JP2000292214A - 計器文字盤の製造方法 - Google Patents

計器文字盤の製造方法

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JP2000292214A
JP2000292214A JP11134626A JP13462699A JP2000292214A JP 2000292214 A JP2000292214 A JP 2000292214A JP 11134626 A JP11134626 A JP 11134626A JP 13462699 A JP13462699 A JP 13462699A JP 2000292214 A JP2000292214 A JP 2000292214A
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JP
Japan
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film
molding
sense
injection molding
color
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JP11134626A
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Inventor
Noriaki Ota
則明 太田
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Kyowa KK
Original Assignee
Kyowa KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】時計、他、色々な計器の文字盤やその他ディス
プレイで装飾として立体感をもたせ、意匠性を高めたい
時の立体感、高意匠性、高級感、をより安価に実現しよ
うとする物です。 【構成】熱可塑性フィルムに印刷し高圧成形を用いて印
刷ずみフィルム(1)を加熱成形する事によって、シャ
ープ感、高級感を引き出す事ができて、金型は真空成形
と同じ様に雄型か雌型の片方ですむ様にしてコストメリ
ットを引き出した。この印刷済みフィルム(1)をイン
サート成形して、よりシャープ感を付けることによって
高級感を引き出し、更に、その文字盤が使われるべき環
境に耐えられるように肉付け、或いは、組立の為の機構
を通常の樹脂で可能な範囲はすべてまかなえる様にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は時計、他、色々な計器
の文字盤やその他ディスプレイで装飾として立体感をも
たせ、意匠性を高めたい時のなどの製造方法に関するも
のである。
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は時計、他、色々な計器
の文字盤やその他ディスプレイで装飾として立体感をも
たせ、意匠性を高めたい時に安価にそれを実現しうる製
造方法として広くこれを利用する事ができる。
【0002】
【従来の技術】例えば
【図2】貼り合わせの例のように文字等凸部(8)が接
着剤等(7)で平板に貼り合わせられて凹部(5)を形
成したり、
【図3】形状物へのホットスタンプや印刷の例のように
文字等の凹凸の凸部上面(3)のみにホットスタンプや
印刷等面(9)を施したり、或いは
【図4】2色成形の例のように文字等の凸部(8)と他
の凹部(5)で2色成形にして立体感と高意匠性を実現
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記方法では例えば
【図2】貼り合わせの例では立体感や高意匠性には優れ
ているが平面的な凹部(5)に凸部(8)の部品が1つ
1つ接着剤等(7)で貼り合わせになるので部品増と工
程増を避ける事が出来ず、どうしても高価な高級品でな
ければ使用できないのが実状であった。
【図3】形状物へのホットスタンプや印刷の例では、折
角、射出成形樹脂(2)等で立体的に作っても、ホット
スタンプ,印刷等面(9)で色の付くところは凸部上面
(3)だけに成ってしまい凸部立ち上がり(4)は凹部
(5)と同じ色になってしまう為につぶれて平面的イメ
ージになりがちであった。
【図4】2色成形の例では凹部(5)と凸部(8)を色
違いにする事により凸部立ち上がり(4)も凸部上面
(3)と同じ色にする事が可能であるが、樹脂のみで凸
部を作るので例えば光沢のあるメタリック色が難しく、
また、射出成形特有のウエルドライン(6)が発生して
外観上好ましくなかったりしていた。本発明は従来の製
造方法の間を狙い、立体感、高意匠性、高級感、では
【図3】形状物へのホットスタンプや印刷の例や
【図4】2色成形の例を上回り、コスト的には
【図2】貼り合わせの例の場合より遥かに安価にしよう
とする物です。
【0004】
【課題を解決するための手段】熱可塑性フィルムの成形
法としては、従来、真空成形、圧空成形やホットプレス
が代表的であったが、真空成形や圧空成形ではシャープ
感がなく全体に丸みを帯びた状態になり易く、高級感の
実現が難しいものであった。また、ホットプレスでは金
型がつねに雄型と雌型のセットで必要であり、成形時に
挟まれるので印刷後では印刷面にキズ等の不良発生も多
く、また、サイクル面でも割高感があるので本発明では
高圧成形を用いて印刷ずみフィルム(1)を加熱成形す
る事によって、シャープ感、高級感は真空成形より引き
出す事ができて、金型は真空成形や圧空成形と同じ様に
雄型か雌型の片方ですむ様にしてコストメリットを引き
出した。この印刷済みフィルム(1)をインサート成形
して、よりシャープ感を付けることによって高級感を引
き出し、更に、その文字盤が使われるべき環境に耐えら
れるように肉付け、或いは、組立の為の機構を通常の樹
脂で可能な範囲はすべてまかなえる様にした。また逆に
使用環境がハードではなく、組立も位置決め穴程度です
む場合は、高圧成形した印刷ずみフィルム(1)に穴を
開けるだけで組立可能であり、必ずしも射出成形を必要
とはしていない。また、インクは形状の凹凸の具合によ
って伸びや耐熱性に留意して選択されなければならな
い。
【0005】
【作用】前項のような製造方法により従来の高級品が持
っているイメージに近い品位を安価に提供する事が可能
となった。
【0006】
【実施例】
【図1】のように印刷済みフィルム(1)を高圧成形に
より文字盤の意匠側表面を形成できるように成形して、
そのフィルム(1)を射出成形においてインサート成形
する事によって、その裏側に通常の射出成形樹脂(2)
を充填して厚み付けを行う。それはフィルムだけではま
かないきれ無い使用環境に耐えるように強度を増すと供
に通常考えられるプラスチックの組み込みに必要な工作
が可能になっている。この実施例では単に位置決めの穴
だけであったが本発明に特に関係無い機構部なので図示
していない。フィルムへの印刷は如何様にも出来るので
特に色は自由に選択可能であるが、この実施例では数字
の凸部上面(3)と数字の凸部立ち上がり(4)は金色
になっていてその他の凹部(5)は薄い黄色になってい
る。この実施例では自然光のもとで使われるものである
ので射出成形樹脂(2)は黒色再生材やナチュラルの安
価な材料を使用したが、内部に光源を持つものでは透明
や白濁、等、必要な選択はしなければならない。また、
凹部(5)をフィルムに印刷を行わず、射出成形樹脂
(2)を薄い黄色に着色する事も可能である。これは印
刷工程と着色工程、或いは着色材の使用等、生産体制或
いは生産数量によって適切に選択されるべきである。ま
た実施例のように簡単な組立で使用環境がハードでない
場合は射出成形しなくても使用できる場合がある。実施
例では大きな凹凸がないので通常のインクで可能であっ
たが凹凸の具合によってインクの伸び、耐熱性に留意し
て選択されるべきである。
【0007】
【発明の効果】例えば
【図2】貼り合わせ構造の場合のように立体感や高意匠
性には優れているが1つ1つを貼り合わせる必要がない
ので部品増と工程増は発生しない。また、本発明の
【図1】では、凸部立ち上がり(4)は凸部上面(3)
と同色なので
【図3】の場合のように、凸部立ち上がり(4)は凹部
(5)と同じ色になってしまう為につぶれて平面的イメ
ージになるようなことはなく、また、
【図4】2色成形の場合のように光沢のある色に付いて
も印刷インクのみの事で如何様にも出来る、また、形状
によっては射出成形特有のウェルド問題は発生するかも
しれないが印刷済みフィルム(1)で覆われるので
【図4】のウエルドライン(6)ように外観上に見えて
しまう事はなくなるので、立体感、高意匠性、高級感、
では
【図3】形状物へのホットスタンプや印刷の場合や
【図4】2色成形の場合を上回り、コスト的には
【図2】貼り合わせ構造の場合より遥かに安価に実現し
ました。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視断面図 形状例
【図2】従来の斜視断面図 貼り合わせ構造の例
【図3】従来の斜視断面図 形状物へのホットスタ
ンプや印刷の例
【図4】従来の斜視断面図 2色成形の例
【符号の説明】
(1) は 印刷済みフィルム (2) は 射出成形樹脂 (3) は 凸部上面 (4) は 凸部立ち上がり (5) は 凹部 (6) は ウエルドライン (7) は 接着剤等 (8) は 凸部 (9) は ホットスタンプ、印刷等面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷済みの熱可塑性樹脂フィルムを加熱成
    形して立体感が大きく意匠性が高い事を特徴とする計器
    の文字盤の製造方法。
JP11134626A 1999-04-06 1999-04-06 計器文字盤の製造方法 Withdrawn JP2000292214A (ja)

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