JP2000292930A - ハレーション防止用組成物およびそれを用いた感光性樹脂積層体 - Google Patents
ハレーション防止用組成物およびそれを用いた感光性樹脂積層体Info
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Abstract
く、経時安定性にも優れるとともに、スリット深度や網
点深度を充分に有する感光性樹脂積層体を提供するこ
と。 【解決手段】下記一般式(1)及び/又は一般式
(2)で示される化合物を含有することを特徴とするハ
レーション防止用組成物、下記一般式(3)で示され
る置換基を側鎖に有する高分子化合物を含有することを
特徴とするハレーション防止用組成物および前記組成
物を用いた感光性樹脂積層体。 【化1】 【化2】 【化3】
Description
能を有する組成物および該組成物を接着層中に含有した
感光性樹脂積層体に関するものであり、特にハレーショ
ン防止機能のみならず、着色が少なく経時安定性にも優
れるとともに、スリット深度や網点深度を充分に有する
ものである。
脂版ともいう)を用いて印刷用レリーフを作成する際、
感光性樹脂層の上にネガフィルムを重ね、該フィルムの
上から活性光線を照射して、露光部の樹脂を光硬化さ
せ、未露光部を溶媒で洗浄除去することにより印刷用レ
リーフを得ている。
には樹脂層の頂面から支持体の表面にかけて垂直に切り
立つように形成されるべきものであるが、実際には未露
光部側にかけてなだらかな裾広がり状の断面を形成する
ことが多く、通常「ショルダー角が広くなる」と称して
いる。このような裾広がり部は支持体に対するレリーフ
の固着強度を高めるものであって、レリーフ強度という
面から見れば必要なこととされている。しかし、ショル
ダー角が大きくなり過ぎると印刷段階で大きな印圧がか
かった場合に画像部や網点部が太り、あるいはスリット
部や非画像部に汚れが発生するといった問題があった。
位の光硬化性樹脂が光硬化し、レリーフのショルダー角
が大きくなったり、あるいはレリーフ間深度が浅くなっ
たりするという事態が発生する原因については、露光部
分に隣接している未露光部に斜め方向から散乱光線が入
射して硬化反応を引き起こすということと、その他にハ
レーションの問題が挙げられる。即ち、光硬化性樹脂の
上方から入射される平行活性光線が支持体との界面でハ
レーションを起こすと共に、支持体が透明である場合に
は活性光線がこれを通過して露光機表面(支持体の裏
側)でハレーションを起こすが、これらのハレーション
に伴う反射・散乱光が光硬化性樹脂層の下方から上方に
向けて再入射することは避けられず、該再入射光が本来
未露光部であるべき部位を露光して部分的な硬化反応を
起こし、前述のような事態を招くことになる。
ーション防止機能を与えることは不可欠な要素とされて
おり、例えば感光性樹脂層と支持体との間に設けられる
接着剤層中にハレーション防止機能を与える方法や、感
光性樹脂層と支持体の間に、ハレーション防止剤層と接
着剤層を幾層にも交互に形成する方法等が実用化されて
いる。ところが、360nm付近まで吸収を持つ一般の
UV吸収剤を添加した接着層を有する感光性樹脂版を用
いて、ケミカルランプなどの露光ランプで製版した場合
には、スリット深度や網点深度がまだ浅く、ハレーショ
ン防止効果が小さいという問題があった。
物についてもハレーション防止効果があることが確認さ
れたが、このような化合物をハレーション防止剤として
用いると着色度が大きくなり、製版検査時に見にくい、
また、目が疲れやすい等検版性が悪くなるといった問題
点が出てくる。
ハレーション防止剤が光硬化性樹脂層内へ拡散移行して
生版を経時変化させてしまうという問題があり、細線
(細線状レリーフ)のよじれや、独立点(小さな点状レ
リーフ)の欠けなどを引き起こてしまう問題点がある。
理想的なUV吸収剤としてはλmaxが360nmで、U
V吸収端が400nm付近まで有し、かつ経時による感
光性樹脂層中への抽出を防ぐため、接着層中のイソシア
ネートと反応する官能基(-NH2,-OH等)を有する
化合物をハレーション防止剤として添加すれば良いのだ
が、このような化合物は数が少なく、また、これらは製
造コストや安全性等の理由から使用できないものだっ
た。
く、ハレーション防止効果を有し、経時安定性にも優れ
るとともに、スリット深度や網点深度を充分に有するレ
リーフ版となる感光性樹脂積層体を得ることを課題とす
るものである。
解決するために鋭意、研究、検討した結果、下記の化合
物群から構成される組成を用いることにより本発明を完
成するに到った。即ち本発明は、下記一般式(1)及
び/又は一般式(2)で示される化合物を含有すること
を特徴とするハレーション防止用組成物。
YはOH基、NR9R10基(ここでR9,R10は水素原
子、炭素数1〜3のアルキル基を表す)を表す。R1〜
R8は水素原子、炭素数1〜10の直鎖、分岐、環状の
いずれでも良いアルキル基、−SO3R11(ここでR11
は水素原子、炭素数1〜6の直鎖、分岐、環状のいずれ
でも良いアルキル基を表す)で示される置換基で表され
る。)
YはOH基、NR23R24基(ここでR23,R24は水素原
子、炭素数1〜3のアルキル基を表す。)を示し、nは
1〜3の整数を表す。R12〜R22は水素原子、炭素数1
〜10の直鎖、分岐、環状のいずれでも良いアルキル
基、−SO3R25(ここで、R25は水素原子、炭素数1
〜6の直鎖、分岐、環状のいずれでも良いアルキル基を
表す)で示される置換基で表される。)
鎖に有する高分子化合物を含有することを特徴とするハ
レーション防止用組成物。
Yは高分子主鎖への連結基を表す。nは0〜3の整数を
示し、R26〜R32は水素原子、炭素数1〜10の直鎖、
分岐、環状のいずれでも良いアルキル基、−SO3R33
(ここでR33は水素原子、アルキル基を表す)で示され
る置換基で表される。)
樹脂層を有する感光性樹脂積層体において、前記接着層
中に、前記、記載のハレーション防止用組成物が含
有されていることを特徴とする感光性樹脂積層体であ
る。
れる化合物として具体的には、デヒドロチオ−p−トル
イジン等が挙げられ、一般式(1)におけるXが、硫黄
原子、Yが、NH2基、R1がCH3基、R2〜R8が水素
原子であることが好ましい。
として具体的には、デヒドロチオ−p−トルイジン等が
挙げられ、一般式(2)におけるXが、硫黄原子、Y
が、NH2基、R12がCH3基、R13〜R19が水素原子で
あることが好ましい。
側鎖に有する高分子化合物として、具体的にはデヒドロ
チオ−p−トルイジニル基を側鎖に有する共重合ポリエ
ステル等が好ましく、該高分子化合物はラジカル重合、
アニオン重合、カチオン重合などの方法により合成する
ことが出来る。その形態は溶液重合、懸濁重合、乳化重
合、塊状重合等種々の方法が可能である。上記高分子化
合物の分子量は使用される塗布溶剤、要求される溶液粘
度、要求される膜形状等により異なるが、重量平均とし
て1000〜1000000、好ましくは2000〜3
00000、さらに好ましくは3000〜200000
である。本発明において上記の高分子化合物の反射防止
膜材料組成物中の含有量としては2〜50重量%であ
る。
ベンゼンやトルエンなどのベンゼン系有機溶剤、メチル
エチルケトン、アセトンなどのケトン系有機溶剤、酢酸
エチルなどのエステル系溶剤、エチレングリコール系溶
剤、ジメチルアミノホルムアルデヒド、ジメチルアミノ
アセトアミドなどの有機溶剤が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
とも支持体、接着層および感光性樹脂層を有し、接着層
中に、前記一般式(1)および/または(2)で示され
る化合物が含有されていることを特徴とするものであ
り、前記化合物の添加量は接着層組成物中の含有量で、
好ましくは0.1重量%以上20重量%以下、さらに好
ましくは0.2重量%以上5重量%以下で添加すると良
い。0.1%未満ではハレーション防止効果は小さく、
20重量%を超えると着色の問題や、コート液の硬化反
応が阻害されて、接着力の低下や耐溶剤性が悪くなるの
で、好ましくない。
る感光性樹脂層としては特に限定されるものではない
が、感光性樹脂層を構成する成分として、ベースポリマ
ー、光架橋剤、光増感剤、重合禁止剤、その他の添加剤
等が含有され、その主成分であるベースポリマーの種類
によって、例えばポリアミド系、ポリウレタン系、ポリ
ビニルアルコール系、ポリエステル系、ポリ酢酸ビニル
系などと称されている。本発明は公知のいずれの感光層
へ適応しても良く、特に制限はない。なお、本発明にお
いて、その他の要素、例えば各層の厚みや保護層の有無
などの要件については一切制限するものではない。
ル、アルミニウム、プラスチックフィルム、ガラス等任
意のものが使用できるが、本発明においては、プラスチ
ックフィルム、とくにポリエステルフィルムが好まし
い。
ては、特に限定されるものではなく、支持体(ポリエス
テルフィルムの場合)と接着層と360nmでの吸光度
0.6以上、好ましくは、0.80以上、特に0.85
以上が望ましい。また380〜400nmでの吸光度
0.3以上、好ましくは、0.40以上、特に0.45
以上が望ましい。さらに450nm以上での吸光度が0.
1以下、好ましくは、0.08以下、特に0.05以下
が望ましい。なお、360nmでの吸光度が0.6未満あ
るいは、380〜400nmでの吸光度が0.3未満の
場合は、白抜け深度が浅くなってしまい、ハレーション
防止効果が発現しない等の問題がある。さらに450nm
以上での吸光度が0.1を超えると、着色度が大きくな
り、製版検査時に見にくい、また目が疲れやすい、検版
性が悪くなる等の問題があるので好ましくない。
は、例えば、バインダーポリマー、ハレーション防止剤
(または、UV吸収剤)、イソシアネート化合物、重合禁
止剤、その他の添加剤からなり、主成分であるバインダ
ーポリマーとして、イソシアネート基と反応し得る官能
基を有しているポリマーが好ましく、具体的には、ヒド
ロキシル基、カルボキシル基、アミノ基、メルカプト基
などが挙げられ、それらを主鎖(末端基も含む)あるい
は側鎖に有するオリゴマーまたはポリマーとして、具体
的にはテレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、セバ
チン酸などの酸成分とエチレングリコール、ジエチレン
グリコール、ネオペンチルグリコール、4,4’ージ
(2ーヒドロキシエトキシフェニル)2,2’ープロパ
ンなどのグリコール成分とから、あるいはカプロラクト
ンから得られるポリエステル、2量化した乾性油脂肪酸
(ダイマー酸など)とジアミンまたはポリアミンとの反
応物、メトキシメチルー6,6ーナイロン、メトキシメ
チルー6ーナイロン、ナイロン6/ナイロン6,6/ナ
イロン6,10などのポリアミド、ポリ酢酸ビニルのケ
ン化物、アクリル変性ポリオール(ヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートなど)、エチレンー酢酸ビニル共
重合体のケン化物などのビニル系ポリマー、ビスフェノ
ール型、o−クレゾール・ノボラック型、トリス(エポ
キシプロピル)イソシアヌレート型などのエポキシ樹脂
あるいはそれらアミン変性したポリオール、アジピン酸
とトリオールおよび/またはブチレングリコールよりな
るポリエステルポリオールと4,4’ージフェニルメタ
ンジイソシアネート、トリレンジイソシアネートあるい
はトリイソシアネートなどの各種イソシアネートよりな
るウレタン結合を有するオリゴマーまたはポリマー、尿
素とホルマリンとより得られる、あるいはジメチロール
尿素縮合体などの尿素系樹脂、ポリビニルホルマール、
ポリビニルブチラールなどのホルマール樹脂、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、
メチルセルロース、エチルセルロース、酢酸セルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、プロピルセルロー
ス、ニトロセルロースなどのセルロース誘導体、フェノ
ールとホルムアルデヒドよりなるレゾール樹脂またはノ
ボラック樹脂、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリテトラメチレングリコールなどのポ
リエーテル1,6ーヘキサンジオールとエチレンカーボ
とより得られるポリカーボネートジオール、末端に水酸
基あるいはアミノ基を有する液状ポリブタジエンなどの
共役ジオレフィン系ポリマー、フォスフェート系、フォ
スフォネート系、あるいはフォスフォロアミデート系含
リンポリオールなどが挙げられ、本発明においてハレー
ション防止層が接着層を兼ねる方が好ましいので、前記
バインダーポリマーが接着性能を有するものの方が好ま
しい。
ては、イソシアネート基を2個以上有する化合物であ
り、例えば、2,4−または2,6−トリレンジイソシ
アネート、2,4−または2、6ーシクロヘキサンジイ
ソシアネートー1ーメチル、ナフチレン−1,5−ジイ
ソシアネート、1,4−テトラメチレンジイソシアネー
ト、4,4’ージフェニルメタンジイソシアネート、
4,4’ージシクロヘキシルメタンジイソシアネート、
イソプロピリデンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、m−またはpーキシリレンジイソシアネート、
1,3−または1,4−シクロヘキサンジメチルイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、リジンジイソ
シアネート、ビス(2ーイソシアネートエチル)フマラ
ート、2,2,4ートリメチルヘキサメチレンジイソシ
アネート、3,3’ージメトキシー4,4’ージフェニ
ルジイソシアネート、2,4ートリレンダイマー、トリ
ス(4ーフェニルイソシアネート)チオフォスフェー
ト、ジフェニルエーテル2,4,4’ートリイソシアネ
ート、2,4’ートリレンジイソシアネートの3量体、
トリレンジイソシアネートと多官能アルコールの反応物
から得られるオリゴイソシアネート(例えばトリメチロ
ールプロパンー1ーメチルー2ーイソシアノー4ーカル
バメートなど)、トリフェニルメタンp,p’,p”ト
リイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートの
2量体、3量体(例えばDESMODUR−N〔BAY
ER社商標〕、ポリメチレンポリフェニルイソシアネー
ト、3ーヒドロキシメチルペンタン−2,4−ジオール
とヘキサメチレンジイソシアネートとの反応物、あるい
は前記イソシアネート類のオキシム、フェノールなどの
ブロックイソシアネート類などが挙げられる。
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。なお本発明の評価は以下の方法により測定した。 1)360nm、380〜400nm、450nmでの
吸光度:基板を日立製作所株式会社製U−3210形自
記分光光度計により測定した。 2)版性能:未露光の感光性樹脂積層体(製造後50℃
で1週間保存した生版、3ヶ月保存した生版)を検査ネ
ガを用いて、ケミカルランプ付き露光機で4分間露光、
現像してレリーフを作って評価した。 3)白抜け深度(スリット深度):ネガにおける細線
(600μm巾、300μm巾)が、レリーフにおいて
何μmの深さとなって現れるかを評価するものであり、
これはレリーフ同士が接近した網点や白抜き文字等のレ
リーフ間の深さの評価となり、深いほどシャープな印刷
物が得られる。
ロチオーp−トルイジン0.6重量部をジメチルアミノ
アセトアミド2.2重量部に溶解させて、ポリエステル
樹脂溶液として"バイロン30SS"(東洋紡績(株)製
品、固形分濃度30%、分子量20000〜2500
0)100重量部、アミン塩触媒として"U−CAT
SA102"0.2重量部をジオキサン0.7重量部に
溶解して調合した。次に多官能イソシアネートとして"
コロネートL"(日本ポリウレタン工業(株)製品)1
0.2重量部を酢酸エチル1.4重量部で溶解させて調
合し、接着剤組成物溶液1を得た。この溶液を125μ
m厚みの透明ポリエステルフィルム(支持体)に均一に
塗布し、120℃熱風乾燥機で1分間乾燥して塗膜約2
0μmの透明な接着剤層を有する支持体1を得た。
ミノアセトアミド3.6重量部に溶解させて、ポリエス
テル樹脂溶液として"バイロン30SS"(東洋紡績
(株)製品、固形分濃度30%、分子量20000〜2
5000)100重量部、アミン塩触媒として"U−C
AT SA102"0.2重量部をジオキサン0.7重
量部に溶解して調合した。次に多官能イソシアネートと
して"コロネートL"(日本ポリウレタン工業(株)製
品)10.2重量部を酢酸エチル1.4重量部で溶解さ
せて調合し、接着剤組成物溶液2を得た。この溶液を1
25μm厚みの透明ポリエステルフィルム(支持体)に
均一に塗布し、120℃熱風乾燥機で1分間乾燥して塗
膜約20μmの透明な接着剤層を有する支持体2を得
た。
を有する支持体1、2の上にそれぞれ水現像可能な感光
性樹脂版“プリンタイト”EFタイプ及びKFタイプ
(商標、東洋紡績(株)製)に相当する感光性樹脂組成
物を約300μm程度の層厚になるように、それぞれ塗
布した後で125μmのポリエステルフィルムをラミネ
ートし、感光性樹脂積層体(生版)1、2を得た。製造
後50℃で1週間保存した生版と3ヶ月保存した生版を
用いて、それぞれケミカルランプ付き露光機で4分間露
光、現像してレリーフを作って評価した。その結果を下
記表1に示す。
明らかなように、ハレーション防止効果および解像性も
優れ、且つ経時安定性にも優れているので、産業界に寄
与すること大である。
Claims (3)
- 【請求項1】下記一般式(1)及び/又は一般式(2)
で示される化合物を含有することを特徴とするハレーシ
ョン防止用組成物。 【化1】 (式中、Xは−NH−基、酸素原子、硫黄原子を表し、
YはOH基、NR9R10基(ここでR9,R10は水素原
子、炭素数1〜3のアルキル基を表す)を示す。R1〜
R8は水素原子、炭素数1〜10の直鎖、分岐、環状の
いずれでも良いアルキル基、−SO3R11(ここでR11
は水素原子、炭素数1〜6の直鎖、分岐、環状のいずれ
でも良いアルキル基を表す)で示される置換基で表され
る。) 【化2】 (式中、Xは−NH−基、酸素原子、硫黄原子を表し、
YはOH基、NR23R24基(ここでR23,R24は水素原
子、炭素数1〜3のアルキル基を表す。)を示し、nは
1〜3の整数を表す。R12〜R22は水素原子、炭素数1
〜10の直鎖、分岐、環状のいずれでも良いアルキル
基、−SO3R25(ここで、R25は水素原子、炭素数1
〜6の直鎖、分岐、環状のいずれでも良いアルキル基を
表す)で示される置換基で表される。) - 【請求項2】下記一般式(3)で示される置換基を側鎖
に有する高分子化合物を含有することを特徴とするハレ
ーション防止用組成物。 【化3】 (式中、Xは−NH−基、酸素原子、硫黄原子を表し、
Yは高分子主鎖への連結基を表す。nは0〜3の整数を
示し、R26〜R32は水素原子、炭素数1〜10の直鎖、
分岐、環状のいずれでも良いアルキル基、−SO3R33
(ここでR33は水素原子、アルキル基を表す)で示され
る置換基で表される。) - 【請求項3】少なくとも支持体、接着層および感光性樹
脂層を有する感光性樹脂積層体において、前記接着層中
に、請求項1、2記載のハレーション防止用組成物が含
有されていることを特徴とする感光性樹脂積層体。
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