JP2000295362A - 電話通話とWebページ閲覧との連携による通信の方法及びそのシステム並びに情報記録媒体 - Google Patents

電話通話とWebページ閲覧との連携による通信の方法及びそのシステム並びに情報記録媒体

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JP2000295362A
JP2000295362A JP11094662A JP9466299A JP2000295362A JP 2000295362 A JP2000295362 A JP 2000295362A JP 11094662 A JP11094662 A JP 11094662A JP 9466299 A JP9466299 A JP 9466299A JP 2000295362 A JP2000295362 A JP 2000295362A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話発信のみによって電話会話と連携する適
切なコミュニケーションが可能なWebページにアクセ
スできるようにし、そのスケーラビリティを向上させ
て、電話及びWebページ閲覧による高度なコミュニケ
ーションを可能にする。 【解決手段】 発信側の電話機3aから電話先の電話番
号に対応するURIをISDNネットワーク1を通じて
着信側の電話機3へに送信する。着信側の小型汎用コン
ピュータ4aが受け取ったURIのWebページにIS
DNネットワーク1を通じてアクセスして表示するとと
もに、着信側から発信側の小型汎用コンピュータ4bに
URIを送信する。発信側の小型汎用コンピュータ4b
が、受信したURIに対応するWebページにISDN
ネットワーク1を通じてアクセスして表示する。また、
発信側の電話機3aと着信側の電話機3bが回線接続さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線電話又は移動
電話あるいはインターネット電話(適宜、電話と略称す
る)における発着信時にTCP/IPネットワーク(ネ
ットワークを適宜、網と記載する)のWebページにア
クセスし、電話会話及びWebページ情報を閲覧する連
携によるコミュニケーションを行うための電話及びTC
P/IPのネットワークを融合化した電話通話とWeb
ページ閲覧との連携による通信の方法(適宜、「電話通
話とWebページ閲覧との連携による通信の方法」と略
称する)及びそのシステム並びに情報記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時の通信では、有線電話又は移動電話
あるいはインターネット電話の他にTCP/IP(Trans
mission Control Protocol/Internet Protocol) ネット
ワーク(WWW:World Wide Web/イントラネット、イ
ンターネット、エキストラネット、以下、インターネッ
トのみを示す)での電子メール通信が多用されている。
更に、インターネットではWebページ(ホームペー
ジ)による多様な情報の提供も行われている。
【0003】このように電話ネットワークでは、電話会
話による通話、ファクシミリ通信及びデータ通信のみが
行われ、また、インターネットでは、主に電子メール通
信とともに、Webページの閲覧による世界規模での多
様な情報提供及びインターネット電話が行われていた。
最近では、電話会話とともにインターネットのWebペ
ージの閲覧とを併用する多様かつ高度なコミュニケーシ
ョンを図る通信が行われている。
【0004】この通信におけるコミュニケーションとし
ては、例えば、遠方の出張予定者に対して、電話発信者
が業務打合せを電話通話を通じて行うとともに、出張先
のローカル天気予報のWebページを相互に閲覧し、こ
のローカル天気予報に基づいて訪問先での野外展示会の
実施を決定するなどの、業務の効率化を図るためのコミ
ュニケーション(電話会話及びWebページの情報の連
携によるコミュニケーション)がある。
【0005】このような電話会話とWebページ情報と
を連携する通信システムとして、電話番号とインターネ
ット上の場所に対応するWebのリソースの識別子(U
RI:Uniform Resource Identifiers 又はURL:Unifo
rm Resource Locators)とを関連付けてインターネット
情報(Webページ)を選択する例が知られている(例
えば、特開平10−124422号「インターネット情
報選択方法及び装置」)。
【0006】この例では、電話番号とURLの対応関係
を集中管理しているため、その処理性能、すなわち、処
理上での解決度合い(スケーラビリティ/scalability)
に対する改善の余地がある。更に、電話番号とURLの
対応関係が1対1に限定(固定)されてしまうために、
所望のWebページを閲覧するための柔軟なURLの選
択が困難である。
【0007】この他にも電話会話とWebページ情報と
を連携する通信に関連する多数の改良技術が知られてい
る。例えば、特開平10−228431号公報の「電話
またはインターネットホンとWebブラウザを利用した
対話型通信方法、通信装置及び記録媒体」では、問い合
わせ側がクライアントであり、問い合わせを受ける側が
サーバのクライアント/サーバ型の通信ネットワークに
あって、電話とコンピュータの統合技術(TCP)を利
用した問い合わせシステムとなっている。この場合、コ
ミュニケーションの円滑化及び一連の問い合わせ記録を
サーバ側で一元的に管理して、ユーザからの問い合わせ
に対してセンターのオペレータの割り振りから、同一W
ebページを相互に表示している。すなわち、クライア
ント、サーバの両者が常に同一のWebページを閲覧す
るものであり、この処理情報をサーバが管理せずに、大
規模なサーバが電話の割り振りと、相互のやり取りの記
録を一元的に管理している。
【0008】また、特開平10−229459号公報の
「有料情報の送出方法、その装置及び記録媒体」では、
Webサーバ上で取扱が困難であった有料情報をダイヤ
ルQ2(登録商標)サービスなどを利用して簡単に取り
扱うことが出来るようにしている。更に、特開平10−
322465号公報の「ウェブ・フォーンダイヤラー・
システム」では、イントラネットやインターネットにお
けるウェブ・システムと自動電話発信システムとの連携
を図っている。
【0009】また、特開平11−27425号公報の
「ワールドワイドウェッブサーバを利用した電話接続方
法」では、着呼した電話をモデムを通じて着信し、中央
制御装置を通じてWebサーバ上のCGIアプリケーシ
ョンプを通じて起動するようにしている。更に、実用新
案登録第3045663号公報例では、通話中の双方が
インターネットでの同一情報を提供するため、サーバに
格納されているデータから選択したデータをブラウザに
入力指示する。そして、通話中の電話機の表示画面に選
択した同一画面を表示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような上記従来例
において、特に、特開平10−124422号公報の従
来例では、電話番号とURLの対応関係を集中管理して
おり、その処理が複雑化して、スケーラビリティと処理
性能にかかる改善の余地がある。更に、電話番号とUR
Lの対応関係が1対1に限定されてしまい、URIに対
する柔軟な選択が困難である。換言すれば、電話会話に
適切に対応したWebページの閲覧の自由度が得られ難
いという欠点があった。
【0011】また、特開平10−228431号公報の
従来例は、TCPを利用した問い合わせシステムであ
り、電話又はインターネットホンとWebブラウザの両
方を同時に利用可能になるものの、大規模なサーバが電
話の割り振りと、相互のやり取りの記録を一元的に管理
する必要がある。換言すれば、分散化によってURLに
よるWebページの閲覧を自由に行うことが出来ないと
いう欠点があった。
【0012】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、電話発信によって電話会話
と連携する適切コミュニケーションが可能なWebペー
ジにアクセスできるようになり、この場合の電話番号と
URLの対応関係が自由に行われ、かつ、その分散管理
によって、コミュニケーションのスケーラビリティが向
上し、電話会話及びWebページ閲覧による高度なコミ
ュニケーションが可能(利便性が向上)になる電話通話
とWebページ閲覧との連携による通信の方法及びその
システムの提供を目的とする。
【0013】また、本発明は、前記の目的に対応する制
御プログラムを、パッケージソフトウェアとして提供し
て、特に小型汎用コンピュータでの本発明の実行が容易
に出来る情報記録媒体の提供を他の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の電話通話とWebページ閲覧との連携によ
る通信の方法は、電話及びTCP/IPとのネットワー
クを融合化した電話通話とWebページ閲覧との連携に
よる通信を行うものであり、電話発信側から入力された
電話先の電話番号に対応して予め記憶しているリソース
識別子を読み出す処理と、電話先電話番号及びリソース
識別子を通信網から電話着信側に送信する処理と、電話
着信側が、通信網からの選択信号での着信を処理してリ
ソース識別子を取り出す処理と、この取り出したリソー
ス識別子に対応するWebページに通信網を通じてアク
セスし、読み込んで表示する処理と、電話着信側から電
話発信側にリソース識別子を通信網を通じて送信する処
理と、電話発信側が受信したリソース識別子に対応する
Webページに通信網を通じてアクセスし、読み込んで
表示する処理とを有している。
【0015】本発明の電話通話とWebページ閲覧との
連携による通信の方法は、電話及びTCP/IPのネッ
トワークを融合化した電話通話とWebページ閲覧との
連携による通信を行うものであり、電話発信側から入力
された電話先の電話番号に対応して予め記憶しているリ
ソース識別子を読み出す処理と、電話先電話番号及び読
み出したリソース識別子及び発信側電話番号を通信網か
ら着信側に送信する処理と、電話着信側が、通信網から
の選択信号を着信処理してリソース識別子及び発信側電
話番号を取り出す処理と、このリソース識別子に対応す
るWebページにアクセスし、読み込んで表示する処理
と、発信側電話番号に対応する予め記憶しているリソー
ス識別子を読み出して、着信側電話番号とともに通信網
を通じて電話発信側に送信する処理と、電話発信側が、
受信したリソース識別子に対応するWebページにアク
セスし、読み込んで表示する処理とを有している。
【0016】本発明の電話通話とWebページ閲覧との
連携による通信の方法は、電話及びTCP/IPとのネ
ットワークを融合化した電話通話とWebページ閲覧と
の連携による通信を行うものであり、電話発信側から入
力された電話先の電話番号に対応して予め記憶している
リソース識別子を読み出す処理と、電話先電話番号及び
リソース識別子を通信網から着信側に送信する処理と、
通信網からの選択信号での着信を自動応答処理し、か
つ、留守番応答、保留、外出を含む着信側の設定状態に
対応して、記憶しているリソース識別子を取り出して電
話発信側に通信網を通じて送信する処理と、発信側に通
知されたリソース識別子のWebページにアクセスし、
読み込んで表示する処理とを有している。
【0017】本発明の電話通話Webページ閲覧連携通
信システムは、電話ネットワークに電話機が収容され、
かつ、TCP/IP網のWebページにWebブラウザ
を通じてアクセスする情報処理装置を備えて、電話通話
とWebページ閲覧との連携による通信を行うものであ
り、発信側の電話機から入力される電話先の電話番号に
対応して、予めこの電話機又は情報処理装置に記憶して
いるリソース識別子を読み出して電話先電話番号及びリ
ソース識別子を通信網に送信し、着信側の電話機及び情
報処理装置が通信網からの選択信号での着信を処理して
リソース識別子を取り出し、着信側の情報処理装置が受
け取ったリソース識別子に対応するWebページに通信
網を通じてアクセスし、読み込んで表示し、かつ、発信
側にリソース識別子を通信網を通じて送信し、発信側の
情報処理装置が着信側から通知されたリソース識別子に
対応するWebページに通信網を通じてアクセスし、W
ebページを読み込んで表示する構成としてある。
【0018】本発明の電話通話Webページ閲覧連携通
信システムは、電話ネットワークに電話機が収容され、
かつ、TCP/IP網のWebページにWebブラウザ
を通じてアクセスする情報処理装置を備えて、電話通話
とWebページ閲覧との連携による通信を行うものであ
り、発信側の電話機から入力された電話先の電話番号に
対応して、予めこの電話機又は情報処理装置に記憶して
いるリソース識別子を読み出して発信側の電話番号とと
もに通信網から着信側の電話機及び情報処理装置に送信
し、着信側の電話機が通信網からの選択信号を着信処理
してリソース識別子及び発信側電話番号を取り出し、着
信側の情報処理装置が、受け取ったリソース識別子に対
応するWebページに通信網を通じてアクセスして読み
込んだWebページを表示し、かつ、通知された発信側
電話番号に対応する予め記憶しているリソース識別子を
読み出して、着信側電話番号とともに通信網を通じて発
信側の情報処理装置に送信し、発信側の情報処理装置が
受信したリソース識別子に対応するWebページにアク
セスして読み込んだWebページを表示する構成として
ある。
【0019】本発明の電話通話Webページ閲覧連携通
信システムは、電話ネットワークに電話機及び自動応答
装置が収容され、かつ、TCP/IP網のWebページ
にWebブラウザを通じてアクセスする情報処理装置を
備えて、電話通話とWebページ閲覧との連携による通
信を行うものであり、発信側の電話機から入力された電
話先の電話番号に対応して情報処理装置に予め記憶して
いるリソース識別子を読み出して電話先電話番号ととも
に通信網から着信側に送信し、着信側の自動応答装置
が、通信網からの選択信号での着信を自動応答処理し、
かつ、設定状態に対応して記憶しているリソース識別子
を取り出して発信側の電話機及び情報処理装置に通信網
を通じて送信する処理と、発信側の電話機が自動応答装
置からの通知を受信する処理と、発信側の情報処理装置
が、通知されたリソース識別子のWebページを読み込
んで表示する構成としてある。
【0020】前記Webページへのアクセスとして、W
ebブラウザを自動起動し、又は手動操作でWebブラ
ウザを起動して、通知されたリソース識別子のWebペ
ージにアクセスする構成としてある。
【0021】前記発信側電話番号の送信が、電話機から
着信側に送信し、又は、通信網における発信者番号通知
サービスによって着信側に送信する構成であり、また、
前記自動応答装置が、留守番電話機であり、この留守番
電話機での留守番応答、保留、外出を含む設定状態に対
応して、記憶しているリソース識別子を取り出して送信
する構成としてある。更に、前記リソース識別子を通知
した後に、新たなリソース識別子を電話機又は情報処理
装置から再度通知する構成としてある。
【0022】前記電話機及び情報処理装置と電話ネット
ワークとの間に、サービス総合デジタル網に対応するデ
ジタル回線終端装置、ターミナルアダプタを含む通信回
線制御装置が設けられ、この通信回線制御装置でのサー
ビス総合デジタル網インターフェースにおける情報チャ
ネル及び制御チャネルを通じて電話発信及び着信を処理
し、かつ、Webページにアクセスする構成としてあ
る。また、前記電話機として、少なくとも、通信網との
インターフェースを処理する入出力処理部と、通信網及
び情報処理装置との連動シーケンスを実行する制御部
と、電話通話にかかる処理を行う電話処理回路と、マイ
クロホン及びスピーカを備えて送話及び受話信号を処理
する通話部とを備える構成としてある。
【0023】前記情報処理装置として、少なくとも、W
ebブラウザの起動を含むインターフェース処理及び制
御を実行するインターフェース・制御装置と、リソース
識別子の登録/変更及び読み込んだWebページでの画
面を表示する処理を行うリソース識別子管理装置とを備
える構成としてある。また、前記リソース識別子管理装
置として、Webページのリソース識別子を記憶するリ
ソース識別子記憶部と、リソース識別子記憶部にリソー
ス識別子を入力して登録する処理を行うリソース識別子
登録処理部と、リソース識別子の登録及び変更における
画面表示並びに読み込んだWebページの画面表示を行
うためのリソース識別子表示処理部とを備える構成とし
てある。
【0024】前記情報処理装置として、少なくとも、W
ebブラウザの起動を含むインターフェース処理及び制
御を実行するインターフェース・制御装置と、リソース
識別子と、このリソース識別子に対応付けた電話番号の
登録及び変更並びに読み込んだWebページでの画面を
表示する処理を行うリソース識別子電話番号管理装置と
を備える構成としてある。また、前記リソース識別子電
話番号管理装置として、リソース識別子及び電話番号を
入力して登録する処理を行うリソース識別子電話番号登
録処理部と、Webページに対応するリソース識別子に
対応付けた電話番号を記憶するリソース識別子電話番号
記憶部と、リソース識別子及び電話番号の登録及び変更
における画面表示並びに読み込んだWebページの画面
表示を行うリソース識別子電話番号表示処理部と、リソ
ース識別子電話番号記憶部から発信時に入力した電話番
号に対応するリソース識別子を検索するためのリソース
識別子電話番号検索処理部とを備える構成としてある。
【0025】前記通信網を、サービス総合デジタル網又
はアナログ電話網を含む有線電話ネットワークとする構
成としてある。また、前記通信網を、デジタルセルラー
移動電話システム又はコードレス電話システムを含む無
線移動電話ネットワークとする構成としてある。
【0026】前記電話ネットワークに収容される電話機
に代えて、少なくとも情報処理処理装置を利用したイン
ターネット電話を使用する構成としてある。また、前記
インターフェース・制御装置とリソース識別子管理装置
とが別装置として構成され、又は、インターフェース・
制御装置とリソース識別子電話番号管理装置とが別装置
として構成してある。
【0027】本発明情報記録媒体は、電話発信側から入
力された電話先の電話番号に対応して予め記憶している
リソース識別子を読み出し、電話先電話番号とともに着
信側に送信し、かつ、電話着信側で通信網からの選択信
号での着信を処理してリソース識別子を取り出して、対
応するWebページに通信網を通じてアクセスして表示
するとともに、電話着信側から電話発信側にリソース識
別子を通信網を通じて送信し、電話着信側が受信したリ
ソース識別子に対応するWebページに通信網を通じて
アクセスし、読み込んで表示する制御を実行する制御プ
ログラムを格納している。
【0028】本発明情報記録媒体は、電話発信側から入
力された電話先の電話番号に対応して予め記憶している
リソース識別子を読み出し、電話先電話番号及び発信側
電話番号を通信網から着信側に送信し、電話着信側が、
通信網からの選択信号を着信処理してリソース識別子及
び発信側電話番号を取り出してWebページにアクセス
し、かつ、発信側電話番号に対応する予め記憶している
リソース識別子を読み出して、着信側電話番号とともに
通信網を通じて発信側に送信し、電話発信側が受信した
リソース識別子に対応するWebページにアクセスし、
読み込んで表示する制御を実行する制御プログラムを格
納している。
【0029】本発明情報記録媒体は、電話発信側から入
力された電話先の電話番号に対応して予め記憶している
リソース識別子を読み出し、電話先電話番号とともに着
信側に送信し、電話着信側が、通信網からの選択信号で
の着信を自動応答処理し、かつ、留守番応答、保留、外
出を含む設定状態に対応して記憶しているリソース識別
子を取り出して電話発信側に通信網を通じて送信し、電
話着信側が、発信側に通知されたリソース識別子のWe
bページを読み込んで表示する制御を実行する制御プロ
グラムを格納している。
【0030】このような本発明の電話通話とWebペー
ジ閲覧との連携による通信の方法及びそのシステムは、
電話発信側から入力された電話先の電話番号に対応する
リソース識別子を着信側に送信し、電話着信側でWeb
ページにアクセスして表示するとともに、電話着信側か
ら電話発信側にリソース識別子を送信し、電話着信側が
受信したリソース識別子に対応するWebページにアク
セスして表示している。
【0031】この結果、電話発信を行うのみで、電話会
話と連携する適切コミュニケーションが可能なWebペ
ージへ相互にアクセスできるようになる。この電話会話
及び相互のWebページの閲覧を通じたコミュニケーシ
ョンによって、そのスケーラビリティが向上して、高度
なコミュニケーションが可能になる。換言すれば、利便
性が向上する。
【0032】本発明の電話通話とWebページ閲覧との
連携による通信の方法及びそのシステムは、電話発信側
から入力された電話先の電話番号に対応したリソース識
別子を発信側電話番号とともに電話着信側に送信してい
る。電話着信側が、リソース識別子のWebページにア
クセスし、かつ、発信側電話番号に対応する予め記憶し
ているWebのリソース識別子を、着信側電話番号とと
もに発信側に送信する。電話発信側が受信したリソース
識別子に対応するWebページにアクセスして表示して
いる。
【0033】この結果、電話発信を行うのみで、電話会
話と連携する適切コミュニケーションが、通知された、
例えば、パーソナル、ビジネス又はその他の用途ごとの
コミュニケーションを行うために区別した電話番号ごと
に適切なWebページへ相互に選択してアクセスできる
ようになる。この場合、電話番号とURLの対応関係が
自由に行われる。したがって、スケーラビリティがより
向上し、電話会話及びWebページ閲覧による、更に高
度なコミュニケーションが可能になる。
【0034】本発明の電話通話とWebページ閲覧との
連携による通信の方法及びそのシステムは、電話着信側
が、通信網からの選択信号での着信を自動応答処理し、
かつ、留守番応答、保留、外出を含む設定状態に対応す
るリソース識別子を取り出して発信側電話に送信してい
る。電話着信側が、発信側に通知されたリソース識別子
のWebページにアクセスして表示している。
【0035】この結果、電話発信を行うのみで、留守番
応答、保留、外出を含む設定ごとに適切に対応するWe
bページにアクセスを選択して出来るようになり、その
設定状態に対応するコミュニケーションを取得してい
る。この場合、スケーラビリティが向上し、例えば、留
守番応答のメッセージ内容及びWebページ閲覧による
高度なコミュニケーションが可能になる。
【0036】このような動作では、リソース識別子や電
話番号を、例えば、サーバで一元的に管理せずに、情報
処理装置の記憶容量に応じて分散管理できるようにな
る。
【0037】また、本発明の情報記録媒体は、前記した
電話発信を行うのみで対応するWebページを閲覧でき
るそれぞれの制御プログラムを、汎用的なパッケージソ
フトウェアとして提供している。この結果、特に小型汎
用コンピュータでの本発明の実施が容易に出来るように
なる。
【0038】
【発明の実施の形態】次に、本発明の電話通話とWeb
ページ閲覧との連携による通信の方法及び電話通話We
bページ閲覧連携通信システム並びに情報記録媒体の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発
明の電話通話とWebページ閲覧との連携による通信の
方法及び電話通話Webページ閲覧連携通信システム並
びに情報記録媒体の第1実施形態にかかる構成を示すブ
ロック図であり、この第1実施形態は、通信ネットワー
クとして、本発明の実施形態に最も適合(親和性が得ら
れる)にするISDNを使用した例である。
【0039】図1において、CCITT/Iインターフ
ェース(ユーザ網インターフェース)における基本イン
ターフェースでの情報(2B)チャネル及び制御(D)
チャネルを使用して電話通話及びインターネットのWe
bページにアクセスするためのISDNネットワーク1
と、ISDNネットワーク1の回線を収容し、情報(2
B)チャネル及び制御(D)チャネルを使用してISD
Nネットワーク1に送信する制御を実行する通信回線制
御装置2a,2bと、ISDNネットワーク1及び図示
しないアナログ電話ネットワーク(PSTN)などを通
じて発着信による電話通話を行うための電話機3a,3
bとを有している。
【0040】更に、WebブラウザによってURL又は
URIのWebページにアクセスし、そのWebページ
の情報を画面表示する情報処理装置としての小型汎用コ
ンピュータ(PC/パーソナルコンピュータ)4a,4
bとを備えている。この小型汎用コンピュータ4a,4
bとして、Webページにアクセスできるワードプロセ
ッサ、電話インターネット併用装置又はモバイル端末な
どを用いることも出来る。
【0041】ISDNネットワーク1はN−ISDN
N,W−ISDNのいずれでも良い。また、通信回線制
御装置2a,2bは、ISDNネットワーク1とのイン
ターフェース(変換/過電圧保護処理)を処理するデジ
タル回線終端装置(DSU)及びDSUのT点に接続さ
れて、複数ポートに電話機3a,3b、小型汎用コンピ
ュータ4a,4bを接続するプロトコル変換を行うため
のターミナルアダプタ(TA)から構成されるのが一般
的である。電話機3a,3bは、制御部を備えた多機能
型の電話機である。更に、小型汎用コンピュータ(P
C)4a,4bは、電子メール通信やWebブラウザを
起動してインターネットサーフィンが可能な汎用的な構
成である。
【0042】図2は図1中の通信回線制御装置2a,2
bの本発明の動作に対応する機能のみを示すブロック図
である。この通信回線制御装置2a,2bは、Iインタ
ーフェースにおける制御(D)チャネル(ch)処理部
21と、Iインターフェースにおける情報(2B)チャ
ネル中の一方である音声(B)チャネル(ch)処理部
22と、Iインターフェースにおける情報(2B)チャ
ネル中の他方であるデータ(B)チャネル(ch)処理
部23とを有している。
【0043】図3は図1中の電話機3a,3bの本発明
の動作に対応する機能のみを示すブロック図である。こ
の電話機3a,3bは、通信回線制御装置2a,2bと
のインターフェースを処理する入出力処理部31と、通
信回線制御装置2a,2b及び小型汎用コンピュータ
(PC)4a,4bとの連動シーケンスを実行して「本
発明の実施形態における動作」を実行するための制御部
32と、アナログ処理における側音/増幅処理やデジタ
ル処理における符号/復号化などを処理する電話処理回
路(スピーチプロセッサ)33と、マイクロホンやスピ
ーカを備えて送話/受話信号を処理する通話部34とを
備えている。
【0044】図4は図1中の小型汎用コンピュータ4
a,4bの本発明の動作に対応する機能のみを示すブロ
ック図である。この小型汎用コンピュータ4a,4b
は、インターフェースの処理及び制御を実行するI/F
・制御装置40及びURI管理装置41を備えている。
I/F・制御装置40は、インターネットでのサーフィ
ンを実行するためのWebブラウザ40aを有してい
る。
【0045】URI管理装置41は、電話会話とともに
Webページの閲覧によるコミュニケーションを行う際
のWebページに対応するURIを記憶するURI記憶
部41aと、URIを入力してURI記憶部41aに登
録する処理を行うURI登録処理部41bと、URIの
登録及び変更並びに読み込んだWebページでの画面を
表示する処理を行うURI表示処理部41cとを備えて
いる。
【0046】URI登録処理部41bにはURIを登録
するための入力操作装置(キーボード/座標入力装置)
42が接続されている。また、URI表示処理部41c
には、アクセスしたWebページを画面表示するための
CRTやLCDを用いたモニタ装置43が接続されてい
る。
【0047】なお、ここでのURI管理装置41は、小
型汎用コンピュータ4a,4bに実装した構成としてい
るが、コンピュータ装置とは別の単独の装置を用いる構
成としても良い。
【0048】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図5は、図1に対応して動作の概略を説明するため
の図である。図1及び図5において、発信側となる電話
機3aが着信側の電話機3bに発呼する。この後に電話
機3aが選択信号(電話番号)とともに、小型汎用コン
ピュータ4aが記憶している現在のURIを取り込んで
通信回線制御装置2aに転送する。通信回線制御装置2
aは、CCITT/Iインターフェース(ユーザ網イン
ターフェース)における基本インターフェース(例え
ば、X.25プロトコル)での制御(D)チャネルを通
じてISDNネットワーク1に送信する。
【0049】ISDNネットワーク1からの呼出信号に
よる着信を着信側の電話機3bが処理し、ISDNネッ
トワーク1や図示しないPSTNを通じた通話路閉成を
通じて、その電話会話が通信回線制御装置2aでのX.
25プロトコル(又はレイヤ2/LAPD)などによる
情報(2B)チャネルの一方(適宜、音声チャネルと記
載する。)で行われる。同時に、電話機3a側から通知
されたURIを取り込んで小型汎用コンピュータ(P
C)4bに転送する。小型汎用コンピュータ(PC)4
bでは、I/F・制御装置40が実行するWebブラウ
ザ40aを起動して通信回線制御装置2bにおける情報
(2B)チャネルの他方(適宜、データチャネルと記載
する)を通じてインターネットのWebページにアクセ
スする。このWebページの情報内容を小型汎用コンピ
ュータ(PC)4bが読み込んで画面表示される。
【0050】小型汎用コンピュータ(PC)4bは、発
信側の電話機3aから通知されたURIを取り込むとと
もに、小型汎用コンピュータ(PC)4bに記憶してい
るURIを電話機3bからISDNネットワーク1を通
じて電話機3aに通知する。このURIを着信側の電話
機3bが取り込んで小型汎用コンピュータ(PC)4a
に転送する。小型汎用コンピュータ(PC)4aもI/
F・制御装置40でのWebブラウザ40aを起動し、
通信回線制御装置2bにおけるデータチャネルを通じて
インターネットのWebページにアクセスする。このW
ebページの情報内容を小型汎用コンピュータ(PC)
4aを読み込んで画面表示する。
【0051】このWebページの表示画面を参照しなが
ら、発信側と着信側が電話機3a,3bを通じた会話を
行う。すなわち、電話会話及びWebページの情報の連
携によるコミュニケーションが行われる。この場合、電
話発信を行うのみで、発信側と着信側の相互がWebペ
ージを容易に参照できるようになり、電話会話のみで
は、正確かつ迅速に伝えることが出来ないような内容で
もWebページの情報内容との連携によって、円滑に充
実したコミュニケーションが可能になる。
【0052】この場合のコミュニケーションとしては、
多様、多種のコミュニケーションがある。例えば、前記
したような遠方の出張先のローカル天気予報のWebペ
ージを閲覧し、かつ、その業務の打合せを行う例ととも
に、遠隔地の二つの株式市場における株価を、そのUR
Iを通知して画面表示し、電話会話とともに検討するコ
ミュニケーションなどがある。
【0053】以下、前記した概略動作を具体例を用いて
詳細に説明する。図6は具体例を用いた詳細な説明のた
めの図である。まず、URIを登録する。小型汎用コン
ピュータ(PC)4a,4bでは、図4に示す入力操作
装置42から相手側(発信側の電話機3a/小型汎用コ
ンピュータ4a又は着信側の電話機3b/小型汎用コン
ピュータ4b)に送信するURI(http://WW
W.a(又はb).com)を入力し、URI登録処理
部41b及びURI表示処理部41cを通じてモニタ装
置43で画面表示して確認し、更にURI記憶部41a
に登録する。
【0054】この後、発信側の電話機3aからオンフッ
クによって発呼し、続いて着信側に対する電話番号が入
力される。電話機3aは、図3に示す入出力処理部31
及び制御部32を通じて通信回線制御装置2aに選択信
号(電話番号)を送出し、通信回線制御装置2aが、図
2に示す制御チャネル処理部21から制御チャネルを通
じてISDNネットワーク1に送信する。この場合、同
時に、電話機3aの制御部32が、図4に示すI/F・
制御装置40を通じてURI管理装置41に予め登録
(格納)されている着信側へのURI(http://
WWW.a.com)を読み出して取り込み、選択信号
(電話番号)とともにISDNネットワーク1へ送信す
る。
【0055】ISDNネットワーク1が呼出信号及びU
RIを通信回線制御装置2bに送信する。通信回線制御
装置2bは、図2に示す制御チャネル処理部21を通じ
て電話機3bに対する呼び出しを行い、着信を着信側の
電話機3bが処理し、ISDNネットワーク1や図示し
ないPSTNを通じた通話路閉成を通じて発信側の電話
機3aと着信側の電話機3bとの間の回線接続を行う。
この回線接続後に、電話機3a,3bの図3に示す入出
力処理部31、制御部32、電話処理回路33及び通話
部34を通じ、かつ、通信回線制御装置2a,2bのそ
れぞれの図2に示す音声チャネル処理部22及びISD
Nネットワーク1を通じて、その音声チャネルによる電
話会話が行われる。
【0056】また、回線接続と同時に着信側の電話機3
bの制御部32が、取り込んだURI(http://
WWW.a.com)を図5に示す小型汎用コンピュー
タ(PC)4aのI/F・制御装置40に転送し、ここ
でのWebブラウザ40aが起動される。Webブラウ
ザ40aは通信回線制御装置2aにおけるデータチャネ
ル処理部23を通じてISDNネットワーク1からイン
ターネットにおけるURI(http://WWW.
a.com)のWebページBにアクセスする。Web
ブラウザ40aを通じて取り込んだWebページBの情
報が、着信側のURI管理装置41におけるURI表示
処理部41cを通じてモニタ装置43で画面表示され
る。
【0057】回線接続と同時に着信側のURI管理装置
41におけるURI記憶部41aに格納している発信側
へのURI(http://WWW.b.com)が読
み出される。このURIが着信側の通信回線制御装置2
bにおける制御チャネル処理部21から制御チャネルを
通じて発信側の通信回線制御装置2aにおける制御チャ
ネル処理部21にISDNネットワーク1を通じて送信
する。発信側の通信回線制御装置2aは、通信回線制御
装置2bから転送されてきたURIを発信側のURI管
理装置41が取り込み、図4中のI/F・制御装置40
に転送し、I/F・制御装置40でのWebブラウザ4
0aが起動される。
【0058】Webブラウザ40aは通信回線制御装置
2aにおけるデータチャネル処理部23を通じてISD
Nネットワーク1からインターネットにおけるURI
(http://WWW.b.com)のWebページ
Aにアクセスする。Webブラウザ40aを通じて取り
込んだWebページAの情報を着信側のURI管理装置
41におけるURI表示処理部41cを通じてモニタ装
置43に画面表示される。
【0059】この後は、発信側の電話機3aと着信側の
電話機3bとの間で電話会話が行われ、かつ、読み込ん
でモニタ装置43に画面表示されたWebページA,B
の情報内容(コンテンツ)を、図4に示す入力操作装置
42を操作して、そのスクロールや画面の、例えば、フ
レームの切り替え、スクロールとともにオブジェクト
(アンカー、ラジオボタン、チェック/リストボックス
クリッカブルマップ等)に対するクリック操作による検
索を実行しながら、そのコミュニケーションを行う。こ
のコミュニケーションは、前記したような遠方の出張先
との打合せを行う例とともに、二つの株式市場における
株価を検討するなどのコミュニケーションなどがある。
【0060】次に、実施形態の変形例について説明す
る。図7は変形例における小型汎用コンピュータ4a
A,4bA(図1中の小型汎用コンピュータ4a,4b
に対応)の本発明の動作に対応する機能のみを示すブロ
ック図である。
【0061】図7において、小型汎用コンピュータ4a
A,4bAは、前記した実施形態と同様のI/F・制御
装置40(Webブラウザ40a)を有している。更
に、URI電話番号管理装置41Aは、電話会話ととも
にWebページの閲覧によるパーソナル、ビジネス又は
その他の用途ごとのコミュニケーションを行う際のWe
bページに対応するURIに対応付けた電話番号を記憶
するURI電話番号記憶部51aを有している。
【0062】また、小型汎用コンピュータ4aA,4b
Aは、URI及び電話番号を入力してURI電話番号記
憶部51aに登録する処理を行うURI電話番号登録処
理部51bと、URI及び電話番号の登録/変更や読み
込んだWebページでの画面を表示する処理を行うUR
I電話番号表示処理部51cと、発信時に入力した電話
番号に対応するURIをURI電話番号記憶部51aか
ら検索するためのURI電話番号検索処理部51dとを
備えている。
【0063】URI電話番号登録処理部51bにはUR
I及び電話番号を登録するための入力操作装置(キーボ
ード/座標入力装置)42が接続されている。また、U
RI電話番号表示処理部51cには、アクセスしたWe
bページを画面表示するためのCRTやLCDのモニタ
装置43が接続されている。
【0064】なお、URI電話番号管理装置41Aは、
小型汎用コンピュータ4aA,4bAに実装した構成と
しているが、コンピュータ装置とは別の単独の装置構成
としても良い。
【0065】次に、この変形例の動作について説明す
る。図8はURI電話番号管理装置41AにおけるUR
I電話番号記憶部51aの格納テーブルを示す図であ
る。この格納テーブルには、発信側が着信側に通知する
URI((http://WWW.a.comなど)に
対応付けた電話番号(12−3456−7890など)
が格納されている。なお、着信側が着信側に通知するU
RIはhttp://WWW.b.com、かつ電話番
号が09−8765−4321などとなる。
【0066】まず、この変形例の概略の動作について説
明する。発信側の電話機3aが着信側の電話機3bに発
呼する。この後に電話機3aが着信先の電話番号に対応
する小型汎用コンピュータ4aで記憶している図8に示
す格納テーブルからURI(パーソナル、ビジネス又は
その他の用途の発信先の電話番号ごとに異なるURI)
を取り込むとともに、発信側となる電話機3aに付与さ
れている発信側電話番号を通信回線制御装置2aに転送
する。通信回線制御装置2aは、Iインターフェースで
の制御(D)チャネルを使用してISDNネットワーク
1に電話機3aの発信側電話番号及び着信側へのURI
を送信する。
【0067】なお、ここでは発信側の電話機3aの発信
側電話番号を、電話機3aが通信回線制御装置2aに送
出しているが、この発信側電話番号は、通信回線制御装
置2aが送出する構成でも良く、また、電話ネットワー
クが提供する発信者番号通知サービス利用して、ISD
Nネットワーク1から送出するようにしても良い。
【0068】ISDNネットワーク1からの呼出信号に
よるオンフック/着信を着信側の電話機3bが処理し、
ISDNネットワーク1や図示しないPSTNを通じた
通話路閉成を通じて、その電話会話が通信回線制御装置
2aの音声チャネルによって行われる。回線接続と同時
に電話機3a側から通知されたURIを取り込んで小型
汎用コンピュータ(PC)4bに転送する。小型汎用コ
ンピュータ(PC)4bのI/F・制御装置40が実行
するWebブラウザ40aを起動し、通信回線制御装置
2bにおけるデータチャネルを通じてインターネットの
Webページにアクセスする。このWebページの情報
内容を小型汎用コンピュータ(PC)4bが読み込んで
画面表示する。
【0069】また、回線接続と同時に、受け取った発信
側電話番号に小型汎用コンピュータ4bに転送し、小型
汎用コンピュータ(PC)4bで記憶している発信側電
話番号に対応付けて格納しているURIを検索する。こ
の検索で得られたURIを着信側の電話番号とともに、
電話機3bからISDNネットワーク1を通じて電話機
3aに通知する。この通知された着信側電話番号を、着
信側の電話機3bが取り込んで小型汎用コンピュータ
(PC)4aに転送する。小型汎用コンピュータ(P
C)4aもI/F・制御装置40が実行するWebブラ
ウザ40aを起動し、通信回線制御装置2bにおけるデ
ータチャネルを通じてインターネットのWebページに
アクセスする。このWebページの情報内容を小型汎用
コンピュータ(PC)4aが読み込んで画面表示する。
【0070】このWebページの表示画面を参照しなが
ら、発信側と着信側が電話機3a,3bを通じた会話を
行う。このようにして発信先電話番号に対応した異なる
URIにアクセスして、そのWebページ情報が画面が
表示される。この場合、パーソナル、ビジネス又はその
他の用途ごとに適切に対応したWebページをアクセス
できるようになる。
【0071】次に、この変形例の動作を詳細に説明す
る。図9は変形例の動作を説明するためのブロック図で
ある。図1から図3、図7及び図9において、まず、U
RI及び電話番号の登録を行う。この登録では、小型汎
用コンピュータ(PC)4a,4bにおいて、図4に示
す入力操作装置42から発信先(着信側/発信側の電話
機3a/小型汎用コンピュータ4a又は着信側の電話機
3b/小型汎用コンピュータ4b)でアクセスする複数
のURI(http://WWW.a(又はb).co
mなど)とともに、このURIごとに対応付けて電話番
号(12−3456−7890,09−8765−43
21等)をURI電話番号管理装置41Aに入力し、こ
こでのURI電話番号登録処理部51b及びURI電話
番号表示処理部51cを通じてモニタ装置43で画面表
示して確認し、更にURI電話番号記憶部51aにおけ
る図8に示した格納テーブルに登録する。
【0072】この後、発信側の電話機3aからオンフッ
クによって発呼し、続いて着信側に対する電話番号(0
9−8765−4321)が入力される。電話機3a
は、図3に示す入出力処理部31及び制御部32を通じ
て通信回線制御装置2aに選択信号(電話番号/09−
8765−4321)を送出し、通信回線制御装置2a
が図2に示す制御チャネル処理部21から制御チャネル
を通じてISDNネットワーク1に送信する。この場
合、選択信号の送出と同時に、この電話番号(09−8
765−4321)が、図7に示す発信側の小型汎用コ
ンピュータ(PC)4aAにおけるURI電話番号管理
装置41AのURI電話番号検索処理部51dに送出さ
れる。
【0073】URI電話番号検索処理部51dは、UR
I電話番号記憶部51aの図8に示す格納テーブルに格
納されている電話番号(09−8765−4321)に
対応して格納してるURI(http://WWW.
a.com)を読み出し、更に、発信側の電話機3aの
電話番号(12−3456−7890)の選択信号を図
3に示す入出力処理部31及び制御部32を通じて通信
回線制御装置2aの制御チャネル処理部21から制御チ
ャネルを通じてISDNネットワーク1に送信する。
【0074】ISDNネットワーク1は呼出信号、選択
信号(電話番号09−8765−4321)及びURI
(http://WWW.a.com)並びに発信側の
電話機3aの電話番号(12−3456−7890)を
通信回線制御装置2bに送信する。通信回線制御装置2
bは、図2に示す制御チャネル処理部21を通じて電話
機3bに対する呼び出しを行い、オンフック/着信を着
信側の電話機3bが処理し、ISDNネットワーク1や
図示しないPSTNを通じた通話路閉成を通じて発信側
の電話機3aと着信側の電話機3bとの間の回線接続が
行われる。この回線接続後に、電話機3a,3bの図3
に示す入出力処理部31、制御部32、電話処理回路3
3及び通話部34を通じ、かつ、通信回線制御装置2
a,2bのそれぞれの図2に示す音声チャネル処理部2
2とともにISDNネットワーク1を通じて音声チャネ
ルによる電話会話が行われる。
【0075】また、回線接続と同時に着信側の電話機3
bの制御部32が、取り込んだURI(http://
WWW.a.com)を図5に示す小型汎用コンピュー
タ(PC)4aのI/F・制御装置40Aに転送し、I
/F・制御装置40AでのWebブラウザ40aが起動
される。Webブラウザ40aは通信回線制御装置2a
におけるデータチャネル処理部23を通じてISDNネ
ットワーク1からインターネットにおけるURIのWe
bページBにアクセスする。Webブラウザ40aを通
じて取り込んだWebページBの情報が、着信側のUR
I電話番号管理装置41AにおけるURI電話番号表示
処理部51cを通じてモニタ装置43で画面表示され
る。
【0076】更に、回線接続と同時に発信側から通知さ
れた電話番号12−3456−7890を、着信側のU
RI電話番号管理装置41AにおけるURI電話番号検
索処理部51dに送出する。このURI電話番号検索処
理部51dが、URI電話番号記憶部51aに格納され
ている電話番号(12−3456−7890)に対応し
たURI(http://WWW.b.com)を読み
出し、更に、着信側の電話機3bの電話番号(09−8
765−4321)の選択信号とともに、図3に示す入
出力処理部31及び制御部32を通じて通信回線制御装
置2aの制御チャネル処理部21から制御チャネルを通
じてISDNネットワーク1に送信する。
【0077】発信側の通信回線制御装置2aは、着信側
の通信回線制御装置2bから転送されてきたURI(h
ttp://WWW.b.com)を発信側の小型汎用
コンピュータ4aAが取り込み、図4中のI/F・制御
装置40に転送し、Webブラウザ40aが起動され
る。
【0078】Webブラウザ40aは通信回線制御装置
2aにおけるデータチャネル処理部23を通じてISD
Nネットワーク1からインターネットにおけるURIの
WebページAにアクセスする。Webブラウザ40a
を通じて取り込んだWebページAの情報が、着信側の
URI電話番号管理装置41AにおけるURI電話表示
処理部51cを通じてモニタ装置43で画面表示され
る。
【0079】この後は、発信側の電話機3aと着信側の
電話機3bとの間で電話会話が行われ、かつ、読み込ん
でモニタ装置43に画面表示されたWebページA,B
の情報内容(コンテンツ)を、図4に示す入力操作装置
42を操作して、そのスクロールや画面のオブジェクト
に対する検索を実行しながら、コミュニケーションを行
う。このコミュニケーションは、前記したような遠方の
出張先との業務の打合せを行う例とともに、遠隔地の二
つの株式市場における株価を電話会話とともに検討する
コミュニケーションなどがある。
【0080】このようにして、電話番号とURIの対応
関係を管理することによって、電話番号に基づいてパー
ソナル用、ビジネス用、その他用などのように複数のU
RIから用途に応じたURIが容易に選択できることに
なる。
【0081】次に、更に他の変形例について説明する。
図10は他の変形例における電話機3aA,3bA(図
1中の電話機3a,3bに対応)の本発明の動作に対応
する機能のみを示すブロック図である。ここでの電話機
3aA,3bAは留守番電話機であり、図3に示した入
出力処理部31、制御部32、電話処理回路33及び通
話部34を備えている。更に、ここでの他の変形例に対
応して、留守番応答メッセージを予め記憶し、また、着
信(発信側の用件)メッセージを記憶する固体記憶素子
などを用いた記憶部35と、留守番電話設定時における
着信を自動応答処理し、かつ、記憶部35に記憶してい
る留守番応答メッセージの送出、及び、着信(発信側の
用件)メッセージを記憶する処理を行う留守番電話処理
部36とを備えている。
【0082】また、図7に示すURI電話番号管理装置
41Aに留守番電話における設定状態を格納する格納テ
ーブルを備えたURI電話状態管理部51eを追加して
設けている。
【0083】図11は他の変形例におけるURI電話状
態管理部51eの格納テーブルを示す図である。この図
11に示す格納テーブルには、留守番電話の設定状態に
おける留守番、保留、外出などに対応して、そのURI
(http://WWW.a.com/留守番、保留、
外出/)が設定されている。この図11に示す格納テー
ブル37は、発信側の電話機3aAでの設定であり、着
信側の電話機3aBには、URI(http://WW
W.b.com/留守番、保留、外出/)が設定される
ことになる。
【0084】なお、この記憶部35、留守番電話処理部
36は、電話機3aA,3bAに設けずに、図4に示す
URI管理装置41又は図7に示すURI電話番号管理
装置41Aに併設することも可能である。この場合、以
下の説明における留守番電話動作を、図3に示す電話機
3a,3bの制御部32と図4又は図7に示すI/F・
制御装置40における図示しないCPUなどの間でのシ
ーケンスで実行すれば良い。
【0085】また、URI電話状態管理部51e(格納
テーブル)は、図7に示すURI電話番号管理装置41
Aに設けずに、電話機3aA,3bAに設けても、以下
の説明と同様に動作させることも出来る。
【0086】次に、他の変形例の動作について説明す
る。ここでの基本的な動作は、前記した実施形態及び、
その変形例と同様であるが、電話機3aA,3bAの一
方に留守番電話が設定された状態で、着信があると、留
守番電話処理部36が留守番電話設定時における着信を
自動応答処理し、この後、図11に示すURI電話状態
管理部51e(格納テーブル)を調べて、留守番電話の
設定状態における留守番、保留、外出を判別する。この
判別に対応した格納テーブル中のURI(http:/
/WWW.a(又はb).com/留守番、保留、外出
/)を読み出して、発信側に通知する。
【0087】発信側の電話機3aA,3bAの一方が、
小型汎用コンピュータ(PC)4aA,4bBと連動
し、そのWebブラウザ40aが、受け取ったURIの
Webページにアクセスする。したがって、この場合
は、電話会話は行われず、発信側のみが着信側から通知
されたWebページを閲覧することになる。
【0088】この場合のコミュニケーションにおけるW
ebページとしては、留守番、保留、外出に対応して、
その情報を伝達するためのWebページ(http:/
/WWW.a(又はb).com/留守番、保留、外出
/)を予め開設して必要がある。なお、既設のWebペ
ージを閲覧するようにしても良く、この場合、留守番応
答メッセージによって、その旨を発信側に通知する。例
えば、「ただいま留守にしております。連絡しましたU
RIのWebページの記載内容をみてください」を留守
番応答メッセージとして発信側に送出する。また、前記
したWebブラウザ40aによるアクセスは、URIを
取り込んだ際に自動的に行い、又は、URIを画面表示
し、そのアクセスを入力操作装置(座標入力装置/マウ
ス)42から手動で指示する二つの方法がある。
【0089】図12は第2実施形態の通信ネットワーク
構成を示すブロック図である。この図12に示す第2実
施形態は、第1実施形態がISDNネットワーク1を使
用しているのに対してアナログ電話ネットワーク(PS
TN)61に、電話会話を行うためのアナログ電話機6
3a,63bが収容され、このアナログ電話機63a,
63bと別の回線(局線)にモデム62a,62bを通
じて小型汎用コンピュータ(PC)64a,64bが接
続されている。アナログ電話ネットワーク61がISD
Nネットワークなどを通じてインターネットと接続され
ている。
【0090】なお、モデム62a,62bと回線間にネ
ットワーク制御装置(NCU)を設けてアナログ電話機
63a,63b及び小型汎用コンピュータ(PC)64
a,64bを接続する構成としても良い。
【0091】この第2実施形態では、図1から図11に
示す第1実施形態及び変形例と基本的に同様に動作す
る。すなわち、電話とTCP/IPのネットワークとを
融合化し、その電話会話及びWebページ情報を閲覧す
る連携によるコミュニケーションが可能になる。なお、
以下の第3実施形態から第5実施形態も、同様に電話会
話及びWebページ情報を閲覧する連携によるコミュニ
ケーションを実施するものであり、以下、この説明を省
略する。
【0092】図13は第3実施形態の通信ネットワーク
構成を示すブロック図である。この図13に示す第3実
施形態は、デジタルセルラー移動電話システム(PD
C)又は簡易電話システム(PHS)含むデジタルコー
ドレス電話システムを用いたものであり、TDMA方
式、TDMA/TDD方式、IS−95(ITU−T)
規格のCDMA方式、ワイドバンドCDMA方式などが
適用される。
【0093】この第3実施形態は、移動電話ネットワー
ク71を通じて電話会話を行うための移動端末73a,
73bを有している。更に、インターネットにアクセス
するための小型汎用コンピュータ(特に、ノート型パー
ソナルコンピュータ/モバイル端末)74a,74bが
移動端末75a,75bに接続されている。また、移動
電話ネットワーク71には、発信側及び着信側をサービ
スエリアとするセル基地局76a,76b/77a,7
7bが接続されている。移動電話ネットワーク71がI
SDNネットワークなどを通じてインターネットと接続
されている。
【0094】なお、移動電話ネットワーク71のセル基
地局76a,76b/77a,77bは、セル基地局7
6a,76bのみでも良い。セル基地局77a,77b
と小型汎用コンピュータ74a,74bが接続される移
動端末75a,75bとの無線区間(エアインターフェ
ース)は、例えば、PHS高速データ通信が可能なPI
AFS(PHS Internet Access Forum Standard)を適用し
た構成が好適である。また、PDCにおけるパケット伝
送規格(以降で説明する移動ISDNなど)を適用して
も良い。
【0095】図14は第4実施形態の通信ネットワーク
構成を示すブロック図である。この図14に示す第4実
施形態は、電話会話用としてインターネット電話を適用
している。第1実施形態の図1と同様のISDNネット
ワーク1、通信回線制御装置2a,2bが設けられてい
る。ISDNネットワーク1がインターネットと接続さ
れている。更に、音声会話用の電話機83a,83bが
小型汎用コンピュータ(PC)84a,84bと接続さ
れている。このインターネット電話プロトコルとして
は、例えば、NetMeeting,InternetPhone,CU-SeeMe,Net2
Phone,CoolTalk,FPPhoneなどのアプリケーションプが周
知である。
【0096】図15は第5実施形態の通信ネットワーク
構成を示すブロック図である。この図15に示す第5実
施形態は、デジタルセルラー移動電話システム(PD
C)又は簡易電話システム(PHS)含むデジタルコー
ドレス電話システムを適用したものであり、移動電話ネ
ットワーク91を通じて電話会話及びインターネットに
アクセスを行うための移動端末93a,93bを有して
いる。更に、インターネットにアクセスするための小型
汎用コンピュータ(特に、ノート型パーソナルコンピュ
ータ/モバイル端末)94a,94bが移動端末93
a,93bに接続されている。また、移動電話ネットワ
ーク71には、発信側及び着信側をサービスエリアとす
るセル基地局96a,96bが接続されている。移動電
話ネットワーク91にISDNネットワークなどを通じ
てインターネットと接続されている。
【0097】この例は、移動端末93a,93bがイン
ターネット電話と同様にして、電話会話を行い、かつ、
小型汎用コンピュータ94a,94bからのインターネ
ットへのアクセスを行うように動作する。この場合、特
に、移動端末93a,93bとセル基地局96a,96
b間の無線区間のエア(A)インターフェースを、有線
回線によるISDNネットワークと同様(又は、同様以
上)の規格に設定する必要がある。いわゆる、固定のI
SDNに対してターミナルモビリティなどに優れる移動
でのISDN特有のサービスを実施する移動ISDN
(「移動ISDN」、CCITT委員会、移動体ISD
N分科会検討資料 平成4年8月を参照)を特に無線区
間に適用するのが望ましい。
【0098】なお、前記した第1から第5実施形態で
は、電話番号とWebページの対応関係が自由に設定で
きるとともに、URIや電話番号を、例えば、サーバで
一元的(集中的)に管理しておらず、小型汎用コンピュ
ータ(PC)4a,4bの記憶容量に応じて分散管理で
きるようになる。
【0099】また、第1から第5実施形態では、発信側
と着信側でのURIが異なり、その相違するWebペー
ジA,Bを閲覧するコミュニケーション例をもって説明
したが、以下のように前記した(1)のコミュニケーシ
ョンとともに(2)(3)に示すWebページの変更に
よるコミュニケーションが可能である。
【0100】(1)前記したような発信側から通知した
URIと着信側からのURIとが異なり、それぞれ異な
るWebページを閲覧するコミュニケーションを行う。 (2)発信側及び着信側が同一のURIによるWebペ
ージを閲覧するコミュニケーション、この場合、着信側
はURIを発信側に送信せず、かつ、発信側が発信とと
もに、発信したURIによるWebページへのアクセス
を行う。 (3)前記した(1)(2)によるコミュニケーション
の確立後に、発信側及び/又は着信側で、新たなURI
を送信して、他のWebページにアクセスし直し、その
情報内容を通じたコミュニケーションを行う。
【0101】また、前記した第1から第5実施形態で
は、発信側からの着信側への選択信号(電話番号)と同
時にURIを送出しているが、この選択信号とURI
は、別個に送出するようにしても良い。例えば、回線接
続後の応答検出(回線接続コマンド)を識別して、この
後にURIを発信側からの着信側へ転送するようにして
も良い。この場合、例えば、電話機3a,3b及び小型
汎用コンピュータ4a,4bがイーサネットなどのロー
カルエリアネットワーク(LAN)構成の場合に、最初
に発信するが電話番号のみのデータであり、その送信時
間が短いため、バス通信路などでの衝突が低減する。す
なわち、接続成功(回線接続)後にのみURIを転送す
れば良いことになる。
【0102】また、この第1から第5実施形態では、イ
ンターネット電話やWebページへのアクセス用として
小型汎用コンピュータ(ディスクトップパーソナルコン
ピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ等)を用い
ている。この場合、前記した一連の動作(シーケンス)
を実行する制御プログラムを、情報記録媒体としてのパ
ッケージソフトウェアとして提供可能である。
【0103】また、前記した第1実施形態にあって、光
ファイバを用いないデジタル回線(ISDN)では、非
対称型デジタル方式(ADSL)を適用して、その高速
アクセスも可能である。
【0104】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電話通話とWebページ閲覧との連携による通信の方
法及びそのシステムによれば、電電話先の電話番号に対
応するリソース識別子を着信側に送信し、また、電話着
信側から電話発信側にリソース識別子を送信し、電話発
信側及び電話着信側の相互でリソース識別子に対応する
Webページにアクセスして表示している。
【0105】この結果、電話発信を行うのみで、電話会
話と連携する適切コミュニケーションが可能なWebペ
ージへ相互にアクセスできるようになる。この電話会話
及び相互のWebページの閲覧を通じたコミュニケーシ
ョンによって、そのスケーラビリティが向上して、高度
なコミュニケーションが可能になり、利便性が向上す
る。
【0106】本発明の電話通話とWebページ閲覧との
連携による通信の方法及びそのシステムによれば、電話
先へリソース識別子を発信側電話番号とともに電話着信
側に送信している。電話着信側が、発信側電話番号に対
応する予め記憶しているWebのリソース識別子を、着
信側電話番号とともに発信側に送信する。そして、発信
側及び着信側がそれぞれリソース識別子に対応するWe
bページにアクセスして表示している。
【0107】この結果、電話発信を行うのみで、電話会
話と連携する適切コミュニケーションが、通知された用
途ごとのコミュニケーションを行うために区別した電話
番号ごとに適切なWebページへ発信側及び着信側の相
互で選択してアクセスできるようになる。この場合、電
話番号とリソース識別子の対応関係が自由に行われる。
したがって、スケーラビリティがより向上し、電話会話
及びWebページ閲覧による、更に高度なコミュニケー
ションが可能になる。
【0108】また、本発明の電話通話とWebページ閲
覧との連携による通信の方法及びそのシステムによれ
ば、電話着信側が、通信網からの選択信号での着信を自
動処理、かつ、設定状態に対応するリソース識別子を取
り出して発信側電話に送信している。電話着信側が、発
信側に通知されたリソース識別子のWebページにアク
セスして表示している。
【0109】この結果、電話発信を行うのみで設定状態
ごとに適切に対応するWebページを選択してアクセス
できるようになり、その設定状態に対応するコミュニケ
ーションが出来るようになる。この場合もスケーラビリ
ティが向上し、設定状態による、例えば、留守番応答に
おけるメッセージ内容及びWebページ閲覧による高度
なコミュニケーションが可能になる。
【0110】また、本発明の情報記録媒体によれば、前
記した電話発信を行うのみで対応するWebページを閲
覧できるそれぞれの制御プログラムを、汎用的なパッケ
ージソフトウェアとして提供している。この結果、特に
小型汎用コンピュータでの本発明の実施が容易に出来る
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話通話とWebページ閲覧との連携
による通信の方法及び電話通話Webページ閲覧連携通
信システム並びに情報記録媒体の第1実施形態にかかる
構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の通信回線制御装置の要部機能を示すブ
ロック図である。
【図3】図1中の電話機の要部機能を示すブロック図で
ある。
【図4】図1中の小型汎用コンピュータの要部機能を示
すブロック図である。
【図5】図1に基づいた動作の概略を説明するための図
である。
【図6】第1実施形態にあって具体例を用いた詳細な説
明のための図である。
【図7】第1実施形態の変形例における小型汎用コンピ
ュータにおける機能を示すブロック図である。
【図8】第1実施形態の変形例におけるURI電話番号
記憶部での格納テーブルを示す図である。
【図9】第1実施形態の変形例の動作を説明するための
ブロック図である。
【図10】第1実施形態の他の変形例における電話機の
機能を示すブロック図である。
【図11】第1実施形態の他の変形例におけるURI電
話状態管理部の格納テーブルを示す図である。
【図12】第2実施形態の通信ネットワーク構成を示す
ブロック図である。
【図13】第3実施形態の通信ネットワーク構成を示す
ブロック図である。
【図14】第4実施形態の通信ネットワーク構成を示す
ブロック図である。
【図15】第5実施形態の通信ネットワーク構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 ISDNネットワーク 2a,2b,通信回線制御装置 3a,3b,3aA,3bA 電話機 4a,4b,4aA,4bA,74a,74b,84
a,84b,94a,94b 小型汎用コンピュータ 21 制御チャネル処理部 22 音声チャネル処理部 23 データチャネル処理部 31 入出力処理部 32 制御部 33 電話処理回路 34 通話部 35 記憶部 36 留守番電話処理部 40 I/F・制御装置 40a Webブラウザ 41 URI管理装置 41A URI電話番号管理装置 41a URI記憶部 41b URI登録処理部 41c URI表示処理部 42 入力操作装置 43 モニタ装置 51a URI電話番号記憶部 51b URI電話番号登録処理部 51c URI電話番号表示処理部 51c URI電話番号検索処理部 51e URI電話状態管理部 61 アナログ電話ネットワーク 63a,63b アナログ電話機 62a,62b モデム 71,91 移動電話ネットワーク 73a,73b,93a,93 移動端末 76a,76b/77a,77b,96a,96b セ
ル基地局 83a,83b 電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 5B089 GA26 GB04 HA10 HB02 HB05 JB02 JB14 KA00 KB06 KB07 LB14 5K024 BB02 BB04 CC02 CC09 CC11 DD06 FF03 GG01 GG03 GG13 5K030 HA05 HB21 HC01 HC02 HC09 JA03 JA08 JL01 JT01 JT06 JT09 KA01 KA07 LB01 5K051 AA03 BB01 BB02 CC01 CC04 CC07 DD13 DD15 EE01 EE02 FF07 GG02 HH18 HH19 5K101 KK00 KK02 KK06 LL00 LL01 LL03 LL12 MM06 NN18 NN21 NN36 NN37 PP03 PP10 RR21 TT06 9A001 CC04 CC07 JJ25 JJ26 KK56

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話及びTCP/IPとのネットワーク
    を融合化した電話通話とWebページ閲覧との連携によ
    る通信の方法であって、 電話発信側から入力された電話先の電話番号に対応して
    予め記憶しているリソース識別子を読み出す処理と、 電話先電話番号及びリソース識別子を通信網から電話着
    信側に送信する処理と、 電話着信側が通信網からの選択信号での着信を処理して
    リソース識別子を取り出す処理と、 この取り出したリソース識別子に対応するWebページ
    に通信網を通じてアクセスし、読み込んで表示する処理
    と、 電話着信側から電話発信側にリソース識別子を通信網を
    通じて送信する処理と、 電話発信側が受信したリソース識別子に対応するWeb
    ページに通信網を通じてアクセスし、読み込んで表示す
    る処理と、 を有することを特徴とする電話通話とWebページ閲覧
    との連携による通信の方法。
  2. 【請求項2】 電話及びTCP/IPのネットワークを
    融合化した電話通話とWebページ閲覧との連携による
    通信の方法であって、 電話発信側から入力された電話先の電話番号に対応して
    予め記憶しているリソース識別子を読み出す処理と、 電話先電話番号及び読み出したリソース識別子及び発信
    側電話番号を通信網から着信側に送信する処理と、 電話着信側が、通信網からの選択信号を着信処理してリ
    ソース識別子及び発信側電話番号を取り出す処理と、 このリソース識別子に対応するWebページにアクセス
    し、読み込んで表示する処理と、 発信側電話番号に対応する予め記憶しているリソース識
    別子を読み出して、着信側電話番号とともに通信網を通
    じて電話発信側に送信する処理と、 電話発信側が受信したリソース識別子に対応するWeb
    ページにアクセスし、読み込んで表示する処理と、 を有することを特徴とする電話通話とWebページ閲覧
    との連携による通信の方法。
  3. 【請求項3】 電話及びTCP/IPとのネットワーク
    を融合化した電話通話とWebページ閲覧との連携によ
    る通信の方法であって、 電話発信側から入力された電話先の電話番号に対応して
    予め記憶しているリソース識別子を読み出す処理と、 電話先電話番号及びリソース識別子を通信網から着信側
    に送信する処理と、 通信網からの選択信号での着信を自動応答処理し、か
    つ、留守番応答、保留、外出を含む着信側の設定状態に
    対応して、記憶しているリソース識別子を取り出して電
    話発信側に通信網を通じて送信する処理と、 発信側に通知されたリソース識別子のWebページにア
    クセスし、読み込んで表示する処理と、 を有することを特徴とする電話通話とWebページ閲覧
    との連携による通信の方法。
  4. 【請求項4】 電話ネットワークに電話機が収容され、
    かつ、TCP/IP網のWebページにWebブラウザ
    を通じてアクセスする情報処理装置を備えて、電話通話
    とWebページ閲覧との連携による通信を行うための電
    話通話Webページ閲覧連携通信システムであって、 発信側の前記電話機から入力される電話先の電話番号に
    対応して、予めこの前記電話機又は前記情報処理装置に
    記憶しているリソース識別子を読み出して電話先電話番
    号及びリソース識別子を通信網に送信し、 着信側の前記電話機及び前記情報処理装置が通信網から
    の選択信号での着信を処理してリソース識別子を取り出
    し、 着信側の前記情報処理装置が受け取ったリソース識別子
    に対応するWebページに通信網を通じてアクセスし、
    読み込んで表示し、かつ、発信側にリソース識別子を通
    信網を通じて送信し、 発信側の前記情報処理装置が着信側から通知されたリソ
    ース識別子に対応するWebページに通信網を通じてア
    クセスし、Webページを読み込んで表示することを特
    徴とする電話通話Webページ閲覧連携通信システム。
  5. 【請求項5】 電話ネットワークに電話機が収容され、
    かつ、TCP/IP網のWebページにWebブラウザ
    を通じてアクセスする情報処理装置を備えて、電話通話
    とWebページ閲覧との連携による通信を行うための電
    話通話Webページ閲覧連携通信システムであって、 発信側の前記電話機から入力された電話先の電話番号に
    対応して、予めこの前記電話機又は前記情報処理装置に
    記憶しているリソース識別子を読み出して発信側の電話
    番号とともに通信網から着信側の前記電話機及び前記情
    報処理装置に送信し、 前記着信側の前記電話機が通信網からの選択信号を着信
    処理してリソース識別子及び発信側電話番号を取り出
    し、 着信側の前記情報処理装置が、受け取ったリソース識別
    子に対応するWebページに通信網を通じてアクセスし
    て読み込んだWebページを表示し、かつ、通知された
    発信側電話番号に対応する予め記憶しているリソース識
    別子を読み出して、着信側電話番号とともに通信網を通
    じて発信側の前記情報処理装置に送信し、 発信側の前記情報処理装置が受信したリソース識別子に
    対応するWebページにアクセスして読み込んだWeb
    ページを表示することを特徴とする電話通話Webペー
    ジ閲覧連携通信システム。
  6. 【請求項6】 電話ネットワークに電話機及び自動応答
    装置が収容され、かつ、TCP/IP網のWebページ
    にWebブラウザを通じてアクセスする情報処理装置を
    備えて、電話通話とWebページ閲覧との連携による通
    信を行うための電話通話Webページ閲覧連携通信シス
    テムであって、 発信側の前記電話機から入力された電話先の電話番号に
    対応して前記情報処理装置に予め記憶しているリソース
    識別子を読み出して電話先電話番号とともに通信網から
    着信側に送信し、 着信側の前記自動応答装置が、通信網からの選択信号で
    の着信を自動応答処理し、かつ、設定状態に対応して記
    憶しているリソース識別子を取り出して発信側の前記電
    話機及び前記情報処理装置に通信網を通じて送信する処
    理と、 発信側の前記電話機が自動応答装置からの通知を受信す
    る処理と、 発信側の前記情報処理装置が、通知されたリソース識別
    子のWebページを読み込んで表示することを特徴とす
    る電話通話Webページ閲覧連携通信システム。
  7. 【請求項7】 前記Webページへのアクセスが、 Webブラウザを自動起動し、又は 手動操作でWeb
    ブラウザを起動して、通知されたリソース識別子のWe
    bページにアクセスすることを特徴とする請求項4,5
    又は6記載の電話通話Webページ閲覧連携通信システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記発信側電話番号の送信を、 電話機から着信側に送信し、又は、通信網における発信
    者番号通知サービスによって着信側に送信することを特
    徴とする請求項5記載の電話通話Webページ閲覧連携
    通信システム。
  9. 【請求項9】 前記自動応答装置が、 留守番電話機であり、この留守番電話機での留守番応
    答、保留、外出を含む設定状態に対応して、記憶してい
    るリソース識別子を取り出して送信することを特徴とす
    る請求項6記載の電話通話Webページ閲覧連携通信シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記リソース識別子を通知した後に、
    新たなリソース識別子を電話機又は情報処理装置から再
    度通知することを特徴とする請求項4又は5記載の電話
    通話Webページ閲覧連携通信システム。
  11. 【請求項11】 前記電話機及び情報処理装置と電話ネ
    ットワークとの間に、 サービス総合デジタル網に対応するデジタル回線終端装
    置、ターミナルアダプタを含む通信回線制御装置が設け
    られ、この通信回線制御装置でのサービス総合デジタル
    網インターフェースにおける情報チャネル及び制御チャ
    ネルを通じて電話発信及び着信を処理し、かつ、Web
    ページにアクセスすることを特徴とする4,5又は6記
    載の電話通話Webページ閲覧連携通信システム。
  12. 【請求項12】 前記電話機として、少なくとも、 通信網とのインターフェースを処理する入出力処理部
    と、 前記通信網及び情報処理装置との連動シーケンスを実行
    する制御部と、 電話通話にかかる処理を行う電話処理回路と、 マイクロホン及びスピーカを備えて送話及び受話信号を
    処理する通話部と、 を備えることを特徴とする請求項4,5又は6記載の電
    話通話Webページ閲覧連携通信システム。
  13. 【請求項13】 前記請求項4記載の情報処理装置とし
    て、少なくとも、 Webブラウザの起動を含むインターフェース処理及び
    制御を実行するインターフェース・制御装置と、 リソース識別子の登録/変更及び読み込んだWebペー
    ジでの画面を表示する処理を行うリソース識別子管理装
    置と、 を備えることを特徴とする電話通話Webページ閲覧連
    携通信システム。
  14. 【請求項14】 前記リソース識別子管理装置として、 Webページのリソース識別子を記憶するリソース識別
    子記憶部と、 前記リソース識別子記憶部にリソース識別子を入力して
    登録する処理を行うリソース識別子登録処理部と、 リソース識別子の登録及び変更における画面表示並びに
    読み込んだWebページの画面表示を行うためのリソー
    ス識別子表示処理部と、 を備えることを特徴とする請求項13記載の電話通話W
    ebページ閲覧連携通信システム。
  15. 【請求項15】 前記請求項5記載の情報処理装置とし
    て、少なくとも、 Webブラウザの起動を含むインターフェース処理及び
    制御を実行するインターフェース・制御装置と、 リソース識別子と、このリソース識別子に対応付けた電
    話番号の登録及び変更並びに読み込んだWebページで
    の画面を表示する処理を行うリソース識別子電話番号管
    理装置と、 を備えることを特徴とする電話通話Webページ閲覧連
    携通信システム。
  16. 【請求項16】 前記リソース識別子電話番号管理装置
    として、 リソース識別子及び電話番号を入力して登録する処理を
    行うリソース識別子電話番号登録処理部と、 Webページに対応するリソース識別子に対応付けた電
    話番号を記憶するリソース識別子電話番号記憶部と、 リソース識別子及び電話番号の登録及び変更における画
    面表示並びに読み込んだWebページの画面表示を行う
    リソース識別子電話番号表示処理部と、 前記リソース識別子電話番号記憶部から発信時に入力し
    た電話番号に対応するリソース識別子を検索するための
    リソース識別子電話番号検索処理部と、 を備えることを特徴とする請求項15記載の電話通話W
    ebページ閲覧連携通信システム。
  17. 【請求項17】 前記通信網が、 サービス総合デジタル網又はアナログ電話網を含む有線
    電話ネットワークであることを特徴とする請求項4,5
    又は6記載の電話通話Webページ閲覧連携通信システ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記通信網が、 デジタルセルラー移動電話システム又はコードレス電話
    システムを含む無線移動電話ネットワークであることを
    特徴とする請求項4,5又は6記載の電話通話Webペ
    ージ閲覧連携通信システム。
  19. 【請求項19】 前記電話ネットワークに収容される電
    話機に代えて、 少なくとも情報処理処理装置を利用したインターネット
    電話を使用することを特徴とする請求項4,5又は6記
    載の電話通話Webページ閲覧連携通信システム。
  20. 【請求項20】 前記インターフェース・制御装置とリ
    ソース識別子管理装置とが別装置として構成され、又
    は、インターフェース・制御装置とリソース識別子電話
    番号管理装置とが別装置として構成されることを特徴と
    する請求項13又は15記載の電話通話Webページ閲
    覧連携通信システム。
  21. 【請求項21】 電話発信側から入力された電話先の電
    話番号に対応して予め記憶しているリソース識別子を読
    み出し、電話先電話番号とともに着信側に送信し、か
    つ、電話着信側で通信網からの選択信号での着信を処理
    してリソース識別子を取り出し、対応するWebページ
    に通信網を通じてアクセスして表示するとともに、電話
    着信側から電話発信側にリソース識別子を通信網を通じ
    て送信し、電話着信側が受信したリソース識別子に対応
    するWebページに通信網を通じてアクセスし、読み込
    んで表示する制御を実行する制御プログラムを格納した
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  22. 【請求項22】 電話発信側から入力された電話先の電
    話番号に対応して予め記憶しているリソース識別子を読
    み出し、電話先電話番号及び発信側電話番号を通信網か
    ら着信側に送信し、電話着信側が、通信網からの選択信
    号を着信処理してリソース識別子及び発信側電話番号を
    取り出してWebページにアクセスし、かつ、発信側電
    話番号に対応する予め記憶しているリソース識別子を読
    み出して、着信側電話番号とともに通信網を通じて発信
    側に送信し、電話発信側が受信したリソース識別子に対
    応するWebページにアクセスし、読み込んで表示する
    制御を実行する制御プログラムを格納したことを特徴と
    する情報記録媒体。
  23. 【請求項23】 電話発信側から入力された電話先の電
    話番号に対応して予め記憶しているリソース識別子を読
    み出し、電話先電話番号とともに着信側に送信し、電話
    着信側が、通信網からの選択信号での着信を自動応答処
    理し、かつ、留守番応答、保留、外出を含む設定状態に
    対応して記憶しているリソース識別子を取り出して電話
    発信側に通信網を通じて送信し、電話着信側が、発信側
    に通知されたリソース識別子のWebページを読み込ん
    で表示する制御を実行する制御プログラムを格納したこ
    とを特徴とする情報記録媒体。
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