JP2000296294A - 石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置 - Google Patents
石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置Info
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Landscapes
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カートリッジ式フィルターを使用することな
く、産業廃棄物量を十分に減らすと共に、濾材及び石油
系溶剤の再生を十分良好に且つ頻繁に行うことができ、
良好な溶剤状態で安定したクリーニングを可能とする石
油系ドライクリーニング溶剤の再生装置の提供を課題と
する。 【解決手段】 洗濯器本体10側から循環してくる溶剤
を濾過する濾過器20と、濾過器20内に蓄積された濾
過残留物を溶剤と共に導き入れて真空加熱蒸留する真空
加熱蒸留器30と、気化された溶剤を導き入れて冷却、
液化する熱交換液化器40と、真空加熱蒸留器30を減
圧状態に引くと共に該蒸留器30で発生した蒸気を熱交
換液化器40に導き、更に液化した溶剤を吸引搬送する
搬送兼用減圧ポンプ50と、再生溶剤から水分を分離除
去して洗濯器本体10側に戻す水分分離器60とを有す
る。
く、産業廃棄物量を十分に減らすと共に、濾材及び石油
系溶剤の再生を十分良好に且つ頻繁に行うことができ、
良好な溶剤状態で安定したクリーニングを可能とする石
油系ドライクリーニング溶剤の再生装置の提供を課題と
する。 【解決手段】 洗濯器本体10側から循環してくる溶剤
を濾過する濾過器20と、濾過器20内に蓄積された濾
過残留物を溶剤と共に導き入れて真空加熱蒸留する真空
加熱蒸留器30と、気化された溶剤を導き入れて冷却、
液化する熱交換液化器40と、真空加熱蒸留器30を減
圧状態に引くと共に該蒸留器30で発生した蒸気を熱交
換液化器40に導き、更に液化した溶剤を吸引搬送する
搬送兼用減圧ポンプ50と、再生溶剤から水分を分離除
去して洗濯器本体10側に戻す水分分離器60とを有す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドライクリーニング
溶剤、特に石油系のドライクリーニング溶剤に対してこ
れを再生する石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置
に関する。
溶剤、特に石油系のドライクリーニング溶剤に対してこ
れを再生する石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】業務用のクリーニング機は、一般にラン
ドリー系統とドライクリーニング系統の2つに大別さ
れ、更にドライクリーニングは合成溶剤を使用する系統
と石油系溶剤を使用する系統の2つの系統に別れる。合
成溶剤を用いる場合は引火性も無く洗浄力も良好である
が、合成溶剤が高価である。また合成溶剤の中には毒性
のあるものもあるので注意を要する。一方、石油系溶剤
を用いる場合は溶剤が比較的安価であるが、引火のおそ
れなどがある。また前記合成溶剤を使用するクリーニン
グ装置の場合は、溶剤が高価なことから、ワッシャー、
フィルター、タンク、ポンプ、蒸留器等を全て組み込ん
で大きな1つのユニットとした比較的大規模で総合的設
備となっている場合が多い。一方、石油系のクリーニン
グ装置の場合は、溶剤が比較的安価なこともあって、ワ
ッシャーに溶剤タンクとカートリッジ式フィルターを組
み合わせただけの比較的小規模のものが現在主流となっ
ている。
ドリー系統とドライクリーニング系統の2つに大別さ
れ、更にドライクリーニングは合成溶剤を使用する系統
と石油系溶剤を使用する系統の2つの系統に別れる。合
成溶剤を用いる場合は引火性も無く洗浄力も良好である
が、合成溶剤が高価である。また合成溶剤の中には毒性
のあるものもあるので注意を要する。一方、石油系溶剤
を用いる場合は溶剤が比較的安価であるが、引火のおそ
れなどがある。また前記合成溶剤を使用するクリーニン
グ装置の場合は、溶剤が高価なことから、ワッシャー、
フィルター、タンク、ポンプ、蒸留器等を全て組み込ん
で大きな1つのユニットとした比較的大規模で総合的設
備となっている場合が多い。一方、石油系のクリーニン
グ装置の場合は、溶剤が比較的安価なこともあって、ワ
ッシャーに溶剤タンクとカートリッジ式フィルターを組
み合わせただけの比較的小規模のものが現在主流となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記カートリ
ッジ式フィルターを組み合わせた石油系のクリーニング
装置においては、被洗浄物から出る汚れをカートリッジ
式フィルターによって連続的に濾過、脱色、脱酸等の処
理をし、そしてフィルター効果が低下するとカートリッ
ジを取り替えるように構成されているため、溶剤の汚れ
の程度の差及び溶剤酸化の程度の差がカートリッジの取
り替え前後において極端に大きくなるという問題があっ
た。またその問題を緩和するためにカートリッジを頻繁
に取り替える場合には、カートリッジに要するコストが
非常に高くなる問題があった。更にカートリッジ式フィ
ルターは使い捨てであるので、汚れや溶剤がついたカー
トリッジ式フィルターそのものを廃棄する必要があり、
廃棄物のボリュームが大きくなって、産業廃棄物の問題
が生じると共に、廃棄物処理コストも嵩む問題があっ
た。またカートリッジ式フィルターの寿命を延長するた
めに蒸留器等を組み合わせたものも提供はなされている
が、何れも前記組み合わされる蒸留器は非常に小容量
で、前記フィルターの寿命の延長を図るだけの補助的な
ものに過ぎず、且つ前記補助的な蒸留器はワッシャーと
カートリッジ式フィルターとの間に構成される洗濯運転
用の溶剤循環路の途中に配置されて、洗濯運転時に溶剤
の汚れをカートリッジフィルターと一緒に取り除くもの
に過ぎなかった。そこで、本発明は上記従来における石
油系溶剤を使用したドライクリーニングにおける問題を
解消し、カートリッジ式フィルターを使用することな
く、よって産業廃棄物量を十分に減らすと共に、それに
よる廃棄コストを減じ、また使い捨てカートリッジの使
用によるコスト高を大きく解消することができる石油系
ドライクリーニング溶剤の再生装置の提供を課題とす
る。また濾過器に使用される濾材を長期にわたって何度
も再生使用することができると共に、石油系溶剤の再生
を十分良好に且つ頻繁に行うことができ、よって常に良
好な溶剤状態で安定してクリーニングを行うことが可能
な石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置の提供を課
題とする。
ッジ式フィルターを組み合わせた石油系のクリーニング
装置においては、被洗浄物から出る汚れをカートリッジ
式フィルターによって連続的に濾過、脱色、脱酸等の処
理をし、そしてフィルター効果が低下するとカートリッ
ジを取り替えるように構成されているため、溶剤の汚れ
の程度の差及び溶剤酸化の程度の差がカートリッジの取
り替え前後において極端に大きくなるという問題があっ
た。またその問題を緩和するためにカートリッジを頻繁
に取り替える場合には、カートリッジに要するコストが
非常に高くなる問題があった。更にカートリッジ式フィ
ルターは使い捨てであるので、汚れや溶剤がついたカー
トリッジ式フィルターそのものを廃棄する必要があり、
廃棄物のボリュームが大きくなって、産業廃棄物の問題
が生じると共に、廃棄物処理コストも嵩む問題があっ
た。またカートリッジ式フィルターの寿命を延長するた
めに蒸留器等を組み合わせたものも提供はなされている
が、何れも前記組み合わされる蒸留器は非常に小容量
で、前記フィルターの寿命の延長を図るだけの補助的な
ものに過ぎず、且つ前記補助的な蒸留器はワッシャーと
カートリッジ式フィルターとの間に構成される洗濯運転
用の溶剤循環路の途中に配置されて、洗濯運転時に溶剤
の汚れをカートリッジフィルターと一緒に取り除くもの
に過ぎなかった。そこで、本発明は上記従来における石
油系溶剤を使用したドライクリーニングにおける問題を
解消し、カートリッジ式フィルターを使用することな
く、よって産業廃棄物量を十分に減らすと共に、それに
よる廃棄コストを減じ、また使い捨てカートリッジの使
用によるコスト高を大きく解消することができる石油系
ドライクリーニング溶剤の再生装置の提供を課題とす
る。また濾過器に使用される濾材を長期にわたって何度
も再生使用することができると共に、石油系溶剤の再生
を十分良好に且つ頻繁に行うことができ、よって常に良
好な溶剤状態で安定してクリーニングを行うことが可能
な石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置の提供を課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の装置は、石油系ドライクリーニング溶剤を
使用するドライクリーニングにおける前記石油系ドライ
クリーニング溶剤の再生装置であって、ワッシャーと溶
剤タンクを有する洗濯器本体側に対して往復路を形成し
て接続され、洗濯運転時に前記洗濯器本体側から循環し
てくる溶剤を受け入れてこれを濾過する濾過器と、該濾
過器に通路接続され、溶剤再生運転時に濾過器内に蓄積
された濾過残留物を溶剤と共に導き入れてこれを真空加
熱蒸留する真空加熱蒸留器と、該真空加熱蒸留器で気化
された溶剤を導き入れてこれを熱交換冷却して液化する
熱交換液化器と、該熱交換液化器の下流にあって、前記
真空加熱蒸留器を減圧状態に引くと共に真空加熱蒸留器
で発生した蒸気を前記熱交換液化器に導き、更に液化し
た溶剤を吸引搬送する搬送兼用減圧ポンプと、該搬送兼
用減圧ポンプを経て搬送されてくる再生溶剤からそれに
含まれる水分を分離除去して洗濯器本体側に戻す水分分
離器とを有することを第1の特徴とする。また本発明の
石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置は、上記第1
の特徴に加えて、濾過器は、少なくとも溶剤を受け入れ
るタンクと、該タンク内の回転軸に対して整列して取付
けられる多数の濾布式ディスクフィルターと、前記回転
軸を必要に応じて回転駆動させて前記濾布式ディスクフ
ィルターに付着した濾過残留物を脱落させるための回転
軸駆動手段とを備えていることを第2の特徴としてい
る。また本発明の石油系ドライクリーニング溶剤の再生
装置は、上記第1又は第2の特徴に加えて、1つの基台
上に濾過器と、真空加熱蒸留器と、熱交換液化器と、搬
送兼用減圧ポンプと、水分分離器、及びそれらの間の配
管とを立体配置してユニット化してあることを第3の特
徴としている。
め、本発明の装置は、石油系ドライクリーニング溶剤を
使用するドライクリーニングにおける前記石油系ドライ
クリーニング溶剤の再生装置であって、ワッシャーと溶
剤タンクを有する洗濯器本体側に対して往復路を形成し
て接続され、洗濯運転時に前記洗濯器本体側から循環し
てくる溶剤を受け入れてこれを濾過する濾過器と、該濾
過器に通路接続され、溶剤再生運転時に濾過器内に蓄積
された濾過残留物を溶剤と共に導き入れてこれを真空加
熱蒸留する真空加熱蒸留器と、該真空加熱蒸留器で気化
された溶剤を導き入れてこれを熱交換冷却して液化する
熱交換液化器と、該熱交換液化器の下流にあって、前記
真空加熱蒸留器を減圧状態に引くと共に真空加熱蒸留器
で発生した蒸気を前記熱交換液化器に導き、更に液化し
た溶剤を吸引搬送する搬送兼用減圧ポンプと、該搬送兼
用減圧ポンプを経て搬送されてくる再生溶剤からそれに
含まれる水分を分離除去して洗濯器本体側に戻す水分分
離器とを有することを第1の特徴とする。また本発明の
石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置は、上記第1
の特徴に加えて、濾過器は、少なくとも溶剤を受け入れ
るタンクと、該タンク内の回転軸に対して整列して取付
けられる多数の濾布式ディスクフィルターと、前記回転
軸を必要に応じて回転駆動させて前記濾布式ディスクフ
ィルターに付着した濾過残留物を脱落させるための回転
軸駆動手段とを備えていることを第2の特徴としてい
る。また本発明の石油系ドライクリーニング溶剤の再生
装置は、上記第1又は第2の特徴に加えて、1つの基台
上に濾過器と、真空加熱蒸留器と、熱交換液化器と、搬
送兼用減圧ポンプと、水分分離器、及びそれらの間の配
管とを立体配置してユニット化してあることを第3の特
徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明することで、本発明を更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る石油系ドライクリーニング溶剤の再
生装置の実施形態を説明する全体の配管構成図、図2は
濾過器の詳細図、図3は装置の立体構成を示す正面図、
図4は装置の立体構成を示す側面図である。
用いて説明することで、本発明を更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る石油系ドライクリーニング溶剤の再
生装置の実施形態を説明する全体の配管構成図、図2は
濾過器の詳細図、図3は装置の立体構成を示す正面図、
図4は装置の立体構成を示す側面図である。
【0006】図1において、本発明の石油ドライクリー
ニング溶剤の再生装置は、洗濯器本体10と組み合わさ
れて使用される。該洗濯器本体10には、一般には現に
被洗濯物を洗濯するワッシャー11と溶剤のベースタン
クとなる溶剤タンク12とが設けられる。また溶剤タン
ク12から溶剤を搬送するための搬送ポンプ13が付設
される。勿論、洗濯器本体10には他の設備を併せて設
けることができる。本発明の石油ドライクリーニング溶
剤の再生装置は、濾過器20と真空加熱蒸留器30と熱
交換液化器40と搬送兼用減圧ポンプ50と水分分離器
60及びそれらの間を接続する配管群やその他の計器か
らなる。
ニング溶剤の再生装置は、洗濯器本体10と組み合わさ
れて使用される。該洗濯器本体10には、一般には現に
被洗濯物を洗濯するワッシャー11と溶剤のベースタン
クとなる溶剤タンク12とが設けられる。また溶剤タン
ク12から溶剤を搬送するための搬送ポンプ13が付設
される。勿論、洗濯器本体10には他の設備を併せて設
けることができる。本発明の石油ドライクリーニング溶
剤の再生装置は、濾過器20と真空加熱蒸留器30と熱
交換液化器40と搬送兼用減圧ポンプ50と水分分離器
60及びそれらの間を接続する配管群やその他の計器か
らなる。
【0007】前記洗濯器本体10側と濾過器20とは往
路71と復路72とからなる往復路70で接続される。
詳しくは、洗濯器本体10の溶剤タンク12からは搬送
ポンプ13を介して往路71が濾過器20に接続され、
一方、濾過器20からの復路72はワッシャー11に接
続され、更に溶剤タンク12に至る。また復路72の一
部は弁72a、72b等による切り替えにより、溶剤を
直接的に溶剤タンク12に搬入できるようにもなってい
る。上記のように配管することで、洗濯運転時には、搬
送ポンプ13を駆動することで、溶剤タンク12の溶剤
が往路71を通って濾過器20に入り、ここで濾過洗浄
され、綺麗になった溶剤が復路72を通ってワッシャー
11に供給され、被洗濯物のクリーニングに供され、し
かる後に溶剤タンク12に戻る。
路71と復路72とからなる往復路70で接続される。
詳しくは、洗濯器本体10の溶剤タンク12からは搬送
ポンプ13を介して往路71が濾過器20に接続され、
一方、濾過器20からの復路72はワッシャー11に接
続され、更に溶剤タンク12に至る。また復路72の一
部は弁72a、72b等による切り替えにより、溶剤を
直接的に溶剤タンク12に搬入できるようにもなってい
る。上記のように配管することで、洗濯運転時には、搬
送ポンプ13を駆動することで、溶剤タンク12の溶剤
が往路71を通って濾過器20に入り、ここで濾過洗浄
され、綺麗になった溶剤が復路72を通ってワッシャー
11に供給され、被洗濯物のクリーニングに供され、し
かる後に溶剤タンク12に戻る。
【0008】前記濾過器20からは溶剤再生のための配
管81が開閉弁82を介して真空加熱蒸留器30に接続
されている。また真空加熱蒸留器30からは凝縮塔31
が熱交換液化器40へと接続されている。そして熱交換
液化器40からは配管83が逆止弁84を介して搬送兼
用減圧ポンプ50に接続され、更に搬送兼用減圧ポンプ
50からは配管85が水分分離器60に接続されてい
る。前記配管83の途中からは前記搬送兼用減圧ポンプ
50を迂回して直接的に水分分離器60に接続する迂回
路86も設けられており、迂回路86の途中に流量を調
節する調節弁87も設けられている。前記水分分離器6
0からは配管88が溶剤タンク12に接続されている。
管81が開閉弁82を介して真空加熱蒸留器30に接続
されている。また真空加熱蒸留器30からは凝縮塔31
が熱交換液化器40へと接続されている。そして熱交換
液化器40からは配管83が逆止弁84を介して搬送兼
用減圧ポンプ50に接続され、更に搬送兼用減圧ポンプ
50からは配管85が水分分離器60に接続されてい
る。前記配管83の途中からは前記搬送兼用減圧ポンプ
50を迂回して直接的に水分分離器60に接続する迂回
路86も設けられており、迂回路86の途中に流量を調
節する調節弁87も設けられている。前記水分分離器6
0からは配管88が溶剤タンク12に接続されている。
【0009】洗濯運転により前記濾過器20内に濾過残
留物が徐々に蓄積されてゆき、また溶剤の状態が徐々に
悪化してゆくが、例えば1日1回等適当なインターバル
で、洗濯運転を行っていない時に再生運転を行うことで
溶剤の再生を行う。前記溶剤の汚れの状態は、例えば溶
剤の酸化の状態で判断することができるが、その酸化状
態を表わす数値が0.3以下で洗濯するのが好ましい。
上記従来例で説明したカートリッジフィルターの場合
は、カートリッジ交換前後で前記数値が0.2〜0.8
まで変化し、またこれを常時0.3以下で使用しようと
すると、カートリッジを非常に頻繁に交換する必要が生
じるのである。本発明の装置による溶剤の再生運転は、
先ず開閉弁82開いて、濾過器20内に蓄積されている
濾過残留物を残留する溶剤と共に真空加熱蒸留器30内
に導き入れることから開始する。そして前記搬送兼用減
圧ポンプ50を運転して真空加熱蒸留器30を減圧しな
がら、該真空加熱蒸留器30を加熱する。これによって
真空加熱蒸留器30内の溶剤が気化蒸発し、前記搬送兼
用減圧ポンプ50に引かれて凝縮塔31から熱交換液化
器40へ導かれて行く。前記濾過残留物を含む溶剤は前
記真空加熱蒸留器30で気化蒸発されることで、混入し
或いは溶解している不純物等が十分に除去された溶剤と
なって再生される。この再生は蒸留によるものであるか
ら、単なる濾過やその他のフィルターでは除去できない
微細混入物や溶解物も確実に除去して非常に再生度の高
い溶剤とすることができる。一方、真空加熱蒸留器30
内に気化されずに残った前記濾過残留物は、再生運転後
等に排出される。
留物が徐々に蓄積されてゆき、また溶剤の状態が徐々に
悪化してゆくが、例えば1日1回等適当なインターバル
で、洗濯運転を行っていない時に再生運転を行うことで
溶剤の再生を行う。前記溶剤の汚れの状態は、例えば溶
剤の酸化の状態で判断することができるが、その酸化状
態を表わす数値が0.3以下で洗濯するのが好ましい。
上記従来例で説明したカートリッジフィルターの場合
は、カートリッジ交換前後で前記数値が0.2〜0.8
まで変化し、またこれを常時0.3以下で使用しようと
すると、カートリッジを非常に頻繁に交換する必要が生
じるのである。本発明の装置による溶剤の再生運転は、
先ず開閉弁82開いて、濾過器20内に蓄積されている
濾過残留物を残留する溶剤と共に真空加熱蒸留器30内
に導き入れることから開始する。そして前記搬送兼用減
圧ポンプ50を運転して真空加熱蒸留器30を減圧しな
がら、該真空加熱蒸留器30を加熱する。これによって
真空加熱蒸留器30内の溶剤が気化蒸発し、前記搬送兼
用減圧ポンプ50に引かれて凝縮塔31から熱交換液化
器40へ導かれて行く。前記濾過残留物を含む溶剤は前
記真空加熱蒸留器30で気化蒸発されることで、混入し
或いは溶解している不純物等が十分に除去された溶剤と
なって再生される。この再生は蒸留によるものであるか
ら、単なる濾過やその他のフィルターでは除去できない
微細混入物や溶解物も確実に除去して非常に再生度の高
い溶剤とすることができる。一方、真空加熱蒸留器30
内に気化されずに残った前記濾過残留物は、再生運転後
等に排出される。
【0010】前記熱交換液化器40に運ばれた再生溶剤
はそこで十分に液化、冷却された後、更に搬送兼用減圧
ポンプ50により液体として吸引搬送されて水分分離器
60に導入される。水分分離器60では再生溶剤に含ま
れる水分が除去される。そして水分の除去された再生溶
剤は溶剤タンク12に戻される。
はそこで十分に液化、冷却された後、更に搬送兼用減圧
ポンプ50により液体として吸引搬送されて水分分離器
60に導入される。水分分離器60では再生溶剤に含ま
れる水分が除去される。そして水分の除去された再生溶
剤は溶剤タンク12に戻される。
【0011】図2も参照して、前記濾過器20は、溶剤
を受け入れるタンク21と、該タンク21内の中心部に
貫通して設けられる回転軸22と、該回転軸22に対し
て整列して取付けられる多数の濾布式ディスクフィルタ
ー23と、前記回転軸22を必要に応じて回転駆動させ
ることで前記濾布式ディスクフィルター23を回転さ
せ、これによって濾布式ディスクフィルター23に付着
した濾過残留物を脱落させるための回転駆動手段とを備
えている。この回転駆動手段はモータ24、プーリ2
5、25、伝達ベルト26、軸受け27、27等からな
る。
を受け入れるタンク21と、該タンク21内の中心部に
貫通して設けられる回転軸22と、該回転軸22に対し
て整列して取付けられる多数の濾布式ディスクフィルタ
ー23と、前記回転軸22を必要に応じて回転駆動させ
ることで前記濾布式ディスクフィルター23を回転さ
せ、これによって濾布式ディスクフィルター23に付着
した濾過残留物を脱落させるための回転駆動手段とを備
えている。この回転駆動手段はモータ24、プーリ2
5、25、伝達ベルト26、軸受け27、27等からな
る。
【0012】前記濾布式ディスクフィルター23は、例
えばナイロン製の濾布を取付けたディスクとし、多数の
ディスクを整列配置させることで濾過面積を大きくして
いる。この濾布式ディスクフィルター23のメッシュ
は、例えば30ミクロン程度とすることができる。濾過
器20による濾過は、タンク21内に入った溶剤が濾布
式ディスクフィルター23を外側から内側に通過するこ
とで行われ、よって濾過残留物は濾布式ディスクフィル
ター23の外表面に付着することになる。従って、溶剤
を再生運転する場合に際しては、前記濾過器20内の濾
過残留物を真空加熱蒸留器30へと排出する前に、先ず
濾過器20のモータ24を駆動して濾布式ディスクフィ
ルター23を回転させ、これによって濾布式ディスクフ
ィルター23に付着している濾過残留物を剥離して残留
溶剤内に振るい落とす作業が手動的に或いは自動的に行
われることになる。そしてその作業が終了した後、真空
加熱蒸留器30への配管81の開閉弁82が開かれて、
濾過器20内の残留溶剤が前記濾過残留物と共に真空加
熱蒸留器30へと自動的に或いは手動的に排出される。
勿論、溶剤の再生は、溶剤タンク12内にある溶剤を搬
送ポンプ12で往路71から濾過器20に一旦入れて或
いは入れることなく配管81を介して真空加熱蒸留器3
0へ導入して、行うようにすることもできる。前記濾過
器20は濾布式ディスクフィルター23に付着している
濾過残留物を剥離して残留溶剤内に振るい落とす作業が
手動的に或いは自動的に行われることで、かなりの長期
間にわたって何度も再生して使用することができる。例
えばナイロン製の濾布の濾過能力がなくなるまで、長期
にわたって使用できる。
えばナイロン製の濾布を取付けたディスクとし、多数の
ディスクを整列配置させることで濾過面積を大きくして
いる。この濾布式ディスクフィルター23のメッシュ
は、例えば30ミクロン程度とすることができる。濾過
器20による濾過は、タンク21内に入った溶剤が濾布
式ディスクフィルター23を外側から内側に通過するこ
とで行われ、よって濾過残留物は濾布式ディスクフィル
ター23の外表面に付着することになる。従って、溶剤
を再生運転する場合に際しては、前記濾過器20内の濾
過残留物を真空加熱蒸留器30へと排出する前に、先ず
濾過器20のモータ24を駆動して濾布式ディスクフィ
ルター23を回転させ、これによって濾布式ディスクフ
ィルター23に付着している濾過残留物を剥離して残留
溶剤内に振るい落とす作業が手動的に或いは自動的に行
われることになる。そしてその作業が終了した後、真空
加熱蒸留器30への配管81の開閉弁82が開かれて、
濾過器20内の残留溶剤が前記濾過残留物と共に真空加
熱蒸留器30へと自動的に或いは手動的に排出される。
勿論、溶剤の再生は、溶剤タンク12内にある溶剤を搬
送ポンプ12で往路71から濾過器20に一旦入れて或
いは入れることなく配管81を介して真空加熱蒸留器3
0へ導入して、行うようにすることもできる。前記濾過
器20は濾布式ディスクフィルター23に付着している
濾過残留物を剥離して残留溶剤内に振るい落とす作業が
手動的に或いは自動的に行われることで、かなりの長期
間にわたって何度も再生して使用することができる。例
えばナイロン製の濾布の濾過能力がなくなるまで、長期
にわたって使用できる。
【0013】前記真空加熱蒸留器30はその下半部外側
に加熱用ジャケット32が取付けられており、図示しな
い加熱蒸気供給源からの高温蒸気を前記加熱用ジャケッ
ト32内に導入することにより真空加熱蒸留器30を加
熱し、これによって内部の溶剤を気化蒸発するようにな
っている。前記真空加熱蒸留器30による加熱は水蒸気
を用いて行うが、該水蒸気による加熱では、通常の1気
圧下では温度が石油系溶剤の沸点には達しないので、前
記搬送兼用減圧ポンプ50を駆動して真空加熱蒸留器3
0内の減圧を行い、前記石油系溶剤の沸点を下げて気化
を促進するようにしている。前記搬送兼用減圧ポンプ5
0による減圧は、該搬送兼用減圧ポンプ50による吸気
が熱交換液化器40、凝縮塔31を介して前記真空加熱
蒸留器30に及ぶようにされており、よって真空加熱蒸
留器30内で気化蒸発して発生した気体溶剤は凝縮塔3
1を通って熱交換液化器40側に吸気されて運ばれるの
である。
に加熱用ジャケット32が取付けられており、図示しな
い加熱蒸気供給源からの高温蒸気を前記加熱用ジャケッ
ト32内に導入することにより真空加熱蒸留器30を加
熱し、これによって内部の溶剤を気化蒸発するようにな
っている。前記真空加熱蒸留器30による加熱は水蒸気
を用いて行うが、該水蒸気による加熱では、通常の1気
圧下では温度が石油系溶剤の沸点には達しないので、前
記搬送兼用減圧ポンプ50を駆動して真空加熱蒸留器3
0内の減圧を行い、前記石油系溶剤の沸点を下げて気化
を促進するようにしている。前記搬送兼用減圧ポンプ5
0による減圧は、該搬送兼用減圧ポンプ50による吸気
が熱交換液化器40、凝縮塔31を介して前記真空加熱
蒸留器30に及ぶようにされており、よって真空加熱蒸
留器30内で気化蒸発して発生した気体溶剤は凝縮塔3
1を通って熱交換液化器40側に吸気されて運ばれるの
である。
【0014】前記熱交換液化器40は、運ばれてくる気
化溶剤を液化し、更に温度を下げる役割を果たすもので
ある。筒状体の下方からは図示しない水源からの水が上
方へ通過する構成とし、一方、筒状体の上方からは溶剤
が入って下方に導かれる構成とし、これによって溶剤が
熱交換冷却されるように構成している。
化溶剤を液化し、更に温度を下げる役割を果たすもので
ある。筒状体の下方からは図示しない水源からの水が上
方へ通過する構成とし、一方、筒状体の上方からは溶剤
が入って下方に導かれる構成とし、これによって溶剤が
熱交換冷却されるように構成している。
【0015】前記搬送兼用減圧ポンプ50は、熱交換液
化器40の下流に配置され、真空加熱蒸留器30による
運転開始初期においては該真空加熱蒸留器30内の雰囲
気を減圧に引く真空ポンプとして、また真空加熱蒸留器
30内で溶剤の気化蒸発が盛んになってくると、その発
生した気体溶剤を凝縮塔31を介して吸引して熱交換液
化器40に導き、更に熱交換液化器40で生じた液体の
再生溶剤を水分分離器60を介して溶剤タンク12まで
搬送する搬送ポンプの役割を果たす。
化器40の下流に配置され、真空加熱蒸留器30による
運転開始初期においては該真空加熱蒸留器30内の雰囲
気を減圧に引く真空ポンプとして、また真空加熱蒸留器
30内で溶剤の気化蒸発が盛んになってくると、その発
生した気体溶剤を凝縮塔31を介して吸引して熱交換液
化器40に導き、更に熱交換液化器40で生じた液体の
再生溶剤を水分分離器60を介して溶剤タンク12まで
搬送する搬送ポンプの役割を果たす。
【0016】前記水分分離器60は、再生された溶剤中
に含まれる水分を取り除く役割を果たすもので、筒状の
本体内部に吸湿材を充填して構成されている。
に含まれる水分を取り除く役割を果たすもので、筒状の
本体内部に吸湿材を充填して構成されている。
【0017】図3、図4を参照して、本発明の溶剤の再
生装置は1つの基台90上にまとめられて立体配置され
たユニットとして構成されている。即ち、1つの基台9
0上に真空加熱蒸留器30が設置され、またそれに並べ
て搬送兼用減圧ポンプ50が設置され、水分分離器60
もその筒状の本体が基台90上に立設設置されている。
更に前記真空加熱蒸留器30の上に支持されて前記濾過
器20が設置されている。従って真空加熱蒸留器30と
濾過器20とは省スペースな立体配置となると共に、溶
剤再生運転時には濾過器20内の溶剤を配管81を介し
て自然落下的にスムーズに真空加熱蒸留器30に落し込
むことができるようになっている。また前記熱交換液化
器40もその筒状体を垂直方向にした状態で空中におい
て支えられることで省スペースを達成した形で、真空加
熱蒸留器30の凝縮塔31及び配管83と立体接続され
ている。なお図3、図4で、符号28は濾過器20内の
圧力を検出する圧力計、符号33は真空加熱蒸留器30
に残留した蒸留カスを排出するための排出口である。ま
た34は減圧計、91は制御盤である。
生装置は1つの基台90上にまとめられて立体配置され
たユニットとして構成されている。即ち、1つの基台9
0上に真空加熱蒸留器30が設置され、またそれに並べ
て搬送兼用減圧ポンプ50が設置され、水分分離器60
もその筒状の本体が基台90上に立設設置されている。
更に前記真空加熱蒸留器30の上に支持されて前記濾過
器20が設置されている。従って真空加熱蒸留器30と
濾過器20とは省スペースな立体配置となると共に、溶
剤再生運転時には濾過器20内の溶剤を配管81を介し
て自然落下的にスムーズに真空加熱蒸留器30に落し込
むことができるようになっている。また前記熱交換液化
器40もその筒状体を垂直方向にした状態で空中におい
て支えられることで省スペースを達成した形で、真空加
熱蒸留器30の凝縮塔31及び配管83と立体接続され
ている。なお図3、図4で、符号28は濾過器20内の
圧力を検出する圧力計、符号33は真空加熱蒸留器30
に残留した蒸留カスを排出するための排出口である。ま
た34は減圧計、91は制御盤である。
【0018】上記実施形態で示した本発明のドライクリ
ーニング溶剤の再生装置を使用すると、従来のカートリ
ッジフィルターを用いたものに比べて、廃棄物を10分
の1程度に減じることができ、また従来のカートリッジ
フィルターを用いた標準的な機種では、1回の洗濯重量
が22kg程度の場合、カートリッジフィルターの購入
費用及び産業廃棄物費用は年間60〜80万円である
が、そのような費用を節約できる。そして上記実施形態
で示した本発明のドライクリーニング溶剤の再生装置を
用いて、例えば1日1回溶剤の再生を行えば、溶剤の汚
れの程度を表わす酸化状態の数値がいつも0.05〜
0.015範囲(0.3以下が好まし範囲である。カー
トリッジフィルターの場合は使用開始時は0.2程度で
あるがすぐにその値が悪くなる)で洗濯することができ
る。
ーニング溶剤の再生装置を使用すると、従来のカートリ
ッジフィルターを用いたものに比べて、廃棄物を10分
の1程度に減じることができ、また従来のカートリッジ
フィルターを用いた標準的な機種では、1回の洗濯重量
が22kg程度の場合、カートリッジフィルターの購入
費用及び産業廃棄物費用は年間60〜80万円である
が、そのような費用を節約できる。そして上記実施形態
で示した本発明のドライクリーニング溶剤の再生装置を
用いて、例えば1日1回溶剤の再生を行えば、溶剤の汚
れの程度を表わす酸化状態の数値がいつも0.05〜
0.015範囲(0.3以下が好まし範囲である。カー
トリッジフィルターの場合は使用開始時は0.2程度で
あるがすぐにその値が悪くなる)で洗濯することができ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の構成、作用よりなり、請
求項1に記載の装置によれば、石油系ドライクリーニン
グ溶剤を使用するドライクリーニングにおける前記石油
系ドライクリーニング溶剤の再生装置であって、ワッシ
ャーと溶剤タンクを有する洗濯器本体側に対して往復路
を形成して接続され、洗濯運転時に前記洗濯器本体側か
ら循環してくる溶剤を受け入れてこれを濾過する濾過器
と、該濾過器に通路接続され、溶剤再生運転時に濾過器
内に蓄積された濾過残留物を溶剤と共に導き入れてこれ
を真空加熱蒸留する真空加熱蒸留器と、該真空加熱蒸留
器で気化された溶剤を導き入れてこれを熱交換冷却して
液化する熱交換液化器と、該熱交換液化器の下流にあっ
て、前記真空加熱蒸留器を減圧状態に引くと共に真空加
熱蒸留器で発生した蒸気を前記熱交換液化器に導き、更
に液化した溶剤を吸引搬送する搬送兼用減圧ポンプと、
該搬送兼用減圧ポンプを経て搬送されてくる再生溶剤か
らそれに含まれる水分を分離除去して洗濯器本体側に戻
す水分分離器とを有するので、洗濯運転により生じた石
油系溶剤の汚れ、特に濾過器内に蓄積された汚れを溶剤
もろとも、真空加熱蒸留器、熱交換液化器、搬送兼用減
圧ポンプ、及び水分分離器からなる溶剤再生経路に受け
入れて、十分に再生して、戻すことができる。特に洗濯
運転を行う経路とは別の溶剤再生専用の経路を設けて溶
剤の再生を行うように構成しているので、十分の規模と
容量とをもって洗濯運転側の経路から汚れた溶剤と濾過
残留物とを受け入れ、これを再生することができる。ま
た濾過器内に溜まる濾過残留物はこれを洗濯器本体側に
排出することができるので、濾過器の径時的な濾過能力
の悪化を前記濾過残留物排出により何度も再生させるこ
とができる。そしてまた汚れた溶剤の再生を減圧ポンプ
を組み合わせた真空加熱蒸留器で行うようにしたので、
石油系溶剤であってもこれを十分に気化蒸発させて蒸留
再生することができ、溶剤の良好な再生を達成すること
ができる。そして、搬送兼用減圧ポンプを真空加熱蒸留
器から更に熱交換液化器の下流に配したので、運転初期
における真空加熱蒸留器の減圧の役割と、そこで発生し
た気化溶剤の熱交換液化器側への吸引導入の役割と、熱
交換液化器で液化した再生溶剤の更なる搬送の役割を、
すべて1つのポンプで行うことができ、装置を非常にコ
ンパクトに構成することが可能となった。そして以上よ
り、カートリッジ式フィルター使用によるコスト高の解
消を可能とすると共に、産業廃棄物量及び廃棄コストを
十分に減じることを可能とし、且つ何時も安定して、し
かも再生度の高い良好な状態の石油溶剤を使用すること
が可能となった。また請求項2に記載の石油系ドライク
リーニング溶剤の再生装置によれば、上記請求項1に記
載の構成による効果に加えて、濾過器は、少なくとも溶
剤を受け入れるタンクと、該タンク内の回転軸に対して
整列して取付けられる多数の濾布式ディスクフィルター
と、前記回転軸を必要に応じて回転駆動させて前記濾布
式ディスクフィルターに付着した濾過残留物を脱落させ
るための回転軸駆動手段とを備えているので、回転軸駆
動手段により濾布式ディスクフィルターを回転させるこ
とで、濾布に付着した濾過残留物を簡単に且つ良好に脱
落させることが可能となり、しかもその脱落した濾過残
留物を濾過器内の残留溶剤と共に再生経路側へ排出して
しまうので、濾過器の濾過能力を何度も再生、回復させ
ることができる。よって濾過器を長期にわたって良好に
安定した能力で且つ低い維持コストで使用することがで
き、再生装置全体としての維持コストを十分に低くする
ことができる。また請求項3に記載の石油系ドライクリ
ーニング溶剤の再生装置によれば、上記請求項1又は2
に記載の構成による効果に加えて、1つの基台上に濾過
器と、真空加熱蒸留器と、熱交換液化器と、搬送兼用減
圧ポンプと、水分分離器、及びそれらの間の配管とを立
体配置してユニット化してあるので、装置全体を非常に
コンパクトにすることができ、省スペースで既存の洗濯
器本体側への組み合わせも容易に行うことができる。
求項1に記載の装置によれば、石油系ドライクリーニン
グ溶剤を使用するドライクリーニングにおける前記石油
系ドライクリーニング溶剤の再生装置であって、ワッシ
ャーと溶剤タンクを有する洗濯器本体側に対して往復路
を形成して接続され、洗濯運転時に前記洗濯器本体側か
ら循環してくる溶剤を受け入れてこれを濾過する濾過器
と、該濾過器に通路接続され、溶剤再生運転時に濾過器
内に蓄積された濾過残留物を溶剤と共に導き入れてこれ
を真空加熱蒸留する真空加熱蒸留器と、該真空加熱蒸留
器で気化された溶剤を導き入れてこれを熱交換冷却して
液化する熱交換液化器と、該熱交換液化器の下流にあっ
て、前記真空加熱蒸留器を減圧状態に引くと共に真空加
熱蒸留器で発生した蒸気を前記熱交換液化器に導き、更
に液化した溶剤を吸引搬送する搬送兼用減圧ポンプと、
該搬送兼用減圧ポンプを経て搬送されてくる再生溶剤か
らそれに含まれる水分を分離除去して洗濯器本体側に戻
す水分分離器とを有するので、洗濯運転により生じた石
油系溶剤の汚れ、特に濾過器内に蓄積された汚れを溶剤
もろとも、真空加熱蒸留器、熱交換液化器、搬送兼用減
圧ポンプ、及び水分分離器からなる溶剤再生経路に受け
入れて、十分に再生して、戻すことができる。特に洗濯
運転を行う経路とは別の溶剤再生専用の経路を設けて溶
剤の再生を行うように構成しているので、十分の規模と
容量とをもって洗濯運転側の経路から汚れた溶剤と濾過
残留物とを受け入れ、これを再生することができる。ま
た濾過器内に溜まる濾過残留物はこれを洗濯器本体側に
排出することができるので、濾過器の径時的な濾過能力
の悪化を前記濾過残留物排出により何度も再生させるこ
とができる。そしてまた汚れた溶剤の再生を減圧ポンプ
を組み合わせた真空加熱蒸留器で行うようにしたので、
石油系溶剤であってもこれを十分に気化蒸発させて蒸留
再生することができ、溶剤の良好な再生を達成すること
ができる。そして、搬送兼用減圧ポンプを真空加熱蒸留
器から更に熱交換液化器の下流に配したので、運転初期
における真空加熱蒸留器の減圧の役割と、そこで発生し
た気化溶剤の熱交換液化器側への吸引導入の役割と、熱
交換液化器で液化した再生溶剤の更なる搬送の役割を、
すべて1つのポンプで行うことができ、装置を非常にコ
ンパクトに構成することが可能となった。そして以上よ
り、カートリッジ式フィルター使用によるコスト高の解
消を可能とすると共に、産業廃棄物量及び廃棄コストを
十分に減じることを可能とし、且つ何時も安定して、し
かも再生度の高い良好な状態の石油溶剤を使用すること
が可能となった。また請求項2に記載の石油系ドライク
リーニング溶剤の再生装置によれば、上記請求項1に記
載の構成による効果に加えて、濾過器は、少なくとも溶
剤を受け入れるタンクと、該タンク内の回転軸に対して
整列して取付けられる多数の濾布式ディスクフィルター
と、前記回転軸を必要に応じて回転駆動させて前記濾布
式ディスクフィルターに付着した濾過残留物を脱落させ
るための回転軸駆動手段とを備えているので、回転軸駆
動手段により濾布式ディスクフィルターを回転させるこ
とで、濾布に付着した濾過残留物を簡単に且つ良好に脱
落させることが可能となり、しかもその脱落した濾過残
留物を濾過器内の残留溶剤と共に再生経路側へ排出して
しまうので、濾過器の濾過能力を何度も再生、回復させ
ることができる。よって濾過器を長期にわたって良好に
安定した能力で且つ低い維持コストで使用することがで
き、再生装置全体としての維持コストを十分に低くする
ことができる。また請求項3に記載の石油系ドライクリ
ーニング溶剤の再生装置によれば、上記請求項1又は2
に記載の構成による効果に加えて、1つの基台上に濾過
器と、真空加熱蒸留器と、熱交換液化器と、搬送兼用減
圧ポンプと、水分分離器、及びそれらの間の配管とを立
体配置してユニット化してあるので、装置全体を非常に
コンパクトにすることができ、省スペースで既存の洗濯
器本体側への組み合わせも容易に行うことができる。
【図1】本発明に係る石油系ドライクリーニング溶剤の
再生装置の実施形態を説明する全体の配管構成図であ
る。
再生装置の実施形態を説明する全体の配管構成図であ
る。
【図2】濾過器の詳細図である。
【図3】装置の立体構成を示す正面図である。
【図4】装置の立体構成を示す側面図である。
10 洗濯器本体 11 ワッシャー 12 溶剤タンク 13 搬送タンク 20 濾過器 21 タンク 22 回転軸 23 濾布式ディスクフィルター 24 モータ 30 真空加熱蒸留器 31 凝縮塔 40 熱交換液化器 50 搬送兼用減圧ポンプ 60 水分分離器 70 往復路 71 往路 72 復路 90 基台
Claims (3)
- 【請求項1】 石油系ドライクリーニング溶剤を使用す
るドライクリーニングにおける前記石油系ドライクリー
ニング溶剤の再生装置であって、ワッシャーと溶剤タン
クを有する洗濯器本体側に対して往復路を形成して接続
され、洗濯運転時に前記洗濯器本体側から循環してくる
溶剤を受け入れてこれを濾過する濾過器と、該濾過器に
通路接続され、溶剤再生運転時に濾過器内に蓄積された
濾過残留物を溶剤と共に導き入れてこれを真空加熱蒸留
する真空加熱蒸留器と、該真空加熱蒸留器で気化された
溶剤を導き入れてこれを熱交換冷却して液化する熱交換
液化器と、該熱交換液化器の下流にあって、前記真空加
熱蒸留器を減圧状態に引くと共に真空加熱蒸留器で発生
した蒸気を前記熱交換液化器に導き、更に液化した溶剤
を吸引搬送する搬送兼用減圧ポンプと、該搬送兼用減圧
ポンプを経て搬送されてくる再生溶剤からそれに含まれ
る水分を分離除去して洗濯器本体側に戻す水分分離器と
を有することを特徴とする石油系ドライクリーニング溶
剤の再生装置。 - 【請求項2】 濾過器は、少なくとも溶剤を受け入れる
タンクと、該タンク内の回転軸に対して整列して取付け
られる多数の濾布式ディスクフィルターと、前記回転軸
を必要に応じて回転駆動させて前記濾布式ディスクフィ
ルターに付着した濾過残留物を脱落させるための回転軸
駆動手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記
載の石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置。 - 【請求項3】 1つの基台上に濾過器と、真空加熱蒸留
器と、熱交換液化器と、搬送兼用減圧ポンプと、水分分
離器、及びそれらの間の配管とを立体配置してユニット
化してあることを特徴とする請求項1又は2に記載の石
油系ドライクリーニング溶剤の再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108760A JP2000296294A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108760A JP2000296294A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000296294A true JP2000296294A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14492818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11108760A Pending JP2000296294A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 石油系ドライクリーニング溶剤の再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000296294A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004313918A (ja) * | 2003-04-15 | 2004-11-11 | Daiwa Kagaku Kogyo Kk | 減圧汚泥乾燥方法と装置 |
| KR100792623B1 (ko) | 2006-11-06 | 2008-01-09 | 박희윤 | 유기용제 회수기용 열교환기 |
| JP2008119598A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 溶剤蒸留装置 |
| JP2009285473A (ja) * | 2009-08-31 | 2009-12-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 溶剤蒸留装置 |
| JP2009291637A (ja) * | 2009-08-31 | 2009-12-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 溶剤蒸留装置 |
| JP2009291638A (ja) * | 2009-08-31 | 2009-12-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 溶剤蒸留装置 |
-
1999
- 1999-04-16 JP JP11108760A patent/JP2000296294A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004313918A (ja) * | 2003-04-15 | 2004-11-11 | Daiwa Kagaku Kogyo Kk | 減圧汚泥乾燥方法と装置 |
| KR100792623B1 (ko) | 2006-11-06 | 2008-01-09 | 박희윤 | 유기용제 회수기용 열교환기 |
| JP2008119598A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 溶剤蒸留装置 |
| JP2009285473A (ja) * | 2009-08-31 | 2009-12-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 溶剤蒸留装置 |
| JP2009291637A (ja) * | 2009-08-31 | 2009-12-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 溶剤蒸留装置 |
| JP2009291638A (ja) * | 2009-08-31 | 2009-12-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 溶剤蒸留装置 |
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