JP2000286573A - 管理室制御盤等の組立構造 - Google Patents

管理室制御盤等の組立構造

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JP2000286573A
JP2000286573A JP11090836A JP9083699A JP2000286573A JP 2000286573 A JP2000286573 A JP 2000286573A JP 11090836 A JP11090836 A JP 11090836A JP 9083699 A JP9083699 A JP 9083699A JP 2000286573 A JP2000286573 A JP 2000286573A
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寿幸 冨田
Tomokazu Nagata
智一 永田
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Nohmi Bosai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点検時の安全対策が十分であるとともに、異
常動作、絶縁不良等の発生を未然に防止でき、さらには
工場組立および現地作業が容易な管理室制御盤等の組立
構造を提供すること。 【解決手段】 一面が開放する方形に形成された絶縁カ
バー20の開放端縁に⊥字状に延在する複数の脚部21
を形成するとともに、前記絶縁カバー20が配設される
部位に設けた平面形状が凸形の開口30に、前記脚部2
1を挿入して方形の保護空間を形成する構成としたもの
である。また、前記絶縁カバー20は透明で着色したも
のである。さらにはモジュラージャックを配設する部位
から平行に垂設され、かつ先端に鉤形のフック部3eが
備えられた棒状の支柱3dにより、モジュラージャック
3bが固定されたプリント基板3cを挾持する構成とし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば集合住宅の管
理人室あるいは高層ビル、その他の大規模建築物等の管
理室に設置される管理室制御盤等の組立構造に関するも
ので、特に端末機器としてインターホン機能を備えた住
宅情報盤および集合玄関機などが接続され、それらの機
器の通話を制御する通話制御装置の組立構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば集合住宅の管理人室あるいは高層
ビル、その他の大規模建築物等の管理室に設置され、通
信、情報および警報等を伝達するための管理室制御盤に
おいては、内部に装備される電子部品類およびプリント
基板等は、機能性に優れ、維持管理あるいは組み立て作
業に好都合な配置とすることを主眼において設計されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の管理室制御盤は、点検作業時の不用意な接触
等に対する安全対策が十分なものではなかった。また、
内部に装備した電子部品およびプリント基板の塵埃等の
付着による汚染は、異常動作、絶縁不良等の原因となる
ので何等かの対策が必要であるが、特に対策を講じては
いなかった。
【0004】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、点検時の安全対策が十分であると
ともに、異常動作、絶縁不良等の発生を未然に防止で
き、さらには工場組立および現地作業が容易な管理室制
御盤等の組立構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の管理室制御盤等
の組立構造に係る第1の発明は、一面が開放する方形に
形成された絶縁カバーの開放端縁へ⊥字状に延在する複
数の脚部を形成するとともに、前記絶縁カバーが配設さ
れる部位に設けた平面形状が凸形の開口に、前記脚部を
挿入して方形の保護空間を形成する構成としたものであ
る。
【0006】また、第2の発明は、前記絶縁カバーが透
光性を有し、着色された構成としたものである。
【0007】また、第3の発明は、モジュラージャック
を配設する部位から平行に垂設され、かつ先端に鉤形の
フック部が備えられた棒状の支柱により、モジュラージ
ャックが固定されたプリント基板を挾持する構成とした
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1を示す斜視図および要部拡大図である。図に
おいて、20は絶縁カバーで、一面が開放する方形に形
成され、電子部品類およびプリント基板の周囲を覆って
絶縁する。21は複数の脚部で、絶縁カバーの開放端縁
から⊥字状に張り出し部21aを備えるように延在し、
この実施の形態においては長編側に2箇所づつ設けてい
る。このような絶縁カバー21は、比較的硬質で透明ま
たは透光性を有する合成樹脂により形成されている。な
お、半透明な合成樹脂を使用してもよい。
【0009】30は周囲形状が凸形に穿設された開口
で、電子部品類およびプリント基板が配設された部位の
周囲に設けられ、前記絶縁カバー20の開放した方形の
周縁に設けた脚部21の位置と整合し、狭い幅で奥行き
のある側が外に向けられている。前記開口30の最外側
間隔は、ほぼ絶縁カバー20の幅以下とする。
【0010】上記のように構成された絶縁カバー20に
おいては、絶縁カバー20の側面を両側から押圧し幅を
狭めて、脚部21を開口30の大きい幅になった位置へ
寄せて挿入する。その後、絶縁カバー20の側面からの
押圧を解除すれば、絶縁カバー20の幅は拡大する。こ
の結果、脚部20は開口30の小さい幅の位置へ移動し
て、張り出し部21aが反対側の面に抜け出るのを阻ま
れる状態が形成され、組立が完了する。なお、脚部20
は開口30に固着されていないので、取り外し自在であ
る。また、絶縁カバー20の防護範囲内において、基板
固定用のボスを数箇所設けて、一つの絶縁カバー20で
複数の基板を絶縁するようにしてもよい。
【0011】図2は上記絶縁カバー20を配設した管理
室制御盤を示す正面図、側面図および底面図である。図
において、1はキャビネット本体で、箱状に合成樹脂で
成形され、内部に回路基板および電子部品類を内蔵し、
背面が建物の壁面等に固定される。2は箱状に合成樹脂
で成形されたキャビネット扉で、前面に操作パネル3、
ハンドセット本体4、ハンドセットカバー5、押ボタン
6および表示パネル7が設けられ、内部には回路基板お
よび電子部品類が配備され、前記キャビネット本体1に
対峙して、ヒンジ9で開閉可能なように備えられる。8
はコインキーで、前記キャビネット本体1とキャビネッ
ト扉2とを施錠する。10はカールコードである。な
お、ハンドセット本体4およびハンドセットカバー5を
まとめてハンドセットまたは送受話器と呼称する。
【0012】前記キャビネット本体1は、図3および図
4に示すように、絶縁カバー20を必要とする所望位置
に開口30を設ける。絶縁カバー20は幅を狭め、前記
キャビネット本体1の内面側から絶縁カバー20の幅を
狭めて開口30に脚部21を挿入した後開放すると、脚
部20は開口30の狭い位置に移動し、背面に現れた張
り出し部21aによって抜けない状態となり、絶縁空間
が形成される。
【0013】また、前記絶縁カバー20は、透明な合成
樹脂で構成することにより、内部を透視することが可能
となり、取り外すことなく内部の状態を確認できるが、
さらに前記絶縁カバー20を着色することにより、内部
に設けた7セグメント40の発光が鮮明になり視認性が
向上し、明るい場所などで扉2をあけて、本体1内の点
検を行うときなどに便利である。
【0014】実施の形態2.前記操作パネル3は、キャ
ビネット扉2と分離独立させて、集合住宅の管理人室あ
るいは高層ビル、その他の大規模建築物の管理室等の壁
面への直付タイプおよび埋込設置タイプ、その他凡ゆる
設置型式に対応可能なようになっている。このような操
作パネル3にはハンドセット本体4が交換可能なよう
に、カールコード10をモジュラージャックで接続して
いる。
【0015】ハンドセット本体4のカールコード10の
先端に設けたモジュラージャックは、図5に示すように
モジュラージャック挿入口3aに差し込んで接続され
る。前記操作パネル3に設けたモジュラージャック挿入
口3aの裏側に備えるモジュラージャック3bは、図6
に示すように方形のプリント基板3cに固定されてい
る。なお、プリント基板3cは、本体1内に設けた図示
しない基板にコネクタを介して接続されている。
【0016】モジュラージャック挿入口3aを設けた位
置の内面側は、モジュラージャック3bを嵌め込むよう
にした方形の枠体3fを設けている。前記プリント基板
3cは、モジュラージャック3bが枠体3f内で弛みな
く支持するように固定される。その詳細は、図7に示す
ようにモジュラージャック3bが方形の枠体3f内に弛
みなく納まるように、棒状の一対の支柱3dを操作パネ
ル3の内面から垂設し、その両先端へ向き合う方向に設
けた鉤形のフック部3eと中間の段部との間にプリント
基板3cの両端部を挟み込んで固定する構成としてい
る。モジュラージャックの固定は上記のような構成とた
ので、込み入った管理室制御盤内での半田付け等の特別
な作業を必要としない。
【0017】モジュラージャックは本体内の基板に直接
実装することも可能であるが、直接実装した場合には、
基板上に実装される他の部品は、モジュラージャックの
高さの制限を受けてしまう。これに対し、本実施例のよ
うにモジュラージャック用のプリント基板を設けること
で、以上の問題点に対処でき、また、モジュラージャッ
ク用の基板と本体内のメイン基板はコネクタで接続され
るので、接続が容易で安価である。
【0018】なお本実施の形態おいては、絶縁カバー2
0を直方体状に形成した場合で説明したが、図8に示す
ように、絶縁カバー20を一枚のシートから構成するよ
うにしてもよい。図8に示す絶縁カバー20は展開図と
なっており、側面を折り曲げると図1に示すような直方
体状に形成される。このような一枚板からなるシートに
より絶縁カバーを構成する利点としては、嵩張らないの
で、保管スペースが小さくてすむという点と、また金型
を簡易的な打ち抜き型で構成できるので、金型の費用が
安価ですむという点である。絶縁カバー20の側面は上
面に対して左右および上下方向に設けられるが、下方向
の側面は省略するようにしてもよい。このように下側の
側面を省略すると、絶縁カバーの下側から基板に接続さ
れる配線を通すことが可能となる。なお左右方向に設け
られる側面には、図8で示されるように小さい孔22を
設けることで、絶縁かバー20内に熱がこもらないよう
にすることが可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一面が開
放する方形に形成された絶縁カバーの開放端縁へ⊥字状
に延在する複数の脚部を形成するとともに、前記絶縁カ
バーが配設される部位に設けた平面形状が凸形の開口
に、前記脚部を挿入して方形の保護空間を形成する構成
としたので、点検時の安全性が向上し、内部に装備した
電子部品およびプリント基板への塵埃等の付着による汚
染を防止し、異常動作、絶縁不良等を未然に防止でき
る。
【0020】また、前記絶縁カバーが透光性を有し、着
色された構成としたので、内部に設けた7セグメントの
発光が鮮明になり視認性が向上し誤認の虞を回避でき
る。
【0021】また、モジュラージャックを配設する部位
から平行に垂設され、かつ先端に鉤形のフック部が備え
られた棒状の支柱により、モジュラージャックが固定さ
れたプリント基板を挾持する構成としたので、工場組立
および現地作業が容易となり、生産性、経済性の向上が
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す斜視図および要部
拡大図である。
【図2】本発明に係る管理室制御盤を示す正面図、側面
図および底面図である。
【図3】本発明に係る管理室制御盤のキャビネット本体
内面を示す説明図である。
【図4】本発明に係る管理室制御盤のキャビネット本体
背面を示す一部拡大説明図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す操作パネルの正面図
および内面図である。
【図6】本発明のプリント基板にモジュラージャックを
固定した状態を示す斜視図である。
【図7】図5のF部を示す拡大説明図である。
【図8】本発明の実施の形態1を示す展開図である。
【符号の説明】
3a モジュラージャック挿入口 3b モジュラージャック 3c プリント基板 3d 支柱 3e フック部 20 絶縁カバー 21 脚部 21a 張り出し部 22 孔 30 開口 40 7セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AA02 AB02 AB12 BA02 BA15 BC04 BC06 BD03 CA08 EA05 EA18 EB02 EC04 EC12 ED13 ED23 FA02 GA07 GA08 GA22 GA47 GA53 GB28 GB99

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面が開放する方形に形成された絶縁カ
    バーの開放端縁に⊥字状に延在する複数の脚部を形成す
    るとともに、前記絶縁カバーが配設される部位に設けた
    平面形状が凸形の開口に、前記脚部を挿入して方形の保
    護空間を形成する構成としたことを特徴とする管理室制
    御盤等の組立構造。
  2. 【請求項2】 前記絶縁カバーが透光性を有し、着色さ
    れた構成としたことを特徴とする請求項1に記載の管理
    室制御盤等の組立構造。
  3. 【請求項3】 モジュラージャックを配設する部位から
    平行に垂設され、かつ先端に鉤形のフック部が備えられ
    た棒状の支柱により、モジュラージャックが固定された
    プリント基板を挾持する構成としたことを特徴とする管
    理室制御盤等の組立構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004104469A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Nohmi Bosai Ltd 通話装置の部品取付構造

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