JP2000296481A - 清浄作業台 - Google Patents

清浄作業台

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JP2000296481A
JP2000296481A JP11106926A JP10692699A JP2000296481A JP 2000296481 A JP2000296481 A JP 2000296481A JP 11106926 A JP11106926 A JP 11106926A JP 10692699 A JP10692699 A JP 10692699A JP 2000296481 A JP2000296481 A JP 2000296481A
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Shingo Ichiki
眞吾 一木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感染防止および有害物質の漏出防止ができ、
且つ画像表示装置を内設した清浄作業台を提供する。 【解決手段】 作業台10と、作業空間2と、送風機1
5と、送気および排気を浄化するフィルタ11、12
と、顕微鏡62と、外部との通信手段55と使用者の対
向位置に設けた画像表示部50を有する情報処理装置5
2とを備え、情報処理装置52によりフィルタ11、1
2、送風機16、排風機等の状態の正常、異常を判断
し、異常時には警報動作させ、正常時に外部データベー
ス部と情報交換できるようにしたものである。対象物の
検索、同定等の作業が、無理な作業姿勢でなく行なわ
れ、環境保護および有害物質が外側に漏出危険性の防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清浄作業台に係
り、その例として、JIS K 3800に示す生物学的
安全キャビネットもしくはJIS B 9922に示すク
リーンベンチにおいて画像表示装置を有する情報処理装
置を設けたものである。
【0002】
【従来の技術】図4を参照して、従来の技術の清浄作業
台の異常警報動作を説明する。清浄作業台100′にお
いて、送風機15、フィルタ11および12、送風機1
5、排風機15′のいずれかが異常であると、その旨を
作業空間2における使用者と対向する位置にある表示器
50aにより表示すると共に、該表示内容においていず
れが異常であるかを表示し、また、音声通信機18で警
報音を鳴らし、さらに異常照明灯26により通常照明と
は異なる照明をするので、清浄作業台100′の使用者
Mが異常であることを表示器50aで視認できると共
に、異常照明灯26と音声通信機18により使用者の目
および耳でも異常を確認することができるので、異常警
報に対する信頼性の高いものであった。これに関連する
ものとしては、特開平06−155339号公報記載の
技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術の清浄
作業台では、表示器は、表示板に例えばガス漏れや火災
等の異常状態の内容を単に表示するものである。例え
ば、異常照明灯は作業照明灯とは異なり、瞬間的に発光
させるフラッシュ等の機能を持たせている優れたもので
あるが、表示器全体としては表示機能は十分でなく、異
常の大小、場所等を視覚的に認識し、異常事態を正確に
判断することについては、配慮がかけるものであった。
【0004】近時、研究の複雑さから、表示器の機能と
して、異常状態の内容を表示する機能を十分にするだけ
では足りず、通常の状態においてもインタネット等を介
して外部データベースの情報検索もしくは入力情報の処
理等の必要性が要請されていた。この要請に応えるた
め、清浄作業台において、画像表示装置を別途前記清浄
作業台外(以下、機外空間という)に設置しようとする
ことが提案されている。
【0005】この別途、機外空間に画像表示装置が設置
された清浄作業台では、作業者は、前記清浄作業台内の
作業空間で機外空間の画像表示装置を見ながら作業を行
うことになる。すなわち、対象物の検索、同定等の作業
が、この作業が行われる場所と、この作業を認識する画
像表示装置とが離れた状態で行われことになり、作業姿
勢に無理な姿勢をとることが強いられるという問題があ
った。
【0006】特に、病原体などの有害物質を取り扱う場
合は、感染防止および機外空間の環境保護のため、作業
空間内での作業となることになる。この場合、例えば、
対象物の検索、同定等の作業を容易にするための操作ア
ームを、該作業が行われる場所と、該作業を認識する画
像表示装置とが離れているため、作業室から不用意に延
ばすことができず、さらに、画像表示装置を見ながらの
作業では、作業姿勢に一層無理な姿勢を強いられるとい
う問題があった。
【0007】さらに、研究業務の一つとして、有害物質
等の顕微鏡写真像の撮影がある。前記撮影のため顕微鏡
の撮像合焦点および位置決め作業が必要である。従来、
これらの作業は、作業開口部4に設けられている扉2D
を上方に大きくスライドさせて開き、顕微鏡(図示せ
ず)の接眼レンズに、撮影者が直接接眼して撮影が行な
われていた。
【0008】作業開口部4の扉2Dを上方に揚げて、該
作業開口部4と大きく開くことは、前記作業開口部4を
通る送気流の風速が低下して作業空間2と機外空間1と
の通気を遮断し、隔離する能力が低下し、作業空間2内
の有害物質が外側に漏出する面積空間が広くなり、有害
物質が外側に漏出する危険性をはらんでいるという問題
があった。
【0009】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するためになされたものであり、異常時には、異常の大
小、場所等を視覚的に認識することにより、異常事態を
正確に判断でき、通常時には、外部データベースとの情
報入出力、処理対象物の検索、同定等の情報処理が容易
に行なわれると共に、汚染物質および有害物質が機外空
間へ漏出する危険性を防止した清浄作業台を提供するこ
とをその目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明に係る清浄作業台の構成は、作業空間と、前記
作業空間内に設けられた作業台と、前記作業空間を照明
する作業用の照明灯と、前記作業空間に空気を送気する
送風機と、前記作業空間を通過した空気を外部に排気さ
せる排風機と、送気および排気をそれぞれ浄化させるフ
ィルタと、前記フィルタの状態を示す差圧センサおよび
排風機の電流センサならびに送風機の電流センサからの
信号を変換する変換器と、前記作業台上の情報入力装置
と、使用者に対して作業空間での対向位置に配設された
画像表示装置と外部通信手段を有する情報処理装置と、
前記情報入力装置の作業空間への出入れ口と、少なくと
も作業空間,作業台,情報入力装置,作業開口部,画像
表示装置の各部が内設されている筐体とを具備し、前記
情報処理装置は、前記変換器出力と情報入力装置からの
情報とを処理し、通常もしくは異常であるかを判定し、
通常時には前記外部通信手段を介して外部データベース
と情報交換を行ない、異常時には割込み処理により前記
画像表示装置で警報表示および/または音声警報発信を
行なうよう構成したことを特徴とするものである。
【0011】本発明に係る清浄作業台の他の構成は、前
項記載の清浄作業台において、前記画像表示装置は、前
記作業台に任意の角度に起倒自在となるよう配設して構
成したことを特徴とするものである。本発明に係る清浄
作業台のさらに他の構成は、前項記載の清浄作業台にお
いて、前記画像表示装置は、前記作業空間を囲む壁面に
任意の角度に引き出し自在となるよう配設して構成した
ことを特徴とするものである。
【0012】前項記載のいずれかの清浄作業台におい
て、前記情報処理装置を機外空間に配設したことを特徴
とするものである。前項記載のいずれかの清浄作業台に
おいて、前記作業台の所定の位置に前記作業空間からの
空気取り入れ口を設け、前記作業台および前記作業空間
の周囲に風路を設けたことを特徴とするものである。前
項記載の清浄作業台において、前記風路内に、画像表示
装置の収納空間を設けたことを特徴とするものである。
前項記載のいずれかの清浄作業台において、前記情報処
理装置の操作口に、前記作業空間と機外空間との通気を
遮断する送風機からの送氣による気流を設けたことを特
徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る清浄作業台の
実施の形態を図1ないし図3を参照して説明する。図1
は、本発明に係る1実施形態の清浄作業台の模式図、図
2は、本発明に係る他の1実施形態の清浄作業台の模式
図、図3は、本発明に係るさらに他の1実施形態の清浄
作業台の模式図である。
【0014】〔実施の形態 1〕図1は、JIS K 3
800に示す生物学的安全キャビネットの代表的な構造
に、本発明に係る清浄作業台の特徴部を適用させた清浄
作業台の要部構造を示したものである。図1を参照し
て、清浄作業台100の構造を詳細に説明する。清浄作
業台100は、情報入力装置としての顕微鏡62と、下
面に作業台10が設けられている作業空間2と、作業空
間2に透明仕切り板72を介して隣接し、且つ画像表示
装置50を収納する断面がコ字状形の壁面で囲繞された
収納空間3と、作業空間2の正面に設けた顕微鏡62を
操作するための作業開口部4と、作業空間2と収納空間
3との外周面を取り囲むように形成されている風路5
と、機外空間1へ排気される空気を清浄にする排気フィ
ルタ11と、作業空間2への送風を清浄にして該作業空
間2へ供給する送気フィルタ12と、送気フィルタ12
と排気フィルタ11に空気を送る送風機15と、該排気
フィルタ11から排気を吸引する排風機(図示せず)
と、清浄作業台100の本体を支える脚16と、作業空
間2を照明する作業照明灯18(図示せず)と、排気フ
ィルタ11,送気フィルタ12の状態を示す差圧セン
サ,送風機15,排風機の駆動モータの電流センサの出
力信号を変換する変換器22と、収納空間3内に収納さ
れる画像表示装置50と、機外空間1(後述)に配設さ
れた情報処理装置52と、顕微鏡61と通信部55を接
続するケーブルC1と、通信部55と情報処理装置52
を接続するケーブルC2と、画像表示装置50と情報処
理装置52を接続するケーブルC3と、変換器22と情
報処理装置52を接続するケーブルC4と、情報処理装
置52と外部データベース(図示せず)を結ぶ通信ケー
ブル56と、情報処理端末1(以下、無線式キーボード
という)63と、情報処理端末2(以下、無線式マウス
という)64と、前記各部が筐体100aの内側、外側
に設けられている当該筐体100aとからなるものであ
る。
【0015】図1においては、排気系は、筐体100a
の上部に設けられた排気フィルタ11迄を図示するに止
め、該排気フィルタ11に接続される排気ダクト、排風
機等は図示が省略されている。また、前記排気フィルタ
11および送気フィルタ12の状態を示す差圧センサ、
送風機15および排風機の駆動モータの電流センサも、
煩瑣となるので図示を省略する。なお、ここでは、清浄
作業台100外の空間を機外空間1ということにする。
情報処理装置52には、通常パソコンを用いるため、以
下、パソコン52ということにする。
【0016】上記構成の清浄作業台の動作を説明する。
図示する如く、作業空間2と機外空間1とは作業開口部
4を介して連通している。該機外空間1から作業開口部
4を介して該作業空間2へ通過する空気は、該作業開口
部4の下部に設けられた風路5の入り口5INから風路5
を通って送風機15に吸いこまれ、そののち加圧され、
清浄作業台の筐体100aの上部に設けられた排気フィ
ルタ11で汚染物質等が除去されて周囲環境を破壊しな
い清浄空気となり、機外空間1へ排気されている。ま
た、送風機15により加圧された空気は、作業空間2の
上方送気フィルタ12で濾過されて清浄空気となり作業
空間2へ給気されている。
【0017】生物学的安全キャビネットに代表される清
浄作業台100は、病原性微生物等の有害物質を作業空
間2で取り扱うようになつており、作業開口部4では送
気フィルタ12からの空気流で、作業空間2と機外空間
1を隔離している。そのため、作業空間2で取り扱う有
害物質が、機外空間1に漏出することが防止されてい
る。
【0018】作業空間2の囲む風路5側の側壁に開口部
73を設け、透明仕切り板、いわゆる、のぞき板72を
開口部73の周囲の側壁に固定することにより、該開口
部73が閉鎖されている。そして、該透明仕切り板72
と、断面がコ字状形の仕切り部材71とで形成される空
間を風路5の一部から独立区域に分離して収納空間3を
設けている。
【0019】そして、収納空間3に、画像表示装置50
と通信部55が設置されている。このとき、前記画像表
示装置50と前記透明仕切り板72とは対向し、かつそ
の水平方向からみた該画像表示装置50の画面とのぞき
板72ののぞき面の位置を一致させてある。さらに、顕
微鏡62が作業台10上に配設されている。該顕微鏡6
2は、画像情報を入力させる画像取り込み装置61を具
備している。
【0020】情報処理装置52は、前記排気フィルタ1
1および送気フィルタ12の状態を示す差圧センサ、送
風機15および排風機の駆動モータの電流センサの変換
器22からの信号をケーブル4を介して入力させて処理
し、これらのいずれかの信号に異常がないかどうかを判
定する。どの信号にも異常がなければ、正常に動作して
いる通常時と判定する。
【0021】正常に動作している通常時においては、清
浄作業台100において、顕微鏡62の試料テーブルT
に検体を置くと、画像取り込み装置61がこの検体の画
像信号を取り込み、有線ケーブルC1で作業空間2から
収納空間3に取り出され、さらに、収納空間3から有線
ケーブルC2で機外空間1に配設した情報処理装置52
に伝送されて処理され、該情報処理装置52から有線ケ
ーブルC3で、再び収納空間3内の画像表示装置50に
伝送され、検体の画像が表示される。
【0022】さらに、無線式キーボード63や無線式マ
ウス64で、外部データベースの検索および外部データ
ベースへの出力や撮影した検体の画像加工が作業空間2
内で可能となる。上記において、有線ケーブルC1で作
業空間2から画像信号が取り出された時点で、該画像信
号を通信部55から無線を利用して情報処理装置52へ
伝送しても差し支えない。
【0023】情報処理装置52は、前記排気フィルタ1
1および送気フィルタ12の状態を示す差圧センサ、送
風機15および排風機の駆動モータの電流センサから出
力信号を変換する変換器22から有線ケーブルC4を介
する入力を処理し、これらのいずれかの信号の一つでも
異常であれば、清浄作業台100の機能が異常時と判定
する。
【0024】情報処理装置52が、清浄作業台100の
機能が異常であると判定すれば、割込み動作をかけて、
上記入力の処理により異常状態の箇所、状態等を画像表
示装置50に表示させる。さらに情報処理装置52から
の警報信号を発信させる。なお、該警報信号を増幅し、
図示しない警報ブザーを鳴らしても差し支えない。ま
た、顕微鏡62において、試料テーブルTにモータ等の
駆動装置で位置決めが可能な機能をもたせることで、さ
らに作業性が向上させることができる。
【0025】以上により、顕微鏡写真像の撮影者が作業
開口部4から作業空間2内に顔面を入れることなく、正
面を向いたままで、画像処理装置50の表示画面で顕微
鏡62の画像をモニタしながら正確な撮影が可能であ
り、安全性が高まると共に、無理な姿勢をとる必要がな
くなる。
【0026】〔実施の形態 2〕図2を参照して、本発
明に係る清浄作業台の他の実施形態を説明する。本実施
形態においては、図1の〔実施形態 1〕と共通する部
分については省略し、特徴部分を説明する。図1と同一
符号については、同一機能、同一構成の相当品であるの
で再度の説明は煩瑣となるので省略する。
【0027】図1の〔実施形態 1〕においては、作業
空間2の風路5側に開口部73を設け、該開口部73を
透明仕切り板72で閉鎖し、さらに、該透明仕切り板7
2を含む領域をコ字状仕切り部材71で前記風路5の一
部を分離させて収納空間3を設けたものである。このよ
うに構成することにより、収納空間3に設けた画像表示
装置50と透明仕切り板72とは対向し、かつその位置
を一致させ、該作業空間2内の顕微鏡62の画像取り込
み装置61の方向から透明仕切り板72を介して画像表
示装置50の表示部を水平方向に直視できるように構成
したことは、既に説明の通りである。
【0028】これに対し、本実施形態の図2では、画像
表示装置50を作業空間2の作業台10の下面に、図1
の〔実施形態 1〕と同様の構造で配設した場合を示す
ものである。本実施形態においては、画像表示装置50
の位置が低く、操作者は、ややうつむき加減の姿勢とな
り、図1の〔実施形態 1〕より、さらに自然な姿勢で
作業が可能となる。なお、透明仕切り板72および画像
表示装置50は適宜な手段、例えばヒンジ機構を用い、
起倒自在の構造とすることができる。この場合は、さら
に観察姿勢に応じて、起倒自在に画像表示装置50の画
面角度を調整することができる。
【0029】〔実施の形態 3〕図3を参照して、本発
明に係る清浄作業台のさらに他の実施形態を説明する。
本実施形態においては、図1の〔実施形態 1〕と共通
する部分については省略し、特徴部分を説明する。図1
と同一符号については、同一機能、同一構成の相当品で
あるので再度の説明は、煩瑣となるので省略する。
【0030】本実施形態においては、清浄作業台100
の作業空間2を取囲む内側面壁、図示では作業開口部4
から顕微鏡62に向い、左方の内側面壁に画像表示装置
50を取付けた実施形態である。該画像表示装置50
は、一方側をヒンジ構造で清浄作業台100の内側面壁
に連結されており、必要に応じて画像表示装置50の側
面に対する傾斜角度を調整し、画像表示装置50が最も
見やすい位置に位置させることができる。なお、画像表
示装置50を取付ける側面は、左方側面に限らず右方側
面でも差し支えないことはいうまでもない。また、〔実
施形態 1〕,〔実施形態 2〕と同様に、画像表示装
置50の収納部を図示しない風路に設けて、必要な場合
に引き出すよう構成しても差し支えない。なお、照明灯
18の照明で画面の輝度が大となり、画像表示装置50
の画像が見にくい場合には該照明灯18を消灯あるいは
光量を少なくすればよい。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明の構
成によれば、異常時には、異常の大小、場所等を視覚的
に認識し、異常の事態を正確に判断でき、正常時には、
対象物の検索、同定等の作業が、無理な作業姿勢でなく
行なわれ、送風機からの気流で作業空間内のウイルス等
の感染防止および清浄作業台外の環境保護および有害物
質の外側への漏出の危険性防止ができる画像表示装置を
内設した清浄作業台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1実施形態の清浄作業台の模式図
である。
【図2】本発明に係る他の1実施形態の清浄作業台の模
式図である。
【図3】本発明に係るさらに他の1実施形態の清浄作業
台の模式図である。
【図4】従来技術の清浄作業台の模式図である。
【符号の説明】
100…清浄作業台、100a…筐体、1…機外空間、
2…作業空間、3…収納空間、4…作業開口部、5…風
路、10…作業台、11…排気フィルタ、12…送気フ
ィルタ、15…送風機、16…脚、18…作業照明灯、
22…変換器、50…画像表示装置、52…情報処理装
置、55…通信部、56…通信ケーブル、61…顕微
鏡、63…情報処理端末1、64…情報処理端末2、7
2…透明仕切、C1…ケーブル、C2…ケーブル、C3
ケーブル、C4…ケーブル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業空間と、前記作業空間内に設けられ
    た作業台と、前記作業空間を照明する作業用の照明灯
    と、前記作業空間に空気を送気する送風機と、前記作業
    空間を通過した空気を外部に排気させる排風機と、送気
    および排気をそれぞれ浄化させるフィルタと、該フィル
    タの状態を示す差圧センサおよび排風機の電流センサな
    らびに送風機の電流センサからの信号を変換する変換器
    と、前記作業台上の情報入力装置と、該情報入力装置を
    操作するための作業開口部と、使用者に対して前記作業
    空間での対向位置に配設された画像表示装置と外部通信
    手段を有する情報処理装置と、少なくとも作業空間,作
    業台,情報入力装置,作業開口部,画像表示装置の各部
    が内設されている筐体とを具備し、前記情報処理装置
    は、前記変換器出力と前記情報入力装置からの情報とを
    処理し、通常もしくは異常であるかを判定し、通常時に
    は前記外部通信手段を介して外部データベースと情報交
    換を行ない、異常時には割込み処理により前記画像表示
    装置で異常情報表示および/または音声警報発信を行な
    うよう構成したことを特徴とする清浄作業台。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の清浄作業台において、 前記画像表示装置は、前記作業台に任意の角度に起倒自
    在となるよう配設して構成したことを特徴とする清浄作
    業台。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の清浄作業台において、 前記画像表示装置は、前記作業空間を囲む壁面に任意の
    角度に引き出し自在となるよう配設して構成したことを
    特徴とする清浄作業台。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載のいずれかの清浄
    作業台において、 前記情報処理装置を機外空間に配設したことを特徴とす
    る清浄作業台。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3記載のいずれかの清浄
    作業台において、 前記作業台の所定の位置に前記作業空間からの空気取り
    入れ口を設け、該作業部台および該作業空間の周囲に風
    路を設けたことを特徴とする清浄作業台。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の清浄作業台において、 前記風路内に画像表示装置の収納空間を設けたことを特
    徴とする清浄作業台。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし3記載のいずれかの清浄
    作業台において、 前記情報入力装置を操作するための作業開口部に、前記
    作業空間と機外空間との通気を遮断する送風機からの送
    氣による気流を設けたことを特徴とする清浄作業台。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002195620A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd クリーン作業モジュール及びクリーントンネル
JP2002195636A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd クリーン作業モジュール及びクリーントンネル
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EP3269450A4 (en) * 2015-03-10 2018-09-26 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Clean air apparatus

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