 HB58 HB61 HB63 HC16 HC17 HC18 HC19 HC20 HC25 HC27 HC71 HE14 HE41 JA01 JA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記のアセタール化反応の第1工程、生
    成したポリビニルアセタール樹脂精製の第2工程、及
    び、溶媒回収の第3工程を含むポリビニルアセタール樹
    脂の製造方法であって、第3工程で回収した混合溶媒を
    第2工程の精製溶媒として用いることを特徴とするポリ
    ビニルアセタール樹脂の製造方法。 第1工程;芳香族炭化水素溶媒中で酸触媒の存在下にポ
    リビニルアルコールとアルデヒド類又はケトン類をアセ
    タール化反応させる工程 第2工程;第1工程で得られた反応液と、ポリビニルア
    セタール樹脂の貧溶媒とを混合して、生成したポリビニ
    ルアセタール樹脂を析出させ、主としてポリビニルアセ
    タール樹脂を含む下液層と、主として前記芳香族炭化水
    素溶媒と前記貧溶媒とを含む上液層とに分離し、該下液
    層について、前記芳香族炭化水素溶媒及び前記貧溶媒を
    用いてポリビニルアセタール樹脂を精製する工程 第3工程;第2工程で分離された上液層から、前記芳香
    族炭化水素溶媒と前記貧溶媒との混合溶媒を回収する工
  2. 【請求項2】 混合溶媒が、芳香族炭化水素溶媒1〜5
    0重量%とポリビニルアセタール樹脂の貧溶媒99〜5
    0重量%の割合である請求項1に記載のポリビニルアセ
    タール樹脂の製造方法。
  3. 【請求項3】 芳香族炭化水素溶媒がトルエンである請
    求項1又は2に記載のポリビニルアセタール樹脂の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 貧溶媒がメチルアルコールである請求項
    1乃至3のいずれかに記載のポリビニルアセタール樹脂
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 アルデヒド類又はケトン類が、芳香族ア
    ルデヒドと脂肪族アルデヒドであって、その仕込み割合
    が、芳香族アルデヒド10〜100モル%、脂肪族アル
    デヒド90〜0モル%である請求項1乃至4のいずれか
    に記載のポリビニルアセタール樹脂の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014055289A (ja) * 2012-08-10 2014-03-27 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The ポリビニルアセタールの製造方法

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