JP2007286199A - 防水ケースおよびこの使用方法 - Google Patents

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【課題】防水ケースを把持して外部操作部を操作するとき、蝶番が側面から突出せず、操作性に優れた外観形状を備えた防水ケースおよびこの使用方法を提供する。
【解決手段】防水ケース1に装置Pを装填するケース体2と、ケース体2との間の接合面で防水状態を維持する防水部を有する蓋体30と、ケース体2の一方のケース側面2bに形成される第1係合部3と、蓋体30の一方の蓋側面に形成されるとともに、第1係合部3に対して係合される第2係合部31と、蓋体30をケース体2に対して開閉自在に軸支するとともに、第1係合部3と第2係合部31とを係合した後に、蓋体30をケース体2に係止する係止機構5、9を有するバックル組立体20とを備え、バックル組立体20を、ケース体2の一方のケース側面に対向する他方のケース側面2cと蓋体30の一方の蓋側面30bに対向する他方の蓋側面30cの間に配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、防水ケースおよびこの使用方法に係り、特に通常の光学装置を例えば水中撮影に使用するときに用いられる防水ケースに関する。
光学装置として水中撮影専用の水中撮影用カメラが実用化されている。このような水中撮影用カメラは高価である。そこで、通常のコンパクトカメラ、デジタルカメラ、あるいはデジタルビデオカメラを水中撮影用としても使用できるように専用設計された防水ケースが機種毎に実用化されている。
これらの防水ケースによれば、指定の光学装置のレンズ部を平面ガラス面を介して外部に露出させる使用位置に装填したときに、光学装置の位置決め状態を確保するとともに、操作部を防水ケースの外部から押圧操作する押圧手段が設けられている。
また、防水ケースの最小面に直交する方向に開閉自在に設けられた蓋体をヒンジで開閉自在に設けた防水ケースも提案されている。(特許文献1)
図7は、上記提案において従来の構成例として記載されていた外観斜視図である。
本図において、防水ケースはケース体102と、このケース体との間の接合面で防水状態を維持する防水部を有した蓋体130とを備えており、蓋体130を蝶番131によって開閉自在に設けている。また、蓋体130にはバックル組立体120が設けられている。このバックル組立体120には、蓋体130をケース体102に被せた後に係止するための係止機構109が設けられており、ケース側面に形成された係止部105に対して係止機構109が係止することで所定位置に装填されたデジタルカメラKを防水状態に維持するとともに、外部操作部160を外側から操作できるようにしている。
さらに、他の防水ケースについても、上記の蝶番を用いた概ね同様の蓋開閉機構を備えている。
特開2005−84658号公報。
しかしながら、上記の構成によれば使用時に蝶番131が側面から突出することになる。このため、例えば防水ケース1を把持して外部操作部160を操作するときに、蝶番が邪魔になることがある。また、蝶番131は防水性維持のために所謂ピアノ蝶番のように長いものが使用される関係上から、防水ケース全体を丸みを帯びた形状にすることができない制約がある。加えて、蝶番は古来より開閉機構に多く用いられているので、最新のデジタル機器を収納するための防水ケースには、少なからず工業意匠上での外見上の障害となっていた。
したがって、本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであり、使用時に蝶番が側面から突出せず、デザイン的な自由度に優れる形状が実現可能な防水ケースおよびこの使用方法の提供を目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の防水ケース(1)によれば、光学装置と電子装置とを含む装置を装填するケース体(2)と、前記ケース体との間の接合面で防水状態を維持する蓋体(30)と、前記ケース体の一方のケース側面(2b)に形成される第1係合部(3)と、前記蓋体の一方の蓋側面(30b)に形成されるとともに、前記第1係合部に対して係合される第2係合部(31)と、前記蓋体を前記ケース体に対して開閉自在に軸支するとともに、前記第1係合部と前記第2係合部とを係合した後に、前記蓋体を前記ケース体に係止するための係止機構(5、9)を有するバックル組立体(20)とを備え、前記バックル組立体を、前記ケース体の前記一方のケース側面に対向する他方のケース側面(2c)と、前記蓋体の前記一方の蓋側面に対向する他方の蓋側面(30c)との間に配置したことを特徴としている。
また、前記バックル組立体は、前記他方のケース側面上で前記接合面の近傍に形成される第1軸支部(6)と、前記第1軸支部により軸支される第1軸体(7)と、前記他方のケース側面上の被係止部(5)に対して係止する前記係止機構(9)と、第2軸体(10)とを備えた第1回動部材(8)と、前記第2軸体を軸支する第2軸支部(11a)と、第3軸体(12)とを備えた第2回動部材(11)と、前記他方の蓋側面に形成されるとともに前記第3軸体を軸支する第3軸支部(13)とから構成されることを特徴としている。
また、前記第1係合部は、前記ケース体の開口縁部から突出形成される延設部に穿設された穴部であり、前記第2係合部は、前記一方の蓋側面において前記延設部に合致する凹部に形成される凸部であり、前記第1係合部と前記第2係合部とを係合後に、前記接合面に直交する面を平面にすることを特徴としている。
また、前記被係止部に対して係止される係止部は、前記第2軸体の長手方向に移動自在に設けられ、前記係止部は、前記第1回動部材の外部から操作可能かつ前記被係止部に向かう付勢力を備えることを特徴としている。
また、前記第2回動部材は、前記第1回動部材を跨ぐ形状を備えることを特徴としている。
また、前記蓋体は前記ケース体の前記開口縁部との間で前記接合面の一部を形成する縁部を形成するとともに、前記縁部を前記開口縁部に沿わせて移動させることで、前記第2係合部を前記第1係合部に係合させることを特徴としている。
また、前記縁部を前記開口縁部に沿わせて移動させるときに、前記装置に対する機械的干渉を防止するための形状部をさらに形成したことを特徴としている。
また、前記装填された前記装置の操作部を、前記ケース体または前記蓋体の外部から操作する操作するための操作手段を、前記第1係合部と前記第2係合部の近傍に設けたことを特徴としている。
また、前記ケース体または前記蓋体は、透明もしくは光透過のアクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂製であり、前記第1軸体、前記第2軸体、前記第3軸体は、耐蝕性に優れるステンレス系の金属製であり、前記蓋体の防水部には、耐磨耗性と撥水性に優れるシリコンラバー製のOリングを用い、前記第1回動部材と前記第2回動部材と前記係止機構は、エンジニアリングプラスチック製であることを特徴としている。
また、前記光学装置は、レンズ鏡胴と液晶表示部とを備えたデジタルカメラであり、前記ケース体は、前記レンズ鏡胴を装填する鏡胴部を形成し、前記蓋体は、前記液晶表示部を外部から見るための表示面を備えることを特徴としている。
また、前記バックル組立体は、前記ケース体および前記蓋体の短辺部分または長辺部分に設けられることを特徴としている。
そして、本発明の防水ケースの使用方法によれば、光学装置と電子装置とを含む装置をケース体に装填し、蓋体の防水部で前記ケース体との間の接合面を防水状態に維持し、前記ケース体の一方のケース側面に形成される第1係合部を、前記蓋体の一方の蓋側面に形成される第2係合部に対して係合させた後に、前記蓋体を前記ケース体に対して開閉自在に軸支するとともに、前記蓋体を前記ケース体に係止する係止機構を有し、前記ケース体の前記一方のケース側面に対向する他方のケース側面と、前記蓋体の前記一方の蓋側面に対向する他方の蓋側面との間に設けられるバックル組立体により前記ケース体と前記蓋体とを固定するとともに、前記係止機構の解除により前記バックル組立体を介して前記蓋体を前記ケース体に対して回動させ、前記係合を解除して前記蓋体を開き、前記装置を前記ケース体から取り出し可能にすることを特徴としている。
本発明の防水ケースおよびこの使用方法によれば、蝶番が防水ケースの側面から突出しないことから、蝶番が邪魔にならないので操作性に優れるデザインを備えた防水ケースおよびこの使用方法を実現することができる。
以下に本発明の好適な一実施形態について、添付図面を参照して説明する。
ここで、以下の実施形態では電子装置として携帯型小型パソコン用に、また光学装置としてデジタルカメラ用に専用設計された防水ケースについて主に述べる。特に、デジタルカメラは固定焦点レンズを設けた撮影用レンズ部を有するカメラ前面と、液晶表示部を配置したカメラ後面と、シャッターを配置したカメラ上面を備えた小型偏平箱型のタイプの機種について述べるが、このように構成されるデジタルカメラに限定されず、撮影用レンズ部が沈胴するタイプであって、撮影レンズが3倍以上の光学ズーム系を備えるデジタルカメラ、銀塩フィルムカメラ、さらにはデジタルビデオカメラなどにも適用可能であることは言うまでもない。また、携帯型小型パソコンとしては外部通信機能を備えたゲーム機器、携帯電話などの電子装置が含まれる。
図1(a)は防水ケース1の蓋体30を開けた様子を示した正面図、(b)は防水ケース1の蓋体30をケース体2上で滑らせる様子を示した正面図、(c)はバックル組立体20をケース体2の他方のケース側面2cに向けて移動する様子を示した正面図である。 先ず、図1(a)において、破線で図示される装置は電池を内蔵した扁平の携帯型小型パソコンPであり、透明樹脂製のケース体2に収納された後に、ケース内部の不図示の部材によって図示の使用位置に固定されている。防水ケース1はケース体2と、このケース体との間の接合面で防水状態を維持する防水部となるOリング33を段差部32の全周に設けた蓋体30とから構成されている。ここでOリング33をケース体2の段差部(不図示)に設けても良い。
また、このケース体2の一方のケース側面2bには破線図示の第1係合部3が延設部14に一体形成されている。また、蓋体30において破線で図示された一方の蓋側面30bには、この第1係合部3に対して係合される第2係合部31が形成されている。
そして、蓋体30をケース体2に対して開閉自在に軸支するとともに、第1係合部3と第2係合部31とを係合した後に、蓋体30をケース体2に係止するための係止機構9を内蔵したバックル組立体20が、ケース体2の他方のケース側面2cと蓋体30の他方の蓋側面30cとの間に設けられている。この係止機構9は他方のケース側面2c上の被係止部5に対して係止する。
このバックル組立体20は、他方のケース側面2c上の開口縁部2aの近傍に形成される第1軸支部6と、この第1軸支部6により軸支される第1軸体7と、上記の係止機構9と、第2軸体10とを備えた第1回動部材8と、第2軸体10を軸支する第2軸支部11aと、第3軸体12とを備えた第2回動部材11と、他方の蓋側面30c上に形成されるとともに第3軸体12を軸支する第3軸支部13とから構成されている。
以上のように構成される防水ケース1を、図1(b)に図示のように蓋体30の縁部30aをケース体2の開口縁部2aで囲まれる開口部に挿入し、縁部30aを開口縁部2aに沿わせて移動させることで第2係合部31が第1係合部3に対して自動的に位置決めされる結果、係合させることができる。
その後、図1(c)に図示のようにバックル組立体20をケース体2の他方のケース側面2cに向けて移動することで、係止機構9が他方のケース側面2c上の被係止部5に対して係止する。
以上でパソコンPの装填を完了する。その後、パソコンPを外部に取り出すときは、上記と逆の手順を行えばよい。以上のように構成された防水ケース1によれば使用時に蝶番が側面から突出しないことから使用感を向上でき、しかもデザイン的な自由度を増すことが可能となる。
次に、図2(a)はデジタルカメラ用の防水ケース1の外観斜視図、(b)はデジタルカメラ用の防水ケース1の左側面図である。
本図において、既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、先ず、第1係合部3、3はケース体14の開口縁部から突出形成される延設部14に穿設された2つの穴部として形成されている。また、第2係合部31、31は、蓋体30の一方の蓋側面において延設部14に合致する凹部に形成される凸部として形成されており、各第1係合部と第2係合部と図示のように係合した後に縁部30aと開口縁部2aとから形成される接合面に対して直交する面を平面にすることができ、さらに、図示の上下方向に互いに移動しないようにしてガタツキを防止している。
また小型薄型のデジタルカメラは、透明樹脂製のケース体2に収納された後に、内部の不図示の部材によって使用位置に装填されており、ケース体2の鏡胴4に撮影レンズが位置するようにしている。このように装填された後は、このデジタルカメラのシャッターや各種操作ボタンキーであって通常は指先で直接操作される操作部60の操作を行うようにしている。
一方、図2(b)をさらに参照して、バックル組立体20の第2回動部材11、11は、図示のように第1回動部材8を跨ぐ形状を備えている。また、係止機構9には操作部9aが形成されており、この操作部9aを外部から指先で移動操作することで係止状態を解除できるように構成されている。第1回動部材8には把持部8aが突出形成されており、上記の解除後にこの把持部8aを掴みバックル組立体20を外すようにしている。
また、蓋体30は、デジタルカメラの液晶表示部に対向配置されるので、図示の操作部60の外部からの操作が可能となる。以上のように構成される防水ケース1によれば、最大深度で約50mの水中撮影が可能になる。さらにこのケース体2の角部には不図示のストラップ取付部が一体成型されており、ストラップを固定できるようにして長短各種のストラップを取付けることで、持ち運び時に手からぶら下げるか、首に掛けるようにして携帯性を向上できるように構成されている。
次に、図3は、図2のデジタルカメラ用の防水ケース1を開いた状態を示した外観斜視図である。また、図4は、図3のデジタルカメラ用の防水ケース1の蓋体30を閉じる直前の状態を示した外観斜視図である。
両図において、既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、蓋体30の段差部32にはOリングをセットするための溝部33aが連続形成されている。また、ケース体2の内周面2kはOリングを軽く圧縮する寸法に形成されており、液密状態を保持できるように構成されている。
また、図4において、縁部30aを開口縁部2aに沿わせて移動させるときに、予め装填された装置に対する機械的干渉を防止するための形状部16、15が蓋体30とケース体2の夫々に形成されている。この結果、図1(b)で説明したようにスライドさせつつ係合させるときに装置に対する機械的な干渉を防止できることとなる。
以上、図2〜図4に図示したように、防水ケース1は全ての角部に丸みを帯びたデザインとすることが可能となったが、このような工業デザインは従来の蝶番を使用した場合には到底不可能であった。
次に、図5(a)はバックル組立体20の外観斜視図、(b)は係止機構の係止直前の様子を示した模式図、(c)は係止機構の係止後の様子を示した模式図である。
本図において、既に説明済みの構成または部品については同様の符号を附して説明を割愛すると、ケース体2の被係止部5に対して係止される係止機構9は第2軸体10の長方向に移動自在に設けられている。また、この係止機構9は第1回動部材8の外部から操作可能かつ被係止部5に向かう付勢力を圧縮コイルバネ18から得るために、この圧縮コイルバネ18を図示のように第2軸体10に対する挿通状態で設けている。
以上の構成により、図5(b)の係止機構の係止直前の様子を示した模式図に図示したように、傾斜面9bが傾斜面5aに乗り上げる。続いて、さらに押圧すると図11(c)の係止機構の係止後の様子を示した模式図に図示したように係止するが、このとき圧縮コイルバネ18がわずかに圧縮して係止状態を維持できる。この状態から係止を解除するためには操作部9aを矢印方向に移動して係止を解除する。
また、図5(a)においてバックル組立体20には、ケース体の凸部16に潜入して位置決めが行われる凹部17がさらに形成されている。
最後に、図6(a)は短辺にバックル組立体20を設けた防水ケース1の背面図、(b)は長辺にバックル組立体20を設けた防水ケース1の背面図である。
本図において、バックル組立体20は、ケース体および蓋体30の短辺部分または長辺部分に設けられている。さらに、外部操作部60は破線図示の蝶番131が存在しないので容易に操作できる。
以上説明したように、本発明の防水ケースによれば、光学装置と電子装置とを含む装置をケース体に装填し、蓋体の防水部でケース体との間の接合面を防水状態に維持し、ケース体の一方のケース側面に形成される第1係合部を、蓋体の一方の蓋側面に形成される第2係合部に対して係合させた後に、蓋体をケース体に対して開閉自在に軸支するとともに、蓋体をケース体に係止する係止機構を有し、ケース体の一方のケース側面に対向する他方のケース側面と、蓋体の前記一方の蓋側面に対向する他方の蓋側面との間に設けられるバックル組立体によりケース体と蓋体とを固定するとともに、係止機構の解除によりバックル組立体を介して蓋体をケース体に対して回動させ、係合を解除して蓋体を開き、装置をケース体から取り出し可能にすることができる。
ここで、ケース体2または蓋体30は、透明もしくは光透過のアクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂製であり、第1軸体7、第2軸体10、第3軸体12は、耐蝕性に優れるステンレス系の金属製であると良い。また防水部には、耐磨耗性と撥水性に優れるシリコンラバー製のOリングを用い、第1回動部材8と第2回動部材11と係止機構9はエンジニアリングプラスチック製であると良い。
なお、ケース体2と蓋体30は上記のアクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂などに代表される透明樹脂材料に代えて、ABS樹脂などの光透過性の樹脂材料や所望の顔料で着色された所定樹脂材料を用いて一体的に樹脂射出成形できる。さらに、防水ケース1の別用途としてデジタルカメラ類をゴミや湿気から保護し、さらに携帯時に思わぬ外力から保護するための使用目的で用いることもできる。
以上のように工業意匠的には斬新であり、使用上では操作性に優れた防水ケースを実現することが可能となる。
(a)は防水ケース1の蓋体30を開けた様子を示した正面図、(b)は防水ケース1の蓋体30をケース体2上で滑らせる様子を示した正面図、(c)はバックル組立体20をケース体2の他方のケース側面2cに向けて移動する様子を示した正面図である。 (a)はデジタルカメラ用の防水ケース1の外観斜視図、(b)はデジタルカメラ用の防水ケース1の左側面図である。 図2のデジタルカメラ用の防水ケース1を開いた状態を示した外観斜視図である。 図3のデジタルカメラ用の防水ケース1の蓋体30を閉じる直前の状態を示した外観斜視図である。 (a)はバックル組立体20の外観斜視図、(b)は係止機構の係止直前の様子を示した模式図、(c)は係止機構の係止後の様子を示した模式図である。 (a)は短辺にバックル組立体20を設けた防水ケース1の背面図、(b)は長辺にバックル組立体20を設けた防水ケース1の背面図である。 従来の防水ケースの構成例を示した外観斜視図である。
符号の説明
1 防水ケース
2 ケース体
2a 開口縁部
2b 一方のケース側面
2c 他方のケース側面
3 第1係合部
6 第1軸支部
7 第1軸体
8 第1回動部材
10 第2軸体
11 第2回動部材
12 第3軸体
13 第3軸支部
20 バックル組立体
30 蓋体
30b 一方の蓋側面
30c 他方の蓋側面
31 第2係合部
33 Oリング

Claims (12)

  1. 光学装置と電子装置とを含む装置を装填するケース体と、
    前記ケース体との間の接合面で防水状態を維持する蓋体と、
    前記ケース体の一方のケース側面に形成される第1係合部と、
    前記蓋体の一方の蓋側面に形成されるとともに、前記第1係合部に対して係合される第2係合部と、
    前記蓋体を前記ケース体に対して開閉自在に軸支するとともに、前記第1係合部と前記第2係合部とを係合した後に、前記蓋体を前記ケース体に係止する係止機構を有するバックル組立体と、を備え、
    前記バックル組立体を、前記ケース体の前記一方のケース側面に対向する他方のケース側面と、前記蓋体の前記一方の蓋側面に対向する他方の蓋側面との間に配置したことを特徴とする防水ケース。
  2. 前記バックル組立体は、
    前記他方のケース側面上で前記接合面の近傍に形成される第1軸支部と、
    前記第1軸支部により軸支される第1軸体と、前記他方のケース側面上の被係止部に対して係止する前記係止機構と、第2軸体とを備えた第1回動部材と、
    前記第2軸体を軸支する第2軸支部と、第3軸体とを備えた第2回動部材と、
    前記他方の蓋側面に形成されるとともに前記第3軸体を軸支する第3軸支部と、から構成されることを特徴とする請求項1に記載の防水ケース。
  3. 前記第1係合部は、前記ケース体の開口縁部から突出形成される延設部に穿設された穴部であり、
    前記第2係合部は、前記一方の蓋側面において前記延設部に合致する凹部に形成される凸部であり、
    前記第1係合部と前記第2係合部とを前記係合後に、前記接合面に直交する面を平面にすることを特徴とする請求項1または2に記載の防水ケース。
  4. 前記被係止部に対して係止される係止部は、前記第2軸体の長手方向に移動自在に設けられ、前記係止部は、前記第1回動部材の外部から操作可能かつ前記被係止部に向かう付勢力を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の防水ケース。
  5. 前記第2回動部材は、前記第1回動部材を跨ぐ形状を備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の防水ケース。
  6. 前記蓋体は前記ケース体の前記開口縁部との間で前記接合面の一部を形成する縁部を形成するとともに、前記縁部を前記開口縁部に沿わせて移動させることで、前記第2係合部を前記第1係合部に係合させることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の防水ケース。
  7. 前記縁部を前記開口縁部に沿わせて前記移動させるときに、前記装置に対する機械的干渉を防止するための形状部をさらに形成したことを特徴とする請求項6に記載の防水ケース。
  8. 前記装填された前記装置の操作部を、前記ケース体または前記蓋体の外部から操作する操作するための操作手段を、前記第1係合部と前記第2係合部の近傍に設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の防水ケース。
  9. 前記ケース体または前記蓋体は、透明もしくは光透過のアクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂製であり、
    前記第1軸体、前記第2軸体、前記第3軸体は、耐蝕性に優れるステンレス系の金属製であり、
    前記蓋体の防水部に、耐磨耗性と撥水性に優れるシリコンラバー製のOリングを用い、 前記第1回動部材と前記第2回動部材と前記係止機構は、エンジニアリングプラスチック製であることを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載の防水ケース。
  10. 前記光学装置は、レンズ鏡胴と液晶表示部とを備えたデジタルカメラであり、
    前記ケース体は、前記レンズ鏡胴を装填する鏡胴部を形成し、
    前記蓋体は、前記液晶表示部を外部から見るための表示面を備えることを特徴とする請求項8または9に記載の防水ケース。
  11. 前記バックル組立体は、前記ケース体および前記蓋体の短辺部分または長辺部分に設けられることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の防水ケース。
  12. 光学装置と電子装置とを含む装置をケース体に装填し、
    蓋体の防水部で前記ケース体との間の接合面を防水状態に維持し、
    前記ケース体の一方のケース側面に形成される第1係合部を、前記蓋体の一方の蓋側面に形成される第2係合部に対して係合させた後に、
    前記蓋体を前記ケース体に対して開閉自在に軸支するとともに、前記蓋体を前記ケース体に係止する係止機構を有し、前記ケース体の前記一方のケース側面に対向する他方のケース側面と、前記蓋体の前記一方の蓋側面に対向する他方の蓋側面との間に設けられるバックル組立体により前記ケース体と前記蓋体とを固定するとともに、
    前記係止機構の解除により前記バックル組立体を介して前記蓋体を前記ケース体に対して回動させ、前記係合を解除して前記蓋体を開き、前記装置を前記ケース体から取り出し可能にすることを特徴とする防水ケースの使用方法。
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JP2000291314A (ja) * 1999-04-01 2000-10-17 Takigen Mfg Co Ltd ウィング用ヒンジ装置

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