JP2000291314A - ウィング用ヒンジ装置 - Google Patents

ウィング用ヒンジ装置

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JP2000291314A
JP2000291314A JP11095592A JP9559299A JP2000291314A JP 2000291314 A JP2000291314 A JP 2000291314A JP 11095592 A JP11095592 A JP 11095592A JP 9559299 A JP9559299 A JP 9559299A JP 2000291314 A JP2000291314 A JP 2000291314A
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Eisuke Komaki
英介 小巻
Shiro Segawa
志朗 瀬川
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉鎖動作の終局段階においてウィング1が固
定枠体2に対して平行移動し、パッキング3に捩れや局
部的膨らみを生じることなく、水密性と気密性に優れた
締め付けロックを的確に実行するできる装置を提供す
る。 【解決手段】 固定枠体1に固着される第1固定翼板2
01と、第1固定翼板201に第1固定枢軸202で連
結される第1可動翼板203と、第1可動翼板203の
アーム部204に可動枢軸205で連結される第2可動
翼板206と、ウィング1に固着され、第2可動翼板2
06が第2固定枢軸207で枢着される第2固定翼板2
08とからなり、第1可動翼板203の背面側に第2可
動翼板206と第2固定翼板208を折り畳み収納した
閉鎖状態において、可動枢軸205が第1固定枢軸20
2と第2固定枢軸207を通る直線上の死点をウィング
1側に越えた位置に来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は各種電気機器や通
信機器等の収納ボックスの蓋や扉といったウィングに使
用されるヒンジ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 通信機器等の収納ボックスでは、収納
機器を保護して作動信頼性を維持するために、内部空間
は外部空間から水密性および気密性高く遮断される必要
がある。この密閉機能を確保するためにプラスチックや
ゴム製などパッキングをボックス本体などの固定枠体と
ウィングの間に装着し、ウィング閉鎖の終局段階におい
て該パッキングをウィングと固定枠体間に圧縮すること
が行なわれている。
【0003】ヒンジ装置には、単一の回転中心軸が固定
枠体に対して移動しない固定単軸型と、固定枢軸と一個
以上の可動枢軸とからなる可動複軸型のものがあるが、
固定単軸型ヒンジ装置を使用したときには、ウィング閉
鎖の終局段階でヒンジ装置に近い側のパッキング部分が
先行的に圧縮されるため、これに近接するパッキング部
分が膨れたり捩れたりすることがあり、ウィングが完全
に閉まり切らなかったり、所期の密閉度を確保できない
ことがある。また、可動複軸型のヒンジ装置では、ウィ
ングが閉鎖の終局段階で固定枠体に向かってほぼ平行移
動するため、パッキングは全長にわたってほぼ均等に圧
縮変形させられるのであるが、浮動状態の可動枢軸をウ
ィング閉鎖位置に確実に保持するためにはロック手段を
別途付加する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、ロック手段を別途付加しなくても可動枢軸を確
実にウィング閉鎖位置に保持することができ、構造が簡
略化された可動複軸型のウィング用ヒンジ装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のウィング用ヒンジ
装置200は、固定枠体1に固着される第1固定翼板2
01と、第1固定翼板201に基端部を第1固定枢軸2
02によって連結される第1可動翼板203と、第1可
動翼板203の先端部背面側に突設したアーム部204
に基端部を可動枢軸205によって連結される第2可動
翼板206と、ウィング1に固着され、第2可動翼板2
06の先端部が第2固定枢軸207によって枢着される
第2固定翼板208とからなり、第1可動翼板203の
背面側に第2可動翼板206と第2固定翼板208を折
り畳み収納したウィング閉鎖状態において、可動枢軸2
05が第1固定枢軸202と第2固定枢軸207を通る
直線上の死点をウィング1側に越えた位置に来るもので
ある。
【0006】以上のように構成された本発明のウィング
用ヒンジ装置では、ウィング1を開放操作するには、ヒ
ンジ装置200の反対側においてウィング1に装備した
適当なファスナー装置100を操作し、固定枠体2に対
するウィング1の締め付け施錠を解除する。そのあと、
ヒンジ装置200の第1可動翼板203を図5において
第1固定枢軸202を中心に反時計回り方向に回転させ
る。このように回転操作したとき、可動枢軸205が第
1固定枢軸202と第2固定枢軸207を通る直線上の
死点をウィング1とは反対側に越えた瞬間に構成部品に
固有の弾性による付勢力の向きが逆転し、第1可動翼板
203はウィング1から遠ざかる方向に回転させられ
る。
【0007】このとき、図8に示したように第2可動翼
板206が可動枢軸205を中心に反時計回り方向に回
転することによって、第1可動翼板203との間の角度
が拡大し、また、第2固定枢軸207を中心として反時
計回り方向に回転することによって第2可動翼板206
と第2固定翼板208との間の角度が拡大し、ウィング
1は固定枠体2に対して平行運動しながら固定枠体2の
前面側に一定距離だけ突き出される。その後、第1可動
翼板203が固定枢軸202を中心に反時計回り方向に
回転することによって、ウィング1は図9に示されてい
るように所要角度まで開放される。
【0008】
【発明の実施の形態】 本発明の実施に当たって、ウィ
ング1を固定枠体2に対して締め付け施錠するファスナ
ー装置100の構造は特に限定されるものではないが、
図示の実施例において付設したファスナー装置100
は、固定枠体1に固着されるベース板101と、ベース
板101に基端部を固定枢軸102によって連結される
操作レバー103と、操作レバー103の先端部背面側
に突設したアーム部104に基端部を可動枢軸105に
よって連結される掛金レバー106と、ウィング1に固
着され、掛金レバー106の先端部が係合するフック部
107を有する受金108とからなり、操作レバー10
3の背面側に掛金レバー106と受金108を折り畳み
収納した締め付け施錠状態において、可動枢軸105が
固定枢軸102とフック部107を通る直線上の死点を
ウィング1側に越えた位置に来るものである。
【0009】ファスナー装置100とヒンジ装置200
は取付け対象物との対比において充分に長尺のものであ
り、固定枠体2とウィング1の左右の側壁部に互いに対
称に取り付けられている。パッキング3は、固定枠体2
の側壁部の前面溝部4に収容固定されており、パッキン
グ3はウィング閉鎖の最終段階において、ウィング1の
側壁部の後面突条部5によって圧縮される。固定枠体2
の側壁部の前面にはウィング1の案内用カム斜面部6を
設けてある。
【0010】ヒンジ装置200の第1固定翼板201と
第1可動翼板203の間には、両者間の角度を拡大する
ように作用する捻りコイルバネ209が設けられ、その
コイル部は第1固定枢軸202に嵌められている。第1
可動翼板203と第2可動翼板206の間には、両者間
の角度を拡大するように作用する捻りコイルバネ210
が設けられ、そのコイル部は可動枢軸205に嵌められ
ている。第1可動翼板203には、ウィング1の全開状
態において固定枠体2の側面2aに当接するストッパー
面部219を基端部寄りに設けてある。
【0011】ファスナー装置100のベース板101と
操作レバー103の間には、両者間の角度を拡大するよ
うに作用する捻りコイルバネ109が設けられ、そのコ
イル部は固定枢軸102に嵌められている。操作レバー
103と掛金レバー106の間には、両者間の角度を拡
大するように作用する捻りコイルバネ110が設けら
れ、そのコイル部は可動枢軸105に嵌められている。
ファスナー装置100の操作レバー103の中央部には
錠前ユニット111が固着されており、錠前ユニット1
11のロータ112の先端部には止め金板113が固着
されている。固定枠体2には錠前ユニット111に対応
した位置に2個の受金板114が固着されている。ウィ
ング1の締め付けロック成立後に、ロータ112の鍵孔
115に挿入した鍵によってロータ112を回し、止め
金板113の周縁突起部116を受金板114の屈曲部
117に係合させるることによって本格施錠することも
できる。錠前ユニット111の前端部には防水用キャッ
プ118が装備されている。
【0012】
【発明の効果】 以上のように本発明のウィング用ヒン
ジ装置200は、固定枠体1に固着される第1固定翼板
201と、第1固定翼板201に基端部を第1固定枢軸
202によって連結される第1可動翼板203と、第1
可動翼板203の先端部背面側に突設したアーム部20
4に基端部を可動枢軸205によって連結される第2可
動翼板206と、ウィング1に固着され、第2可動翼板
206の先端部が第2固定枢軸207によって枢着され
る第2固定翼板208とからなり、第1可動翼板203
の背面側に第2可動翼板206と第2固定翼板208を
折り畳み収納したウィング閉鎖状態において、可動枢軸
205が第1固定枢軸202と第2固定枢軸207を通
る直線上の死点をウィング1側に越えた位置に来るた
め、可動枢軸205はヒンジ装置の各構成部品に固有の
弾性の作用によって当該閉鎖位置に確実に保持される。
可動枢軸205を閉鎖位置に拘束するためのロック手段
を別途付設する必要がないので、ヒンジ装置の構造が簡
略化され、ヒンジ装置の製作組立が簡単かつ安価に行な
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るヒンジ装置のウィン
グ閉鎖状態の正面図である。
【図2】 該ヒンジ装置のウィング閉鎖状態の平面図で
ある。
【図3】 該ヒンジ装置のウィング閉鎖状態の右側面図
である。
【図4】 該ヒンジ装置の背面図である。
【図5】 図1のA−A線断面図である。
【図6】 図3のB−B線断面図である。
【図7】 本実施例に付設したファスナー装置の解錠状
態の水平断面図である。
【図8】 該ヒンジ装置の開放当初の状態の水平断面図
である。
【図9】 該ヒンジ装置の全開状態の水平断面図であ
る。
フロントページの続き Fターム(参考) 2E030 DA02 DA03 DB03 3J001 AA03 AA06 BA01 CA02 DE05 3J022 DA14 DA17 EA12 EB03 FB12 FB15 FB22 GA07 GA18 4E360 AA02 AB03 AB12 AB33 BA06 BB02 BB12 BB17 BB23 BB27 BC02 BC03 BC06 BC07 BD03 EA16 EC11 ED13 ED23 ED27 FA07 GA07 GA29 GA53 GB99

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定枠体1に固着される第1固定翼板2
    01と、第1固定翼板201に基端部を第1固定枢軸2
    02によって連結される第1可動翼板203と、第1可
    動翼板203の先端部背面側に突設したアーム部204
    に基端部を可動枢軸205によって連結される第2可動
    翼板206と、ウィング1に固着され、第2可動翼板2
    06の先端部が第2固定枢軸207によって枢着される
    第2固定翼板208とからなり、第1可動翼板203の
    背面側に第2可動翼板206と第2固定翼板208を折
    り畳み収納した閉鎖状態において、可動枢軸205が第
    1固定枢軸202と第2固定枢軸207を通る直線上の
    死点をウィング1側に越えた位置に来るウィング用ヒン
    ジ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007286199A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Asahi:Kk 防水ケースおよびこの使用方法

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