JP2000294454A - 電気二重層キャパシタ - Google Patents

電気二重層キャパシタ

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JP2000294454A
JP2000294454A JP10166199A JP10166199A JP2000294454A JP 2000294454 A JP2000294454 A JP 2000294454A JP 10166199 A JP10166199 A JP 10166199A JP 10166199 A JP10166199 A JP 10166199A JP 2000294454 A JP2000294454 A JP 2000294454A
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double layer
electric double
layer capacitor
current collector
resin
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JP10166199A
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English (en)
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Shunji Watanabe
俊二 渡邊
Tsugio Sakai
次夫 酒井
Toyoro Harada
豊郎 原田
Yoshimi Sugano
佳実 菅野
Hideharu Onodera
英晴 小野寺
Shinichi Takasugi
信一 高杉
Tsuneaki Tamachi
恒昭 玉地
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Seiko Instruments Inc
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Seiko Instruments Inc
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフローハンダ付け可能な電気二重層キャパ
シタの提供。 【解決手段】 正極分極活物質106と負極分極活物質
107を電解質108を介して封口板102の一方の面
に平面状に配置し、封口板102の外周を凹状の容器1
01で封口し、それぞれ活物質に導通する正極集電体1
03と負極集電体104を凹状容器101の封口板10
2と向かい合う面と反対の面に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面実装可能な電
気二重層原理を利用した電気二重層キャパシタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電気二重層キャパシタは、従来、時計機
能のバックアップ電源や半導体のメモリのバックアップ
電源やマイクロコンピュータやICメモリ等の電子装置
予備電源やソーラ時計の電池やモーター駆動用の電源な
どとして使用されており、近年は電気自動車の電源やエ
ネルギー変換・貯蔵システムの補助貯電ユニットなどと
しても検討されている。
【0003】バックアップ電源としては、今まで高容量
と半導体を駆動する電流が必要とされてきた。しかし、
近年半導体メモリは不揮発性メモリ技術の進歩によりバ
ックアップ電源を必要としないものが出てきている。ま
た、時計機能素子においても低消費電力化が進んでい
る。したがって、電気二重層キャパシタの容量、電流と
もそれほど大きなものの必要性が減ってきている。
【0004】電気二重層キャパシタは、図2に示すよう
にコインボタン型の電池とほぼ同等の構造を有してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電気二重層キャパシタ
は、半導体メモリは不揮発化、時計機能素子の低消費電
力化により、容量、電流ともそれほど大きなものの必要
性が減ってきている。むしろ、電気二重層キャパシタの
ニーズとしては、薄型やリフローハンダ付け(あらかじ
めプリント基板上のハンダ付を行なう部分にハンダクリ
ーム等を塗布しておきその部分に部品を載置するか、あ
るいは、部品を載置後ハンダ小球(ハンダバンプ)をハ
ンダ付部分に供給し、ハンダ付部分がハンダの融点以
上、例えば、200〜230℃となるように設定された
高温雰囲気の炉内に部品を搭載したプリント基板を通過
させることにより、ハンダを溶融させてハンダ付を行な
う方法)に対する要求が強くなっている。
【0006】従来の電気二重層キャパシタは、図2に示
すようにケース内にセパレータを挟み正極、負極の分極
性活物質が積層された構造となっていた。そのため、薄
型の達成において限界があった。また、リフローハンダ
付けを行うには端子等をケースにあらかじめ溶接してお
く必要があり、部品点数の増加および製造工数の増加と
いう点でコストアップとなっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】正極負極として用いる分
極性活物質と電解質とからなる電気二重層キャパシタに
おいて、分極性活物質と電解質を収納する容器に、あら
かじめ容器内部と容器外部を電気的に接続する2個以上
の外部への接続端子を兼ねる集電体を設けた。その容器
内に正極負極となる2個の分極性活物質をそれぞれの集
電体に接触するように並べ電気二重層キャパシタを作製
した。
【0008】収納する容器は、耐熱樹脂、ガラス、セラ
ミックス、セラミックスガラスまたは金属等の耐熱性の
材料を使うことにより、リフローハンダ付けが可能とな
る。金属の容器を用いた場合は容器自体を外部への接続
端子を兼ねる集電体として用いることができるが、片方
の極として用いる分極性活物質に対し絶縁しておく必要
がある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の代表的な構造として図1
を用いて説明する。図1は本発明の電気二重層キャパシ
タの断面図である。凹状の容器101はポリフェニレン
サルファイド(PPS)製で、外部への接続端子を兼ね
る正極集電体103と外部への接続端子を兼ねる負極集
電体104が形成されている。外部への接続端子を兼ね
る集電体はSUS444製での容器内部となる方には炭
素系の導電ペースト105を塗布した。容器外部となる
方にはニッケルめっきを施し、さらにその上にハンダめ
っきを施した。分極性活物質は図のように配置し、外部
への接続端子を兼ねる集電体に正極分極性活物質106
と負極分極性活物質107をそれぞれ接触させた。電解
質108を加え、PPS製の封口板102で封口した。
【0010】従来の分極性活物質を積層する図2に示し
た電気二重層キャパシタに比べ、本発明のように分極性
活物質を配置するものは内部抵抗が約二倍程度高い。し
かし、メモリーバックアップや時計機能のバックアップ
により流れる電流は数μAであるため、問題となる値で
はない。接続端子を兼ねる集電体の形成方法は、穴の開
いた凹状の容器101や封口板102に外部への接続端
子を兼ねる集電体を挿入し接着剤等で接着する方法もあ
るが、インサート成形法等により射出成形時に同時につ
くることも効果的である。
【0011】凹状の容器と封口板の封口方法は、熱融
着、超音波溶接、接着等の技術を利用することができ、
特に限定するものではない。凹状の容器と封口板の材質
により最適のものを選べばよい。樹脂どうしまたは、樹
脂とセラミックスや金属の接着であれば熱融着、超音波
溶接が利用できる。セラミックスどうしやセラミックス
と金属の接着であれば、間に樹脂を挟み熱融着、超音波
溶接をしたり、接着剤を用いることができる。封口後、
熱硬化型の樹脂にディッピングすることも信頼性を上げ
ることの上で効果的である。
【0012】収納容器に小孔をあらかじめ設けておき、
封口終了後電解液をいれる方法をとれば、封口方法はさ
まざまな方法を用いることができる。例えば、封口面
に、低融点ガラス、ハンダを用いる方法や電子ビーム溶
接、シーム溶接、抵抗溶接等の方法が利用できる。電解
液を入れた後の封止は、接着剤、樹脂の融着等がある。
更に、接続端子を兼ねる集電体は図1に示したような、
容器を貫通した構造である必要はなく、めっきや印刷等
の配線により、容器内部と容器外部を電気的に接続する
ものであればよい。材質としては、正極側に用いる方は
SUS444、SUS239J4L、SUS317J4
L、アルミニウム、金、白金、タングステン、タンタ
ル、モリブデンなどが用いられる。負極側として用いら
れるものとしては、正極側に用いられる材料の他にニッ
ケル、銅、SUS304、真鍮等がある。
【0013】接続端子を兼ねる集電体の外側の部分につ
いては、基盤とハンダ付けするためにニッケル、金、ハ
ンダの層を設けることがよい。層の形成方法としては、
めっき、蒸着などの気相法、印刷法等がある。電気二重
層キャパシタが小型化していった場合は接続端子を兼ね
る集電体の外側の部分にハンダバンプを形成することが
有効である。ハンダバンプの形成方法としては、めっ
き、蒸着などの気相法、印刷法、マイクロプレス法、ボ
ールボンディング法等がある。
【0014】収納する容器を構成する凹状の容器10
1、封口板102はPPS製のものについて説明した
が、樹脂、ガラス、セラミックス、セラミックスガラス
または金属等を用いることができる。耐熱性の材質を用
いることによりリフローハンダ付けを可能とすることが
できる。ただし、金属の容器を用いた場合は容器自体を
外部への接続端子を兼ねる集電体として用いることがで
きるが、片方の極として用いる分極性活物質に対し絶縁
しておく必要がある。絶縁方法としては分極性活物質と
容器の間に絶縁性の樹脂を挟んだり、絶縁性の塗料を塗
ることができる。
【0015】図1の構成では、電解質108により分極
性活物質はつながっているため、特にセパレータを必要
としないが、振動に対する信頼性の向上や電解液の保液
性向上のために正極分極性活物質106と負極分極性活
物質107の間にセパレータを設置することも可能であ
る。用いられるセパレーターとしては、大きなイオン透
過度を持ち、所定の機械的強度を持ち絶縁性の膜が用い
られる。リフローハンダ付けにおいては、ガラス繊維が
最も安定して用いることができるが、熱変形温度が23
0℃以上のポリフェニレンサルファイド、ポリエチレン
テレフタレート、ポリアミド、ポリイミドなどの樹脂を
用いることもできる。セパレーターの孔径、厚みは特に
限定されるものではなく、使用機器の電流値とキャパシ
タ内部抵抗に基ずき決定する設計的事項である。また、
セラミックスの多孔質体を用いることもできる。
【0016】電気二重層キャパシタに使用する電極とし
ては、おが屑、椰子殻、ピッチなどを賦活処理して得ら
れる粉末状活性炭を、適当なバインダーと一緒にプレス
成形または圧延ロールして用いることができる。また、
フェノール系、レーヨン系、アクリル系、ピッチ系など
の繊維を、不融化及び炭化賦活処理して活性炭または活
性炭素繊維とし、これをフェルト状、繊維状、紙状また
は焼結体状にしても用いてもよい。また、ポリアニリン
(PAN)やポリアセンなども利用できる。
【0017】正極負極に用いられる活物質は同一のもの
である必要はなく、これらの活物質を組み合わせて用い
ることも可能である。電解質には、特に限定されること
なく従来の電気二重層キャパシタや非水二次電池に用い
られている非水溶媒が用いられる。上記非水溶媒には、
環状エステル類、鎖状エステル類、環状エーテル類、鎖
状エーテル類等が用いられ、具体的には、プロピレンカ
−ボネ−ト(PC)、エチレンカ−ボネ−ト(EC)、
ブチレンカーボネート(BC)、ビニレンカーボネー
ト、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボ
ネート(DEC)、γ−ブチロラクトン(γBL)、2
メチル‐γ‐ブチロラクトン、アセチル‐γ‐ブチロラ
クトン、γ‐バレロラクトン、1,2−ジメトキシエタ
ン(DME)、1,2‐エトキシエタン、ジエチルエー
テル、エチレングリコールジアルキルエーテル、ジエチ
レングリコールジアルキルエーテル、トリエチレングリ
コールジアルキルエーテル、テトラエチレングリコール
ジアルキルエーテル、ジプロピルカーボネート、メチル
エチルカーボネート、メチルブチルカーボネート、メチ
ルプロピルカーボネート、エチルブチルカーボネート、
エチルプロピルカーボネート、ブチルプロピルカーボネ
ート、プロピオン酸アルキルエステル、マロン酸ジアル
キルエステル、酢酸アルキルエステル、テトラヒドロフ
ラン(THF)、アルキルテトラヒドロフラン、ジアル
キルアルキルテトラヒドロフラン、アルコキシテトラヒ
ドロフラン、ジアルコキシテトラヒドロフラン、1,3
‐ジオキソラン、アルキル‐1,3‐ジオキソラン、
1,4‐ジオキソラン、2−メチルテトラヒドロフラ
ン、ジメチルスルフォキシド、1,3−ジオキソラン、
ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジオキソラン、
アセトニトリル、ニトロメタン、蟻酸メチル、酢酸メチ
ル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、リン酸
トリエステル、無水マレイン酸、スルホラン、3−メチ
ルスルホランなどの非水溶媒およびこれらの誘導体や混
合物などが好ましく用いられる。
【0018】リフローハンダ付けように本発明の電気二
重層キャパシタを用いる場合は、電解液としては常圧で
の沸点が200℃以上の非水溶媒が安定である。リフロ
ー温度は250℃程度に上がる場合があるが、その温度
で電池内部の圧力が上がっているせいか常圧での沸点が
204℃のγ−ブチロラクトン(γBL)を用いた場合
でも電池の破裂はなかった。プロピレンカーボネート
(PC)、エチレンカーボネート(EC)、γ−ブチロ
ラクトン(γBL)選ばれる単独または複合物で用いる
ことが良好であった。
【0019】これら非水溶媒中に存在する主な不純物と
しては、水分と、有機過酸化物(例えばグリコール類、
アルコール類、カルボン酸類)などが挙げられる。前記
各不純物は、電極の表面に絶縁性の被膜を形成し、電極
の界面抵抗を増大させるものと考えられる。したがっ
て、サイクル寿命や容量の低下に影響を与える恐れがあ
る。また高温(60℃以上)貯蔵時の自己放電も増大す
る恐れがある。このようなことから、非水溶媒を含む電
解質においては前記不純物はできるだけ低減されること
が好ましい。具体的には、水分は50ppm以下、有機
過酸化物は1000ppm以下であることが好ましい。
【0020】支持塩としては(C2H5)4PBF4、
(C3H7)4PBF4、(CH3)(C2H5)3N
BF4、(C2H5)4NBF4、(C2H5)4PP
F6、(C2H5)4PCF3SO4、(C2H5)4
NPF6、過塩素酸リチウム(LiClO4 )、六フッ
化リン酸リチウム(LiPF6 )、ホウフッ化リチウム
(LiBF4 )、六フッ化砒素リチウム(LiAsF6
)、トリフルオロメタスルホン酸リチウム(LiCF3
SO3 )、ビストリフルオロメチルスルホニルイミド
リチウム[LiN(CF3 SO2 )2 ]、チオシアン
塩、アルミニウムフッ化塩などのリチウム塩などの1種
以上の塩を用いることができる。
【0021】また、ポリエチレンオキサイド誘導体か該
誘導体を含むポリマ−、ポリプロピレンオキサイド誘導
体か該誘導体を含むポリマ−、リン酸エステルポリマ−
等も上記支持塩と併用し用いることもできる。本発明の
電気二重層キャパシタの形状は基本的に自由である。従
来の図2に示したかしめ封口による電気二重層キャパシ
タの形状はほぼ円形に限定される。そのため、四角形状
がほとんどである他の電子部品と同一の基板上に並べよ
うとするとどうしてもデットスペースができ無駄であっ
た。本発明の電気二重層キャパシタは四角い設計も可能
で、端子等の出っ張りがないため効率的に基板上に配置
することができる。
【0022】
【実施例】図3は用いた凹状の容器301に、正極分極
性活物質306、負極分極性活物質307、電解質30
8を加えたものを上部より見た図である。 図4は断面
図である。凹状の容器301は、セラミックスを用い
た。凹状の容器301は、表面実装用水晶振動子等のセ
ラミックスパッケージと同じ方法で作製したものを購入
し使用した。凹状の容器301はアルミナ製で、サイズ
は6.8×6.8×1.25mmの大きさで、凹状のへ
こみは深さが0.75mmである。厚膜法で形成された
タングステンの上に金めっきを施した接続端子を兼ねる
正極集電体303と接続端子を兼ねる負極集電体304
が容器の内と外をつなぐように形成されている。
【0023】正極分極性活物質306、負極分極性活物
質307は、セパレータ310により隔離されている。
セパレータ310はガラス繊維性のものを用いた。正極
分極性活物質306、負極分極性活物質307のは次の
様にして作製した。市販の活性炭(比表面積2260m
2/g)に導電剤としてカーボンブラックを、結着剤と
してフッ素樹脂を重量比80:12:8の割合で混合し
て正極合剤とし、シート状に加圧成形し、厚みを0.7
5mmとした。このシートの体積密度は約0.4g/c
m3となった。このシートを4.5×2mmに切断して
用いた。電解質308は、PCに支持塩として(CH
3)(C2H5)3NBF4を1mol/L添加したも
のを15μL加え用いた。
【0024】封口板302は、サイズ6.8×6.8×
0.2mmで、SUS304製のものを用い、封口板3
02と凹状の容器301の間にPPS製の絶縁板311
を配した。封口板302の外周部を加熱することにより
PPS製の絶縁板311を溶解し封口した。金属製の封
口板302とセラミックス製凹状の容器301を用いる
ことにより電気二重層キャパシタの厚さを薄くすること
ができた。
【0025】出来上がった本発明の電気二重層キャパシ
タは内部抵抗が120Ω(1kHz交流抵抗法)で0〜
2.5Vまでの容量が0.12mAhであった。この電
気二重層キャパシタの金の接続端子を兼ねる正極集電体
303と接続端子を兼ねる負極集電体304を基板上の
クリームハンダに載せることによりリフローハンダ付け
が可能であった。
【0026】凹状の容器301の製法としては、低融点
のガラスセラミックスに導体印刷により配線を施し、積
層し低温で焼成することも可能である。また、アルミナ
のグリーンシートと導体印刷により積層し、焼成するこ
とも可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明の電気二重層キャパシタは、分極
性活物質を積層する従来のものに比べ薄型化が可能であ
る。また、耐熱性の部材により構成することによりリフ
ローハンダ付けに対応できる。ハンダ付けするための端
子等の出っ張りがないため実装面積も少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気二重層キャパシタの断面図。
【図2】従来の電気二重層キャパシタの断面図。
【図3】実施例1での電気二重層キャパシタの平面図。
【図4】実施例1での電気二重層キャパシタの断面図。
【符号の説明】
101 凹状の容器 102 封口板 103 接続端子を兼ねる正極集電体 104 接続端子を兼ねる負極集電体 105 導電ペースト 106 正極分極性活物質 107 負極分極性活物質 108 電解質 201 正極分極性活物質 202 電極集電体 203 正極ケース 204 負極分極性活物質 205 負極ケース 206 電解質 207 ガスケット 208 セパレータ 301 凹状の容器 302 封口板 303 接続端子を兼ねる正極集電体 304 接続端子を兼ねる負極集電体 306 正極分極性活物質 307 負極分極性活物質 308 電解質 310 セパレータ 311 絶縁板
フロントページの続き (72)発明者 原田 豊郎 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 菅野 佳実 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 小野寺 英晴 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 高杉 信一 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 玉地 恒昭 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極負極として用いる分極性活物質と電
    解質と凹状ケースと封口板の収納容器からなる電気二重
    層キャパシタにおいて、前記分極性活物質と前記電解質
    を収納する凹状ケースに、前記凹状ケースの内部と外部
    を電気的に接続する2個以上の外部への接続端子を兼ね
    る集電体を有し、前記集電体の少なくとも一つに接触し
    互いに離隔した2個の分極性活物質を有することを特徴
    とする電気二重層キャパシタ。
  2. 【請求項2】 前記凹状ケースおよび前記封口板が少な
    くとも一方の分極性活物質に対し絶縁性を持つ構造で、
    樹脂、ガラス、セラミックス、セラミックスガラスまた
    は金属から選ばれることを特徴とする請求項1の電気二
    重層キャパシタ。
  3. 【請求項3】 前記樹脂が熱変形温度230℃以上であ
    ることを特徴とする請求項2記載の電気二重層キャパシ
    タ。
  4. 【請求項4】 前記樹脂がポリフェニレンサルファイ
    ド、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリイ
    ミドから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とす
    る請求項3記載の電気二重層キャパシタ。
  5. 【請求項5】 前記集電体の収納容器外側に露出してい
    る部分の表面にニッケル、金またはハンダを有すること
    を特徴とする請求項1記載の電気二重層キャパシタ。
  6. 【請求項6】 前記集電体の収納容器外側に露出してい
    る部分の表面にハンダバンプを有することを特徴とする
    請求項1記載の電気二重層キャパシタ。
  7. 【請求項7】 前記電極が活性炭、炭素材料またはポリ
    アニリンから選ばれることを特徴とする請求項1記載の
    電気二重層キャパシタ。
  8. 【請求項8】 前記電解質が非水溶媒とアンモニウム
    塩からなることを特徴とする請求項1記載の電気二重層
    キャパシタ。
  9. 【請求項9】 樹脂からなる凹状ケースが、金属製の外
    部への接続端子を兼ねる集電体と同時に射出成形される
    インサート成形工程を有する電気二重層キャパシタの製
    造方法。
  10. 【請求項10】 凹状ケースが樹脂、ガラス、セラミッ
    クスまたはセラミックスガラスからなるものの製造にお
    いて、厚膜法、めっき法または気相法で外部への接続端
    子を兼ねる集電体が成形されている工程を有する電気二
    重層キャパシタの製造方法。
  11. 【請求項11】 樹脂からなる凹状ケースの封口板によ
    る封口方法が、熱融着工程を有することを特徴とする電
    気二重層キャパシタの製造方法。
  12. 【請求項12】 樹脂からなる凹状ケースの封口板によ
    る封口方法が、超音波溶接工程を有することを特徴とす
    る電気二重層キャパシタの製造方法。
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