JP2000291735A - 免震装置用荷重受体 - Google Patents

免震装置用荷重受体

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JP2000291735A
JP2000291735A JP11098936A JP9893699A JP2000291735A JP 2000291735 A JP2000291735 A JP 2000291735A JP 11098936 A JP11098936 A JP 11098936A JP 9893699 A JP9893699 A JP 9893699A JP 2000291735 A JP2000291735 A JP 2000291735A
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load
isolation device
receiver
seismic isolation
groove
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JP11098936A
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Inventor
Kyukichi Sugiyama
久吉 杉山
Katsuhiro Goto
克弘 後藤
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Toshiba Plant Construction Corp
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Toshiba Plant Construction Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中低層住宅等の構造物を複数の免震装置で支
持する際に、構造物の荷重を偏らずに免震装置へ伝達す
る。 【解決手段】 構造物と免震装置の間に荷重受体10を
介在させる。荷重受体10は構造物の底側に固定される
受体11と、免震装置4の上に固定される支持体12を
備える。受体11は下面の中央部13が周辺部14より
下方へ膨出した本体15と、中央部13から下方へ突出
した先端半球状の荷重伝達体16を有し、支持体12の
上面に荷重伝達体16の先端部16bを受ける内面弧状
の溝部20が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中低層住宅やその他
建築物等の構造物と免震装置の間に介在させて、構造物
の荷重を免震装置に伝達するための荷重受体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】中低層住宅やその他建築物等の構造物
は、自動車の通過や強い風により人体に感じる以上の振
動や揺れ(以下振動等という)を発生し、特に地盤の弱
い場所ではその傾向が大きい。そこでこのような振動等
を抑制するために、構造物に複数の免震装置を介在させ
て基礎部に支持させることが行われている。図8は従来
の構造物の免震方法の1例の模式的な図である。建物な
どの構造物1の一部を構成する鉄骨梁や鉄骨フレームな
どのベース2と基礎部3の間に複数の免震装置4を介在
させる。免震装置4はゴム板と中間金属板を多段に積層
した多段積層ゴム型として構成され、その底部は基礎部
3に設けたアンカーボルトに固定され、頂部はベース2
にボルト固定される。そして構造物1の横方向に加わる
振動等は、各免震装置4における弾性板のずれや変形等
により吸収されて減衰する。図9は他の免震装置4を用
いた免震方法の模式的な図である。この免震装置4は下
部に複数のボールベアリングを転動自在に保持させたボ
ールベアリング式のもので、構造物1の横方向に加わる
振動等は、各免震装置4におけるボールベアリングの転
動(回転)により吸収されて減衰する。なお図8または
図9に示す免震装置4は構造物1の縦方向の荷重が均等
に分担されるように、例えば構造物1の周辺部下側に所
定間隔で設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の免震装置
4を使用した免震方法は、構造物からの荷重が免震装置
4に均一に加わらないという問題がある。図8の免震装
置4を例にして上記問題を図10〜図12により説明す
ると、先ず図10のように、構造物1における縦方向の
荷重が矢印Aのように鉄骨梁や鉄骨フレームなどのベー
ス2に加わると、ベース2は点線のように僅かに下方へ
撓むような形状で変形する。すると図11のように構造
物1の重心点に向かって矢印Bのような撓みの力がベー
ス2に作用し、図12のように免震装置4にはベース2
の中央部側が下方へ圧縮され周辺側が上方へ引っ張られ
る力が加わる。このような偏った荷重が常時免震装置4
に加わると積層ゴムが変形状態になり、構造物1からの
横方向の振動等を免震装置4に均一に伝達することがで
きなくなって振動等の吸収力も低下することになる。
【0004】図13は図9の免震装置4を使用する場合
における上記問題を説明する図である。このタイプの免
震装置4を使用した場合にベース2が前記と同様に変形
すると、免震装置4を構成する複数のボールベアリング
の一部しか基礎部3に接触しない状態になるので、構造
物1からの横方向の振動等を均一に伝達することができ
なくなり、振動等の吸収力もそれに応じて低下する。一
方、上記のようなベース2の撓みを防止する方法とし
て、ベース2を構成する鉄骨梁や鉄骨フレームなどを強
固な剛構造とすることも考えられるが、その場合にはベ
ース2自体の重量や寸法が大きくなり現実的ではない。
そこで本発明はこれらの問題を解決することを課題とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、構造物を複数の免震装置で
支持する際に、構造物の荷重を免震装置へ伝達するため
の荷重受体である。そして、荷重受体は構造物の底側に
固定される受体と、免震装置上に固定される支持体とを
備え、その受体は、下面の中央部が周辺部より下方へ膨
出した本体と、該本体の中央部から下方へ突出した先端
半球状の荷重伝達体とを有し、その支持体は、その上面
に前記荷重伝達体を受ける内面弧状の溝部が形成され
て、前記受体が支持体上に傾斜自在に支持されることを
特徴とするものである。また請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の荷重受体の実施の形態であって、溝部
の縁部にテーパー部が形成されていることを特徴とする
ものである。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の荷重受体の別の実施の形態であって、受体は下面の中
央部が周辺部より下方へ膨出した本体と、該本体の中央
部から下方へ突出した先端球状の荷重伝達体を有し、支
持体の上面に前記荷重伝達体の先端部を受ける内面弧状
の溝部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれ
かに記載の免震装置用荷重受体の好ましい実施の形態で
あって、荷重伝達体の先端部と溝部が面接触することを
特徴とするものである。請求項5に記載の発明は、請求
項1〜請求項4のいずれかに記載の免震装置用荷重受体
のさらに好ましい実施の形態であって、支持体の上面の
中央部が周辺部より上方へ膨出され、その膨出部に溝部
が形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の荷重受体の1例であっ
て、それを構成する各部材の分解状態を示す部分断面
図、図2は図1における受体部分を示す斜視図である。
これらの図において、荷重受体10は構造物の底側に固
定される受体11と、免震装置上に固定される支持体1
2を備え、前記受体11は支持体12上に傾斜自在に支
持されるようになっている。受体11は下面の中央部1
3が周辺部14より下方へ段差状に膨出した本体15
と、該本体15の中央部から下方へ突出するように組み
込まれる先端半球状の荷重伝達体16を有している。
【0008】本体15は例えばステンレス鋼等の硬質な
金属材料から作られ、平面が正方形な上側ブロック15
aと平面が円形な下側ブロック15bからなり、その中
心部に荷重伝達体16を螺着するねじ孔17が貫通され
ると共に、構造物に固定するための複数のボルト孔18
が周辺部に等間隔に貫通されている。荷重伝達体16は
例えば、ステンレス鋼、刃物鋼等の剛性と耐磨耗性を有
する硬質な金属材料から作られ、断面図円形な棒状体の
外周部にねじ部16aが形成され、先端部16bが半球
状とされる。そして荷重伝達体16は同軸に設けられた
六角凹部16cに六角レンチ等の回転工具の先端部を装
着し、外周部のねじ部を前記本体15のねじ孔17に螺
着して先端部16bを下方へ所定量突出させる。さらに
本体15に対する荷重伝達体16の回り止めのために、
荷重伝達体16を本体15に螺着した後にねじ孔17に
ねじ込む短ボルト19が用意される。この短ボルト19
にも同軸に六角凹部19aが設けられ、その六角凹部1
9aに回転工具等を装着し、短ボルト19を本体15に
螺着する。なお上記六角凹部16c,19aはマイナス
またはプラスのドライバーを掛合できるような(−)ま
たは(+)の溝形状とすることもできる。
【0009】支持体12は、本体15と同様なステンレ
ス鋼等の硬質な金属材料から作られた断面が円形なブロ
ック体であり、その上面中心部に内面弧状(この例では
内面が半球状)の溝部20が形成されると共に、周辺部
には免震装置に固定するための複数のボルト孔21が等
間隔に貫通されている。溝部20の内面には耐久性を上
げるために、例えば、チタン等の剛性と耐磨耗性を有す
る硬質な金属材料層を圧着などにより被着することが望
ましい。なお溝部20の内径は荷重伝達体16の先端部
16bの外径と略一致され、それによって荷重伝達体1
6における先端部16bと溝部20の内面が面接触でき
るようになっている。このように面接触させることによ
り、構造物からの荷重が点接触で溝部20に伝達される
ことがないので、構造物からの荷重を安定して免震装置
へ伝達できると共に、荷重受体10の寿命をより長くす
ることができる。また溝部20の縁部にはテーパー部2
0aが形成されているがその作用は後述する。
【0010】図3は図1に示す荷重受体10を使用して
構造物1を免震装置4に支持させた状態の部分断面図で
ある。荷重受体10を構成する一方の部材である受体1
1の本体15には、荷重伝達体16がその上面の六角凹
部を利用して回転工具により装着され、さらに短ボルト
19で回り止めされている。その状態で受体11は複数
の固定ボルト22によってベース2に固定される。一
方、荷重受体10を構成する他方の部材である支持体1
2は複数の固定ボルト23によって免震装置4の頂部に
固定される。そして支持体12の中央部に設けた溝部2
0に荷重伝達体16の先端部16bが掛合され、それに
よって荷重受体10を介してベース2は免震装置4に支
持される。なおこの例では免震装置4として図8に示す
ような多段積層ゴム型のものが使用されている。
【0011】次に図4を参照して上記荷重受体10の作
用を説明する。構造物1からの縦方向の荷重はベース2
を経由して荷重受体10における受体11に伝達され、
さらにそこから荷重伝達体16および溝部20を経由し
て支持体12に伝達され、最終的に免震装置4に伝達さ
れる。その際、受体11からの荷重は荷重伝達体16の
先端部16bから支持体12に伝達される。ここで構造
物1からの縦方向の荷重によりベース2が撓むように変
形したとすると、その周辺部、すなわち荷重受体10近
傍は図4の実線のように傾斜する。すると荷重伝達体1
6の先端部16bを支点としてベース2に固定されてい
る受体11も傾斜する。しかし受体11からの荷重伝達
点は常に溝部20の位置に固定されているので、免震装
置4に偏った荷重が常に加わることがない。そのため免
震装置4に振動等の吸収力の低下を生じることがない。
【0012】なお受体11下面の中央部13は周辺部1
4より下方へ膨出しているので、ベース2がかなり大き
く傾斜しても受体11の下面が支持体12の上面に接触
することがない。またこの例では溝部20の縁部にテー
パー部20aが形成されているので、ベース2がかなり
大きく傾斜したとしても荷重伝達体16の側部が支持体
12の上面に接触することがない。参考までに、図5に
基礎部3に固定した多段積層ゴム型の免震装置4の全体
図と荷重受体10の関係を示す。図6は免震装置4とし
てボールベアリング式のものを使用した例を図5に準じ
て示すものである。この例においてもベース2の傾斜に
かかわらず、受体11からの荷重伝達点は常に溝部20
の位置に固定されているので、免震装置4に偏った荷重
が常に加わることはない。そのため全てのボールベアリ
ングが常に基礎部3に接触された状態になるので、免震
装置4に振動等の吸収力の低下を生じることがない。
【0013】図7は本発明の荷重受体の他の例であっ
て、それを構成する各部材の分解状態を示す部分断面図
である。なお図1と同じ部分には同一符号が付されてい
る。この例が図1の例と異なる主な部分は、受体11に
おける荷重伝達体16の先端部16bの形状が半球以上
の球状とされていること、および支持体12の溝部20
の形状がそれに応じた内面弧状とされていることであ
る。すなわち、先端部16bは荷重伝達体16の軸部の
径より拡大された球径を有し、その一部が切り欠かれて
軸部に合体した形状とされる。また支持体12の溝部2
0は先端部16bの球径に略一致した内径を有する球状
とされ、且つその上部か開放された形状とされる。なお
受体11の形状は図1と同様である。
【0014】支持体12は図1と同様に断面が円形なブ
ロック体とされているが、溝部20の形成される中央部
12bが周辺部12aより上方に膨出するようにその厚
みが大きくなっている。そしてその中央部12bの上面
には溝部20の開口部に適合する孔部24aを有した押
さえプレート24が配置され、複数のボルト25で支持
体12に固定される。そして孔部24aの形状はそれを
溝部20の開口部に一致させたとき、図示のように溝部
20の内面弧状が連続するような弧状に形成される。こ
のように支持体12の溝部20が形成される中央部12
bを周辺部12aより上方に膨出するようにその厚みを
大きくすると、図4について説明した場合と同じよう
に、ベース2が大きく傾斜したとしても受体11が支持
体12に接触することがない。なお図1に示す支持体1
2においても、図7のように溝部20が形成される中央
部を周辺部より上方に膨出するようにその厚みを大きく
することができる。
【0015】図7の荷重受体10を組み立てて図3のよ
うにベース2と免震装置4の間に介在させるには、先ず
荷重伝達体16に押さえプレート24を上から挿入した
状態でそれを受体11のねじ孔17の下方より僅かにね
じ込み、受体11の上方からねじ孔17を通して回転工
具等を荷重伝達体16の六角凹部16cに装着して所定
の位置まで螺着する。次いで回り止め用の短ボルト19
を荷重伝達体16の上部のねじ孔17に螺着する。
【0016】次に図3で説明した手順と同様にして受体
11をベース2(図示せず)にボルト固定し、その状態
で荷重伝達体16の先端部16bを支持体12の溝部2
0に装着し、さらに押さえプレート24をボルト25で
支持体12に固定する。このように押さえプレート24
を固定することにより、先端部16bは溝部20から脱
着することなく安定して支持体12に連結される。次に
その支持体12を図3と同様に免震装置4(図示せず)
にボルト固定する。その際、溝部20の形成される中央
部12bが周辺部12aより上方に膨出しているので、
免震装置4へのボルト固定をより容易に行うことができ
る。なお図7の荷重受体10は多段積層ゴム型およびボ
ールベアリング式のいずれの免震装置に対しても適用で
きる。
【0017】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の荷重受体
によれば、構造物を構成するベースに撓み変形を生じた
としても、簡単な構造で構造物からの荷重を常に免震装
置に均一且つ確実に伝達することができるので、免震装
置に振動等の吸収力低下を生じさせない。請求項2にの
荷重受体によれば、ベースに大きな撓み変形が生じて荷
重受体の支持部分の傾斜が大きくなったときにも、荷重
伝達体が支持体に接触することを防止し、確実に免震効
果を発揮させることができる。
【0018】請求項3に記載の荷重受体によれば、構造
物を構成するベースに撓み変形を生じたとしても、構造
物からの荷重を常に免震装置に均一に且つ確実に伝達す
ることができる。そのため免震装置の振動等の吸収力低
下を生じさせない。また、荷重伝達体の先端部と支持体
の溝部の接触面積を大きくすることが可能である。請求
項4に記載の荷重受体によれば、荷重伝達体における先
端部が溝部に点接触することを防止できる。請求項5に
記載の荷重受体によれば、ベースにより大きな撓み変形
が生じて荷重受体の支持部分の傾斜がさらに大きくなっ
たときにも、荷重伝達体が支持体に接触することを防止
し、確実に免震効果を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷重受体の1例であって、それを構成
する各部材の分解状態を示す部分断面図。
【図2】図1における受体部分を示す斜視図。
【図3】図1に示す荷重受体10を使用して構造物を免
震装置に支持させた状態の部分断面図。
【図4】図3の荷重受体10の作用を説明する図。
【図5】基礎部3に固定した多段積層ゴム型の免震装置
4の全体図と図1に示す荷重受体10の関係を示す図。
【図6】基礎部3に固定したボールベアリング式の免震
装置4の全体図と図1に示す荷重受体10の関係を示す
図。
【図7】本発明の荷重受体の他の例であって、それを構
成する各部材の分解状態を示す部分断面図。
【図8】従来の構造物において多段積層ゴム型の免震装
置4を使用した免震方法の模式的な図。
【図9】従来の構造物においてボールベアリング式の免
震装置4を使用した免震方法の模式的な図。
【図10】図8の免震方法における作用を説明する正面
図。
【図11】図8の免震方法における作用を説明する平面
図。
【図12】図10における免震装置部分の拡大正面図。
【図13】図9における免震装置部分の拡大正面図。
【符号の説明】
1 構造物 2 ベース 3 基礎部 4 免震装置 10 荷重受体 11 受体 12 支持体 12a 周辺部 12b 中央部 13 中央部 14 周辺部 15 本体 15a 上側ブロック 15b 下側ブロック 16 荷重伝達体 16a ねじ部 16b 先端部 16c 六角凹部 17 ねじ孔 18 ボルト孔 19 短ボルト 19a 六角凹部 20 溝部 20a テーパー部 21 ボルト孔 22 固定ボルト 23 固定ボルト 24 押さえプレート 24a 孔部 25 ボルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物1を複数の免震装置4で支持する
    際に、構造物1の荷重を免震装置4へ伝達するための荷
    重受体であって、構造物1の底側に固定される受体11
    と、免震装置4上に固定される支持体12とを備え、 受体11は、下面の中央部13が周辺部14より下方へ
    膨出した本体15と、該中央部13から下方へ突出した
    先端半球状の荷重伝達体16を有し、 支持体12は、その上面に前記荷重伝達体16を受ける
    内面弧状の溝部20が形成され、 前記受体11が支持体12上に傾斜自在に支持されるこ
    とを特徴とする免震装置用荷重受体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 溝部20の縁部にテーパー部20aが形成されている免
    震装置用荷重受体。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 受体11は、その下面の中央部13が周辺部14より下
    方へ膨出した本体15と、該中央部13から下方へ突出
    した先端球状の荷重伝達体16とを有し、 支持体12の上面に前記荷重伝達体16の先端部を受け
    る内面弧状の溝部20が形成されている免震装置用荷重
    受体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかにおい
    て、 荷重伝達体16の先端部16bと溝部20が面接触する
    免震装置用荷重受体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかにおい
    て、 支持体12の上面の中央部12bが周辺部12aより上
    方へ膨出され、その膨出部に溝部20が形成されている
    免震装置用荷重受体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110345191A (zh) * 2019-06-03 2019-10-18 西安航天动力技术研究所 一种万向球轴承-滑盘式文物隔震装置

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