JP2000287878A - 脱臭エアーカーテン付きポータブルトイレ - Google Patents
脱臭エアーカーテン付きポータブルトイレInfo
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Abstract
よく脱臭できる脱臭エアーカーテン付きポータブルトイ
レを提案する。 【解決手段】 ポータブルトイレの器体の上面開口に着
脱自在に装架される脱臭用バケット内に汚物受けバケッ
トを懸架して内外二重のバケット構造とし、両バケット
間に形成される空気通路の上端には空気吸引口を開設し
て脱臭用バケット底部に形成した空気排出口と連通せし
め、該空気排出口には上記空気吸引口から吸引した空気
を外部に排出する吸気用ファンと空気脱臭する手段及び
又は空気を分解する手段を設け、器体の上記上面開口に
は上記吸引口からの空気の吸引により生起される空気流
によってその全面を覆うエアーカーテンが形成されるよ
うにしたことを特徴とする。
Description
気を外部に漏らさず、しかも効率良く脱臭できるように
した。ポータブルトイレに関するものである。
体力的に弱っている老人や、身体障害者あるいは病気や
事故による患者は、通常のトイレに行くことができず、
やむを得ずベッドのそばにポータブルトイレを置いて使
用する。
そばで使用するために一般には簡単なバケット形の構造
である。従って、かかるバケット中に排泄された便の臭
気は、これを後始末する者に苦痛を与え、またそこから
四散する悪臭のために他の患者や介護者に不快感を与
え、このような構造のトイレを使用せざるを得ない者自
身の精神的な苦痛も大きくなる。特に、介護者の人手が
少ない最近では、便が排泄された便器を直ちに処理する
ことができず、かかる苦痛と不快感は更に大きくなる。
のバケット形のポータブルトイレに近い形状で、使用方
法も同様でありながら、排泄された便の臭気を外部に漏
らさず、効率よく脱臭できるポータブルトイレを提案す
るものである。
イレの便座下に装架するバケットを内外二重のバケット
構造として、両バケット間に空気通路を形成し、該空気
通路上端に空気吸引口を開口し、吸気用ファンによって
該空気吸引口から空気を吸引することにより、バケット
上面にその全面にわたってエアーカーテーンを形成して
便の臭気を外部に漏らさないようにし、また空気排出口
には空気を脱臭及び又は分解する手段を設けるようにし
たものである。以下、本発明の実施形態を図により説明
する。
イレの一例を示すもので、1は底面が開放されたポータ
ブルトイレの便器本体となる器体で、該器体1は上面が
ほぼ楕円形に開口2する全体として縦型の筒状をなす。
この楕円形の開口2の長軸方向の一端に隣接した器体1
の上面上に設けられたヒンジ3に便座4の基部が軸支さ
れて該便座4が起倒自在となっている。
着脱自在に装架されて器体1内で浮かすように支持され
た脱臭用バケットであり、該バケット5の底面中央部に
は筒型の空気排出口6が形成されている。
小さくしてほぼ同形の有底の汚物受けバケットで、該バ
ケット7上縁の要所には外方へ向けて突出する係合片
(図3に示す符号8)が形成されていて(図1〜2には
図示せず)、この係合片の位置に合致するように脱臭用
バケット5上面内周縁に内方へ向けて突出形成された支
持片(図3に示す符号9)上に懸架することにより(図
1〜2には図示せず)、該汚物受けバケット7が脱臭用
バケット5内で浮くように装架され、両バケット5,7
の周側面及び底面間に形成される隙間が空気通路10と
なり、上記汚物受けバケット7上縁の上記した係合片8
が設けられていないある程度の開口長さを有する開口部
分を空気吸引口11として上記空気通路10に連通す
る。
では、この空気吸引口11が前後左右の計4個所設けら
れていて、四方から空気を強力に吸引するようになって
いる。
出口6内の中間部には吸気用の電動ファン12が取付け
られ、その下側には活性炭を充填した活性炭カートリッ
ジ13が交換可能に取付けられている。14は吸気用フ
ァン12の上側に配設されたオゾン発生器である。
トイレの吸気用ファン12とオゾン発生器14は外部電
源によって作動し、スイッチ(図示せず)操作によりオ
ン/オフされるようにし、例えば使用者が便座4に着座
するとその自重によって自動的にスイッチオンし、便座
4から離れても所定時間はスイッチオフしないように構
成することもできる。
てこれに着座し、吸気用ファン12とオゾン発生器14
を作動させる。器体1の上面開口2は使用者のでん部に
よって閉塞されているので、内側の汚物受けバケット7
内の空気は外側の脱臭用バケット5との間の四方の上部
吸引口11から空気通路10内に入って下方排出口6か
ら排気される強制的な空気流が生起されることになる。
物15から発する臭気は空気通路10内に導かれ、オゾ
ン発生器14のオゾンによって分解され、続いて活性炭
カートリッジ13の活性炭によって脱臭された後、排出
口6から 無臭の空気として放出される。
も、強力な吸気用ファン12がオゾン発生器14と共に
その後も作動し続けるようにすることにより、気体1の
上面開口2には全面にわたって四方の吸引口11へ向か
う図示のような空気流によるエアーカーテンが形成され
る。これにより、弁蓋(図示せず)が開いていても、汚
物受けバケット7の汚物15から発する臭気が外側に漏
れ出すこともないのである。
気を吸引する上部吸引口11を器体1の上面開口2の四
方に設けているが、図3〜4に図示するように、上面開
口2の後ろ側のみに吸引口11を開設するようにしても
よく、これにより後方にある空気吸引口11に向かって
上面開口2の全面を覆う空気流によるエアーカーテンを
形成することができ、汚物受けバケット7の臭気の漏洩
を防止できる。
を器体1の上面開口2の前側のみに設けて、この吸引口
11へ向かう空気流のエアーカーテンを形成するように
してもよく、さらにまた空気吸引口11を前後両側ある
いは左右両側に設けるようにしてもよい。
ト5内に懸架されているだけであるので、汚物受けバケ
ット7を取り出して該バケット7内の汚物15を捨てて
簡単に掃除することができることは勿論である。
に構成され、器体の上面開口の全面にわたって空気吸引
口へ向かう空気流によってエアーカーテンが形成される
ので、汚物受けバケット内に排泄された便の臭気は外部
に洩らすことなく遮断され、効率良く脱臭することがで
きる。
ルトイレの一例を示す説明的な断面側面図であって、図
2のA−A断面で示している。
ルトイレの他の実施例を示す説明的な断面側面図であっ
て、図4のB−B断面で示している。
ルトイレの更に他の実施例を示す説明的な断面側面図で
あって、図6のC−C断面で示している。
9)
イレの器体の上面開口に設けた脱臭用バケット内に汚物
受けバケットを懸架して内外二重のバケット構造とし、
両バケット間に空気通路を形成し、該空気通路上端に空
気吸引口を開口し、吸気用ファンによって該空気吸引口
から空気を吸引することにより、バケット上面にその全
面にわたってエアーカーテーンを形成して便の臭気を外
部に漏らさないようにし、また空気排出口には空気を脱
臭及び又は分解する手段を設けるようにしたものであ
る。以下、本発明の実施形態を図により説明する。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポータブルトイレの器体の上面開口に着
脱自在に装架される脱臭用バケット内に汚物受けバケッ
トを懸架して内外二重のバケット構造とし、両バケット
間に形成される空気通路の上端には空気吸引口を開設し
て脱臭用バケット底部に形成した空気排出口と連通せし
め、該空気排出口には上記空気吸引口から吸引した空気
を外部に排出する吸気用ファンと空気脱臭する手段及び
又は空気を分解する手段を設け、器体の上記上面開口に
は上記吸引口からの空気の吸引により生起される空気流
によってその全面を覆うエアーカーテンが形成されるよ
うにしたことを特徴とする脱臭エアーカーテン付きポー
タブルトイレ。 - 【請求項2】 前記空気吸引口は器体の上面開口の四方
に開設されてなる請求項1記載の脱臭エアーカーテン付
きポータブルトイレ。 - 【請求項3】 前記空気吸引口は器体の上面開口の前側
又は後側あるいは前後両側又は左右両側に開設されてな
る請求項1又は2記載の脱臭エアーカーテン付きポータ
ブルトイレ。 - 【請求項4】 前記空気を脱臭する手段が活性炭であ
り、前記空気を分解する手段がオゾン発生器である請求
項1記載の脱臭エアーカーテン付きポータブルトイレ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09910099A JP3334043B2 (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 脱臭エアーカーテン付きポータブルトイレ |
EP99308987A EP1020155B1 (en) | 1999-01-18 | 1999-11-11 | A portable toilet stool |
DE69921599T DE69921599T2 (de) | 1999-01-18 | 1999-11-11 | Tragbares Klosett |
US09/443,153 US6233749B1 (en) | 1999-01-18 | 1999-11-16 | Portable toilet stool having deodorizing and air-curtaining efficiencies |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09910099A JP3334043B2 (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | 脱臭エアーカーテン付きポータブルトイレ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000287878A true JP2000287878A (ja) | 2000-10-17 |
JP3334043B2 JP3334043B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=14238444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09910099A Expired - Fee Related JP3334043B2 (ja) | 1999-01-18 | 1999-04-06 | 脱臭エアーカーテン付きポータブルトイレ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3334043B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017038504A1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 株式会社Lixil | 大便器の脱臭方法、大便器および大便器の脱臭装置 |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP09910099A patent/JP3334043B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017038504A1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 株式会社Lixil | 大便器の脱臭方法、大便器および大便器の脱臭装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3334043B2 (ja) | 2002-10-15 |
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