JP2000285989A - 電気スイッチ用コネクタ組立体、電気的接触部、電気的接触部用ハウジング組立体 - Google Patents
電気スイッチ用コネクタ組立体、電気的接触部、電気的接触部用ハウジング組立体Info
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- H01R13/58—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable
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- H01R13/5812—Means for relieving strain on wire connection, e.g. cord grip, for avoiding loosening of connections between wires and terminals within a coupling device terminating a cable comprising a separate cable clamping part the cable clamping being achieved by mounting the separate part on the housing of the coupling device
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- H01R4/24—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
- H01R4/2416—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
- H01R4/242—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 歪み解放手段を有する電気スイッチ用コネク
タ組立体を提供する。 【解決手段】 電気スイッチと係合するための電気スイ
ッチ用コネクタ組立体は、複数の電気的接触部材が配置
されているハウジングを具備し、各接触部材は、電線に
係合するための第一の端部上に形成される絶縁被覆部排
除端部を有しており、電気スイッチ用コネクタ組立体が
さらに、電気スイッチのプロングの接触部材に係合する
第二の端部上に形成される板バネ部材を具備する。電線
を保持した状態でハウジングと協動するために、カバー
部材はハウジング上にスナップ係合作用によって取付け
られ、電線の歪みを解放させると共にカバー部材と協動
するために、歪み解放部材もハウジング上にスナップ係
合作用によって取付けられている。
タ組立体を提供する。 【解決手段】 電気スイッチと係合するための電気スイ
ッチ用コネクタ組立体は、複数の電気的接触部材が配置
されているハウジングを具備し、各接触部材は、電線に
係合するための第一の端部上に形成される絶縁被覆部排
除端部を有しており、電気スイッチ用コネクタ組立体が
さらに、電気スイッチのプロングの接触部材に係合する
第二の端部上に形成される板バネ部材を具備する。電線
を保持した状態でハウジングと協動するために、カバー
部材はハウジング上にスナップ係合作用によって取付け
られ、電線の歪みを解放させると共にカバー部材と協動
するために、歪み解放部材もハウジング上にスナップ係
合作用によって取付けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関す
る。さらに特に、本発明は、複数の異なるマイクロスイ
ッチの一つに関して使用されるようになっている電気ス
イッチ用コネクタ組立体に関し、さらに本発明は複数の
電線が終端接続、取付または固定されるようになってい
る複数の絶縁被覆部除去式接触部が設けられているハウ
ジングを具備する電気スイッチ用コネクタ組立体に関
し、さらに本発明は、ハウジングの絶縁被覆部除去式接
触部上において固定、取付、もしくは終端接続される複
数の電線における歪みを解放させるためにハウジングに
取付られる特別な新規な歪み解放用構造体が設けられて
いる電気スイッチ用コネクタ組立体に関する。
る。さらに特に、本発明は、複数の異なるマイクロスイ
ッチの一つに関して使用されるようになっている電気ス
イッチ用コネクタ組立体に関し、さらに本発明は複数の
電線が終端接続、取付または固定されるようになってい
る複数の絶縁被覆部除去式接触部が設けられているハウ
ジングを具備する電気スイッチ用コネクタ組立体に関
し、さらに本発明は、ハウジングの絶縁被覆部除去式接
触部上において固定、取付、もしくは終端接続される複
数の電線における歪みを解放させるためにハウジングに
取付られる特別な新規な歪み解放用構造体が設けられて
いる電気スイッチ用コネクタ組立体に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気スイッチ用コネクタ組立体は当然の
ことながら当該技術分野において周知である。図１に示
される周知の従来技術の電気スイッチ用コネクタ組立体
によれば、そのような電気スイッチ用コネクタ組立体１
０の構造体は、ＡＭＰ有限会社（ＡＭＰ ＣＯＲＰＯＲ
ＡＴＩＯＮ）によって製造されていて一対の受け口１
４、１６を備えているハウジング１２を具備している。
次いで、一対の受け口１４、１６内には電線１８、２０
を有していて図示しない鋤型のコネクタ接触部が挿入さ
れており、これら電線１８、２０は適切な圧着作用によ
ってコネクタ接触部の非鋤型の端部に固定されている。
ことながら当該技術分野において周知である。図１に示
される周知の従来技術の電気スイッチ用コネクタ組立体
によれば、そのような電気スイッチ用コネクタ組立体１
０の構造体は、ＡＭＰ有限会社（ＡＭＰ ＣＯＲＰＯＲ
ＡＴＩＯＮ）によって製造されていて一対の受け口１
４、１６を備えているハウジング１２を具備している。
次いで、一対の受け口１４、１６内には電線１８、２０
を有していて図示しない鋤型のコネクタ接触部が挿入さ
れており、これら電線１８、２０は適切な圧着作用によ
ってコネクタ接触部の非鋤型の端部に固定されている。
【０００３】ハウジング１２は、前述した一対の受け口
１４、１６に対して軸線方向に偏っていて第三の共通の
または接地の鋤型の図示しないコネクタ接触部を収容す
るようになっている第三の受け口を具備している。第三
の共通の鋤型のコネクタ接触部の非鋤型端部は第三の電
線２４の第一の端部を有しており、この第一の端部は適
切な圧着作用によって前記非鋤型端部に接続されてい
る。第三の電線２４の反対側の第二の端部は、例えば一
対の鋤型のコネクタ接触部のうちの一つに接続されるよ
うになっている。この一対の鋤型のコネクタ接続部は一
対の受け口１４、１６内に配置されており、一対の電線
１８、２０のうちの一方の電線２０が受け口１６に既に
接続されている。第三の受け口２２が形成されているハ
ウジング１２の一部分は、第一および第二の受け口１
４、１６が形成されているハウジング１２の他の一部分
から、軸線方向に延びているスロット２６によって部分
的に隔離されており、それにより、ハウジング１２の第
三の受け口は、受け口１４、１６が形成されている主要
なハウジング部上に片持ち梁のように実際に柔軟に取付
けられるようになる。電気スイッチ用コネクタ組立体１
０の電気的接触部に電気的に係合するようになっている
そのようなマイクロスイッチ要素またはマイクロスイッ
チ構成要素の電気的接触部は互いに形状がいくらか異な
っていることを除けば、このハウジングの構造によって
電気スイッチ用コネクタ組立体１０の鋤型端部接触部を
あらゆる形式のマイクロスイッチ要素またはマイクロス
イッチ構成要素に対して電気的に接続することができ
る。
１４、１６に対して軸線方向に偏っていて第三の共通の
または接地の鋤型の図示しないコネクタ接触部を収容す
るようになっている第三の受け口を具備している。第三
の共通の鋤型のコネクタ接触部の非鋤型端部は第三の電
線２４の第一の端部を有しており、この第一の端部は適
切な圧着作用によって前記非鋤型端部に接続されてい
る。第三の電線２４の反対側の第二の端部は、例えば一
対の鋤型のコネクタ接触部のうちの一つに接続されるよ
うになっている。この一対の鋤型のコネクタ接続部は一
対の受け口１４、１６内に配置されており、一対の電線
１８、２０のうちの一方の電線２０が受け口１６に既に
接続されている。第三の受け口２２が形成されているハ
ウジング１２の一部分は、第一および第二の受け口１
４、１６が形成されているハウジング１２の他の一部分
から、軸線方向に延びているスロット２６によって部分
的に隔離されており、それにより、ハウジング１２の第
三の受け口は、受け口１４、１６が形成されている主要
なハウジング部上に片持ち梁のように実際に柔軟に取付
けられるようになる。電気スイッチ用コネクタ組立体１
０の電気的接触部に電気的に係合するようになっている
そのようなマイクロスイッチ要素またはマイクロスイッ
チ構成要素の電気的接触部は互いに形状がいくらか異な
っていることを除けば、このハウジングの構造によって
電気スイッチ用コネクタ組立体１０の鋤型端部接触部を
あらゆる形式のマイクロスイッチ要素またはマイクロス
イッチ構成要素に対して電気的に接続することができ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述した周知の電気ス
イッチ用コネクタ組立体１０は当然のことながら適切に
動作していて市場で良い成果を残しているが、そのよう
な従来技術の電気スイッチ用コネクタ組立体１０には、
動作時において複数の欠点または欠陥が存在している。
例えば、電気スイッチ用コネクタ組立体の鋤型コネクタ
接続部の一つを電線１８、２０、２４の端部上において
個々に圧着させる必要がある。さらに、電線１８、２
０、２４とこれら電線上に圧着される鋤型の各コネクタ
接触部とを具備する鋤型の接触用電線組立体の一つをハ
ウジング用受け口１４、１６、２２の特定の一つ内に個
々に手動で挿入させる必要がある。接触用電線組立体を
そのように個々に動作させることによって時間を消費す
るだけでなく、鋤型のコネクタ接触部を電線１８、２
０、２４上に常に正確に圧着させることは困難である。
さらに、電気スイッチ用コネクタ組立体が適切に導かれ
る電気経路を有するようにするために、適切な鋤型の接
触用電線組立体を適切な受け口１４、１６、２２内に挿
入させる必要がある。さらに、電気スイッチ用コネクタ
組立体１０には、過度の歪みまたは応力が電線１８、２
０、２４上および関連する鋤型のコネクタ接触部上に及
ぼされるのを妨げるための歪み解放手段が設けられてい
ない。そのような歪みまたは応力が電線１８、２０、２
４および関連する接触部に影響することによって、電線
１８、２０、２４が関連する接触部から分離すると共
に、そのような構成要素が挿入されている関連するスイ
ッチおよび機械または装置上に有害な影響を与える場合
がある。
イッチ用コネクタ組立体１０は当然のことながら適切に
動作していて市場で良い成果を残しているが、そのよう
な従来技術の電気スイッチ用コネクタ組立体１０には、
動作時において複数の欠点または欠陥が存在している。
例えば、電気スイッチ用コネクタ組立体の鋤型コネクタ
接続部の一つを電線１８、２０、２４の端部上において
個々に圧着させる必要がある。さらに、電線１８、２
０、２４とこれら電線上に圧着される鋤型の各コネクタ
接触部とを具備する鋤型の接触用電線組立体の一つをハ
ウジング用受け口１４、１６、２２の特定の一つ内に個
々に手動で挿入させる必要がある。接触用電線組立体を
そのように個々に動作させることによって時間を消費す
るだけでなく、鋤型のコネクタ接触部を電線１８、２
０、２４上に常に正確に圧着させることは困難である。
さらに、電気スイッチ用コネクタ組立体が適切に導かれ
る電気経路を有するようにするために、適切な鋤型の接
触用電線組立体を適切な受け口１４、１６、２２内に挿
入させる必要がある。さらに、電気スイッチ用コネクタ
組立体１０には、過度の歪みまたは応力が電線１８、２
０、２４上および関連する鋤型のコネクタ接触部上に及
ぼされるのを妨げるための歪み解放手段が設けられてい
ない。そのような歪みまたは応力が電線１８、２０、２
４および関連する接触部に影響することによって、電線
１８、２０、２４が関連する接触部から分離すると共
に、そのような構成要素が挿入されている関連するスイ
ッチおよび機械または装置上に有害な影響を与える場合
がある。
【０００５】それゆえ、当該技術分野おいては、新しく
て改良式の電気スイッチ用コネクタ組立体において、容
易に組み立てることができて、自動装置により組み立て
ることができて、種々の異なるスイッチ要素またはスイ
ッチ構成要素に係合または接続されることができて、電
線上に及ぼされる歪みまたは応力が、電線と電気スイッ
チ用コネクタ組立体との間に形成された接続部分または
接続箇所に直接的に伝達されるのを妨げるための歪み解
放手段を具備している電気スイッチ用コネクタ組立体が
必要とされている。
て改良式の電気スイッチ用コネクタ組立体において、容
易に組み立てることができて、自動装置により組み立て
ることができて、種々の異なるスイッチ要素またはスイ
ッチ構成要素に係合または接続されることができて、電
線上に及ぼされる歪みまたは応力が、電線と電気スイッ
チ用コネクタ組立体との間に形成された接続部分または
接続箇所に直接的に伝達されるのを妨げるための歪み解
放手段を具備している電気スイッチ用コネクタ組立体が
必要とされている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的は
新しくて改良式の電気スイッチ用コネクタ組立体を提供
することである。本発明の他の目的は、従来技術の電気
スイッチ用コネクタ組立体の動作時における種々の欠点
または欠陥を克服できる新しくて改良式の電気スイッチ
用コネクタ組立体を提供することである。
新しくて改良式の電気スイッチ用コネクタ組立体を提供
することである。本発明の他の目的は、従来技術の電気
スイッチ用コネクタ組立体の動作時における種々の欠点
または欠陥を克服できる新しくて改良式の電気スイッチ
用コネクタ組立体を提供することである。
【０００７】本発明のさらなる目的は、少なくとも部分
的には自動装置によって容易に組み立てることができ
て、異なる複数の形式のスイッチ要素またはスイッチ構
成要素に係合または接続されうる新しくて改良式の電気
スイッチ用コネクタ組立体を提供することである。本発
明のさらなる目的は、電線が電気スイッチ用コネクタの
接触部に接続されている接続箇所または接続部分に、電
線上に及ぼされうる歪みまたは応力が伝達されるのを妨
げるための歪み解放部材を具備している新しくて改良式
の電気スイッチ用コネクタ組立体を提供することであ
る。
的には自動装置によって容易に組み立てることができ
て、異なる複数の形式のスイッチ要素またはスイッチ構
成要素に係合または接続されうる新しくて改良式の電気
スイッチ用コネクタ組立体を提供することである。本発
明のさらなる目的は、電線が電気スイッチ用コネクタの
接触部に接続されている接続箇所または接続部分に、電
線上に及ぼされうる歪みまたは応力が伝達されるのを妨
げるための歪み解放部材を具備している新しくて改良式
の電気スイッチ用コネクタ組立体を提供することであ
る。
【０００８】本発明の前述した目的および他の目的は、
本発明の原理および教示するところに基づいて、三つの
受け口が形成されているハウジングを具備する新しくて
改良式の電気スイッチ用コネクタ組立体によって達成さ
れる。電気スイッチ用コネクタまたは接触部は三つの受
け口内にそれぞれ配置される。電線に係合または取付け
るために電気スイッチ用コネクタの接触部は、各第一の
端部に形成された絶縁被覆部切取部または絶縁被覆部排
除部を有している。電気スイッチ用コネクタの接触部
は、電気スイッチ用コネクタ組立体が係合するようにな
っている適切な電気スイッチのタブまたはプロングに係
合するために各第二の端部に形成された板バネ式接触部
分をさらに有している。
本発明の原理および教示するところに基づいて、三つの
受け口が形成されているハウジングを具備する新しくて
改良式の電気スイッチ用コネクタ組立体によって達成さ
れる。電気スイッチ用コネクタまたは接触部は三つの受
け口内にそれぞれ配置される。電線に係合または取付け
るために電気スイッチ用コネクタの接触部は、各第一の
端部に形成された絶縁被覆部切取部または絶縁被覆部排
除部を有している。電気スイッチ用コネクタの接触部
は、電気スイッチ用コネクタ組立体が係合するようにな
っている適切な電気スイッチのタブまたはプロングに係
合するために各第二の端部に形成された板バネ式接触部
分をさらに有している。
【０００９】電線が取付または配置されているハウジン
グの受け口の端部を効果的に閉鎖するために、カバー部
材がハウジング上にスナップ留めされている。組立体に
歪み解放特性を与えるようにカバー部材と協動するため
に、歪み解放部材もハウジング上にスナップ留めされて
いる。その結果、電線が電気スイッチ用コネクタの接触
部に接続されている接続部分または接続箇所に、電線上
に及ぼされる歪みまたは応力が伝達されるのを妨げるこ
とができる。電気スイッチ用コネクタ組立体のハウジン
グを二つの部分に分割できる。形状と寸法とがわずかに
異なるタブまたはプロングを有している異なるスイッチ
機構部、スイッチ要素またはスイッチ構成要素に関して
電気スイッチ用コネクタ組立体を容易に使用できるよう
にするために、共通のまたは接地のハウジング部は、片
持ち梁のように主要なハウジング部上に弾性的かつ柔軟
に取付けられている。
グの受け口の端部を効果的に閉鎖するために、カバー部
材がハウジング上にスナップ留めされている。組立体に
歪み解放特性を与えるようにカバー部材と協動するため
に、歪み解放部材もハウジング上にスナップ留めされて
いる。その結果、電線が電気スイッチ用コネクタの接触
部に接続されている接続部分または接続箇所に、電線上
に及ぼされる歪みまたは応力が伝達されるのを妨げるこ
とができる。電気スイッチ用コネクタ組立体のハウジン
グを二つの部分に分割できる。形状と寸法とがわずかに
異なるタブまたはプロングを有している異なるスイッチ
機構部、スイッチ要素またはスイッチ構成要素に関して
電気スイッチ用コネクタ組立体を容易に使用できるよう
にするために、共通のまたは接地のハウジング部は、片
持ち梁のように主要なハウジング部上に弾性的かつ柔軟
に取付けられている。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の他の目的、特徴、および
利点は、添付図面に関連している以下の詳細な説明より
明らかであり、これら図面全体にわたって、同様な参照
番号は同様な部品、または対応する部品を示している。
図面、特に図２から図５を参照すると、本発明の原理と
教示するところに基づいて形成されていて動作部品を示
している、新しくて改良式の電気スイッチ用コネクタ組
立体１１０が示されている。本発明の新しくて改良式の
電気スイッチ用コネクタ組立体の部品が１００番台の数
字で示されていることを除けば、これら部品は図１に示
される従来技術の公知な電気スイッチ用コネクタ組立体
１０の同様な部品に対応する参照番号によって示されて
いる。
利点は、添付図面に関連している以下の詳細な説明より
明らかであり、これら図面全体にわたって、同様な参照
番号は同様な部品、または対応する部品を示している。
図面、特に図２から図５を参照すると、本発明の原理と
教示するところに基づいて形成されていて動作部品を示
している、新しくて改良式の電気スイッチ用コネクタ組
立体１１０が示されている。本発明の新しくて改良式の
電気スイッチ用コネクタ組立体の部品が１００番台の数
字で示されていることを除けば、これら部品は図１に示
される従来技術の公知な電気スイッチ用コネクタ組立体
１０の同様な部品に対応する参照番号によって示されて
いる。
【００１１】さらに特に、図２から図５に示されるよう
に、本発明の原理と教示するところとに基づく新しくて
改良式の電気スイッチ用コネクタ組立体１１０はハウジ
ング１１２を具備しており、このハウジング１１２内に
は軸線方向に延びている三つの電気接触用受け口１１
４、１１６、１２２が形成されている。各受け口の軸線
方向の全範囲は例えば図４および図５に最良に示されて
いる。図１に示される従来技術の電気スイッチ用コネク
タ組立体１０のハウジング１２の場合のように、本発明
の電気スイッチ用コネクタ組立体１１０のハウジング１
１２は、主要なハウジング部または主要なハウジング区
分１１３と第二のハウジング部または第二のハウジング
区分１１５とを具備しており、主要なハウジング区分１
１３内に接触用受け口１１４、１１６が形成されてお
り、第二のハウジング区分１１５内に接触用受け口１２
２が形成されている。
に、本発明の原理と教示するところとに基づく新しくて
改良式の電気スイッチ用コネクタ組立体１１０はハウジ
ング１１２を具備しており、このハウジング１１２内に
は軸線方向に延びている三つの電気接触用受け口１１
４、１１６、１２２が形成されている。各受け口の軸線
方向の全範囲は例えば図４および図５に最良に示されて
いる。図１に示される従来技術の電気スイッチ用コネク
タ組立体１０のハウジング１２の場合のように、本発明
の電気スイッチ用コネクタ組立体１１０のハウジング１
１２は、主要なハウジング部または主要なハウジング区
分１１３と第二のハウジング部または第二のハウジング
区分１１５とを具備しており、主要なハウジング区分１
１３内に接触用受け口１１４、１１６が形成されてお
り、第二のハウジング区分１１５内に接触用受け口１２
２が形成されている。
【００１２】第二のハウジング部または第二のハウジン
グ区分１１５の軸線方向の範囲または長さ部分は、主要
なハウジング部または主要なハウジング区分１１３の軸
線方向の範囲または長さ部分よりも長く、それにより、
電気スイッチ用コネクタ組立体１１０は、図３に示され
ていて詳細に後述する周知のマイクロスイッチ要素また
はマイクロスイッチ構成要素１２８に適切に係合できる
ようになる。しかしながら、図１に示される従来技術の
電気スイッチ用コネクタ組立体１０のハウジング構造と
は異なり、第二のハウジング部または第二のハウジング
区分１１５は主要なハウジングまたは主要なハウジング
区分１１３に対して軸線方向に偏っていない。図４およ
び図５に示されているように、後述されるように配置お
よび終端接続される受け口１１４、１１６、１２２の開
放端の全ては共通の平面Ｐ内に配置されている。さら
に、主要なハウジング部または主要なハウジング区分１
１３は軸線方向に延びているスロットまたは間隔１２６
によって第二のハウジング部または第二のハウジング区
分１１５から隔離されており、その結果、主要なハウジ
ング部またはハウジング区分１１３と第二のハウジング
部またはハウジング区分１１５とは、一体的な接続部ま
たは一体的な接続部分１３０によって互いに接続されて
いるのみである。このようにして、第二のハウジング部
または第二のハウジング区分１１５は略片持ち梁のよう
に主要なハウジング部または主要なハウジング区分１１
３に弾性的かつ柔軟に接続されている。そのように第二
のハウジング部または第二のハウジング区分１１５を主
要なハウジング部または主要なハウジング区分１１３上
に片持ち梁のように取付けることによって、ハウジング
１１２をマイクロスイッチに電気的に適切に係合させう
る。マイクロスイッチは異なる製造会社により製造され
る場合があって、それゆえマイクロスイッチの寸法と形
状とはわずかに異なる場合がある。
グ区分１１５の軸線方向の範囲または長さ部分は、主要
なハウジング部または主要なハウジング区分１１３の軸
線方向の範囲または長さ部分よりも長く、それにより、
電気スイッチ用コネクタ組立体１１０は、図３に示され
ていて詳細に後述する周知のマイクロスイッチ要素また
はマイクロスイッチ構成要素１２８に適切に係合できる
ようになる。しかしながら、図１に示される従来技術の
電気スイッチ用コネクタ組立体１０のハウジング構造と
は異なり、第二のハウジング部または第二のハウジング
区分１１５は主要なハウジングまたは主要なハウジング
区分１１３に対して軸線方向に偏っていない。図４およ
び図５に示されているように、後述されるように配置お
よび終端接続される受け口１１４、１１６、１２２の開
放端の全ては共通の平面Ｐ内に配置されている。さら
に、主要なハウジング部または主要なハウジング区分１
１３は軸線方向に延びているスロットまたは間隔１２６
によって第二のハウジング部または第二のハウジング区
分１１５から隔離されており、その結果、主要なハウジ
ング部またはハウジング区分１１３と第二のハウジング
部またはハウジング区分１１５とは、一体的な接続部ま
たは一体的な接続部分１３０によって互いに接続されて
いるのみである。このようにして、第二のハウジング部
または第二のハウジング区分１１５は略片持ち梁のよう
に主要なハウジング部または主要なハウジング区分１１
３に弾性的かつ柔軟に接続されている。そのように第二
のハウジング部または第二のハウジング区分１１５を主
要なハウジング部または主要なハウジング区分１１３上
に片持ち梁のように取付けることによって、ハウジング
１１２をマイクロスイッチに電気的に適切に係合させう
る。マイクロスイッチは異なる製造会社により製造され
る場合があって、それゆえマイクロスイッチの寸法と形
状とはわずかに異なる場合がある。
【００１３】さらに特に、例えば図４および図６に示さ
れるように、ハウジングの受け口１１４、１１６、１２
２には、ハウジング接触部材１３２、１３４、１３６が
それぞれ設けられている。図４に示されるように、ハウ
ジング接触部材１３２、１３４、１３６のそれぞれ一つ
には、公知の方法で電線に係合する絶縁被覆部切取端部
または絶縁被覆部排除端部１３８、１４０、１４２と、
マイクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構成要素
２２８の雄型プロング部材１５０、１５２、１５４にそ
れぞれ係合するための弾性的で可撓性を有する板バネ端
部分１４４、１４６、１４８とが設けられている。ハウ
ジング接触部材１３２、１３４、１３６をハウジングの
受け口１１４、１１６、１２２内に固定して保持するた
めに、ハウジング部またはハウジング区分１１３、１１
５の側壁部分には、移動止め１５６、１５８、１６０が
それぞれ設けられており、これら移動止め１５６、１５
８、１６０によって、ハウジング接触部材１３２、１３
４、１３６の板バネ端部分１４４、１４６、１４８のタ
ブ部材１６２、１６４、１６６をスナップ係合させる。
ハウジング部またはハウジング区分１１３、１１５の側
壁部分には、マイクロスイッチ要素またはマイクロスイ
ッチ構成要素２２８の雄型プロング部材１５０、１５
２、１５４を収容するために軸線方向に延びているボア
または経路１６８、１７０、１７２がさらに設けられて
いる。図６に示されるように、本発明の特別の特徴に基
づいて、ハウジング接触部材１３２、１３４の板バネ端
部分１４４、１４６には、くぼみを付けられた頂点部１
７４、１７６が設けられており、これら頂点部１７４、
１７６は、マイクロスイッチの雄型プロング部材１５
０、１５２内に形成されている図示しない開口部内にス
ナップ係合するようになっている。このようにして、マ
イクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構成要素２
２８とハウジング１１２とが一緒に係合されるときに、
所定の保持力が、マイクロスイッチ要素またはマイクロ
スイッチ構成要素２２８と電気スイッチ用コネクタ組立
体１１０のハウジング１１２との間に確立または形成さ
れる。当然のことながら、前述した保持力を異なる値に
変更するために、ハウジング接触部材１３６の板バネ端
部分１４８には、マイクロスイッチのプロング部材１５
４内に形成される対応する開口部内に挿入するためのく
ぼみを付けた頂点部を同様に設けてもよい。さらに、ハ
ウジング接触部材１３２、１３４のくぼみを付けた頂点
部１７４、１７６のうちの一つを排除してもよい。
れるように、ハウジングの受け口１１４、１１６、１２
２には、ハウジング接触部材１３２、１３４、１３６が
それぞれ設けられている。図４に示されるように、ハウ
ジング接触部材１３２、１３４、１３６のそれぞれ一つ
には、公知の方法で電線に係合する絶縁被覆部切取端部
または絶縁被覆部排除端部１３８、１４０、１４２と、
マイクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構成要素
２２８の雄型プロング部材１５０、１５２、１５４にそ
れぞれ係合するための弾性的で可撓性を有する板バネ端
部分１４４、１４６、１４８とが設けられている。ハウ
ジング接触部材１３２、１３４、１３６をハウジングの
受け口１１４、１１６、１２２内に固定して保持するた
めに、ハウジング部またはハウジング区分１１３、１１
５の側壁部分には、移動止め１５６、１５８、１６０が
それぞれ設けられており、これら移動止め１５６、１５
８、１６０によって、ハウジング接触部材１３２、１３
４、１３６の板バネ端部分１４４、１４６、１４８のタ
ブ部材１６２、１６４、１６６をスナップ係合させる。
ハウジング部またはハウジング区分１１３、１１５の側
壁部分には、マイクロスイッチ要素またはマイクロスイ
ッチ構成要素２２８の雄型プロング部材１５０、１５
２、１５４を収容するために軸線方向に延びているボア
または経路１６８、１７０、１７２がさらに設けられて
いる。図６に示されるように、本発明の特別の特徴に基
づいて、ハウジング接触部材１３２、１３４の板バネ端
部分１４４、１４６には、くぼみを付けられた頂点部１
７４、１７６が設けられており、これら頂点部１７４、
１７６は、マイクロスイッチの雄型プロング部材１５
０、１５２内に形成されている図示しない開口部内にス
ナップ係合するようになっている。このようにして、マ
イクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構成要素２
２８とハウジング１１２とが一緒に係合されるときに、
所定の保持力が、マイクロスイッチ要素またはマイクロ
スイッチ構成要素２２８と電気スイッチ用コネクタ組立
体１１０のハウジング１１２との間に確立または形成さ
れる。当然のことながら、前述した保持力を異なる値に
変更するために、ハウジング接触部材１３６の板バネ端
部分１４８には、マイクロスイッチのプロング部材１５
４内に形成される対応する開口部内に挿入するためのく
ぼみを付けた頂点部を同様に設けてもよい。さらに、ハ
ウジング接触部材１３２、１３４のくぼみを付けた頂点
部１７４、１７６のうちの一つを排除してもよい。
【００１４】ハウジングの構造について前述した結果と
して、マイクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構
成要素２２８とハウジング１１２との間には取付用の係
合部分または接続部分が形成されるのが好ましい。しか
しながら、第二のハウジング部またはハウジング区分１
１５が主要なハウジング部またはハウジング区分１１３
上に可撓性を有する弾性的な片持ち梁のように接続され
ているために、ハウジング１１２は、異なる製造業者に
よって製造されていて異なる構造特性または異なる寸法
を有する異なるマイクロスイッチ要素またはマイクロス
イッチ構成要素に係合されるかまたはこれを収容できる
のがさらに好ましい。例えば、図４に示される連続した
参照番号によれば、例えばイリノイ州のウォーキーガン
（Ｗａｕｋｅｇａｎ）にあるチェリーエレクトリカルプ
ロダクツ（ＣＨＥＲＲＹ ＥＬＥＣＴＲＩＣＡＬ ＰＲ
ＯＤＵＣＴＳ）により製造されるマイクロスイッチを具
備するマイクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構
成要素２２８の雄型プロング部材１５４は略Ｌ字形状で
あって、この略Ｌ字形状の雄型プロング部材１５４の短
脚部は所定の長さの寸法を有しており、それにより、マ
イクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構成要素２
２８をハウジング１１２に係合させるときに、特に雄型
プロング部材１５４を第二のハウジング部またはハウジ
ング区分１１５のボアまたは経路１７２内に挿入させる
ときに、主要なハウジング部またはハウジング区分１１
３と第二のハウジング部またはハウジング区分１１５と
の間に形成される、可撓性を有する一体的な接続部分１
３０によって、第二のハウジング部またはハウジング区
分１１５を主要なハウジング部またはハウジング区分１
１３からわずかに離すように移動もしくは付勢できるよ
うになる。一方、図５を参照すると、例えばイリノイ州
のショウンバーグ（ｓｃｈａｕｍｂｕｒｇ）にあるオム
ロンエレクトロニクス株式会社（ＯＭＲＯＮ ＥＬＥＣ
ＴＲＯＮＩＣＳ，ＩＮＣ．）により製造されうるマイク
ロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構成要素３２８
が示されており、雄型プロング部材３５４の略Ｌ字形状
の短脚部は、マイクロスイッチ要素またはマイクロスイ
ッチ構成要素２２８の雄型プロング部材１５４の短脚部
よりもいくらか短い。さらに、主要なハウジング部また
はハウジング区分１１３と第二のハウジング部またはハ
ウジング区分１１５との間に形成される可撓性を有する
一体的な接続部分１３０によって、第二のハウジング部
またはハウジング区分１１５を主要なハウジング部また
はハウジング区分１１３に向かってわずかに移動または
付勢させることができる。
して、マイクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構
成要素２２８とハウジング１１２との間には取付用の係
合部分または接続部分が形成されるのが好ましい。しか
しながら、第二のハウジング部またはハウジング区分１
１５が主要なハウジング部またはハウジング区分１１３
上に可撓性を有する弾性的な片持ち梁のように接続され
ているために、ハウジング１１２は、異なる製造業者に
よって製造されていて異なる構造特性または異なる寸法
を有する異なるマイクロスイッチ要素またはマイクロス
イッチ構成要素に係合されるかまたはこれを収容できる
のがさらに好ましい。例えば、図４に示される連続した
参照番号によれば、例えばイリノイ州のウォーキーガン
（Ｗａｕｋｅｇａｎ）にあるチェリーエレクトリカルプ
ロダクツ（ＣＨＥＲＲＹ ＥＬＥＣＴＲＩＣＡＬ ＰＲ
ＯＤＵＣＴＳ）により製造されるマイクロスイッチを具
備するマイクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構
成要素２２８の雄型プロング部材１５４は略Ｌ字形状で
あって、この略Ｌ字形状の雄型プロング部材１５４の短
脚部は所定の長さの寸法を有しており、それにより、マ
イクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構成要素２
２８をハウジング１１２に係合させるときに、特に雄型
プロング部材１５４を第二のハウジング部またはハウジ
ング区分１１５のボアまたは経路１７２内に挿入させる
ときに、主要なハウジング部またはハウジング区分１１
３と第二のハウジング部またはハウジング区分１１５と
の間に形成される、可撓性を有する一体的な接続部分１
３０によって、第二のハウジング部またはハウジング区
分１１５を主要なハウジング部またはハウジング区分１
１３からわずかに離すように移動もしくは付勢できるよ
うになる。一方、図５を参照すると、例えばイリノイ州
のショウンバーグ（ｓｃｈａｕｍｂｕｒｇ）にあるオム
ロンエレクトロニクス株式会社（ＯＭＲＯＮ ＥＬＥＣ
ＴＲＯＮＩＣＳ，ＩＮＣ．）により製造されうるマイク
ロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構成要素３２８
が示されており、雄型プロング部材３５４の略Ｌ字形状
の短脚部は、マイクロスイッチ要素またはマイクロスイ
ッチ構成要素２２８の雄型プロング部材１５４の短脚部
よりもいくらか短い。さらに、主要なハウジング部また
はハウジング区分１１３と第二のハウジング部またはハ
ウジング区分１１５との間に形成される可撓性を有する
一体的な接続部分１３０によって、第二のハウジング部
またはハウジング区分１１５を主要なハウジング部また
はハウジング区分１１３に向かってわずかに移動または
付勢させることができる。
【００１５】図１に示される従来技術の電気スイッチ用
コネクタ組立体１０に関して示したのと同様に、本発明
の電気スイッチ用コネクタ組立体１１０は、ハウジング
１１２内に固定されて接続、取付、もしくは終端接続さ
れている電線を有するようになっている。しかしなが
ら、本発明の特別な構造的特徴によれば、本発明の電気
スイッチ用コネクタ組立体１１０のハウジング１１２内
のそのような電線を終端接続または取付るための作用ま
たは処理は、従来技術の電気スイッチ用コネクタ組立体
１０におけるこれら作用または処理に比較するとかなり
単純化されていて、自動装置によって実施することがで
きる。電線上に及ぼされうる歪みまたは応力が、電線が
ハウジング内に終端接続もしくは固定して取付けられて
いる接続部または接続位置に伝達されるのを効果的に妨
げるために、ハウジング１１２には特別な歪み解放手段
が設けられている。
コネクタ組立体１０に関して示したのと同様に、本発明
の電気スイッチ用コネクタ組立体１１０は、ハウジング
１１２内に固定されて接続、取付、もしくは終端接続さ
れている電線を有するようになっている。しかしなが
ら、本発明の特別な構造的特徴によれば、本発明の電気
スイッチ用コネクタ組立体１１０のハウジング１１２内
のそのような電線を終端接続または取付るための作用ま
たは処理は、従来技術の電気スイッチ用コネクタ組立体
１０におけるこれら作用または処理に比較するとかなり
単純化されていて、自動装置によって実施することがで
きる。電線上に及ぼされうる歪みまたは応力が、電線が
ハウジング内に終端接続もしくは固定して取付けられて
いる接続部または接続位置に伝達されるのを効果的に妨
げるために、ハウジング１１２には特別な歪み解放手段
が設けられている。
【００１６】それゆえ、図２から図４を参照すると、電
線１１８、１２０、１２４のそれぞれは、ハウジング接
触部材１３２、１３４、１３６の絶縁被覆部切取端部ま
たは絶縁被覆部排除端部１３８、１４０、１４２上に係
合して終端接続されるか、これらに接続されるか、もし
くはこれらに取付けられるようになっている。そのよう
に電線を終端接続、接続、もしくは取付るようにするた
めに、電線が終端接続もしくは接続されているハウジン
グ部またはハウジング区分１１３、１１５の端部は、図
２に示されるような上方の壁部１７８、１８０と図示し
ない下方の壁部とを有しており、これら壁部内には略長
方形状または略正方形状の開口部１８２、１８４が形成
されている。これら開口部１８２、１８４は、ハウジン
グ接触部材１３２、１３４、１３６の絶縁被覆部切取端
部または絶縁被覆部排除端部１３８、１４０、１４２の
上方もしくは下方に設置されている。さらに、ハウジン
グ部またはハウジング区分１１３、１１５の上方の壁部
１７８、１８０および図示しない下方の壁部には、対向
して配置されていていくらか可撓性を有する一対のフィ
ンガ１８６、１８８がさらに設けられている。これらフ
ィンガ１８６、１８８は、ハウジング部またはハウジン
グ区分１１３、１１５を通ってハウジング部またはハウ
ジング区分１１３、１１５の軸線の範囲に対して垂直に
延びている開口部１９０、１９２を形成している。
線１１８、１２０、１２４のそれぞれは、ハウジング接
触部材１３２、１３４、１３６の絶縁被覆部切取端部ま
たは絶縁被覆部排除端部１３８、１４０、１４２上に係
合して終端接続されるか、これらに接続されるか、もし
くはこれらに取付けられるようになっている。そのよう
に電線を終端接続、接続、もしくは取付るようにするた
めに、電線が終端接続もしくは接続されているハウジン
グ部またはハウジング区分１１３、１１５の端部は、図
２に示されるような上方の壁部１７８、１８０と図示し
ない下方の壁部とを有しており、これら壁部内には略長
方形状または略正方形状の開口部１８２、１８４が形成
されている。これら開口部１８２、１８４は、ハウジン
グ接触部材１３２、１３４、１３６の絶縁被覆部切取端
部または絶縁被覆部排除端部１３８、１４０、１４２の
上方もしくは下方に設置されている。さらに、ハウジン
グ部またはハウジング区分１１３、１１５の上方の壁部
１７８、１８０および図示しない下方の壁部には、対向
して配置されていていくらか可撓性を有する一対のフィ
ンガ１８６、１８８がさらに設けられている。これらフ
ィンガ１８６、１８８は、ハウジング部またはハウジン
グ区分１１３、１１５を通ってハウジング部またはハウ
ジング区分１１３、１１５の軸線の範囲に対して垂直に
延びている開口部１９０、１９２を形成している。
【００１７】従って、電線１１８、１２０、１２４の第
一の端部がハウジング部またはハウジング区分１１３、
１１５内に取付けられるときに、電線１１８、１２０、
１２４の第一の端部は最初に開口部１９０、１９２内に
横断方向に挿入され、その結果、ハウジング接触部材１
３２、１３４、１３６の絶縁被覆部切取端部または絶縁
被覆部排除端部１３８、１４０、１４２内に移動して挿
入する準備のできているそのような軸線方向位置におい
て、フィンガ１８６、１８８は電線１１８、１２０、１
２４の第一の端部を保持するように働く。例えば図４に
示されるような平面Ｐ内に前述したフィンガ１８６、１
８８の全てが配置されていることと、フィンガ１８６、
１８８によって電線１１８、１２０、１２４が最初に保
持されている開口部１９０、１９２が水平方向に横断し
て配置されていることとを考慮すると、本発明の組立プ
ロセス、すなわち電線１１８、１２０、１２４をハウジ
ング接触部材１３２、１３４、１３６の絶縁被覆部切取
端部または絶縁被覆部排除端部１３８、１４０、１４２
内に挿入することが、自動装置によって容易に行われ、
すなわち、図示しない自動装置の適切な構成要素が軸線
方向に一回ストロークすることによって、電線１１８、
１２０、１２４をハウジング接触部材１３２、１３４、
１３６上に容易に終端接続または接続することができ
る。さらに、開口部１９０、１９２を通る電線１１８、
１２０、１２４の第一の端部が鉛直方向に横断する位置
を考慮することによって、電線１１８、１２０、１２４
に関してインラインの接続を行うことができる。図１に
示される従来技術の電気スイッチ用コネクタ組立体の場
合には、電線１８、２０、２４の終端部がこれら電線上
に圧着されるハウジング接触部を有しているので、電線
１８、２０、２４に対してそのような容易な接続作用を
行うことができない。図２を続けて参照すると、電線１
１８、１２０、１２４がハウジング接触部材１３２、１
３４、１３６の絶縁被覆部切取端部または絶縁被覆部排
除端部１３８、１４０、１４２上に終端接続されている
これら電線の軸線方向の位置においてこれら電線を効果
的に保持するために、カバー部材１９４がハウジング１
１２上に取付けられるようになっている。カバー部材１
９４は、頂壁部１９６と、底壁部１９８と、前壁部２０
０と、対向する一対の側壁部２０２、２０４とを有する
五つの面からなる五面式構成要素を具備している。図３
に示されるように電線１１８、１２０、１２４を櫛形電
極のように収容するために、頂壁部１９６および底壁部
１９８のそれぞれには、横方向に間隔を空けている一対
のフィンガ２０６、２０８と、一対のまたは一組のフィ
ンガ２０６、２０８の間に形成されているスロット２１
０、２１２とが設けられている。このようにして、電線
１１８、１２０、１２４は、一方ではスロット２１０、
２１２の端部と、絶縁被覆部切取端部または絶縁被覆部
排除端部１３８、１４０、１４２内に形成される番号付
けしていないスロットの端部との間において効果的に捕
らえられ、その結果これら電線はハウジング組立体内に
保持されるようになる。例えば図４から図６に示される
ように、カバー部材１９４をハウジング１１２上に着脱
可能に固定して取付けるために、主要なハウジング部ま
たはハウジング区分１１３には移動止め２１４が設けら
れており、第二のハウジング部またはハウジング区分１
１５には移動止め２１６が設けられている。主要なハウ
ジング部またはハウジング区分１１３と第二のハウジン
グ部またはハウジング区分１１５との間に形成される一
体的な接続部分１３０の上方および下方の表面領域に
も、移動止め２１８が設けられているが、底部側の移動
止めは図示されていない。電線１２０、１２４に協動す
る一対のフィンガ２０６、２０８の間に形成されている
カバー部材１９４の上方および下方の領域には、スナッ
プ係合式ラッチ部材２２０を形成していて可撓性のある
フレームワークが設けられており、これらスナップ係合
式ラッチ部材２２０は移動止め２１８を効果的に取り囲
んで移動止め２１８にスナップ係合する。側壁部２０
２、２０４は、スナップ係合式ラッチ部材２２２を形成
する可撓性のあるフレームワークを形成するように同様
に形成されており、これらスナップ係合式ラッチ部材２
２２は移動止め２１４、２１６を取り囲んでこれら移動
止めにスナップ係合する。
一の端部がハウジング部またはハウジング区分１１３、
１１５内に取付けられるときに、電線１１８、１２０、
１２４の第一の端部は最初に開口部１９０、１９２内に
横断方向に挿入され、その結果、ハウジング接触部材１
３２、１３４、１３６の絶縁被覆部切取端部または絶縁
被覆部排除端部１３８、１４０、１４２内に移動して挿
入する準備のできているそのような軸線方向位置におい
て、フィンガ１８６、１８８は電線１１８、１２０、１
２４の第一の端部を保持するように働く。例えば図４に
示されるような平面Ｐ内に前述したフィンガ１８６、１
８８の全てが配置されていることと、フィンガ１８６、
１８８によって電線１１８、１２０、１２４が最初に保
持されている開口部１９０、１９２が水平方向に横断し
て配置されていることとを考慮すると、本発明の組立プ
ロセス、すなわち電線１１８、１２０、１２４をハウジ
ング接触部材１３２、１３４、１３６の絶縁被覆部切取
端部または絶縁被覆部排除端部１３８、１４０、１４２
内に挿入することが、自動装置によって容易に行われ、
すなわち、図示しない自動装置の適切な構成要素が軸線
方向に一回ストロークすることによって、電線１１８、
１２０、１２４をハウジング接触部材１３２、１３４、
１３６上に容易に終端接続または接続することができ
る。さらに、開口部１９０、１９２を通る電線１１８、
１２０、１２４の第一の端部が鉛直方向に横断する位置
を考慮することによって、電線１１８、１２０、１２４
に関してインラインの接続を行うことができる。図１に
示される従来技術の電気スイッチ用コネクタ組立体の場
合には、電線１８、２０、２４の終端部がこれら電線上
に圧着されるハウジング接触部を有しているので、電線
１８、２０、２４に対してそのような容易な接続作用を
行うことができない。図２を続けて参照すると、電線１
１８、１２０、１２４がハウジング接触部材１３２、１
３４、１３６の絶縁被覆部切取端部または絶縁被覆部排
除端部１３８、１４０、１４２上に終端接続されている
これら電線の軸線方向の位置においてこれら電線を効果
的に保持するために、カバー部材１９４がハウジング１
１２上に取付けられるようになっている。カバー部材１
９４は、頂壁部１９６と、底壁部１９８と、前壁部２０
０と、対向する一対の側壁部２０２、２０４とを有する
五つの面からなる五面式構成要素を具備している。図３
に示されるように電線１１８、１２０、１２４を櫛形電
極のように収容するために、頂壁部１９６および底壁部
１９８のそれぞれには、横方向に間隔を空けている一対
のフィンガ２０６、２０８と、一対のまたは一組のフィ
ンガ２０６、２０８の間に形成されているスロット２１
０、２１２とが設けられている。このようにして、電線
１１８、１２０、１２４は、一方ではスロット２１０、
２１２の端部と、絶縁被覆部切取端部または絶縁被覆部
排除端部１３８、１４０、１４２内に形成される番号付
けしていないスロットの端部との間において効果的に捕
らえられ、その結果これら電線はハウジング組立体内に
保持されるようになる。例えば図４から図６に示される
ように、カバー部材１９４をハウジング１１２上に着脱
可能に固定して取付けるために、主要なハウジング部ま
たはハウジング区分１１３には移動止め２１４が設けら
れており、第二のハウジング部またはハウジング区分１
１５には移動止め２１６が設けられている。主要なハウ
ジング部またはハウジング区分１１３と第二のハウジン
グ部またはハウジング区分１１５との間に形成される一
体的な接続部分１３０の上方および下方の表面領域に
も、移動止め２１８が設けられているが、底部側の移動
止めは図示されていない。電線１２０、１２４に協動す
る一対のフィンガ２０６、２０８の間に形成されている
カバー部材１９４の上方および下方の領域には、スナッ
プ係合式ラッチ部材２２０を形成していて可撓性のある
フレームワークが設けられており、これらスナップ係合
式ラッチ部材２２０は移動止め２１８を効果的に取り囲
んで移動止め２１８にスナップ係合する。側壁部２０
２、２０４は、スナップ係合式ラッチ部材２２２を形成
する可撓性のあるフレームワークを形成するように同様
に形成されており、これらスナップ係合式ラッチ部材２
２２は移動止め２１４、２１６を取り囲んでこれら移動
止めにスナップ係合する。
【００１８】本発明の他の特別の特徴によれば、電線１
１８、１２０、１２４における歪みを解放させるため
に、歪み解放部材２２４が、ハウジング１１２上に取付
けられるようになっていて、カバー部材１９４と協動す
るようになっている。さらに特に、図３に示されるよう
に、一旦、電線１１８、１２０、１２４の第一の端部が
ハウジング接触部材１３２、１３４、１３６の絶縁被覆
部切取端部または絶縁被覆部排除端部１３８、１４０、
１４２内に取付けられて、カバー部材１９４がハウジン
グ１１２上に固定されると、電線１１８、１２０、１２
４はカバー部材１９４の頂壁部１９６上で屈曲されるか
または折り返されて、カバー部材１９４の前壁部２００
に沿って下方に導かれうる。その後、歪み解放部材２２
４をハウジング１１２上に取付けることができ、それに
より、歪み解放部材２２４とカバー部材１９４とが一緒
に、電線１１８、１２０、１２４の自由端における歪み
を解放させるようになる。電線１１８、１２０、１２４
における歪みを解放させてカバー部材１９４と共に協動
できるように、歪み解放部材２２４をハウジング１１２
上に固定もしくは取付けるために、図２および図４から
図６に示されるように、主要なハウジング部またはハウ
ジング区分１１３と第二のハウジング部またはハウジン
グ区分１１５とのそれぞれには、移動止め２１４、２１
６に隣接またはこれら移動止め２１４、２１６付近に位
置している移動止め２２６、２３０がさらに設けられて
いる。歪み解放部材２２４は略三つの面または三つの壁
からなる三面式部材を具備しており、この三面式部材
は、カバー部材１９４の前壁部２００に重なり合うよう
に協動する前壁２３２と一対の側壁２３４、２３６とを
有している。側壁２３４、２３６はカバー部材１９４の
側壁部２０２、２０４とほぼ同様に形成されていて、可
撓性を有するフレームワーク部材を具備しており、図３
に示されるように、一旦カバー部材１９４と歪み解放部
材２２４とがハウジング１１２上に取付けられると、こ
れらフレームワーク部材は移動止め２２６、２３０を取
り囲んでこれら移動止めにスナップ係合する。歪み解放
部材２２４の側壁２３４、２３６の鉛直方向の範囲また
は寸法は、側壁部２０２、２０４の鉛直方向の範囲また
は寸法よりも小さく、それにより、図３に示されている
ように、側壁２３４、２３６は、カバー部材の側壁部２
０２、２０４によって形成されているフレームワークの
構造体内に実際に収容されうるようになる。
１８、１２０、１２４における歪みを解放させるため
に、歪み解放部材２２４が、ハウジング１１２上に取付
けられるようになっていて、カバー部材１９４と協動す
るようになっている。さらに特に、図３に示されるよう
に、一旦、電線１１８、１２０、１２４の第一の端部が
ハウジング接触部材１３２、１３４、１３６の絶縁被覆
部切取端部または絶縁被覆部排除端部１３８、１４０、
１４２内に取付けられて、カバー部材１９４がハウジン
グ１１２上に固定されると、電線１１８、１２０、１２
４はカバー部材１９４の頂壁部１９６上で屈曲されるか
または折り返されて、カバー部材１９４の前壁部２００
に沿って下方に導かれうる。その後、歪み解放部材２２
４をハウジング１１２上に取付けることができ、それに
より、歪み解放部材２２４とカバー部材１９４とが一緒
に、電線１１８、１２０、１２４の自由端における歪み
を解放させるようになる。電線１１８、１２０、１２４
における歪みを解放させてカバー部材１９４と共に協動
できるように、歪み解放部材２２４をハウジング１１２
上に固定もしくは取付けるために、図２および図４から
図６に示されるように、主要なハウジング部またはハウ
ジング区分１１３と第二のハウジング部またはハウジン
グ区分１１５とのそれぞれには、移動止め２１４、２１
６に隣接またはこれら移動止め２１４、２１６付近に位
置している移動止め２２６、２３０がさらに設けられて
いる。歪み解放部材２２４は略三つの面または三つの壁
からなる三面式部材を具備しており、この三面式部材
は、カバー部材１９４の前壁部２００に重なり合うよう
に協動する前壁２３２と一対の側壁２３４、２３６とを
有している。側壁２３４、２３６はカバー部材１９４の
側壁部２０２、２０４とほぼ同様に形成されていて、可
撓性を有するフレームワーク部材を具備しており、図３
に示されるように、一旦カバー部材１９４と歪み解放部
材２２４とがハウジング１１２上に取付けられると、こ
れらフレームワーク部材は移動止め２２６、２３０を取
り囲んでこれら移動止めにスナップ係合する。歪み解放
部材２２４の側壁２３４、２３６の鉛直方向の範囲また
は寸法は、側壁部２０２、２０４の鉛直方向の範囲また
は寸法よりも小さく、それにより、図３に示されている
ように、側壁２３４、２３６は、カバー部材の側壁部２
０２、２０４によって形成されているフレームワークの
構造体内に実際に収容されうるようになる。
【００１９】図７と図８を参照することによる本発明の
最終的な特徴によれば、電気スイッチ用コネクタ組立体
の構造的配置によって、補助の電気的構成要素を、異な
る方式のうちの一つの状態でハウジング上に物理的に取
付けることができる。図７に示されるハウジング４１２
は実際には図２から図６に示されるハウジング１１２の
鏡対象のハウジングである。さらに、このハウジングの
対応する他の部品は４００番台の参照番号によって示さ
れている。明確にする目的で、ハウジング４１２の全て
の部品が参照番号によって示されているわけではない。
補助の電気的構成要素をハウジング４１２上に取付ける
ことを良好に理解するために、図７には示さない適切な
マイクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構成要素
からの雄型プロング部材は参照番号４５０、４５２、４
５４により示されている。
最終的な特徴によれば、電気スイッチ用コネクタ組立体
の構造的配置によって、補助の電気的構成要素を、異な
る方式のうちの一つの状態でハウジング上に物理的に取
付けることができる。図７に示されるハウジング４１２
は実際には図２から図６に示されるハウジング１１２の
鏡対象のハウジングである。さらに、このハウジングの
対応する他の部品は４００番台の参照番号によって示さ
れている。明確にする目的で、ハウジング４１２の全て
の部品が参照番号によって示されているわけではない。
補助の電気的構成要素をハウジング４１２上に取付ける
ことを良好に理解するために、図７には示さない適切な
マイクロスイッチ要素またはマイクロスイッチ構成要素
からの雄型プロング部材は参照番号４５０、４５２、４
５４により示されている。
【００２０】特に図７に示されているように、補助の電
気的構成要素、例えばダイオードをハウジング４１２上
に二つの異なる方式のうちの一つで取付けることができ
る。ダイオードを例えばインラインのダイオードＤ1 と
して取付けるときに、ダイオードＤ1 の第一のプロング
５５０の端部は、第二のハウジング部またはハウジング
区分４１５を通って鉛直方向上方に延びていてマイクロ
スイッチの雄型プロング部材４５４に接触して配置され
る。一方、ダイオードＤ1 の第二のプロング５５２の端
部は、同様に第二のハウジング部またはハウジング区分
４１５を通って上方に延びていてハウジング接触部材４
４２の図示しない一部分に接触して配置される。あるい
は、ダイオードを例えばジャンパ用ダイオードＤ2 とし
てハウジング４１２上に取付ける場合には、ジャンパ用
ダイオードＤ2 の第一のプロング部材５５４の端部は、
インラインのダイオードＤ1 の第二のプロング５５２の
場合と同様にハウジング接触部材４４２の一部分に接触
して配置されるために、第二のハウジング部またはハウ
ジング区分４１５を通って上方に延びている。一方、ジ
ャンパ用ダイオードＤ2 の第二のプロング部材５５６の
端部は、ハウジング接触部材４４０の図示しない一部分
に接触して配置されるために、主要なハウジング部また
はハウジング区分４１３を通って上方に延びている。そ
の結果、ジャンパ用ダイオードＤ2 はハウジング接触部
材４４０と４４２との間で実際に電気的に接続されるよ
うになる。あるいは、第一のプロング部材５５４をハウ
ジング接触部材４４２に電気的に接触するように配置し
て、同時に第二のプロング部材５５６’をハウジング接
触部材４３８に電気的に接触するように配置することに
よって、ジャンパ用ダイオードＤ2 をハウジング接触部
材４４２と４３８との間で電気的に接続させることがで
きる。図８においては、インラインのダイオードＤ1 は
第二のハウジング部またはハウジング区分１１５の下方
側に取付けられるように示されている。ダイオードＤ1
の上端部は第二のハウジング部またはハウジング区分１
１５のくぼみ領域１１７に収容されている。
気的構成要素、例えばダイオードをハウジング４１２上
に二つの異なる方式のうちの一つで取付けることができ
る。ダイオードを例えばインラインのダイオードＤ1 と
して取付けるときに、ダイオードＤ1 の第一のプロング
５５０の端部は、第二のハウジング部またはハウジング
区分４１５を通って鉛直方向上方に延びていてマイクロ
スイッチの雄型プロング部材４５４に接触して配置され
る。一方、ダイオードＤ1 の第二のプロング５５２の端
部は、同様に第二のハウジング部またはハウジング区分
４１５を通って上方に延びていてハウジング接触部材４
４２の図示しない一部分に接触して配置される。あるい
は、ダイオードを例えばジャンパ用ダイオードＤ2 とし
てハウジング４１２上に取付ける場合には、ジャンパ用
ダイオードＤ2 の第一のプロング部材５５４の端部は、
インラインのダイオードＤ1 の第二のプロング５５２の
場合と同様にハウジング接触部材４４２の一部分に接触
して配置されるために、第二のハウジング部またはハウ
ジング区分４１５を通って上方に延びている。一方、ジ
ャンパ用ダイオードＤ2 の第二のプロング部材５５６の
端部は、ハウジング接触部材４４０の図示しない一部分
に接触して配置されるために、主要なハウジング部また
はハウジング区分４１３を通って上方に延びている。そ
の結果、ジャンパ用ダイオードＤ2 はハウジング接触部
材４４０と４４２との間で実際に電気的に接続されるよ
うになる。あるいは、第一のプロング部材５５４をハウ
ジング接触部材４４２に電気的に接触するように配置し
て、同時に第二のプロング部材５５６’をハウジング接
触部材４３８に電気的に接触するように配置することに
よって、ジャンパ用ダイオードＤ2 をハウジング接触部
材４４２と４３８との間で電気的に接続させることがで
きる。図８においては、インラインのダイオードＤ1 は
第二のハウジング部またはハウジング区分１１５の下方
側に取付けられるように示されている。ダイオードＤ1
の上端部は第二のハウジング部またはハウジング区分１
１５のくぼみ領域１１７に収容されている。
【００２１】従って、本発明の原理および教示するとこ
ろによれば、新しくて改良式の電気スイッチ用コネクタ
組立体が示されており、この電気スイッチ用コネクタ組
立体においては、ハウジング接触部材上において終端接
続されるべき電線を、自動装置によってこの組立体の内
部に容易に取付けることができる。さらに、歪みを解放
させるように電線を保持するために、特徴的なカバー部
材と歪み解放部材とを組み合わせてハウジング上に取付
けることができる。さらに、ハウジング接触部材には、
所定量の保持力によってマイクロスイッチ要素またはマ
イクロスイッチ構成要素のプロング部材を相互に係合さ
せるためのくぼみ構造部が設けられている。ハウジング
は、所定量の弾性的な可撓性を有するようにするため
に、二つのハウジング部またはハウジング区分へと分割
されている。その結果、異なる製造業者によって製造さ
れて異なる寸法と形状とを有する異なるマイクロスイッ
チ要素またはマイクロスイッチ構成要素に対して、ハウ
ジングを係合させるかまたは使用することができる。さ
らに補助の電気的構成要素を異なる二つの方式のうちの
どちらかの方式でハウジング上に取付けることができ
る。
ろによれば、新しくて改良式の電気スイッチ用コネクタ
組立体が示されており、この電気スイッチ用コネクタ組
立体においては、ハウジング接触部材上において終端接
続されるべき電線を、自動装置によってこの組立体の内
部に容易に取付けることができる。さらに、歪みを解放
させるように電線を保持するために、特徴的なカバー部
材と歪み解放部材とを組み合わせてハウジング上に取付
けることができる。さらに、ハウジング接触部材には、
所定量の保持力によってマイクロスイッチ要素またはマ
イクロスイッチ構成要素のプロング部材を相互に係合さ
せるためのくぼみ構造部が設けられている。ハウジング
は、所定量の弾性的な可撓性を有するようにするため
に、二つのハウジング部またはハウジング区分へと分割
されている。その結果、異なる製造業者によって製造さ
れて異なる寸法と形状とを有する異なるマイクロスイッ
チ要素またはマイクロスイッチ構成要素に対して、ハウ
ジングを係合させるかまたは使用することができる。さ
らに補助の電気的構成要素を異なる二つの方式のうちの
どちらかの方式でハウジング上に取付けることができ
る。
【００２２】前述した内容によって、本発明の種々の変
更例と変種例とを実施することができる。例えば、カバ
ー部材と歪み解放部材とを固定するためにスナップ係合
する移動止めはハウジング部またはハウジング区分の側
壁部に取付けられて示されているが、そのような移動止
めをハウジング部またはハウジング区分の上方および下
方の面に配置することもできる。それゆえ、添付される
請求項の範囲内において、前述した内容とは異なる態様
で本発明を実施することができる。
更例と変種例とを実施することができる。例えば、カバ
ー部材と歪み解放部材とを固定するためにスナップ係合
する移動止めはハウジング部またはハウジング区分の側
壁部に取付けられて示されているが、そのような移動止
めをハウジング部またはハウジング区分の上方および下
方の面に配置することもできる。それゆえ、添付される
請求項の範囲内において、前述した内容とは異なる態様
で本発明を実施することができる。
【図１】図１は従来技術の公知な電気スイッチ用コネク
タ組の斜視図である。
タ組の斜視図である。
【図２】本発明の原理および教示するところに基づく新
しくて改良式の電気スイッチ用コネクタ組立体の分解斜
視図であり、協動する部品を示している。
しくて改良式の電気スイッチ用コネクタ組立体の分解斜
視図であり、協動する部品を示している。
【図３】一緒に組み立てられて、マイクロスイッチ要素
またはマイクロスイッチ構成要素に接続されている状態
の、図２に示される新しくて改良式の電気スイッチ用コ
ネクタ組立体の斜視図である。
またはマイクロスイッチ構成要素に接続されている状態
の、図２に示される新しくて改良式の電気スイッチ用コ
ネクタ組立体の斜視図である。
【図４】特別な形状のマイクロスイッチ要素またはマイ
クロスイッチ構成要素に接続されている状態の図２およ
び図３に示される新しくて改良式の電気スイッチ用コネ
クタ組立体のハウジング部材の頂面図である。
クロスイッチ構成要素に接続されている状態の図２およ
び図３に示される新しくて改良式の電気スイッチ用コネ
クタ組立体のハウジング部材の頂面図である。
【図５】特別な形状のマイクロスイッチ要素またはマイ
クロスイッチ構成要素に接続されている状態の図２およ
び図３に示される新しくて改良式の電気スイッチ用コネ
クタ組立体のハウジング部材の図４と同様な頂面図であ
る。
クロスイッチ構成要素に接続されている状態の図２およ
び図３に示される新しくて改良式の電気スイッチ用コネ
クタ組立体のハウジング部材の図４と同様な頂面図であ
る。
【図６】電気スイッチ用コネクタの特別な接触部材の取
付部を示す本発明の電気スイッチ用コネクタ組立体のハ
ウジング部材の水平方向断面図である。
付部を示す本発明の電気スイッチ用コネクタ組立体のハ
ウジング部材の水平方向断面図である。
【図７】図４および図５に示されるハウジング部材と同
様な、ハウジング部材の頂面図であって、補助の電気的
構成要素を電気スイッチ用コネクタ組立体のハウジング
部材の下方の側部に任意に取付けること、すなわち、補
助の電気的構成要素をハウジング部材上の二つの位置の
どちらかに取付けることができることを示している。
様な、ハウジング部材の頂面図であって、補助の電気的
構成要素を電気スイッチ用コネクタ組立体のハウジング
部材の下方の側部に任意に取付けること、すなわち、補
助の電気的構成要素をハウジング部材上の二つの位置の
どちらかに取付けることができることを示している。
【図８】図３の電気スイッチ用コネクタ組立体の側面図
であって、電気スイッチ用コネクタ組立体のハウジング
部材の下方の側部に補助の電気的構成要素が任意に取付
けられることを示している。
であって、電気スイッチ用コネクタ組立体のハウジング
部材の下方の側部に補助の電気的構成要素が任意に取付
けられることを示している。
Ｄ1 …インラインのダイオード Ｄ2 …ジャンパ用ダイオード １１０…電気スイッチ用コネクタ組立体 １１２…ハウジング １１３…主要なハウジング区分 １１４…受け口 １１５…第二のハウジング区分 １１７…くぼみ領域 １１８…電線 １２０…電線 １２２…受け口 １２６…スロット １２８…マイクロスイッチ構成要素 １３０…接続部分 １３２…ハウジング接触部材 １３６…ハウジング接触部材 １３８…絶縁被覆部排除端部 １４４…板バネ端部分 １４８…板バネ端部分 １５０…雄型プロング部材 １５４…雄型プロング部材 １６２…タブ部材 １７４…頂点部 １７８…壁部 １８２…開口部 １８６…フィンガ １９０…開口部 １９４…カバー部材 １９６…頂壁部 １９８…底壁部 ２００…前壁部 ２０２…側壁部 ２０６…フィンガ ２１０…スロット ２２０…スナップ係合式ラッチ部材 ２２２…スナップ係合式ラッチ部材 ２２４…歪み解放部材
Claims (22)
- 【請求項１】 電気スイッチを電気的に接続させるため
の電気スイッチ用コネクタ組立体において、 ハウジングと、 前記ハウジング内に配置された複数の電線と、 前記ハウジング内に配置された複数の接触部材とを具備
し、前記接触部材は、所定の位置において前記複数の電
線にそれぞれ接続される前記接触部材の第一の端部と、
電気スイッチの接触部に接続するための前記接触部材の
第二の端部とを有しており、 さらに、 前記ハウジング上に取付けられた前記複数の電線を保持
するために、前記ハウジングと共に協動して前記ハウジ
ング上に取付けられるカバー手段と、 前記複数の電線上における歪みを解放させると共に、前
記複数の電線が前記複数の接触部材の前記第一の端部に
接続されている前記所定の位置に、前記複数の電線に及
ぼされる歪みが伝達されるのを妨げるために、前記ハウ
ジング上に取付けられていて前記カバー手段と共に協動
する歪み解放手段とを具備する電気スイッチ用コネクタ
組立体。 - 【請求項２】 前記複数の接触部材の前記第一の端部が
スロット式の絶縁被覆部切取式接触部を具備する請求項
１に記載の電気スイッチ用コネクタ組立体。 - 【請求項３】 前記カバー手段が複数のフィンガを具備
しており、これら複数のフィンガはこれら複数のフィン
ガ間に形成されたスロットによって隔離されており、そ
れにより、前記カバー手段が前記ハウジング上に取付け
られるときに前記複数のフィンガは前記複数の電線に関
して櫛形電極のように配置され、前記複数の電線が前記
カバー手段の前記複数のフィンガの間に形成された前記
スロットの端部の間、および前記複数の接触部材の前記
スロット付き絶縁被覆部切取式接触部内に形成されたス
ロットの端部の間に効果的に捕らえられることによっ
て、前記複数の電線が前記ハウジング上に取付けられて
保持される請求項２に記載の電気スイッチ用コネクタ組
立体。 - 【請求項４】 前記複数の電線を前記複数の接触部材の
前記スロット付き絶縁被覆部切取式接触部に終端接続す
る前に、前記ハウジングが前記ハウジング内の所定の位
置において前記複数の電線を保持するための複数のフィ
ンガを具備している請求項２に記載の電気スイッチ用コ
ネクタ組立体。 - 【請求項５】 電気スイッチ用コネクタ組立体におい
て、 第一の移動止め手段および第二の移動止め手段が、前記
カバー手段と前記歪み解放手段とを係合させるために前
記ハウジング上に取付られており、 前記カバー手段と前記歪み解放手段とのそれぞれが、前
記ハウジング上に取付けられた前記第一の移動止め手段
および前記第二の移動止め手段にスナップ係合するため
に可撓性を有する係合手段を具備しており、それにより
前記カバー手段と前記歪み解放手段とが前記ハウジング
上に取付られた位置に保持されるようにした請求項１に
記載の電気スイッチ用コネクタ組立体。 - 【請求項６】 前記ハウジングに取付けられた前記第一
の移動止め手段および前記第二の移動止め手段にスナッ
プ係合するために、前記カバー手段と前記歪み解放手段
との可撓性を有する前記係合手段が、前記ハウジング上
に取付けられた前記第一の移動止め手段および前記第二
の移動止め手段を取り囲む第一のフレームワーク手段お
よび第二のフレームワーク手段をそれぞれ具備している
請求項５に記載の電気スイッチ用コネクタ組立体。 - 【請求項７】 前記カバー手段と前記歪み解放手段とが
前記ハウジング上に取付けられるときに、前記歪み解放
手段の前記第二のフレームワーク手段が前記カバー手段
の前記第一のフレームワーク手段の内部に配置されるよ
うにした請求項６に記載の電気スイッチ用コネクタ組立
体。 - 【請求項８】 電気スイッチ用コネクタ組立体におい
て、 前記ハウジングが主要なハウジング部と第二のハウジン
グ部とを具備し、 内部相互接続手段が前記第二のハウジング部の一端を、
可撓性を有する片持ち梁のように前記主要なハウジング
部に相互接続し、それにより、前記ハウジングを形状と
寸法とが異なるスイッチ構成要素に電気的に係合させう
るようにした請求項１に記載の電気スイッチ用コネクタ
組立体。 - 【請求項９】 前記ハウジングの外面に取付けられた補
助の電気的構成要素をさらに具備する請求項１に記載の
電気スイッチ用コネクタ組立体。 - 【請求項１０】 前記補助の電気的構成要素が、前記ハ
ウジングの前記複数の接触部材のうちの一つと、前記電
気スイッチ用コネクタ組立体が電気的に接続される電気
スイッチの接触部材との間を電気的に相互接続させるた
めのインラインのダイオードを具備する請求項９に記載
の電気スイッチ用コネクタ組立体。 - 【請求項１１】 前記補助の電気的構成要素が、前記複
数のハウジング接触部材のうちの二つの間を電気的に相
互接続させるためのジャンパ用ダイオードを具備する請
求項９に記載の電気スイッチ用コネクタ組立体。 - 【請求項１２】 電気スイッチを電気的に接続させるた
めの電気スイッチ用コネクタ組立体において、 ハウジングと、 前記ハウジング内に配置された複数の電線と、 前記ハウジング内に配置された複数の接触部材とを具備
し、前記複数の接触部材は所定の位置において前記複数
の電線にそれぞれ接続された前記複数の接触部材の第一
の端部と、電気スイッチの接触部に接続するための前記
複数の接触部材の第二の端部とを有しており、 さらに、 前記ハウジング内に取付けられた前記複数の電線を保持
するために、前記ハウジングと共に協動して前記ハウジ
ング上に取付けられるカバー手段と、 前記複数の電線における歪みを解放させるために前記カ
バー手段と共に協動して前記カバー手段上に設置されて
いる歪み解放手段とを具備し、その結果、前記複数の電
線が前記複数の接触部材の前記第一の端部に接続されて
いる前記所定の位置に、前記複数の電線上に及ぼされる
歪みが伝達されるのを妨げるようにした電気スイッチ用
コネクタ組立体。 - 【請求項１３】 前記複数の接触部材の前記第一の端部
がスロット付き絶縁被覆部切取式接触部を具備する請求
項１２に記載の電気スイッチ用コネクタ組立体。 - 【請求項１４】 前記カバー手段が複数のフィンガを具
備しており、これら複数のフィンガはこれら複数のフィ
ンガ間に形成されたスロットによって隔離されており、
それにより、前記カバー手段が前記ハウジング上に取付
けられるときに前記複数のフィンガは前記複数の電線に
関して櫛形電極のように配置され、前記複数の電線が前
記カバー手段の前記複数のフィンガの間に形成された前
記スロットの端部の間、および前記複数の接触部材の前
記スロット付き絶縁被覆部切取式接触部内に形成された
スロットの端部の間に効果的に捕らえられることによっ
て、前記複数の電線が前記ハウジング上に取付けられて
保持される請求項１３に記載の電気スイッチ用コネクタ
組立体。 - 【請求項１５】 前記複数の電線を前記複数の接触部材
の前記スロット付き絶縁被覆部切取式接触部に終端接続
する前に、前記ハウジングが前記ハウジング内の所定の
位置において前記複数の電線を保持するための複数のフ
ィンガを具備している請求項１３に記載の電気スイッチ
用コネクタ組立体。 - 【請求項１６】 電気スイッチ用コネクタ組立体におい
て、 第一の移動止め手段および第二の移動止め手段が、前記
カバー手段と前記歪み解放手段とを係合させるために前
記ハウジング上に取付られており、 前記カバー手段と前記歪み解放手段とのそれぞれが、前
記ハウジング上に取付けられた前記第一の移動止め手段
および前記第二の移動止め手段にスナップ係合するため
に可撓性を有する係合手段を具備しており、それにより
前記カバー手段と前記歪み解放手段とが前記ハウジング
上に取付られた位置に保持されるようにした請求項１２
に記載の電気スイッチ用コネクタ組立体。 - 【請求項１７】 前記ハウジングに取付けられた前記第
一の移動止め手段および前記第二の移動止め手段にスナ
ップ係合するために、前記カバー手段と前記歪み解放手
段との可撓性を有する前記係合手段が、前記ハウジング
上に取付けられた前記第一の移動止め手段および前記第
二の移動止め手段を取り囲む第一のフレームワーク手段
および第二のフレームワーク手段をそれぞれ具備してい
る請求項１６に記載の電気スイッチ用コネクタ組立体。 - 【請求項１８】 前記カバー手段と前記歪み解放手段と
が前記ハウジング上に取付けられるときに、前記歪み解
放手段の前記第二のフレームワーク手段が前記カバー手
段の前記第一のフレームワーク手段の内部に配置される
ようにした請求項１７に記載の電気スイッチ用コネクタ
組立体。 - 【請求項１９】 電線と電気スイッチの電気的プロング
接触部とを電気的に相互接続するための電気的接触部に
おいて、 電線を係合させるための前記電気的接触部の第一の端部
上に形成される第一の手段を具備し、該第一の手段は前
記電線を前記電気的接触部の前記第一の端部に固定して
接続することができ、 さらに、 電気スイッチの電気的プロング接触部の開口部内に挿入
させるために前記電気的接触部の第二の端部上に形成さ
れるくぼみ手段を具備し、該くぼみ手段は前記電気スイ
ッチの前記電気的プロング接触部を電気的に係合させて
所定の保持力によって前記電気スイッチの前記電気的プ
ロング接触部を物理的に接続して維持することができる
電気的接触部。 - 【請求項２０】 前記電線を係合させるための前記電気
的接触部の前記第一の手段が絶縁被覆部切取手段を具備
しており、 前記電気的接触部の前記第二の端部が板バネ形式の電気
的接触部を具備しており、 前記くぼみ手段が前記板バネ形式の電気的接触部の頂点
部に配置されている請求項１９に記載の電気的接触部。 - 【請求項２１】 複数の電線と電気スイッチの電気的プ
ロング接触部とを電気的に相互接続するための電気的接
触部用ハウジング組立体において、 ハウジング部材と、 前記ハウジング部材内に配置される複数の電気的接触部
と、 電線を係合させるための前記複数の電気的接触部の第一
の端部上に形成される第一の手段とを具備し、該第一の
手段は前記電線を前記電気的接触部の前記第一の端部に
固定して取付けることができ、 さらに、 電気スイッチの電気的プロング接触部の開口部内に挿入
するために前記複数の電気的接触部の少なくとも一つの
第二の端部上に形成されるくぼみ手段を具備し、該くぼ
み手段は前記電気スイッチの前記電気的プロング接触部
を電気的に係合させて所定の保持力によって前記電気ス
イッチの前記電気的プロング接触部を物理的に接続して
維持することができる電気的接触部用ハウジング組立
体。 - 【請求項２２】 電気的接触部用ハウジング組立体にお
いて、 前記電線を係合させるための前記複数の電気的接触部の
前記第一の手段が絶縁被覆部切取手段を具備しており、 前記複数の電気的接触部の第二の端部が板バネ形式の電
気的接触部を具備しており、 前記複数の電気的接触部の前記少なくとも一つの前記第
二の端部上に配置される前記くぼみ手段が前記板バネ形
式の電気的接触部の頂点部に配置されるようにした請求
項２１に記載の電気的接触部用ハウジング組立体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/276,193 US6220890B1 (en) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | Electrical switch connector assembly |
| US09/276193 | 1999-03-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000285989A true JP2000285989A (ja) | 2000-10-13 |
| JP2000285989A5 JP2000285989A5 (ja) | 2007-04-19 |
Family
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