JP2000291455A - Egr用排気ガス冷却装置を備えたガスエンジン - Google Patents

Egr用排気ガス冷却装置を備えたガスエンジン

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JP2000291455A
JP2000291455A JP11097930A JP9793099A JP2000291455A JP 2000291455 A JP2000291455 A JP 2000291455A JP 11097930 A JP11097930 A JP 11097930A JP 9793099 A JP9793099 A JP 9793099A JP 2000291455 A JP2000291455 A JP 2000291455A
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pipe
exhaust gas
cooling
gas
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Hideo Kawamura
英男 河村
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Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd
Original Assignee
Isuzu Ceramics Research Institute Co Ltd
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は,EGR用排気ガスを冷却し,冷却
排気ガスの流量を適正に制御して燃焼室に供給し,ノッ
キングの発生防止とNOX の発生を抑制する。 【解決手段】 このガスエンジンは,排気ガスを冷却装
置7で冷却し,適正量の冷却排気ガスを主室1へ供給す
る。冷却装置7は,一端が排気管28に且つ他端が主室
1へと連通するEGR冷却通路55を構成する筒体5
0,筒体50の外側に設けた冷却フィン56,及び筒体
50内のEGR冷却通路55を貫通したEGR制御弁6
1を設けた遮熱構造の排気管51から成る。筒体50内
には多数の通孔58を備えたパイプ53が配置され,排
気管51内には多数の通孔59を備えた消音パイプ54
が配置されている。筒体50とパイプ53は,高熱伝導
材から作製されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,排気ガスの一部
を燃焼室に供給するため排気ガスを冷却するEGR用排
気ガス冷却装置を備えたガスエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガスエンジンは,副室と主室とを
連通する連絡口に制御弁を設け,吸気通路を通じて空気
を主室に吸入している間は制御弁で連絡口を閉鎖し,ガ
ス燃料弁を開放して副室にガス燃料を供給し,圧縮行程
上死点付近で制御弁を作動して連絡口を開放し,主室内
の圧縮空気を副室に侵入させ,副室内で空気とガス燃料
とを混合して着火燃焼させ,次いで,副室内の火炎,未
燃混合気等のガスを主室に噴出させて燃焼を行なわせて
いる。また,ガスエンジンは,天然ガス等のガス燃料を
副室に導入し,主室で吸入空気のみを圧縮して圧縮比を
高めると共に,副室内の筒内圧を圧電素子等のセンサで
検出し,その情報を基にして燃料供給弁を作動させて負
荷と回転数とに見合った適正な燃料供給量を制御し,主
室内の空気を高温に上昇させた状態で連絡口の制御弁を
開放して主室の高圧縮空気を副室に流入させて着火燃焼
させ,副室内では過濃状態の混合気を燃焼させてNOX
の発生を抑制し,火炎を副室から主室に噴き出させて燃
焼させる(例えば,特開平7−310550号公報参
照)。
【0003】ところで,メタンを主成分とする天然ガス
は,着火温度が高く,一旦着火燃焼が起こると,一気に
燃焼が進展する特性がある。上記のようなガスエンジン
は,主室から副室へ圧縮空気が流入して着火燃焼する時
に,副室内の燃焼が激しくなってノッキングが発生する
ことが多い。即ち,天然ガス,CO,H2 のガス燃料は
空気と混合し難く,着火燃焼し難く,800℃以上でな
いと着火燃焼が発生しないが,一旦,ガス燃料と空気と
が混合すると,瞬間的に燃焼し,ノッキングを起こす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで,副室に供給さ
れているガス燃料と主室から連絡口を通じて供給される
圧縮空気とを副室内で適正に混合させ,副室内のガス燃
料を副室内に残存させることなく,主室へと噴き出し,
副室での着火燃焼による火炎,未燃混合気等の燃焼火炎
を燃焼初期に短期間で主室へ噴き出し,熱効率を向上さ
せると共に,HC等の発生を低減することが考えられ
る。
【0005】本発明者は,上記の問題を解決するため,
副室式ガスエンジンを開発して先に出願した(例えば,
特願平11−3671号)。該副室式ガスエンジンは,
空気と天然ガス,CO,H2 等のガス燃料とが混合し難
く,該混合気の着火温度が高く,一旦燃焼すると一気に
燃焼が激しく進展してノッキングが発生するので,ガス
燃料が瞬間的に燃えないようにO2 量を低減させるた
め,吸気に多量のEGRを行ってO2 濃度を薄く調整す
ると共に,副室内のガス燃料を冷却してガス燃料流量を
増大させ,副室でのガス燃料の活性化を遅らせてノッキ
ングの発生を防止したものである。即ち,通常,空気に
おけるO2 の濃度は21%であるが,例えば,50%の
EGRを行うと,O2 の濃度を17%に低減させること
ができる。また,吸気へのガス燃料の含有率が余り多い
と,自発火してノッキングをおこすので,全負荷でも,
吸気に混合させるガス燃料の流量を50%以下,即ち,
当量比を0.5以下にする必要がある。また,上記副室
式ガスエンジンでは,EGRに利用する排気ガスの温度
が高過ぎると,圧縮端圧力が上昇し,NOX 等の発生の
原因となり,燃焼に悪い影響を与えるので,EGRに利
用する排気ガスを冷却してNOX の発生を抑制する必要
があるので,EGR管に冷却装置を備えているものであ
る。
【0006】しかしながら,天然ガス等のガス燃料を燃
料としてディーゼルサイクルで燃焼させるガスエンジン
では,ガス燃料を高い圧力に圧縮して燃焼室に噴射する
場合にガス燃料の圧力を50MPa以上にする必要があ
り,ガス燃料の圧縮行程では燃焼室を始め,ノズル等の
種々の部品に強度が要求され,大がかりな装置となり,
高価なものとなる。従って,ガス燃料を燃焼室に低圧力
で噴射して予混合燃焼させる方法が多く開発されている
が,気体である天然ガス,H2 ,CH4 等のガス燃料
は,液体燃料が燃焼するために燃料気化や高分子構造の
分解が必要であって時間を要するものであるのに対し
て,化学構造が簡単であって直ちに着火し,そのため,
ノッキングが起こり易く,正常な燃焼を確保できないと
いう問題がある。従って,ガスエンジンにおいてガス燃
料を予混合燃焼させることが極めて困難である。
【0007】ところで,燃料を燃焼させる場合に,酸素
濃度を空気より薄くすれば,燃焼速度が極めて遅くな
り,酸素濃度を濃くすれば,燃焼状態が活発になるとい
う現象がある。そこで,吸気を圧縮空気のみでなく,排
気ガスを燃焼室に供給するEGRを行えば,酸素濃度が
薄くなることになる。しかしながら,燃焼室から排出さ
れる排気ガスは高温であるため,燃焼室から排出された
排気ガスをそのまま燃焼室に供給すると,燃焼室の吸気
温度が高くなり,最高圧縮端圧力が上昇して高温度にな
り過ぎ,これもノッキングの発生の原因になると共に,
NOX が発生する原因になる。従って,排気ガスの温度
を低下させ,圧力を上昇させることができれば,極めて
好ましい燃焼状態を確保できることが考えられる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
の問題を解決するため,ノッキングを発生させる現象を
防止するため燃焼室にEGRを行ってO2 濃度を薄く調
整すると共に,特に,排気ガスを冷却装置で冷却して排
気ガス温度を下げてノッキングの発生を防止し,NOX
の発生を抑制するために,冷却装置をEGRに必要な排
気ガス量を適正に制御すると共に,排気ガスを適正な温
度に迅速に冷却して冷却効率をアップさせることであ
り,更に,ターボチャージャのコンプレッサによって圧
縮空気を燃焼室へ供給する吸気管と,EGR用の排気ガ
スを燃焼室へ供給するEGR管との二系統の通路に構成
し,吸入行程においてまずEGR管から燃焼室へEGR
用の排気ガスを供給し,次いで,燃焼室へ吸気管から圧
縮空気を供給し,燃焼室内で排気ガスと圧縮空気との混
合を促進し,HC,NOX 等の発生を防止して熱効率を
向上させるEGR用排気ガス冷却装置を備えたガスエン
ジンを提供することである。
【0009】この発明は,ピストンが往復動するシリン
ダを構成するシリンダブロック,前記シリンダブロック
に固定されたシリンダヘッドに配置された燃焼室を形成
するヘッドライナ,前記燃焼室にガス燃料を供給するガ
ス燃料供給手段,前記燃焼室から排出される排気ガスを
冷却する冷却装置,前記冷却装置で冷却された冷却排気
ガスを前記燃焼室へ供給するEGR弁を設けたEGR
管,及び圧縮空気を前記燃焼室に供給する吸気弁を設け
た吸気管を具備し,前記冷却装置は,一端が前記燃焼室
からの排気ガスを流す排気通路に他端が前記EGR管に
接続されたEGR冷却通路を構成する耐熱金属から成る
筒体,該筒体の外側に設けられた冷却フィン,及び前記
筒体内の前記EGR冷却通路を貫通し且つEGR制御弁
が設けられた遮熱材から成る排気管から構成されている
ことから成るEGR用排気ガス冷却装置を備えたガスエ
ンジンに関する。
【0010】このガスエンジンは,前記冷却フィンの外
側には冷却流体をガイドするため入口と出口を備えたカ
バーが設けられ,前記入口から前記出口へ前記冷却ファ
ンによって前記冷却流体が送り込まれ,前記冷却フィン
から熱を奪うものである。
【0011】このガスエンジンは,前記EGR管へ供給
される前記冷却排気ガスの供給量に応じて前記EGR制
御弁の開放量を制御すると共に,前記EGR制御弁の開
放量と前記排気ガスの温度に応じて前記冷却ファンの作
動を制御するコントローラが設けられている。
【0012】前記筒体内の前記EGR冷却通路には高熱
伝導材から成る仕切板で支持された複数のパイプが配置
されており,前記パイプと前記仕切板には熱伝達面積を
増加させると共に消音機能を持つ多数の通孔が形成され
ている。従って,前記パイプで受熱した熱は高熱伝導材
の仕切板を通じて筒体に効率的に熱伝達し,冷却効果を
アップさせることができる。
【0013】前記パイプに形成された前記通孔は,消音
機能を必要とされる前記パイプの上流部で少なく,熱伝
達面積を増大させるため前記パイプの下流部で多く形成
されている。また,前記筒体を貫通する前記排気管内の
排気ガス通路には支持板で支持された消音パイプが配置
されており,前記消音パイプと前記支持板は,消音機能
を持つ多数の通孔を有する耐熱材から作製されている。
【0014】前記排気管の前記遮熱構造は,前記排気管
を構成する内管と該内管の外周に遮熱空気層を形成して
配置された外管とから構成されている。
【0015】前記吸気管を通じて前記燃焼室に供給され
る前記圧縮空気は,前記冷却排気ガスの前記燃焼室への
供給に次いで,前記燃焼室から排出される排気管に設け
られたターボチャージャのコンプレッサから前記燃焼室
へ供給されるものである。従って,燃焼室に先ずEGR
用排気ガスを供給して多量のEGRを実施することがで
きてノッキングが発生する恐れが無く,EGR用排気ガ
スが冷却装置で冷却されて圧縮端圧力を低減できてNO
X の発生を抑制することができ,燃焼に悪い影響を与え
る恐れが無い。
【0016】前記燃焼室は,前記ヘッドライナと前記ピ
ストンとで囲まれた主室と前記ヘッドライナに形成され
た副室とから構成され,前記ガス燃料は前記ガス燃料供
給手段によって前記副室に供給される。
【0017】このガスエンジンは,上記のように構成さ
れているので,排気ガスが冷却装置によって適正な温度
にまで効率的に冷却されると共に,常に適正な冷却排気
ガス量を燃焼室へ送り込むことができ,最高圧縮圧力を
低下させると共に適正な圧力へ上昇させることによって
多量のEGR用の冷却排気ガスを燃焼室に供給すること
ができ,ノッキングの発生を防止すると共に,NOX
発生を抑制して理想的な燃焼状態を確保することができ
る。また,このガスエンジンでは,冷却される排気ガス
と外部へ排出される排気ガスとは,遮熱材から成る排気
管で遮断されているので,EGR用の排気ガスの冷却が
効果的に行われる。更に,EGR用の排気ガスが通過す
るEGR冷却通路では,排気ガスから筒体へ効率的に熱
を伝達することができ,しかも,パイプには多数の通孔
が形成されているので,排気ガスの流れによって発生す
る騒音は効果的に低減されて消音効果を発揮することが
できる。
【0018】また,このガスエンジンは,EGRと圧縮
空気とはそれぞれ別系統の通路によって燃焼室に供給さ
れると共に供給タイミングが冷却排気ガスが先に供給さ
れるので,排気ガスを吸気管へ導いて排気ガスと空気と
のトータル量に対してターボチャージャのコンプレッサ
で圧縮するのに比較して,ターボチャージャの仕事量が
増加することが無い。また,吸気弁は,ピストン下死点
後50度位まで開弁しておれば,燃焼室へは十分な空気
が供給される。更に,このガスエンジンは,吸入行程の
初期に燃焼室に供給されるEGR用排気ガスは冷却装置
で冷却された冷却排気ガスとなって低圧力になっている
が,ピストンの下降と共に燃焼室に吸入されるので,冷
却排気ガスを高圧力にする仕事は不要になり,次いで,
高圧力に圧縮された空気が吸入行程の中間位から吸気弁
の開放で燃焼室に供給されるので,吸入行程の後半では
圧縮空気がピストンを押し下げるような仕事をピストン
に与えるので,仕事のロスが少なくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
によるEGR用排気ガス冷却装置を備えたガスエンジン
の実施例を説明する。このEGR用排気ガス冷却装置を
備えたガスエンジンは,コージェネレーションシステム
或いは自動車用エンジン等のエンジンに適用できるもの
である。図1はこの発明によるガスエンジンに組み込ま
れたEGR用排気ガスの冷却装置の一実施例を示す断面
図,図2は図1の冷却装置のA−A断面における断面
図,図3はこの発明による冷却装置が組み込まれたガス
エンジンの一実施例を示す概略断面図,及び図4は図3
のガスエンジンの各弁の作動タイミングを説明する線図
である。
【0020】このガスエンジンは,燃焼室の主室1から
排出される排気ガスを冷却する冷却装置7を備えている
ことを特徴とする。図1及び図2に示すように,冷却装
置7は,一端が主室1からの排気ガスを流す排気管28
に取り付けられ且つ他端がEGR管25に接続されたE
GR冷却通路55を構成する耐熱金属から成る筒体5
0,筒体50の外側に設けられた冷却フィン56,及び
筒体50のEGR冷却通路55の中央部を貫通し且つ入
口側にEGR制御弁61が設けられた遮熱構造をから成
る排気管51から構成されている。筒体50の出口側端
部には遮蔽板68が取り付けられ,遮蔽板68には冷却
された排気ガスが放出される通孔69が形成されてい
る。通孔69は,EGR管25に連通されている。筒体
50の入口側端部には多数の通孔67を備えた支持板6
0が配置されている。従って,排気管51は,筒体50
内に支持板60と遮蔽板68とで強固に且つ的確に位置
決めされている。
【0021】また,EGR冷却通路55を貫通する排気
管51の遮熱構造は,排気管51を構成する内管と該内
管の外周に遮熱空気層72を形成して配置された外管7
0とから構成され,排気管51を流れる排気ガスからE
GR冷却通路55へ放熱することが阻止されている。排
気管51の入口に設けられたEGR制御弁61は,EG
R管25へ供給される冷却排気ガスの供給量に応じてコ
ントローラ30の指令でアクチュエータ63を作動する
ことによって開放度が制御される。EGR制御弁61の
開度は,冷却するべき排気ガス量と外部に排出する排気
ガス量を制御することができる。
【0022】筒体50の外周面に設けられた冷却フィン
56の外側には,冷却風,冷却水等の冷却流体をガイド
するため,入口64と出口65を備えたカバー52が設
けられ,入口64側には冷却ファン62が設けられてい
る。カバー52の両端部は,筒体50の外周面に密着し
て取り付けられている。従って,冷却ファン62は,例
えば,冷却風を入口64から送り込み,冷却フィン56
から熱を奪って出口65へ排出する。冷却ファン62
は,排気ガス温度やEGR制御弁61の開放量に応じた
排気ガス量に応じてコントローラ30の指令で制御され
る。
【0023】EGR冷却通路55を構成する筒体50内
には,高熱伝導材から成る仕切板57で支持された熱伝
達面積を増加させると共に消音機能を持つ多数の通孔5
8を備えたパイプ53が配置されている。仕切板57に
は,排気ガスがEGR冷却通路55内のパイプ53の内
外をジグザグに流れるように,通孔58の形成位置が決
定して形成されている。また,EGR冷却通路55内に
配置されたパイプ53に形成された通孔58は,消音機
能を必要とされるパイプ53の上流部で少なく,熱伝達
面積を増大させるためパイプ53の下流部で多く形成さ
れている。筒体50,冷却フィン56,パイプ53,仕
切板57,及び支持板60を,耐熱金属等の高熱伝導材
で作製することによって,排気ガスから効率的に熱を奪
い,その熱を冷却フィン56へ伝達して冷却効果をアッ
プさせる。更に,パイプ53に形成された通孔58は,
排気ガスの流れから発生する騒音を低減する消音効果を
有する。
【0024】筒体50を貫通する排気管51内の排気ガ
ス通路71には,支持板66で支持された消音パイプ5
4が配置されており,消音パイプ54と支持板66は,
消音機能を持つ多数の通孔59を有する耐熱材から作製
されている。従って,消音パイプ54と支持板66は,
排気管51の排気ガス通路71を流れる排気ガスが消音
パイプ54の内外をジグザグに流れることによって,排
気ガスの流れから発生する騒音を低減し,消音効果を発
揮することができる。
【0025】次に,図3及び図4を参照して,上記の冷
却装置を組み込んだガスエンジンを説明する。このガス
エンジンは,例えば,図4に示すように,吸入行程,圧
縮行程,膨張行程及び排気行程の4サイクルを繰り返す
ことによって駆動される。このガスエンジンは,シリン
ダブロック19に取り付けられたシリンダヘッド3,シ
リンダブロック19の孔部23に嵌合したシリンダ14
を構成するシリンダライナ22,シリンダヘッド3に形
成されたキャビティ47に配置されたヘッドライナ1
0,及びシリンダライナ22に形成したシリンダ14内
を往復動するピストン15を有している。ヘッドライナ
10は,ヘッド下部26とライナ上部27とが一体構造
の燃焼室部材から成り,シリンダ14の中央に位置する
副室2を備えている。主室1は,ヘッドライナ10とピ
ストン15とで囲まれるシリンダ14内に共働して形成
され,ピストン15の中央に形成されたキャビティ4に
よって形成されている。
【0026】主室1と副室2とは,ヘッドライナ10に
形成された連絡口6によって連通されている。ヘッドラ
イナ10のヘッド下部26には,カム式で開閉駆動され
る吸気弁8が配置されたバルブシートを備えた吸気ポー
ト12,カム式で開閉駆動されるEGR弁9が配置され
たバルブシートを備えたEGRポート13,及びカム式
で開閉駆動される排気弁が配置されたバルブシートを備
えた排気ポート16とが形成されている。シリンダヘッ
ド3には,ヘッドライナ10に形成された吸気ポート1
2連通する吸気ポート12,ヘッドライナ10に形成さ
れたEGRポート13連通するEGRポート13,及び
ヘッドライナ10に形成された排気ポート16が連通す
る排気ポート16が形成されている。吸気ポート12は
吸気管24に連通し,EGRポート13はEGR管25
に連通し,また,排気ポート16は排気管28に連通し
ている。
【0027】ヘッドライナ10に形成された連絡口6に
は,連絡口6を開閉するための制御弁5が着座するバル
ブシートが形成されている。制御弁5は,シリンダ14
の中心に位置して連絡口6を開閉する弁フェースを備え
た弁ヘッド31と弁ヘッド31と一体構造の副室2の中
央を貫通する弁ステム32から構成され,カム式又は電
磁式の弁駆動装置によってシリンダヘッド3に設けたバ
ルブガイド33に弁ステム32がガイドされて連絡口6
を開閉作動するようにリフトされる。
【0028】ヘッドライナ10は,Si3 4 等のセラ
ミックスや耐熱合金の耐熱材から形成されている。ヘッ
ドライナ10は,その外周面とキャビティ47との間に
遮熱空気層34を形成するように,ガスケット35が介
在してキャビティ47に配置され,主室1と副室2が遮
熱構造に構成されている。ガス燃料弁11が設けられて
いる弁本体36は,シリンダヘッド3に形成された孔部
に取り付けられている。ガス燃料弁11は,リフトして
副室2に形成されたガス燃料供給口を開放することによ
って,ガス燃料源からのガス燃料が副室2へ供給され
る。ガス燃料供給源のガス燃料は,ガス燃料ポンプの作
動によってガス燃料通路を通じて副室2へと供給され
る。
【0029】ピストン15は,Si3 4 等のセラミッ
クスや耐熱合金の耐熱材から形成されたピストンヘッド
20と,ピストンヘッド20に固定されたAl合金等の
金属材から形成されたピストンスカート21とから構成
されている。ピストンヘッド20とピストンスカート2
1との間には,ガスケット37が介在して遮熱空気層3
8が形成されている。ピストンヘッド20とピストンス
カート21とは,例えば,結合リング46によって固定
されている。主室1の一部は,ピストンヘッド20の上
面に形成されたリップ部を備えたリエントラント形のキ
ャビティ4で形成されると共に,ヘッドライナ10のヘ
ッド下部26の下面とピストンヘッド20の上面とで囲
まれるシリンダ14によって形成されている。
【0030】このガスエンジンは,燃焼室の主室1から
排出される排気ガスを流す排気通路を構成する排気管2
8に設けられたターボチャージャ18,ターボチャージ
ャ18のタービン(図示せず)を通った排気ガスを冷却
するためターボチャージャ18の後流の排気管28に設
けられた冷却装置7,冷却装置7で冷却された冷却排気
ガスを燃焼室の主室1へ供給するため開閉するEGR弁
9が配置されたEGRポート13に連通するEGR管2
5,及びターボチャージャ18のコンプレッサ(図示せ
ず)で圧縮された圧縮空気を燃焼室の主室1に供給する
ため開閉する吸気弁8が配置された吸気ポート12に連
通する吸気管24を備えている。冷却装置7は,例え
ば,冷却ファン等によって供給される冷却風や冷却ポン
プ等によって供給される冷却水によって,排気ガスから
熱を奪う構造を有する一種の熱交換器に構成されてい
る。
【0031】図4に示すように,EGR弁9は,吸入行
程の初期から吸入行程上死点後90°位までリフトして
EGRポート13を主室1に連通させ,EGR用冷却排
気ガスを主室1へ供給する。また,吸気弁8は,EGR
弁9の開放に次いで,吸入行程上死点後70°位から圧
縮行程下死点後50°位までリフトして吸気ポート12
を主室1に連通させ,圧縮空気を主室1へ供給する。制
御弁5は,図4に示すように,圧縮行程の途中の期間に
開放して副室2内のガス燃料の一部を主室1に供給して
主室1で予混合する。次に,圧縮行程上死点近傍でリフ
トして連絡口6を開放し,主室1から副室2へ混合気を
送り込んで副室2で着火燃焼し,次いで副室2から主室
へ火炎,未燃混合気等のガスを噴出させる。ガス燃料弁
11は,制御弁5が連絡口6を閉鎖している期間,例え
ば,吸入行程及び圧縮行程初期にガス燃料口を開放して
ガス燃料源から副室2ヘガス燃料を供給する。排気弁
は,排気行程でリフトして主室1と排気ポート16とを
連通し,主室1及び副室2に存在する排気ガスを排気管
28へと排出する。
【0032】EGR管25におけるEGRポート13
は,タンジェンシャルポートに形成され,また,吸気管
24における吸気ポート12はヘリカルポートに形成さ
れている。従って,EGR管25からEGRポート13
を通って主室1に供給された冷却排気ガスと,吸気管2
4から吸気ポート12を通って主室1に供給された圧縮
空気とは,主室1において冷却排気ガスの外周に圧縮空
気が存在するパターンで互いに交差して混合が促進され
るようになる。
【0033】また,このガスエンジンは,ターボチャー
ジャ18から排出される排気ガスを流す排気管28には
冷却装置7が設けられている。冷却装置7には,冷却さ
れていない排気ガスを排出する排気管28と,冷却され
た排気ガスを主室1へ供給するEGR管25が設けられ
ている。冷却装置7には,EGR管25へ送り込むEG
R量を調節するためEGR制御弁61(図1)が設けら
れている。EGR制御弁61は,コントローラ30の指
令でエンジン負荷等のエンジン運転状態に応じて主室1
へ供給するEGR用排気ガス量を調整するように制御さ
れる。また,コントローラ30は,エンジン負荷等のエ
ンジン運転状態に応じて副室2へ供給するガス燃料量を
調整するため,ガス燃料弁11を作動制御するように構
成することができる。
【0034】コントローラ30は,例えば,EGR装置
によって主室1に供給される排気ガス量を吸気量の50
%以上に制御し,低負荷時から高負荷に従って吸気に供
給される排気ガス量を低減させ,全負荷時には排気ガス
量を供給の50%に低減させる制御を行うように設定さ
れている。従って,コントローラ30は,エンジン負荷
が大きくなるに従って空気量を適正に増加させる制御を
行うため,EGR量の低減に見合った量だけ吸入空気量
を増加させる制御を行う。
【0035】
【発明の効果】この発明によるEGR用排気ガス冷却装
置を備えたガスエンジンは,上記のように構成されてい
るので,EGR用の排気ガスは適正に冷却されると共
に,EGR用の冷却排気ガスはエンジンの運転常態に応
じて適正な流量に制御することができるので,燃焼室に
供給するEGR用の冷却排気ガスの供給することによっ
てO2 供給量を低減することができ,ノッキングの発生
を防止すると共に,トータルの燃焼室に供給されるガス
温度を下げることができ,最高圧縮端圧力を低くしてN
X の発生を低減できる。即ち,このガスエンジンは,
EGR装置によって主室に冷却排気ガスを供給すること
によって,常に適正なO2 量が供給され,ノッキングの
発生を防止できる。また,EGR用排気ガス冷却装置
は,EGRのための排気ガスを冷却する機能に加えて,
排気ガスの流れで発生する騒音を低減する消音機能を有
しているので,2つの機能を1つの装置のスペースで達
成でき,スペースを低減でき,システムのコスト削減が
可能であり,車両等のスペースの厳しいものに搭載して
極めて好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるガスエンジンに組み込まれたE
GR用排気ガスの冷却装置の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1の冷却装置のA−A断面における断面図で
ある。
【図3】この発明によるEGR用排気ガスの冷却装置が
組み込まれたガスエンジンの一実施例を示す概略断面図
である。
【図4】図3のガスエンジンの各弁の作動タイミングを
説明する線図である。
【符号の説明】
1 主室 2 副室 3 シリンダヘッド 5 制御弁 6 連絡口 7 冷却装置 8 吸気弁 9 EGR弁 10 ヘッドライナ 11 ガス燃料弁 12 吸気ポート 13 EGRポート 14 シリンダ 15 ピストン 18 ターボチャージャ 19 シリンダブロック 24 吸気管 25 EGR管 28 排気管 30 コントローラ 50 筒体 51 排気管 52 カバー 53 パイプ 54 消音パイプ 55 EGR冷却通路 56 冷却フィン 57 仕切板 58,59,67,69 通孔 60,66 支持板 61 EGR制御弁 62 冷却ファン 64 入口 65 出口 68 遮蔽板 70 外管 71 排気ガス通路 72 遮熱空気層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 25/07 580 F02M 25/07 580E Fターム(参考) 3G005 DA06 EA16 FA22 FA35 3G023 AA04 AA05 AA06 AB05 AC04 AC07 AD03 AD21 AF03 AG03 3G062 AA01 AA05 ED08 GA10 3G092 AA02 AA06 AA07 AA17 AA18 AB06 AC08 DB03 DC09 FA16 FA17 FA18 FA24 HD01X HD07X

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンが往復動するシリンダを構成す
    るシリンダブロック,前記シリンダブロックに固定され
    たシリンダヘッドに配置された燃焼室を形成するヘッド
    ライナ,前記燃焼室にガス燃料を供給するガス燃料供給
    手段,前記燃焼室から排出される排気ガスを冷却する冷
    却装置,前記冷却装置で冷却された冷却排気ガスを前記
    燃焼室へ供給するEGR弁を設けたEGR管,及び圧縮
    空気を前記燃焼室に供給する吸気弁を設けた吸気管を具
    備し,前記冷却装置は,一端が前記燃焼室からの排気ガ
    スを流す排気通路に他端が前記EGR管に接続されたE
    GR冷却通路を構成する耐熱金属から成る筒体,該筒体
    の外側に設けられた冷却フィン,及び前記筒体内の前記
    EGR冷却通路を貫通し且つEGR制御弁が設けられた
    遮熱構造から成る排気管から構成されていることから成
    るEGR用排気ガス冷却装置を備えたガスエンジン。
  2. 【請求項2】 前記冷却フィンの外側には冷却流体をガ
    イドするため入口と出口を備えたカバーが設けられ,前
    記入口から前記出口へ前記冷却ファンによって前記冷却
    流体が送り込まれ,前記冷却フィンから熱を奪うことか
    ら成る請求項1に記載のEGR用排気ガス冷却装置を備
    えたガスエンジン。
  3. 【請求項3】 前記EGR管へ供給される前記冷却排気
    ガスの供給量に応じて前記EGR制御弁の開放量を制御
    すると共に,前記EGR制御弁の開放量と前記排気ガス
    の温度に応じて前記冷却ファンの作動を制御するコント
    ローラが設けられていることから成る請求項1に記載の
    EGR用排気ガス冷却装置を備えたガスエンジン。
  4. 【請求項4】 前記筒体内の前記EGR冷却通路には高
    熱伝導材から成る仕切板で支持された複数のパイプが配
    置されており,前記パイプと前記仕切板には熱伝達面積
    を増加させると共に消音機能を持つ多数の通孔が形成さ
    れていることから成る請求項1に記載のEGR用排気ガ
    ス冷却装置を備えたガスエンジン。
  5. 【請求項5】 前記パイプに形成された前記通孔は,消
    音機能を必要とされる前記パイプの上流部で少なく,熱
    伝達面積を増大させるため前記パイプの下流部で多く形
    成されていることから成る請求項4に記載のEGR用排
    気ガス冷却装置を備えたガスエンジン。
  6. 【請求項6】 前記筒体を貫通する前記排気管内の排気
    ガス通路には支持板で支持された消音パイプが配置され
    ており,前記消音パイプと前記支持板は,消音機能を持
    つ多数の通孔を有する耐熱材から作製されていることか
    ら成る請求項1に記載のEGR用排気ガス冷却装置を備
    えたガスエンジン。
  7. 【請求項7】 前記排気管の前記遮熱構造は,前記排気
    管を構成する内管と該内管の外周に遮熱空気層を形成し
    て配置された外管とから構成されていることから成る請
    求項1に記載のEGR用排気ガス冷却装置を備えたガス
    エンジン。
  8. 【請求項8】 前記吸気管を通じて前記燃焼室に供給さ
    れる前記圧縮空気は,前記冷却排気ガスの前記燃焼室へ
    の供給に次いで,前記燃焼室から排出される排気管に設
    けられたターボチャージャのコンプレッサから前記燃焼
    室へ供給されることから成る請求項1に記載のEGR用
    排気ガス冷却装置を備えたガスエンジン。
  9. 【請求項9】 前記燃焼室は,前記ヘッドライナと前記
    ピストンとで囲まれた主室と前記ヘッドライナに形成さ
    れた副室とから構成され,前記ガス燃料は前記ガス燃料
    供給手段によって前記副室に供給されることから成る請
    求項1に記載のEGR用排気ガス冷却装置を備えたガス
    エンジン。
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