JPH06138846A - 液晶中間調表示方式 - Google Patents

液晶中間調表示方式

Info

Publication number
JPH06138846A
JPH06138846A JP29115392A JP29115392A JPH06138846A JP H06138846 A JPH06138846 A JP H06138846A JP 29115392 A JP29115392 A JP 29115392A JP 29115392 A JP29115392 A JP 29115392A JP H06138846 A JPH06138846 A JP H06138846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gradation
dot
polarity
display
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29115392A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehiko Kasai
成彦 笠井
Hiroyuki Mano
宏之 真野
Shigeyuki Nishitani
茂之 西谷
Koji Takahashi
孝次 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP29115392A priority Critical patent/JPH06138846A/ja
Publication of JPH06138846A publication Critical patent/JPH06138846A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】表示パターンによるちらつき発生を防止し、表
示パターンによらずちらつきの無い中間調表示を行う液
晶表示装置を提供することを目的とする。 【構成】階調コントローラ5は入力表示データ1より二
つの極性を持つ液晶表示データをドット毎に極性を異な
らせて生成し、中間調表示を行う。 【効果】FRC表示の二つの極性の画素数を毎フレーム
等しくするため、常にちらつきの無い中間調表示を実現
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二つの電圧を一定期間
ごとに交互に与えることにより中間調を表示する装置に
係り、液晶パネル等を用いた多階調表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中間調を表示する方法の一つに、
二つの電圧をフレームごとに交互に与え中間調表示を得
るFRC(Frame Rate Control)方
式がある。この方式では、ちらつきを防止するため、特
開昭62−195628号公報に記載のように、二つの
電圧を交互に与えるタイミングをライン毎に異ならせて
いる。しかし、この方式では、例えば、中間調表示を一
ライン毎交互に表示すると上記のようなタイミングを異
ならせることによるちらつき防止効果がキャンセルさ
れ、ちらつきが発生することが考えられる。上記、従来
技術は、このような表示パターンと二つの電圧を交互に
与えるタイミングの干渉によるちらつき発生は考慮して
いなかった。
【0003】上記従来技術を図17〜図19を用いて詳
しく説明する。図17は、従来技術を用い、図中の四ラ
インすべてを中間調表示するときの各フレームの表示パ
ターン(以下このパターンを中間調パターンと呼ぶ)を
示す図であり、奇数ラインは、奇数フレームで表示オ
フ、偶数フレームで表示オンとし、偶数ラインは、奇数
フレームで表示オン、偶数フレームで表示オフとなるよ
うに奇数,偶数ラインで表示オン、表示オフを与えるタ
イミングを異ならせ、ある領域(図2では四ライン)を
中間調表示している。図18は、可視情報としての表示
例であり、一ライン置きに中間調を表示している。図1
9は、図18の表示を行ったときの各フレームの表示パ
ターンを示す図である。なお、図17〜図19におい
て、黒塗りは表示オフ、ハッチングは中間調表示、空白
は表示オンを示すものとする。
【0004】液晶は表示オンと表示オフをフレーム毎に
交互に繰返し与えられることにより、白の表示オンと黒
の表示オフの中間調を表示する。しかし、この表示オ
ン、表示オフの繰返しを同じタイミングで行うとちらつ
きとなるため、図17に示すようにライン毎にそのタイ
ミングを異ならせちらつきを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
は、図18に示すように奇数ラインを中間調表示、偶数
ラインを表示オンとすると、各フレームの表示パターン
は、図19に示すように、奇数フレームでは、奇数ライ
ンが表示オフ、偶数ラインが表示オンとなり、偶数フレ
ームでは全てのラインが表示オンとなり、奇数ラインの
み同時に表示オン、表示オフを繰り返すためちらつきが
発生する。従来技術では、この点に関しては考慮してい
なかった。
【0006】本発明の目的は、表示パターンによるちら
つき発生を防止し、表示パターンによらず常にちらつき
のない中間調表示を行う液晶表示装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、表示データ
から中間調パターンを発生する手段を階調別に、さらに
カラー表示を行う場合には、色別に設けることにより実
現できる。
【0008】
【作用】上記中間調パターン発生手段は中間長表示の場
合、同一ライン上の表示データの表示オン,表示オフの
画素数を毎フレーム等しくするため、繰返しのタイミン
グを異ならせるため、常にちらつきの無い中間調表示を
実現できる。さらに、上記中間調パターン発生手段を階
調別に設けることにより、異なる階調を組み合わせたパ
ターンを表示した場合でも、ちらつきの無い中間調表示
を実現できる。また、上記中間調パターン発生手段を色
別の設けることにより、カラー表示においてもちらつき
の無い中間調表示を実現できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜16及び表
1〜3を用いて説明する。図1は本発明を適用した中間
調表示装置の一実施例のブロック図であり、1は入力表
示データ、2はクロックであり、本実施例では、入力表
示データ1は一画素ずつのシリアルデータであり、一ド
ット四ビットで(0,0,0,0)の階調0から、
(1,1,1,1)の階調15までの16階調を表す表
示データとして以下説明する。この表示データは、クロ
ック2に同期して送られて来る。3は水平クロック、4
は先頭信号であり、水平クロック3の一周期(一水平期
間)で一水平分の表示データが送られて来る。また、先
頭信号4は表示データの先頭ラインを示すと共にその一
周期で一画面分の表示データが送られて来る。5は階調
コントローラ、6は液晶表示データ、7はデータクロッ
ク、8は液晶水平クロック、9は液晶先頭信号であり、
階調コントローラ5は、四ビットの入力表示データ1に
対して、三ビットのデータに変換し、液晶表示データ6
として出力する。また、クロック2、水平クロック3、
先頭信号4を入力し、それぞれデータクロック7、液晶
水平クロック8、液晶先頭信号9を生成する。10は8
レベルデータドライバ、11は液晶水平データ、12は
8レベル液晶印加電圧であり、8レベルドライバ10
は、三ビットの液晶表示データ6をデータクロック7で
順に一水平分取り込んだ後、液晶水平クロック8に同期
してその取り込んだデータを出力し、その出力データの
持つ値に従い、8レベル液晶印加電圧12から一レベル
を選択し、液晶水平データ11として出力する。したが
って、8レベルデータドライバ10は、データクロック
7で取り込んでいるラインの液晶表示データ6の一ライ
ン前の液晶水平データ11を出力することになる。本実
施例では、毎フレーム同じ電圧を印加することによって
得られる8階調と、フレーム毎に印加する電圧を切り替
えることによって得られる8階調で、合わせて16階調
表示を行うものとし、毎フレーム同じ電圧を印加するこ
とによって得られる8階調を電圧表示による8階調、フ
レーム毎に印加する電圧を切り替えることによって得ら
れる8階調をFRC(Frame Rate Cont
rol)表示による8階調と呼び、以下説明する。13
は走査ドライバで、8レベルデータドライバ10の出力
する液晶水平データ11を表示するラインを‘1’で示
す。なお、表示しないラインの出力は‘0’となってい
る。14,15,16は走査ドライバ13の出力で、そ
れぞれ一ライン目走査線、二ライン目走査線、nライン
目走査線であり、液晶先頭信号9の‘1’を液晶水平ク
ロック8で取り込み、1ライン目走査線14を‘1’と
し、その後液晶水平クロック8で2ライン目走査線1
5、…nライン目走査線16と順次シフトし、一画面の
走査を行う。17は液晶パネルであり、本実施例では水
平mドット、垂直nラインの解像度とする。
【0010】図2は階調コントローラ5の一実施例のブ
ロック図である。18は、4to16デコーダ、19〜
34は、階調0〜15の16階調に対応する階調信号0
〜15であり、4to16デコーダ18は、4ビットの
入力表示データ1が16階調のうちどの階調を表してい
るかを階調信号19〜34のうち一つだけ‘1’として
出力する。本実施例では、19を階調15信号、20を
階調12信号、21を階調10信号、22を階調8信
号、23を階調6信号、24を階調4信号、25を階調
2信号、26を階調0信号、27を階調14信号、28
を階調13信号、29を階調11信号、30を階調9信
号、31を階調7信号、32を階調5信号、33を階調
3信号、34を階調1信号とする。すなわち、四ビット
の入力表示データが階調2を表す場合は階調2信号のみ
が‘1’となる。35はOR回路、36はFRC情報信
号であり、OR回路35は入力表示データ1がFRC表
示であるかどうかを表すFRC情報信号36を出力す
る。すなわち、階調信号19〜34のうちいずれか一つ
でも‘1’となったときFRC情報信号36が‘1’と
なる。37はタイミング信号生成手段であり、クロック
2、水平クロック3、先頭信号4から、それぞれデータ
クロック7、液晶水平クロック8、液晶先頭信号9を生
成する。38は表示位置情報生成部、39はフレーム情
報信号であり、表示位置情報生成部38は、水平クロッ
ク3、先頭信号4から、表示フレームを‘1’か‘0’
で表すフレーム情報信号39を生成する。本実施例で
は、フレーム情報信号39は、表示フレームが奇数フレ
ームのとき‘0’、偶数フレームのとき‘1’を繰り返
す信号として以下説明する。40は電圧表示用階調別液
晶表示データ生成回路、41はFRC表示用階調別液晶
表示データ生成回路、42〜57は階調0〜15の階調
別液晶表示データ、58はOR回路であり、電圧表示用
階調別液晶表示データ生成回路40は、階調信号19〜
34のうちの電圧表示による階調を示す階調信号19〜
26、データクロック7に従って階調別液晶表示データ
42〜49を出力し、FRC表示用階調別液晶表示デー
タ生成回路41は、階調信号19〜34のうちのFRC
表示による階調を示す階調信号27〜34、入力表示デ
ータ1がFRC表示であるかどうかを表すFRC情報信
号36、偶数フレームあるいは奇数フレームのいずれの
表示かを示すフレーム情報信号39、データクロック
7、液晶水平クロック8に従って階調別液晶表示データ
50〜57を出力し、OR回路58を通して液晶表示デ
ータ6を出力する。
【0011】図3は電圧表示用階調別表示データ生成部
40の一実施例のブロック図である。19〜26は階調
信号、59〜66は階調別表示データ生成部、42〜4
9は階調別表示データであり、階調別表示データ生成部
59〜66は、階調信号19〜26のうち、‘1’とな
るものの階調別表示データ41〜48を毎フレーム同じ
値で生成し、データクロック7でラッチして出力する。
【0012】図4はFRC表示用階調別表示データ生成
部41の一実施例のブロック図である。27〜34は階
調信号、67〜74は階調別表示データ生成部、50〜
57は階調別表示データ、75〜82は階調別極性信号
であり、階調別表示データ生成部67〜74は、階調信
号27〜34のうち、‘1’となるものの階調別表示デ
ータ50〜57を、FRC情報信号36、フレーム情報
信号39、液晶水平クロック8に従って、フレームごと
に切り替えて三ビットで生成し、データクロック7でラ
ッチして出力すると同時に、この二つの切り替えデータ
の階調別極性信号75〜82を出力する。ここで極性と
は、切り替えデータの明るい方を‘α’、暗い方を
‘β’として以下説明し、階調別極性信号75〜82
は、‘α’のとき‘1’、‘β’のとき‘0’を出力す
る。83はOR回路、84は隣接ドットFRC階調極性
信号であり、OR回路83は、階調別極性信号75〜8
2の八種類のFRC階調で表示されたドットの極性情報
を表す隣接ドットFRC階調極性信号84を出力する。
極性の説明では液晶パネルのドットの横方向の並びをラ
イン、縦方向の並びを列と呼び以下説明する。85はタ
イミング調整手段、86はライトクロック、87はリー
ドクロック、88はラインメモリ、89は八種類のFR
C階調で表示されたドットの極性情報を表す隣接ライン
FRC階調極性信号、90は八種類のFRC階調で表示
されたドットのうちで同じ列の中のすぐ上側にあるドッ
トの極性情報を表す前ライン極性信号であり、タイミン
グ調整手段85はデータクロック7に従いラインメモリ
88用のライトクロック86、リードクロック87を生
成する。ラインメモリ88は隣接ラインFRC階調極性
信号89をライトクロック86に同期して一ライン分記
憶し、次のラインを表示するとき、リードクロック87
に同期して前ライン極性信号90を出力する。極性の決
定については後で詳しく説明する。
【0013】図5はFRC表示でべた塗り表示をした場
合の、表示データ及び隣接ドットの極性情報から、FR
C表示のドットの極性を決定する手順を示した図であ
る。
【0014】(a)は表示パターン、ハッチングは中間
調表示であり、ここでは階調3として以下説明する。
(b)〜(f)の手順で、表示データ及び隣接ドットの
極性情報から、FRC表示のドットの極性を決定する。
【0015】図6はFRC表示で千鳥表示をした場合
の、表示データ及び隣接ドットの極性情報からFRC表
示のドットの極性を決定する手順を示した図である。図
2と同様に(a)の表示パターンに対し、(b)〜
(f)の手順で極性を決定する。
【0016】図7は異なる階調の中間調を同時に表示し
た場合の、表示データ及び隣接ドットの極性から、FR
C表示のドットの極性を決定する手順を示した図であ
る。細かいハッチングと粗いハッチングが異なる階調で
あることを示しており、ここでは細かいハッチングを階
調3、粗いハッチングを階調9として以下説明する。
【0017】図8は、図4のFRC表示用階調別液晶表
示データ生成回路67〜74のうち、階調3用表示デー
タ生成部73の一実施例のブロック図である。91はラ
ッチ手段A、92は前ドットFRC階調極性信号であ
り、ラッチ手段A91は隣接ドットFRC階調極性信号
84をデータクロック7でラッチし、同じラインの中の
すぐ左側にあるドットの階調3以外のFRC階調も含め
た八種類のFRC階調表示の極性情報を表す前ドットF
RC階調極性信号92を出力する。93はラッチ手段
B、94は前ドット階調3極性信号であり、ラッチ手段
B93は、階調3極性信号81をデータクロック7でラ
ッチし、同じラインの中のすぐ左側にあるドットの階調
3表示の極性情報を表す前ドット階調3極性信号94を
出力する。95はRSラッチ手段A、96はラッチ手段
C、97はスイッチA、98はFRC階調極性信号であ
り、RSラッチ手段A95は、FRC情報信号36が
‘1’となったときに‘1’を保持し、ラインの先頭信
号を表す液晶水平クロック8が‘1’のとき出力を
‘0’にリセットする。ラッチ手段C96は、RSラッ
チ手段A95の出力をデータクロック7でラッチし、液
晶水平クロック8が‘1’のとき‘0’にリセットす
る。つまりラッチ手段C96の出力は、FRC情報信号
36が‘1’となった次のドットから‘1’を保持し、
次のラインの先頭でリセットする。スイッチA97はラ
ッチ手段C96の出力が‘0’のとき前ライン極性信号
90を、‘1’のとき前ドットFRC階調極性信号92
をFRC階調極性信号98として出力する。99はRS
ラッチ手段B、100はラッチ手段D、101はスイッ
チB、102は前ドット極性信号102であり、RSラ
ッチ手段B99は、階調3信号33が‘1’となったと
きに‘1’を保持し、液晶水平クロック8が‘1’のと
き出力を‘0’にリセットする。ラッチ手段D100
は、RSラッチ手段B99の出力をデータクロック7で
ラッチし、液晶水平クロック8が‘1’のとき‘0’に
リセットする。つまりラッチ手段D100の出力は、階
調3信号33が‘1’となった次のドットから‘1’を
保持し、次のラインの先頭でリセットする。スイッチB
101はラッチ手段D100の出力が‘0’のときFR
C階調極性信号98を、‘1’のとき前ドット階調3極
性信号94を前ドット極性信号102として出力する。
103は階調3極性信号生成部であり、階調3極性信号
生成部103は、前ドット極性信号102、階調3信号
33、フレーム情報信号39に従い、階調3極性信号8
1を生成する。104は階調3隣接ラインFRC階調極
性信号生成部、105は隣接ライン階調3極性信号であ
り、隣接ライン階調3極性信号生成部104は、前ライ
ン極性信号90、階調3信号33、階調3極性信号81
に従い、隣接ライン階調3極性信号105を出力する。
先に説明したとおり、極性信号は‘α’のとき‘1’、
‘β’のとき‘0’となる信号である。106は階調3
表示データ生成部であり、階調3表示データ生成部10
6は階調3極性信号81、階調3信号33に従い三ビッ
トの階調3表示データ56を生成し、データクロック7
でラッチして出力する。
【0018】
【表1】
【0019】表1は階調0〜15の階調別表示データを
示した表である。階調信号19〜34のうち‘1’とな
る階調の表示データが出力される。電圧表示による階調
は、毎フレーム同じデータが出力され、FRC表示によ
る階調はフレーム毎に‘α’,‘β’の2つの極性に従
っての三ビットのデータを出力している。
【0020】
【表2】
【0021】表2は図8の階調3極性信号生成部103
の動作真理値表である。前ドット極性信号102、階調
信号33、フレーム情報39の入力値に対する階調3極
性信号81の出力値を示している。
【0022】図9は階調3極性信号生成部103の内部
構成の一実施例である。107はEOR回路A、108
は階調3極性反転信号であり、EOR回路A107は、
階調3信号33を前ドット極性信号102に従って反転
し階調3極性反転信号108として出力する。109は
EOR回路Bであり、階調3極性反転信号108をフレ
ーム情報信号39に従って反転し、階調3極性信号81
として出力する。この動作で表2の真理値表を満足す
る。
【0023】
【表3】
【0024】表3は図8の隣接ライン階調3極性信号生
成部104の動作真理値表である。前ドット極性信号1
02、階調3信号33、階調3極性信号81の入力値に
対する隣接ラインFRC階調極性信号105の出力値を
示している。
【0025】図10は図8の隣接ライン階調3極性信号
生成部104の内部構成の一実施例である。110,1
11,112はNAND回路、113はNOT回路であ
り、表3の真理値表の通り動作するような構成となって
いる。
【0026】図11〜16は階調3表示データ生成部7
2の動作のタイミングチャートである。
【0027】図11,12は図5(a)のパターンを表
示した場合のタイミングチャートであり、図11は第1
フレーム、第1ラインに階調3を表示した場合、図12
は第1フレーム、第2ラインに階調3を表示した場合を
示している。
【0028】図13,14,15は図6(a)のパター
ンを表示した場合のタイミングチャートであり、図13
は第1フレーム、第1ラインの第1,3,5,7ドット
に階調3を表示した場合、図14は第1フレーム、第2
ラインの第2,4,6,8ドットに階調3を表示した場
合、図15は第1フレーム、第3ラインの第1,3,
5,7ドットに階調3を表示した場合を示している。
【0029】図16は図7(a)のパターンを表示した
場合のタイミングチャートであり、第1フレーム、第1
ラインの第1,5ドットに階調9を、第2,3,4,
6,7,8ドットに階調3を表示した場合を示してい
る。
【0030】中間調表示装置の動作を図1〜16及び表
1,2を用いて詳しく説明する。
【0031】図1において、四ビットの表示データ1
は、階調コントローラ5により、表1に示す三ビットの
液晶表示データ6に変換され、8レベルドライバ10に
与えられる。階調コントローラ5は、その他にクロック
2、水平クロック3、先頭信号4より、データクロック
7、液晶水平クロック8、液晶先頭信号9を生成し、8
レベルドライバ10及び走査ドライバ13を駆動し液晶
パネル17上に、入力表示データ1の内容を表示する。
【0032】以下、階調コントローラ5の入力表示デー
タ1を液晶表示データ6に変換する動作を詳細に説明す
る。
【0033】図2において、入力表示データ1は4to
16デコーダ18に入力され、四ビットデータ(0,
0,0,0)〜(1,1,1,1)の値に従い、階調信
号19〜34のうち一つを‘1’とする。まず、入力表
示データ1が階調0,2,4,6,8,10,12,1
5を示すときは階調信号19〜26のうち一つが‘1’
となる。階調信号19〜26は電圧表示用階調別表示デ
ータ生成部40に入力される。電圧表示用階調別表示デ
ータ生成部40は図3に示す構成で実現でき、それぞれ
の階調用表示データ生成部59〜66は、階調信号19
〜26のうち‘1’となった階調の階調別表示データ4
2〜49を、表1中の電圧表示である階調0,2,4,
6,8,10,12,15の値に従って生成し、データ
クロック7でラッチして出力する。したがって、階調1
5,12,10,8,6,4,2,0表示データ42〜
49は、入力表示データ1に比べて一ドット分遅れて出
力される。階調信号19〜26が‘0’となった階調の
階調別表示データ42〜49は(0,0,0)とする。
また図2において、入力表示データ1が階調1,3,
5,7,9,11,13,14を示すときは階調信号2
7〜34のうち一つが‘1’となる。階調信号27〜3
4はFRC表示用階調別表示データ生成部41に入力さ
れる。FRC表示用階調別表示データ生成部41は図4
に示す構成で実現でき、それぞれの階調用表示データ生
成部66〜73は、階調信号27〜34のうち‘1’と
なった階調の階調別表示データ50〜57を、表1中の
FRC表示である階調1,3,5,7,9,11,1
3,14の値に従って二つのデータをフレーム毎に切り
替えて生成する。このとき、二つのデータはフレーム情
報信号39、データクロック7に従って切り替えるが、
詳細は後で説明する。階調信号27〜34が‘0’とな
った階調の階調別表示データ41〜48は毎フレーム
(0,0,0)とする。したがって、図2において、階
調別液晶表示データ42〜57のうちの一つだけが表1
の通りに出力され、その他は(0,0,0)となり、O
R回路58を通して液晶表示データ6が出力される。
【0034】FRC用階調別表示データ生成部41の動
作を、図4〜7及び表1を用いて詳しく説明する。図4
において、階調1,階調3,階調5,階調7,階調9,
階調11,階調13,階調14のいずれかが‘1’とな
った場合、その階調用の表示データ生成部67〜74が
動作し、表1のようなフレーム毎に極性の異なる階調別
表示データ50〜57を生成する。
【0035】まず、この二種類の極性決定方法につい
て、FRC表示である階調3を表示した場合を例に詳し
く説明する。先に説明したとおり、画面横方向の並びを
ライン、縦方向の並びを列と呼び以下説明する。まず、
階調3で表示されたドットのうち一つのラインの中で一
番左にあるドットの極性を決定する。階調3で表示され
たドットのうち一つのラインの中で一番左にあるドット
が、他の階調も含めた八種類のFRC階調で表示された
ドットのうち同じラインの中で一番左にあり、且つ他の
階調も含めた八種類のFRC階調で表示されたドットの
うち同じ列の中で一番上にある場合は、フレームによっ
て極性を決定する。ここでは奇数フレームの場合
‘α’、偶数フレームの場合‘β’とする。また、階調
3で表示されたドットのうち一つのラインの中で一番左
にあるドットが、他の階調も含めた八種類のFRC階調
で表示されたドットのうち同じラインの中では一番左に
あるが、他の階調も含めた八種類のFRC階調で表示さ
れたドットのうち同じ列の中では一番上にない、つまり
上側にFRC階調で表示されたドットがある場合、上側
の最も近いFRC階調で表示されたドットの極性の反対
とする。また、階調3で表示されたドットのうち一つの
ラインの中で一番左にあるドットが、階調3で表示され
たドットのうちでは一番左にあるが、他の階調も含めた
八種類のFRC階調で表示されたドットのうち同じライ
ンの中では一番左にない、つまり左側に他のFRC階調
で表示されたドットがある場合、左側の最も近いFRC
階調で表示されたドットの極性の反対とする。以上のよ
うに、階調3で表示されたドットのうち一つのラインの
中で一番左にあるドットの極性を決定し、同じラインの
中で階調3で表示されるドットごとに極性を反対とす
る。この極性決定を、八種類のFRC階調についてそれ
ぞれ階調別に行う。
【0036】極性パターンの例を図5〜7を用いて第1
フレームに関してのみ説明する。
【0037】図5において(a)のようなべた塗り表示
の場合、まず(b)のように第1フレーム第1ドット第
1ラインの極性は、同じラインの中の左側及び同じ列の
中の上側にFRC階調で表示されたドットがなく、第1
フレーム(奇数フレーム)であることから‘α’とし、
以下同じラインの中で同じ階調で表示されるドットごと
に極性を反対とするため、第2ドットの極性は‘β’、
第3ドットの極性は‘α’、第4ドットの極性は
‘β’、第5ドットの極性は‘α’、第6ドットの極性
は‘β’、第7ドットの極性は‘α’、第8ドットの極
性は‘β’とする。(c)のように第2ライン第1ドッ
トの極性は、同じ列の中の上側である第1ライン第1ド
ットにFRC階調で表示されたドットがあるため、第1
ライン第1ドットの極性の反対の‘β’とし、以下同じ
ラインの中で同じ階調で表示されるドットごとに極性を
反対とするため、第2ドットの極性は‘α’、第3ドッ
トの極性は‘β’、第4ドットの極性は‘α’、第5ド
ットの極性は‘β’、第6ドットの極性は‘α’、第7
ドットの極性は‘β’、第8ドットの極性は‘α’とす
る。(d)のように第3ライン第1ドットの極性は、同
じ列の中の上側である第2ライン第1ドットにFRC階
調で表示されたドットがあるため、第2ライン第1ドッ
トの極性の反対の‘α’とし、以下同じラインの中で同
じ階調で表示されるドットごとに極性を反対とするた
め、第2ドットの極性は‘β’、第3ドットの極性は
‘α’、第4ドットの極性は‘β’、第5ドットの極性
は‘α’、第6ドットの極性は‘β’、第7ドットの極
性は‘α’、第8ドットの極性は‘β’とする。(e)
のように第4ラインは第2ラインと同様にする。図6
(a)のような千鳥表示の場合、(b)のように第1ラ
イン第1ドットの極性は、同じラインの中の左側及び同
じ列の中の上側にFRC階調で表示されたドットがな
く、第1フレームであることから‘α’とし、以下同じ
ラインの中で同じ階調で表示されるドットごとに極性を
反対とするため、第3ドットの極性は第1ドットの極性
の反対で‘β’、第5ドットの極性は第3ドットの極性
の反対で‘α’、第7ドットの極性は第5ドットの反対
の極性で‘β’とする。(c)のように第2ラインの第
2ドットの極性は、同じ列の上側にFRC階調で表示さ
れたドットがなく、第1フレームであることから‘α’
とし、以下同じラインの中で同じ階調で表示されるドッ
トごとに極性を反対とするため、第4ドットの極性は第
2ドットの極性の反対で‘β’、第6ドットの極性は第
4ドットの極性の反対で‘α’、第8ドットの極性は第
6ドットの反対の極性で‘β’とする。(d)のように
第3ライン第1ドットの極性は、同じ列の中の上側であ
る第1ライン第1ドットにFRC階調で表示されたドッ
トがあるため、第1ライン第1ドットの極性の反対の
‘β’とし、以下同じラインの中で同じ階調で表示され
るドットごとに極性を反対とするため、第3ドットの極
性は第1ドットの極性の反対で‘α’、第5ドットの極
性は第3ドットの極性の反対で‘β’、第7ドットの極
性は第5ドットの反対の極性で‘α’とする。(e)の
ように第4ライン第2ドットの極性は、同じ列の中の上
側である第2ライン第2ドットにFRC階調で表示され
たドットがあるため、第2ライン第2ドットの極性の反
対の‘β’とし、以下同じラインの中で同じ階調で表示
されるドットごとに極性を反対とするため、第4ドット
の極性は第2ドットの極性の反対で‘α’、第6ドット
の極性は第4ドットの極性の反対で‘β’、第8ドット
の極性は第6ドットの極性の反対で‘α’とする。さら
に、図7(a)のように異なる階調で表示される場合、
(a)のように第1ライン第1ドットの階調9で表示さ
れたドットの極性は、同じラインの中の左側及び同じ列
の中の上側にFRC階調で表示されたドットがなく、第
1フレームであることから‘α’とし、以下同じ階調で
表示されるドットごとに極性を反対とするため(b)の
ように、第4ドットの階調9の極性は第1ドットの階調
9の極性の反対で‘β’とする。(c)のように第1ラ
イン第2ドットの階調3で表示されたドットの極性は、
同じラインの中の左側である第1ドットに他のFRC階
調(階調9)で表示されたドットがあるため、第1ドッ
トの階調9の極性の反対で‘β’となり、以下同じ階調
3で表示されるドットごとに極性を反対とするため、第
3ドットの極性は第2ドットの極性の反対で‘α’、第
4ドットの極性は第3ドットの極性の反対で‘β’、第
6ドットの極性は第4ドットの極性の反対で‘α’、第
7ドットの極性は第6ドットの極性の反対で‘β’、第
8ドットの極性は第7ドットの極性の反対で‘α’とす
る。(d)のように第2ライン第1ドットの階調3の極
性は同じ列の中である第1ライン第1ドットにFRC階
調で表示されたドットがあるため、第1ライン第1ドッ
トの極性の反対の‘β’とし、第3ドットの極性は第1
ドットの極性の反対で‘α’、第4ドットの極性は第3
ドットの極性の反対で‘β’、第5ドットの極性は第4
ドットの極性の反対で‘α’、第7ドットの極性は第5
ドットの極性の反対で‘β’、第8ドットの極性は第7
ドットの極性の反対で‘α’とする。(e)のように第
2ライン第2ドットの階調9で表示されたドットの極性
は、同じラインの中の左側である第1ドットに他のFR
C階調(階調3)で表示されたドットがあるため、第1
ドット階調3の極性の反対で‘α’とし、以下同じ階調
9で表示されるドットごとに極性を反対とするため、第
6ドットの階調9の極性は第2ドットの階調9の極性の
反対で‘β’とする。
【0038】以上の極性決定手段も含め、FRC用階調
別表示データ生成部41の動作を、図4,図6〜11及
び表1を用いて詳しく説明する。図8において、極性決
定の参考となる前ドット極性信号102は、同じ列の中
のすぐ上側にあるドットの階調3以外の階調も含めた八
種類のFRC階調表示の極性情報を表す前ライン極性信
号90、同じラインの中のすぐ左側にあるドットの階調
3以外の階調も含めた八種類のFRC階調表示の極性情
報を表す前ドットFRC階調極性信号92、同じライン
の中のすぐ左側にあるドットの階調3表示の極性情報を
表す前ドット階調3極性信号94のいずれかが出力され
る。第1ライン第1ドットでは、スイッチA97が同じ
列の中のすぐ上側にあるドットの階調3以外の階調も含
めた八種類のFRC階調表示の極性情報を表す前ライン
極性信号90を、同じラインの中のすぐ左側あるいは同
じ列の中のすぐ上側にあるドットの階調3以外の階調も
含めた八種類のFRC階調表示の極性情報を表すFRC
階調極性信号98として出力し、スイッチB101がF
RC階調極性信号98を前ドット極性信号102として
出力している。したがって、第1ライン第1ドットでは
前ドット極性信号102は前ライン極性信号90が出力
されていることになる。ただし、前ライン極性信号90
は第1ラインでは‘0’となっている。ここで図6
(a)のパターンを表示した場合、第1ライン第1ドッ
トで階調3信号33が‘1’となり、階調3データ極性
信号生成部103は前ドット極性信号102、階調3信
号33、フレーム情報信号39に従い、表2の真理値表
の通りに階調3極性信号81を生成する。第1ライン第
1ドットで階調3信号33が‘1’となるため、RSラ
ッチ手段B99の出力は第1ライン第1ドット以降、液
晶水平クロック8が‘1’となる第2ラインの先頭まで
‘1’が保持される。ラッチ手段D100でデータクロ
ック7によってラッチされるため、ラッチ手段D100
の出力は第1ライン第2ドット以降、液晶水平クロック
8が‘1’となる第2ラインの先頭まで‘1’が保持さ
れる。このときにスイッチB101が切り替えられるた
め、スイッチB101の出力102は、第1ライン第2
ドット以降、第1ライン表示中は、同じラインの中のす
ぐ左側にあるドットの階調3表示の極性情報を表す前ド
ット階調3極性信号94が出力される。第1ライン第2
ドットには階調3の表示は無いが、表2の真理値表の通
りに階調3極性信号81を生成する。このときの前ドッ
ト極性信号102は前ドット階調3極性信号94、つま
りここでは第1ライン第1ドットの階調3の極性とな
る。このときのように、階調3信号33が‘0’のとき
にも極性を生成することにより、図6のように極性決定
の際に同じラインの中の左側にある離れた表示ドットの
極性を参考にして極性を決定する場合、表示の無いドッ
トはすぐ左側の表示のあるドットの極性情報を保持して
いき、表示のあるドットは常にすぐ左側のドットの極性
を参考にして極性を決定することとなる。これを実現す
るための回路の一実施例を図9に示す。次に隣接ライン
階調3極性信号生成部104は前ライン極性信号90、
階調3信号33、階調3極性信号81に従って、表3の
真理値表の通りに隣接ライン階調3極性信号105を生
成する。隣接ライン階調3極性信号105は図4のライ
ンメモリ88に記憶され、第2ライン表示時に読み出さ
れる。第2ライン第1ドットには階調3の表示は無い
が、表3の通りに隣接ライン階調3極性信号105を生
成する。このときのように、階調3信号33が‘0’の
ときにも隣接ライン階調3極性信号103を生成するこ
とにより、図6のように極性決定の際に同じ列の中の上
側にある離れた表示ドットの極性を参考にして極性を決
定する場合、表示の無いドットはすぐ上側の表示のある
ドットの極性情報を保持していき、表示のあるドットは
常にすぐ上側のドットの極性を参考にして極性を決定す
ることになる。これを実現するための回路の一実施例を
図10に示す。また、図7(a)のパターンを表示した
場合、第1ライン第1ドットの階調9の極性は、図6
(a)の第1ライン第1ドットの階調3のドットと同様
に決定される。このとき階調9が表示されるため、FR
C情報信号36が‘1’となり、RSラッチ手段A95
の出力は第1ライン第1ドット以降、液晶水平クロック
8が‘1’となる第2ラインの先頭まで‘1’が保持さ
れる。ラッチ手段C96でデータクロック7によってラ
ッチされるため、ラッチ手段C96の出力は第1ライン
第2ドット以降、液晶水平クロック8が‘1’となる第
2ラインの先頭まで‘1’が保持される。このときにス
イッチA97が切り替えられるため、スイッチA97の
出力98は、第1ライン第2ドット以降、第1ライン表
示中は、同じラインの中のすぐ左側にあるドットの階調
3以外の階調も含めた八種類のFRC階調表示の極性情
報を表す前ドットFRC階調極性信号92が出力され
る。スイッチB101は前ドットFRC階調極性信号9
2を前ドット極性信号102として出力する。第1ライ
ン第2ドットの階調3の極性は、表2の通りに生成され
る。このときの前ドット極性信号102は前ドットFR
C階調極性信号92、つまりここでは第1ライン第1ド
ットの階調9の極性となる。ここで階調3が表示される
ため、階調3信号33が‘1’となり、RSラッチ手段
B99の出力は第1ライン第1ドット以降、液晶水平ク
ロック8が‘1’となる第2ラインの先頭まで‘1’が
保持される。そして、ラッチ手段D100でデータクロ
ック7によってラッチされるため、ラッチ手段D100
の出力は第1ライン第2ドット以降、液晶水平クロック
8が‘1’となる第2ラインの先頭まで‘1’が保持さ
れる。このときにスイッチB101が切り替えられるた
め、スイッチB101の出力102は、第1ライン第2
ドット以降、第1ライン表示中は、同じラインの中のす
ぐ左側にあるドットの階調3表示の極性情報を表す前ド
ット階調3極性信号94が出力される。第1ライン第3
ドットの階調3の極性は、表2の通りに生成される。こ
のときの前ドット極性信号102は前ドット階調3極性
信号94、つまりここでは第1ライン第2ドットの階調
3の極性となる。隣接ライン階調3極性信号生成部10
4は前ライン極性信号90、階調3信号33、階調3極
性信号81に従って、表3の真理値表の通りに隣接ライ
ン階調3極性信号105を生成する。隣接ライン階調3
極性信号105は図4のラインメモリ88に記憶され、
第2ライン表示時に読み出される。階調3表示データ生
成部104は階調3極性信号81、階調3信号33に従
って、表2のような階調3表示データ56をフレームご
とに切り替えて生成し、データクロック7でラッチして
出力する。したがって、FRC階調である階調14,1
3,11,9,7,5,3,1表示データ50〜57は、電圧
表示のデータである階調15,12,10,8,6,4,2,
0表示データ42〜49と同様に、入力表示データ1に
比べて一ドット分遅れて出力される。
【0039】以上の動作を図5〜7及び図11〜16の
タイミングチャートを用いて詳しく説明する。
【0040】図5(a)の表示パターンの場合の、第1
フレーム第1ラインのタイミングチャートを図11に示
す。第1ドットの前ドット極性信号102は、FRC情
報信号36あるいは階調3信号33が‘1’となるドッ
トまでは、前ライン極性信号90が出力されているため
‘0’である。したがって、階調3極性信号81は、階
調3信号33が‘1’、前ドット極性信号102が
‘0’となるため‘1’となる。階調3極性信号81は
図4のOR回路83を介した後データクロック7でラッ
チされた第2ドットの前ドットFRC階調極性信号92
と、そのままデータクロック7でラッチされた第2ドッ
トの前ドット階調3極性信号94となる。このとき階調
信号33が‘1’となるため、前ドット極性信号102
は前ドット階調3極性信号94に切り替えられ、以降の
前ドット極性信号102は前ドット階調3極性信号94
と同じになる。隣接ライン階調3極性信号105は、前
ライン極性信号90が‘0’、階調信号33が‘1’、
階調3極性信号81が‘0’となるため‘1’となる。
隣接ライン階調3極性信号105は図4のラインメモリ
88に一ライン分記憶され、第2ライン表示時に前ライ
ン極性信号90として読み出される。第2ドットの前ド
ット極性信号102は、前ドット階調3極性信号94に
切り替えられているため‘1’である。したがって、階
調3極性信号81は、階調信号33が‘1’、前ドット
極性信号102が‘1’となるため‘0’となる。階調
3極性信号81は図4のOR回路83を介した後データ
クロック7でラッチされた第3ドットの前ドットFRC
階調極性信号と、そのままデータクロック7でラッチさ
れた第3ドットの前ドット階調3極性信号94となる。
隣接ライン階調3極性信号105は、前ライン極性信号
90が‘0’、階調信号33が‘1’、階調3極性信号
81が‘0’となるため‘0’となる。以上を図11の
ように繰り返す。次に第2ラインの動作タイミングチャ
ートを図12に示す。まず、前ライン極性信号90は、
第1ラインの隣接ライン階調3極性信号105と同じで
ある。第1ドットの前ドット極性信号102は、FRC
情報信号36あるいは階調3信号33が‘1’となるド
ットまでは、前ライン極性信号90が出力されているた
め‘1’である。したがって、階調3極性信号81は前
ドット極性信号102が‘1’、階調信号33が‘1’
となるため‘0’となる。階調3極性信号81は図4の
OR回路83を介した後データクロック7でラッチされ
た第2ドットの前ドットFRC階調極性信号と、そのま
まデータクロック7でラッチされた第2ドットの前ドッ
ト階調3極性信号94となる。このとき、階調信号33
が‘1’となるため、前ドット極性信号102は前ドッ
ト階調3極性信号94に切り替えられ、以降の前ドット
極性信号102は、第1ライン表示中は前ドット階調3
極性信号94と同じになる。隣接ライン階調3極性信号
105は、前ライン極性信号90が‘0’、階調信号3
3が‘1’、階調3極性信号81が‘1’となるため
‘1’となる。隣接ライン階調3極性信号105は図4
のラインメモリ88に一ライン分記憶され、第3ライン
表示時に前ライン極性信号90として読み出される。第
2ドットでは、前ドット極性信号102は前ドット階調
3極性信号94に切り替えられているため‘0’であ
る。したがって、階調3極性信号81は、階調信号33
が‘1’、前ドット極性信号102が‘0’となるため
‘1’となる。階調3極性信号81は図4のOR回路8
3を介した後データクロック7でラッチされた第3ドッ
トの前ドットFRC階調極性信号92と、そのままデー
タクロック7でラッチされた第3ドットの前ドット階調
3極性信号94となる。隣接ライン階調3極性信号10
5は、前ライン極性信号90が‘0’、階調信号33が
‘0’、階調3極性信号81が‘1’となるため‘0’
となる。以上を図12のように繰り返す。
【0041】図6(a)の表示パターンの場合の、第1
フレーム第1ラインのタイミングチャートを図13に示
す。第1ドットの前ドット極性信号102は、FRC情
報信号36あるいは階調3信号33が‘1’となるドッ
トまでは、前ライン極性信号90が出力されているため
‘0’である。したがって、階調3極性信号81は、前
ドット極性信号102が‘0’、階調信号33が‘1’
となるため‘1’となる。階調3極性信号81は図4の
OR回路83を介した後データクロック7でラッチされ
た第2ドットの前ドットFRC階調極性信号92と、そ
のままデータクロック7でラッチされた第2ドットの前
ドット階調3極性信号94となる。このとき階調信号3
3が‘1’となるため、前ドット極性信号102は前ド
ット階調3極性信号94に切り替えられ、以降の前ドッ
ト極性信号102は、第1ライン表示中は前ドット階調
3極性信号94と同じになる。隣接ライン階調3極性信
号105は、前ライン極性信号90が‘0’、階調信号
33が‘1’、階調3極性信号81が‘0’となるため
‘1’となる。隣接ライン階調3極性信号105は図4
のラインメモリ88に一ライン分記憶され、第2ライン
表示時に前ライン極性信号90として読み出される。第
2ドットの前ドット極性信号102は、前ドット階調3
極性信号94に切り替えられているため‘1’である。
したがって、階調3極性信号81は、階調信号33が
‘0’、前ドット極性信号102が‘1’となるため
‘1’となる。階調3極性信号81は図4のOR回路8
3を介した後データクロック7でラッチされた第3ドッ
トの前ドットFRC階調極性信号92と、そのままデー
タクロック7でラッチされた第3ドットの前ドット階調
3極性信号94となる。隣接ライン階調3極性信号10
5は、前ライン極性信号90が‘0’、階調信号33が
‘0’、階調3極性信号81が‘1’となるため‘0’
となる。以上を図13のように繰り返す。次に第2ライ
ンの動作タイミングチャートを図14に示す。まず、前
ライン極性信号90は、第1ラインの隣接ライン階調3
極性信号105と同じである。第1ドットの前ドット極
性信号102は、FRC情報信号36あるいは階調3信
号33が‘1’となるドットまでは、前ライン極性信号
90が出力されているため‘1’である。したがって、
階調3極性信号81は、前ドット極性信号102が
‘1’、階調信号33が‘0’となるため‘1’とな
る。階調3極性信号81は図4のOR回路83を介した
後データクロック7でラッチされた第2ドットの前ドッ
トFRC階調極性信号92と、そのままデータクロック
7でラッチされた第2ドットの前ドット階調3極性信号
94となる。隣接ライン階調3極性信号105は、前ラ
イン極性信号90が‘1’、階調信号33が‘0’、階
調3極性信号81が‘1’となるため‘1’となる。隣
接ライン階調3極性信号105は図4のラインメモリ8
8に一ライン分記憶され、第3ライン表示時に前ライン
極性信号90として読み出される。第2ドットの前ドッ
ト極性信号102は、まだ前ライン極性信号90が出力
されているため‘0’である。したがって、階調3極性
信号81は前ドット極性信号102が‘0’、階調信号
33が‘1’となるため‘1’となる。階調3極性信号
81は図4のOR回路83を介した後データクロック7
でラッチされた第3ドットの前ドットFRC階調極性信
号92と、そのままデータクロック7でラッチされた第
3ドットの前ドット階調3極性信号94となる。このと
き階調信号33が‘1’となるため、前ドット極性信号
102は前ドット階調3極性信号94に切り替えられ、
以降の前ドット極性信号102は、第2ライン表示中は
前ドット階調3極性信号94と同じになる。隣接ライン
階調3極性信号105は、前ライン極性信号90が
‘0’、階調信号33が‘1’、階調3極性信号81が
‘1’となるため‘1’となる。第3ドットの前ドット
極性信号102は、前ドット階調3極性信号94に切り
替えられているため‘1’である。したがって、階調3
極性信号81は、階調信号33が‘0’、前ドット極性
信号102が‘1’となるため‘1’となる。階調3極
性信号81は図4のOR回路83を介した後データクロ
ック7でラッチされた第4ドットの前ドットFRC階調
極性信号92と、そのままデータクロック7でラッチさ
れた第4ドットの前ドット階調3極性信号94となる。
隣接ライン階調3極性信号105は、前ライン極性信号
90が‘0’、階調信号33が‘0’、階調3極性信号
81が‘1’となるため‘0’となる。以上を図14の
ように繰り返す。次に第3ラインの動作タイミングチャ
ートを図15に示す。まず、前ライン極性信号90は、
第2ラインの隣接ライン階調3極性信号105と同じで
ある。第1ドットの前ドット極性信号102は、FRC
情報信号36あるいは階調3信号33が‘1’となるド
ットまでは、前ライン極性信号90が出力されているた
め‘0’である。したがって、階調3極性信号81は、
前ドット極性信号102‘0’が、階調信号33が
‘1’となるため‘1’となる。階調3極性信号81は
図4のOR回路83を介した後データクロック7でラッ
チされた第2ドットの前ドットFRC階調極性信号92
と、そのままデータクロック7でラッチされた第2ドッ
トの前ドット階調3極性信号94となる。したがって、
階調3極性信号81は、前ドット極性信号102が
‘1’、階調信号33が‘1’となるため‘0’とな
る。このとき階調信号33が‘1’となるため、前ドッ
ト極性信号102は前ドット階調3極性信号94に切り
替えられ、以降の前ドット極性信号102は、第3ライ
ン表示中は前ドット階調3極性信号94と同じになる。
隣接ライン階調3極性信号105は、前ライン極性信号
90が‘1’、階調信号33が‘1’、階調3極性信号
81が‘0’となるため‘0’となる。隣接ライン階調
3極性信号105は図4のラインメモリ88に一ライン
分記憶され、第4ライン表示時に前ライン極性信号90
として読み出される。第2ドットの前ドット極性信号1
02は、前ドット階調3極性信号94に切り替えられて
いるため‘0’である。したがって、階調3極性信号8
1は、階調信号33が‘0’、前ドット極性信号102
が‘0’となるため‘0’となる。階調3極性信号81
は図4のOR回路83を介した後データクロック7でラ
ッチされた第3ドットの前ドットFRC階調極性信号9
2と、そのままデータクロック7でラッチされた第3ド
ットの前ドット階調3極性信号94となる。隣接ライン
階調3極性信号105は、前ライン極性信号90が
‘1’、階調信号33が‘0’、階調3極性信号81が
‘0’となるため‘1’となる。以上を図15のように
繰り返す。
【0042】図7(a)の表示パターンの場合の、第1
フレーム第1ラインのタイミングチャートを図16に示
す。第1ドットの前ドット極性信号102は、FRC情
報信号36あるいは階調3信号33が‘1’となるドッ
トまでは、前ライン極性信号90が出力されているため
‘0’である。したがって、階調3極性信号81は、階
調信号33が‘0’、前ドット極性信号102は‘0’
となるため‘0’となる。階調3極性信号81は図4の
OR回路83を介した後データクロック7でラッチされ
た第2ドットの前ドットFRC階調極性信号92と、そ
のままデータクロック7でラッチされた第2ドットの前
ドット階調3極性信号94となる。隣接ライン階調3極
性信号105は、前ライン極性信号90が‘0’、階調
信号33が‘0’、階調3極性信号81が‘0’となる
ため‘1’となる。隣接ライン階調3極性信号105は
図4のラインメモリ88に一ライン分記憶され、第2ラ
イン表示時に前ライン極性信号90として読み出され
る。また、階調9信号が‘1’であるため、階調9表示
データ生成部において図11〜15の説明と同様に階調
9極性信号が生成され、前ドットFRC階調極性信号9
2となる。このとき、階調9信号が‘1’となるため、
前ドット極性信号102は前ドットFRC階調極性信号
92に切り替えられる。第2ドットの前ドット極性信号
102は、前ドットFRC階調極性信号92に切り替え
られているため‘1’である。したがって、階調3極性
信号81は、階調信号33が‘1’、前ドット極性信号
102は‘1’となるため‘0’となる。階調3極性信
号81は図4のOR回路83を介した後データクロック
7でラッチされた第3ドットの前ドットFRC階調極性
信号92と、そのままデータクロック7でラッチされた
第3ドットの前ドット階調3極性信号94となる。この
とき階調信号33が‘1’となるため、前ドット極性信
号102は前ドット階調3極性信号94に切り替えら
れ、以降の前ドット極性信号102は、第1ライン表示
中は前ドット階調3極性信号94と同じになる。隣接ラ
イン階調3極性信号105は、前ライン極性信号90が
‘0’、階調信号33が‘1’、階調3極性信号81が
‘0’となるため‘0’となる。第3ドットの前ドット
極性信号102は、前ドット階調3極性信号94に切り
替えられているため‘0’である。したがって、階調3
極性信号81は、階調信号33が‘1’、前ドット極性
信号102が‘0’となるため‘1’となる。階調3極
性信号81は図4のOR回路83を介した後データクロ
ック7でラッチされた第4ドットの前ドットFRC階調
極性信号92と、そのままデータクロック7でラッチさ
れた第4ドットの前ドット階調3極性信号94となる。
隣接ライン階調3極性信号105は、前ライン極性信号
90が‘0’、階調信号33が‘1’、階調3極性信号
81が‘1’となるため‘1’となる。
【0043】尚、本実施例はモノクロ表示で、入力表示
データがシリアルデータ、階調数は16階調で説明した
が、カラー表示の場合はカラー別に三つ、図5の4to
16デコーダ18、電圧表示用階調別表示データ生成部
39、FRC表示用階調別表示データ生成部40、OR
回路57を設けることにより実現できる。また、入力表
示データが4ドットパラレルデータの場合は、図8の階
調別表示データ生成部を四つ設け、図8の隣接ドット極
性信号75の四つめのみクロック2によりラッチした出
力とすることにより実現できる。階調数が増えた場合
は、電圧表示による階調ならば図7の電圧表示用階調別
表示データ生成部58〜65を、FRC表示による階調
ならば図8のFRC表示用階調別表示データ生成部66
〜73を階調の数だけ設けることにより実現できる。
【0044】また、以上説明した中間調表示装置は1チ
ップで構成することもできる。これにより、図1のよう
に液晶パネル17、8レベルデータドライバ10、走査
ドライバ13に1チップで構成された階調コントローラ
5を加えた構成で、本発明が実現できる。
【0045】
【発明の効果】本発明により、FRC表示の二つの極性
の画素数を毎フレーム等しくするため、常にちらつきの
無い中間調表示を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の階調コントローラ5の内部ブロック図で
ある。
【図3】図2の電圧表示用階調別表示データ生成部40
の内部ブロック図である。
【図4】図2のFRC表示用階調別表示データ生成部4
1の内部ブロック図である。
【図5】FRC表示でべた塗り表示をした場合のFRC
表示のドットの極性決定手順を表した図である。
【図6】FRC表示で千鳥塗り表示をした場合のFRC
表示のドットの極性決定手順を表した図である。
【図7】異なる階調のFRC表示を同時に表示をした場
合のFRC表示のドットの極性決定手順を表した図であ
る。
【図8】図4のFRC表示用階調別液晶表示データ生成
回路67〜74のうち、階調3用表示データ生成部73
のブロック図である。
【図9】図8の階調3極性信号生成部103の内部構成
の一実施例を表した図である。
【図10】図8の隣接ライン階調3極性信号生成部10
4の内部構成の一実施例を表した図である。
【図11】図5(a)のパターンを表示したときの階調
3用表示データ生成部73の第1フレーム第1ラインで
の動作タイミングチャートを表した図である。
【図12】図5(a)のパターンを表示したときの階調
3用表示データ生成部73の第1フレーム第2ラインで
の動作タイミングチャートを表した図である。
【図13】図6(a)のパターンを表示したときの階調
3用表示データ生成部73の第1フレーム第1ラインで
の動作タイミングチャートを表した図である。
【図14】図6(a)のパターンを表示したときの階調
3用表示データ生成部73の第1フレーム第2ラインで
の動作タイミングチャートを表した図である。
【図15】図6(a)のパターンを表示したときの階調
3用表示データ生成部73の第1フレーム第3ラインで
の動作タイミングチャートを表した図である。
【図16】図7(a)のパターンを表示したときの階調
3用表示データ生成部73の第1フレーム第1ラインで
の動作タイミングチャートを表した図である。
【図17】従来技術を用いて四ライン全てを中間調表示
するときの各フレームの表示パターンを表す図である。
【図18】一ライン置きに中間調表示をしている状態を
表す図である。
【図19】従来技術を用いて図18のパターンを表示し
たときの各フレームの表示パターンを表した図である。
【符号の説明】
1…入力表示データ、2…クロック、3…水平クロッ
ク、4…先頭信号、5…階調コントローラ、6…液晶表
示データ、7…データクロック、8…液晶水平クロッ
ク、9…液晶先頭信号、17…液晶パネル、18…4t
o16デコーダ、33…階調3信号、36…FRC情報
信号、40…電圧表示用階調別表示データ生成部、41
…FRC表示用階調別表示データ生成部、56…階調3
表示データ、39…フレーム情報信号、73…階調3用
表示データ生成部、81…階調3極性信号、88…ライ
ンメモリ、89…隣接ライン極性信号、90…前ライン
極性信号、92…前ドットFRC階調極性信号、94…
前ドット階調3極性信号、98…FRC階調極性信号、
102…前ドット極性信号、103…階調3極性信号生
成部、104…隣接ライン階調3極性信号生成部、10
5…隣接ライン階調3極性信号、106…階調3表示デ
ータ生成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西谷 茂之 横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立 製作所マイクロエレクトロニクス機器開発 研究所内 (72)発明者 高橋 孝次 千葉県茂原市早野3300番地株式会社日立製 作所茂原工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示装置の表示方式であって、異なる
    二つの電圧を一定期間ごとに交互に印加する中間調表示
    方式において、表示データによらず一水平ラインの中で
    は、前記異なる二つの電圧の高い電圧,低い電圧の印加
    タイミングをドットごとに交互に逆になるようにしたこ
    とを特徴とする液晶中間調表示方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記異なる二つの電圧
    を印加する中間調表示が、一水平ラインの中で最初に表
    示されるときは、当該ドットの中間調表示の異なる二つ
    の電圧の高い電圧、低い電圧の印加タイミングは、表示
    データによらず一垂直ラインの中の上ラインの中間調表
    示の異なる二つの電圧の、高い電圧,低い電圧の印加タ
    イミングと逆になるようにしたことを特徴とする液晶中
    間調表示方式。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記異なる二つ
    の電圧の高い電圧,低い電圧の印加タイミングを、一定
    期間ごとに逆にするようにしたことを特徴とする液晶中
    間調表示方式。
  4. 【請求項4】請求項1又は2において、中間調表示の二
    つの電圧を複数組有することを特徴とする液晶多階調表
    示方式。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記異なる二つの電圧
    を一定期間ごとに交互に印加する中間調表示が一画面中
    で最初に表示されるときは、フレームの情報で二つの電
    圧の高い電圧,低い電圧の印加タイミングを決定し、同
    一水平ライン上で、複数の異なる中間調表示のうちの一
    つの中間調表示が表示された後、他の中間調表示が最初
    に表示されるときは、同一水平ライン上ですぐ前に表示
    された中間調表示の二つの電圧の高い電圧,低い電圧の
    印加タイミングと逆にするようにしたことを特徴とする
    液晶多階調表示方式。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記異なる二つの電圧
    を一定期間ごとに交互に印加する中間調表示が一画面中
    で最初に表示されるときは、フレームの情報で二つの電
    圧の高い電圧,低い電圧の印加タイミングを決定し、同
    一垂直ライン上で、複数の異なる中間調表示のうちの一
    つの中間調表示が表示された後、他の中間調表示が最初
    に表示されるときは、同一垂直ライン上ですぐ前に表示
    された中間調表示の二つの電圧の高い電圧,低い電圧の
    印加タイミングと逆にするようにしたことを特徴とする
    液晶多階調表示方式。
  7. 【請求項7】請求項5又は6において、一水平ライン上
    で最初に表示される異なる二つの電圧を一定期間ごとに
    交互に印加する中間調表示の二つの電圧の高い電圧,低
    い電圧の印加タイミングが決定された後は、複数レベル
    の異なる中間調のレベルごとに、表示データによらず一
    水平ラインの中で、異なる二つの電圧の高い電圧,低い
    電圧の印加タイミングをドットごとに交互に逆にするよ
    うにしたことを特徴とする液晶多階調表示方式。
  8. 【請求項8】液晶表示データにより、nレベル(nは整
    数)の電圧のうち、一つの電圧を出力するデータドライ
    バと、前記データドライバと、前記データドライバの出
    力を可視情報として表示する液晶表示装置で、 異なる二つの電圧を一定期間ごとに交互に印加する手段
    と、前記中間調表示の二つの電圧の、高い電圧,低い電
    圧の印加タイミングを決定する手段と、一ドット分記憶
    する手段と、一ライン分記憶する手段を設け、前記二つ
    の電圧印加タイミングを決定する手段が、次のドットあ
    るいは次のラインの中間調表示の二つの電圧の高い電
    圧,低い電圧の印加タイミングを、前記各記憶したタイ
    ミングから決定するようにしたことを特徴とする液晶多
    階調表示装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記異なる二つの電圧
    を一定期間ごとに交互に印加する手段と、前記中間調表
    示の二つの電圧の、高い電圧,低い電圧の印加タイミン
    グを決定する手段と、一ドット分記憶する手段と、一ラ
    イン分記憶する手段を1チップで構成することを特徴と
    する液晶多階調表示装置。
JP29115392A 1992-10-29 1992-10-29 液晶中間調表示方式 Pending JPH06138846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29115392A JPH06138846A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 液晶中間調表示方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29115392A JPH06138846A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 液晶中間調表示方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06138846A true JPH06138846A (ja) 1994-05-20

Family

ID=17765137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29115392A Pending JPH06138846A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 液晶中間調表示方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06138846A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100656903B1 (ko) * 2000-01-07 2006-12-15 삼성전자주식회사 플리커링을 줄이기 위한 액정 표시 장치
US7391398B2 (en) 2003-06-19 2008-06-24 Sharp Kabushiki Kaisha Method and apparatus for displaying halftone in a liquid crystal display
US8841217B1 (en) 2013-03-13 2014-09-23 Life Technologies Corporation Chemical sensor with protruded sensor surface
US8858782B2 (en) 2010-06-30 2014-10-14 Life Technologies Corporation Ion-sensing charge-accumulation circuits and methods
US8936763B2 (en) 2008-10-22 2015-01-20 Life Technologies Corporation Integrated sensor arrays for biological and chemical analysis
US8963216B2 (en) 2013-03-13 2015-02-24 Life Technologies Corporation Chemical sensor with sidewall spacer sensor surface
US8962366B2 (en) 2013-01-28 2015-02-24 Life Technologies Corporation Self-aligned well structures for low-noise chemical sensors
US8994076B2 (en) 2009-05-29 2015-03-31 Life Technologies Corporation Chemically-sensitive field effect transistor based pixel array with protection diodes
US9023189B2 (en) 2006-12-14 2015-05-05 Life Technologies Corporation High density sensor array without wells
US9080968B2 (en) 2013-01-04 2015-07-14 Life Technologies Corporation Methods and systems for point of use removal of sacrificial material
US9164070B2 (en) 2010-06-30 2015-10-20 Life Technologies Corporation Column adc
US9618475B2 (en) 2010-09-15 2017-04-11 Life Technologies Corporation Methods and apparatus for measuring analytes
US9841398B2 (en) 2013-01-08 2017-12-12 Life Technologies Corporation Methods for manufacturing well structures for low-noise chemical sensors
US9970984B2 (en) 2011-12-01 2018-05-15 Life Technologies Corporation Method and apparatus for identifying defects in a chemical sensor array

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100656903B1 (ko) * 2000-01-07 2006-12-15 삼성전자주식회사 플리커링을 줄이기 위한 액정 표시 장치
US7391398B2 (en) 2003-06-19 2008-06-24 Sharp Kabushiki Kaisha Method and apparatus for displaying halftone in a liquid crystal display
US9134269B2 (en) 2006-12-14 2015-09-15 Life Technologies Corporation Methods and apparatus for measuring analytes using large scale FET arrays
US9023189B2 (en) 2006-12-14 2015-05-05 Life Technologies Corporation High density sensor array without wells
US8936763B2 (en) 2008-10-22 2015-01-20 Life Technologies Corporation Integrated sensor arrays for biological and chemical analysis
US9944981B2 (en) 2008-10-22 2018-04-17 Life Technologies Corporation Methods and apparatus for measuring analytes
US8994076B2 (en) 2009-05-29 2015-03-31 Life Technologies Corporation Chemically-sensitive field effect transistor based pixel array with protection diodes
US9164070B2 (en) 2010-06-30 2015-10-20 Life Technologies Corporation Column adc
US8858782B2 (en) 2010-06-30 2014-10-14 Life Technologies Corporation Ion-sensing charge-accumulation circuits and methods
US9618475B2 (en) 2010-09-15 2017-04-11 Life Technologies Corporation Methods and apparatus for measuring analytes
US9958415B2 (en) 2010-09-15 2018-05-01 Life Technologies Corporation ChemFET sensor including floating gate
US9970984B2 (en) 2011-12-01 2018-05-15 Life Technologies Corporation Method and apparatus for identifying defects in a chemical sensor array
US9080968B2 (en) 2013-01-04 2015-07-14 Life Technologies Corporation Methods and systems for point of use removal of sacrificial material
US9852919B2 (en) 2013-01-04 2017-12-26 Life Technologies Corporation Methods and systems for point of use removal of sacrificial material
US9841398B2 (en) 2013-01-08 2017-12-12 Life Technologies Corporation Methods for manufacturing well structures for low-noise chemical sensors
US8962366B2 (en) 2013-01-28 2015-02-24 Life Technologies Corporation Self-aligned well structures for low-noise chemical sensors
US8841217B1 (en) 2013-03-13 2014-09-23 Life Technologies Corporation Chemical sensor with protruded sensor surface
US8963216B2 (en) 2013-03-13 2015-02-24 Life Technologies Corporation Chemical sensor with sidewall spacer sensor surface

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3349527B2 (ja) 液晶中間調表示装置
JP3941832B2 (ja) 多階調表示装置
KR100435082B1 (ko) 액정 표시 장치
JPH09319342A (ja) 液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法
JPS6334593A (ja) 多階調表示方法
KR20080054190A (ko) 표시장치 및 이의 구동방법
EP0709824B1 (en) Display control method and apparatus
EP0584114A1 (en) LIQUID CRYSTAL DISPLAY.
JPH06138846A (ja) 液晶中間調表示方式
JP2804059B2 (ja) 液晶表示装置
KR100903920B1 (ko) 표시구동장치 및 표시장치
JPH08184807A (ja) 液晶表示パネルの階調駆動装置
US5966111A (en) Matrix type liquid crystal display device
JP3288426B2 (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
JP2001125529A (ja) 階調表示方法及び表示装置
JPH11249104A (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
KR19980054752A (ko) 다계조 처리장치
JPH04144382A (ja) ディジタルγ補正回路付液晶表示装置
EP0655726B1 (en) Grey level selecting circuit for a display driver
US6850251B1 (en) Control circuit and control method for display device
JPH05113767A (ja) 多階調表示装置
JP3526471B2 (ja) 多階調表示装置
JP2003121813A (ja) 液晶表示パネルの階調駆動方法
JP3365007B2 (ja) 液晶装置の駆動方法及び表示装置
JPH06161391A (ja) 液晶駆動回路