JP2000289675A - 自転車及びその使用方法 - Google Patents

自転車及びその使用方法

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JP2000289675A
JP2000289675A JP9941899A JP9941899A JP2000289675A JP 2000289675 A JP2000289675 A JP 2000289675A JP 9941899 A JP9941899 A JP 9941899A JP 9941899 A JP9941899 A JP 9941899A JP 2000289675 A JP2000289675 A JP 2000289675A
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JP
Japan
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section
handle
bicycle
horizontal
pedal
Prior art date
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Pending
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JP9941899A
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English (en)
Inventor
Susumu Yoshida
侑 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKENAKA KOGYO KK
Original Assignee
TAKENAKA KOGYO KK
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  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車に乗るときは通常の形状と機能を発揮
することができ、駐輪するときはその幅を半減させて多
数台駐輪することができる自転車及びその使用方法を提
供する。 【解決手段】 前輪12の水平径方向に対してハンドル
10の水平長さ方向が互いに直交する位置と互いに平行
となる位置の各々において固定・離脱可能とすると共
に、左右各々のペダル30の水平長さを可変とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人が移動したり小
さな荷物を運んだりするときに乗って運転して用いる自
転車及びその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自転車の基本的構造としては、
車体フレーム、前後車輪、ハンドル、サドル、
ギヤクランク、ペダル、ブレーキ、その他の部品
から成っており、各部品を機械的に連結して組立てるこ
とにより製造されている。
【0003】また、成人用の標準的な自転車の幅に影響
を与えている部分は、一番広い部分がハンドルで約60
cm位、次がペダルで左右両端間が約40cm位、その
他の部分が30cm以下となっている。このような自転
車を、鉄骨を折り曲げて作ったラック又はハンガー等の
装置を利用して駐輪又は格納する場合、自転車の転倒防
止のための固定は、前輪又は後輪の両側を支えることに
より行われるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自転車においては、駐輪時又は格納時に自転
車が互いに隣合う間隔は、ハンドルバーの長さによりほ
ぼ決まるが、ラックの標準間隔は約60cm以上となっ
ている。このため、自転車の平面投影面積の割には駐輪
スペースが非効率的に広くなっており、自転車間の間隔
も非効率的に長くなっている。
【0005】これを解消するため従来のラック装置等に
おいては、隣合う自転車の前輪の高さを一台置きに高く
して、隣合うハンドルバーが相互に干渉しないようにし
て自転車の間隔を短縮しているものもある。しかし、高
い方のラックに自転車の前輪を持ち上げて乗せる労力が
かかり面倒である等の諸々の問題があり、ラック装置等
の利用率が低下しているという問題があった。
【0006】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、自
転車に乗るときは通常の形状と機能を発揮することがで
き、駐輪するときはその幅を半減させて多数台駐輪する
ことができる自転車及びその使用方法を提供することを
課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による自転車は、前輪の水平径方向に対して
ハンドルの水平長さ方向が互いに直交する位置と互いに
平行となる位置の各々において固定・離脱可能とすると
共に、左右各々のペダルの水平長さを可変とした構成と
するものである。
【0008】このような自転車によれば、自転車に乗る
ときは、前輪の水平径方向に対してハンドルの水平長さ
方向が互いに直交する位置で固定すると共に、ペダルの
水平長さを長く伸びた状態にし、駐輪するときは、前輪
の水平径方向に対してハンドルの水平長さ方向が互いに
平行となる位置で固定すると共に、ペダルの水平長さを
短縮した状態にすることができる。このため、自転車に
乗るときは通常の形状と機能を発揮することができ、駐
輪するときはその幅を半減させて多数台の自転車を駐輪
させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1ないし図9
は、本発明による自転車及びその使用方法の第1の実施
の形態について説明するために参照する図である。
【0010】図1において、自転車のハンドル10は、
前輪12の水平径方向C1に対して、従来はハンドル1
0の長さ方向C2が常に互いに直交する位置に固定され
ている。ところがこの第1の実施の形態におけるハンド
ル10は、その長さ方向C2が、前輪12の水平径方向
1に対して直交する位置から、図中2点鎖線で示すよ
うに、互いに平行となる位置に迄回動してそこで固定す
ることができるようになっている。
【0011】すなわち、ハンドル10と、そのハンドル
10を上端部で支持し上下方向に伸びる支柱フレーム1
4との間には、図2に示すような回動機構16が設けら
れている。回動機構16の環状部18はハンドル10の
中央部に一体的に連結されており、回動機構16のディ
スク部20は支柱フレーム14の上端部に一体的に固定
して設けられている。
【0012】ディスク部20には、その円周方向に90
°間隔で3つの溝部20aが形成されている。環状部1
8のハンドル10との連結部18aの軸線部には、その
先端部22aがディスク部20の溝部20aに係合可能
なロッド状の係合部材22がその軸方向に往復動可能に
設けられている。
【0013】環状部18の連結部18a内には筒状の支
持部材24が設けられ、係合部材22の長さ中央部が支
持部材24のガイド孔24a内を摺動自在となってい
る。係合部材22の後端取手部22bと支持部材24の
後端面との間には、圧縮コイルスプリング26が係合部
材22に巻き付けられて設けられている。
【0014】環状部18の連結部18aの図中右側には
カギ28が設けられており、このカギ28を施錠するこ
とにより、その移動先端部28aが係合部材22の長さ
途中に形成された係止凹部22cに係止すると、係合部
材22はその長さ方向に移動できなくなるようにロック
される。
【0015】一方、自転車のペダル30は、図3ないし
図5に示すように、その長さ中央部で2つのペダル部3
0a,30bに分割されていて、図5に示すようにその
外側のペダル部30bは軸ピン32を中心に回動可能と
なっている。
【0016】すなわち、ペダルアーム34の先端部には
それに直交する水平方向に伸びるペダル軸部材36が設
けられており、このペダル軸部材36にはペダル部30
aが回転自在に設けられている。ペダル部30aの両側
部には軸ピン32を介してペダル部30bの2本の板状
アーム30cが回動可能に連結されている。また、ペダ
ル30のペダル部30a,30bには、図6,図7,図
9に示すように、下面側に錘(おもり)部40が設けら
れている。
【0017】このような構成の自転車の使用方法につい
て、以下に説明する。図1において、自転車に乗るとき
はハンドル10は、その長さ方向C2が前輪12の水平
径方向C1に対して直交する、実線で示す位置にする。
すなわち図2に示すように、係合部材22の先端部22
aがディスク部20の3つの溝部20aのうちの真中の
溝部20aに係合した状態にする。
【0018】自転車を駐輪するときは、係合部材22の
後端取手部22bを、圧縮コイルスプリング26のバネ
力に抗して、それを圧縮させながら引張ることにより、
その係合部材22の先端部22aを、ディスク部20の
真中の溝部20aから引き抜いて離脱させる。
【0019】そして、図1に2点鎖線で示すようにハン
ドル10を時計回り方向に90°回動させてから、圧縮
コイルスプリング26のバネ力により係合部材22の先
端部22aをディスク部20の図2中右側の溝部20a
に突入させて係合させる。
【0020】そしてカギ28を掛けて、その移動先端部
28aを係合部材22の係止凹部22cに係止させるこ
とにより、カギ28を解錠しない限り、ハンドル10を
元の位置に戻すように回動させることができないように
ロックすることができる。
【0021】またペダル30は、自転車に乗るときは、
図3,図4に示すようにその全長(図中左右方向の長
さ)を長くし、自転車を駐輪するときは、図5に示すよ
うに、ペダル部30bを矢印F方向に回動させて、ペダ
ル30の水平長さを半減させるよう短縮することができ
る。このため、自転車に乗るときは通常の形状と機能を
発揮することができ、駐輪するときはその幅を半減させ
て、より多くの台数の自転車を駐輪することができる。
【0022】またペダル30は、そのペダル部30a,
30bの下面側に錘部40が設けられているため、常に
その錘部40が下側にきて、その錘部40と反対側の平
面部が上面側にくるので、靴の裏が必ずペダル30の上
面側の平面部に当って、足でスムースに自転車のペダル
30をこぐことができる。
【0023】なお、前記実施の形態においては駐輪時に
ハンドル10を時計回り方向に回動させる場合について
説明したが、駐輪時の周囲の状況によりハンドル10を
時計回り方向に回動させることができない場合は、或は
できる場合でも、ハンドル10を反時計回り方向に回動
させるようにしてもよい。
【0024】また、前記実施の形態においては図2に示
すようなカギ28を用いたが、カギの種類は図2のもの
に限定されず、どのような種類のものでもよいことはい
うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自転車及
びその使用方法によれば、自転車に乗るときは、前輪の
水平径方向に対してハンドルの水平長さ方向が互いに直
交する位置で固定すると共に、ペダルの踏み部を水平一
直線状に伸びた状態にし、駐輪するときは、前輪の水平
径方向に対してハンドルの水平長さ方向が互いに平行と
なる位置で固定すると共に、ペダルの踏み部を2つに折
り畳んで垂下した状態にすることができる。このため、
自転車に乗るときは通常の形状と機能を発揮することが
でき、駐輪するときはその幅を半減させて多数台の自転
車を駐輪させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自転車の概略
平面図である。
【図2】図1の回動機構16の拡大水平断面図である。
【図3】図1のペダル30の側面図である。
【図4】図1のペダル30の平面図である。
【図5】図1のペダル30の動作を示す側面図である。
【図6】図3におけるペダル30のD−D線断面図であ
る。
【図7】図5におけるペダル部30aのA−A線断面図
である。
【図8】図5における板状アーム30cのB−B線断面
図である。
【図9】図5におけるペダル部30bのC−C線断面図
である。
【符号の説明】
10 ハンドル 12 前輪 14 支柱フレーム 16 回動機構 18 環状部 18a 連結部 20 ディスク部 20a 溝部 22 係合部材 22a 先端部 22b 後端取手部 22c 係止凹部 24 支持部材 24a ガイド孔 26 圧縮コイルスプリング 28 カギ 28a 移動先端部 30 ペダル 30a,30b ペダル部 30c 板状アーム 32 軸ピン 34 ペダルアーム 36 ペダル軸部材 40 錘部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪の水平径方向に対してハンドルの水
    平長さ方向が互いに直交する位置と互いに平行となる位
    置の各々において固定・離脱可能とすると共に、 左右各々のペダルの水平長さを可変としたことを特徴と
    する自転車。
  2. 【請求項2】 前輪の水平径方向に対してハンドルの水
    平長さ方向が互いに直交する位置と互いに平行となる位
    置の各々において固定・離脱可能とすると共に、 左右各々のペダルの水平長さを可変とした自転車を用い
    て、 自転車に乗るときは、前輪の水平径方向に対してハンド
    ルの水平長さ方向が互いに直交する位置で固定すると共
    に、 ペダルの踏み部の長さを長く伸びた状態にし、 駐輪するときは、前輪の水平径方向に対してハンドルの
    水平長さ方向が互いに平行となる位置で固定すると共
    に、 ペダルの踏み部の長さを短縮した状態にするようにした
    ことを特徴とする自転車の使用方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2820106A1 (fr) * 2001-01-30 2002-08-02 Laurent Gerard Durand Dispositif assurant la rotation et le verrouillage du guidon de velo sans intervenir sur l'axe de direction
KR100972990B1 (ko) 2010-02-04 2010-07-29 에스에스오토엔지니어링(주) 자전거의 크랭크 암 위치조절 장치
WO2021111072A1 (fr) * 2019-12-05 2021-06-10 Arnaud Ballu Engin de loisirs à guidon escamotable

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