JP2000288854A - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JP2000288854A
JP2000288854A JP11102536A JP10253699A JP2000288854A JP 2000288854 A JP2000288854 A JP 2000288854A JP 11102536 A JP11102536 A JP 11102536A JP 10253699 A JP10253699 A JP 10253699A JP 2000288854 A JP2000288854 A JP 2000288854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
clamp arm
tip
movable
movable clamp
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11102536A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Konno
三男 金野
Hideaki Uchikawa
秀昭 内川
Ichiro Oshima
一郎 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】固定クランプアーム3と可動クランプアーム4
とを備え、可動クランプアーム4の閉じ動作で固定クラ
ンプアーム3との間にワークWを挟持するクランプ装置
において、クランプアームを交換することなく、ワーク
Wの機種変更に対処し得るようにする。 【解決手段】両クランプアーム3,4に、ワークWに当
接する各チップ9,10を取付け、各チップ9,10の
先端部9d,10dを半球面に形成する。これにより、
ワークWの形状に係わりなくワークWを把持できる。こ
こで、各チップ9,10の先端部9d,10dはワーク
Wに当初点接触することになり、そのためワークWに作
用する面圧が高くなり、その後の加圧でワークW表面に
局部的な窪みが容易に形成される。そして、この窪みに
各チップ9,10の先端部9d,10dが係合して、ワ
ークWの位置ずれが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークを挟持する
クランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クランプ装置は、固定クランプアーム
と、加圧シリンダにより開閉動作される可動クランプア
ームとを備え、可動クランプアームの閉じ動作で固定ク
ランプアームとの間にワークを挟持するように構成され
ている。
【0003】そして、従来は、ワークに当接する各クラ
ンプアームの先端部をワークの把持部分の形状に合致す
る形状に形成し、ワークの位置ずれを防止できようにし
ているが、これでは、ワークの機種毎にクランプアーム
が専用化されてしまい、ワークの機種変更に対処できな
くなる。
【0004】そこで、従来、特開昭62−157743
号公報により、クランプアームを交換自在として、ワー
クの機種変更に対処し得るようにしたものも知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報のクランプ装
置では、ワークの機種に応じた複数のクランプアームを
用意しておく必要があってコストがかかると共に、クラ
ンプアームの交換に多少とも時間がかかり、生産性の向
上を図る上で問題になっている。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、クランプアー
ムを交換することなく、ワークの機種変更に対処し得る
ようにした汎用性に優れたクランプ装置を提供すること
を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明では、固定クランプアームと、加圧シリンダによ
り開閉動作される可動クランプアームとを備え、可動ク
ランプアームの閉じ動作で固定クランプアームとの間に
ワークを挟持するクランプ装置において、両クランプア
ームに夫々ワークに当接するチップを取付け、各チップ
の先端部を半球面に形成している。
【0008】本発明によれば、各クランプアームが半球
面状のチップの先端部でワークに当接するため、ワーク
の形状に係わりなくワークを把持できる。 ここで、チ
ップ先端部はワークに当初点接触することになり、その
ためワークに作用する面圧が高くなり、その後の加圧で
ワーク表面に局部的な窪みが容易に形成される。 そし
て、この窪みにチップの先端部が係合して、ワークの位
置ずれが防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、ワークWを挟持するクラ
ンプ装置を示している。 このクランプ装置は、治具1
に固定されるブラケット2と、ブラケット2に固定され
る下側の固定クランプアーム3と、固定クランプアーム
3に対向する上側の可動クランプアーム4とを備えてい
る。 可動クランプアーム4は、ブラケット2の頂部に
ピン5で揺動自在に軸支されている。 そして、ブラケ
ット2の下部にピン6で揺動自在に軸支される加圧シリ
ンダ7を設け、加圧シリンダ7から上方にのびるピスト
ンロッド7aの上端部を可動クランプアーム4の尾端部
にピン8を介して連結している。 かくて、加圧シリン
ダ7の上部ポート7bにエア等の流体を供給してピスト
ンロッド7aを下動させれば、可動クランプアーム4が
開き動作され、また、加圧シリンダ7の下部ポート7c
に流体を供給してピストンロッド7aを上動させれば、
可動クランプアーム4が閉じ動作され、固定クランプア
ーム3との間にワークWが挟持される。
【0010】各クランプアーム3,4には、夫々、ワー
クWに当接するチップ9,10が取付けられている。
各チップ9,10には、各クランプアーム3,4のチッ
プ取付面に着座するフランジ部9a,10aと、各クラ
ンプアーム3,4に形成した透孔に貫通する軸部9b,
10bとが形成されており、軸部9b,10bの尾端の
ねじ部にナット9c,10cを締め込んで各チップ9,
10を各クランプアーム3,4に取付けている。
【0011】各チップ9,10の先端部9d,10dは
半球面に形成されており、かくて、可動クランプアーム
4の閉じ動作でワークWが固定クランプアーム3のチッ
プ9の先端部9dの1点と可動クランプアーム4のチッ
プ10の先端部10dの1点との間に挟持されることに
なり、ワークWの形状に係わりなくワークWを把持する
ことができる。
【0012】ここで、各チップ9,10の先端部9d,
10dはワークWに当初点接触することになり、そのた
めワークWに作用する面圧が高くなり、その後の加圧で
ワークW表面に局部的な窪みが容易に形成される。 そ
して、この窪みに各チップ9,10の各先端部9d,1
0dが係合して、ワークWの位置ずれが防止される。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、クランプアームを交換することなく、ワーク
の機種変更に対処でき、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のクランプ装置の側面図
【符号の説明】 3 固定クランプアーム 4 可動クランプアーム 7 加圧シリンダ 9,10 チップ 9d 先端部 10d 先端部 W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 一郎 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3C016 CC02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定クランプアームと、加圧シリンダに
    より開閉動作される可動クランプアームとを備え、可動
    クランプアームの閉じ動作で固定クランプアームとの間
    にワークを挟持するクランプ装置において、両クランプ
    アームに夫々ワークに当接するチップを取付け、各チッ
    プの先端部を半球面に形成することを特徴とするクラン
    プ装置。
JP11102536A 1999-04-09 1999-04-09 クランプ装置 Withdrawn JP2000288854A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101879686A (zh) * 2010-06-18 2010-11-10 无锡威华电焊机制造有限公司 倒棱机的上料夹紧机构
CN104759906A (zh) * 2015-03-17 2015-07-08 黄春凤 一种飞轮壳用工装夹具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101879686A (zh) * 2010-06-18 2010-11-10 无锡威华电焊机制造有限公司 倒棱机的上料夹紧机构
CN101879686B (zh) * 2010-06-18 2012-08-22 无锡威华电焊机制造有限公司 倒棱机的上料夹紧机构
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