JP2000292770A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2000292770A
JP2000292770A JP11103715A JP10371599A JP2000292770A JP 2000292770 A JP2000292770 A JP 2000292770A JP 11103715 A JP11103715 A JP 11103715A JP 10371599 A JP10371599 A JP 10371599A JP 2000292770 A JP2000292770 A JP 2000292770A
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liquid crystal
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Yasuyuki Kudo
泰幸 工藤
Tatsuhiro Inuzuka
達裕 犬塚
Tsutomu Furuhashi
勉 古橋
Toshimitsu Matsudo
利充 松戸
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単純マトリクス形液晶の駆動方式において、誘
電率異方性に起因した横方向のシャドーイングを低減、
及び画面の左右で異なる表示輝度差を低減することが可
能な液晶表示装置を提供すること。 【解決手段】液晶表示装置の液晶表示制御回路では、液
晶モジュールの表示1ライン上の表示オン数を予め検出
した結果、及び該液晶モジュールの表示1ライン上の表
示位置に応じて、該階調表示データ変換部を制御し、該
液晶モジュールは該階調表示データにより階調表示を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置の駆
動装置に係り、特に単純マトリクス型液晶表示装置にお
いて、表示むらの少ない液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】単純マトリックス形の液晶パネルを有す
る液晶表示装置の駆動方式として「液晶デバイスハンド
ブック」P.395〜P.399記載の電圧平均化方式
が広く採用されている。この方式は、液晶パネルの行に
対応する走査電極に、1本ずつ順次に選択走査電圧を1
走査期間ずつ印加し、1フレーム期間で全ての走査電極
を走査すると再び同じ動作を繰り返す。液晶パネルの列
に対応するデータ電極には、表示データの値に対応した
データ電圧を非選択走査電圧レベルを中心に印加する。
さらに、液晶印加電圧の極性を一定の期間毎に反転する
交流化動作を行っている。
【0003】また、単純マトリクス形の液晶パネルには
その表示情報として表示オンまたは表示オフを示すた
め、1ビット情報しか供給しない。このため、単純マト
リクス形の液晶パネルで階調表示および多色表示を行う
ためには、『日立LCD コントローラ/ドライバLS
I』に記載の液晶表示コントローラHD66850等を
用いて、多色表示用の複数ビットデータを液晶パネル用
1ビットデータに変換し、表示をおこなっている。この
表示データ変換を一般にFRC(Frame Rate
Control)方式と呼んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来液晶駆動方
式では、特定の表示パターンを表示したときにシャドー
イングと呼ばれる表示むらが発生する。この表示むらは
縦方向、横方向共に発生しており、このうち、横方向の
シャドーイングは、図2に示すように、液晶セルが誘電
率異方性により表示オン時と表示オフ時とで異なった誘
電率を持っているため発生する。すなわち液晶セルは表
示オンの方が大きな誘電率を持っているためオン画素が
作る静電容量はオフ画素が作る静電容量よりも大きくな
る。ここで走査電極の電圧変化を入力と見ると走査電極
上の電圧が非選択電圧から選択電圧に変化しようとする
時に、その走査電極上の全ての画素が作る静電容量の総
和が大きくなるほど電圧変化が大きく歪む。これによっ
て表示オンの多い走査電極上の画素に印加する実効電圧
は小さくなる。
【0005】従って、表示オフの背景に表示オンの横棒
表示を行うとその横棒表示がされている走査電極上の画
素の多くは表示オンとなるので背景部よりも実効電圧が
低くなって表示むらを発生させる。図2にその一例を示
す。図2は液晶パネルに横方向の長さの異なる横棒表示
を行った例である。表示オフの背景(ラインA)に対
し、横棒表示の表示サイズを大きくするつれて、横棒表
示の左右横方向に背景(ラインA)よりも表示輝度が低
下して行く。また、この原因となる1ライン上の表示オ
ン数と液晶印加電圧実効値の関係を図3に示す。この図
から、表示オン数の少ない表示の場合(図2のライン
B、C)液晶印加電圧実効値は高くなり、表示オン数の
多い表示の場合(図2のラインF、E)液晶印加電圧実
効値は低くなることが判る。そこで、本発明の目的は、
上記した単純マトリクス形液晶の駆動方式において、誘
電率異方性に起因した横方向のシャドーイングを低減す
ることが可能な液晶表示装置を提供することにある。
【0006】また、上記、従来液晶駆動方式では、図1
7に示すように液晶表示画面に縦棒表示を行った場合、
縦棒表示の上下画面方向にシャドーイングが発生する。
このシャドーイングは液晶画面の左側(液晶駆動用の走
査側駆動回路に近い側)と右側(同、遠い側)におい
て、異なった輝度の表示むらとなる。この原因として、
シャドーイングの発生は、液晶印加電圧の極性を一定期
間毎に反転する交流化駆動を行った時にデータ駆動電圧
の変化に対する走査駆動電圧へのクロストークが原因で
ある。また、シャドーイングの輝度が画面の左右で異な
ることは、走査駆動電圧の変動(非走査から走査状態へ
の変化及びクロストーク)が走査電極の左右で異なるこ
とに起因する。
【0007】つまり、液晶パネルは1本の走査電極に対
し複数のデータ電極の抵抗成分とその電極か直交する複
数の液晶容量により構成される分布定数回路として考え
ることができ、このため走査駆動回路の近側と遠側で
は、図18のような電圧変動を示す。このため、1本の
走査電極においても、走査駆動回路からの近側と遠側で
は印加電圧実効値に差が生じ、この結果、輝度差となっ
て現れている。そこで、本発明の目的は、上記した単純
マトリクス形液晶の駆動方式において、画面の左右で異
なる表示輝度差を低減することが可能な液晶表示装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】液晶パネルは、液晶の動
作領域においては、図4に示すように液晶印加電圧に対
しほぼ比例した表示輝度の表示を行う。このため、階調
表示を行うためには、表示オンと表示オフの印加電圧を
決定し、その間を階調数で分割すれば良い。図4では8
階調表示の場合を示している。しかし、上記課題のた
め、1ライン上の表示オン数により、液晶印加電圧と表
示輝度の特性に変動が発生する。
【0009】つまり、1ライン上の表示オン数が少ない
場合特性aとなり、1ライン上の表示オン数が多い場合
特性bとなる。このため、同じ表示オフ(階調1)であ
っても、その表示ドットの属する1ライン上の表示オン
数により、OFFa、OFFbと表示輝度が異なり、こ
の結果、横方向のシャドーイングとなっていた。また、
階調表示においても各階調度に対する表示輝度が特性a
と特性bでは異なり、この結果、表示むら、輝度むらと
なっていた。
【0010】そこで、本発明では、予め1ライン上の表
示オン数を計算し、その表示オン数に応じて階調度を調
整して表示を行い、見かけ上、表示むらを解消する手段
を用いた。つまり、図5にて示すと、1ライン上の表示
オン数を計算し、表示オン数が少ないと判断した場合、
特性aの表示になると予想し、階調度を1a〜8aと設
定し表示を行い、表示オン数が多いと判断した場合、特
性bの表示になると予想し、階調度を1b〜8bと設定
し表示を行う。従って、同じ表示オフ(階調度1)であ
っても、その表示ドットの属する1ライン上の表示オン
数により、階調1a、階調1bと液晶印加電圧は異なる
が、表示輝度はOFFa、OFFbとほぼ等しくなり、
この結果、横方向のシャドーイングは改善される。
【0011】また、画面の左右で異なる表示輝度差に対
しては、走査駆動回路からの距離に応じて階調度を異な
らせることにより、改善される。
【0012】本発明は、以下の通りも表現できる。単純
マトリクス形液晶モジュールと、CRT表示用の表示デ
ータおよび駆動信号から該液晶モジュールを駆動するた
めの表示データおよび駆動信号を生成する液晶表示制御
回路から成り、該液晶表示制御回路は入力する多色表示
用の表示データであって、表示1ドットに対し多色表示
を可能とするnビット表示データを単純マトリクス形液
晶モジュール表示用の1ビットの表示データに変換する
階調表示データ変換部を有し、該階調表示データにより
液晶モジュールにて階調表示を可能とする液晶表示装置
において、該液晶表示制御回路では、該液晶モジュール
の表示1ライン上の表示オン数を予め検出し、その検出
結果により該階調表示データ変換部を制御し、該液晶モ
ジュールは該階調表示データにより階調表示を行う液晶
表示装置である。
【0013】また、単純マトリクス形液晶モジュール
と、CRT表示用の表示データおよび駆動信号から該液
晶モジュールを駆動するための表示データおよび駆動信
号を生成する液晶表示制御回路から成り、該液晶表示制
御回路は入力する多色表示用の表示データであって、表
示1ドットに対し多色表示を可能とするnビット表示デ
ータを単純マトリクス形液晶モジュール表示用の1ビッ
トの表示データに変換する階調表示データ変換部を有
し、該階調表示データにより液晶モジュールにて階調表
示を可能とする液晶表示装置において、該液晶表示制御
回路では、該液晶モジュールの表示1ライン上の表示位
置に応じて該階調表示データ変換部を制御し、該液晶モ
ジュールは該階調表示データにより階調表示を行う液晶
表示装置である。
【0014】また、単純マトリクス形液晶モジュール
と、CRT表示用の表示データおよび駆動信号から該液
晶モジュールを駆動するための表示データおよび駆動信
号を生成する液晶表示制御回路から成り、該液晶表示制
御回路は入力する多色表示用の表示データであって、表
示1ドットに対し多色表示を可能とするnビット表示デ
ータ)を単純マトリクス形液晶モジュール表示用の1ビ
ットの表示データに変換する階調表示データ変換部を有
し、該階調表示データにより液晶モジュールにて階調表
示を可能とする液晶表示装置において、該液晶表示制御
回路では、該液晶モジュールの表示1ライン上の表示オ
ン数を予め検出した結果、及び該液晶モジュールの表示
1ライン上の表示位置に応じて、該階調表示データ変換
部を制御し、該液晶モジュールは該階調表示データによ
り階調表示を行う液晶表示装置である。
【0015】また、これらの液晶表示装置において、該
液晶表示制御回路では、該液晶モジュールの表示1ライ
ン上の表示オン数を予め検出した結果、表示オン数が少
ない時階調度を低くし、反対に表示オン数が多い時階調
度を高くするように、該階調表示データ変換部を制御
し、該液晶モジュールは該階調表示データにより階調表
示を行う液晶表示装置である。
【0016】また、これらの液晶表示装置において、液
晶表示制御回路では、液晶モジュールを構成する走査電
極駆動回路の近側の表示を行う表示データに対しては階
調度を高くし、反対に走査電極駆動回路の遠側の表示を
行う表示データに対しては階調度を低くするように、該
階調表示データ変換部を制御し、該液晶モジュールは該
階調表示データにより階調表示を行うものである。
【0017】単純マトリクス形液晶パネルとこれを駆動
するデータ電極駆動回路、走査電極駆動回路で構成する
液晶モジュールと、CRT表示用駆動信号から該液晶モ
ジュールを駆動するため駆動信号を生成する液晶表示制
御回路から成る液晶表示装置において、該データ電極駆
動回路は、多色表示用の表示データ(表示1ドットに対
し多色表示を可能とするnビット表示データ)を単純マ
トリクス形液晶パネル表示用の1ビットの表示データに
変換する階調表示データ変換部を有し、該液晶パネルの
表示1ライン上の表示オン数を予め検出し、その検出結
果により該階調表示データ変換部を制御し、該液晶パネ
ルは該階調表示データにより階調表示を行う液晶表示装
置である。
【0018】単純マトリクス形液晶パネルとこれを駆動
するデータ電極駆動回路、走査電極駆動回路で構成する
液晶モジュールと、CRT表示用駆動信号から該液晶モ
ジュールを駆動するため駆動信号を生成する液晶表示制
御回路から成る液晶表示装置において、該データ電極駆
動回路は、多色表示用の表示データ(表示1ドットに対
し多色表示を可能とするnビット表示データ)を単純マ
トリクス形液晶パネル表示用の1ビットの表示データに
変換する階調表示データ変換部を有し、該液晶パネルの
表示1ライン上の表示位置より該階調表示データ変換部
を制御し、該液晶パネルは該階調表示データにより階調
表示を行う液晶表示装置である。
【0019】単純マトリクス形液晶パネルとこれを駆動
するデータ電極駆動回路、走査電極駆動回路で構成する
液晶モジュールと、CRT表示用駆動信号から該液晶モ
ジュールを駆動するため駆動信号を生成する液晶表示制
御回路から成る液晶表示装置において、該データ電極駆
動回路は、多色表示用の表示データ(表示1ドットに対
し多色表示を可能とするnビット表示データ)を単純マ
トリクス形液晶パネル表示用の1ビットの表示データに
変換する階調表示データ変換部を有し、該液晶パネルの
表示1ライン上の表示オン数を予め検出した結果、及び
該液晶パネルの表示1ライン上の表示位置により該階調
表示データ変換部を制御し、該液晶パネルは該階調表示
データにより階調表示を行うことを特徴とする液晶表示
装置である。
【0020】これらの液晶表示装置において、階調表示
データ変換部は、FRC(Frame Rate Co
ntrol)方式で制御されるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図1
および図6〜図15を用いて説明する。図1は本発明の
一実施例の単純マトリクス形液晶表示装置の構成図であ
る。図1において、10は単純マトリクス形の液晶モジ
ュール(尚、ここでは、説明の簡略上、モノクロ階調表
示の液晶モジュールで説明する)、20は10を表示、
駆動させる表示データ及び駆動信号を生成する液晶コン
トローラである。
【0022】20において、80はパーソナルコンピュ
ータなどから供給されるCRT表示用の制御信号の垂直
同期信号VSYNC、水平同期信号HSYNC、データ
同期信号DOTCLK、表示タイミング信号DTMGを
受け、液晶モジュール10を制御する先頭ライン信号F
LM、ライン信号CL1、データ転送クロックCL2及
び20内部で使用するDOTCLKの分周クロックであ
るPDOTCLKを生成するクロック制御回路である。
【0023】30はCRT表示用のシリアル表示データ
SD(階調表示用のため、深さnビットの表示データで
ある。また液晶モジュールがカラー表示の場合は、SD
はR,G,B各色必要となる。)を液晶モジュール10
を駆動するデータ電極駆動回路の仕様に合った転送ビッ
トm幅の表示データに変換するシリアル/パラレル変換
(SP変換)回路である。
【0024】40はnビットの階調表示データPDをF
RC方式により階調表示を実現するための1ビットの表
示データに変換するFRC変換A回路である。
【0025】50はFRC変換A回路40の出力する表
示データADを1ライン分取り込み、そのデータの論理
1(論理1は、液晶モジュールで表示オンを示す)の数
をカウントする1ラインデータ検出回路である。60は
SP変換回路の出力する表示データPDを1水平期間格
納し1水平期間転送を遅延させるラインメモリである。
また、70はラインメモリ60から送られるnビットの
階調表示データMDをFRC方式により階調表示を実現
するための1ビットの表示データに変換するFRC変換
B回路であり、本回路は1ラインデータ検出回路50の
出力する検出結果Sにより、制御される。
【0026】以上説明した図1中の各回路について詳細
を図6〜図14を用いて説明する。図6はSP変換回路
30の構成図、図7はSP変換回路30のタイミング
図、図8はFRC変換A回路40の構成図、図9はFR
C変換A回路40での階調データを説明する図、図10
はFRC変換A回路40内の階調データ選択の論理図、
図11は1ラインデータ検出回路50の構成図、図12
は1ラインデータ検出回路50の論理図、図13はFR
C変換B回路70の構成図、図14はFRC変換B回路
70内の階調データ選択の論理図である。
【0027】まず、図6、7により、SP変換回路3を
説明する。SP変換回路3はシリアル表示データSDを
mビットのパラレルデータに変換する回路であり、DO
TCLKで動作するm段のシリアルラッチ回路31と、
DOTCLKのm分周クロックPDOTCLKで動作す
るm段のパラレルラッチ回路32で構成される。mを4
とした時の動作は図7のようになる。PDOTCLKは
DOTCLKを4分周した信号であり、PDOTCLK
に同期して、シリアルデータSDが4ビット幅のパラレ
ルデータPD(PD1〜PD4)に変換される。次にF
RC変換A回路40を図8〜10により説明する。FR
C変換A回路40はVSYNC、HSYNC、PDOT
CLKからFRC表示データを2のn乗種類生成する階
調データ生成回路42と、階調データ生成回路42の出
力する2のn乗種類の階調データからパラレル表示デー
タPDに応じて1種類を選択して出力する階調データ選
択回路41から構成される。(尚、ここでnは階調表示
の深さを示すビット幅である。)階調データ生成回路4
2は2のn乗種類の階調データ発生部で構成されている
が、その1例を図9に示す。図9は各表示ドットにおい
て5フレーム中1度だけ表示オン(図9の網掛け部が表
示オンである)することにより表示オン輝度と表示オフ
輝度の約1/5の輝度を示す1/5階調の表示データを
示している。この表示データはVSYNCによりフレー
ム毎制御され、HSYNCにより各フレーム内のライン
方向を制御し、PDOTCLKにより各フレーム内のド
ット方向を制御している。ここで、PDOTCLKはm
分周クロックであるため、PDOTCLKの1クロック
に対しmドット分の階調表示データを同時に生成してい
る。階調データ選択回路41は階調データ生成回路42
の出力する2のn乗種類の階調データからパラレル表示
データPDに応じて1種類を選択して出力する回路であ
り、その1例を図10に示す。図10はnが3の場合を
示したものであり、2のn乗種類すなわち8種類の階調
データ発生部で生成した階調データの内1種類を、3ビ
ットの表示データPD(PD2〜PD0)に従って選択
している。ここで、階調率は1/8〜8/8の8種類に
設定している。
【0028】次に1ラインデータ検出回路50について
図11、12を用いて説明する。図11は1ラインデー
タ検出回路50の構成図であり、HSYNCによりリセ
ットし表示データADをPDOTCLKで取り込みなが
らADの論理1の数をカウントするデータカウンタ51
と、そのカウント結果DCNTを図12に示すように予
め定めた値Sに変換するオン数デコーダ52と、その値
SをHSYNCで確定するラッチ回路53で構成する。
オン数デコーダ52は、図12に示すように、DCNT
に対しデコード値Sを出力する回路であり、図12の一
例は、表示オン数カウント値DCNTを5区分した例で
ある。これを具体的な表示例で説明すると、ある1ライ
ンにおいて、表示ドット全てが表示オフ(PD2〜PD
0=0)の場合、図10より階調率1/8が選択される
ため、1ライン上の表示オン数(DCNT)は12.5
%表示オンとなり、デコード値SはS2〜S0=0とな
り、表示ドット全てが表示オン(PD2〜PD0=1)
の場合、図10より階調率8/8が選択されるため、1
ライン上の表示オン数(DCNT)は100%表示オン
となり、デコード値SはS2=1,S1,S0=0とな
る。また、1ライン上の表示ドットの1/2が表示オン
(PD2〜PD0=1)、残り1/2が階調4(PD2
=0,PD1,PD0=1)の表示の場合、図10より1
ライン上の1/2は階調率8/8が選択され、残り1/
2は階調率4/8が選択される。このため、1ライン上
の表示オン数は、約75%となり、表示オン数デコード
値SはS2=0、S1,S0=1となるように動作す
る。FRC変換B回路70を図13、14により説明す
る。FRC変換B回路70はVSYNC、HSYNC、
PDOTCLK及び1ラインデータ検出回路50の出力
Sにより、FRC表示データを2のn乗種類生成する階
調データ生成回路72と、階調データ生成回路72の出
力する2のn乗種類の階調データからパラレル表示デー
タMDに応じて1種類を選択して出力する階調データ選
択回路71から構成される。ここで、表示データMDは
ラインメモリ6において、パラレル表示データPDを1
水平期間遅延した表示データのことである。
【0029】階調データ生成回路72は2のn乗種類の
階調データ発生部で構成されているが、その1種類はさ
らに複数種類の階調データ発生部で構成され、表示オン
数デコード値Sにより複数種類のなかから1種類を選択
している。すなわち図14に示すように表示オン数デコ
ード値を5区分とした場合、階調1データ発生部Bは階
調率4/64,5/64,6/64,7/64,8/6
4の5種類の階調データ発生部から成り、表示オン数デ
コード値S(S2〜S0)に従い、該5種類から1種類を
選択し、階調1データとして階調データ選択回路71に
出力する。尚、これら階調データ発生回路は図9を用い
て説明したデータ生成方法となんら変わりない。階調デ
ータ選択回路71は階調データ生成回路72の出力する
2のn乗種類の階調データからパラレル表示データMD
に応じて1種類を選択して出力する回路であり、その1
例を図14に示す。図14はnが3の場合を示したもの
であり、2のn乗種類すなわち8種類の階調データ発生
部で生成した階調データの内1種類を、3ビットの表示
データMD(MD2〜MD0)に従って選択している。
【0030】以上、説明した液晶表示装置において、図
2に示す表示パターンを表示した時の表示結果を図1
5、16を用いて説明する。説明上、入力するシリアル
データSDの階調の深さは3ビットの8階調表示、表示
オン数デコード値の区分は図12に示すように5区分と
する。図2の表示パターンは、表示オフ(階調1)の背
景に横方向の表示サイズの異なる表示オン(階調8)の
横棒表示を行ったものである。AからFの各表示ライン
において、1ラインデータ検出回路5の出力Sはそれぞ
れ0、0、1、2、3、4であったとすると、各横棒表
示の左右の背景部a、b、c、d、e、fドット(各々
階調1)は図14より4/64,4/64,5/64,
6/64,7/64,8/64の階調率の表示となる。
この表示輝度の特性を図15に示すと、1ライン上の表
示オン数が変化する(S=0から4に変化)と、それに
伴い特性もシフトするが、それに合わせて階調率も4/
64から8/64の間に変化させるため、その結果、図
16に示すように、背景部a、b、c、d、e、fはほ
ぼ同じ表示輝度の階調1表示を実現する。
【0031】次に本発明第二の実施例である液晶表示装
置について、図19〜21を用いて説明する。第二の実
施例は、第二の課題である画面の左右方向における輝度
差を解消するためのものである。図19にその液晶表示
装置の構成を示す。図19において、110は単純マト
リクス形の液晶モジュール(尚、ここでは、説明の簡略
上、モノクロ階調表示の液晶モジュールで説明する)、
120は110を表示、駆動させる表示データ及び駆動
信号を生成する液晶コントローラである。120におい
て、180はパーソナルコンピュータなどから供給され
るCRT表示用の制御信号の垂直同期信号VSYNC、
水平同期信号HSYNC、データ同期信号DOTCL
K、表示タイミング信号DTMGを受け、液晶パネル1
10を制御する先頭ライン信号FLM、ライン信号CL
1、データ転送クロックCL2及び120内部で使用す
るDOTCLKの分周クロックであるPDOTCLKを
生成するクロック制御回路である。130はCRT表示
用のシリアル表示データSD(階調表示用のため、深さ
nビットの表示データである。また液晶モジュールがカ
ラー表示の場合は、SDはR,G,B各色必要とな
る。)を液晶モジュールを駆動するデータ電極駆動回路
の仕様に合った転送ビットm幅の表示データに変換する
シリアル/パラレル変換(SP変換)回路である。
【0032】140はnビットの階調表示データPDを
FRC方式により階調表示を実現するための1ビットの
表示データFDに変換するFRC変換C回路である。
尚、クロック制御回路180、SP変換回路130は、
第一の実施例に示した回路と全く同様のため、ここでは
説明を省略する。FRC変換C回路140は図20に示
す構成となっており、VSYNC、HSYNC、PDO
TCLKからFRC表示データを2のn乗種類生成する
階調データ生成回路142と、階調データ生成回路14
2の出力する2のn乗種類の階調データからパラレル表
示データPDに応じて1種類を選択して出力する階調デ
ータ選択回路141から構成される。(尚、ここでnは
階調表示の深さを示すビット幅である。)階調データ生
成回路142は2のn乗種類の階調データ発生部Cで構
成されている。1つの階調データ発生部Cは1走査期間
(HSYNCの1周期)をPDOTCLKでカウントす
ることにより複数の期間(ブロック)に分割し、各々の
ブロックにおいて階調率を調整している。すなわち、n
を3とした8階調表示で、1走査期間をa〜eの5ブロ
ックに分割した場合、図21に示すような動作となる。
具体的には、階調1データ発生部Cでは、ブロックaは
階調率8/64、ブロックbは階調率7/64、ブロッ
クcは階調率6/64、ブロックdは階調率5/64、
ブロックeは階調率4/64の階調表示データを発生す
ることになる。
【0033】以上、説明した液晶表示装置により液晶表
示を行った場合、分割したブロックが画面の左側(走査
駆動回路の近側)から順番にブロックa〜ブロックeと
すると、同じ階調度の表示を行ったとき、ブロックaか
らブロックeへ階調率が徐々に低くなる表示が行われ
る。すなわち、例えば階調度1の表示を行った場合、ブ
ロックaは階調率8/64、ブロックbは階調率7/6
4、……、ブロックeは階調率4/64の表示が行われ
る。しかし、従来の問題点であった画面の左右方向で走
査電極印加電圧波形が異なることを考慮すると、液晶に
印加される実効値が画面の左右方向でほぼ同一となり、
その結果表示輝度も同等となり、左右表示輝度むらが解
消される。
【0034】つぎに、横方向のシャドーイングおよび画
面の左右方向表示輝度むらの課題を同時に解決する液晶
表示装置を第三の実施例として以下、説明する。図22
は本発明第三の実施例の液晶表示装置の構成を示す図で
ある。図22において、210は単純マトリクス形の液
晶モジュール(尚、ここでは、説明の簡略上、モノクロ
階調表示の液晶モジュールで説明する)、220は21
0を表示、駆動させる表示データ及び駆動信号を生成す
る液晶コントローラである。220において、280は
パーソナルコンピュータなどから供給されるCRT表示
用の制御信号の垂直同期信号VSYNC、水平同期信号
HSYNC、データ同期信号DOTCLK、表示タイミ
ング信号DTMGを受け、液晶モジュール210を制御
する先頭ライン信号FLM、ライン信号CL1、データ
転送クロックCL2及び220内部で使用するDOTC
LKの分周クロックであるPDOTCLKを生成するク
ロック制御回路である。230はCRT表示用のシリア
ル表示データSD(階調表示用のため、深さnビットの
表示データである。
【0035】また液晶パネルがカラー表示の場合は、S
DはR,G,B各色必要となる。)を液晶モジュールを
駆動するデータ電極駆動回路の仕様に合った転送ビット
m幅の表示データに変換するシリアル/パラレル変換
(SP変換)回路である。240はnビットの階調表示
データPDをFRC方式により階調表示を実現するため
の1ビットの表示データに変換するFRC変換A回路で
ある。250はFRC変換A回路240の出力する表示
データADを1ライン分取り込み、そのデータの論理1
(論理1は、液晶モジュールで表示オンを示す)の数を
カウントする1ラインデータ検出回路である。260は
SP変換回路230の出力する表示データPDを1水平
期間格納し1水平期間転送を遅延させるラインメモリで
ある。
【0036】また、270はラインメモリ260から送
られるnビットの階調表示データMDをFRC方式によ
り階調表示を実現するための1ビットの表示データに変
換するFRC変換D回路であり、本回路は1ラインデー
タ検出回路250の出力する検出結果Sにより、制御さ
れる。尚、クロック制御回路280、SP変換回路23
0、FRC変換A回路240、1ラインデータ検出回路
250は、第一の実施例に示した回路と全く同様のた
め、ここでは説明を省略する。FRC変換D回路270
は図23に示す構成となっており、VSYNC、HSY
NC、PDOTCLKからFRC表示データを2のn乗
種類生成する階調データ生成回路272と、階調データ
生成回路272の出力する2のn乗種類の階調データか
らパラレル表示データMDに応じて1種類を選択して出
力する階調データ選択回路271から構成される。
(尚、ここでnは階調表示の深さを示すビット幅であ
る。)階調データ生成回路272は2のn乗種類の階調
データ発生部Dで構成されている。
【0037】1つの階調データ発生部Dは1走査期間
(HSYNCの1周期)をPDOTCLKでカウントす
ることにより複数の期間(ブロック)に分割し、各々の
ブロックにおいて階調率を調整している。これに加え、
その1つの階調データ発生部Dはさらに複数種類の階調
データ発生部で構成され、表示オン数デコード値Sによ
り複数種類のなかから1種類を選択している。すなわち
図24に示すように表示オン数デコード値を5区分と
し、1走査期間をa〜eの5ブロックに分割した場合、
階調1データ発生部Dは階調率0/64,1/64,2
/64、3/64,4/64,5/64,6/64,7
/64,8/64の8種類の階調データ発生部から成
り、表示オン数デコード値S(S2〜S0)と、1走査
期間のブロック制御に従い、該8種類から1種類を選択
し、階調1データとして階調データ選択回路271に出
力する。尚、これら階調データ発生回路は図9を用いて
説明したデータ生成方法となんら変わりない。階調デー
タ選択回路271は階調データ生成回路272の出力す
る2のn乗種類の階調データからパラレル表示データM
Dに応じて1種類を選択して出力する回路であり、その
選択動作は図24に示す通りである。以上説明した液晶
表示装置により、横方向のシャドーイング及び表示画面
の左右方向の表示輝度むらを解消することが可能とな
る。
【0038】以上説明した3つの実施例において、表示
オン数デコード値および1水平期間内の表示ブロックに
よる階調率の選択回路において、選択される階調率の設
定は、上記に挙げた一例に限ることはない。この場合、
液晶の印加電圧と表示輝度特性から、選択される階調率
を設定すれば良い。また表示オン数デコード値を5区分
として例を挙げたが、これに限ることはない。但しこの
場合、階調データ発生部の種類および階調データ選択回
路も合わせて変更する必要がある。さらに、1水平期間
内の表示ブロックを5ブロックとして例を挙げたが、こ
れに限ることはない。但しこの場合も、階調データ発生
部の種類及び階調データ選択回路も合わせて変更する必
要がある。
【0039】以上説明した3つの実施例は、既存の液晶
モジュールを駆動するための表示データおよび駆動信号
を生成する液晶コントローラ内部で、実現しているが、
これに限らず、液晶コントローラ内部の制御回路を液晶
モジュール内部に入れる構成としても良い。この場合、
液晶モジュールに内蔵されるデータ電極駆動回路内に、
上記制御回路を配置する構成となる。
【0040】第三の実施例の代案として、第三の実施例
の液晶コントローラの機能をデータ電極駆動回路に配置
した時の液晶表示装置を図25に示す。図25におい
て、310は液晶モジュールであり、液晶パネル31
1、データ電極駆動回路312、走査電極駆動回路31
3から構成される。データ電極駆動回路312は表示デ
ータ変換回路393で生成された表示データFDをデー
タラッチA回路390でCL2信号により取り込み、デ
ータラッチB回路391でCL1信号により1水平期間
保持し、この保持された表示データに従い液晶電圧セレ
クタ392においてデータ電極駆動電圧を生成し、液晶
パネル311に出力する。ここで表示データ変換回路3
93はFRC変換A回路340、1ラインデータ検出回
路350、ラインメモリ360、及びFRC変換D回路
370で構成する。尚、この表示データ変換回路393
を構成する各回路は、第三の実施例で説明した各回路と
同様である。また、320は液晶コントローラであり、
SP変換回路330、クロック制御回路380で構成さ
れ、これらも第三の実施例と同様である。
【0041】
【発明の効果】上記本発明によれば、単純マトリクス形
液晶パネルにおいて、誘電率異方性の影響を予め表示デ
ータから表示データ自身を補正して表示を行うことによ
り、横方向のシャドーイングを低減させ、表示品質を向
上させることが可能となる。
【0042】また、上記本発明によれば、単純マトリク
ス形液晶パネルにおいて、画面の左右で異なる表示輝度
差を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の第1実施例の実施例で
ある。
【図2】従来の液晶表示装置による表示例を示す図であ
る。
【図3】液晶パネルの表示特性を示す図である。
【図4】従来の液晶表示装置における課題を説明する特
性図である。
【図5】本発明の液晶表示装置における特性図である。
【図6】図1のSP変換回路の構成図である。
【図7】図1のSP変換回路のタイミング図である。
【図8】図1のFRC変換A回路の構成図である。
【図9】図8の階調データ生成回路を説明する図であ
る。
【図10】図8の階調データ選択回路を説明する図であ
る。
【図11】図1の1ラインデータ検出回路の構成図であ
る。
【図12】図12のオン数デコーダを説明する図であ
る。
【図13】図1のFRC変換B回路の構成図である。
【図14】図13のFRC変換B回路を説明する図であ
る。
【図15】本発明の液晶表示装置の特性を説明する図で
ある。
【図16】本発明の液晶表示装置における表示例を示す
図である。
【図17】従来の液晶表示装置における表示例を示す図
である。
【図18】従来の液晶表示装置における走査電圧波形を
示す図である。
【図19】本発明第二の実施例である液晶表示装置の構
成図である。
【図20】図19のFRC変換C回路の構成図である。
【図21】図19のFRC変換C回路を説明する図であ
る。
【図22】本発明第三の実施例である液晶表示装置の構
成図である。
【図23】図22のFRC変換D回路の構成図である。
【図24】図22のFRC変換D回路を説明する図であ
る。
【図25】本発明第四の実施例である液晶表示装置の構
成図である。
【符号の説明】
10…液晶モジュール、20…液晶表示コントローラ、
30…SP変換回路、40…FRC変換A回路、50…
1ラインデータ検出回路、60…ラインメモリ、70…
FRC変換B回路、80…クロック制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 犬塚 達裕 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム (72)発明者 古橋 勉 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 松戸 利充 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 Fターム(参考) 2H093 NA10 NA43 NA55 NA64 NC13 NC16 NC22 NC26 NC27 NC59 ND05 ND06 ND09 ND15 5C006 AA11 AA14 AA21 AF42 AF46 BB12 BC16 BF04 BF05 FA02 FA22 FA25 FA56 5C080 AA10 BB05 CC03 DD05 DD10 EE29 EE30 JJ01 JJ02 JJ04 JJ05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単純マトリクス形液晶モジュールと、CR
    T表示用の表示データおよび駆動信号から該液晶モジュ
    ールを駆動するための表示データおよび駆動信号を生成
    する液晶表示制御回路から成り、該液晶表示制御回路は
    入力する多色表示用の表示データであって、表示1ドッ
    トに対し多色表示を可能とするnビット表示データを単
    純マトリクス形液晶モジュール表示用の1ビットの表示
    データに変換する階調表示データ変換部を有し、該階調
    表示データにより液晶モジュールにて階調表示を可能と
    する液晶表示装置において、 該液晶表示制御回路では、該液晶モジュールの表示1ラ
    イン上の表示オン数を予め検出し、その検出結果により
    該階調表示データ変換部を制御し、該液晶モジュールは
    該階調表示データにより階調表示を行うことを特徴とす
    る液晶表示装置。
  2. 【請求項2】単純マトリクス形液晶モジュールと、CR
    T表示用の表示データおよび駆動信号から該液晶モジュ
    ールを駆動するための表示データおよび駆動信号を生成
    する液晶表示制御回路から成り、該液晶表示制御回路は
    入力する多色表示用の表示データであって、表示1ドッ
    トに対し多色表示を可能とするnビット表示データを単
    純マトリクス形液晶モジュール表示用の1ビットの表示
    データに変換する階調表示データ変換部を有し、該階調
    表示データにより液晶モジュールにて階調表示を可能と
    する液晶表示装置において、 該液晶表示制御回路では、該液晶モジュールの表示1ラ
    イン上の表示位置に応じて該階調表示データ変換部を制
    御し、該液晶モジュールは該階調表示データにより階調
    表示を行うことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】単純マトリクス形液晶モジュールと、CR
    T表示用の表示データおよび駆動信号から該液晶モジュ
    ールを駆動するための表示データおよび駆動信号を生成
    する液晶表示制御回路から成り、該液晶表示制御回路は
    入力する多色表示用の表示データであって、表示1ドッ
    トに対し多色表示を可能とするnビット表示データ)を
    単純マトリクス形液晶モジュール表示用の1ビットの表
    示データに変換する階調表示データ変換部を有し、該階
    調表示データにより液晶モジュールにて階調表示を可能
    とする液晶表示装置において、 該液晶表示制御回路では、該液晶モジュールの表示1ラ
    イン上の表示オン数を予め検出した結果、及び該液晶モ
    ジュールの表示1ライン上の表示位置に応じて、該階調
    表示データ変換部を制御し、該液晶モジュールは該階調
    表示データにより階調表示を行うことを特徴とする液晶
    表示装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の液晶表示装置において、 該液晶表示制御回路では、該液晶モジュールの表示1ラ
    イン上の表示オン数を予め検出した結果、表示オン数が
    少ない時階調度を低くし、反対に表示オン数が多い時階
    調度を高くするように、該階調表示データ変換部を制御
    し、該液晶モジュールは該階調表示データにより階調表
    示を行うことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の液晶表示装置において、 該液晶表示制御回路では、液晶モジュールを構成する走
    査電極駆動回路の近側の表示を行う表示データに対して
    は階調度を高くし、反対に走査電極駆動回路の遠側の表
    示を行う表示データに対しては階調度を低くするよう
    に、該階調表示データ変換部を制御し、該液晶モジュー
    ルは該階調表示データにより階調表示を行うことを特徴
    とする液晶表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013105109A (ja) * 2011-11-15 2013-05-30 Nichia Chem Ind Ltd 表示装置の点灯制御方法及び表示ユニット

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