JPH05280836A - 冷却器の冷媒回収清浄装置及び方法 - Google Patents

冷却器の冷媒回収清浄装置及び方法

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JPH05280836A
JPH05280836A JP3304538A JP30453891A JPH05280836A JP H05280836 A JPH05280836 A JP H05280836A JP 3304538 A JP3304538 A JP 3304538A JP 30453891 A JP30453891 A JP 30453891A JP H05280836 A JPH05280836 A JP H05280836A
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refrigerant
compressor
oil
condensable gas
filter
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JP3304538A
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Russell Paxton
パクストン ラッセル
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Standard Motor Products Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B45/00Arrangements for charging or discharging refrigerant

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒の除去、濾過及び清浄をワンパスで行な
い、再使用に供するために冷媒を液体状態で保存する。
貯蔵タンク(54)の中に非凝縮性の気体が蓄積しないよう
にする。 【構成】 冷却器に接続され、冷媒から汚染物を取り除
くための粒子フィルター手段(14)と、粒子フィルター手
段に接続され、冷媒から油を取り除くための油分離器(2
4)と、油分離器に接続され、1回通過させるだけで冷媒
中の水分をほぼ全て取り除くことのできるフィルター手
段(32)(34)と、フィルター手段に接続されたコンプレッ
サー(40)と、コンプレッサーに接続され、冷媒を液化す
るための凝縮器(48)と、凝縮器に接続され、非凝縮性気
体を液化冷媒から分離する収集手段(50)と、収集手段に
接続され、液化した冷媒を貯めておくための貯蔵手段(5
4)とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のエアコンディ
ショナー装置等の冷却装置(refrigeration systems) に
おいて、冷媒を回収(recover)し、かつ清浄(purify)に
するための装置及び方法に関する。より具体的に述べる
と、本発明は、冷却装置から冷媒を除去し、冷媒を清浄
にし、清浄にした冷媒を再使用に供することができるよ
うにするために液化状態で貯蔵する工程を1回だけのパ
スで行なえるワンパス装置に関する。
【0002】
【発明の背景】冷却装置において、フレオン等の冷媒
は、水分、微細な粒子、酸等に汚染されて交換しなけれ
ばならないことがある。最近までは、冷却装置の再チャ
ージを行なうために、古い冷媒を大気中に単に放出する
のが一般的であった。しかし、今では、このようにして
放出される冷媒は環境に有害であり、特に大気上部に重
大な汚染を引き起こし、オゾン層を破壊することが知ら
れている。最近の法律では、このような行為を制限した
り禁止しているため、使用済の冷媒は密閉系の中で除去
してから貯蔵し、後で清浄その他の処理を行なうように
要請している。
【0003】冷媒を除去し、その冷媒を再使用するため
に清浄化する装置が幾つか開発されている。米国特許第
4805416号は、冷却システムにおける冷媒の回
収、清浄化及び再チャージのための装置を開示してお
り、コンプレッサーはソレノイドバルブを通じて、熱交
換/油分離の複合ユニットに接続され、冷媒を凝縮し、
冷媒から油を分離する。冷却装置から完全に抜いた後、
冷媒回収装置の冷媒を、気化、乾燥及び凝縮の連続動作
によって循環し、水分の殆んど全てを取り除いてしま
う。
【0004】同じような装置が米国特許第444133
0号に記載されており、冷媒は冷却装置から抜かれて、
粒子フィルター、蒸発器(evaporator)、コンプレッサー
及びコンデンサーを通じて貯蔵容器に送られる。再び、
気化させた後、多サイクルの清浄/乾燥工程が実行され
る。その後、油が冷媒の中に戻され、冷却装置を再チャ
ージするために使用される。
【0005】前記の特許及び従来技術の冷媒回収器は、
貯蔵タンクが一杯になって清浄サイクルが完了するまで
は、使用することができない。この清浄工程は、濾過シ
ステムの性質に応じて異なるが、約2〜8時間必要とす
る。このように、貯蔵タンクが一杯のとき、タンク内の
冷媒の清浄が完了するまで、次の回収作業を行なうこと
ができない。或はまた、一杯のタンクを新たな貯蔵タン
クと取り替える場合、一杯のタンク内の冷媒は、後で他
の回収器を用いて清浄にしなければならない。
【0006】従来の装置は、更に、ある種の非凝縮性気
体によって冷媒が汚染されることがしばしばあり、この
非凝縮性気体を除去しなければならないという不都合が
ある。例えば、空気は冷却装置の中に侵入し、冷媒を抜
くときに引き出される(drawnoff)。空気は非凝縮性の気
体であり、空気の大部分は回収器の中で凝縮されること
なく、貯蔵タンクの中に蓄積される。従って、液化した
冷媒を定期的にパージして許容圧力よりも高くならない
ようにしなければならない。
【0007】更にまた、従来の回収装置の場合、冷媒を
抜いた後に、装置を通気状態にすることが難しいという
欠点がある。コンプレッサーのポンプ作用によって冷却
装置から冷媒を抜くため、冷媒を抜いた後の再生器の管
内はほぼ真空になっている。フィルターを交換するため
には、管内は何らかの形で通気状態(vent)にしなければ
ならない。しかし、そうすると、冷媒は大気中に放出さ
れるため、前述した不都合が生じる。
【0008】
【発明の要旨】従来の問題を解決するために、本発明
は、回収装置の中を1回通すだけで冷媒を清浄にできる
ワンパス装置を提供するものであって、清浄冷媒を液化
して貯蔵しておき、直ちに再使用できるようにしたもの
である。本発明の装置は、貯蔵タンクに達する前に非凝
縮性の気体を取り除くことができるようにしているか
ら、貯蔵タンク内に高い圧力が蓄積することはない。本
発明の装置は、装置内に正圧手段を設けることによっ
て、冷媒を抜いた後の真空状態を排除できるから、ライ
ン途中での補修等を行なうことができる。
【0009】本発明は、冷却装置の冷媒を回収清浄化す
る装置を提供するもので、該装置は、冷却装置から冷媒
を移動させるための圧縮手段、冷媒から油を取り除くた
めの油分離手段、冷媒から水分を実質的に取り除くため
のフィルター手段、冷媒を液化するための凝縮器手段、
冷媒から非凝縮性気体を取り除くための収集(collectio
n)手段、及び液化した冷媒を保管するための貯蔵手段を
備えている。収集手段は、ほぼ全ての非凝縮性気体を冷
媒から取り除いて通気するための装置を含んでいる。非
凝縮性気体は、冷媒を抜いた後、装置に戻され、正圧を
供給することによって負圧状態を解消するようにしてい
る。従来のフィルターは清浄工程を必要としたが、本発
明のフィルター手段は、装置を1回通すだけで水分をほ
ぼ全て除去できるような構造としている。
【0010】本発明の装置は、冷媒から汚濁物を取り除
くための粒子フィルター手段、コンプレッサーを通る前
に冷媒から油を取り除く第1油分離器、コンプレッサー
を通過した後に冷媒から油を取り除く第2油分離器、及
び分離した油をコンプレッサーに戻すための戻りライン
を含んでいる。この装置は、各フィルターの交換を容易
に行なえるようにするためのクイックチェンジ容器、及
びフィルター交換が必要な状態を知らせるために該容器
に蓄積された圧力を表示するフィルター表示体を更に含
んでいる。
【0011】本発明は、冷却装置内の冷媒を回収清浄化
するための方法を含むもので、該方法は、ポンプ作用に
よって実質的にベーパー形態で冷却装置から冷媒を取り
出す工程、気化した冷媒から粒子物質を取り除く工程、
気化した冷媒から油を分離する工程、気化した冷媒から
水分を実質的に取り除く工程、気化した冷媒を実質的に
凝縮する工程、液化した冷媒を貯蔵する前に冷媒から非
凝縮性気体を取り除く工程、及び液化した冷媒を貯蔵す
る工程を備えている。
【0012】
【望ましい実施例の詳細な説明】図1は、本発明に係る
冷媒の回収清浄化装置(10)の望ましい実施例を示す。装
置(10)には、処理すべき冷媒を含む冷却装置にインプッ
トライン(12)が接続される。冷媒はライン(12)から粒子
フィルター(14)に送られ、ここで粒子の大部分が冷媒か
ら除去される。粒子フィルター(14)は15ミクロンのコア
を使用し、ネジ付容器/蓋付容器その他の容器の中に装
填することが望ましい。このようにすれば、コアの交換
を容易にかつ速やかに行なうことができる。
【0013】装置の停止中における冷媒の逸散は、一方
向性逆止弁(16)によって防止される。公知の真空スイッ
チ(18)が逆止弁(16)に接続されており、装置内の圧力が
冷媒系よりも負圧(vacuum)になるとき装置を停止する。
回収装置の運転を開始するとき、ライン(12)内のソレノ
イド(20)が自動的に開く。作動中の回収装置の圧力は、
低圧ゲージ(22)によって知ることができる。
【0014】ライン(12)は、油と冷媒を分離するための
油分離器(24)に接続されている。油分離器は、油をトラ
ップするフィルターコアを有し、これを分離器底部に落
下させている。油を加熱するための熱バンド(heat stra
p)(26)を分離器(24)の底部に配備する。手動タップ(28)
を操作することにより、油分離器(24)のドレン抜きを定
期的に行ない、ドレンを油容器(30)の中に入れる。
【0015】2つのフィルターユニット(32)(34)が直列
に配備され、これらのフィルターによって冷媒を処理
し、冷媒中の水分の大部分が油から除去される。なお、
両フィルターのコアは中圧、高吸収性型のもので、2つ
のフィルターを1回通過させるだけで水分の大部分を除
去できるだけの十分な濾過能力を有するものが望まし
い。フィルターのコアは、クイックチェンジ式のネジ付
蓋容器の中に収容される。フィルターのコアと容器は、
パーカーハナフィン社の型式No.40-2が望ましい。フィ
ルターは、圧力が所定レベル(望ましくは25psi)を超え
るとランプ(36)(38)が点灯し、これによってフィルター
の交換時期を知らせる視覚インジケータを備えることが
望ましい。
【0016】コンプレッサー(40)をフィルターに接続
し、自動車の冷却装置から冷媒を引き抜くためのポンプ
手段として作用させる。コンプレッサー(40)の下流に、
もう1つの油分離器(42)を配備し、該分離器を用いて、
コンプレッサー(40)によって冷媒に添加された油の分離
を行なう。分離された油は戻りライン(44)を通じてコン
プレッサーに戻されて再び使用に供される。
【0017】次に、ベーパー状の冷媒は凝縮されて貯蔵
される。凝縮は、冷却コイル(46)によって開始し、冷却
コイルは、直径約1/4”、長さ約4’の銅管コイルが望
ましい。冷媒は公知のコンデンサー(48)によって凝縮さ
れ、温度を下げて冷媒を液化する。冷媒液は、もう1つ
の逆止弁(49)を通って収集タンク(50)に送られ、ここで
非凝縮性気体が冷媒液から分離される。手動遮断弁(52)
の操作によって、収集タンク(50)のアウトプットライン
が貯蔵タンクに接続される。収集タンク(50)の排出ライ
ン(58)は高圧スイッチ(60)と自動パージソレノイド(62)
に接続される。ソレノイド(62)は、正圧(positive pres
sure)ライン(64)に接続されて、油分離器(24)に繋がっ
ている。
【0018】収集タンク(50)の詳細を図2に示してい
る。タンク(50)は上蓋(70)と底蓋(72)を用いて筒状
ハウジング(74)を密封することが望ましい。冷媒が
入ってくるインプットライン(12)は、連結ナット(78)を
用いて入口ポート(76)に接続される。同じように、冷媒
が出て行くアウトプットライン(13)は、ポート連結具(8
2)を用いて出口ポート(80)に接続される。排出ライン(6
4)は、ハウジング上蓋(70)中央部のポート(84)の位置に
て、連結具(86)を用いて接続される。ピックアップ用管
(88)は、出口ポート(80)から底蓋(72)の略近傍までタン
クの深さ方向を伸びている。底蓋(72)の裏側には取付ネ
ジ(90)が設けられる。
【0019】本発明にかかる回収清浄装置の制御パネル
(100)とその電気回路(120)を図3及び図4に示してい
る。制御パネルは、ポータブル式キャビネットの上部に
取り付けられ、該キャビネットには図1に示す装置の全
てが含まれている。このポータブル式装置は簡単に移動
させることができ、自動車の空調装置に直接接続して該
装置内の冷媒の回収及び清浄を行なうことができる。
【0020】制御パネル(100)の左側に、冷却装置の排
出圧力を表示する低圧ゲージ(22)が設けられる。接続ポ
ート(101)は、冷却装置の排出されるべき低圧ラインに
接続される。オン/オフロッカースイッチ(102)が入る
と、回収清浄装置に電気が通じる。サイクル開始スイッ
チ(104)を入れると、コンプレッサーが作動し、冷却装
置の動作が開始する。このとき、装置の運転ランプ(10
6)が点灯して、装置の作動を確認する。フィルター(32)
(34)の圧力が夫々所定の圧力値を越えてフィルターの交
換が必要になると、フィルターのランプ(36)(38)が点灯
する。高圧ランプ(110)の点灯によって、許容圧力レベ
ルを越えていること及び装置を停止する必要のあること
を知ることができる。タンクのランプ(112)は、冷媒を
貯蔵する貯蔵タンクが所定レベルまで満たされたとき、
タンクスイッチ(111)とリレー(113)によって点灯する。
正圧スイッチ(108)によって自動パージソレノイド(62)
が作動し、収集タンク(50)から正圧ライン(64)を通って
油分離器(24)に送られる。
【0021】本発明の回収清浄装置は、自動車の空調装
置の如き冷却装置に接続することができる。自動車の空
調装置の高圧ポート及び低圧ポートから、本装置の接続
ポート(101)に繋ぐ。器具パネル(100)のロッカースイッ
チ(102)を押し、次に開始スイッチ(104)を約2〜3秒間
押し続ける。これによって、リレー(105)が励磁し、装
置運転ランプ(106)が点灯してコンプレッサー(40)が動
作したことを表示し、ポンプ作用によって自動車から冷
媒の回収を開始する。
【0022】冷媒は自動車の空調装置から流れ出て、ミ
クロンフィルター(14)を通って油分離器(24)に送られ
る。このフィルターでの濾過作用により、油と粒子の大
部分が冷媒から除去される。冷媒は、次に、フィルター
/ドライヤー(32)(34)によって処理され、ほぼ全ての水
分が除去される。気化した冷媒は、次にコンプレッサー
(40)を通ってコンプレッサー油分離器(42)に送られ、こ
こで冷媒と共に運ばれたコンプレッサー油はコンプレッ
サー(40)に戻される。冷媒はコイル(46)の中を進み、凝
縮器(48)に送られる。なお、凝縮器はファン回路(95)(9
6)(97)を有することが望ましい。ここで、液化されたも
のがタンク(50)に送られ、非凝縮性の気体は分離され
る。液化したガスは次にタンク(54)の中に集められ、非
凝縮性気体はソレノイド(62)及びライン(64)を通じてパ
ージされ、冷却装置の油分離器(24)に戻される。高圧ス
イッチ(60)によってリレー(61)が作動して、タンク(50)
中に蓄積されて高くなった圧力を解放する。
【0023】本発明の回収器(10)は、冷媒のほぼ全部が
回収されるまで作動する。冷却装置の圧力が低圧ゲージ
(22)にて17Hgを示すと、真空スイッチ(18)が作動してコ
ンプレッサー(40)が停止し、装置の運転状態を示すラン
プ(106)が消えて、回収器は完全に停止する。次に、パ
ネル(100)の正圧スイッチ(108)を約3秒間押し続け、パ
ージソレノイド(62)を作動させて正圧を油分離器(24)に
供給する。機械背後の手動タップ(28)をゆっくりと開い
て、油分離器(26)から油を取り除く。油は計量ボトル(3
0)の中に入れて計量し、適量の油を新しい自動車用冷媒
の中に補充することが望ましい。
【0024】代表的な貯蔵タンク(54)は約28ポンド収容
することができるもので、各自動車の空調装置は約3-1/
2乃至4ポンドの冷媒を有している。従って、約6台の
自動車の空調装置を処理した後、タンク(54)は約80%満
たされることになる。タンク内のフロートがこの液面に
達すると、タンクスイッチ(111)とリレー(113)が作動
し、回収装置(10)は自動的に停止する。タンクが一杯で
あることを示すランプ(112)が点灯する。
【0025】運転中、フィルター(32)(34)は汚れて、交
換を必要とすることもある。これは、通常、フィルター
内の圧力が非許容レベル、望ましくは約25psiに達して
いるかどうかで判断される。このとき、フィルタースイ
ッチ(91)(93)の一方又は両者が開いて、制御パネル(10
0)のランプ(36)(38)が点灯し、フィルターの交換が必要
であることを表示する。同時に、粒子フィルター(14)の
フィルターコアを取り替えることが望ましい。
【0026】フィルターを交換する際、入口ポートに蓋
をして、ロッカースイッチ(102)とサイクル開始スイッ
チ(104)を入れる。回収器は、全ての冷媒がフィルター
容器から取り出されて装置運転ランプ(106)が消える時
まで作動する。フィルター容器内を脱気しながら、取り
替えようとするフィルターのバルブコアを押す。次に、
容器のネジを緩めて外し、古いコアを取り替える。粒子
フィルターに対しても、同じようなプロセスを行なう。
このように、装置内の全てのフィルターは、クイックチ
ェンジ式容器を用いることによって、容易にかつ速やか
に取り除くことができ、装置は追加の自動車エアコン装
置の運転を続けることができる。
【0027】当該分野の専門家であれば、本発明の精神
及び範囲から逸脱することなく、ここに示した発明概念
に種々の変形をなすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷媒回収清浄装置の望ましい実施例の
説明図である。
【図2】図1に示す望ましい実施例における収集タンク
の縦断面図である。
【図3】図1に示す望ましい実施例における制御パネル
の平面図である。
【図4】図1に示す望ましい実施例における電気回路の
回路図である。
【符号の説明】
(10) 冷媒回収清浄装置 (14) 粒子フィルター (24) 油分離器 (32)(34) フィルターユニット (40) コンプレッサー (42) 油分離器 (48) 凝縮器 (50) 収集タンク (54) 貯蔵タンク

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却器の冷媒を回収し清浄にする装置で
    あって、(a) 冷却器に接続され、冷媒から汚染物を取り
    除くための粒子フィルター手段と、(b) 粒子フィルター
    手段に接続され、冷媒から油を取り除くための油分離器
    と、(c) 油分離器に接続され、1回通過させるだけで冷
    媒中の水分をほぼ全て取り除くことのできるドライヤー
    /フィルター手段と、(d) フィルター手段に接続された
    冷媒コンプレッサーと、(e) 冷媒コンプレッサーに接続
    され、冷媒を液化するための凝縮器と、(f) 収集手段に
    接続され、液化した冷媒を貯めておくための貯蔵手段
    と、から構成され、装置内を1回通過させるだけで清浄
    にすることができることを特徴とする、冷却器の冷媒回
    収清浄装置。
  2. 【請求項2】 ドライヤー手段は、多数のドライヤーユ
    ニットが直列に接続されている請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 各ドライヤーユニットは、分割型クイッ
    クチェンジ容器の中に高吸水性フィルターを備えている
    請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 各フィルターは、フィルター交換の必要
    な状態を検知して表示するインジケータを備えている請
    求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 各インジケータは、フィルターの圧力が
    所定値を超えたときに点灯するランプを備えている請求
    項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 凝縮器に接続され、液化した冷媒の中か
    ら非凝縮性気体を分離除去するための収集手段を備えて
    いる請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 収集手段は、液体冷媒を非凝縮性気体と
    分離するためのタンクを備えている請求項6に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 収集手段は、タンクのほぼ底部に達する
    位置まで挿入されてタンクの底部近傍から冷媒液を収集
    するための管と、タンクの上蓋近傍に配備されて非凝縮
    性気体を取り除くためのパージ手段を備えている請求項
    6に記載の装置。
  9. 【請求項9】 パージ手段は、タンクの上蓋から油分離
    器に通じる正圧ラインを有している請求項8に記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 コンプレッサーに接続され、コンプレ
    ッサーによって冷媒に添加された油を取り除くためのコ
    ンプレッサー油分離器と、コンプレッサー油分離器から
    コンプレッサーに連通して、分離された油をコンプレッ
    サーに戻すための油戻しラインを備えている請求項1に
    記載の装置。
  11. 【請求項11】 (a) 冷却装置から冷媒を取り除くため
    の圧縮手段と、(b) 冷媒から油を取り除くための油分離
    手段と、(c) 冷媒から水分を取り除くためのフィルター
    手段と、(d) 冷媒を液化するための凝縮器手段と、(e)
    液化した冷媒から非凝縮性気体を取り除くための収集手
    段と、(f) 液化した冷媒を貯めておくための貯蔵手段、
    を備えている冷媒の回収清浄装置。
  12. 【請求項12】 収集手段は、液体冷媒を取り除くため
    の液体収集手段と、冷媒から非凝縮性気体を取り除くた
    めの気体収集手段を有するタンクを備えている請求項1
    1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 液体収集手段は、タンクのほぼ底部に
    まで伸びて、収集タンクの底部近傍の冷媒液を収集する
    ための管を備えている請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 気体収集手段は、収集タンクの上蓋に
    配設された排出ポートと、該排出ポートに接続され、非
    凝縮性気体をパージするためのパージ弁を備えている請
    求項12に記載の装置。
  15. 【請求項15】 パージ弁は、油分離器に接続され、非
    凝縮性気体を油分離器に送ることができるようにしてい
    る請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 フィルター手段は、多数の濾過ユニッ
    トを縦列に接続している請求項11に記載の装置。
  17. 【請求項17】 各フィルターユニットは、高吸水性フ
    ィルターをクイックチェンジ式容器の内部に配備してい
    る請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 圧力が所定値を超えたとき、その圧力
    を表示するためのインジケータ手段を各フィルターに設
    けている請求項16に記載の装置。
  19. 【請求項19】 圧縮手段は、コンプレッサーによって
    冷媒に添加された油を分離し、かつコンプレッサーに戻
    すための圧縮油分離器手段を備えている請求項11に記
    載の装置。
  20. 【請求項20】 冷却装置と、回収清浄手段との間を、
    接続及び接続解除するためのスイッチ手段を備えている
    請求項11に記載の装置。
  21. 【請求項21】 冷却器内の冷媒を回収及び浄化するた
    めの方法であって、(a) ポンプ作用によって、冷却器の
    冷媒を、ほぼベーパ状態にして冷媒回収清浄装置に送り
    込む工程、(b) ベーパー状態の冷媒から粒子物質を取り
    除く工程、(c) ベーパー状態の冷媒から油を分離する工
    程、(d) ベーパー状態の冷媒から水分をほぼ取り除く工
    程、(e) ベーパー状態の冷媒をほぼ凝縮する工程、(f)
    液化した冷媒から非凝縮性気体を取り除く工程、及び
    (g) 液化した冷媒を貯蔵する工程、を有している、冷却
    器の冷媒回収清浄方法。
  22. 【請求項22】 液化した冷媒から非凝縮性気体を取り
    除く工程は、液化した冷媒を取り出し、非凝縮性気体を
    パージする工程を含んでいる請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 パージ工程は、冷媒回収装置内の圧力
    を平衡にするために、非凝縮性気体を冷媒回収清浄装置
    に加える工程を含んでいる請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 濾過工程は、ベーパー状態の冷媒から
    ほとんど全ての水分を取り除くために、直列に配備した
    複数フィルターにベーパー状態の冷媒を通過させて処理
    する工程を含んでいる請求項21に記載の方法。
  25. 【請求項25】 ポンプ作用によって冷媒を送り込む工
    程は、コンプレッサーを用いることによって冷却装置か
    らベーパー状態の冷媒を引き出す工程を含んでいる請求
    項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 コンプレッサーを通過した後、ベーパ
    ー状態の冷媒から油を取り除き、取り除いた油をコンプ
    レッサーで使用するために、油をコンプレッサーに戻す
    工程を含んでいる請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 冷却器の冷媒を冷媒回収清浄装置に送
    り、該装置を1回通過させるだけで冷媒を清浄にする方
    法であって、(a) ポンプ作用によって、冷却器から、コ
    ンプレッサーを備えた装置に冷媒を送り込む工程、(b)
    ベーパー状態の冷媒から粒子物質を取り除く工程、(c)
    ベーパー状態の冷媒から油を分離する工程、(d) ベーパ
    ー状態の冷媒を複数のフィルターユニットを通過させ
    て、1回のパス回数で冷媒からほぼ全ての水分を取り除
    く工程、(e) ベーパー状態の冷媒を、凝縮器を用いて実
    質的に液化する工程、及び(f) 液化した冷媒を貯蔵する
    工程、を有している、冷却器の冷媒回収清浄方法。
  28. 【請求項28】 液化した冷媒を貯蔵する前に、液化し
    た冷媒を、残留した非凝縮性気体から取り除く工程を含
    んでいる請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 非凝縮性の気体を装置からパージする
    工程を含んでいる請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 パージ工程は、油分離器から油を除去
    しやすくするために、非凝縮性気体を油分離器に送る工
    程を含んでいる請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 冷媒回収装置に使用され、液化した冷
    媒と非凝縮性気体とを分離するための収集器であって、
    液化した液体と非凝縮性気体を収容する容器と、非凝縮
    性気体と共に液化冷媒を含む冷媒ラインに前記容器を接
    続するためのインプット手段と、液化した冷媒のアウト
    プットラインに前記容器を接続するためのアウトプット
    手段と、該アウトプット手段に接続され、前記容器の中
    から液化冷媒だけを収集するための収集手段と、容器に
    接続され、容器内の非凝縮性気体に連通して容器の通気
    を行なうための排出手段、を備えている冷媒回収装置用
    収集器。
  32. 【請求項32】 容器は細長い密閉タンクであって、該
    タンクに、入口ポート、出口ポート及び排出ポートが設
    けられている請求項31に記載の収集器。
  33. 【請求項33】 インプット手段は入口ポートに接続さ
    れ、アウトプット手段は出口ポートに接続され、排出手
    段は排出ポートに接続されている請求項32に記載の収
    集器。
  34. 【請求項34】 収集手段は、出口ポートから筒状タン
    クのほぼ底部まで伸びる管である請求項32に記載の収
    集器。
  35. 【請求項35】 排出手段は、タンクの排出ポートに接
    続されたベントである請求項32に記載の収集器。
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