JP2000290115A - 澱粉食品用抗菌剤 - Google Patents

澱粉食品用抗菌剤

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JP2000290115A
JP2000290115A JP11102971A JP10297199A JP2000290115A JP 2000290115 A JP2000290115 A JP 2000290115A JP 11102971 A JP11102971 A JP 11102971A JP 10297199 A JP10297199 A JP 10297199A JP 2000290115 A JP2000290115 A JP 2000290115A
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food
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starch
present
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Takamiki Abe
高樹 阿部
Atsuro Nishina
淳良 仁科
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、リン酸塩、有機酸若しくはその塩及
びグリセリン脂肪酸エステルを組み合わせて、少量の使
用量で味覚を損なうことなく、澱粉食品に発生する広範
囲の種類の微生物に対し相乗的に生育阻害作用を示す食
用抗菌剤を提供することを目的とする。 【解決手段】リン酸塩、有機酸若しくはその塩及びグリ
セリン脂肪酸エステルを有効成分として含有することを
特徴とする澱粉食品用抗菌剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広範囲の微生物に
対して生育阻害作用を示し、特に雑多な菌に対する抗菌
性が要求される澱粉食品に適した抗菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、澱粉食品の保存性を高めるた
めに、合成又は天然の各種抗菌剤が食品に対して0.5
〜5重量%程度配合することが行われていた。合成抗菌
剤の場合は、ソルビン酸塩や安息香酸などの使用が食用
に認められており、それぞれ目的に応じて広く利用され
ている。また、天然抗菌剤についてもポリリジン、リゾ
チーム、プロタミン、香辛料抽出物などの製剤が商品化
されてきた。最近になって、合成抗菌剤は、効果は優れ
るものの安全性に疑問が残るため、安全性の高い天然抗
菌剤の需要が高まってきており、特開平5−22180
7号公報(ウド)、特開平5−123140号公報(ヒ
ノキチオール)などが知られている。現在、天然抗菌剤
としてポリリジン、リゾチーム、プロタミン、香辛料抽
出物などの製剤が上市されている。また、蒸饅頭やうど
んなどの澱粉食品には抗菌剤に、グリシン、pH調整剤な
どを組み合わせた抗菌剤が広く使用されている。これら
の抗菌剤は、価格、効力、食品の味覚に与える影響や物
性(例えばうどんの腰の強さなどの歯ざわり)への影響
といった点で、長所、短所があり、単独で蒸饅頭、うど
ん、ごはんに添加しても十分な抗菌効果を得ることがで
きなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、リン酸塩、
有機酸若しくはその塩及びグリセリン脂肪酸エステルを
組み合わせて、少量の使用量で味覚を損なうことなく、
澱粉食品に発生する広範囲の種類の微生物に対し相乗的
に生育阻害作用を示す食用抗菌剤を提供することを目的
とする。本発明は、澱粉食品、特に、半製品食品又はイ
ンスタント食品の流通過程における微生物による腐敗及
び味覚低下を防止することができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、澱粉食品
用として、味覚を低下させることがなく、雑多な菌にバ
ランス良く有効な抗菌剤を得るために、種々の抗菌剤の
組み合わせを検討した。その結果、リン酸、有機酸類及
びグリセリン脂肪酸エステルの3種の組み合わせが微量
使用量において、相剰効果が顕著であるため、澱粉食品
の味覚に変化なく抗菌作用を有効に達成できることを見
いだし、この知見に基づき本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、リン酸塩、有機酸若しくはその塩
及びグリセリン脂肪酸エステルを有効成分として含有す
ることを特徴とする澱粉食品用抗菌剤を提供するもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明をさらに詳細に説明す
る。本発明の抗菌剤が適用される澱粉食品は、澱粉を主
体とする食品であれば、特に制限無く使用することがで
き、例えば、生うどん、そば、饅頭(特に中華饅頭、蒸
饅頭等)、ご飯、おにぎり、餃子、蒸パン、パン生地等
に使用することができる。本発明抗菌剤は、これらの澱
粉食品に少量添加することで、十分な抗菌作用を発揮す
る。本発明は、リン酸塩、有機酸若しくはその塩及びグ
リセリン脂肪酸エステルを有効成分として含有し、これ
に他の所望成分及び賦形剤(若しくは増量剤)を加え
て、抗菌剤とする。澱粉食品に対して、本発明抗菌剤
は、特に制限は無いが、通常0.5〜5重量%添加され
る。本発明に用いるリン酸塩として、特に、ナトリウム
塩又はカリウム塩を使用することができ、例えばポリリ
ン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ピロリン酸ナト
リウム、ピロリン酸水素ナトリウム、ピロリン酸カリウ
ム、メタリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム、リン
酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム(結晶)
(無水)、リン酸二水素ナトリウム(結晶)(無水)、
ピロリン酸二水素二ナトリウムのうちの1種または2種
以上の混合物を使用する。本発明で用いられるリン酸塩
は、2〜40重量%好ましくは5〜30重量%を配合す
ることができる。2重量%未満では抗菌効果が発揮でき
ず、40重量%を超えると澱粉食品の物性及び味覚を悪
くする。
【0006】本発明で用いられる有機酸(無水物を含
む)又はその塩は、天然あるいは合成のアジピン酸、ク
エン酸及びクエン酸無水物、クエン酸三ナトリウム、グ
ルコノデルタラクトン、グルコン酸、コハク酸、コハク
酸一ナトリウム、コハク酸二ナトリウム、酢酸ナトリウ
ム、酢酸ナトリウム無水物、DL−酒石酸、L−酒石
酸、DL−酒石酒ナトリウム、L−酒石酸ナトリウム、
乳酸、乳酸ナトリウム、氷酢酸、フマル酸、フマル酸一
ナトリウム、DL−リンゴ酸、DL−リンゴ酸ナトリウ
ム、リン酸、DL−酒石酸水素ナトリウム、L−酒石酸
水素ナトリウム、炭酸カリウム(無水)、イタコン酸、
α−ケトグルタル酸、フィチン酸のうちの1種または2
種以上の混合物である。また、酢酸と酢酸ナトリウムを
含む製剤(粉末化酢酸)も本発明に利用できる。本発明
で用いられる有機酸又はその塩の配合量は1.5〜40
重量%、好ましくは5〜30重量%、より好ましくは1
0〜20重量%配合することができる。1.5%未満では
抗菌効果が発揮できず、40重量%を超えると他の成分
との相乗作用が弱くなり、有機酸類単体の抗菌活性と大
差がなくなるとともに、食品の味や物性を悪くする。
【0007】本発明で用いられるグリセリン脂肪酸エス
テルは、天然又は合成のグリセリン脂肪酸エステルを特
に制限無く使用することができるが、特に、グリセリン
脂肪酸エステルの脂肪酸成分が炭素数8〜14のカプリ
ル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸であるも
のを好適に使用することができる。さらに、これらの脂
肪酸のモノグリセリンモノ脂肪酸エステルが好ましく、
これらの1種又は2種以上を組み合わせて使用すること
ができる。本発明のグリセリン脂肪酸エステルとして
は、ジグリセリンのモノ若しくはジ脂肪酸エステルも使
用することができる。本発明で用いられるグリセリン脂
肪酸エステルの配合量は0.1〜20重量%好ましくは
5〜15重量%とする。0.1重量%未満では抗菌効果
が発揮できず、20重量%を超えると食品の味覚を損ね
るので好ましくない。また、本発明の抗菌剤に、他の抗
菌剤、例えばエタノール、香辛料等を、全量に対して、
0.1〜10重量%の範囲で添加することもできる。本
発明抗菌剤は、上記の成分を配合した後、賦形剤とし
て、乳糖、セルロース、デキストリン、脱脂粉乳等を全
量が100重量%になるように加えて、本発明抗菌剤と
する。賦形剤は、本発明の有効成分が澱粉食品中に均一
に分散させる役割を果たすことができる。
【0008】本発明の抗菌剤を澱粉食品に直接添加する
ことにより、バシルス サブティリス(Bacillu
s subtilis IFO−13719)、スタフ
ィロコッカス アウレウス(Staphylococc
us aureus IFO−13276)などグラム
陽性菌、エセリシア コリ(Escherichiac
oli O−80)、サルモネラ タイフィムリウム
(Salmonella typhimurium I
FO−13245)などのグラム陰性菌、サッカロマイ
セス セレヴィシエ(Saccharomyces c
erevisiae IFO−0209)、黒カビ(A
spergillus niger ATCC−627
5)、青カビ(Penicillium chryso
genum KF−97)などの真菌等、広範囲の微生
物の生育を阻害することができる。この際、本発明の抗
菌剤の添加量は、澱粉食品に対して0.01〜20重量
%、好ましくは0.1〜5重量%、より好ましくは0.5
〜2重量%とする。添加量が0.01重量%未満では、
生育阻害効果が得られず、また20重量%を超えると、
添加する食品等の味や物性を損ねるので好ましくない。
本発明の澱粉食品用抗菌剤は、対象となる食品の製造過
程の所望の段階で直接添加することができる。例えば中
華饅頭や、うどんに使用する時には、製麺の前に小麦粉
に抗菌剤を粉体混合して捏和して製麺することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、実施例、比較例及び製造例により本発
明をさらに詳しく説明する。 実施例1〜9 第1表に表示されている各成分を表示量配合して、賦形
剤としてデキストリンを100重量%になるように添加
して、各実施例の抗菌剤を調製した。
【0010】
【表1】
【0011】比較例1〜11 第2表に表示されている各成分を表示量配合して、賦形
剤としてデキストリンを100重量%になるように添加
して、各比較例の抗菌剤を調製した。
【0012】
【表2】
【0013】製造例1 中華饅頭の製造法 皮は、薄力小麦粉700重量部、強力小麦粉300重量
部に対し、上白糖50重量部、イースト20重量部、ベ
ーキングパウダー20重量部、食塩5重量部、油脂30
重量部、水570重量部を配合して製造する試験用中華
饅頭の材料に、実施例1〜9、比較例1〜11で調製し
た抗菌剤2重量部をそれぞれ添加し、それぞれ縦形ミキ
サーで捏和して作製した。あんは、ゆでたけのこ50重
量部、椎茸20重量部、もやし100重量部、刻みねぎ
30重量部、刻みしょうが30重量部、酒30重量部、
塩10重量部、馬鈴薯でんぷん5重量部、水15重量部
を材料とした。ゆでたけのこ、椎茸、もやし、刻みね
ぎ、刻みしょうが、酒、塩をクッカーで15分炒めた
後、水に溶いた馬鈴薯でんぷんを加えてさらに5分炒め
た。作製した皮に、炒めたあんを包み、それぞれ40℃
で40分間ホイロで発酵した後、105℃で8分間蒸し
て中華饅頭を調製した。 製造例2 うどんの製造方法 中力小麦粉100重量部に対し、13.5%食塩水30
重量部を配合して製造するうどんの試験サンプルに、実
施例1〜9、比較例1〜11で調製した抗菌剤1重量部
をそれぞれ添加し、それぞれ製麺機で捏和、圧延、熟
成、圧延後切断して生うどんを作製した。生うどんを沸
騰水で12分間茹でた後、水洗いしてゆで麺とした。
【0014】試験1 製造例1によって中華饅頭の皮に実施例1〜9、比較例
1〜11の抗菌剤を2重量%添加して製造した中華饅頭
に黒カビ胞子の懸濁液を表面に塗布し、30℃恒温層中
で保存し、3日後のカビの発育状態を目視によって判定
した。その結果を第3表に示した。表中の判定基準は次
の通りである。 ○=カビの発生を認めない ×=カビ発生の兆候が見られる ××=カビが十分に発生した 試験2 試験1の黒カビ胞子の懸濁液の代わりに青カビ胞子の懸
濁液を塗布して、試験1と同一の試験を行い、その結果
を第3表に示した。 試験3 製造例2の実施例1〜9、比較例1〜11の抗菌剤を1
重量%添加して製造した試験用生うどんを、温度4℃中
で、15日間保存して、5日、10日及び15日経過時
に各試験用生うどんから試料を採取して、常法の生菌数
試験によって、発生生菌数の経時変化を測定し、うどん
1g当たりに換算した一般生菌数の経時変化を第4表に
示した。生菌数試験は、4℃で保存し、それぞれの所定
の時間を経過したそれぞれのうどんから1gを採取し
て、1000mlの生理食塩水に溶かし、その溶液1mlを
標準カンテン培地に振りかけて、30℃で5日間培養し
て、カンテン培地のコロニー数を目視で数えて、うどん
1gに換算して生菌数とした。
【0015】
【表3】
【0016】
【表4】
【0017】第3〜4表より、本発明の抗菌剤が、蒸饅
頭、生うどんに対して優れた抗菌活性を示すことがわか
る。さらに、比較例の結果と実施例の結果を対比すれ
ば、本発明の3成分の薄い濃度の組み合わせにおいて、
顕著な相剰効果があり、本発明の少量の抗菌剤によって
実用的な抗菌作用が得られることを示している。
【0018】
【発明の効果】本発明の抗菌剤は、リン酸塩、有機酸若
しくはその塩及びグリセリン脂肪酸エステルを有効成分
とし、広範囲の微生物に対して各成分から予測できる生
育阻害作用を発揮することができる。その結果、少量の
添加量でも実用的に有効な抗菌作用を発揮できるので、
食品の味覚の低下を起こさない。そのため、蒸饅頭類、
うどん、ごはんなどの澱粉食品に添加することにより強
力な抗菌活性が維持でき、これらを商業的流通過程に適
用できるので、産業上有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リン酸塩、有機酸若しくはその塩及びグリ
    セリン脂肪酸エステルを有効成分として含有することを
    特徴とする澱粉食品用抗菌剤。
JP11102971A 1999-04-09 1999-04-09 澱粉食品用抗菌剤 Pending JP2000290115A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348728A (ja) * 2004-05-14 2005-12-22 Kyowa Hakko Foods Kk 畜肉エキスおよびその製造方法
JP2019058121A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 理研ビタミン株式会社 食品用静菌剤

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348728A (ja) * 2004-05-14 2005-12-22 Kyowa Hakko Foods Kk 畜肉エキスおよびその製造方法
JP4667953B2 (ja) * 2004-05-14 2011-04-13 キリン協和フーズ株式会社 畜肉エキスおよびその製造方法
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