JP2000293320A - ディスクサブシステム、ディスクサブシステムの検査診断方法及びディスクサブシステムのデータ復元方法 - Google Patents

ディスクサブシステム、ディスクサブシステムの検査診断方法及びディスクサブシステムのデータ復元方法

Info

Publication number
JP2000293320A
JP2000293320A JP11098272A JP9827299A JP2000293320A JP 2000293320 A JP2000293320 A JP 2000293320A JP 11098272 A JP11098272 A JP 11098272A JP 9827299 A JP9827299 A JP 9827299A JP 2000293320 A JP2000293320 A JP 2000293320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
subsystem
data
disk device
raid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11098272A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Togo
一生 東郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11098272A priority Critical patent/JP2000293320A/ja
Publication of JP2000293320A publication Critical patent/JP2000293320A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、RAIDを構成しているディスクサ
ブシステムのシステムダウンを防止し、信頼性の高いデ
ィスクサブシステムを提供することを目的とする。 【解決手段】予備の磁気ディスク装置と複数の磁気ディ
スク装置とでRAIDを構成したディスクサブシステム
において、予め設定されたタイミングにおいて、前記予
備の磁気ディスク装置の検査診断を行う検査診断手段を
設けたことを特徴とする。また、前記検査診断手段によ
り磁気ディスク装置に障害が検出されたとき、その障害
が検出されたデータの記録場所を代替処理する代替処理
手段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCサーバ等のサ
ーバ計算機において、高信頼性が要求される外部記憶装
置として使用されるRAID技術を使用したディスクサ
ブシステムの改良に関する。特に信頼性を更に高くする
RAID技術を使用したディスクサブシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】RAID(Redundant Arr
ays of Inexpensive Disks)
技術は、David A.Patterson,Gar
thA.Gribson,Randy H.Katsに
より1987年に発表された論文「A Case fo
r Redundant Arrays of Ine
xpensive Disks 」で紹介されて実用化
されている。
【0003】そしてこのRAID技術は、一般的にレベ
ル1からレベル5に分類され、高信頼性が要求されるP
Cサーバ等のサーバ計算機のディスクサブシステムに使
用されている。
【0004】レベル5のRAID技術を使用したディス
クサブシステムの一例を図4を用いてその概要を説明す
る。図4において、ディスクサブシステムは、3台の磁
気ディスク装置DR1、DR2、DR3と一台の予備の
磁気ディスク装置DR4とから構成されている。この図
4においては、サーバ計算機やRAIDコントローラの
図示を省略している。
【0005】サーバ計算機が管理し磁気ディスク装置に
記録しているデータを所定単位のブロックに分割し、こ
れを3台の磁気ディスク装置DR1、DR2、DR3に
分散して記録する。この際に、冗長データとしてパリテ
ィを作成し、このパリティも分散して記録する。
【0006】このパリティは、次のような方法で生成さ
れる。パリティP1は、データDaとデータDbとの排
他的論理和演算を行うことで生成される。同様にパリテ
ィP2はデータDcとデータDdとの排他的論理和演算
で、パリティP3はデータDeとデータDfとの排他的
論理和演算で、パリティP4はデータDgとデータDh
との排他的論理和演算で生成される。
【0007】このように構成されたディスクサブシステ
ムにおいて、サーバ計算機からデータDbのリード要求
があった場合に、磁気ディスク装置DR2のデータDb
が記録されているメディア(磁気ディスク)の記録面の
障害又は磁気ディスク装置DR2自身の障害のため、デ
ータDbの読み出しができないときには、再度データリ
ードを試みてリトライを実施し、それでも読み出しがで
きない場合には、RAIDコントローラがデータDaと
パリティP1との排他的論理和演算を行いデータDbを
復元してサーバ計算機にリードデータとして出力してサ
ーバ計算機にはディスクサブシステムに障害が発生した
ことを認識させずに対応している。
【0008】このように障害が発生した場合、RAID
コントローラは障害が発生した磁気ディスク装置DR2
をRAID構成から切り離して磁気ディスク装置DR1
とDR3の2台の構成による縮退状態にする。
【0009】この縮退状態で更に別な磁気ディスク装置
に故障が発生すると、ディスクサブシステムからのデー
タの読み出しができなくなり、RAIDコントローラは
サーバ計算機に対してディスクサブシステムに障害が発
生したと通知することになる。
【0010】このように縮退状態で更に別な磁気ディス
ク装置に故障が発生してディスクサブシステムに障害が
発生させないように、RAIDを正常な状態に回復する
必要がある。
【0011】この回復処理は、上記縮退状態において予
備の磁気ディスク装置DR4に切り離した磁気ディスク
装置DR2のデータを復元することで行われる。この予
備の磁気ディスク装置DR4に切り離した磁気ディスク
装置DR2のデータを復元するには、磁気ディスク装置
DR1とDR3のそれぞれに対応するブロックのデータ
どうしの排他的論理和演算を行ってデータの復元を行
い、この復元したデータを予備の磁気ディスク装置DR
4に書き込むことで実現できる。例えばデータDeを復
元するには、パリティP3とデータDfとの排他的論理
和演算で復元できる。
【0012】また、予備の磁気ディスク装置を持たない
ディスクサブシステムの回復処理では、障害の発生した
磁気ディスク装置を別の正常な磁気ディスク装置と交換
し、この交換した磁気ディスク装置にデータを上記と同
様に排他的論理和演算により復元する
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このようなRAID技
術を使用したディスクサブシステムにおいては、次のよ
うな問題点があった。このようなデータの復元処理の際
に、予備の磁気ディスク装置自身に障害が発生して復元
したデータを書き込めない場合には、その時点でデータ
の復元処理は不可能になるばかりでなく、RAID構成
の再構築ができなくなりディスクサブシステム自体が使
用不可能(システムダウン)になってしまっていた。
【0014】本発明は、これら従来の問題点を解決する
ためになされたもので、ディスクサブシステムのシステ
ムダウンを防止し、信頼性の高いディスクサブシステム
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、予備の磁気デ
ィスク装置と複数の磁気ディスク装置とでRAIDを構
成したディスクサブシステムにおいて、予め設定された
タイミングにおいて、前記予備の磁気ディスク装置の検
査診断を行う検査診断手段を設けたことを特徴とする。
【0016】このような構成によれば、常に予備の磁気
ディスク装置は正常動作することが確保できる。また、
本発明は、予備の磁気ディスク装置と複数の磁気ディス
ク装置とでRAIDを構成したディスクサブシステムに
おいて、予め設定されたタイミングにおいて、前記予備
の磁気ディスク装置の検査診断を行う検査診断手段と、
この検査診断手段により磁気ディスク装置に障害が検出
されたとき、その障害が検出されたデータの記録場所を
代替処理する代替処理手段とを設けたことを特徴とす
る。
【0017】このような構成によれば、常に予備の磁気
ディスク装置は正常動作することが確保できる。従っ
て、システムダウンを防止できる信頼性の高いディスク
サブシステムが実現できる。
【0018】また、本発明は、予備の磁気ディスク装置
と複数の磁気ディスク装置とでRAIDを構成したディ
スクサブシステムにおいて、前記複数の磁気ディスク装
置のそれぞれに対してリトライの回数を計数するリトラ
イ計数手段と、このリトライ計数手段が計数した計数値
が所定値を越えた時に、該当する磁気ディスク装置が記
録しているデータを前記予備の磁気ディスク装置に復元
するデータ復元手段とを設けたことを特徴とする。
【0019】このような構成によれば、RAIDシステ
ムのシステムダウンが防止できる信頼性の高いディスク
サブシステムが実現できる。また、本発明は、複数の磁
気ディスク装置でRAIDを構成したディスクサブシス
テムにおいて、前記複数の磁気ディスク装置のそれぞれ
に対してリトライの回数を計数するリトライ計数手段
と、このリトライ計数手段が計数した計数値が所定値を
越えた時に、該当する磁気ディスク装置を交換すべきこ
とを報知する報知手段とを設けたことを特徴とする。
【0020】このような構成によれば、RAIDシステ
ムのシステムダウンが防止できる信頼性の高いディスク
サブシステムが実現できる。更に本発明は、複数の磁気
ディスク装置でRAIDを構成したディスクサブシステ
ムにおいて、データの読み出しの際にリトライを所定回
数実施しても読み出せなかった時、その読み出しデータ
を代替セクタに復元するデータ復元手段を設けたことを
特徴とする。このような構成によれば、RAIDシステ
ムのシステムダウンが防止できる信頼性の高いディスク
サブシステムが実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の第
1の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の
実施形態に関わるシステムの概略構成を説明する図であ
る。図1には、PCサーバなどのサーバ計算機100と
ディスクサブシステム110とからなる計算機システム
の概略構成を図示している。
【0022】サーバ計算機100にはシステムバス10
1が設けられており、このシステムバス101にCPU
102が接続されている。また、システムバス101に
はSCSIインタフェース(I/F)111を介してデ
ィスクサブシステム110が接続されている。尚、SC
SIは、Small Computer System
Interfaceの省略語である。
【0023】ディスクサブシステム110は、カレンダ
クロック回路112、CPU113、ROM114、R
AM115、SCSIインタフェース(I/F)11
1、SCSIインタフェース(I/F)117がバス1
16を介して相互に接続されているRAID制御部とS
CSIバス118を介してSCSIインタフェース(I
/F)117に接続された4台の磁気ディスク装置HD
1(119)、HD2(120)、HD3(121)、
HDS(122)とから構成されている。
【0024】CPU113は、ROM114に格納され
たファームウェアに基づいて、ディスクサブシステム1
10の全体を制御する。RAM115には、サーバ計算
機100からディスクサブシステム110に対するデー
タのリード又はライトの命令が出された際のアドレス情
報を実際の磁気ディスク装置に記録されているアドレス
情報に変換する変換テーブルが設けられている。また、
RAM115は、CPU113の動作に伴う各種データ
が保存される。磁気ディスク装置HD1と磁気ディスク
装置HD2と磁気ディスク装置HD3とでレベル5のR
AIDを構成している。そして、磁気ディスク装置HD
Sは、予備の磁気ディスク装置として設けられている。
カレンダクロック回路112は、実時間の時刻情報と歴
情報(カレンダー情報)とを持ち、CPU113に設定
された日付や時刻になったら、割り込み信号をCPU1
13に出力する。
【0025】以下、図2に示すフローチャートに基づい
て、本発明の第1の実施形態に関する動作を説明する。
まず、CPU113は、カレンダクロック回路112に
このディスクサブシステム110の故障診断を実施する
時刻を設定する(ステップS10)。この時刻とは、日
時及び時間を設定するものである。例えば、「1999
年7月23日午前8時15分」というように設定する。
このカレンダクロック回路122は、このような時刻を
複数設定できる。また、具体的な時刻を設定するのでは
なく、何日後又は何時間後或いは何分後に故障診断を実
施するという設定もできる。
【0026】次にCPU113は、カレンダクロック回
路112に設定した故障診断の時刻になりカレンダクロ
ック回路112から割り込み信号が入力されているかど
うかをチェックする(ステップS11)。割り込み信号
が入力されない場合には、このチェックを続ける。CP
U113が割り込み信号を入力したら、ステップS12
に進む。
【0027】ステップS12では、予備の磁気ディスク
の故障診断を行う。この故障診断は、従来から実施され
ている診断方法ならどれでも良い。例えば、所定のデー
タを書き込んだ後、そのデータを読み出して、書き込ん
だデータと読み出したデータとを比較することで診断を
行う(ステップS12)。続いて、この診断の結果、予
備の磁気ディスク装置に故障があるか判断する(ステッ
プS13)。故障が無い場合には、それで故障診断処理
が終了する。故障ありと診断された場合には、ステップ
S14に進む。
【0028】ステップS14では、その故障が代替処理
できるかどうか判断する(ステップS14)。その故障
がメディア(磁気ディスク)の記録面の障害である場合
には、代替処理ができる。また、磁気ヘッドやモータ等
の機構的な故障の場合には、代替処理ができない。
【0029】代替処理ができる場合には、ステップS1
5に進み代替処理を行う。即ち、代替処理は、故障が発
生したメディアの該当セクタを特別に設定された代替エ
リアのセクタに割り当てることで行う。この代替処理を
した後に故障が発生したメディアの該当セクタに対する
データのリード/ライトのアクセスが生じた場合には、
そのリード/ライトのアクセスを代替処理で割り当てた
セクタに対して行われる。この代替処理が終了すること
で、故障診断処理が終了する。
【0030】ステップS14で代替処理ができないと判
断された場合には、ステップS16に進む。ステップS
16では、CPU113がサーバ計算機100に予備の
磁気ディスク装置に故障が発生したことを通知する。こ
の通知を受け取ったサーバ計算機100は、その旨をオ
ペレータに報知する事で、 予備の磁気ディスク装置の
交換を促す。
【0031】このように、予めカレンダクロック回路1
12に設定した時刻に予備の磁気ディスク装置の故障診
断を行い、障害が発生したセクタの代替処理や予備の磁
気ディスク装置の故障の通知をして交換することで、常
に予備の磁気ディスク装置は正常動作することが確保で
きる。
【0032】予備の磁気ディスク装置は精密な機構部品
から構成されているため、RAIDを構成している稼働
中の磁気ディスク装置が故障してその故障した磁気ディ
スク装置のデータを復元するときまで動作されずに長期
にわたって待機状態に置かれると、いざデータを復元す
る際に、正常に動作しないことが予想される。この第1
の実施形態によれば、カレンダクロック回路112に設
定した時刻に、予備の磁気ディスク装置の故障診断及び
その対策(代替処理又は交換)がなされるため、常に予
備の磁気ディスク装置は正常動作することが確保でき
る。従って、システムダウンがを防止できる信頼性の高
いディスクサブシステムが実現できる。
【0033】次に第2の実施形態について図3のフロー
チャートを用いて詳細に説明する。第2の実施形態で
は、RAIDディスクを構成する磁気ディスク装置のリ
トライ動作を監視し、リトライを実施した回数に応じて
データ保存の対策を実施することでディスクサブシステ
ムの信頼性をより高くする技術に関する。
【0034】まず、サーバ計算機100からのデータの
リード命令に対応してディスクサブシステム100が対
応するデータを読み出す際に、リードエラーが生じると
CPU113は、図3に示すような動作を行う。尚、前
提としてこのディスクサブシステム110がその動作を
開始する時点において、RAIDを構成する個々の磁気
ディスク装置がリトライ動作を何回実施したかを計数す
るための変数の値をそれぞれ「0」に設定する。また、
磁気ディスク装置118におけるリトライ動作だけに着
目して以下にその動作を説明する。磁気ディスク装置1
18において、リトライ動作を計数する変数をBとす
る。
【0035】リードエラーが発生した場合には、ステッ
プS20において、そのエラーが発生したことに起因す
るリード動作のリトライを何回実施したかを計数する変
数Aの値を初期値「0」に設定する(ステップS2
0)。
【0036】続いて、リードエラーが発生したリード動
作をリトライする(ステップS21)。次にこのリトラ
イ動作が成功して正しくデータが読み出せたかどうかを
判断する(ステップS22)。リトライ動作が成功した
場合には、ステップS23へ進む。また、リトライ動作
が失敗した場合には、ステップS25へ進む。
【0037】リトライ動作が成功した場合には、ステッ
プS23にて前記変数Bを+1(インクリメント)し、
続いてステップS24にてこの変数Bの値が所定値を越
えたかどうかを判断する。例えばこの所定値として50
0が設定されているものとする。変数Bの値が500を
越えていない場合には、このリードエラーに伴う一連の
処理を終了する。また、変数Bの値が500を越えてい
る場合には、この磁気ディスク装置118にリードエラ
ーが多数発生しており、近い内に装置自身が故障になる
可能性が高いと判定され、ステップS30へ進む。ステ
ップS30の動作は、後に説明する。
【0038】ステップS22において、リトライ動作が
成功しなかったと場合には、ステップS23へ進み、前
記変数Aを+1(インクリメント)し、続いてステップ
S26にてこの変数Aの値が所定値を越えたかどうかを
判断する。例えばこの所定値として10が設定されてい
るものとする。変数Aの値が10を越えていない場合に
は、ステップS21に戻りリトライ動作をする。
【0039】また、変数Aの値が10を越えている場合
には、そのリード命令にて読み出されるべきデータがメ
ディア(磁気ディスク)の記録面の障害等により読み出
しができないと判断し、ステップS27へ進む。
【0040】ステップS27では、リード命令にて読み
出しの対象となったデータをRAIDを構成する他の磁
気ディスク装置119と磁気ディスク装置120とから
読み出したデータで排的論理和演算を行い復元して、リ
ードデータとしてサーバ計算機100に転送する。
【0041】続いて、ステップS28において、上記リ
ード命令にて読み出しの対象となったデータが記録され
ていた磁気ディスク装置118のメディア(磁気ディス
ク)の該当セクタが不良であると判断して、そのセクタ
を代替処理する。この代替処理とは、故障が発生したメ
ディアの該当セクタを特別に設定された代替エリアのセ
クタに割り当てを行ない、この新たに割り当てられたセ
クタに上記ステップS27で復元されたデータを書き込
むことである。
【0042】続いて、ステップS29へ進み、上記代替
処理で新たにセクタを割り当てるための代替エリアに空
きセクタがあるかどうかをチェックする。空きセクタが
ある場合には、ステップS23に進む。空きセクタが無
い場合には、ステップS30に進む。
【0043】ステップS30は、ステップS29におい
て空きセクタが無いと判断された場合又はステップS2
4において変数Bの値が500を越えて磁気ディスク装
置118にリードエラーが多数発生しているため、近い
内に装置自身が故障になる可能性が高いと判定された場
合に実施される。即ち、磁気ディスク装置118の記録
内容を予備の磁気ディスク装置121にコピーしてデー
タの保存を行う。尚、予備の磁気ディスク装置を持たな
いRAID構成の場合には、サーバ計算機100に対し
て、磁気ディスク装置118の交換を促す連絡をして通
知する。この通知を受け取ったサーバ計算機100は、
その旨をオペレータに報知する事で、磁気ディスク装置
118の交換を促す。
【0044】このように、磁気ディスク装置毎に、リト
ライの回数を監視して、ある磁気ディスク装置のリトラ
イ回数が所定回数を超えた場合や代替セクタの空きがな
くなったことを検出することに伴って、その磁気ディス
ク装置のデータを予備の磁気ディスク装置又は交換した
磁気ディスク装置にコピーする事により、RAIDシス
テムのシステムダウンが防止できる信頼性の高いディス
クサブシステムが実現できる。
【0045】
【発明の効果】本発明の第1 の実施形態によれば、予め
カレンダクロック回路に設定した時刻に予備の磁気ディ
スク装置の故障診断を行い、障害が発生したセクタの代
替処理や予備の磁気ディスク装置の故障の通知をして交
換することで、常に予備の磁気ディスク装置は正常動作
することが確保できる。
【0046】また、カレンダクロック回路に設定した時
刻に、予備の磁気ディスク装置の故障診断及びその対策
(代替処理又は交換)がなされるため、常に予備の磁気
ディスク装置は正常動作することが確保できる。従っ
て、システムダウンを防止できる信頼性の高いディスク
サブシステムが実現できる。
【0047】また、本発明の第2の実施形態によれば、
磁気ディスク装置毎に、リトライの回数を監視して、あ
る磁気ディスク装置のリトライ回数が所定回数を超えた
場合や代替セクタの空きがなくなったことを検出するこ
とに伴って、その磁気ディスク装置のデータを予備の磁
気ディスク装置又は交換した磁気ディスク装置にコピー
する事により、RAIDシステムのシステムダウンが防
止できる信頼性の高いディスクサブシステムが実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に関わるシステムの概
略構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における動作を説明す
るためのフローチャート図。
【図3】本発明の第2の実施形態における動作を説明す
るためのフローチャート図。
【図4】従来技術を説明するための、サーバ計算機から
論理的に見えるディスクサブシステムに記録されている
データの配置の構成と実際にRAIDを構成する個々の
磁気ディスク装置に記録されているデータとの関係を示
す図。
【符号の説明】
100‥‥サーバ計算機 110‥‥ディスクサブシステム 111‥‥SCSIインタフェース 112‥‥カウンタクロック回路 113‥‥CPU 114‥‥ROM 115‥‥RAM 116‥‥バス 117‥‥SCSIインタフェース 118‥‥SCSIバス 119‥‥磁気ディスク装置HD1 120‥‥磁気ディスク装置HD2 121‥‥磁気ディスク装置HD3 122‥‥磁気ディスク装置HDS

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予備の磁気ディスク装置と複数の磁気ディ
    スク装置とでRAIDを構成したディスクサブシステム
    において、 予め設定されたタイミングにおいて、前記予備の磁気デ
    ィスク装置の検査診断を行う検査診断手段を具備したこ
    とを特徴とするディスクサブシステム。
  2. 【請求項2】前記検査診断手段により磁気ディスク装置
    に障害が検出されたとき、その障害が検出されたデータ
    の記録場所を代替処理する代替処理手段を具備したこと
    を特徴とする請求項1記載のディスクサブシステム。
  3. 【請求項3】予備の磁気ディスク装置と複数の磁気ディ
    スク装置とでRAIDを構成したディスクサブシステム
    において、 前記複数の磁気ディスク装置のそれぞれに対してリトラ
    イの回数を計数するリトライ計数手段と、 このリトライ計数手段が計数した計数値が所定値を越え
    た時に、該当する磁気ディスク装置が記録しているデー
    タを前記予備の磁気ディスク装置に復元するデータ復元
    手段とを具備したことを特徴とするディスクサブシステ
    ム。
  4. 【請求項4】複数の磁気ディスク装置でRAIDを構成
    したディスクサブシステムにおいて、 前記複数の磁気ディスク装置のそれぞれに対してリトラ
    イの回数を計数するリトライ計数手段と、 このリトライ計数手段が計数した計数値が所定値を越え
    た時に、該当する磁気ディスク装置を交換すべきことを
    報知する報知手段とを具備したことを特徴とするディス
    クサブシステム。
  5. 【請求項5】複数の磁気ディスク装置でRAIDを構成
    したディスクサブシステムにおいて、 データの読み出しの際にリトライを所定回数実施しても
    読み出せなかった時、その読み出しデータを代替セクタ
    に復元するデータ復元手段を具備したことを特徴とする
    ディスクサブシステム。
  6. 【請求項6】予備の磁気ディスク装置と複数の磁気ディ
    スク装置とでRAIDを構成したディスクサブシステム
    において、 予め設定されたタイミングにおいて、前記予備の磁気デ
    ィスク装置の検査診断を行うことを特徴とするディスク
    サブシステムにおける検査診断方法。
  7. 【請求項7】前記検査診断により磁気ディスク装置に障
    害が検出されたとき、その障害が検出されたデータの記
    録場所を代替処理することを特徴とする請求項6記載の
    ディスクサブシステム。
  8. 【請求項8】予備の磁気ディスク装置と複数の磁気ディ
    スク装置とでRAIDを構成したディスクサブシステム
    において、 前記複数の磁気ディスク装置のそれぞれに対してリトラ
    イの回数を計数し、 この計数した計数値が所定値を越えた時に、該当する磁
    気ディスク装置が記録しているデータを前記予備の磁気
    ディスク装置に復元することを特徴とするディスクサブ
    システムにおけるデータ復元方法。
  9. 【請求項9】複数の磁気ディスク装置でRAIDを構成
    したディスクサブシステムにおいて、 前記複数の磁気ディスク装置のそれぞれに対してリトラ
    イの回数を計数し、 この計数した計数値が所定値を越えた時に、該当する磁
    気ディスク装置を交換すべきことを報知することを特徴
    とするディスクサブシステムにおける検査診断方法。
  10. 【請求項10】複数の磁気ディスク装置でRAIDを構
    成したディスクサブシステムにおいて、 データの読み出しの際にリトライを所定回数実施しても
    読み出せなかった時、その読み出しデータを代替セクタ
    に復元することを特徴とするディスクサブシステムにお
    けるデータ復元方法。
JP11098272A 1999-04-06 1999-04-06 ディスクサブシステム、ディスクサブシステムの検査診断方法及びディスクサブシステムのデータ復元方法 Pending JP2000293320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11098272A JP2000293320A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 ディスクサブシステム、ディスクサブシステムの検査診断方法及びディスクサブシステムのデータ復元方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11098272A JP2000293320A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 ディスクサブシステム、ディスクサブシステムの検査診断方法及びディスクサブシステムのデータ復元方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000293320A true JP2000293320A (ja) 2000-10-20

Family

ID=14215317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11098272A Pending JP2000293320A (ja) 1999-04-06 1999-04-06 ディスクサブシステム、ディスクサブシステムの検査診断方法及びディスクサブシステムのデータ復元方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000293320A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007193711A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Chugoku Electric Power Co Inc:The ハードディスク冗長管理装置、方法、プログラムおよび監視制御システム
US7502905B2 (en) * 2005-05-13 2009-03-10 Fujitsu Limited Storage control method, program and apparatus for accessing disk array
JP2017054204A (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 富士通株式会社 ストレージ制御装置、制御方法、および制御プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7502905B2 (en) * 2005-05-13 2009-03-10 Fujitsu Limited Storage control method, program and apparatus for accessing disk array
JP2007193711A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Chugoku Electric Power Co Inc:The ハードディスク冗長管理装置、方法、プログラムおよび監視制御システム
JP2017054204A (ja) * 2015-09-07 2017-03-16 富士通株式会社 ストレージ制御装置、制御方法、および制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3184171B2 (ja) ディスクアレイ装置、そのエラー制御方法、ならびにその制御プログラムを記録した記録媒体
US5878203A (en) Recording device having alternative recording units operated in three different conditions depending on activities in maintaining diagnosis mechanism and recording sections
US5566316A (en) Method and apparatus for hierarchical management of data storage elements in an array storage device
CN100368976C (zh) 盘阵列设备和数据备份方法
JP2548480B2 (ja) アレイディスク装置のディスク装置診断方法
JPH11345095A (ja) ディスクアレイ装置およびその制御方法
KR100711165B1 (ko) 기억 제어 장치, 제어 방법 및 기록 매체
JP2005322399A (ja) 磁気ディスク記憶装置におけるトラック・データ完全性の維持方法
CN100437804C (zh) 自修复方法和存储系统
US20090125754A1 (en) Apparatus, system, and method for improving system reliability by managing switched drive networks
JPH09269871A (ja) ディスクアレイ装置におけるデータ再冗長化方式
US7457990B2 (en) Information processing apparatus and information processing recovery method
JP4012420B2 (ja) 磁気ディスク装置及びディスク制御装置
JP2005099995A (ja) 磁気ディスク装置のディスク共有方法及びシステム
JP2006079219A (ja) ディスクアレイ制御装置およびディスクアレイ制御方法
JPH1195933A (ja) ディスクアレイ装置
JP3120753B2 (ja) ディスクアレイ装置の障害復旧装置
JP2000293320A (ja) ディスクサブシステム、ディスクサブシステムの検査診断方法及びディスクサブシステムのデータ復元方法
JP3155836B2 (ja) ディスクアレイ装置
JPH10275060A (ja) アレイディスク制御装置
JP2000276308A (ja) ディスクサブシステム及びディスクサブシステムにおけるデータ復元方法
JP6966091B2 (ja) ホットスペア制御装置、ホットスペア制御方法及びプログラム
JP2830840B2 (ja) ディスクアレイ修復処理方式及び方法
JPH08190461A (ja) ディスクアレイシステム
JPH0962461A (ja) ディスクアレイ装置における自動データ復旧方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050414

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071009