JP2000291670A - 密封転がり軸受 - Google Patents
密封転がり軸受Info
- Publication number
- JP2000291670A JP2000291670A JP11100267A JP10026799A JP2000291670A JP 2000291670 A JP2000291670 A JP 2000291670A JP 11100267 A JP11100267 A JP 11100267A JP 10026799 A JP10026799 A JP 10026799A JP 2000291670 A JP2000291670 A JP 2000291670A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- sealing plate
- sealing
- ring
- shield plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/784—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race
- F16C33/7843—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc
- F16C33/7853—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc with one or more sealing lips to contact the inner race
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高温環境下でもシール性が維持できる四ふっ化
エチレン樹脂板材と同等のシール性を有しながら、軸受
幅や転動体形状等を変更することなく一般的な密封板取
付スペースに装着できる単純構造の密封板を備えた密封
転がり軸受を提供することである。 【解決手段】内輪周溝４に摺動する金属製シールド板内
径に、耐熱性に優れた摺動抵抗の小さい四ふっ化エチレ
ン樹脂からなる接触部９を固着して密封板５を形成し
た。
エチレン樹脂板材と同等のシール性を有しながら、軸受
幅や転動体形状等を変更することなく一般的な密封板取
付スペースに装着できる単純構造の密封板を備えた密封
転がり軸受を提供することである。 【解決手段】内輪周溝４に摺動する金属製シールド板内
径に、耐熱性に優れた摺動抵抗の小さい四ふっ化エチレ
ン樹脂からなる接触部９を固着して密封板５を形成し
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、外径若しくは内径
のいずれか一方を固定すると共に、反固定側（接触側）
を接触摺動せしめる接触型の密封板（シール）を備えて
構成される密封転がり軸受に関する。
のいずれか一方を固定すると共に、反固定側（接触側）
を接触摺動せしめる接触型の密封板（シール）を備えて
構成される密封転がり軸受に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の軸受は、金属製の薄板に
ゴム材料を被覆した密封板を外輪と内輪との間に備えて
構成されたものが一般に知られており、ゴムの弾性でシ
ール性を保っている。
ゴム材料を被覆した密封板を外輪と内輪との間に備えて
構成されたものが一般に知られており、ゴムの弾性でシ
ール性を保っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ゴム材料を用
いた上記従来の密封板では、高温環境下でゴム材料が劣
化し、シール性を維持するのが困難なこともあった。そ
こで、このような高温環境下においては四ふっ化エチレ
ン樹脂（例えば、テフロン：デュポン社商品）板材を密
封板に用いているが、上述の一般の転がり軸受用密封板
より厚くなるため、軸受幅を広げたり、転動体を小さく
する必要が生じていた。
いた上記従来の密封板では、高温環境下でゴム材料が劣
化し、シール性を維持するのが困難なこともあった。そ
こで、このような高温環境下においては四ふっ化エチレ
ン樹脂（例えば、テフロン：デュポン社商品）板材を密
封板に用いているが、上述の一般の転がり軸受用密封板
より厚くなるため、軸受幅を広げたり、転動体を小さく
する必要が生じていた。
【０００４】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
高温環境下でもシール性が維持できる四ふっ化エチレン
樹脂板材と同等のシール性を有しながら、軸受幅や転動
体形状等を変更することなく一般的な密封板取付スペー
スに装着できる単純構造の密封板を備えた密封転がり軸
受を提供することである。
題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
高温環境下でもシール性が維持できる四ふっ化エチレン
樹脂板材と同等のシール性を有しながら、軸受幅や転動
体形状等を変更することなく一般的な密封板取付スペー
スに装着できる単純構造の密封板を備えた密封転がり軸
受を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明がなした技術的手段は、外輪と内輪の間に接触
型の密封板を備え、該密封板は、接触摺動する外径若し
くは内径のいずれか一方に、耐熱性に優れた摺動抵抗の
小さい接触部を備えたことである。
に本発明がなした技術的手段は、外輪と内輪の間に接触
型の密封板を備え、該密封板は、接触摺動する外径若し
くは内径のいずれか一方に、耐熱性に優れた摺動抵抗の
小さい接触部を備えたことである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図に
基づいて説明する。図中、１は外輪、３は内輪、５は密
封板（接触シールともいう）、１３は止め輪、１４は転
動体、１５は保持器、１６はリベットを夫々示す。な
お、外輪１、内輪３、転動体１４、保持器１５は特に図
示例に限定されるものではなく、他の周知形態が適宜選
択して使用可能である。
基づいて説明する。図中、１は外輪、３は内輪、５は密
封板（接触シールともいう）、１３は止め輪、１４は転
動体、１５は保持器、１６はリベットを夫々示す。な
お、外輪１、内輪３、転動体１４、保持器１５は特に図
示例に限定されるものではなく、他の周知形態が適宜選
択して使用可能である。
【０００７】また、本実施形態では、単列深溝玉軸受に
て説明するが、これに何等限定されるものではなく、複
列のもの等、あるいはころ軸受等も本発明の範囲内で、
密封板を備える転がり軸受全般で自由に適用されるもの
である。
て説明するが、これに何等限定されるものではなく、複
列のもの等、あるいはころ軸受等も本発明の範囲内で、
密封板を備える転がり軸受全般で自由に適用されるもの
である。
【０００８】密封板５は、金属製シールド板６の内径８
に耐熱性の接触部９を備えて構成されている。
に耐熱性の接触部９を備えて構成されている。
【０００９】金属製シールド板６は、周知形状が適用さ
れ、本実施形態では、外輪１の周溝２に外径７を挿入す
ると共に、止め輪１３を嵌め込んで固定せしめている。
また、金属製シールド板６は、例えばその外径７を他の
周知形態、例えば、カール状に形成してかしめ固定され
る形状等に変更可能である。
れ、本実施形態では、外輪１の周溝２に外径７を挿入す
ると共に、止め輪１３を嵌め込んで固定せしめている。
また、金属製シールド板６は、例えばその外径７を他の
周知形態、例えば、カール状に形成してかしめ固定され
る形状等に変更可能である。
【００１０】接触部９は、高温環境下でも使用に耐え得
る耐熱性に優れた摺動抵抗の小さい材料、例えば四ふっ
化エチレン樹脂（例えば、テフロン：デュポン社商品）
等を用いて金属製シールド板６の内径８の周方向全域に
所望形状に形成され、内輪３の周溝４に接触している。
る耐熱性に優れた摺動抵抗の小さい材料、例えば四ふっ
化エチレン樹脂（例えば、テフロン：デュポン社商品）
等を用いて金属製シールド板６の内径８の周方向全域に
所望形状に形成され、内輪３の周溝４に接触している。
【００１１】本実施形態では、内輪３の周溝４に接触す
る接触面１１を設けて全体リング状に形成されたテフロ
ン樹脂リング（接触部）９としている。そして、該リン
グ（接触部）９の外径部１０に金属製シールド板内径８
を差込み固定せしめて一体成形している。金属製シール
ド板６と接触部９との固着方法は、接着・溶着など周知
の固着方法が考えられる。
る接触面１１を設けて全体リング状に形成されたテフロ
ン樹脂リング（接触部）９としている。そして、該リン
グ（接触部）９の外径部１０に金属製シールド板内径８
を差込み固定せしめて一体成形している。金属製シール
ド板６と接触部９との固着方法は、接着・溶着など周知
の固着方法が考えられる。
【００１２】接触部９の材質・形状・肉厚などの構造
は、本実施形態に限定されず任意に変更可能なものであ
り、例えば摺接するシール溝（本実施形態では内輪周溝
４）の溝形状に合わせて接触面１１形状等を適宜変更す
ることもできる。
は、本実施形態に限定されず任意に変更可能なものであ
り、例えば摺接するシール溝（本実施形態では内輪周溝
４）の溝形状に合わせて接触面１１形状等を適宜変更す
ることもできる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、上述の通りの構成を有するた
め、従来の金属製シールド板を備えていた軸受に四ふっ
化エチレン樹脂シールの装着を可能にした。従って、今
までの軸受幅や転動体形状等を変更することなく、一般
的な密封板取付スペースであっても四ふっ化エチレン樹
脂シールと同様のシール性能が得られる単純構造の密封
板を備えた転がり軸受の提供が図れた。従って、低コス
トでありながら高温環境下でのシール性が維持できた。
め、従来の金属製シールド板を備えていた軸受に四ふっ
化エチレン樹脂シールの装着を可能にした。従って、今
までの軸受幅や転動体形状等を変更することなく、一般
的な密封板取付スペースであっても四ふっ化エチレン樹
脂シールと同様のシール性能が得られる単純構造の密封
板を備えた転がり軸受の提供が図れた。従って、低コス
トでありながら高温環境下でのシール性が維持できた。
【図１】本発明密封形転がり軸受の一実施形態を示す縦
断面図。
断面図。
【図２】要部を拡大して示す縦断面図。
１：外輪 ２：外輪周溝 ３：内輪 ４：内輪周溝 ５：密封板 ６：金属製シールド板 ７：シールド板外径 ８：シールド板内径 ９：接触部 １０：接触部外径 １１：接触面
Claims (1)
- 【請求項１】 外輪と内輪の間に接触型の密封板を備
え、該密封板は、接触摺動する外径若しくは内径のいず
れか一方に、耐熱性に優れた摺動抵抗の小さい接触部を
備えたことを特徴とする密封転がり軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11100267A JP2000291670A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 密封転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11100267A JP2000291670A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 密封転がり軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000291670A true JP2000291670A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14269440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11100267A Pending JP2000291670A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 密封転がり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000291670A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006002991A1 (de) * | 2006-01-21 | 2007-08-02 | Schaeffler Kg | Wälzlagerdichtring |
| JP2010190241A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Nsk Ltd | 自動調心ころ軸受 |
| CN104094004A (zh) * | 2012-01-02 | 2014-10-08 | Skf公司 | 一种大型密封自调心滚子轴承 |
-
1999
- 1999-04-07 JP JP11100267A patent/JP2000291670A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006002991A1 (de) * | 2006-01-21 | 2007-08-02 | Schaeffler Kg | Wälzlagerdichtring |
| JP2010190241A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Nsk Ltd | 自動調心ころ軸受 |
| CN104094004A (zh) * | 2012-01-02 | 2014-10-08 | Skf公司 | 一种大型密封自调心滚子轴承 |
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