JP2000286706A - アナログデジタル変換器 - Google Patents

アナログデジタル変換器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】安定したアナログデジタル変換特性を得る。 【解決手段】画素部PBから読み出した2時点のサンプル
成分の差成分VMに対して、基準電圧発生回路14から
出力され、可変する基準電圧が加算される。その変化の
途中でインバータA1の閾値をオーバーするとインバー
タA1の出力が変化し、カウンタ16のカウント値をラ
ッチ回路15がラッチする。このラッチデータは、基準
電圧の波形のスロープの途中に相当し、ラッチ回路とし
ては、差成分に見合うデジタル出力を得る。ここで基準
電圧波形を制御することによりアナログデジタル変換特
性を所望の特性にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アナログデジタ
ル変換器に関するものであり、例えば固体撮像素子に内
蔵して有効な回路である。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子に有効なアナログデジタル
変換器として、例えば特開平9−238286号公報に
記載された技術がある。しかしながら、アナログデジタ
ル変換特性としてさらなる改善が必要であることに本件
発明者は注目するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のアナログデジタ
ル変換器は、画素から直流成分に多重されて出力される
信号成分を隣接する2時点でサンプリングし、そのサン
プル成分の差成分と、デジタル値に応じて変化する基準
電圧波形とを比較し、一致したときに対応する前記デジ
タル値を出力する単一スロープ型アナログデジタル変換
器である。
【0004】しかしこのアナログデジタル変換器では、
微少な入力電圧があったときと、ある所定の電圧を超え
る入力電圧があったときの変換特性に感度の違いがあ
る。このような違いがあると、固体撮像素子を暗い環境
で使用した場合と明るい環境で使用した場合の解像度が
異なることになる。
【0005】そこでこの発明は、安定したアナログデジ
タル変換特性を得ることができるアナログデジタル変換
器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、直流成分に多重されて出力される信
号成分を隣接する2時点でサンプリングし、そのサンプ
ル成分の差成分と、デジタル値に応じて変化する基準電
圧波形とを比較し、一致したときに対応する前記デジタ
ル値を出力するアナログデジタル変換器とする。ここ
で、前記基準電圧波形のアナログデジタル変換前の期間
には、予め特定の信号期間を設ける。この信号期間は、
前記基準電圧波形のアナログデジタル変換時の単調性を
保持するとともに、前記差成分と前記基準電圧波形とを
比較する電圧比較器の出力電圧が前記差成分によらず同
一の電圧から開始されるに足りるような信号期間とする
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0008】図1において、破線で囲む部分PBは、固体
撮像素子の画素部であり、光電変換素子PDのカソード
は、直列にリセットスイッチ素子RD,読み出しスイッ
チ素子RSを介して直流電源100に接続されている。
スイッチ素子RDとRSの接続点は、電流増幅素子Q1のゲ
ートに接続されている。この電流増幅素子Q1の一方の
電極(ドレイン)は、直流電源100に接続され、他方
の電極(ソース)は、定電流源11を介して接地されて
いる。
【0009】またこの電極(ソース)は、信号出力ノー
ドとして引き出され、アナログデジタル(AD)変換部
13に導かれている。AD変換部13は、スイッチ素子
S1が入力ノードに設けられる。このスイッチ素子S1の
出力ノードは、コンデンサC1とC2の各一方の電極に接
続されている。コンデンサC2の他方の電極には、スイ
ッチ素子S2を介して基準電圧発生回路14からの基準電
圧が供給されるように構成される。コンデンサC2の他
方の電極は、インバータA1とスイッチ素子S3との並列
回路を介してラッチ回路15のゲート信号入力端に接続
されている。
【0010】ラッチ回路15には、カウンタ16からの
カウントデータが供給されている。また、このカウント
データは、基準電圧発生回路14にも供給されている。
基準電圧発生回路14は、カウントデータの値に対応し
た振幅の電圧を出力する。タイミング回路17は、各ス
イッチ素子をオンオフさせるためのタイミングパルスや
カウンタ16のリセットパルス及びクロックを出力する
回路である。
【0011】図2には、上記の回路の動作を説明するた
めの波形を示している。
【0012】リセットパルス(図2(a))によりスイ
ッチ素子RSがオンすると、電流増幅素子Q1のゲートを
高電位にする。すると電流増幅素子Q1の出力電圧Vsig
が高電位となり、次にスイッチ素子RSがオフ、スイッチ
素子S1がオンされ、更にスイッチ素子S3がオンされる。
すると、出力電圧Vsigの電位VaとVthの差電圧、つまり
(Va−Vth)がコンデンサC1に蓄えられる。Vthは、インバ
ータA1の閾値電圧である。
【0013】次に、スイッチ素子S1のオン状態は維持
し、スイッチ素子RDをオンする。つまり光電変換素子
(フォトダイオード)PDに蓄積されている信号電荷を電
流増幅素子Q1のゲートに転送する。すると、電流増幅
素子Q1の出力電圧Vsigは、信号電荷(光電変換量)に
応じた電圧となる。ここでスイッチ素子S2をオンす
る。すると、このときの出力電圧Vbと基準電圧Vsawとの
差電圧、つまり(Vb−V0)がコンデンサC2に蓄えら
れる。
【0014】次にスイッチ素子S1がオフされ、スイッ
チ素子S2のオン状態が維持され、基準電圧Vsawがカウ
ンタ16のカウント値に基づいて可変される。これによ
り基準電圧Vsawは、順次増加又は減少する。スイッチ素
子S1がオフした後は、スイッチ素子S2のみのオン状態が
維持される。
【0015】ここで、インバータA1の入力電圧Vin
を見るとVin=Vsaw+(Vb−V0)−(Va−Vth)とな
る。この式を変形するとVin=Vth+(Vb−Va)+(V
saw−V0)となる。つまりインバータA1の入力電圧Vi
nは、閾値電圧Vthと、入力電圧を2時点でサンプリン
グした電圧の電位差(Va−Vb)と、基準電圧の変化幅
(Vsaw−V0)との和となる。ここで基準電圧の変化幅
(Vsaw−V0)と,電位差(Va−Vb)との和がゼロとな
ったときに、Vin=Vth(閾値電圧)となり、イン
バータA1は反転することができる。
【0016】基準電圧の変化幅(Vsaw−V0)と,電位
差(Va−Vb)との和がゼロとなることは、(Vsaw−V
0)+(Va−Vb)=0であり、(Va−Vb)=−(Vsaw−
V0)と表わせる。図2の(g)には基準電圧Vsawの変
化の様子を示し、Vsaw−V0=V1が閾値Vthと等しく
なった場合を示している。このときは、インバータA1の
出力電圧Voutは、ハイレベルVHからローレベルVLに変化
する。
【0017】このとき、ラッチ回路15では、カウンタ
16のカウント値をラッチする。このラッチ回路15の
デジタル出力がアナログデジタル変換出力である。
【0018】上記のアナログデジタル変換器は電流増幅
素子Q1の出力側の信号線に重畳される直流成分(雑音
成分)に対しては感度を持たず、雑音低減回路として機
能する。
【0019】図3は、上記のアナログデジタル変換器の
変換特性を説明するために示した図である。理想的な変
換特性は、特性線3Aで示すように直線であるべきであ
る。しかしながら、実際には、特性線3Bで示すよう
に、入力信号のレベルが低い範囲では、変換特性の変化
傾斜が他の範囲より大きい。このような特性線3Bで示
す特性であると、薄暗い環境で被写体を撮像したとき
に、映像の白部分と黒い部分との輝度変化が激しく不自
然となる。またカラーカメラを構成した場合にはRGB
の感度が異なり、結果として色毎に非線形状が異なるた
め無彩色の被写体に着色現象が発生してしまう。
【0020】このような特性を改善するために、この変
換器では、基準電圧の波形に対して後述するような対策
を図っている。
【0021】まず、上記のような特性線3Bが生じる原
因を検討すると、図4に示すように、インバータA1と
並列に寄生容量Cpが生じていることが起因している。
【0022】ここでインバータA1の出力電圧の変化範
囲(VHとVLとの間)は有限である。インバータA1の出
力電圧が変化している途中で、インバータA1の入力静
電容量がミラー効果により大きくなる。
【0023】図5には、A1の閾値付近(出力電圧が変
換する領域)で入力静電容量が大きくなった様子を示し
ている。また図6(d)には、上記のコンデンサC1側の
入力電圧VMが、無信号時と有信号時とでどのように変
化するかを示している。無信号時には、VMとVoutは、図
6(d),図6(e)に点線で示すような関係であり、
Vthに対するクロスタイミングは、Vsawの変化開始時点
と一致する。しかし、入力信号Vbが存在するときは、VM
とVoutは、実線で示すような関係であり、図6(d)に
示すように、VMがVbまで下がる。この結果、Voutは、Vt
hに対するクロスタイミングが遅れる、そしてアナログ
デジタル変換特性はプラス方向のずれを生じる。このず
れを表わしたのが、先の図3である。
【0024】そこでこの発明では、入力信号に対する出
力デジタル値が理想的な変換特性を持つように工夫する
ものである。この発明では、図7に示すように、基準電
圧Vsawの波形を制御することにより、アナログデジタル
変換特性をマイナス方向へ全体的にシフトさせるもので
ある。これにより、変換特性の非線型な部分が使用され
るのを無くし、直線的な変換特性が得られるようにして
いる。
【0025】図8は、この発明の変換器のアナログデジ
タル変換特性である。
【0026】このような特性とするには、図7(g)の
Vsawの区間Tで示す範囲をアナログデジタル変換範囲外
の振幅とすればよい。このような振幅特性とした場合、
入力信号Vbが存在した場合,基準電圧の変化に伴いV
Mは図7(h)の実線で示すように変化する。破線は入
力信号が無い場合のVMの変化である。無信号の場合のイ
ンバータA1の出力Voutの変化は、図7(j)の破線
のように変化し時点t1で閾値に達した後、出力が反転
する。また、有信号の場合のインバータA1の出力Vout
は、図7(j)の実線のように変化し時点t1で閾値に
達した後、出力が反転する。
【0027】つまり、この発明では、基準電圧に対し
て、そのアナログデジタル変換時との単調性を保持する
とともに、入力信号(2点のサンプル電圧の差成分)と
基準電圧波形とを比較する電圧比較器(インバータ)の
出力電圧が、前記差成分の大きさによらず同一の電圧か
ら開始されるに足りる信号期間を設けている。
【0028】従って、上記の基準電圧Vsawの波形は、図
7(g)に示す波形に限らず、図9(a)のようにAD
変換範囲の前の期間Tに、AD変換期間とは変化傾斜が異
なる部分を設定してもよい。さらには図9(b)に示す
ようにAD変換範囲の前の期間Tに、パルス的な波形を
重畳してもよい。さらには、期間Tに固定振幅のランプ
波形を設けても良いし、方形波的な波形でもよい。
【0029】このような波形を得るのは容意であり、カ
ウンタ16の出力をアナログ変換する基準電圧発生器1
4において、初期状態のプリセット値を制御する方法、
さらにはD/A変換のために次々と読み出される読み出
しデータ自体の値を予め所望の波形を得られるように設
定しておくことにより可能である。
【0030】上記の実施の形態は、基準電圧の波形を制
御することにより、AD変換特性を直線とした。しかしこ
れに限らず、他の実施の形態も可能である。インバータ
A1の入出力間に寄生容量Cpが生じないように回路的に対
策することも可能である。
【0031】図10には、回路構成により寄生容量Cpの
影響を無くし、アナログデジタル変換特性を改善する例
を示している。即ち、インバータA1の入力側に直列に
バッファアンプA2を接続する。そしてバッファアンプ
A2の入力側とインバータA1の出力側との間にスイッ
チS3AとS3Bとを直列接続する。さらにスイッチS
3AとS3Bの接続点とアースライン間にスイッチS3
Cを接続する。
【0032】このような構成とし、リセット時には、ス
イッチS3A,S3Bをオンし、基準電圧Vsawが変化
するときは、スイッチS3Cがオンされて、出力電圧の
変化が入力側に及ばないようにすることができる。
【0033】しかしこの構成であると、回路規模の増
大、消費電力の増大があるので、これらの増大なく目的
を達成しようとするならば、先の実施の形態が好まし
い。
【0034】図11はこの発明のアナログデジタル変換
器を具体的に固体撮像素子の内部に組み込んだときの一
例を示す図である。この実施の形態は、固体撮像素子と
して、撮像部、ノイズキャンセル回路及び制御部を1チ
ップに構成した場合を示している。
【0035】撮像部の1つの画素ブロックPB11を代
表してその構成を説明する。この画素ブロックPB11
は、電源100と接地電位間には、直列接続されたスイ
ッチ101と受光素子102があり、スイッチ101と
受光素子102間の接続点には、増幅器103の入力端
子が接続され、この増幅器103の出力端子はスイッチ
104を介して信号導出ライン(垂直ライン)VL1に
接続されている。
【0036】画素ブロックPB11について代表して説
明したが、他の画素ブロックも同様な構成である。画素
ブロックPB12〜PBnm(m水平方向画素番号、n
垂直方向画素番号)についても同様な構成である。画素
ブロックPB11、PB12、…PB1mは、第1の水
平ライン方向の画素列を示し、画素ブロックPB21、
PB22、…PB2mは、第2の水平ライン方向の画素
列を示す。各画素ブロック内は同様な構成であるから、
同一符号を付している。各画素ブロックの垂直方向の列
は、それぞれ信号導出ライン(垂直ライン)VL1〜V
Lmに共通に接続されている。
【0037】各信号導出ラインVL1〜VLmには、そ
れぞれノイズキャンセル回路NR1〜NRmが接続され
ている。
【0038】各ノイズキャンセル回路は同じ構成である
から、1つを代表して説明する。信号導出ラインVL1
は、スイッチ2−1を介してコンデンサ3−1と4−1
の各一方の電極の接続点に接続されている。コンデンサ
3−1の他方の電極は、スイッチ5−1を介してD/A
変換器311の出力端子に接続されている。
【0039】先のコンデンサ4−1の他方の電極は、比
較器として動作するインバータ7−1の入力端子に接続
されると共に、スイッチ8−1を介してこのインバータ
7−1の出力端子に接続されている。このインバータ7
−1の出力端子は、制御部を構成するラッチ回路11−
1の駆動パルス入力端Gに接続されている。
【0040】ノイズキャンセル回路NR2に対応して、
ラッチ回路11−2が設けられている。このラッチ回路
11−2の駆動パルス入力端Gには、ノイズキャンセル
回路NR2のインバータ7−1の出力が供給されてい
る。このようにノイズキャンセル回路NR1〜NRmに
対応してラッチ回路11−1〜11−mが設けらてお
り、これらのラッチ回路11−1〜11−mは、それぞ
れ対応するノイズキャンセル回路のインバータの出力が
反転した時点で、共通のカウンタ312のカウント値を
ラッチする。このカウンタ312の出力は、D/A変換
器311にも入力されている。
【0041】各ノイズキャンセル回路NR1〜NRmの
基本動作は、図1で説明した通りであり、複数のノイズ
キャンセル回路NR1〜NRmに対して、D/A変換器
311が共有されている。カウンタ312は、水平ドラ
イブ信号HDの先頭でリセットされ、クロックCLOC
Kを計数している。この水平ドライブ信号HD及びクロ
ックCLOCKは、タイミング発生器313にも供給さ
れており、各種のスイッチ制御等のタイミング信号を生
成している。
【0042】ラッチ回路11−1〜1−mに対応して、
ラッチ回路12−1〜12−mが設けらている。これら
は、対応するラッチ回路11−1〜11−mにラッチさ
れているデジタル値を、水平ドライブ信号HDのタイミ
ングで一斉にラッチする。ラッチ回路12−1〜12−
mの出力端子は、走査スイッチ13−1〜13−mにそ
れぞれ接続されている。これらの走査スイッチ13−1
〜13−mは、1水平期間に次々とオンして、1走査分
の撮像信号のデジタル値を出力ライン70に導出する。
【0043】図12(A)〜図12(M)には上記の撮
像素子の動作例を説明するためのタイミングチャートを
示している。図12(A)は水平ドライブ信号(H
D)、図12(B)、図12(C)は、垂直ラインVL
1、Vl2の信号電圧Vin1、Vin2である。図1
2(D)はスイッチ2−1〜2−mがオンオフするタイ
ミング、図12(E)はスイッチ5−1〜5−mがオン
オフするタイミング、図12(F)はスイッチ8−1〜
8−mがオンオフするタイミングである。図12(G)
はD/A変換器311から得られる基準電圧Vrefを
示している。図12(H)と図12(I)には、インバ
ータ7−1の入力と出力を示し、図12(J)と図12
(K)には、インバータ7−2の入力と出力を示してい
る。図12(L)、図12(M)には走査スイッチ13
−1、13−2のオンオフタイミングを示している。
【0044】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によると安
定したアナログデジタル変換特性を得ることができ、良
好な撮像信号を得るのに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す図。
【図2】図1の回路の基本動作を説明するために示した
波形図。
【図3】アナログデジタル変換特性の問題点を説明する
図。
【図4】比較器に生じる問題点を説明するための図。
【図5】図4の回路の寄生容量の影響を説明する図。
【図6】アナログデジタル変換動作における問題点を波
形で説明するための図。
【図7】本発明の一実施の形態における波形を示す図。
【図8】本発明の一実施の形態によりアナログデジタル
変換を行った場合の変換特性を示す図。
【図9】本発明の一実施の形態における波形を示す図。
【図10】この発明の他の実施の形態を示す図。
【図11】この発明のアナログデジタル変換器が適用さ
れた固体撮像素子の説明図。
【図12】図11の固体撮像素子の動作を説明するため
に示した波形図。
【符号の説明】
RS…リセットスイッチ素子、RD…読み出しスイッチ素
子、PD…光電変換素子、Q1…スイッチ素子、13…アナ
ログデジタル変換部、14…基準電圧変換部、15…ラ
ッチ回路、16…カウンタ、17…タイミング回路、S
1,S2,S3…スイッチ素子、C1,C2…コンデンサ、A1…イン
バータ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流成分に多重されて出力される信号成
    分を隣接する2時点でサンプリングし、そのサンプル成
    分の差成分と、デジタル値に応じて変化する基準電圧波
    形とを比較し、一致したときに対応する前記デジタル値
    を出力する単一スロープ型アナログデジタル変換器にお
    いて、 前記基準電圧波形のアナログデジタル変換前の期間に、
    アナログデジタル変換時との単調性を保持するととも
    に、前記差成分と前記基準電圧波形とを比較する電圧比
    較器の出力電圧が前記差成分によらず同一の電圧から開
    始されるに足りる、信号期間を設けたことを特徴とする
    アナログデジタル変換器。
  2. 【請求項2】 前記基準電圧波形のアナログデジタル変
    換前の期間に設けられる波形は、前記アナログデジタル
    変換を実行する部分の波形を延長したものであることを
    特徴とする請求項1記載のアナログデジタル変換器。
  3. 【請求項3】 前記基準電圧波形のアナログデジタル変
    換前の期間に設けられる波形は、固定振幅のランプ波形
    であることを特徴とする請求項1記載のアナログデジタ
    ル変換器。
  4. 【請求項4】 前記基準電圧波形のアナログデジタル変
    換前の期間に設けられる波形は、方形波的な波形である
    ことを特徴とする請求項1記載のアナログデジタル変換
    器。
  5. 【請求項5】 前記直流成分に多重されて出力される信
    号成分は、固体撮像素子の画素から読み出された信号成
    分であることを特徴とする請求項1記載のアナログデジ
    タル変換器。
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