JP2000289913A - プリンター用排紙トレイ装置 - Google Patents
プリンター用排紙トレイ装置Info
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- JP2000289913A JP2000289913A JP9748699A JP9748699A JP2000289913A JP 2000289913 A JP2000289913 A JP 2000289913A JP 9748699 A JP9748699 A JP 9748699A JP 9748699 A JP9748699 A JP 9748699A JP 2000289913 A JP2000289913 A JP 2000289913A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙の全体を確実に支持し、材料費が少なく
て安くつくと共に、補助トレイをトレイ格納部及びトレ
イ本体に簡単確実に嵌合させること。 【解決手段】 プリンター本体1の下部にトレイ格納部
2が形成され、該トレイ格納部2内に移動可能に格納さ
れた補助トレイ3Aと該補助トレイ3A内に移動可能に
嵌入されたトレイ本体3Bとからなる排紙トレイ3が設
けられたプリンター用排紙トレイ装置において、補助ト
レイ3Aが、トレイ格納部2の両側縁部とトレイ本体3
Bの両側縁部との間の間隙にそれぞれ移動可能に介在さ
れて互いに所定の間隔αをおいて平行する左右一対の枠
体3aからなっている。
て安くつくと共に、補助トレイをトレイ格納部及びトレ
イ本体に簡単確実に嵌合させること。 【解決手段】 プリンター本体1の下部にトレイ格納部
2が形成され、該トレイ格納部2内に移動可能に格納さ
れた補助トレイ3Aと該補助トレイ3A内に移動可能に
嵌入されたトレイ本体3Bとからなる排紙トレイ3が設
けられたプリンター用排紙トレイ装置において、補助ト
レイ3Aが、トレイ格納部2の両側縁部とトレイ本体3
Bの両側縁部との間の間隙にそれぞれ移動可能に介在さ
れて互いに所定の間隔αをおいて平行する左右一対の枠
体3aからなっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷した用紙を受
け取るためのプリンター用排紙トレイ装置に関する。
け取るためのプリンター用排紙トレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンター用排紙トレイ装置の技
術として特開平7−53109号公報などに記載したも
のがあり、その一例を図14に基づいて説明すると、プ
リンター本体1の下部にトレイ格納部2が形成され、該
トレイ格納部2内に移動可能に嵌入された補助トレイ3
Aと該補助トレイ3A内に移動可能に嵌入されたトレイ
本体3Bとからなる排紙トレイ3が設けられたものであ
って、プリンター本体1で印刷した用紙Pを排紙トレイ
3上に排出するようになっている。
術として特開平7−53109号公報などに記載したも
のがあり、その一例を図14に基づいて説明すると、プ
リンター本体1の下部にトレイ格納部2が形成され、該
トレイ格納部2内に移動可能に嵌入された補助トレイ3
Aと該補助トレイ3A内に移動可能に嵌入されたトレイ
本体3Bとからなる排紙トレイ3が設けられたものであ
って、プリンター本体1で印刷した用紙Pを排紙トレイ
3上に排出するようになっている。
【0003】補助トレイ3Aとトレイ本体3Bとの嵌合
手順を説明すると、図15(a)に示すように、補助ト
レイ3Aの天板部前端下面にストッパー5が突設される
と共に、トレイ本体3Bの後端上面に突起部6が突設さ
れており、同図(b)に示すように、突起部6をストッ
パー5に押し付けて補助トレイ3Aの前端開口部7を弾
性変形させて強制的に広げ、これによって、同図(c)
に示すように、トレイ本体3Bの後端を補助トレイ3A
内に嵌入させて、ストッパー5と突起部6とを係合させ
ればよい。これによって、補助トレイ3Aにトレイ本体
3Bを抜き出し不能に嵌合させることができる。また、
補助トレイ3Aとトレイ格納部2との嵌合も同様に行わ
れる。
手順を説明すると、図15(a)に示すように、補助ト
レイ3Aの天板部前端下面にストッパー5が突設される
と共に、トレイ本体3Bの後端上面に突起部6が突設さ
れており、同図(b)に示すように、突起部6をストッ
パー5に押し付けて補助トレイ3Aの前端開口部7を弾
性変形させて強制的に広げ、これによって、同図(c)
に示すように、トレイ本体3Bの後端を補助トレイ3A
内に嵌入させて、ストッパー5と突起部6とを係合させ
ればよい。これによって、補助トレイ3Aにトレイ本体
3Bを抜き出し不能に嵌合させることができる。また、
補助トレイ3Aとトレイ格納部2との嵌合も同様に行わ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
トレイ本体3Bの幅L1が小さいので、そのトレイ本体
3Bによる用紙Pの支持が不充分である。そこで、トレ
イ本体3Bの幅L1を補助トレイ3Aの幅L2とほぼ同
じ程度に広げることが考えられるが、これでは、その広
げた分だけ材料費が増加して高くつく。
トレイ本体3Bの幅L1が小さいので、そのトレイ本体
3Bによる用紙Pの支持が不充分である。そこで、トレ
イ本体3Bの幅L1を補助トレイ3Aの幅L2とほぼ同
じ程度に広げることが考えられるが、これでは、その広
げた分だけ材料費が増加して高くつく。
【0005】また、突起部6をストッパー5に押し付け
て補助トレイ3Aの前端開口部7を弾性変形させて強制
的に広げているため、その押し付けにより、突起部6及
びストッパー5が損傷されたり、前端開口部7の強度が
弾性変形によるクラックの発生により低下したりする虞
れがある。
て補助トレイ3Aの前端開口部7を弾性変形させて強制
的に広げているため、その押し付けにより、突起部6及
びストッパー5が損傷されたり、前端開口部7の強度が
弾性変形によるクラックの発生により低下したりする虞
れがある。
【0006】更に、補助トレイ3Aの前端開口部7が弾
性変形されやすいことから、トレイ本体3Bを引き出し
て突起部6がストッパー5に当てられたときに、その引
出力により前端開口部7が弾性変形されて、トレイ本体
3Bが補助トレイ3Aから抜き出されることがある。
性変形されやすいことから、トレイ本体3Bを引き出し
て突起部6がストッパー5に当てられたときに、その引
出力により前端開口部7が弾性変形されて、トレイ本体
3Bが補助トレイ3Aから抜き出されることがある。
【0007】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、用紙の
全体を確実に支持し、材料費が少なくて安くつくと共
に、補助トレイをトレイ格納部及びトレイ本体に簡単確
実に嵌合させることができるプリンター用排紙トレイ装
置を提供することを目的としている。
全体を確実に支持し、材料費が少なくて安くつくと共
に、補助トレイをトレイ格納部及びトレイ本体に簡単確
実に嵌合させることができるプリンター用排紙トレイ装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、プリンター本体の下部にト
レイ格納部が形成され、該トレイ格納部内に移動可能に
嵌入された補助トレイと該補助トレイ内に移動可能に嵌
入されたトレイ本体とからなる排紙トレイが設けられた
プリンター用排紙トレイ装置において、前記補助トレイ
が、前記トレイ格納部の両側縁部とトレイ本体の両側縁
部との間の間隙にそれぞれ移動可能に介在されて互いに
所定の間隔をおいて平行する左右一対の枠体からなるこ
とを特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、プリンター本体の下部にト
レイ格納部が形成され、該トレイ格納部内に移動可能に
嵌入された補助トレイと該補助トレイ内に移動可能に嵌
入されたトレイ本体とからなる排紙トレイが設けられた
プリンター用排紙トレイ装置において、前記補助トレイ
が、前記トレイ格納部の両側縁部とトレイ本体の両側縁
部との間の間隙にそれぞれ移動可能に介在されて互いに
所定の間隔をおいて平行する左右一対の枠体からなるこ
とを特徴としている。
【0009】上記構成によれば、補助トレイを構成する
各枠体がトレイ格納部の両側縁部とトレイ本体の両側縁
部との間の間隙にそれぞれ移動可能に介在されており、
トレイ本体の幅が補助トレイの幅とほぼ同程度に設定さ
れているから、そのトレイ本体及び補助トレイからなる
排紙トレイにより用紙の全体を確実に支持することがで
きる。また、補助トレイが互いに所定の間隔をおいて平
行する左右一対の枠体からなり、従来の補助トレイの天
板部に相当する部分がほとんど無いから、材料費が少な
くて安くつく。
各枠体がトレイ格納部の両側縁部とトレイ本体の両側縁
部との間の間隙にそれぞれ移動可能に介在されており、
トレイ本体の幅が補助トレイの幅とほぼ同程度に設定さ
れているから、そのトレイ本体及び補助トレイからなる
排紙トレイにより用紙の全体を確実に支持することがで
きる。また、補助トレイが互いに所定の間隔をおいて平
行する左右一対の枠体からなり、従来の補助トレイの天
板部に相当する部分がほとんど無いから、材料費が少な
くて安くつく。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記各枠体の前後両端に抜け止め部が設け
られており、該各枠体の後部を前記トレイ格納部内に挿
入すると共に、該両枠体の前部間に前記トレイ本体の後
部を挿入した状態で、その各枠体を側方に移動させるこ
とにより、前記各抜け止め部を前記トレイ格納部の前端
及び前記トレイ本体の後端に設けたストッパーに係合さ
せるように構成したことを特徴としている。
明において、前記各枠体の前後両端に抜け止め部が設け
られており、該各枠体の後部を前記トレイ格納部内に挿
入すると共に、該両枠体の前部間に前記トレイ本体の後
部を挿入した状態で、その各枠体を側方に移動させるこ
とにより、前記各抜け止め部を前記トレイ格納部の前端
及び前記トレイ本体の後端に設けたストッパーに係合さ
せるように構成したことを特徴としている。
【0011】上記構成によれば、補助トレイを構成する
各枠体の前後両端に設けた抜け止め部をトレイ格納部の
前端及びトレイ本体の後端に設けたストッパーに容易に
係合させることができ、その係合の際に、従来のように
強制力を必要としていないので、前記抜け止め部及びス
トッパーが損傷されたりせず、また、トレイ格納部の前
端開口部の強度を低下させることがなく、各枠体をトレ
イ格納部及びトレイ本体に確実に嵌合させることができ
る。
各枠体の前後両端に設けた抜け止め部をトレイ格納部の
前端及びトレイ本体の後端に設けたストッパーに容易に
係合させることができ、その係合の際に、従来のように
強制力を必要としていないので、前記抜け止め部及びス
トッパーが損傷されたりせず、また、トレイ格納部の前
端開口部の強度を低下させることがなく、各枠体をトレ
イ格納部及びトレイ本体に確実に嵌合させることができ
る。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記トレイ本体の両側壁後部に互
いに所定間隔をおいて一対のスリットが形成され、その
両スリットにより切り残された舌片の外側面に凸部が突
設されており、該各凸部が前記舌片の弾性変形により前
記各枠体の内側面に弾性的に圧接されていることを特徴
としている。
記載の発明において、前記トレイ本体の両側壁後部に互
いに所定間隔をおいて一対のスリットが形成され、その
両スリットにより切り残された舌片の外側面に凸部が突
設されており、該各凸部が前記舌片の弾性変形により前
記各枠体の内側面に弾性的に圧接されていることを特徴
としている。
【0013】上記構成によれば、トレイ本体の両側壁後
部に設けた凸部が各枠体の内側面に弾性的に圧接されて
いるので、そのトレイ本体を押し引きする際に動揺しな
いように円滑に移動させることができる。
部に設けた凸部が各枠体の内側面に弾性的に圧接されて
いるので、そのトレイ本体を押し引きする際に動揺しな
いように円滑に移動させることができる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記各枠体の側壁後部に凹部が形成されて
おり、該各枠体内の後部までトレイ本体の後部を押し込
んだときに、前記凹部に前記凸部が係脱可能に係合され
るようにしたことを特徴としている。
明において、前記各枠体の側壁後部に凹部が形成されて
おり、該各枠体内の後部までトレイ本体の後部を押し込
んだときに、前記凹部に前記凸部が係脱可能に係合され
るようにしたことを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、トレイ本体を各枠体内
に押し込んで、該トレイ本体の凸部を各枠体の凹部に係
脱可能に係合させることにより、そのトレイ本体を各枠
体内に不測に引き出されないように仮止めすることがで
きると共に、凸部を凹部に係合させる際のクリック感に
より仮止め状態を確認することができる。
に押し込んで、該トレイ本体の凸部を各枠体の凹部に係
脱可能に係合させることにより、そのトレイ本体を各枠
体内に不測に引き出されないように仮止めすることがで
きると共に、凸部を凹部に係合させる際のクリック感に
より仮止め状態を確認することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図面は本発明の実施の一形態であ
るプリンター用排紙トレイ装置を示すものであって、図
1及び図2は排紙トレイ3をトレイ格納部2から引き出
した状態を示し、図3は排紙トレイ3をトレイ格納部2
内に押し込んで格納した状態を示しており、その排紙ト
レイ3の補助トレイ3Aが左右一対の枠体3aからなっ
ている。図1中、8はプリンター本体1に設けた印刷機
構であって、給紙ローラ8aを回転させることにより、
給紙トレイ8b上の用紙Pが1枚だけ送りローラ8cと
押さえローラ8dとの間に送り出され、その送り出され
た用紙Pに印刷ヘッド8eにより印刷され、その印刷さ
れた用紙Pが排紙ローラ8fと押さえローラgとにより
排紙トレイ3上に排出されるようになっている。上記以
外の構成で図14に示す従来例と同一部分に同一符号を
付してその説明を省略する。
るプリンター用排紙トレイ装置を示すものであって、図
1及び図2は排紙トレイ3をトレイ格納部2から引き出
した状態を示し、図3は排紙トレイ3をトレイ格納部2
内に押し込んで格納した状態を示しており、その排紙ト
レイ3の補助トレイ3Aが左右一対の枠体3aからなっ
ている。図1中、8はプリンター本体1に設けた印刷機
構であって、給紙ローラ8aを回転させることにより、
給紙トレイ8b上の用紙Pが1枚だけ送りローラ8cと
押さえローラ8dとの間に送り出され、その送り出され
た用紙Pに印刷ヘッド8eにより印刷され、その印刷さ
れた用紙Pが排紙ローラ8fと押さえローラgとにより
排紙トレイ3上に排出されるようになっている。上記以
外の構成で図14に示す従来例と同一部分に同一符号を
付してその説明を省略する。
【0017】前記トレイ格納部2は、図3及び図4に示
すように、プリンター本体1の底面に矩形状に凹設され
ており、その前面及び下面が開放され、その両側面下縁
から内側に若干突出する左右一対の帯板部9が設けら
れ、その各帯板部9上に各枠体3aが移動可能に載置さ
れ、その後面に各枠体3aを受け止めるためのストッパ
ー片10が突設されている。
すように、プリンター本体1の底面に矩形状に凹設され
ており、その前面及び下面が開放され、その両側面下縁
から内側に若干突出する左右一対の帯板部9が設けら
れ、その各帯板部9上に各枠体3aが移動可能に載置さ
れ、その後面に各枠体3aを受け止めるためのストッパ
ー片10が突設されている。
【0018】前記各枠体3aは、図2及び図4に示すよ
うに、横断面略コ字状に形成されており、トレイ格納部
2の両側縁部とトレイ本体3Bの両側縁部との間の間隙
にそれぞれ移動可能に介在されて互いに所定の間隔αを
おいて平行に配置され、その各枠体3aの天板部前側に
トレイ本体3Bの上面に沿って内側に延びる小幅βの用
紙受け板部12が一体形成されている。
うに、横断面略コ字状に形成されており、トレイ格納部
2の両側縁部とトレイ本体3Bの両側縁部との間の間隙
にそれぞれ移動可能に介在されて互いに所定の間隔αを
おいて平行に配置され、その各枠体3aの天板部前側に
トレイ本体3Bの上面に沿って内側に延びる小幅βの用
紙受け板部12が一体形成されている。
【0019】前記トレイ本体3Bは、図3及び図4に示
すように、トレイ格納部2より若干小さい矩形枠状に形
成されており、その前壁部中央に指部を引っ掛けるため
の円弧枠部3bが形成されている。
すように、トレイ格納部2より若干小さい矩形枠状に形
成されており、その前壁部中央に指部を引っ掛けるため
の円弧枠部3bが形成されている。
【0020】上記構成によれば、図2に示すように、補
助トレイ3Aを構成する各枠体3aがトレイ格納部2の
両側縁部とトレイ本体3Bの両側縁部との間の間隙にそ
れぞれ移動可能に介在されており、トレイ本体3Bの幅
L1が補助トレイ3Aの幅L2とほぼ同程度に設定され
ているから、そのトレイ本体3B及び補助トレイ3Aか
らなる排紙トレイ3により用紙Pの全体を確実に支持す
ることができる。また、補助トレイ3Aが互いに所定の
間隔αをおいて平行する左右一対の枠体3aからなり、
従来の補助トレイ3A(図14参照)の天板部に相当す
る部分がほとんど無いから、材料費が少なくて安くつ
く。
助トレイ3Aを構成する各枠体3aがトレイ格納部2の
両側縁部とトレイ本体3Bの両側縁部との間の間隙にそ
れぞれ移動可能に介在されており、トレイ本体3Bの幅
L1が補助トレイ3Aの幅L2とほぼ同程度に設定され
ているから、そのトレイ本体3B及び補助トレイ3Aか
らなる排紙トレイ3により用紙Pの全体を確実に支持す
ることができる。また、補助トレイ3Aが互いに所定の
間隔αをおいて平行する左右一対の枠体3aからなり、
従来の補助トレイ3A(図14参照)の天板部に相当す
る部分がほとんど無いから、材料費が少なくて安くつ
く。
【0021】図5〜図7に示すように、各枠体3aの下
面後端に突起状抜け止め部14が突設されると共に、該
抜け止め部14に対向して帯板部9の内側面前端から内
側に突出するストッパー15が形成され、また、図8に
示すように、各枠体3aの側面前端から内側に折れ曲が
る抜け止め部16が設けられると共に、その抜け止め部
16に対向してトレイ本体3Bの側面後端を外側に膨出
させてストッパー17が形成されている。
面後端に突起状抜け止め部14が突設されると共に、該
抜け止め部14に対向して帯板部9の内側面前端から内
側に突出するストッパー15が形成され、また、図8に
示すように、各枠体3aの側面前端から内側に折れ曲が
る抜け止め部16が設けられると共に、その抜け止め部
16に対向してトレイ本体3Bの側面後端を外側に膨出
させてストッパー17が形成されている。
【0022】上記構成によれば、図13に示すように、
各枠体3aの後部をトレイ格納部2内に挿入して略ハ字
状に配置すると共に、該両枠体3aの前部間にトレイ本
体3Bの後部を挿入し、その各枠体3aの前部を内側に
移動させてトレイ本体3Bの両側縁部に嵌合させるだけ
で、各枠体3aの前後両端に設けた抜け止め部14,1
6をトレイ格納部2及びトレイ本体3Bの各ストッパー
15,17に容易に係合させることができ、その係合の
際に、従来のように強制力を必要としていないので、抜
け止め部14,16及びストッパー15,17が損傷さ
れたりせず、また、トレイ格納部2の前端開口部を構成
する各帯板部9の強度を低下させることがなく、各枠体
3aをトレイ格納部2及びトレイ本体3Bに確実に嵌合
させることができる(図2参照)。
各枠体3aの後部をトレイ格納部2内に挿入して略ハ字
状に配置すると共に、該両枠体3aの前部間にトレイ本
体3Bの後部を挿入し、その各枠体3aの前部を内側に
移動させてトレイ本体3Bの両側縁部に嵌合させるだけ
で、各枠体3aの前後両端に設けた抜け止め部14,1
6をトレイ格納部2及びトレイ本体3Bの各ストッパー
15,17に容易に係合させることができ、その係合の
際に、従来のように強制力を必要としていないので、抜
け止め部14,16及びストッパー15,17が損傷さ
れたりせず、また、トレイ格納部2の前端開口部を構成
する各帯板部9の強度を低下させることがなく、各枠体
3aをトレイ格納部2及びトレイ本体3Bに確実に嵌合
させることができる(図2参照)。
【0023】図9及び図10に示すように、トレイ本体
3Bの両ストッパー17の側壁に互いに所定間隔をおい
て一対のスリット19が形成され、その両スリット19
により切り残された舌片20の外側面に凸部21が突設
されており、該各凸部21が舌片20の弾性変形により
各枠体3aの内側面に弾性的に圧接されている。
3Bの両ストッパー17の側壁に互いに所定間隔をおい
て一対のスリット19が形成され、その両スリット19
により切り残された舌片20の外側面に凸部21が突設
されており、該各凸部21が舌片20の弾性変形により
各枠体3aの内側面に弾性的に圧接されている。
【0024】上記構成によれば、トレイ本体3Bの両凸
部21が各枠体3aの内側面に弾性的に圧接されている
ので、そのトレイ本体3Bを押し引きする際に動揺しな
いように円滑に移動させることができる。
部21が各枠体3aの内側面に弾性的に圧接されている
ので、そのトレイ本体3Bを押し引きする際に動揺しな
いように円滑に移動させることができる。
【0025】図11及び図12に示すように、前記各凸
部21に対向して各枠体3aの側壁後部に凹部22が貫
設され、図1に示すように、各枠体3aの前面に対向し
てトレイ本体3Bの下面前部を下方に突出させて段部2
3が形成されている。
部21に対向して各枠体3aの側壁後部に凹部22が貫
設され、図1に示すように、各枠体3aの前面に対向し
てトレイ本体3Bの下面前部を下方に突出させて段部2
3が形成されている。
【0026】上記構成において、図2に示す排紙トレイ
3の引き出し状態からトレイ本体3Bをトレイ格納部2
内に押し込むことにより、該トレイ本体3Bの凸部21
が各枠体3aの凹部22に係脱可能に係合されると共
に、そのトレイ本体3Bの段部23が各枠体3aの前面
に当接されることにより、その各枠体3aもトレイ格納
部2内に押し込まれる。これによって、図3に示すよう
に、トレイ本体3Bをトレイ格納部2内から不測に引き
出されないように仮止めすることができると共に、凸部
21が凹部22に係合される際のクリック感により仮止
め状態を確認することができる。
3の引き出し状態からトレイ本体3Bをトレイ格納部2
内に押し込むことにより、該トレイ本体3Bの凸部21
が各枠体3aの凹部22に係脱可能に係合されると共
に、そのトレイ本体3Bの段部23が各枠体3aの前面
に当接されることにより、その各枠体3aもトレイ格納
部2内に押し込まれる。これによって、図3に示すよう
に、トレイ本体3Bをトレイ格納部2内から不測に引き
出されないように仮止めすることができると共に、凸部
21が凹部22に係合される際のクリック感により仮止
め状態を確認することができる。
【0027】また、図3に示す排紙トレイ3の格納状態
からトレイ本体3Bの円弧枠部3bに指部を引っ掛けて
引っ張るだけで、そのトレイ本体3Bと各枠体3aとが
一体的にトレイ格納部2から引き出され、各枠体3aの
抜け止め部14がトレイ格納部2のストッパー15に当
たることにより、その各枠体3aの引き出しが停止さ
れ、続いて、凸部21と凹部22との係合が解除され
て、トレイ本体3Bが各枠体3aから引き出され、該ト
レイ本体3Bのストッパー17が各枠体3aの抜け止め
部16に当たることにより、そのトレイ本体3Bの引き
出しも停止される(図2参照)。
からトレイ本体3Bの円弧枠部3bに指部を引っ掛けて
引っ張るだけで、そのトレイ本体3Bと各枠体3aとが
一体的にトレイ格納部2から引き出され、各枠体3aの
抜け止め部14がトレイ格納部2のストッパー15に当
たることにより、その各枠体3aの引き出しが停止さ
れ、続いて、凸部21と凹部22との係合が解除され
て、トレイ本体3Bが各枠体3aから引き出され、該ト
レイ本体3Bのストッパー17が各枠体3aの抜け止め
部16に当たることにより、そのトレイ本体3Bの引き
出しも停止される(図2参照)。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、補助トレ
イを構成する各枠体がトレイ格納部の両側縁部とトレイ
本体の両側縁部との間の間隙にそれぞれ移動可能に介在
されており、トレイ本体の幅が補助トレイの幅とほぼ同
程度に設定されているから、そのトレイ本体及び補助ト
レイからなる排紙トレイにより用紙の全体を確実に支持
することができる。また、補助トレイが互いに所定の間
隔をおいて平行する左右一対の枠体からなり、従来の補
助トレイの天板部に相当する部分がほとんど無いから、
材料費が少なくて安くつく。
イを構成する各枠体がトレイ格納部の両側縁部とトレイ
本体の両側縁部との間の間隙にそれぞれ移動可能に介在
されており、トレイ本体の幅が補助トレイの幅とほぼ同
程度に設定されているから、そのトレイ本体及び補助ト
レイからなる排紙トレイにより用紙の全体を確実に支持
することができる。また、補助トレイが互いに所定の間
隔をおいて平行する左右一対の枠体からなり、従来の補
助トレイの天板部に相当する部分がほとんど無いから、
材料費が少なくて安くつく。
【0029】請求項2記載の発明によれば、補助トレイ
を構成する各枠体の前後両端に設けた抜け止め部をトレ
イ格納部の前端及びトレイ本体の後端に設けたストッパ
ーに容易に係合させることができ、その係合の際に、従
来のように強制力を必要としていないので、前記抜け止
め部及びストッパーが損傷されたりせず、また、トレイ
格納部の前端開口部の強度を低下させることがなく、各
枠体をトレイ格納部及びトレイ本体に確実に嵌合させる
ことができる。
を構成する各枠体の前後両端に設けた抜け止め部をトレ
イ格納部の前端及びトレイ本体の後端に設けたストッパ
ーに容易に係合させることができ、その係合の際に、従
来のように強制力を必要としていないので、前記抜け止
め部及びストッパーが損傷されたりせず、また、トレイ
格納部の前端開口部の強度を低下させることがなく、各
枠体をトレイ格納部及びトレイ本体に確実に嵌合させる
ことができる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、トレイ本体
の両側壁後部に設けた凸部が各枠体の内側面に弾性的に
圧接されているので、そのトレイ本体を押し引きする際
に動揺しないように円滑に移動させることができる。
の両側壁後部に設けた凸部が各枠体の内側面に弾性的に
圧接されているので、そのトレイ本体を押し引きする際
に動揺しないように円滑に移動させることができる。
【0031】請求項4記載の発明によれば、トレイ本体
を各枠体内に押し込んで、該トレイ本体の凸部を各枠体
の凹部に係脱可能に係合させることにより、そのトレイ
本体を各枠体内に不測に引き出されないように仮止めす
ることができると共に、凸部を凹部に係合させる際のク
リック感により仮止め状態を確認することができる。
を各枠体内に押し込んで、該トレイ本体の凸部を各枠体
の凹部に係脱可能に係合させることにより、そのトレイ
本体を各枠体内に不測に引き出されないように仮止めす
ることができると共に、凸部を凹部に係合させる際のク
リック感により仮止め状態を確認することができる。
【図1】 本発明の実施の一形態であるプリンター用排
紙トレイ装置の排紙トレイ引き出し状態の側面図であ
る。
紙トレイ装置の排紙トレイ引き出し状態の側面図であ
る。
【図2】 同平面図である。
【図3】 同排紙トレイ格納状態の底面図である。
【図4】 同分解斜視図である。
【図5】 同枠体の後部とトレイ格納部との嵌合状態を
示す要部の拡大縦断面図である。
示す要部の拡大縦断面図である。
【図6】 同要部の底面図である。
【図7】 図5のA−A矢視図である。
【図8】 同枠体の前部とトレイ本体との嵌合状態を示
す要部の拡大縦断面図である。
す要部の拡大縦断面図である。
【図9】 図8のB−B矢視図である。
【図10】 図8のC−C矢視図である。
【図11】 同枠体の後部とトレイ本体の後部との嵌合
状態を示す要部の拡大縦断面図である。
状態を示す要部の拡大縦断面図である。
【図12】 図11のD−D矢視図である。
【図13】 同排紙トレイの組み立て手順を示す概略底
面図である。
面図である。
【図14】 従来例を示す斜視図である。
【図15】 (a)〜(c)は同排紙トレイの組み立て
手順を示す要部の拡大縦断面図である。
手順を示す要部の拡大縦断面図である。
1 プリンター本体 2 トレイ格納部 3 排紙トレイ 3A 補助トレイ 3B トレイ本体 3a 枠体 14 抜け止め部 15 ストッパー 16 抜け止め部 17 ストッパー 19 スリット 20 舌片 21 凸部 22 凹部
Claims (4)
- 【請求項1】 プリンター本体の下部にトレイ格納部が
形成され、該トレイ格納部内に移動可能に嵌入された補
助トレイと該補助トレイ内に移動可能に嵌入されたトレ
イ本体とからなる排紙トレイが設けられたプリンター用
排紙トレイ装置において、前記補助トレイが、前記トレ
イ格納部の両側縁部とトレイ本体の両側縁部との間の間
隙にそれぞれ移動可能に介在されて互いに所定の間隔を
おいて平行する左右一対の枠体からなることを特徴とす
るプリンター用排紙トレイ装置。 - 【請求項2】 前記各枠体の前後両端に抜け止め部が設
けられており、該各枠体の後部を前記トレイ格納部内に
挿入すると共に、該両枠体の前部間に前記トレイ本体の
後部を挿入した状態で、その各枠体を側方に移動させる
ことにより、前記各抜け止め部を前記トレイ格納部の前
端及び前記トレイ本体の後端に設けたストッパーに係合
させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の
プリンター用排紙トレイ装置。 - 【請求項3】 前記トレイ本体の両側壁後部に互いに所
定間隔をおいて一対のスリットが形成され、その両スリ
ットにより切り残された舌片の外側面に凸部が突設され
ており、該各凸部が前記舌片の弾性変形により前記各枠
体の内側面に弾性的に圧接されていることを特徴とする
請求項1または2記載のプリンター用排紙トレイ装置。 - 【請求項4】 前記各枠体の側壁後部に凹部が形成され
ており、該各枠体内の後部までトレイ本体の後部を押し
込んだときに、前記凹部に前記凸部が係脱可能に係合さ
れるようにしたことを特徴とする請求項3記載のプリン
ター用排紙トレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9748699A JP2000289913A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | プリンター用排紙トレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9748699A JP2000289913A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | プリンター用排紙トレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000289913A true JP2000289913A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14193615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9748699A Pending JP2000289913A (ja) | 1999-04-05 | 1999-04-05 | プリンター用排紙トレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000289913A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005255350A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2015193450A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | ブラザー工業株式会社 | シートトレイ及びシート搬送装置 |
-
1999
- 1999-04-05 JP JP9748699A patent/JP2000289913A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005255350A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2015193450A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | ブラザー工業株式会社 | シートトレイ及びシート搬送装置 |
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