JP2000294794A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JP2000294794A
JP2000294794A JP11102509A JP10250999A JP2000294794A JP 2000294794 A JP2000294794 A JP 2000294794A JP 11102509 A JP11102509 A JP 11102509A JP 10250999 A JP10250999 A JP 10250999A JP 2000294794 A JP2000294794 A JP 2000294794A
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insulating film
integrated circuit
semiconductor integrated
circuit device
element isolation
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JP11102509A
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English (en)
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Yoichi Tamaoki
洋一 玉置
Yoshifumi Wakahara
祥史 若原
Takahide Ikeda
隆英 池田
Fumio Otsuka
文雄 大塚
Katsuhiko Ichinose
勝彦 一瀬
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程数の著しい増加を必要とせずに、S
OI基板に形成される高信頼度のCMOSFETを有す
る半導体集積回路装置を実現することのできる技術を提
供する。 【解決手段】 活性領域の端部に接する素子分離領域の
一部に埋め込み酸化膜2に達する溝16に埋め込まれた
酸化シリコン膜17からなる溝型素子分離領域を形成
し、この溝型素子分離領域以外の素子分離領域に埋め込
み酸化膜2に達しないLOCOS酸化膜18からなるL
OCOS型素子分離領域を形成することによって、寄生
容量の増加が抑えられ、さらに、チャネル領域で発生し
た少数キャリアをLOCOS酸化膜18下の薄膜シリコ
ン層3を通じて拡散できるので少数キャリアの蓄積によ
るしきい値電圧の変化が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造技術に関し、特に、SOI(Silicon
On Insulator)基板上に形成される相補型MOSFET
(CMOSFET:Complementary Metal Oxide Semico
nductor Field Effect Transistor )を有する半導体集
積回路装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SOI基板の0. 05〜0. 3μm程度
の薄膜シリコン層に形成されるMISFET(Metal In
sulator Semiconductor FET )は、そのソース、ドレイ
ンを構成する半導体領域の底面を埋め込み酸化膜で絶縁
できることから、バルク基板に形成されるMISFET
が有する寄生容量よりも小さい寄生容量を有することが
できる。
【0003】さらに、隣接するMISFET間を電気的
に分離するフィールド絶縁膜を薄膜シリコン層の表面に
厚く形成することによって、ラッチアップ現象または隣
接するMISFET間のリーク現象などを抑制すること
ができる。すなわち、MISFETの活性領域を完全に
絶縁膜で囲むことによって、寄生容量の低減と寄生トラ
ンジスタ効果の抑制とを実現することが可能である。
【0004】しかし、完全に絶縁膜で囲まれた活性領域
に形成されたMISFETを動作させると、MISFE
Tのチャネル領域で発生した少数キャリアが拡散せず蓄
積するため、MISFETのしきい値電圧が変化すると
いう問題が生じる。
【0005】そこで、埋め込み酸化膜に達する深い溝に
絶縁膜を埋め込んだ深溝型素子分離領域と、埋め込み酸
化膜に達しない浅い溝に絶縁膜を埋め込んだ浅溝型素子
分離領域とで構成した素子分離が提案された。
【0006】すなわち、深溝型素子分離領域によってM
ISFETが有する寄生容量を低く抑えると共に、浅溝
型素子分離領域を構成する浅い溝に埋め込まれた絶縁膜
の下の薄膜シリコン層を通してMISFETのチャネル
領域で発生した少数キャリアを拡散させて、MISFE
Tのしきい値電圧の変化を抑えることができる。
【0007】SOI基板に形成されたチャネル領域に発
生した少数キャリアを逃がす構造のMISFETについ
ては、たとえば、アイ・イー・イー・イー・シンポジウ
ム・オン・ブイ・エル・エス・アイ・テクノロジー(IE
EE Symposium on VLSI Technology, Digest of Technic
al Papers. PP.92〜PP.93, 1996 )などに記載がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記埋
め込み酸化膜に達する深溝型素子分離領域は深い溝に埋
め込まれた絶縁膜によって構成され、前記埋め込み酸化
膜に達しない浅溝型素子分離領域は浅い溝に埋め込まれ
た絶縁膜によって構成されるため、深い溝と浅い溝とを
同一のSOI基板に形成する必要がある。このため、製
造過程が複雑となり、製造工程数が増加してしまう。
【0009】本発明の目的は、製造工程数の著しい増加
を必要とせずに、SOI基板に形成される高信頼度のC
MOSFETを有する半導体集積回路装置を実現するこ
とのできる技術を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、 (1)本発明の半導体集積回路装置は、支持基板上に埋
め込み絶縁膜を介して設けられた薄膜シリコン層に形成
されたMISトランジスタを有しており、薄膜シリコン
層の主面上に設けられた素子分離領域が、埋め込み絶縁
膜に接しないLOCOS絶縁膜によって構成される第1
の素子分離領域と、埋め込み絶縁膜に達する溝に埋め込
まれた絶縁膜によって構成される第2の素子分離領域と
からなるものである。
【0012】(2)本発明の半導体集積回路装置は、前
記(1)のMISトランジスタにおいて、第2の素子分
離領域が、MISトランジスタが形成される活性領域の
端部の一部に接して形成されているものである。
【0013】(3)本発明の半導体集積回路装置は、前
記(1)のMISトランジスタにおいて、第2の素子分
離領域を構成する絶縁膜が埋め込まれた溝は、最小加工
寸法の2〜3倍程度の幅と、この幅の2倍以下の深さを
有するものである。
【0014】(4)本発明の半導体集積回路装置は、前
記(1)のMISトランジスタにおいて、第1の素子分
離領域を構成するLOCOS絶縁膜の上面と、第2の素
子分離領域を構成する絶縁膜の上面とを、ほぼ同じ高さ
とするものである。
【0015】(5)本発明の半導体集積回路装置は、前
記(1)のMISトランジスタにおいて、第1の素子分
離領域を構成するLOCOS絶縁膜と埋め込み絶縁膜と
の間の薄膜シリコン層の厚さを、0. 02〜0. 15μ
mとするものである。
【0016】(6)本発明の半導体集積回路装置は、前
記(2)のMISトランジスタにおいて、第2の素子分
離領域は、MISトランジスタのゲート電極のゲート幅
方向と平行に配置されているものである。
【0017】(7)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、支持基板上に埋め込み絶縁膜を介して設けられ
た薄膜シリコン層にMISトランジスタを形成する際、
薄膜シリコン層上に第1の絶縁膜および第2の絶縁膜を
順次堆積した後、第1の素子分離領域の第2の絶縁膜お
よび第1の絶縁膜を順次除去する工程と、支持基板に熱
酸化処理を施すことによって、第1の素子分離領域の薄
膜シリコン層の表面に、埋め込み絶縁膜に接しないLO
COS絶縁膜を形成する工程と、第2の素子分離領域の
第2の絶縁膜、第1の絶縁膜および薄膜シリコン層を順
次除去して、埋め込み絶縁膜に達する溝を形成する工程
と、支持基板上に第3の絶縁膜を形成した後、第3の絶
縁膜の表面を平坦化して、溝に第3の絶縁膜を埋め込む
工程とを有するものである。
【0018】(8)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記(7)のMISトランジスタの製造方法に
おいて、第3の絶縁膜の表面が、第2の絶縁膜をストッ
パとした化学的機械研磨法によって平坦化されるもので
ある。
【0019】(9)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記(7)のMISトランジスタの製造方法に
おいて、第3の絶縁膜の形成膜厚の下限は溝の深さまた
は溝の幅の(2)-1/2と同じ厚さとし、その上限を1.
0μm程度とするものである。
【0020】上記した手段によれば、零バイアスにおけ
るMISトランジスタのソース、ドレインを構成する半
導体領域の空乏層を常に埋め込み酸化膜と接した状態と
し、さらに、MISトランジスタのソース、ドレインが
形成された活性領域の端部の一部を溝に埋め込まれた絶
縁膜によって素子分離することによって、寄生容量を低
減することができる。また、MISトランジスタのチャ
ネル領域で発生した少数キャリアは、LOCOS絶縁膜
の下に設けられた薄膜シリコン層を通って拡散するの
で、少数キャリアが蓄積せずMISトランジスタのしき
い値電圧の変化を抑えることができる。
【0021】さらに、第2の素子分離領域を構成する絶
縁膜が埋め込まれる溝の幅を最小加工寸法の2〜3倍程
度、その深さを幅の2倍以下とし、この絶縁膜の形成膜
厚を限定することにより、一度のCMP工程で上記絶縁
膜の表面の平坦化と埋め込みが可能となるので、製造工
程数の著しい増加をまねくことなく、LOCOS絶縁膜
によって構成される第1の素子分離領域と溝に埋め込ま
れた絶縁膜によって構成される第2の素子分離領域とを
形成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施の形態であるSO
I基板上に形成されたCMOSFETを示すSOI基板
の要部平面図であり、図2は、図1のII−II′線におけ
るSOI基板の要部断面図である。図1および図2にお
いて、Q1 はpチャネル型MISFET、Q2 はnチャ
ネル型MISFETである。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0024】pチャネル型MISFETQ1 は、支持基
板1上に埋め込み酸化膜2を介して設けられた厚さ0.
05〜0. 3μmの薄膜シリコン層3に形成されたn型
ウェル4上に形成され、このn型ウェル4の表面には、
一対のp- 型半導体領域5および一対のp+ 型半導体領
域6によってソース、ドレインが構成されている。
【0025】ここで、寄生容量の増加を抑えるために、
零バイアスでのソース、ドレインの空乏層が常に埋め込
み酸化膜2と接した状態となるように、ソース、ドレイ
ン下の薄膜シリコン層3の厚さおよびp+ 型半導体領域
6の深さは設定される。
【0026】また、上記一対のp- 型半導体領域5の間
のn型ウェル4の表面には、しきい値電圧制御層7が形
成されている。このしきい値電圧制御層7の上には、酸
化シリコン膜でゲート絶縁膜8が構成され、その上には
n型の多結晶シリコン膜でゲート電極9が構成されてい
る。ゲート電極9の側壁には酸化シリコン膜または窒化
シリコン膜によって構成されるサイドウォールスペーサ
10が形成されており、このゲート電極9の表面および
ソース、ドレインの表面にはチタンシリサイド膜11が
形成されている。
【0027】nチャネル型MISFETQ2 は、厚さ
0. 05〜0. 3μmの薄膜シリコン層3に形成された
p型ウェル12上に形成され、このp型ウェル12の表
面には、一対のn- 型半導体領域13および一対のn+
型半導体領域14によってソース、ドレインが構成され
ている。
【0028】ここで、寄生容量の増加を抑えるために、
零バイアスでのソース、ドレインの空乏層が常に埋め込
み酸化膜2と接した状態となるように、ソース、ドレイ
ン下の薄膜シリコン層3の厚さおよびn+ 型半導体領域
14の深さは設定される。
【0029】また、上記一対のn- 型半導体領域13の
間のp型ウェル12の表面には、しきい値電圧制御層1
5が形成されている。このしきい値電圧制御層15の上
には、酸化シリコン膜でゲート絶縁膜8が構成され、そ
の上にはn型の多結晶シリコン膜でゲート電極9が構成
されている。ゲート電極9の側壁には酸化シリコン膜ま
たは窒化シリコン膜によって構成されるサイドウォール
スペーサ10が形成されており、このゲート電極9の表
面およびソース、ドレインの表面にはチタンシリサイド
膜11が形成されている。
【0030】さらに、pチャネル型MISFETQ1
よびnチャネル型MISFETQ2の各々の活性領域の
周囲には、埋め込み酸化膜2に接する溝16に埋め込ま
れた酸化シリコン膜17によって構成される溝型素子分
離領域(図1に、相対的に濃い網掛けのハッチングで示
す)と、埋め込み酸化膜2に接しないLOCOS酸化膜
18によって構成されるLOCOS型素子分離領域(図
1に、相対的に薄い網掛けのハッチングで示す)とが形
成されている。上記溝16の幅は最小加工寸法の2〜3
倍程度、その深さは幅の2倍以下である。
【0031】溝16に埋め込まれた酸化シリコン膜17
は、pチャネル型MISFETQ1のゲート電極9のゲ
ート幅方向と平行に活性領域に接して配置され、さら
に、nチャネル型MISFETQ2 のゲート電極9のゲ
ート幅方向と平行に活性領域に接して配置されている。
LOCOS酸化膜18の下には、チャネル領域で発生し
た少数キャリアが拡散することのできる0. 02〜0.
15μmの厚さの薄膜シリコン層3が形成されており、
n型ウェル4およびp型ウェル12のこの領域にはチャ
ネルストッパとなるn型拡散層19aおよびp型拡散層
19bがそれぞれ形成されている。
【0032】pチャネル型MISFETQ1 およびnチ
ャネル型MISFETQ2 の上層は層間絶縁膜20によ
って覆われている。この層間絶縁膜20にはpチャネル
型MISFETQ1 のソース、ドレインに達するコンタ
クトホール21a、nチャネル型MISFETQ2 のソ
ース、ドレインに達するコンタクトホール21b、およ
びn型ウェル4に形成されたn+ 型拡散層22とp型ウ
ェル12に形成されたp+ 型拡散層23とにそれぞれ達
するコンタクトホール21cが形成されている。上記n
+ 型拡散層22とp+ 型拡散層23は、キャリアの引き
出し用電極を構成する。
【0033】コンタクトホール21a内にはpチャネル
型MISFETQ1 のソース、ドレインに接する配線層
24aが形成され、コンタクトホール21b内にはnチ
ャネル型MISFETQ2 のソース、ドレインに接する
配線層24bが形成され、コンタクトホール21c内に
はn+ 型拡散層22とp+ 型拡散層23とにそれぞれ接
する配線層24cが形成されている。
【0034】次に、前記図2に示した本発明の一実施の
形態であるSOI基板上に形成されたCMOSFETの
製造方法を図3〜図13を用いて説明する。
【0035】まず、図3に示すように、支持基板1上の
0. 1〜0. 5μmの厚さの埋め込み酸化膜2を介して
設けられた0. 05〜0. 3μmの厚さの薄膜シリコン
層3の表面に、酸化シリコン膜25および窒化シリコン
膜26を順次堆積する。酸化シリコン膜25の厚さは、
たとえば10〜30nm程度、窒化シリコン膜26の厚
さは、たとえば100〜200nm程度である。
【0036】次に、図4に示すように、レジストパター
ン27をマスクとして窒化シリコン膜26をエッチング
し、LOCOS型素子分離領域の窒化シリコン膜26を
除去する。次いで、図5に示すように、後にn型ウェル
4が形成される薄膜シリコン層3へn型不純物を導入し
てn型拡散層19aを形成し、後にp型ウェル12が形
成される薄膜シリコン層3へp型不純物(たとえば、ボ
ロン(B))を加速エネルギー20keV、ドーズ量2
×1014cm-2の条件で導入してp型拡散層19bを形
成する。この際、上記n型不純物およびp型不純物は、
薄膜シリコン層3の表面から深さ方向のほぼ中央までの
領域に導入される。
【0037】次に、図6に示すように、窒化シリコン膜
26をマスクとした選択酸化法によって、LOCOS型
素子分離領域の薄膜シリコン層3の表面に厚さ約0. 2
μm程度のLOCOS酸化膜18を形成する。
【0038】次いで、図7に示すように、レジストパタ
ーン28をマスクとして溝型素子分離領域の窒化シリコ
ン膜26、酸化シリコン膜25および薄膜シリコン層3
を順次エッチングし、最小加工寸法の2〜3倍程度の幅
を有し、埋め込み酸化膜2に達する深さの溝16を形成
する。この際、溝16の幅は最小加工寸法の2〜3倍程
度、その深さは上記幅の2倍以下に設定される。
【0039】次に、図8に示すように、化学的気相成長
法(Chemical Vapor Deposition :CVD)法によっ
て、たとえば、0. 3μm程度の厚さの酸化シリコン膜
17を窒化シリコン膜26の上層に堆積する。酸化シリ
コン膜17の厚さの下限は、溝16の深さとほぼ同じ厚
さまたは溝16の幅の(2)-1/2であり、その上限は、
形成時間、膜厚の均一性または膜の応力などによって決
まり、たとえば約1. 0μmである。
【0040】次いで、図9に示すように、窒化シリコン
膜26をストッパとして化学的機械研磨(Chemical Mec
hanical Polishing :CMP)法によって、酸化シリコ
ン膜17の表面を研磨する。上記溝16の幅を最小加工
寸法の2〜3倍程度、その深さを上記幅の2倍以下に限
定し、さらに酸化シリコン膜17の形成膜厚を限定する
ことによって、一度のCMP工程で酸化シリコン膜17
の表面を平坦化できて、溝16の内部に酸化シリコン膜
17を埋め込むことができる。
【0041】次に、図10に示すように、窒化シリコン
膜26を除去した後、薄膜シリコン層3にn型ウェル4
およびp型ウェル12を形成する。次いで、レジストパ
ターンをマスクとしてpチャネル型MISFETQ1
チャネル領域へp型不純物(たとえば、B)を導入し
て、しきい値電圧制御層7を形成し、同様に、レジスト
パターンをマスクとしてnチャネル型MISFETQ2
のチャネル領域へp型不純物(たとえば、B)を導入し
て、しきい値電圧制御層15を形成する。
【0042】次に、図11に示すように、酸化シリコン
膜25を除去した後、薄膜シリコン層3の表面に酸化シ
リコン層によって構成されるゲート絶縁膜8を約6. 5
nmの厚さで形成し、次いでSOI基板上にCVD法で
リン(P)を添加した多結晶シリコン膜(図示せず)を
堆積する。次いで、レジストパターンをマスクとして上
記多結晶シリコン膜をエッチングし、多結晶シリコン膜
によって構成されるゲート電極9を形成する。
【0043】次に、レジストパターンでp型ウェル12
上を覆った後、ゲート電極9をマスクとしてn型ウェル
4にイオン打ち込み法によってp型不純物(たとえば、
フッ化ボロン(BF2 ))を導入し、pチャネル型MI
SFETQ1 のソース、ドレインの一部を構成する低濃
度のp- 型半導体領域5を形成する。
【0044】同様に、レジストパターンでn型ウェル4
上を覆った後、ゲート電極9をマスクとしてp型ウェル
12にイオン打ち込み法によってn型不純物(たとえ
ば、砒素(As))を導入し、nチャネル型MISFE
TQ2 のソース、ドレインの一部を構成する低濃度のn
- 型半導体領域13を形成する。
【0045】次に、図12に示すように、SOI基板上
にCVD法で堆積した酸化シリコン膜または窒化シリコ
ン膜(図示せず)をRIE(Reactive Ion Etching)法
でエッチングして、ゲート電極9の側壁にサイドウォー
ルスペーサ10を形成する。
【0046】次に、レジストパターンでp型ウェル12
上を覆った後、ゲート電極9およびサイドウォールスペ
ーサ10をマスクとしてn型ウェル4にイオン打ち込み
法によってp型不純物(たとえば、BF2 )を導入し、
pチャネル型MISFETQ1 のソース、ドレインの他
の一部を構成する高濃度のp+ 型半導体領域6を形成す
る。この時、キャリア引き抜き用電極部のp+ 型拡散層
23も同時に形成する。
【0047】ここで、p+ 型半導体領域6の底面から埋
め込み酸化膜2までの距離が0. 3μm以下となるよう
に、上記p型不純物の打ち込み条件、たとえばエネルギ
ーまたはドーズ量は設定される。
【0048】同様に、レジストパターンでn型ウェル4
上を覆った後、ゲート電極9およびサイドウォールスペ
ーサ10をマスクとしてp型ウェル12にイオン打ち込
み法によってn型不純物(たとえば、P)を導入し、n
チャネル型MISFETQ2のソース、ドレインの他の
一部を構成する高濃度のn+ 型半導体領域14を形成す
る。この時、キャリア引き抜き用電極部のn+ 型拡散層
22も同時に形成する。
【0049】ここで、n+ 型半導体領域14の底面から
埋め込み酸化膜2までの距離が0.15. μm以下とな
るように、上記n型不純物の打ち込み条件、たとえばエ
ネルギーまたはドーズ量は設定される。
【0050】次に、厚さ30〜50nmのチタン膜(図
示せず)をスパッタリング法またはCVD法によってS
OI基板上に堆積する。その後、窒素雰囲気中で600
〜700℃の温度でRTA(Rapid Thermal Annealing
)法により熱処理(第1アニール)を行なう。この第
1アニールによって、高抵抗のチタンシリサイド膜(T
iSix (0<x<2))をpチャネル型MISFET
1 のゲート電極9の表面およびp+ 型半導体領域6の
表面、nチャネル型MISFETQ2 のゲート電極9の
表面およびn+ 型半導体領域14の表面、キャリア引き
抜き用電極部のp+ 型拡散層23の表面、ならびにキャ
リア引き抜き用電極部のn+ 型拡散層22の表面に形成
する。
【0051】次に、未反応のチタン膜をH2 2 :NH
4 OH:H2 O液で除去した後、窒素雰囲気中で800
〜900℃の温度でRTA法により熱処理(第2アニー
ル)を行ない、上記高抵抗のチタンシリサイド膜を低抵
抗のチタンシリサイド膜(TiSi2 )11に変える。
【0052】その後、図13に示すように、SOI基板
上に層間絶縁膜20を堆積し、この層間絶縁膜20をエ
ッチングしてコンタクトホール21a,21b,21c
を開孔し、次いで、層間絶縁膜20上に堆積した金属膜
(図示せず)をエッチングして配線層24a,24b,
24cを形成することにより、前記図1および図2に示
した本実施の形態1のCMOSFETが完成する。
【0053】なお、本実施の形態では、零バイアスでの
ソース、ドレインの空乏層が常に埋め込み酸化膜2と接
した状態となるように、pチャネル型MISFETQ1
のソース、ドレインの一部を構成するp+ 型半導体領域
6の深さ、nチャネル型MISFETQ2 のソース、ド
レインの一部を構成するn+ 型半導体領域14の深さ、
および薄膜シリコン層3の厚さを設定したが、pチャネ
ル型MISFETQ1のソース、ドレインの一部を構成
するp+ 型半導体領域6の底面、およびnチャネル型M
ISFETQ2 のソース、ドレインの一部を構成するn
+ 型半導体領域14の底面が埋め込み酸化膜2と接して
もよい。
【0054】この際、チャネル領域に発生した少数キャ
リアはゲート電極9の下の領域を通してのみ拡散するの
で、少数キャリアを拡散するための通路の断面積が小さ
くなり、少数キャリアが蓄積されやすくなる。そこで、
n型ウェル4およびp型ウェル12の不純物濃度を高く
設定する、または基板浮遊効果の大きいnチャネル型M
ISFETQ2 が形成されるp型ウェル12の不純物濃
度だけを高く設定することによって、少数キャリアの拡
散効果を向上してもよい。
【0055】また、本実施の形態では、pチャネル型M
ISFETQ1 およびnチャネル型MISFETQ2
ゲート電極9を多結晶シリコン膜で構成したが、図14
に示すように、金属膜29と多結晶シリコン膜30との
積層膜を用いてもよい。この際、ゲート電極9の上部を
構成する金属膜29の上層には、絶縁膜31、たとえば
酸化シリコン膜または窒化シリコン膜を設けることによ
って、チタンシリサイド膜11が金属膜29の上層に形
成されるのを防ぐことができる。
【0056】また、本実施の形態では、pチャネル型M
ISFETQ1 のゲート電極9の表面およびp+ 型半導
体領域6の表面、nチャネル型MISFETQ2 のゲー
ト電極9の表面およびn+ 型半導体領域14の表面、キ
ャリア引き抜き用電極部のp+ 型拡散層23の表面、な
らびにキャリア引き抜き用電極部のn+ 型拡散層22の
表面にチタンシリサイド膜11を形成したが、その他の
シリサイド膜、たとえばコバルトシリサイド(CoSi
2 )膜などを形成してもよい。
【0057】このように、本実施の形態では、零バイア
スにおけるpチャネル型MISFETQ1 のソース、ド
レインの一部を構成するp+ 型半導体領域6およびnチ
ャネル型MISFETQ2 のソース、ドレインの一部を
構成するn+ 型半導体領域14の空乏層を常に埋め込み
酸化膜2と接した状態とし、さらに、pチャネル型MI
SFETQ1 のソース、ドレインおよびnチャネル型M
ISFETQ2 のソース、ドレインが形成された活性領
域の端部を溝16に埋め込まれた酸化シリコン膜17に
よって素子分離することによって、寄生容量を低減する
ことができる。また、チャネル領域で発生した少数キャ
リアが、LOCOS酸化膜18の下に設けられた0. 0
2〜0. 15μmの厚さの薄膜シリコン層3を通って拡
散するので、少数キャリアの蓄積によるpチャネル型M
ISFETQ1 およびnチャネル型MISFETQ2
各々のしきい値電圧の変化を抑えることができる。
【0058】さらに、溝型素子分離領域を構成する酸化
シリコン膜17が埋め込まれる溝16の幅を最小加工寸
法の2〜3倍程度、その深さを幅の2倍以下とし、酸化
シリコン膜17の形成膜厚を限定することにより、一度
のCMP工程で酸化シリコン膜17の表面の平坦化と埋
め込みが可能となるので、製造工程数の著しい増加をま
ねくことなく、LOCOS酸化膜18によって構成され
るLOCOS型素子分離領域と溝16に埋め込まれた酸
化シリコン膜17によって構成される溝型素子分離領域
とを形成することができる。
【0059】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0060】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0061】本発明によれば、製造工程の著しい増加を
必要とすることなく、寄生容量の増加および基板浮遊効
果を抑えた高信頼度のCMOSFETを有する半導体集
積回路装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるCMOSFETを
示すSOI基板の要部平面図である。
【図2】図1のII−II′線におけるSOI基板の要部断
面図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるCMOSFETの
製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるCMOSFETの
製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるCMOSFETの
製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるCMOSFETの
製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるCMOSFETの
製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態であるCMOSFETの
製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態であるCMOSFETの
製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態であるCMOSFET
の製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【図11】本発明の一実施の形態であるCMOSFET
の製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【図12】本発明の一実施の形態であるCMOSFET
の製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【図13】本発明の一実施の形態であるCMOSFET
の製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【図14】本発明の一実施の形態であるCMOSFET
の製造方法を示すSOI基板の要部断面図である。
【符号の説明】
1 支持基板 2 埋め込み酸化膜 3 薄膜シリコン層 4 n型ウェル 5 p- 型半導体領域 6 p+ 型半導体領域 7 しきい値電圧制御層 8 ゲート絶縁膜 9 ゲート電極 10 サイドウォールスペーサ 11 チタンシリサイド膜 12 p型ウェル 13 n- 型ウェル 14 n+ 型ウェル 15 しきい値電圧制御層 16 溝 17 酸化シリコン膜 18 LOCOS酸化膜 19a n型拡散層 19b p型拡散層 20 層間絶縁膜 21a コンタクトホール 21b コンタクトホール 21c コンタクトホール 22 n+ 型拡散層 23 p+ 型拡散層 24a 配線層 24b 配線層 24c 配線層 25 酸化シリコン膜 26 窒化シリコン膜 27 レジストパターン 28 レジストパターン 29 金属膜 30 多結晶シリコン膜 31 絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 隆英 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 大塚 文雄 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 一瀬 勝彦 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 5F032 AA13 BA01 CA03 CA17 CA20 DA02 DA24 DA33 DA34 DA43 DA78 5F048 AC03 BA01 BA09 BB05 BC06 BE03 BG01 BG12 DA23 DA25 DA26 5F110 AA02 AA15 BB04 DD05 EE09 EE32 EE45 FF02 GG02 GG12 HJ13 HL05 NN02 QQ05 QQ19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基板上に埋め込み絶縁膜を介して設
    けられた薄膜シリコン層にMISトランジスタを有する
    半導体集積回路装置であって、前記薄膜シリコン層の主
    面上に設けられた素子分離領域が、前記埋め込み絶縁膜
    に接しないLOCOS絶縁膜によって構成される第1の
    素子分離領域と、前記埋め込み絶縁膜に達する溝に埋め
    込まれた絶縁膜によって構成される第2の素子分離領域
    とからなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記第2の素子分離領域は、前記MISトランジ
    スタが形成される活性領域の端部の一部に接して形成さ
    れていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記溝は、最小加工寸法の2〜3倍程度の幅と、
    前記幅の2倍以下の深さを有することを特徴とする半導
    体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記第1の素子分離領域を構成するLOCOS絶
    縁膜の上面と、前記第2の素子分離領域を構成する絶縁
    膜の上面とが、ほぼ同じ高さであることを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記第1の素子分離領域を構成するLOCOS絶
    縁膜と前記埋め込み絶縁膜との間の前記薄膜シリコン層
    の厚さは、0. 02〜0. 15μmであることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の半導体集積回路装置にお
    いて、前記第2の素子分離領域は、前記MISトランジ
    スタのゲート電極のゲート幅方向と平行に配置されてい
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 支持基板上に埋め込み絶縁膜を介して設
    けられた薄膜シリコン層にMISトランジスタを形成す
    る半導体集積回路装置の製造方法であって、(a).前記薄
    膜シリコン層上に第1の絶縁膜および第2の絶縁膜を順
    次堆積した後、第1の素子分離領域の前記第2の絶縁膜
    および前記第1の絶縁膜を順次除去する工程と、(b).前
    記支持基板に熱酸化処理を施すことによって、前記第1
    の素子分離領域の前記薄膜シリコン層の表面に、前記埋
    め込み絶縁膜に接しないLOCOS絶縁膜を形成する工
    程と、(c).第2の素子分離領域の前記第2の絶縁膜、前
    記第1の絶縁膜および前記薄膜シリコン層を順次除去し
    て、前記埋め込み絶縁膜に達する溝を形成する工程と、
    (d).前記支持基板上に第3の絶縁膜を形成した後、前記
    第3の絶縁膜の表面を平坦化して、前記溝に前記第3の
    絶縁膜を埋め込む工程とを有することを特徴とする半導
    体集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記第3の絶縁膜の表面は、前記第2
    の絶縁膜をストッパとした化学的機械研磨法によって平
    坦化されることを特徴とする半導体集積回路装置の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の半導体集積回路装置の製
    造方法において、前記第3の絶縁膜の形成膜厚の下限は
    前記溝の深さまたは前記溝の幅の(2)-1/2と同じ厚さ
    であり、上限は1. 0μm程度であることを特徴とする
    半導体集積回路装置の製造方法。
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