JP2000296515A - コンクリートプレキャスト用スリーブ固定具 - Google Patents
コンクリートプレキャスト用スリーブ固定具Info
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Abstract
させないコンクリートプレキャスト用スリーブ固定具を
提供する。 【解決手段】 スリーブ支持部材2と、固定部材3とか
らなり、固定部材3は、先端側に小径部5、基端側に大
径部6を有し、段部7を有する異径筒形体からなり、少
なくとも先端部が磁石からなり、スリーブ支持部材2
は、非磁性材または弱磁性材からなる盤状の本体部9b
を有し、その本体部9bの外周は、設置時に型枠4に接
する端面あるいはその近傍においてスリーブの内径とほ
ぼ一致する外径を有するとともに、型枠4に接する端面
の反対側の端面に向かって漸減する外径を有し、本体部
9bの盤面は固定部材3と嵌合する開口部10を有し、
開口部10は、固定部材3の先端部が貫通して型枠4に
吸着できる内径を有するとともに、固定部材3の段部7
と係合する肩部10bを有している。
Description
クリート部材に貫通孔を設けるためのスリーブを型枠内
に固く支持する「コンクリートプレキャスト用スリーブ
固定具」に係り、特に、磁力によって前記スリーブをプ
レキャスト用型枠に固く固定することができるコンクリ
ートプレキャスト用スリーブ固定具に関する。
物の給排水、蒸気、温水等の配管、電気のケーブル等を
通すため、プレキャストするコンクリート部材に貫通孔
を設けることがある。貫通孔を設けるには、「スリー
ブ」と呼ばれる筒状の治具を型枠の間に固定し、型枠内
にコンクリートを流し込むようにする。
穴をあけてスリーブの端部を支持する「型枠アンカー」
と呼ばれるプレートをボルト・ナットによって固定して
いた。
定し、型枠にコンクリートを流し込んだ状態を示す。
通孔を形成すべき箇所にガス切断装置あるいはドリルに
よって穴を開け、型枠アンカーと呼ばれるプレート31
をボルト32によって固定していた。型枠アンカー31
は、ほぼ等しい厚さを有する鋼製のプレートであって、
中心にボルトの貫通孔を有している。
対して、その両端部を嵌着させるようにしていた。
スリーブ33を保持し、両側、あるいは片側から型枠3
0を寄せるようしてスリーブ33の両端部を両型枠アン
カー31の外周に装着させていた。
ー31に嵌着されたならば、型枠30の内部にコンクリ
ートを打設するようにしていた。スリーブ33の両端は
型枠アンカー31と型枠30に密着しているので、スリ
ーブ33内部にはコンクリートが入り込まず、貫通孔が
形成される。
方に移動し、型枠アンカー31をスリーブ33の両端か
ら抜くようにする。
て貫通孔の位置が変化することがある。
に貫通孔を設ける位置に、型枠30に穴を開け、上述し
た方法と同様にしてスリーブ33を固定し、コンクリー
トを打設する。この場合、前に開けた穴はキャップ等の
適用な道具を用いて塞ぐようにする。
来のスリーブ固定方法では、上述したように型枠アンカ
ーを固定するために、型枠にガス切断装置等を使って型
枠に穴を開けなければならなかった。
め、穴の周りに溶融金属が付着することが多く、型枠ア
ンカーを取り付けるために、場合によりグラインダー等
によって穴の周辺の溶融金属を除去する等、作業が大変
であった。また、プレキャスト工場にガス切断装置を装
備する必要もあった。型枠アンカーを固定する作業自体
も、ボルトを締め込む等、作業が煩雑であった。
る道具の開発が望まれていた。
レキャストに繰り返し使用されるものであるが、従来の
方法ではスリーブ固定の度に穴が開けられるので、損壊
が進み、一定の期間使用後は新しい型枠に取り替える必
要があった。
い要求があった。
ーに装着させるため、スリーブを保持し、両側、あるい
は片側から型枠を徐々に近寄せ、型枠アンカーをスリー
ブ両端に嵌着させていた。しかし、複数の貫通孔がある
場合、型枠の一つの動きに対して複数のスリーブを同時
に型枠アンカーに装着させることは困難であった。
ることができるスリーブ固定具の開発が待たれていた。
来技術の問題を同時に解決し、スリーブの固定が簡単
で、かつ、型枠を損傷させないコンクリートプレキャス
ト用スリーブ固定具を提供することにある。
クリートプレキャスト用スリーブ固定具は、筒状スリー
ブをその端部内側から支承するスリーブ支持部材と、前
記スリーブ支持部材と嵌合して磁力によって前記スリー
ブ支持部材を鉄または鋼製の型枠に固定する固定部材
と、からなり、前記固定部材は、先端側に小径部、基端
側に大径部を有し、段部を有する異径筒形体、あるい
は、先端側から基端側に向かって漸次外径が増加する円
錐台形部を有する異径筒形体からなり、少なくとも先端
部が磁石からなり、前記スリーブ支持部材は、非磁性材
または弱磁性材からなる盤状の本体部を有し、その本体
部の外周は、設置時に型枠に接する端面あるいはその近
傍において前記スリーブの内径とほぼ一致する外径を有
するとともに、前記型枠に接する端面の反対側の端面に
向かって漸減する外径を有し、前記本体部の盤面は前記
固定部材と嵌合する少なくとも一つの開口部を有し、前
記開口部は、前記固定部材の先端部が貫通して型枠に吸
着できるように前記固定部材先端部を通す内径を有する
とともに、前記固定部材の段部または円錐台形部と係合
する肩部あるいは異内径部を有している、ことを特徴と
するものである。
孔を設けるべき位置にスリーブ支持部材を置き、固定部
材をその開口部に装着すれば、固定部材の磁石先端部が
型枠に吸着し、スリーブ支持部材を固定することができ
る。これにより、簡単な作業によってスリーブ支持部材
を固定でき、型枠を傷めることもない。
用スリーブ固定具は、請求項1のスリーブ固定具におい
て、前記スリーブ支持部材の開口部は、設置時において
型枠に近くなる側に小径部を有し、型枠から遠くなる側
に大径部を有し、前記大径部から小径部にかけての傾斜
面は挿入時に前記固定部材先端を案内する案内面を形成
し、前記小径部は挿入後の前記固定部材の対応部分の外
径とほぼ一致するするように形成されていることを特徴
とするものである。
ーブ支持部材の開口部の内径は、固定部材の挿入側が大
きくなっており、固定部材の挿入にしたがって小さくな
って最終的な装着位置では固定部材の対応する部分の外
径とほぼ一致している。このため、固定部材挿入時に、
固定部材先端部を案内し、正しい装着位置に導き、最後
の装着位置ではスリーブ支持部材と嵌合し、固定部材の
装着作業を容易にすることができる。
スト用スリーブ固定具は、請求項1または2のスリーブ
固定具において、前記スリーブ支持部材の本体部は、そ
の周縁部が中心部に比して厚く形成されており、前記周
縁部は、設置時に型枠に接する端面あるいはその近傍に
おいて前記スリーブの内径とほぼ一致する外径を有する
とともに、前記型枠に接する端面の反対側の端面に向か
って漸減する外径を有し、スリーブ装着時にスリーブ端
部を支持しながら案内する案内面を形成することを特徴
とするものである。
持部材の外周部が厚く形成されており、外径が、スリー
ブ挿入端部において小さく、型枠近傍ではスリーブの内
径とほぼ一致している。これにより、スリーブの装着に
際して、スリーブ端部を案内し、装着初期において多少
の芯ずれがあっても正しい装着位置に装着させることが
できる。
スト用スリーブ固定具は、請求項3のスリーブ固定具に
おいて、前記スリーブ支持部材の本体周縁部の一部が、
設置時に型枠に接する端面から反対側端面に向かう方向
に長く突出し、スリーブ装着の初期段階においてスリー
ブ端部を支持する支持舌部を形成することを特徴とする
ものである。
は、上記請求項3のスリーブ固定具の作用がさらに顕著
に発揮され、スリーブ装着初期において、支持舌部の先
端をスリーブの内部に挿入すれば、支持舌部がスリーブ
を支持し、型枠を寄せるときに支持舌部の外表面がスリ
ーブを案内し、正しい装着位置に装着させることができ
る。
スト用スリーブ固定具は、請求項1ないし4のいずれか
のスリーブ固定具において、前記スリーブ支持部材は、
スリーブ支持部材を型枠に吸着させるが、スリーブ支持
部材の摺動を可能にする磁力の補助用磁石を複数有して
いることを特徴とするものである。
位置合わせを容易にしたものである。本請求項のスリー
ブ支持部材は、補助用磁石を有しているので、スリーブ
支持部材が型枠上に吸着し、かつ、位置合わせのために
摺動させることができる。これにより、細かい位置調整
に便利であり、かつ、作業の途中で手を離しても、スリ
ーブ支持部材が型枠に吸着したままであり、作業を容易
に再開することもできる。
求項1ないし5のいずれかに記載のスリーブ固定具にお
いて、前記スリーブ支持部材は、本体部外周面、あるい
は、開口部内周面に位置合わせ用の視準線を有している
ことを特徴とするものである。
上に十文字の線を引くことにより特定するが、本請求項
のスリーブ支持部材によれば、上記型枠に引かれた線に
スリーブ支持部材の視準線を直接合わせることができ、
これによって、スリーブ支持部材を正確な位置に容易に
配置することができる。
スト用スリーブ固定具は、請求項1ないし6のいずれか
のスリーブ固定具において、前記スリーブ、スリーブ支
持部材、固定部材は、横断面が楕円形、矩形、多角形で
あることを特徴とするものである。
以外の貫通孔を設ける必要がある場合に、貫通孔の横断
面形状に合わせて、スリーブ固定具を選択することがで
きる。
トプレキャスト用スリーブ固定具」の一実施形態につい
て願書に添付した図面を用いて以下に説明する。
トプレキャスト用スリーブ固定具を示す。
ーブ固定具1は、2つの分離可能な部材からなり、その
一つはスリーブ支持部材2であり、他の部材は固定部材
3からなる。
ず)の端部を内側から支承するためのものである。固定
部材3は、スリーブ支持部材2に嵌合して磁力によって
スリーブ支持部材2を型枠4に固定するためのものであ
る。
接する側)に小径部5、基端側(固定時に型枠4から遠
くなる側)に大径部6を有する異径筒状体からなる。小
径部5と大径部6の移行部には段部7が形成されてい
る。
なくとも先端部が磁石からなる。先端の小径部5のみが
磁石からなる場合は、磁石部分が円柱状であるため、成
形が容易である利点を有する。この場合大径部6は、磁
石部分に一体不可分に固着させ、専らスリーブ支持部材
2を押さえ付ける役割を果たすのが好ましい。
クリートを流し込むときの衝撃に対しても、スリーブを
位置がずれないように支持するため、強い磁力を有する
ことを要する。本願出願人の実験によれば、0.8Kg/
cm2 以上の剪断応力に対して横ずれしない磁石を用い
れば、1m上方からコンクリートを打設した場合にも十
分にスリーブを保持することができる。この磁力強さの
要求を満たす磁石は、現に市場に供給されている。
り外しの便利ために、取っ手8を有している。取っ手8
は、好ましくは図示のごとく、剛性が高い比較的長い腕
を有しているものである。この取っ手8の長い腕は、固
定部材3の取り外し時に、固定部材3にモーメントを与
え、強い磁力に抗して磁石吸着面を型枠4から引き離す
のに役立つ。
磁性材からなる。非磁性材または弱磁性材としては硬質
ゴム、プラスチック、木材等が考えられるが、成形の容
易性、耐久性から、好ましくはアルミダイキャスト製品
からなる。
の本体部9を有している。この本体部9の周縁部9a
は、全体の重量軽減のために盤面9bの中心部に比して
厚く形成されている。この周縁部9aの特徴を説明する
ために、ここで図2を参照する。
と嵌合して型枠4に固定された状態を図1のA−A切断
方向に見たものである。
の周縁部9aの外径は、漸次変化しており、設置時に型
枠4に接する端面あるいはその近傍において、スリーブ
20の内径とほぼ一致する外径を有している。スリーブ
20の内径とほぼ一致するのは、スリーブ20を端部が
型枠4に接するまで挿入されたときに、スリーブ20を
固定し、かつ、スリーブ20内にコンクリートが流入す
るのを防止するためである。
部がスリーブ20の内周面と嵌合するので、コンクリー
ト打設時にスリーブ20の端部を内側から支持すること
になる。
枠4に接する端面の反対側の端面に向かって外径が漸減
している。この周縁部9aの傾斜した外周面は、スリー
ブ20装着時に、スリーブ端部を案内する案内面11を
形成する。この案内面11の案内により、スリーブ20
は装着初期に多少の芯ずれがあっても、型枠4を寄せる
ことにより正しい位置に装着されることができる。
心部には、固定部材3と嵌合する一つの開口部10が設
けられている。この開口部の形状的特徴も図2に明らか
に示されているので、図2を参照して説明する。
材3の先端部(磁石先端部)を貫通させ、型枠4に吸着
させるのに十分な内径を有している。
に、型枠4に近くなる側に小径部を有し、型枠4から遠
くなる側に大径部を有している。
は、固定部材3の挿入時に固定部材3の先端を案内する
案内面を形成している。
定部材3の対応部分の外径とほぼ一致する内径を有して
いる。小径部の内径を固定部材3の外径とほぼ一致させ
ているのは、固定部材3をスリーブ支持部材2に嵌合さ
せたときに、スリーブ支持部材2と固定部材3の遊びを
なくすためである。
入するときは、固定部材3の先端部が傾斜面10aに案
内され、正しい固定位置に自動整合され、かつ、最終的
な固定位置において、スリーブ支持部材2の開口部10
に嵌合して半径方向のずれを防止することができる。
3の段部7と係合する肩部10bを形成している。この
肩部10bは、固定部材3の磁石先端が型枠4に吸着し
たときに、ちょうど固定部材3の段部7と係合するよう
な寸法関係を有している。これにより、固定部材3をス
リーブ支持部材2を嵌合させて型枠4に固定したとき
に、スリーブ支持部材2の型枠4に垂直な方向の遊びを
なくすことができる。
その一部が、設置時に型枠4に接することとなる端面か
ら反対側端面に向かう方向に長く突出しており、この部
分を「支持舌部12」と呼ぶ。
周面と連続した傾斜外側面12aを有し、スリーブ20
の装着初期段階において、スリーブ20の端部を支持す
ることができる。具体的な支持舌部12の使用方法、作
用については後述する。
たところを示している。
は、開口部10はスリーブ支持部材2の中心に一つ設け
られている。このように、開口部10がスリーブ支持部
材2の中心に設けられているのは、開口部10に位置合
わせの覗き窓としての役割を果たさせるためである。
を固定する場合は、その固定位置を型枠4に直交する二
直線によって示す。この場合に、スリーブ支持部材2の
中心部が開口になっていることにより、固定すべき中心
位置を直接目視することができる。さらに、本実施形態
では、スリーブ支持部材2の外周面、および、開口部1
0の内周面に位置合わせ用の視準線13を設けている。
視準線13を固定位置を示す直線に合わせることによ
り、容易にスリーブ支持部材2を正しい固定位置に置く
ことができる。
た後は、固定部材3をスリーブ支持部材の開口部10に
挿入すれば、開口部10の傾斜面10aが固定部材3を
案内して滑り込ませ、正しい固定位置に吸着させること
ができる。固定部材3が吸着した後は、固定部材3が開
口部10の小径部や肩部10bと係合してスリーブ支持
部材2を固定することができる。
説明的に示している。
鉄筋21とスリーブ20とを配置し、コンクリートを打
設する場合を示している。
一方、型枠4´は、ベース22上を摺動することができ
る。最初に鉄筋21を図示のごとく配置し、鋼線等によ
って所定位置に吊持する。
支持部材2を配置し、固定部材3を挿入してスリーブ支
持部材2を固定する。型枠4´にも同様にして他の一組
のスリーブ支持部材2と固定部材3を固定する。このと
き、型枠4´は図4の位置M1に位置しているものとす
る。
舌部12にスリーブ20をかけ、他方の型枠4´を位置
M1から位置M2へ(方向P)に摺動させる。摺動の途
中で、型枠4´側のスリーブ支持部材の支持舌部12を
スリーブ20の端部内側に挿入する。これにより、スリ
ーブ20は、両端部が両スリーブ支持部材の支持舌部1
2に支持され、支持舌部12上を摺動して、正しい装着
位置に装着される。
たときには、スリーブ20の両端が正しく両スリーブ支
持部材2の外周に嵌着し、型枠4に接する。
トが打設される。コンクリートの打設の衝撃に対しては
上述したように、固定部材3の磁石の磁力が十分にスリ
ーブ20をずれることなく支持することができる。
4´を両側に向かって移動させれば、スリーブ固定具1
は型枠4,4´に固定されたまま引き抜かれる。スリー
ブ支持部材2を取り外すには、取っ手8の末端を回転さ
せ、磁石の吸着を解除すれば、容易に固定部材3および
スリーブ支持部材2を取り外すことができる。
にそのまま埋め殺しになっていてもよいが、本願出願人
が先に出願した「スリーブ用型枠」(特願平9−803
69)のスリーブと組み合わせて使用すれば、容易に取
り外せることができる。
ることができる。
異なる外径の複数種類のスリーブ支持部材2を用意して
おくことができる。これにより、スリーブ20の内径、
すなわちコンクリート部材に設ける貫通孔の内径に対応
して、スリーブ支持部材2のみを取り替えることができ
る。同一の固定部材3を使用できることにより、全体と
して製造用の道具の数が減り、工具の管理を容易にする
ことができる。
のスリーブ固定具によれば、スリーブ固定具の取り付け
・取り外しをきわめて簡単に行うことができる。
ために型枠4にガス切断機等によって穴を開けていた従
来のやり方に比べれば、単に、スリーブ支持部材2を位
置合わせして固定部材3を挿入すればこれを固定でき、
また、取っ手8の末端を回転させれば取り外しができる
ので、きわめて簡便にスリーブ固定具1の取り付け・取
り外しをすることができる。これにより、従来のスリー
ブ固定具の取り付け・取り外しの手間を大幅に簡略化す
ることができる。また、従来必要であったガス切断装置
等の設備も省略することができる。
材本体の外周の案内面(11)により、スリーブ(2
0)が自動的に正しい装着位置に装着されるので、特に
複数のスリーブの装着が容易になり、スリーブ(20)
の装着を含めて全体の作業を大幅に簡略化させることが
できる。
ば、型枠4を繰り返し使用することができる。
部材の貫通孔が変化する度に、新たにスリーブ固定具を
取り付ける穴を開けていた。このため、型枠に多数の穴
が開けられ、また、熱変形によって型枠がゆがみ、繰り
返し長期間使用することができなかった。これに対し、
本発明のスリーブ固定具によれば、磁力の作用によって
取り付け・取り外しをするので、全く型枠を傷めること
がなく、型枠を繰り返し長期間使用することができるの
である。
を示している。
支持部材2´が補助用磁石23を有していること以外は
図1〜4のスリーブ固定具1と同一の構成を有してい
る。
の底面に複数個備えられている。補助用磁石23は、固
定部材3の磁石に比べて弱い磁力を有している。
材2´を型枠4に吸着させるが、型枠4上でスリーブ支
持部材2´を摺動させることができる程度のものがこの
ましい。
部材2´によれば、補助用磁石23の磁力によってスリ
ーブ支持部材2´を型枠4に吸着させ、位置合わせのた
めに微少な調節をするのに便利である。
に、何らかの都合で手を離す場合にも、スリーブ支持部
材2´が固定位置に吸着したままであり、後に固定部材
3を挿入する場合にきわめて便利である。
助用磁石23の作用以外の作用・効果については図1〜
4のスリーブ固定具1と全く同一である。
例について以下に説明する。
0はともに、横断面が円形形状を有している。しかし、
特殊な事情により、コンクリート部材の貫通孔が円形以
外の形状、例えば横断面楕円形、矩形、多角形等の場合
は、適宜スリーブ固定具1,1´,スリーブ20の横断
面形状を対応させることができる。請求項1において
「筒状スリーブ」、固定部材の「異径筒形体」というの
は、横断面円形のスリーブに限定しない趣旨である。
図6の固定部材3´は、小径部5´と大径部6´を有
し、この小径部5´と大径部6´の間には、拡開する傾
斜面の円錐台形部7´が設けられている。スリーブ支持
部材2の開口部の内面は、この固定部材3´の外周面と
適合する異内径部を有している。
代わりに、拡開する円錐台形部7´によってスリーブ支
持部材2´と係合する。
の固定部材3´を得ることができる点である。この変形
例の固定部材によれば、小径スリーブの固定用に便利で
ある。
く、外周面の全体が拡開する傾斜面´としてもよい。こ
の場合、円錐台形部7´の端部が小径部5´や大径部6
´に該当する。
は、周縁部9aが盤面9bに比して厚く形成されている
が、加工の容易さから、本体部9全体を同一の厚さの盤
状のものとしてもよい。
ブ支持部材本体の周縁部9aの一部が突出して支持舌部
12を形成しているが、この支持舌部12は省略しても
良いし、あるいは逆に、周縁部9aの全体が突出するよ
うにしてもよい。
は、一つに限られない。たとえば、スリーブ支持部材2
を複数の固定部材3の磁力によって固定するようにして
もよい。
による「コンクリートプレキャスト用スリーブ固定具」
によれば、従来スリーブを固定するための型枠アンカー
を型枠に固定するために、ガス切断装置を使って型枠に
穴を開けなければならず、場合によっては溶融金属を除
去し、型枠アンカーをボルト・ナットで固定していた手
間をほとんど省略することができる。本発明のスリーブ
固定具によれば、単にスリーブ支持部材を位置合わせ
し、固定部材を挿入すれば型枠に固定することができる
からである。
取っ手の端部を回転させることだけで、磁力の吸着を解
除することができるので、きわめて簡単である。
れば、全く型枠を傷めることがない。従来は、上述した
通り、スリーブを固定するために型枠に穴を開けていた
ので、スリーブの固定位置が変わる度に、型枠に穴を開
けることになり、長期間の使用により型枠に多数の穴が
開くことになった。型枠が熱によって変形することもあ
る。さらに、一度開けた穴を塞ぐための手間もかかる。
これに比して、本発明のスリーブ固定具によれば、型枠
を傷めることが全くなく、また、穴を塞ぐ等の手間もな
い。したがって、作業を軽減するとともに、長期間同じ
型枠を繰り返し使用することができるのである。
ブ固定具」の一実施形態を示した斜視図。
断面図。
材の正面図。
した図。
示した縦断面図。
た縦断面図。
定具を示した縦断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】筒状スリーブをその端部内側から支承する
スリーブ支持部材と、前記スリーブ支持部材と嵌合して
磁力によって前記スリーブ支持部材を鉄または鋼製の型
枠に固定する固定部材と、からなり、 前記固定部材は、先端側に小径部、基端側に大径部を有
し、段部を有する異径筒形体、あるいは、先端側から基
端側に向かって漸次外径が増加する円錐台形部を有する
異径筒形体からなり、少なくとも先端部が磁石からな
り、 前記スリーブ支持部材は、非磁性材または弱磁性材から
なる盤状の本体部を有し、その本体部の外周は、設置時
に型枠に接する端面あるいはその近傍において前記スリ
ーブの内径とほぼ一致する外径を有するとともに、前記
型枠に接する端面の反対側の端面に向かって漸減する外
径を有し、前記本体部の盤面は前記固定部材と嵌合する
少なくとも一つの開口部を有し、前記開口部は、前記固
定部材の先端部が貫通して型枠に吸着できるように前記
固定部材先端部を通す内径を有するとともに、前記固定
部材の段部または円錐台形部と係合する肩部あるいは異
内径部を有している、ことを特徴とするコンクリートプ
レキャスト用スリーブ固定具。 - 【請求項2】前記スリーブ支持部材の開口部は、設置時
において型枠に近くなる側に小径部を有し、型枠から遠
くなる側に大径部を有し、前記大径部から小径部にかけ
ての傾斜面は挿入時に前記固定部材先端を案内する案内
面を形成し、前記小径部は挿入後の前記固定部材の対応
部分の外径とほぼ一致するするように形成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のコンクリートプレキャ
スト用スリーブ固定具。 - 【請求項3】前記スリーブ支持部材の本体部は、その周
縁部が中心部に比して厚く形成されており、前記周縁部
は、設置時に型枠に接する端面あるいはその近傍におい
て前記スリーブの内径とほぼ一致する外径を有するとと
もに、前記型枠に接する端面の反対側の端面に向かって
漸減する外径を有し、スリーブ装着時にスリーブ端部を
支持しながら案内する案内面を形成することを特徴とす
る請求項1または2に記載のコンクリートプレキャスト
用スリーブ固定具。 - 【請求項4】前記スリーブ支持部材の本体周縁部の一部
が、設置時に型枠に接する端面から反対側端面に向かう
方向に長く突出し、スリーブ装着の初期段階においてス
リーブ端部を支持する支持舌部を形成することを特徴と
する請求項3に記載のコンクリートプレキャスト用スリ
ーブ固定具。 - 【請求項5】前記スリーブ支持部材は、スリーブ支持部
材を型枠に吸着させるが、スリーブ支持部材の摺動を可
能にする磁力の補助用磁石を複数有していることを特徴
とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコンクリー
トプレキャスト用スリーブ固定具。 - 【請求項6】前記スリーブ支持部材は、本体部外周面、
あるいは、開口部内周面に位置合わせ用の視準線を有し
ていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに
記載のコンクリートプレキャスト用スリーブ固定具。 - 【請求項7】前記スリーブ、スリーブ支持部材、固定部
材は、横断面が楕円形、矩形、多角形であることを特徴
とする請求項1ないし6のいずれかに記載のコンクリー
トプレキャスト用スリーブ固定具。
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