JP2000287194A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JP2000287194A
JP2000287194A JP11093060A JP9306099A JP2000287194A JP 2000287194 A JP2000287194 A JP 2000287194A JP 11093060 A JP11093060 A JP 11093060A JP 9306099 A JP9306099 A JP 9306099A JP 2000287194 A JP2000287194 A JP 2000287194A
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Japan
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abnormality
monitoring device
image
monitoring
input
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JP11093060A
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English (en)
Inventor
Shinya Imanishi
真也 今西
Toyota Honda
豊太 本多
Junichi Seki
淳一 関
Masayoshi Kuroda
昌芳 黒田
Kenichi Hamazaki
健一 浜崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本当に(真に)異常があった場合を確度高く
検出することにより、信頼性の高い異常情報を通知する
ことが可能な、誤報の少ない(異常判定の確度の高い)
監視装置を提供すること。 【解決手段】 同一の監視場所の異常を検出するための
複数の異常検出手段をもち、異常検出手段のうちの1つ
が異常を検出して制御手段に異常を通知すると、制御手
段は、予め定められた所定時間内に、他の1つ以上の異
常検出手段からの異常通知があったか否かを判別し、所
定時間内に2つ以上の異常検出手段から異常通知があっ
た際に異常発生と認定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の異常検出装
置を含んだ監視装置に係り、特に、監視サイトの異常検
出時に、1つの異常検出装置からの異常情報だけではな
く、複数の異常検出装置の状態によって異常検出したこ
とを判別して、異常情報を通知するようにした監視装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】監視対象の画像情報が、予め取得してい
た画像情報と比較して一定以上変化したことを検出した
場合に、異常検出するようにした技術が、特開平9−2
00734号公報に記載されている。すなわち、この先
願公報においては、監視対象となる装置をテレビカメラ
で撮影し、特定のタイミングで基準画像としてメモリに
記憶しておき、特定のタイミングでテレビカメラで撮影
した画像を、メモリから読み出した基準画像と比較し
て、変化があったと判定した場合に異常検出するように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来技術では、基準画像に対する変化判定は、例えば監視
場所周辺の明るさの変化、虫等の飛来による変化等によ
っても、画像変化があったと判定し、このため、監視場
所に実際には異常が無い状態であっても、誤って異常発
生を検出するという問題が生じる。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記のような従
来技術の課題を解決し、本当に(真に)異常があった場
合を確度高く検出することにより、信頼性の高い異常情
報を通知することが可能な、誤報の少ない(異常判定の
確度の高い)監視装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の監視装置は、例えば、基準画像を取り
込み画像メモリに記憶しておき、一定時間毎に画像を取
り込んで基準画像と比較して、一定以上の変化があった
場合に画像入力を検出する画像入力検出手段と、一定レ
ベル以上の音声入力を検出した場合に音声入力を検出す
る音声入力検出手段と、一定レベル以上のセンサ入力を
検出した場合にセンサ入力を検出するセンサ入力検出手
段と、予め定められた所定時間内に、前記画像入力検出
手段、前記音声入力検出手段、及び前記センサ入力検出
手段の少なくとも2つ以上から検出情報が到来した場合
に、異常発生と認定する制御手段とを、具備した構成と
される。
【0006】本発明の監視装置の制御手段は、上記各入
力検出手段のうちの1つからの入力検出を受けた後、一
定時間以内に、他の入力検出手段からの入力検出が無い
場合は、中央監視装置への異常情報の送信処理は行わ
ず、一定時間以内に他の入力検出手段からの入力検出が
有る場合には、中央監視装置へ異常情報の送信処理を行
うことで、本当に異常があったと推定される確度の高い
場合にのみ、異常発生と認定してこれを通知する。
【0007】また、本発明の監視装置は、前記画像入力
検出手段を2つ以上設け、同じ監視場所を違った角度か
ら監視することで、例え一方の前記画像入力検出手段が
画像入力を検出したとしても、もう一方の前記画像入力
検出手段が画像入力を検出していない場合は、前記制御
手段は異常発生はなかったとして、中央監視装置への異
常情報の送信処理は行わず、2つの画像入力検出手段か
ら画像入力検出があった場合には、前記制御手段は、中
央監視装置へ異常情報の送信処理を行うことで、本当に
異常があったと推定される確度の高い場合にのみ、異常
発生と認定してこれを通知する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の1実施形
態に係る監視装置の全体ブロック構成例を示した図であ
る。図1において、100は監視装置、101は画像入
力変化を検出する画像入力検出部、102は画像データ
の符号化、復号化を行う画像コーディック部、103は
センサ入力を検出するセンサ入力検出部、104は音声
入力を検出する音声入力検出部、105は音声データの
符号化、復号化を行う音声コーディック部、106は、
画像コーディック部102から受信した画像符号化デー
タや音声コーディック部105から受信した音声符号化
データ、およびセンサ入力検出部103から受信した制
御データをパケット化し、多重分離処理を行う多重分離
部、107は通信データの変復調を行うモデム部、10
8は回線接続切断等の回線制御処理を行う回線制御部、
109は監視装置100全体のシステム制御を行う制御
部、110は電話回線、200は監視装置100から受
信した異常情報を表示する中央監視装置である。
【0009】図2は、中央監視装置200の詳細を示す
ブロック図である。図2において、201は受信した画
像データを表示する画像表示部、202は画像データの
符号化、復号化を行う画像コーディック部、203は受
信したセンサ入力検出情報を表示するセンサ入力検出表
示部、204は受信した音声データを再生出力する音声
出力部、205は音声データの符号化、復号化を行う音
声コーディック部、206はモデム部207から受信し
たパケット化データを画像符号化データ、音声符号化デ
ータ、制御データに分離する多重分離部、207は通信
データの変復調を行うモデム部、208は回線接続切断
等の回線制御処理を行う回線制御部、209は中央監視
装置200全体のシステム制御を行う制御部である。
【0010】図3は、本実施形態の監視装置100にお
いて、制御部109が異常検出する処理シーケンスをフ
ローチャートで示した図である。
【0011】図4は、画像入力検出部101の詳細を示
す図である。同図において、401は画像データを取得
する画像入力部、402は画像変化を検出するための基
準となる画像データを記憶しておく基準画像メモリ、4
03は定期的に画像入力部401が取り込んだ画像デー
タを記憶する対象画像メモリ、404は、基準画像メモ
リ402と対象画像メモリ403に記憶している画像デ
ータを比較して変化があるか否かを検出し、変化があっ
た場合は、画像データを画像コーディック部102に出
力し、画像入力検出したことを制御部109に通知する
ように動作する画像制御部である。
【0012】次に、本実施形態の監視装置100が、異
常を検出し、中央監視装置200に通知し、異常情報と
して音声データと画像データ、制御データを送受信する
動作について、図1、図2、図3及び図4を用いて説明
する。
【0013】まず最初に、本実施形態の監視装置100
の概要動作について説明する。監視装置100は、監視
場所に外部からの侵入者があった場合や、機器に異常が
発生したこと等を検出し、中央監視装置200にその内
容を正確に知らせるように動作する。その異常検出の方
法は、監視場所の画像入力変化、音声入力レベルの変
化、センサ入力等を検出して行う。監視装置100は、
設置時に、監視場所の画像変化を検出するために基準と
なる画像を取り込む処理を行う。すなわち、設置時に、
画像入力検出部101の画像制御部404は、画像入力
部401から監視場所(監視対象)の画像を取得し、基
準画像として基準画像メモリ402にメモリする。監視
装置100は、手動設定、タイマ設定、もしくは中央監
視装置200からのリモート設定等で監視モードに設定
されると、監視場所の異常検出処理を開始し、異常検出
すると自動発信し、電話回線110を介して中央監視装
置200に異常情報を送信する。
【0014】次に、本実施形態の監視装置100が、監
視モードに設定されている場合に、画像入力検出、音声
入力検出、センサ入力検出動作を行うことで、監視場所
の異常を検出する動作について説明する。
【0015】画像制御部404は、画像入力部401に
対して、一定時間毎に監視場所の画像を取得するように
制御し、これにより、画像入力部401は、取得した画
像を対象画像メモリ403にメモリし、これを画像制御
部404に通知する。これを受けて画像制御部404
は、予め基準画像メモリ402に取得しておいた基準画
像と、対象画像メモリ403に取得した対象画像とを比
較して、一定以上の画像変化を検出した場合には、制御
部109に画像入力検出を通知し、さらに、対象画像メ
モリ403に画像データを上書きしないように、画像入
力部401から取得する画像データの更新を中止するよ
うに画像入力部401を制御する。また、画像入力変化
を検出しなかった場合は、一定時間経過後、画像入力部
401に監視場所の画像を取得するように制御し、同じ
動作を繰り返す。
【0016】また、センサ入力検出部103で、一定以
上のレベルのセンサ入力を検出した場合は、制御部10
9にセンサ入力検出を通知する。また、音声入力検出部
104で、一定以上のレベルの音声入力を検出した場合
は、制御部109に音声入力検出を通知する。
【0017】なお、センサ入力検出部103に入力され
るセンサ入力としては、画像および音声情報以外の、例
えば、重量センサ、振動センサ、赤外線物体検出セン
サ、ドア開閉センサ、煙センサ、あるいは、機器に付設
した異常検出センサ等々からの検出情報が、挙げられ
る。
【0018】制御部109は、図3のステップ301
で、画像入力検出部101からの画像入力検出を受け取
ったことを確認すると、ステップ302で画像入力検出
フラグをオンに設定する。ステップ301で画像入力検
出を受信していないことを確認した場合は、次に、ステ
ップ303で音声入力検出を受信したかを判別し、受信
している場合は、ステップ304で音声入力検出フラグ
をオンに設定する。ステップ303で音声入力検出を受
信していない場合は、ステップ305でセンサ入力検出
を受信したかを判別し、受信している場合は、ステップ
306でセンサ入力フラグをオンに設定する。ステップ
305でセンサ入力検出を受信していない場合は、入力
検出は無いと判断し、もう一度最初から、各入力検出部
からの入力検出の受信がないかを確認する。
【0019】ステップ302、ステップ304、ステッ
プ306のいずれかで入力検出フラグがオンに設定され
た場合は、ステップ307に進み、一定時間内に他の入
力検出部からの受信があるかを検出するためのタイマ
が、スタートしているかどうかを確認する。今回の入力
検出が最初の入力検出の場合は、ステップ308に進ん
で、他の入力検出タイマをスタートする。既に、何らか
の入力検出を受信していて、他の入力検出を行うための
タイマがスタートしている場合は、複数の入力検出を受
信したことになるので、異常検出したと判定し、次に異
常検出情報の送信処理に移行する。ステップ308で他
の入力検出タイマをスタートした場合は、ステップ30
9に進み、他の入力検出タイマがタイムアウトしたかど
うかチェックする。タイムアウトしていない場合は、ス
テップ301へ進み、引き続き他の入力検出通知が無い
かを検出する処理を行う。タイムアウトした場合は、ス
テップ310に進み、一定時間内に他の入力検出が無か
ったので、先に検出した入力検出フラグをオフし、ステ
ップ301に戻り、もう一度最初から入力検出処理を行
う。
【0020】次に、監視装置100の制御部109が異
常を検出した場合に、中央監視装置200に自動発信
し、異常情報を送信する動作について説明する。
【0021】制御部109は、異常を検出した場合、中
央監視装置200へ異常情報の送信を行なうために、モ
デム部107に発信処理命令を出力する。これを受け
て、モデム部107は、回線制御部108を介してダイ
ヤル処理を行い、回線接続処理を行なう。中央監視装置
200が着信し回線接続すると、モデム部107は、デ
ータ通信を行うためのネゴシエーション処理を行い、デ
ータ通信モードに移行する。モデム部107は、データ
通信モードで接続完了すると、この旨を制御部109に
通知する。
【0022】制御部109は、モデム部107からデー
タ通信モードで接続した通知を受けると、画像入力検出
部101とセンサ入力検出部103と音声入力検出部1
04とへそれぞれその旨を通知し、画像コーデッィク部
102に対し、画像データを符号化処理する状態に設定
し、また、音声コーディック部105に対し、音声デー
タを符号化処理する状態に設定する。
【0023】その後、画像制御部404は、対象画像メ
モリ403にメモリした画像データを、画像コーディッ
ク部102に送信する。画像コーディック部102は、
画像データを画像符号化データに符号化すると、多重分
離部106に送信する。同様に、音声入力検出部104
は、入力された音声信号を音声データにA/D変換し
て、音声コーディック部105に送信する。音声コーデ
ィック部105は、音声データを音声符号化データに符
号化すると、多重分離部106に送信する。また、セン
サ入力検出部103がセンサ入力検出した場合は、多重
分離部106にセンサ入力検出を示す制御データを送信
する。
【0024】多重分離部106は、受信した画像符号化
データ、音声符号化データ、及びセンサ入力検出を示す
制御データを中央監視装置200へ送信するため、画像
データパケット、音声データパケット、制御パケットに
それぞれパケット化し、パケット化したデータをモデム
部107へ送信する。モデム部107は、受信したデー
タをアナログ信号に変調して、回線制御部108を経由
して電話回線110に出力する。
【0025】次に、監視装置100から送信されたデー
タを、中央監視装置200が受信する処理について説明
する。
【0026】中央監視装置200では、監視装置100
が送信したデータは、受信されると、回線制御部208
を介してモデム部207に入力される。モデム部207
は、受信したデータをアナログ信号からディジタル信号
に復調し、多重分離部206へ送信する。多重分離部2
06は、モデム部207からデータを順次受信し、受信
したデータを、音声データパケット、画像データパケッ
ト、制御データパケットの各種パケットに分離する処理
を行い、分離したデータパケットが音声データパケット
のときは音声コーディック部205へ、画像データパケ
ットのときは画像コーディック部202へ、センサ入力
検出を示す制御データパケットのときはセンサ入力検出
表示部203へ、それぞれ送信する。
【0027】音声データパケットを受信した音声コーデ
ィック部205は、受信した音声符号化データを音声デ
ータに復号化し、音声出力部204に送信する。音声出
力部204は、受信した音声データを音声信号にD/A
変換し、スピーカ等に出力し再生する。また、画像デー
タパケットを受信した画像コーディック部202は、受
信した画像符号化データを画像データに復号化し、画像
表示部201に送信する。画像表示部201は、受信し
た画像データを画像信号にD/A変換し、モニタ等に表
示する。
【0028】また、通信するデータは、音声データ、画
像データ、センサ入力検出を示す制御データとは別に、
各データの送受信の制御を行うための制御情報や、送信
したデータの受信確認用の応答情報などの制御データ
を、制御部109が多重分離部106に送信し、多重分
離部106が制御データパケットにパケット化して、中
央監視装置200へ送信する。
【0029】ここで、本実施形態では、異常検出の方法
として、画像入力検出部101、センサ入力検出部10
3、及び音声入力検出部104のそれぞれ異なる入力検
出手段の入力検出を異常検出するために使用したが、入
力検出に画像入力検出部101を2つ設置し、違った角
度から同一の監視場所の画像を取得して、それぞれ画像
入力検出を行うようにして、両方の画像入力検出部10
1が一定時間以内に制御部109に画像入力検出を通知
した場合に、制御部109が異常発生と認定するように
してもよい。あるいは、入力検出に画像入力検出部10
1を3つ以上設置し、それぞれ違った角度から同一の監
視場所の画像を取得して、それぞれ画像入力検出を行う
ようにして、少なくとも2つの画像入力検出部101
が、一定時間以内に制御部109に画像入力検出を通知
した場合に、制御部109が異常発生と認定するように
してもよい。
【0030】また、本実施形態では、同一の監視場所
を、画像入力検出部101、センサ入力検出部103、
及び音声入力検出部104で監視するようにしている
が、互いに関係付けられた複数の監視場所(例えば、通
路と、この通路の特定のドアと、この特定のドアのある
部屋等)を、複数種の入力検出部(画像入力検出部10
1、センサ入力検出部103、及び音声入力検出部10
4)、あるいは、複数の画像入力検出部101で監視
し、一定時間以内に2つの監視場所でそれぞれ入力検出
が行われた場合に、制御部109が異常発生と認定する
ようにしてもよい。
【0031】また、本実施形態では、監視装置100
が、同一の監視場所を監視する画像入力検出部101、
センサ入力検出部103、及び音声入力検出部104を
もつものとしたが、多数の監視場所をそれぞれ監視する
ための、グループ化された複数種の入力検出部(画像入
力検出部101、センサ入力検出部103、及び音声入
力検出部104)からなる組、あるいは、グループ化さ
れた複数の画像入力検出部101からなる組を、多数の
監視場所に対応する数だけ設けて、これらを統括管理す
る機能を、監視装置100に持たせても差し支えない。
【0032】また、本実施形態では、異常検出の方法と
して、任意の複数の入力検出が一定時間以内に制御部1
09に通知された場合に、異常検出として動作するよう
にしたが、異常検出条件を、特定の入力検出の組み合わ
せによって決定し、その検出条件が合致した場合に、異
常の発生と認定するようにしても構わない。
【0033】また、本実施形態では、画像入力検出部1
01において、異常検出の対象となる画像データを画像
入力部401から取得して、対象画像メモリ403にメ
モリし、画像制御部404が、基準画像メモリ402に
メモリされている画像と、対象画像メモリ403にメモ
リされている画像を比較し、一定以上の変化を検出した
場合は、対象画像メモリ403の画像更新を行わないよ
うに動作したが、複数の対象画像メモリ403を設け
て、画像変化を検出した画像データをメモリしている対
象画像メモリ403の更新は禁止するが、画像入力部4
01から定期的に入力される対象画像データは、別の空
いている対象画像メモリ403にメモリし、異常検出時
に取得した画像データを中央監視装置200に送信した
後に、異常検出以降に取得した画像データを順次中央監
視装置200に送信するようにしても構わない。
【0034】また、本実施形態では、音声データと画像
データは監視装置100から中央監視装置200への片
方向通信を行うように動作したが、双方向で通信を行う
ようにしても構わない。
【0035】また、本実施形態では、監視装置100と
中央監視装置200の通信媒体はアナログ電話回線11
0を使用し、通信するデータは、モデム部107、20
7を用いてアナログ信号に変調してデータ通信を行なう
システムとしたが、通信媒体としてISDN回線を使用
し、モデム部107、207の代わりに、ターミナルア
ダプタ、DSUを使用する形態としても良い。
【0036】また、本実施形態では、監視装置100と
中央監視装置200の通信媒体はアナログ電話回線11
0を使用し、通信するデータは、モデム部107、20
7を用いてアナログ信号に変調してデータ通信を行なう
システムとしたが、通信媒体にLANを使用し、モデム
部107、207、回線制御部108、208を使用し
ない形態としても良い。
【0037】図5は、本実施形態による監視装置100
の全体ハードウェア構成の1例を示すブロック図であ
る。同図において、501は画像データの符号化、及び
復合化を行なう画像コーディック、502は映像信号を
A/D変換する画像A/Dコンバータ、503はRO
M、504はRAM、505は全体制御を行なうCP
U、506はデータ通信を行なうモデム、507はセン
サ、508は音声信号をA/D変換する音声A/Dコン
バータ、509は音声データの符号化、及び復合化を行
なう音声コーディック、510はバス、511は電話回
線である。
【0038】図6は、本実施形態による中央監視装置2
00の全体ハードウェア構成の1例を示すブロック図で
ある。同図において、601は画像データの符号化、及
び復合化を行なう画像コーディック、602は画像デー
タを映像信号にD/A変換する画像D/Aコンバータ、
603はROM、604はRAM、605は全体制御を
行なうCPU、606はデータ通信を行なうモデム、6
07は電話回線、608は音声データを音声にD/A変
換する音声D/Aコンバータ、609は音声データの符
号化、及び復合化を行なう音声コーディック、610は
バスである。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、予め取得
した監視場所の画像と、一定時間毎に取得した監視場所
の画像とを比較したときの画像入力変化により、監視場
所の異常を検出する監視装置において、センサ入力検
出、音声入力検出等の方法でも異常検出を行い、一定時
間内に複数の入力検出があった場合に異常検出処理を行
うことで、画像の入力変化が異常によるものでない場合
に画像入力変化を検出しても、センサ入力検出、音声入
力検出が無ければ異常検出処理は行わないので、誤報を
防ぐことができ、本当に異常があった場合を確度高く検
出することが可能となる。また、上記画像入力変化によ
り監視場所の異常を検出する監視装置において、監視装
置が、監視場所を違った角度からそれぞれ画像監視し
て、複数の画像入力検出部で画像入力検出を行い、一定
時間内に複数の入力検出があった場合に異常を検出する
ことで、1つの画像の入力変化が異常によるものでない
場合の誤報を防ぐことができ、本当に異常があった場合
を確度高く検出することが可能となる。総じて、本当に
(真に)異常があった場合を確度高く検出することで、
信頼性の高い異常情報を通知することが可能な、誤報の
少ない(異常判定の確度の高い)監視装置を提供するこ
とができ、その価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る監視装置を含む監視
システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の中央監視装置の構成例を示すブロック
図である。
【図3】本発明の1実施形態に係る監視装置における、
異常検出処理の流れを示すフローチャート図である。
【図4】図1中の監視装置内の画像入力検出部の構成例
を示すブロック図である。
【図5】本発明の1実施形態に係る監視装置の全体ハー
ドウェア構成の1例を示すブロック図である。
【図6】本発明の1実施形態に係る監視装置を含む監視
システムにおける、中央監視装置の全体ハードウェア構
成の1例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 監視装置 101 画像入力検出部 102 画像コーディック部 103 センサ入力検出部 104 音声入力検出部 105 音声コーディック部 106 多重分離部 107 モデム部 108 回線制御部 109 制御部 110 電話回線 200 中央監視装置 201 画像表示部 202 画像コーディック部 203 センサ入力検出表示部 204 音声出力部 205 音声コーディック部 206 多重分離部 207 モデム部 208 回線制御部 209 制御部 401 画像入力部 402 基準画像メモリ 403 対象画像メモリ 404 画像制御部 501 画像コーディック 502 画像A/Dコンバータ 503 ROM 504 RAM 505 CPU 506 モデム 507 センサ 508 音声A/Dコンバータ 509 音声コーディック 510 バス 511 電話回線 601 画像コーディック 602 画像D/Aコンバータ 603 ROM 604 RAM 605 CPU 606 モデム 607 電話回線 608 音声D/Aコンバータ 609 音声コーディック 610 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 淳一 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所AV事業部内 (72)発明者 黒田 昌芳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 浜崎 健一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 Fターム(参考) 5C054 DA01 DA09 EA03 EG09 FC01 FF06 GB01 HA18 5C084 AA01 AA06 BB04 DD02 DD11 DD41 FF04 GG65 5C087 AA02 AA08 AA19 AA37 DD01 DD11 EE07 GG19 GG35 GG67

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の監視場所の異常を検出するための
    複数の異常検出手段と、各異常検出手段からの情報が入
    力される制御手段とを、少なくとも具備した監視装置に
    おいて、 前記制御手段は、予め定められた所定時間内に、2つ以
    上の異常検出手段から異常通知があった際に異常発生と
    認定することを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の監視装置において、 前記制御手段は、異常発生と認定したときには、受信し
    た異常内容を表示する表示手段を少なくとも設けた中央
    監視装置に対して発信処理を行い、検出した異常情報を
    通信回線を介して前記中央監視装置に送信するように動
    作することを特徴とする監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の監視装置におい
    て、 前記異常検出手段の少なくとも1つは、予め取得した画
    像情報と一定時間経過毎に取得した画像情報とを比較し
    て、一定以上の変化があった場合に前記制御手段に異常
    を通知する画像入力検出手段であることを特徴とする監
    視装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の監視装置において、 前記異常検出手段には、前記画像入力検出手段以外に、
    画像情報以外の情報によって異常を通知する異常検出手
    段が少なくとも1つ以上含まれることを特徴とする監視
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の監視装置におい
    て、 前記異常検出手段の少なくとも1つは、一定レベル以上
    の音声入力を検出した場合に、前記制御手段に異常を通
    知する音声入力検出手段であることを特徴とする監視装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の監視装置におい
    て、 前記異常検出手段の少なくとも1つは、画像情報および
    音声情報以外の情報を検出するセンサから一定レベル以
    上の入力を検出した場合に、前記制御手段に異常を通知
    するセンサ入力検出手段であることを特徴とする監視装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載の監視装置におい
    て、 前記異常検出手段の少なくとも1つは、予め取得した画
    像情報と一定時間経過毎に取得した画像情報とを比較し
    て、一定以上の変化があった場合に前記制御手段に異常
    を通知する画像入力検出手段であり、かつ、前記異常検
    出手段の少なくとも1つは、一定レベル以上の音声入力
    を検出した場合に、前記制御手段に異常を通知する音声
    入力検出手段であることを特徴とする監視装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載の監視装置におい
    て、 前記異常検出手段の少なくとも2つは、予め取得した画
    像情報と一定時間経過毎に取得した画像情報とを比較し
    て、一定以上の変化があった場合に前記制御手段に異常
    を通知する画像入力検出手段であり、それぞれの前記画
    像入力検出手段は、同一の監視場所の画像を違った角度
    から取得することを特徴とする監視装置。
  9. 【請求項9】 同一監視場所の異常を検出するための複
    数の異常検出手段と、各異常検出手段からの情報が入力
    される制御手段とを、少なくとも具備した監視装置にお
    いて、 前記制御手段は、予め定められた所定時間内に、予め定
    められた特定の組み合わせの2つの異常検出手段から異
    常通知があった際に、異常発生と認定することを特徴と
    する監視装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の何れか1つに記載の
    監視装置において、 前記制御装置は、複数箇所の監視場所の異常を検出する
    ために、各監視場所毎に設置された複数の前記異常検出
    手段からなる組を、統括管理して各監視場所の異常を監
    視することを特徴とする監視装置。
  11. 【請求項11】 監視場所の異常を検出するための複数
    の異常検出手段と、各異常検出手段からの情報が入力さ
    れる制御手段とを、少なくとも具備した監視装置におい
    て、 前記制御手段は、予め定められた所定時間内に、関連付
    けられた複数の監視場所を監視するために設けられた複
    数の異常検出手段の中の任意の2つ以上の異常検出手段
    から異常通知があった際に、異常発生と認定することを
    特徴とする監視装置。
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