JP2000285119A - 情報処理装置及び情報処理システム、及びその制御方法、及びその制御プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents
情報処理装置及び情報処理システム、及びその制御方法、及びその制御プログラムを格納した記憶媒体Info
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- JP2000285119A JP2000285119A JP11088099A JP8809999A JP2000285119A JP 2000285119 A JP2000285119 A JP 2000285119A JP 11088099 A JP11088099 A JP 11088099A JP 8809999 A JP8809999 A JP 8809999A JP 2000285119 A JP2000285119 A JP 2000285119A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、地図データ検索装置では、地図データ
を記憶する場合に、必要なデータであるかどうかに関係
なく、データが提供される地域毎に記憶していた。その
ため、表示される可能性のない不要なデータも記憶して
記憶容量が無駄になっていた。 【解決手段】 利用者の目的とする主オブジェクトの存
在する区画と選択対象の区画とを含む最小の矩形(もし
くは主オブジェクトと当該オブジェクトとの間の距離)
を求めることにより、表示される可能性があるオブジェ
クトを選択する。
を記憶する場合に、必要なデータであるかどうかに関係
なく、データが提供される地域毎に記憶していた。その
ため、表示される可能性のない不要なデータも記憶して
記憶容量が無駄になっていた。 【解決手段】 利用者の目的とする主オブジェクトの存
在する区画と選択対象の区画とを含む最小の矩形(もし
くは主オブジェクトと当該オブジェクトとの間の距離)
を求めることにより、表示される可能性があるオブジェ
クトを選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路、建物などの
オブジェクトを記憶部から選択する情報処理装置及び情
報処理システム、及びその制御方法、及びその制御プロ
グラムを格納した記憶媒体に関するものである。
オブジェクトを記憶部から選択する情報処理装置及び情
報処理システム、及びその制御方法、及びその制御プロ
グラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】特に、利用者の目的に応じて、表示される
可能性があるオブジェクトと、表示される可能性がない
オブジェクトとを判別し、表示されるオブジェクトのみ
を選択する情報処理装置及び情報処理システム、及びそ
の制御方法、及びその制御プログラムを格納した記憶媒
体に関するものである。
可能性があるオブジェクトと、表示される可能性がない
オブジェクトとを判別し、表示されるオブジェクトのみ
を選択する情報処理装置及び情報処理システム、及びそ
の制御方法、及びその制御プログラムを格納した記憶媒
体に関するものである。
【0003】また、オブジェクトを配置する座標平面
を、網目状の区画に分割し、複数の区画から成る所定の
形状の矩形のうちで、当該選択対象の区画と主オブジェ
クトの存在する区画とを含む最小の矩形を求める情報処
理装置、情報処理装置制御方法、情報処理装置制御プロ
グラムを格納した記憶媒体に関するものである。
を、網目状の区画に分割し、複数の区画から成る所定の
形状の矩形のうちで、当該選択対象の区画と主オブジェ
クトの存在する区画とを含む最小の矩形を求める情報処
理装置、情報処理装置制御方法、情報処理装置制御プロ
グラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0004】
【従来の技術】従来、ディスプレイに表示させたい地図
上の範囲や、オブジェクト(建築物、道路、鉄道、公園
などの建造物のデータ)の検索条件を、キーボードやマ
ウスによって指定すると、指定された範囲内に存在し、
かつ指定された検索条件に該当するオブジェクトをハー
ドディスク(又はCD−ROMなどの記憶媒体)から検
索し、RAMに座標や属性情報を記憶し、記憶されたオ
ブジェクトをディスプレイに表示する地図データ検索装
置があった。
上の範囲や、オブジェクト(建築物、道路、鉄道、公園
などの建造物のデータ)の検索条件を、キーボードやマ
ウスによって指定すると、指定された範囲内に存在し、
かつ指定された検索条件に該当するオブジェクトをハー
ドディスク(又はCD−ROMなどの記憶媒体)から検
索し、RAMに座標や属性情報を記憶し、記憶されたオ
ブジェクトをディスプレイに表示する地図データ検索装
置があった。
【0005】オブジェクトとは、地図上の位置や建造物
の形状を示す複数の座標値から成る座標列と、その建造
物の名称や住所、種類などの属性情報からなるデータで
ある。道路や鉄道など細長い線状のオブジェクトの座標
は、曲線データとして得られ、所定のラインスタイルを
持った曲線として描画される。また、建物など小さな面
積のオブジェクトならば、点データとして得られ、所定
の記号やアイコンとして描画される。行政区域や公園な
どの広い面積をもつオブジェクトならば、多角形データ
として得られ、所定のラインスタイルと所定の塗りつぶ
しパターンを持った多角形として描画される。なお、こ
こでは、小さな面積のオブジェクトを点データとした
が、広い面積のオブジェクトと同様に多角形データであ
ってもよいことはいうまでもない。
の形状を示す複数の座標値から成る座標列と、その建造
物の名称や住所、種類などの属性情報からなるデータで
ある。道路や鉄道など細長い線状のオブジェクトの座標
は、曲線データとして得られ、所定のラインスタイルを
持った曲線として描画される。また、建物など小さな面
積のオブジェクトならば、点データとして得られ、所定
の記号やアイコンとして描画される。行政区域や公園な
どの広い面積をもつオブジェクトならば、多角形データ
として得られ、所定のラインスタイルと所定の塗りつぶ
しパターンを持った多角形として描画される。なお、こ
こでは、小さな面積のオブジェクトを点データとした
が、広い面積のオブジェクトと同様に多角形データであ
ってもよいことはいうまでもない。
【0006】地図のデータは、通常、図14(a)のよ
うに行政区域単位(四角で囲まれた範囲)で供給された
り、図14(b)のように所定の広さで分割した地域単
位で供給される。利用者は、必要に応じて対応する地域
の地図データをCD−ROMやハードディスクなどから
取得し、表示していた。
うに行政区域単位(四角で囲まれた範囲)で供給された
り、図14(b)のように所定の広さで分割した地域単
位で供給される。利用者は、必要に応じて対応する地域
の地図データをCD−ROMやハードディスクなどから
取得し、表示していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ディスプレイに地図を
表示する場合、スクロールやズームによって表示範囲が
変わっても、表示されるオブジェクトの密度がほぼ一定
であるのが望ましい。すなわち広い範囲を表示する場合
は大まかな情報のみを表示し、狭い範囲を拡大表示する
につれて詳細な情報を表示する。例えば、図15に示す
ようにオブジェクトの分類毎に表示するための条件を縮
尺によって設定することによって、図3に示すように画
面(a)から(b)、(c)、(d)と拡大表示するに
つれて、都道府県庁、市役所(主要都市)、市役所、町
役場、区役所というように表示されるオブジェクトの種
類が増えていく。
表示する場合、スクロールやズームによって表示範囲が
変わっても、表示されるオブジェクトの密度がほぼ一定
であるのが望ましい。すなわち広い範囲を表示する場合
は大まかな情報のみを表示し、狭い範囲を拡大表示する
につれて詳細な情報を表示する。例えば、図15に示す
ようにオブジェクトの分類毎に表示するための条件を縮
尺によって設定することによって、図3に示すように画
面(a)から(b)、(c)、(d)と拡大表示するに
つれて、都道府県庁、市役所(主要都市)、市役所、町
役場、区役所というように表示されるオブジェクトの種
類が増えていく。
【0008】ただし、図15において1:320000
0より1:80000の方が大きい縮尺(拡大された縮
尺)である。したがって、「1:3200000以上」
という場合は、1:80000などを含むが、「1:8
0000以上」という場合は1:3200000などを
含まない。
0より1:80000の方が大きい縮尺(拡大された縮
尺)である。したがって、「1:3200000以上」
という場合は、1:80000などを含むが、「1:8
0000以上」という場合は1:3200000などを
含まない。
【0009】また、RAMは、利用者の特定の目的、特
定の範囲に応じて取得した地図データを記憶している。
もし、パーソナルコンピュータのRAMの容量に制限が
なければ、できる限り広い範囲について、できる限り詳
細な情報を記憶しておくのが望ましい。そうすれば任意
のどの地域を拡大表示した場合においても、詳細な情報
を表示することができる。しかし、実際にはRAMの容
量には制限があるので、各地域ごとにどのくらい詳細な
データを記憶しておくべきかについては、利用頻度や利
用者自身により判断されている。したがって、必要なデ
ータが記憶されていなくてオブジェクトがまばらに表示
されたり、逆に不要なデータを記憶していて記憶容量が
無駄になったりしている。
定の範囲に応じて取得した地図データを記憶している。
もし、パーソナルコンピュータのRAMの容量に制限が
なければ、できる限り広い範囲について、できる限り詳
細な情報を記憶しておくのが望ましい。そうすれば任意
のどの地域を拡大表示した場合においても、詳細な情報
を表示することができる。しかし、実際にはRAMの容
量には制限があるので、各地域ごとにどのくらい詳細な
データを記憶しておくべきかについては、利用頻度や利
用者自身により判断されている。したがって、必要なデ
ータが記憶されていなくてオブジェクトがまばらに表示
されたり、逆に不要なデータを記憶していて記憶容量が
無駄になったりしている。
【0010】本発明の目的は、利用者の目的に応じて、
表示される可能性があるオブジェクトと、表示される可
能性がないオブジェクトとを判別し、表示されるオブジ
ェクトのみを選択することである。
表示される可能性があるオブジェクトと、表示される可
能性がないオブジェクトとを判別し、表示されるオブジ
ェクトのみを選択することである。
【0011】また、オブジェクトを配置する座標平面
を、網目状の区画に分割し、複数の区画から成る所定の
形状の矩形のうちで、当該選択対象の区画と主オブジェ
クトの存在する区画とを含む最小の矩形を求めることで
ある。
を、網目状の区画に分割し、複数の区画から成る所定の
形状の矩形のうちで、当該選択対象の区画と主オブジェ
クトの存在する区画とを含む最小の矩形を求めることで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成から成る。
に、本発明は次のような構成から成る。
【0013】請求項1に記載の情報処理装置は、主オブ
ジェクトの入力を受け付ける入力受付手段と、オブジェ
クトを配置する座標平面を、網目状の区画に分割し、複
数の区画から成る表示画面サイズの比率に等しいと判断
される矩形のうち、当該選択対象の区画と前記主オブジ
ェクトの存在する区画とを含む最小の矩形を求める算出
手段と、前記算出手段で求めた最小の矩形及び選択条件
に基づいて、当該選択対象の区画に含まれるオブジェク
トを選択する選択手段と、前記選択手段により選択され
たオブジェクトを出力する出力手段とを備えることを特
徴とする。
ジェクトの入力を受け付ける入力受付手段と、オブジェ
クトを配置する座標平面を、網目状の区画に分割し、複
数の区画から成る表示画面サイズの比率に等しいと判断
される矩形のうち、当該選択対象の区画と前記主オブジ
ェクトの存在する区画とを含む最小の矩形を求める算出
手段と、前記算出手段で求めた最小の矩形及び選択条件
に基づいて、当該選択対象の区画に含まれるオブジェク
トを選択する選択手段と、前記選択手段により選択され
たオブジェクトを出力する出力手段とを備えることを特
徴とする。
【0014】請求項2に記載の情報処理装置は、請求項
1に係る情報処理装置であって、前記算出手段は、当該
選択対象の区画と前記主オブジェクトの存在する区画と
を含む最小の矩形を求める際に、前記主オブジェクトの
存在する区画の一つが中心にある最小の矩形を求めるこ
とを特徴とする。
1に係る情報処理装置であって、前記算出手段は、当該
選択対象の区画と前記主オブジェクトの存在する区画と
を含む最小の矩形を求める際に、前記主オブジェクトの
存在する区画の一つが中心にある最小の矩形を求めるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の情報処理装置は、請求項
1又は2に係る情報処理装置であって、前記算出手段
で、前記表示画面の比率に等しいと判断される矩形は、
表示画面の比率に近似の矩形をも含むことを特徴とす
る。
1又は2に係る情報処理装置であって、前記算出手段
で、前記表示画面の比率に等しいと判断される矩形は、
表示画面の比率に近似の矩形をも含むことを特徴とす
る。
【0016】請求項4に記載の情報処理装置は、主オブ
ジェクトの入力を受け付ける入力受付手段と、オブジェ
クトと前記主オブジェクトとの距離及び選択条件に基づ
いて、当該オブジェクトを選択するかどうか決定する選
択手段と、前記選択手段により選択されたオブジェクト
を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
ジェクトの入力を受け付ける入力受付手段と、オブジェ
クトと前記主オブジェクトとの距離及び選択条件に基づ
いて、当該オブジェクトを選択するかどうか決定する選
択手段と、前記選択手段により選択されたオブジェクト
を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項5に記載の情報処理装置は、主オブ
ジェクトの入力を受け付ける入力受付手段と、オブジェ
クトを配置する座標平面を、所定の区画毎に分割し、当
該選択対象の区画と前記主オブジェクトの存在する区画
との距離及び選択条件に基づいて、当該選択対象の区画
に含まれるオブジェクトを選択する選択手段と、前記選
択手段により選択されたオブジェクトを出力する出力手
段とを備えることを特徴とする。
ジェクトの入力を受け付ける入力受付手段と、オブジェ
クトを配置する座標平面を、所定の区画毎に分割し、当
該選択対象の区画と前記主オブジェクトの存在する区画
との距離及び選択条件に基づいて、当該選択対象の区画
に含まれるオブジェクトを選択する選択手段と、前記選
択手段により選択されたオブジェクトを出力する出力手
段とを備えることを特徴とする。
【0018】請求項6に記載の情報処理装置は、請求項
1乃至5に係る情報処理装置であって、前記入力受付手
段は、前記選択条件の入力を受け付けることを特徴とす
る。
1乃至5に係る情報処理装置であって、前記入力受付手
段は、前記選択条件の入力を受け付けることを特徴とす
る。
【0019】請求項7に記載の情報処理装置は、請求項
1乃至6に係る情報処理装置であって、更に、オブジェ
クトを記憶した第1の記憶手段を備え、前記選択手段
は、前記第1の記憶手段に記憶されたオブジェクトから
選択することを特徴とする。
1乃至6に係る情報処理装置であって、更に、オブジェ
クトを記憶した第1の記憶手段を備え、前記選択手段
は、前記第1の記憶手段に記憶されたオブジェクトから
選択することを特徴とする。
【0020】請求項8に記載の情報処理装置は、請求項
1乃至7に係る情報処理装置であって、更に、前記出力
手段により出力されたオブジェクトを記憶する第2の記
憶手段を備えることを特徴とする。
1乃至7に係る情報処理装置であって、更に、前記出力
手段により出力されたオブジェクトを記憶する第2の記
憶手段を備えることを特徴とする。
【0021】請求項9に記載の情報処理装置は、請求項
8に係る情報処理装置であって、更に、表示する表示サ
イズに応じて、前記第2の記憶手段に記憶されたオブジ
ェクトから、オブジェクトを選択して表示することが可
能な表示手段を備えることを特徴とする。
8に係る情報処理装置であって、更に、表示する表示サ
イズに応じて、前記第2の記憶手段に記憶されたオブジ
ェクトから、オブジェクトを選択して表示することが可
能な表示手段を備えることを特徴とする。
【0022】請求項10に記載の情報処理装置は、請求
項9に係る情報処理装置であって、前記表示手段は、前
記主オブジェクトの少なくとも一部分を表示することを
特徴とする。
項9に係る情報処理装置であって、前記表示手段は、前
記主オブジェクトの少なくとも一部分を表示することを
特徴とする。
【0023】請求項11に記載の情報処理装置は、請求
項9に係る情報処理装置であって、前記表示手段は、前
記主オブジェクトの少なくとも一部分を画面の中央に表
示することを特徴とする。
項9に係る情報処理装置であって、前記表示手段は、前
記主オブジェクトの少なくとも一部分を画面の中央に表
示することを特徴とする。
【0024】請求項12に記載の情報処理装置は、請求
項1乃至11に係る情報処理装置であって、前記情報処
理装置は、前記入力受付手段により出発地点及び到着地
点の入力を受け付け、更に、前記出発地点及び到着地点
に基づいて経路を探索する経路探索手段を備え、前記経
路探索手段により探索された経路を主オブジェクトとす
ることを特徴とする。
項1乃至11に係る情報処理装置であって、前記情報処
理装置は、前記入力受付手段により出発地点及び到着地
点の入力を受け付け、更に、前記出発地点及び到着地点
に基づいて経路を探索する経路探索手段を備え、前記経
路探索手段により探索された経路を主オブジェクトとす
ることを特徴とする。
【0025】請求項13に記載の情報処理システムは、
主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付手段を備え
る第1の情報処理装置とオブジェクトを記憶した第1の
記憶手段を備える第2の情報処理装置とからなる情報処
理システムであって、更に、前記情報処理システムは、
オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区画に分
割し、複数の区画から成る表示画面サイズの比率に等し
いと判断される矩形のうち、当該選択対象の区画と前記
主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩形を求
める算出手段と、前記算出手段で求めた最小の矩形及び
選択条件に基づいて、当該選択対象の区画に含まれるオ
ブジェクトを前記第1の記憶手段に記憶されたオブジェ
クトから選択する選択手段と、前記選択手段により選択
されたオブジェクトを出力する出力手段とを備えること
を特徴とする。
主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付手段を備え
る第1の情報処理装置とオブジェクトを記憶した第1の
記憶手段を備える第2の情報処理装置とからなる情報処
理システムであって、更に、前記情報処理システムは、
オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区画に分
割し、複数の区画から成る表示画面サイズの比率に等し
いと判断される矩形のうち、当該選択対象の区画と前記
主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩形を求
める算出手段と、前記算出手段で求めた最小の矩形及び
選択条件に基づいて、当該選択対象の区画に含まれるオ
ブジェクトを前記第1の記憶手段に記憶されたオブジェ
クトから選択する選択手段と、前記選択手段により選択
されたオブジェクトを出力する出力手段とを備えること
を特徴とする。
【0026】請求項14に記載の情報処理システムは、
請求項13に係る情報処理システムであって、前記算出
手段は、当該選択対象の区画と前記主オブジェクトの存
在する区画とを含む最小の矩形を求める際に、前記主オ
ブジェクトの存在する区画の一つが中心にある最小の矩
形を求めることを特徴とする。
請求項13に係る情報処理システムであって、前記算出
手段は、当該選択対象の区画と前記主オブジェクトの存
在する区画とを含む最小の矩形を求める際に、前記主オ
ブジェクトの存在する区画の一つが中心にある最小の矩
形を求めることを特徴とする。
【0027】請求項15に記載の情報処理システムは、
請求項13又は14に係る情報処理システムであって、
前記算出手段で、前記表示画面の比率に等しいと判断さ
れる矩形は、表示画面の比率に近似の矩形をも含むこと
を特徴とする。
請求項13又は14に係る情報処理システムであって、
前記算出手段で、前記表示画面の比率に等しいと判断さ
れる矩形は、表示画面の比率に近似の矩形をも含むこと
を特徴とする。
【0028】請求項16に記載の情報処理システムは、
主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付手段を備え
る第1の情報処理装置とオブジェクトを記憶した第1の
記憶手段を備える第2の情報処理装置とからなる情報処
理システムであって、更に、前記情報処理システムは、
オブジェクトと前記主オブジェクトとの距離及び選択条
件に基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されたオブジ
ェクトから当該オブジェクトを選択するかどうか決定す
る選択手段と、前記選択手段により選択されたオブジェ
クトを出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付手段を備え
る第1の情報処理装置とオブジェクトを記憶した第1の
記憶手段を備える第2の情報処理装置とからなる情報処
理システムであって、更に、前記情報処理システムは、
オブジェクトと前記主オブジェクトとの距離及び選択条
件に基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されたオブジ
ェクトから当該オブジェクトを選択するかどうか決定す
る選択手段と、前記選択手段により選択されたオブジェ
クトを出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0029】請求項17に記載の情報処理システムは、
主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付手段を備え
る第1の情報処理装置とオブジェクトを記憶した第1の
記憶手段を備える第2の情報処理装置とからなる情報処
理システムであって、更に、前記情報処理システムは、
オブジェクトを配置する座標平面を、所定の区画毎に分
割し、当該選択対象の区画と前記主オブジェクトの存在
する区画との距離及び選択条件に基づいて、前記第1の
記憶手段に記憶されたオブジェクトから、当該選択対象
の区画に含まれるオブジェクトを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたオブジェクトを出力する
出力手段とを備えることを特徴とする。
主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付手段を備え
る第1の情報処理装置とオブジェクトを記憶した第1の
記憶手段を備える第2の情報処理装置とからなる情報処
理システムであって、更に、前記情報処理システムは、
オブジェクトを配置する座標平面を、所定の区画毎に分
割し、当該選択対象の区画と前記主オブジェクトの存在
する区画との距離及び選択条件に基づいて、前記第1の
記憶手段に記憶されたオブジェクトから、当該選択対象
の区画に含まれるオブジェクトを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択されたオブジェクトを出力する
出力手段とを備えることを特徴とする。
【0030】請求項18に記載の情報処理システムは、
請求項13乃至17に係る情報処理システムであって、
前記入力受付手段は、前記選択条件の入力を受け付ける
ことを特徴とする。
請求項13乃至17に係る情報処理システムであって、
前記入力受付手段は、前記選択条件の入力を受け付ける
ことを特徴とする。
【0031】請求項19に記載の情報処理システムは、
請求項13乃至18に係る情報処理システムであって、
更に、前記情報処理システムは、前記出力手段により出
力されたオブジェクトを記憶する第2の記憶手段を備え
ることを特徴とする。
請求項13乃至18に係る情報処理システムであって、
更に、前記情報処理システムは、前記出力手段により出
力されたオブジェクトを記憶する第2の記憶手段を備え
ることを特徴とする。
【0032】請求項20に記載の情報処理システムは、
請求項19に係る情報処理システムであって、更に、前
記情報処理システムは、表示する表示サイズに応じて、
前記第2の記憶手段に記憶されたオブジェクトから、オ
ブジェクトを選択して表示することが可能な表示手段を
備えることを特徴とする。
請求項19に係る情報処理システムであって、更に、前
記情報処理システムは、表示する表示サイズに応じて、
前記第2の記憶手段に記憶されたオブジェクトから、オ
ブジェクトを選択して表示することが可能な表示手段を
備えることを特徴とする。
【0033】請求項21に記載の情報処理システムは、
請求項20に係る情報処理システムであって、前記表示
手段は、前記主オブジェクトの少なくとも一部分を表示
することを特徴とする。
請求項20に係る情報処理システムであって、前記表示
手段は、前記主オブジェクトの少なくとも一部分を表示
することを特徴とする。
【0034】請求項22に記載の情報処理システムは、
請求項20に係る情報処理システムであって、前記表示
手段は、前記主オブジェクトの少なくとも一部分を画面
の中央に表示することを特徴とする。
請求項20に係る情報処理システムであって、前記表示
手段は、前記主オブジェクトの少なくとも一部分を画面
の中央に表示することを特徴とする。
【0035】請求項23に記載の情報処理システムは、
請求項13乃至22に係る情報処理システムであって、
前記入力受付手段は出発地点及び到着地点の入力を受け
付け、更に、前記情報処理システムは、前記出発地点及
び到着地点に基づいて経路を探索する経路探索手段を備
え、前記経路探索手段により探索された経路を主オブジ
ェクトとすることを特徴とする。
請求項13乃至22に係る情報処理システムであって、
前記入力受付手段は出発地点及び到着地点の入力を受け
付け、更に、前記情報処理システムは、前記出発地点及
び到着地点に基づいて経路を探索する経路探索手段を備
え、前記経路探索手段により探索された経路を主オブジ
ェクトとすることを特徴とする。
【0036】請求項24に記載の情報処理装置は、オブ
ジェクトを配置する座標平面を、網目状の区画に分割
し、複数の区画から成る所定の形状の矩形のうちで、当
該選択対象の区画と主オブジェクトの存在する区画とを
含む最小の矩形を求める算出手段を備える情報処理装置
で、前記算出手段は、主オブジェクトの存在する区画を
含む最小の矩形を、当該選択対象の区画が前記所定の形
状の矩形の右上の角、左上の角、右下の角、左下の角の
いずれかを占める場合について、それぞれ算出し、更に
その中から一番小さな矩形を最小の矩形として求めるこ
とを特徴とする。
ジェクトを配置する座標平面を、網目状の区画に分割
し、複数の区画から成る所定の形状の矩形のうちで、当
該選択対象の区画と主オブジェクトの存在する区画とを
含む最小の矩形を求める算出手段を備える情報処理装置
で、前記算出手段は、主オブジェクトの存在する区画を
含む最小の矩形を、当該選択対象の区画が前記所定の形
状の矩形の右上の角、左上の角、右下の角、左下の角の
いずれかを占める場合について、それぞれ算出し、更に
その中から一番小さな矩形を最小の矩形として求めるこ
とを特徴とする。
【0037】請求項25に記載の情報処理装置は、請求
項24に係る情報処理装置であって、前記網目状の区画
は、表示画面サイズの比率に等しい区画であることを特
徴とする。
項24に係る情報処理装置であって、前記網目状の区画
は、表示画面サイズの比率に等しい区画であることを特
徴とする。
【0038】請求項26に記載の情報処理システムは、
請求項24又は25に係る情報処理システムであって、
前記所定の形状の矩形は、表示画面サイズの比率に等し
いと判断される矩形であることを特徴とする。
請求項24又は25に係る情報処理システムであって、
前記所定の形状の矩形は、表示画面サイズの比率に等し
いと判断される矩形であることを特徴とする。
【0039】請求項27に記載の情報処理装置制御方法
は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ステッ
プと、オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区
画に分割し、複数の区画から成る表示画面サイズの比率
に等しいと判断される矩形のうち、当該選択対象の区画
と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩
形を求める算出ステップと、前記算出ステップで求めた
最小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選択対象の区
画に含まれるオブジェクトを選択する選択ステップと、
前記選択ステップにより選択されたオブジェクトを出力
する出力ステップとを備えることを特徴とする。
は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ステッ
プと、オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区
画に分割し、複数の区画から成る表示画面サイズの比率
に等しいと判断される矩形のうち、当該選択対象の区画
と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩
形を求める算出ステップと、前記算出ステップで求めた
最小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選択対象の区
画に含まれるオブジェクトを選択する選択ステップと、
前記選択ステップにより選択されたオブジェクトを出力
する出力ステップとを備えることを特徴とする。
【0040】請求項28に記載の情報処理装置制御方法
は、請求項27に係る情報処理装置制御方法であって、
前記算出ステップは、当該選択対象の区画と前記主オブ
ジェクトの存在する区画とを含む最小の矩形を求める際
に、前記主オブジェクトの存在する区画の一つが中心に
ある最小の矩形を求めることを特徴とする。
は、請求項27に係る情報処理装置制御方法であって、
前記算出ステップは、当該選択対象の区画と前記主オブ
ジェクトの存在する区画とを含む最小の矩形を求める際
に、前記主オブジェクトの存在する区画の一つが中心に
ある最小の矩形を求めることを特徴とする。
【0041】請求項29に記載の情報処理装置制御方法
は、請求項27又は28に係る情報処理装置制御方法で
あって、前記算出ステップで、前記表示画面の比率に等
しいと判断される矩形は、表示画面の比率に近似の矩形
をも含むことを特徴とする。
は、請求項27又は28に係る情報処理装置制御方法で
あって、前記算出ステップで、前記表示画面の比率に等
しいと判断される矩形は、表示画面の比率に近似の矩形
をも含むことを特徴とする。
【0042】請求項30に記載の情報処理装置制御方法
は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ステッ
プと、オブジェクトと前記主オブジェクトとの距離及び
選択条件に基づいて、当該オブジェクトを選択するかど
うか決定する選択ステップと、前記選択ステップにより
選択されたオブジェクトを出力する出力ステップとを備
えることを特徴とする。
は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ステッ
プと、オブジェクトと前記主オブジェクトとの距離及び
選択条件に基づいて、当該オブジェクトを選択するかど
うか決定する選択ステップと、前記選択ステップにより
選択されたオブジェクトを出力する出力ステップとを備
えることを特徴とする。
【0043】請求項31に記載の情報処理装置制御方法
は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ステッ
プと、オブジェクトを配置する座標平面を、所定の区画
毎に分割し、当該選択対象の区画と前記主オブジェクト
の存在する区画との距離及び選択条件に基づいて、当該
選択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択する選択
ステップと、前記選択ステップにより選択されたオブジ
ェクトを出力する出力ステップとを備えることを特徴と
する。
は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ステッ
プと、オブジェクトを配置する座標平面を、所定の区画
毎に分割し、当該選択対象の区画と前記主オブジェクト
の存在する区画との距離及び選択条件に基づいて、当該
選択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択する選択
ステップと、前記選択ステップにより選択されたオブジ
ェクトを出力する出力ステップとを備えることを特徴と
する。
【0044】請求項32に記載の情報処理装置制御方法
は、請求項27乃至31に係る情報処理装置制御方法で
あって、前記入力受付ステップは、前記選択条件の入力
を受け付けることを特徴とする。
は、請求項27乃至31に係る情報処理装置制御方法で
あって、前記入力受付ステップは、前記選択条件の入力
を受け付けることを特徴とする。
【0045】請求項33に記載の情報処理装置制御方法
は、請求項27乃至32に係る情報処理装置制御方法で
あって、更に、オブジェクトを記憶した第1の記憶手段
を利用して、前記選択ステップは、前記第1の記憶手段
に記憶されたオブジェクトから選択することを特徴とす
る。
は、請求項27乃至32に係る情報処理装置制御方法で
あって、更に、オブジェクトを記憶した第1の記憶手段
を利用して、前記選択ステップは、前記第1の記憶手段
に記憶されたオブジェクトから選択することを特徴とす
る。
【0046】請求項34に記載の情報処理装置制御方法
は、請求項27乃至33に係る情報処理装置制御方法で
あって、更に、前記出力ステップにより出力されたオブ
ジェクトを記憶する第2の記憶ステップを備えることを
特徴とする。
は、請求項27乃至33に係る情報処理装置制御方法で
あって、更に、前記出力ステップにより出力されたオブ
ジェクトを記憶する第2の記憶ステップを備えることを
特徴とする。
【0047】請求項35に記載の情報処理装置制御方法
は、請求項34に係る情報処理装置制御方法であって、
更に、表示する表示サイズに応じて、前記第2の記憶ス
テップに記憶されたオブジェクトから、オブジェクトを
選択して表示することが可能な表示ステップを備えるこ
とを特徴とする。
は、請求項34に係る情報処理装置制御方法であって、
更に、表示する表示サイズに応じて、前記第2の記憶ス
テップに記憶されたオブジェクトから、オブジェクトを
選択して表示することが可能な表示ステップを備えるこ
とを特徴とする。
【0048】請求項36に記載の情報処理装置制御方法
は、請求項35に係る情報処理装置制御方法であって、
前記表示ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも
一部分を表示することを特徴とする。
は、請求項35に係る情報処理装置制御方法であって、
前記表示ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも
一部分を表示することを特徴とする。
【0049】請求項37に記載の情報処理装置制御方法
は、請求項35に係る情報処理装置制御方法であって、
前記表示ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも
一部分を画面の中央に表示することを特徴とする。
は、請求項35に係る情報処理装置制御方法であって、
前記表示ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも
一部分を画面の中央に表示することを特徴とする。
【0050】請求項38に記載の情報処理装置制御方法
は、請求項27乃至37に係る情報処理装置制御方法で
あって、前記入力受付ステップは、出発地点及び到着地
点の入力を受け付け、更に、前記出発地点及び到着地点
に基づいて経路を探索する経路探索ステップを備え、前
記経路探索ステップにより探索された経路を主オブジェ
クトとすることを特徴とする。
は、請求項27乃至37に係る情報処理装置制御方法で
あって、前記入力受付ステップは、出発地点及び到着地
点の入力を受け付け、更に、前記出発地点及び到着地点
に基づいて経路を探索する経路探索ステップを備え、前
記経路探索ステップにより探索された経路を主オブジェ
クトとすることを特徴とする。
【0051】請求項39に記載の情報処理システム制御
方法は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ス
テップを備える第1の情報処理装置とオブジェクトを記
憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処理装置と
からなる情報処理システムを制御する情報処理システム
制御方法であって、更に、前記情報処理システム制御方
法は、オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区
画に分割し、複数の区画から成る表示画面サイズの比率
に等しいと判断される矩形のうち、当該選択対象の区画
と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩
形を求める算出ステップと、前記算出ステップで求めた
最小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選択対象の区
画に含まれるオブジェクトを前記第1の記憶手段に記憶
されたオブジェクトから選択する選択ステップと、前記
選択ステップにより選択されたオブジェクトを出力する
出力ステップとを備えることを特徴とする。
方法は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ス
テップを備える第1の情報処理装置とオブジェクトを記
憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処理装置と
からなる情報処理システムを制御する情報処理システム
制御方法であって、更に、前記情報処理システム制御方
法は、オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区
画に分割し、複数の区画から成る表示画面サイズの比率
に等しいと判断される矩形のうち、当該選択対象の区画
と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩
形を求める算出ステップと、前記算出ステップで求めた
最小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選択対象の区
画に含まれるオブジェクトを前記第1の記憶手段に記憶
されたオブジェクトから選択する選択ステップと、前記
選択ステップにより選択されたオブジェクトを出力する
出力ステップとを備えることを特徴とする。
【0052】請求項40に記載の情報処理システム制御
方法は、請求項39に係る情報処理システム制御方法で
あって、前記算出ステップは、当該選択対象の区画と前
記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩形を
求める際に、前記主オブジェクトの存在する区画の一つ
が中心にある最小の矩形を求めることを特徴とする。
方法は、請求項39に係る情報処理システム制御方法で
あって、前記算出ステップは、当該選択対象の区画と前
記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩形を
求める際に、前記主オブジェクトの存在する区画の一つ
が中心にある最小の矩形を求めることを特徴とする。
【0053】請求項41に記載の情報処理システム制御
方法は、請求項39又は40に係る情報処理システム制
御方法であって、前記算出ステップで、前記表示画面の
比率に等しいと判断される矩形は、表示画面の比率に近
似の矩形をも含むことを特徴とする。
方法は、請求項39又は40に係る情報処理システム制
御方法であって、前記算出ステップで、前記表示画面の
比率に等しいと判断される矩形は、表示画面の比率に近
似の矩形をも含むことを特徴とする。
【0054】請求項42に記載の情報処理システム制御
方法は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ス
テップを備える第1の情報処理装置とオブジェクトを記
憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処理装置と
からなる情報処理システムを制御する情報処理システム
制御方法であって、更に、前記情報処理システム制御方
法は、オブジェクトと前記主オブジェクトとの距離及び
選択条件に基づいて、前記第1の記憶手段に記憶された
オブジェクトから当該オブジェクトを選択するかどうか
決定する選択ステップと、前記選択ステップにより選択
されたオブジェクトを出力する出力ステップとを備える
ことを特徴とする。
方法は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ス
テップを備える第1の情報処理装置とオブジェクトを記
憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処理装置と
からなる情報処理システムを制御する情報処理システム
制御方法であって、更に、前記情報処理システム制御方
法は、オブジェクトと前記主オブジェクトとの距離及び
選択条件に基づいて、前記第1の記憶手段に記憶された
オブジェクトから当該オブジェクトを選択するかどうか
決定する選択ステップと、前記選択ステップにより選択
されたオブジェクトを出力する出力ステップとを備える
ことを特徴とする。
【0055】請求項43に記載の情報処理システム制御
方法は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ス
テップを備える第1の情報処理装置とオブジェクトを記
憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処理装置と
からなる情報処理システムを制御する情報処理システム
制御方法であって、更に、前記情報処理システム制御方
法は、オブジェクトを配置する座標平面を、所定の区画
毎に分割し、当該選択対象の区画と前記主オブジェクト
の存在する区画との距離及び選択条件に基づいて、前記
第1の記憶手段に記憶されたオブジェクトから、当該選
択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択する選択ス
テップと、前記選択ステップにより選択されたオブジェ
クトを出力する出力ステップとを備えることを特徴とす
る。
方法は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付ス
テップを備える第1の情報処理装置とオブジェクトを記
憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処理装置と
からなる情報処理システムを制御する情報処理システム
制御方法であって、更に、前記情報処理システム制御方
法は、オブジェクトを配置する座標平面を、所定の区画
毎に分割し、当該選択対象の区画と前記主オブジェクト
の存在する区画との距離及び選択条件に基づいて、前記
第1の記憶手段に記憶されたオブジェクトから、当該選
択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択する選択ス
テップと、前記選択ステップにより選択されたオブジェ
クトを出力する出力ステップとを備えることを特徴とす
る。
【0056】請求項44に記載の情報処理システム制御
方法は、請求項39乃至43に係る情報処理システム制
御方法であって、前記入力受付ステップは、前記選択条
件の入力を受け付けることを特徴とする。
方法は、請求項39乃至43に係る情報処理システム制
御方法であって、前記入力受付ステップは、前記選択条
件の入力を受け付けることを特徴とする。
【0057】請求項45に記載の情報処理システム制御
方法は、請求項39乃至44に係る情報処理システム制
御方法であって、更に、前記情報処理システムは、前記
出力ステップにより出力されたオブジェクトを記憶する
第2の記憶ステップを備えることを特徴とする。
方法は、請求項39乃至44に係る情報処理システム制
御方法であって、更に、前記情報処理システムは、前記
出力ステップにより出力されたオブジェクトを記憶する
第2の記憶ステップを備えることを特徴とする。
【0058】請求項46に記載の情報処理システム制御
方法は、請求項45に係る情報処理システム制御方法で
あって、更に、前記情報処理システムは、表示する表示
サイズに応じて、前記第2の記憶ステップにより記憶さ
れたオブジェクトから、オブジェクトを選択して表示す
ることが可能な表示ステップを備えることを特徴とす
る。
方法は、請求項45に係る情報処理システム制御方法で
あって、更に、前記情報処理システムは、表示する表示
サイズに応じて、前記第2の記憶ステップにより記憶さ
れたオブジェクトから、オブジェクトを選択して表示す
ることが可能な表示ステップを備えることを特徴とす
る。
【0059】請求項47に記載の情報処理システム制御
方法は、請求項46に係る情報処理システム制御方法で
あって、前記表示ステップは、前記主オブジェクトの少
なくとも一部分を表示することを特徴とする。
方法は、請求項46に係る情報処理システム制御方法で
あって、前記表示ステップは、前記主オブジェクトの少
なくとも一部分を表示することを特徴とする。
【0060】請求項48に記載の情報処理システム制御
方法は、請求項46に係る情報処理システム制御方法で
あって、前記表示ステップは、前記主オブジェクトの少
なくとも一部分を画面の中央に表示することを特徴とす
る。
方法は、請求項46に係る情報処理システム制御方法で
あって、前記表示ステップは、前記主オブジェクトの少
なくとも一部分を画面の中央に表示することを特徴とす
る。
【0061】請求項49に記載の情報処理システム制御
方法は、請求項39乃至48に係る情報処理システム制
御方法であって、前記入力受付ステップは出発地点及び
到着地点の入力を受け付け、更に、前記情報処理システ
ムは、前記出発地点及び到着地点に基づいて経路を探索
する経路探索ステップを備え、前記経路探索ステップに
より探索された経路を主オブジェクトとすることを特徴
とする。
方法は、請求項39乃至48に係る情報処理システム制
御方法であって、前記入力受付ステップは出発地点及び
到着地点の入力を受け付け、更に、前記情報処理システ
ムは、前記出発地点及び到着地点に基づいて経路を探索
する経路探索ステップを備え、前記経路探索ステップに
より探索された経路を主オブジェクトとすることを特徴
とする。
【0062】請求項50に記載の情報処理装置制御方法
は、オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区画
に分割し、複数の区画から成る所定の形状の矩形のうち
で、当該選択対象の区画と主オブジェクトの存在する区
画とを含む最小の矩形を求める算出ステップを備える情
報処理装置を制御する情報処理装置制御方法で、前記算
出ステップは、主オブジェクトの存在する区画を含む最
小の矩形を、当該選択対象の区画が前記所定の形状の矩
形の右上の角、左上の角、右下の角、左下の角のいずれ
かを占める場合について、それぞれ算出し、更にその中
から一番小さな矩形を最小の矩形として求めることを特
徴とする。
は、オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区画
に分割し、複数の区画から成る所定の形状の矩形のうち
で、当該選択対象の区画と主オブジェクトの存在する区
画とを含む最小の矩形を求める算出ステップを備える情
報処理装置を制御する情報処理装置制御方法で、前記算
出ステップは、主オブジェクトの存在する区画を含む最
小の矩形を、当該選択対象の区画が前記所定の形状の矩
形の右上の角、左上の角、右下の角、左下の角のいずれ
かを占める場合について、それぞれ算出し、更にその中
から一番小さな矩形を最小の矩形として求めることを特
徴とする。
【0063】請求項51に記載の情報処理装置制御方法
は、請求項50に係る情報処理装置制御方法であって、
前記網目状の区画は、表示画面サイズの比率に等しい区
画であることを特徴とする。
は、請求項50に係る情報処理装置制御方法であって、
前記網目状の区画は、表示画面サイズの比率に等しい区
画であることを特徴とする。
【0064】請求項52に記載の情報処理装置制御方法
は、請求項50又は51に係る情報処理装置制御方法で
あって、前記所定の形状の矩形は、表示画面サイズの比
率に等しいと判断される矩形であることを特徴とする。
は、請求項50又は51に係る情報処理装置制御方法で
あって、前記所定の形状の矩形は、表示画面サイズの比
率に等しいと判断される矩形であることを特徴とする。
【0065】請求項53に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、主オブジェクトの入力を受け付けさせる入力受付
ステップと、オブジェクトを配置する座標平面を、網目
状の区画に分割し、複数の区画から成る表示画面サイズ
の比率に等しいと判断される矩形のうち、当該選択対象
の区画と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最
小の矩形を求めさせる算出ステップと、前記算出ステッ
プで求めた最小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選
択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択させる選択
ステップと、前記選択ステップにより選択させたオブジ
ェクトを出力させる出力ステップとを備えることを特徴
とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、主オブジェクトの入力を受け付けさせる入力受付
ステップと、オブジェクトを配置する座標平面を、網目
状の区画に分割し、複数の区画から成る表示画面サイズ
の比率に等しいと判断される矩形のうち、当該選択対象
の区画と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最
小の矩形を求めさせる算出ステップと、前記算出ステッ
プで求めた最小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選
択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択させる選択
ステップと、前記選択ステップにより選択させたオブジ
ェクトを出力させる出力ステップとを備えることを特徴
とする。
【0066】請求項54に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53に関わる記憶媒体であって、前記算出
ステップは、当該選択対象の区画と前記主オブジェクト
の存在する区画とを含む最小の矩形を求めさせる際に、
前記主オブジェクトの存在する区画の一つが中心にある
最小の矩形を求めさせることを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53に関わる記憶媒体であって、前記算出
ステップは、当該選択対象の区画と前記主オブジェクト
の存在する区画とを含む最小の矩形を求めさせる際に、
前記主オブジェクトの存在する区画の一つが中心にある
最小の矩形を求めさせることを特徴とする。
【0067】請求項55に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53又は54に関わる記憶媒体であって、
前記算出ステップで、前記表示画面の比率に等しいと判
断される矩形は、表示画面の比率に近似の矩形をも含む
ことを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53又は54に関わる記憶媒体であって、
前記算出ステップで、前記表示画面の比率に等しいと判
断される矩形は、表示画面の比率に近似の矩形をも含む
ことを特徴とする。
【0068】請求項56に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、主オブジェクトの入力を受け付けさせる入力受付
ステップと、オブジェクトと前記主オブジェクトとの距
離及び選択条件に基づいて、当該オブジェクトを選択さ
せるかどうか決定させる選択ステップと、前記選択ステ
ップにより選択させたオブジェクトを出力させる出力ス
テップとを備えることを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、主オブジェクトの入力を受け付けさせる入力受付
ステップと、オブジェクトと前記主オブジェクトとの距
離及び選択条件に基づいて、当該オブジェクトを選択さ
せるかどうか決定させる選択ステップと、前記選択ステ
ップにより選択させたオブジェクトを出力させる出力ス
テップとを備えることを特徴とする。
【0069】請求項57に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、主オブジェクトの入力を受け付けさせる入力受付
ステップと、オブジェクトを配置する座標平面を、所定
の区画毎に分割し、当該選択対象の区画と前記主オブジ
ェクトの存在する区画との距離及び選択条件に基づい
て、当該選択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択
させる選択ステップと、前記選択ステップにより選択さ
せたオブジェクトを出力させる出力ステップとを備える
ことを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、主オブジェクトの入力を受け付けさせる入力受付
ステップと、オブジェクトを配置する座標平面を、所定
の区画毎に分割し、当該選択対象の区画と前記主オブジ
ェクトの存在する区画との距離及び選択条件に基づい
て、当該選択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択
させる選択ステップと、前記選択ステップにより選択さ
せたオブジェクトを出力させる出力ステップとを備える
ことを特徴とする。
【0070】請求項58に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53乃至57に関わる記憶媒体であって、
前記入力受付ステップは、前記選択条件の入力を受け付
けさせることを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53乃至57に関わる記憶媒体であって、
前記入力受付ステップは、前記選択条件の入力を受け付
けさせることを特徴とする。
【0071】請求項59に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53乃至58に関わる記憶媒体であって、
更に、オブジェクトを記憶した第1の記憶手段を利用し
て、前記選択ステップは、前記第1の記憶手段に記憶さ
れたオブジェクトから選択させることを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53乃至58に関わる記憶媒体であって、
更に、オブジェクトを記憶した第1の記憶手段を利用し
て、前記選択ステップは、前記第1の記憶手段に記憶さ
れたオブジェクトから選択させることを特徴とする。
【0072】請求項60に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53乃至59に関わる記憶媒体であって、
更に、前記出力ステップにより出力させたオブジェクト
を記憶させる第2の記憶ステップを備えることを特徴と
する。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53乃至59に関わる記憶媒体であって、
更に、前記出力ステップにより出力させたオブジェクト
を記憶させる第2の記憶ステップを備えることを特徴と
する。
【0073】請求項61に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項60に関わる記憶媒体であって、更に、表
示させる表示サイズに応じて、前記第2の記憶ステップ
に記憶させたオブジェクトから、オブジェクトを選択さ
せて表示させることが可能な表示ステップを備えること
を特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項60に関わる記憶媒体であって、更に、表
示させる表示サイズに応じて、前記第2の記憶ステップ
に記憶させたオブジェクトから、オブジェクトを選択さ
せて表示させることが可能な表示ステップを備えること
を特徴とする。
【0074】請求項62に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項61に関わる記憶媒体であって、前記表示
ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも一部分を
表示させることを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項61に関わる記憶媒体であって、前記表示
ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも一部分を
表示させることを特徴とする。
【0075】請求項63に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項61に関わる記憶媒体であって、前記表示
ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも一部分を
画面の中央に表示させることを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項61に関わる記憶媒体であって、前記表示
ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも一部分を
画面の中央に表示させることを特徴とする。
【0076】請求項64に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53乃至63に関わる記憶媒体であって、
前記入力受付ステップは、出発地点及び到着地点の入力
を受け付け、更に、前記出発地点及び到着地点に基づい
て経路を探索させる経路探索ステップを備え、前記経路
探索ステップにより探索させた経路を主オブジェクトと
させることを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項53乃至63に関わる記憶媒体であって、
前記入力受付ステップは、出発地点及び到着地点の入力
を受け付け、更に、前記出発地点及び到着地点に基づい
て経路を探索させる経路探索ステップを備え、前記経路
探索ステップにより探索させた経路を主オブジェクトと
させることを特徴とする。
【0077】請求項65に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、主オブジェクトの入力を受け付けさせる入力
受付ステップを備える第1の情報処理装置と、オブジェ
クトを記憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処
理装置とからなる情報処理システムを制御させることを
特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報処理システ
ム制御プログラムが格納された記憶媒体であって、更
に、オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区画
に分割し、複数の区画から成る表示画面サイズの比率に
等しいと判断される矩形のうち、当該選択対象の区画と
前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩形
を求めさせる算出ステップと、前記算出ステップで求め
た最小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選択対象の
区画に含まれるオブジェクトを前記第1の記憶手段に記
憶されたオブジェクトから選択させる選択ステップと、
前記選択ステップにより選択させたオブジェクトを出力
させる出力ステップとを備えることを特徴とする。
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、主オブジェクトの入力を受け付けさせる入力
受付ステップを備える第1の情報処理装置と、オブジェ
クトを記憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処
理装置とからなる情報処理システムを制御させることを
特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報処理システ
ム制御プログラムが格納された記憶媒体であって、更
に、オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区画
に分割し、複数の区画から成る表示画面サイズの比率に
等しいと判断される矩形のうち、当該選択対象の区画と
前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩形
を求めさせる算出ステップと、前記算出ステップで求め
た最小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選択対象の
区画に含まれるオブジェクトを前記第1の記憶手段に記
憶されたオブジェクトから選択させる選択ステップと、
前記選択ステップにより選択させたオブジェクトを出力
させる出力ステップとを備えることを特徴とする。
【0078】請求項66に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項65に関わる記憶媒体であって、前記
算出ステップは、当該選択対象の区画と前記主オブジェ
クトの存在する区画とを含む最小の矩形を求めさせる際
に、前記主オブジェクトの存在する区画の一つが中心に
ある最小の矩形を求めさせることを特徴とする。
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項65に関わる記憶媒体であって、前記
算出ステップは、当該選択対象の区画と前記主オブジェ
クトの存在する区画とを含む最小の矩形を求めさせる際
に、前記主オブジェクトの存在する区画の一つが中心に
ある最小の矩形を求めさせることを特徴とする。
【0079】請求項67に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項65又は66に関わる記憶媒体であっ
て、前記算出ステップで、前記表示画面の比率に等しい
と判断される矩形は、表示画面の比率に近似の矩形をも
含むことを特徴とする。
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項65又は66に関わる記憶媒体であっ
て、前記算出ステップで、前記表示画面の比率に等しい
と判断される矩形は、表示画面の比率に近似の矩形をも
含むことを特徴とする。
【0080】請求項68に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付
ステップを備える第1の情報処理装置とオブジェクトを
記憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処理装置
とからなる情報処理システムを制御することを特徴とす
るコンピュータ読み取り可能な情報処理システム制御プ
ログラムが格納された記憶媒体であって、更に、オブジ
ェクトと前記主オブジェクトとの距離及び選択条件に基
づいて、前記第1の記憶手段に記憶されたオブジェクト
から当該オブジェクトを選択させるかどうか決定させる
選択ステップと、前記選択ステップにより選択させたオ
ブジェクトを出力させる出力ステップとを備えることを
特徴とする。
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、主オブジェクトの入力を受け付ける入力受付
ステップを備える第1の情報処理装置とオブジェクトを
記憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処理装置
とからなる情報処理システムを制御することを特徴とす
るコンピュータ読み取り可能な情報処理システム制御プ
ログラムが格納された記憶媒体であって、更に、オブジ
ェクトと前記主オブジェクトとの距離及び選択条件に基
づいて、前記第1の記憶手段に記憶されたオブジェクト
から当該オブジェクトを選択させるかどうか決定させる
選択ステップと、前記選択ステップにより選択させたオ
ブジェクトを出力させる出力ステップとを備えることを
特徴とする。
【0081】請求項69に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、主オブジェクトの入力を受け付けさせる入力
受付ステップを備える第1の情報処理装置とオブジェク
トを記憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処理
装置とからなる情報処理システムを制御することを特徴
とするコンピュータ読み取り可能な情報処理システム制
御プログラムが格納された記憶媒体であって、更に、オ
ブジェクトを配置する座標平面を、所定の区画毎に分割
し、当該選択対象の区画と前記主オブジェクトの存在す
る区画との距離及び選択条件に基づいて、前記第1の記
憶手段に記憶されたオブジェクトから、当該選択対象の
区画に含まれるオブジェクトを選択させる選択ステップ
と、前記選択ステップにより選択させたオブジェクトを
出力させる出力ステップとを備えることを特徴とする。
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、主オブジェクトの入力を受け付けさせる入力
受付ステップを備える第1の情報処理装置とオブジェク
トを記憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処理
装置とからなる情報処理システムを制御することを特徴
とするコンピュータ読み取り可能な情報処理システム制
御プログラムが格納された記憶媒体であって、更に、オ
ブジェクトを配置する座標平面を、所定の区画毎に分割
し、当該選択対象の区画と前記主オブジェクトの存在す
る区画との距離及び選択条件に基づいて、前記第1の記
憶手段に記憶されたオブジェクトから、当該選択対象の
区画に含まれるオブジェクトを選択させる選択ステップ
と、前記選択ステップにより選択させたオブジェクトを
出力させる出力ステップとを備えることを特徴とする。
【0082】請求項70に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項65乃至69に関わる記憶媒体であっ
て、前記入力受付ステップは、前記選択条件の入力を受
け付けさせることを特徴とする。
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項65乃至69に関わる記憶媒体であっ
て、前記入力受付ステップは、前記選択条件の入力を受
け付けさせることを特徴とする。
【0083】請求項71に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項65乃至70に関わる記憶媒体であっ
て、更に、前記出力ステップにより出力させたオブジェ
クトを記憶させる第2の記憶ステップを備えることを特
徴とする。
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項65乃至70に関わる記憶媒体であっ
て、更に、前記出力ステップにより出力させたオブジェ
クトを記憶させる第2の記憶ステップを備えることを特
徴とする。
【0084】請求項72に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項71に関わる記憶媒体であって、更
に、表示させる表示サイズに応じて、前記第2の記憶ス
テップにより記憶させたオブジェクトから、オブジェク
トを選択させて表示させることが可能な表示ステップを
備えることを特徴とする。
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項71に関わる記憶媒体であって、更
に、表示させる表示サイズに応じて、前記第2の記憶ス
テップにより記憶させたオブジェクトから、オブジェク
トを選択させて表示させることが可能な表示ステップを
備えることを特徴とする。
【0085】請求項73に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項72に関わる記憶媒体であって、前記
表示ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも一部
分を表示させることを特徴とする。
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項72に関わる記憶媒体であって、前記
表示ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも一部
分を表示させることを特徴とする。
【0086】請求項74に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項72に関わる記憶媒体であって、前記
表示ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも一部
分を画面の中央に表示させることを特徴とする。
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項72に関わる記憶媒体であって、前記
表示ステップは、前記主オブジェクトの少なくとも一部
分を画面の中央に表示させることを特徴とする。
【0087】請求項75に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項65乃至74に関わる記憶媒体であっ
て、前記入力受付ステップは出発地点及び到着地点の入
力を受け付けさせ、更に、前記出発地点及び到着地点に
基づいて経路を探索させる経路探索ステップを備え、前
記経路探索ステップにより探索させた経路を主オブジェ
クトとさせることを特徴とする。
可能な情報処理システム制御プログラムが格納された記
憶媒体は、請求項65乃至74に関わる記憶媒体であっ
て、前記入力受付ステップは出発地点及び到着地点の入
力を受け付けさせ、更に、前記出発地点及び到着地点に
基づいて経路を探索させる経路探索ステップを備え、前
記経路探索ステップにより探索させた経路を主オブジェ
クトとさせることを特徴とする。
【0088】請求項76に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区
画に分割し、複数の区画から成る所定の形状の矩形のう
ちで、当該選択対象の区画と主オブジェクトの存在する
区画とを含む最小の矩形を求めさせる算出ステップを備
えることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報
処理装置制御プログラムが格納された記憶媒体であっ
て、前記算出ステップは、主オブジェクトの存在する区
画を含む最小の矩形を、当該選択対象の区画が前記所定
の形状の矩形の右上の角、左上の角、右下の角、左下の
角のいずれかを占める場合について、それぞれ算出さ
せ、更にその中から一番小さな矩形を最小の矩形として
求めさせることを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、オブジェクトを配置する座標平面を、網目状の区
画に分割し、複数の区画から成る所定の形状の矩形のう
ちで、当該選択対象の区画と主オブジェクトの存在する
区画とを含む最小の矩形を求めさせる算出ステップを備
えることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報
処理装置制御プログラムが格納された記憶媒体であっ
て、前記算出ステップは、主オブジェクトの存在する区
画を含む最小の矩形を、当該選択対象の区画が前記所定
の形状の矩形の右上の角、左上の角、右下の角、左下の
角のいずれかを占める場合について、それぞれ算出さ
せ、更にその中から一番小さな矩形を最小の矩形として
求めさせることを特徴とする。
【0089】請求項77に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項76に関わる記憶媒体であって、前記網目
状の区画は、表示画面サイズの比率に等しい区画である
ことを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項76に関わる記憶媒体であって、前記網目
状の区画は、表示画面サイズの比率に等しい区画である
ことを特徴とする。
【0090】請求項78に記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項76又は77に関わる記憶媒体であって、
前記所定の形状の矩形は、表示画面サイズの比率に等し
いと判断される矩形であることを特徴とする。
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体は、請求項76又は77に関わる記憶媒体であって、
前記所定の形状の矩形は、表示画面サイズの比率に等し
いと判断される矩形であることを特徴とする。
【0091】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について以下に
述べる。
述べる。
【0092】<実施形態1>図1は、地図データ検索装
置のハードウェアブロック図の一例である。
置のハードウェアブロック図の一例である。
【0093】図1において、1はパーソナルコンピュー
タ本体で、パーソナルコンピュータ1は、キーボード3
やマウス4からの入力を受け付けて実際の処理を行うC
PU2(中央処理装置)、入力装置のキーボード3およ
びマウス4、表示装置であるディスプレイ5、記憶装置
のRAM6とハードディスク7及びCD−ROM8を備
え、さらに通信I/F(インターフェース)9を介して
外部のサーバコンピュータ10と接続されている。
タ本体で、パーソナルコンピュータ1は、キーボード3
やマウス4からの入力を受け付けて実際の処理を行うC
PU2(中央処理装置)、入力装置のキーボード3およ
びマウス4、表示装置であるディスプレイ5、記憶装置
のRAM6とハードディスク7及びCD−ROM8を備
え、さらに通信I/F(インターフェース)9を介して
外部のサーバコンピュータ10と接続されている。
【0094】サーバコンピュータは、例えば地図データ
供給業者に置かれ、様々な利用分野の広範囲かつ詳細な
地図を記憶している。パーソナルコンピュータの利用者
は、通常はパーソナルコンピュータ内のハードディスク
のデータを利用し、ハードディスクのデータを新規作成
したり更新したりする場合に、通信I/Fを介してサー
バコンピュータと接続し必要なデータをダウンロードす
る。
供給業者に置かれ、様々な利用分野の広範囲かつ詳細な
地図を記憶している。パーソナルコンピュータの利用者
は、通常はパーソナルコンピュータ内のハードディスク
のデータを利用し、ハードディスクのデータを新規作成
したり更新したりする場合に、通信I/Fを介してサー
バコンピュータと接続し必要なデータをダウンロードす
る。
【0095】パーソナルコンピュータのハードディスク
は記憶容量の制約から、ユーザの必要とする特定の地域
の特定の目的のためのデータを選択して記憶するのが実
用的である。
は記憶容量の制約から、ユーザの必要とする特定の地域
の特定の目的のためのデータを選択して記憶するのが実
用的である。
【0096】本実施形態1では、国道1号に関する情報
を選択して記憶する場合について次に説明する。
を選択して記憶する場合について次に説明する。
【0097】図3はディスプレイ5の画面全体または画
面の一部に表示された地図画面である。スクロールやズ
ームによって表示範囲が変わっても表示されるオブジェ
クトの密度がほぼ一定であるのが望ましいので、地図の
縮尺によって表示されるオブジェクトが異なる。すなわ
ち広い範囲を表示する場合は大まかな情報のみを表示
し、狭い範囲を拡大表示するにつれて詳細な情報を表示
する。ここでは、縮尺を変えた表示画面の例を図3の
(a)、(b)、(c)、(d)に示す。また、図4は
地図オブジェクトの凡例である。
面の一部に表示された地図画面である。スクロールやズ
ームによって表示範囲が変わっても表示されるオブジェ
クトの密度がほぼ一定であるのが望ましいので、地図の
縮尺によって表示されるオブジェクトが異なる。すなわ
ち広い範囲を表示する場合は大まかな情報のみを表示
し、狭い範囲を拡大表示するにつれて詳細な情報を表示
する。ここでは、縮尺を変えた表示画面の例を図3の
(a)、(b)、(c)、(d)に示す。また、図4は
地図オブジェクトの凡例である。
【0098】図3(a)は、国道1号の全域を含む横4
00km×縦300km相当の地図を表示した画面であ
る。周辺の都道府県庁の位置を表示することで国道1号
がどのような位置に存在するかが分かる。しかしなが
ら、市役所まで表示すると画面が煩雑になってしまうの
で、市役所は表示しないように設定されている。
00km×縦300km相当の地図を表示した画面であ
る。周辺の都道府県庁の位置を表示することで国道1号
がどのような位置に存在するかが分かる。しかしなが
ら、市役所まで表示すると画面が煩雑になってしまうの
で、市役所は表示しないように設定されている。
【0099】図3(b)は、(a)の一部分を拡大した
地図で、横160km×縦120km相当の地図を表示
した画面であり、都道府県庁に加えて主要都市の市役所
も表示される。
地図で、横160km×縦120km相当の地図を表示
した画面であり、都道府県庁に加えて主要都市の市役所
も表示される。
【0100】同様に(c)は、(b)の一部分を更に拡
大した地図で、横64km×縦48km相当の地図を表
示した画面であり、さらに主要都市以外の市役所も表示
される。
大した地図で、横64km×縦48km相当の地図を表
示した画面であり、さらに主要都市以外の市役所も表示
される。
【0101】同様に(d)は、(c)の一部分を更に拡
大した地図で、横28km×縦21km相当の地図を表
示した画面であり、さらに町役場や区役所も表示され
る。
大した地図で、横28km×縦21km相当の地図を表
示した画面であり、さらに町役場や区役所も表示され
る。
【0102】実施形態1においては、オブジェクトを選
択して記憶するための基準及び目的のオブジェクトとし
て、国道1号を指定したので、少なくとも国道1号の一
部分が必ず画面内に表示されるようにスクロールやズー
ムが行われる。したがって、国道1号に近い地域は拡大
表示される可能性があるが、国道1号から離れた地域は
拡大表示されることがない。つまり、町村役場のように
拡大表示したときのみ表示されるオブジェクトは、国道
1号に近い地域の分だけ記憶しておけばよい。一方、都
道府県庁のように広域表示においても表示されるオブジ
ェクトは、国道1号から離れた地域にあっても表示され
る可能性があるので、パーソナルコンピュータに記憶し
ておく必要がある。
択して記憶するための基準及び目的のオブジェクトとし
て、国道1号を指定したので、少なくとも国道1号の一
部分が必ず画面内に表示されるようにスクロールやズー
ムが行われる。したがって、国道1号に近い地域は拡大
表示される可能性があるが、国道1号から離れた地域は
拡大表示されることがない。つまり、町村役場のように
拡大表示したときのみ表示されるオブジェクトは、国道
1号に近い地域の分だけ記憶しておけばよい。一方、都
道府県庁のように広域表示においても表示されるオブジ
ェクトは、国道1号から離れた地域にあっても表示され
る可能性があるので、パーソナルコンピュータに記憶し
ておく必要がある。
【0103】本実施形態1の地図データ検索装置におい
ては、サーバコンピュータからパーソナルコンピュータ
のハードディスクへコピーすべきオブジェクトを判定す
ることにより、必要なオブジェクトのみコピーする。
ては、サーバコンピュータからパーソナルコンピュータ
のハードディスクへコピーすべきオブジェクトを判定す
ることにより、必要なオブジェクトのみコピーする。
【0104】図2のモジュール構成図及び図3乃至図9
を参照しながら、図10のフローチャートに沿って、本
実施形態1における地図データ検索の処理を説明する。
ただし、表示条件の設定の際に、オブジェクトの種類に
ついて、まず役所、建物一般、道路、鉄道など大きく種
類を分けたものを大分類といい、その大分類のそれぞれ
について更に細かく分類したものを細分類(例えば、大
分類で役所と分類されたものを、更に都道府県庁、市役
所(主要都市)、市役所、町村役場、区役所、その他と
いう様に細かく分類したものを細分類)と呼ぶことにす
る。
を参照しながら、図10のフローチャートに沿って、本
実施形態1における地図データ検索の処理を説明する。
ただし、表示条件の設定の際に、オブジェクトの種類に
ついて、まず役所、建物一般、道路、鉄道など大きく種
類を分けたものを大分類といい、その大分類のそれぞれ
について更に細かく分類したものを細分類(例えば、大
分類で役所と分類されたものを、更に都道府県庁、市役
所(主要都市)、市役所、町村役場、区役所、その他と
いう様に細かく分類したものを細分類)と呼ぶことにす
る。
【0105】ステップS1001において、表示条件設
定部20により、図5乃至図7で表示条件をキーボード
3或はマウス4により設定し、図2の表示条件記憶部1
9に記憶する。
定部20により、図5乃至図7で表示条件をキーボード
3或はマウス4により設定し、図2の表示条件記憶部1
9に記憶する。
【0106】まず図5に示すように役所、建物一般、道
路、鉄道などの大分類について、オブジェクトが必要で
あるか否かを設定する。この設定は例えば図5に示すよ
うな画面で、大分類されたオブジェクトが表示に必要か
どうか設定する。図5では、チェックボックスにチェッ
クのついている役所と道路を表示に「要」としている。
路、鉄道などの大分類について、オブジェクトが必要で
あるか否かを設定する。この設定は例えば図5に示すよ
うな画面で、大分類されたオブジェクトが表示に必要か
どうか設定する。図5では、チェックボックスにチェッ
クのついている役所と道路を表示に「要」としている。
【0107】図5で「要」と設定された大分類に属する
オブジェクトを更に細かく分類した細分類について図6
に示すように表示する条件を設定する。図6の表示条件
は、設定された条件より拡大表示された場合に、当該細
分類に属するオブジェクトを表示するというものであ
る。例えば、都道府県庁は図3(a)乃至(d)のよう
に広域の地図及び拡大表示した地図で表示されるが、町
村役場は図3(d)のように拡大表示したときのみ表示
することにより、表示範囲が変わっても表示されるオブ
ジェクトの密度がほぼ一定であるようにする。
オブジェクトを更に細かく分類した細分類について図6
に示すように表示する条件を設定する。図6の表示条件
は、設定された条件より拡大表示された場合に、当該細
分類に属するオブジェクトを表示するというものであ
る。例えば、都道府県庁は図3(a)乃至(d)のよう
に広域の地図及び拡大表示した地図で表示されるが、町
村役場は図3(d)のように拡大表示したときのみ表示
することにより、表示範囲が変わっても表示されるオブ
ジェクトの密度がほぼ一定であるようにする。
【0108】なお、図6の表示条件の範囲設定では、1
画素あたりの距離、または画面の横幅あるいは縦幅あた
りの距離、または縮尺などで設定する。また、図7で示
すように、地図を表示するウィンドウのサイズや画面の
解像度を設定しておけば、図6の1画素あたりの距離、
画面の横幅・縦幅あたりの距離、縮尺などの表示条件の
いずれかを設定するだけで、他の表示条件は自動的に計
算される。例えば、図7においてウィンドウサイズが
「横600画素×縦450画素」で、画面解像度が「1
00dpi」と設定されている場合、図6(a)の都道
府県庁の表示条件として、「800m/画素」と入力す
ると、図7のウィンドウサイズから「横:800(m/
画素)×600(画素)=480km、縦:800(m
/画素)×450(画素)=360km」と計算され、
更に図7の画面解像度から「600(画素)÷100
(dpi)×25(mm/inch)÷480(km)
=1/3200000の縮尺」と計算される。このよう
に、表示条件である1画素あたりの距離、画面の横幅及
び縦幅あたりの距離、縮尺は、密接に関係しており、図
6の下線部のどれか一つに数値が入力されると、その入
力された行の表示条件は計算から求めることができる。
また、表示するウィンドウサイズや画面の解像度を変え
ることが可能な場合は、それらを変えた場合に自動的に
図7の設定値が変わるようにしておき、更にその設定値
に連動して図6の値が変わるようにすればよい。
画素あたりの距離、または画面の横幅あるいは縦幅あた
りの距離、または縮尺などで設定する。また、図7で示
すように、地図を表示するウィンドウのサイズや画面の
解像度を設定しておけば、図6の1画素あたりの距離、
画面の横幅・縦幅あたりの距離、縮尺などの表示条件の
いずれかを設定するだけで、他の表示条件は自動的に計
算される。例えば、図7においてウィンドウサイズが
「横600画素×縦450画素」で、画面解像度が「1
00dpi」と設定されている場合、図6(a)の都道
府県庁の表示条件として、「800m/画素」と入力す
ると、図7のウィンドウサイズから「横:800(m/
画素)×600(画素)=480km、縦:800(m
/画素)×450(画素)=360km」と計算され、
更に図7の画面解像度から「600(画素)÷100
(dpi)×25(mm/inch)÷480(km)
=1/3200000の縮尺」と計算される。このよう
に、表示条件である1画素あたりの距離、画面の横幅及
び縦幅あたりの距離、縮尺は、密接に関係しており、図
6の下線部のどれか一つに数値が入力されると、その入
力された行の表示条件は計算から求めることができる。
また、表示するウィンドウサイズや画面の解像度を変え
ることが可能な場合は、それらを変えた場合に自動的に
図7の設定値が変わるようにしておき、更にその設定値
に連動して図6の値が変わるようにすればよい。
【0109】すなわち、操作者の設定しやすい方法に応
じて、いずれかの表示条件を入力すればよい。ただし、
本実施形態では1〔inch〕=25〔mm〕として換
算し、また〔dpi〕=〔画素/inch〕である。
じて、いずれかの表示条件を入力すればよい。ただし、
本実施形態では1〔inch〕=25〔mm〕として換
算し、また〔dpi〕=〔画素/inch〕である。
【0110】なお、図6の表示条件を表示条件記憶部に
記憶する際は、複数の表示条件を記憶しておいてもよい
し、それらの表示条件は計算から求めることが可能なの
でどれか一つを記憶するようにしておいてもよい。ま
た、本実施形態では、複数の表示条件で設定することが
可能としたが、どれか一つに限定しておいても構わない
ことは言うまでもない。
記憶する際は、複数の表示条件を記憶しておいてもよい
し、それらの表示条件は計算から求めることが可能なの
でどれか一つを記憶するようにしておいてもよい。ま
た、本実施形態では、複数の表示条件で設定することが
可能としたが、どれか一つに限定しておいても構わない
ことは言うまでもない。
【0111】図5乃至図7の表示条件は、ステップS1
007乃至S1009でのオブジェクトを選択する際の
選択条件に使用したり、また、ディスプレイ5に地図を
表示する際にオブジェクトを表示するか否か判断するた
めに使用する。特に図6の表示条件に設定されているパ
ラメータは、その細分類のオブジェクトを表示するか否
か判断する際のしきい値である。
007乃至S1009でのオブジェクトを選択する際の
選択条件に使用したり、また、ディスプレイ5に地図を
表示する際にオブジェクトを表示するか否か判断するた
めに使用する。特に図6の表示条件に設定されているパ
ラメータは、その細分類のオブジェクトを表示するか否
か判断する際のしきい値である。
【0112】また、表示条件は、キーボード3或はマウ
ス4により表示条件の設定がされなかった場合は、あら
かじめ表示条件記憶部19に記憶しておいた値を使用し
てもよい。
ス4により表示条件の設定がされなかった場合は、あら
かじめ表示条件記憶部19に記憶しておいた値を使用し
てもよい。
【0113】また、表示条件は、あらかじめ表示条件記
憶部19に記憶しておいた値で固定されていてもよい。
憶部19に記憶しておいた値で固定されていてもよい。
【0114】ステップS1002において、主オブジェ
クト指定部15により、主オブジェクトを指定する。主
オブジェクトとは、オブジェクトを選択して記憶するた
めの基準及び目的となるオブジェクトである。
クト指定部15により、主オブジェクトを指定する。主
オブジェクトとは、オブジェクトを選択して記憶するた
めの基準及び目的となるオブジェクトである。
【0115】例えば、図8のように国道1号を指定する
と、サーバオブジェクト検索部11がサーバオブジェク
ト記憶部12から国道1号のオブジェクトを検索し、地
図上の座標などのデータが得られる。サーバオブジェク
ト記憶部12には、図20に示すようなデータベースが
記憶されており、大分類、細分類、名称、位置・形状の
座標列、その他属性情報などのデータの項目が記憶され
ている。オブジェクトの検索時には、サーバオブジェク
ト記憶部のデータベースから、指定したい建造物の名称
や位置情報や住所などの属性情報などから検索すること
が可能である。
と、サーバオブジェクト検索部11がサーバオブジェク
ト記憶部12から国道1号のオブジェクトを検索し、地
図上の座標などのデータが得られる。サーバオブジェク
ト記憶部12には、図20に示すようなデータベースが
記憶されており、大分類、細分類、名称、位置・形状の
座標列、その他属性情報などのデータの項目が記憶され
ている。オブジェクトの検索時には、サーバオブジェク
ト記憶部のデータベースから、指定したい建造物の名称
や位置情報や住所などの属性情報などから検索すること
が可能である。
【0116】なお、ここでは主オブジェクトは国道1号
のみ指定した場合について説明するが、複数の主オブジ
ェクトを指定しても構わない。サーバコンピュータ10
から得られた主オブジェクトの座標は、主オブジェクト
記憶部14によって、図9のように25km単位四方の
網目状の区画に分割された座標平面に配置する。以下、
この区画をブロックと呼ぶことにする。以下のステップ
において、図9のように網目状に区切られたブロック単
位で、主オブジェクトの存在するブロックと当該選択対
象のブロックとを含む表示画面の比率に則した最小の矩
形を算出することにより、サーバコンピュータから取得
するオブジェクトを選択する。ここで、図9の31と同
じ網掛けで表されているブロックは全て、国道1号オブ
ジェクト(主オブジェクト)が存在するブロックであ
る。
のみ指定した場合について説明するが、複数の主オブジ
ェクトを指定しても構わない。サーバコンピュータ10
から得られた主オブジェクトの座標は、主オブジェクト
記憶部14によって、図9のように25km単位四方の
網目状の区画に分割された座標平面に配置する。以下、
この区画をブロックと呼ぶことにする。以下のステップ
において、図9のように網目状に区切られたブロック単
位で、主オブジェクトの存在するブロックと当該選択対
象のブロックとを含む表示画面の比率に則した最小の矩
形を算出することにより、サーバコンピュータから取得
するオブジェクトを選択する。ここで、図9の31と同
じ網掛けで表されているブロックは全て、国道1号オブ
ジェクト(主オブジェクト)が存在するブロックであ
る。
【0117】ステップS1003において、以下のステ
ップで選択対象とするブロックの検索範囲をキーボード
3或はマウス4により設定する。この検索範囲の設定
は、ユーザが指定できるようにしてもよいし、サーバコ
ンピュータの持つ地図全体のブロックであってもよい
し、地域毎の地図(例えば関東地方)のブロックであっ
てもよいし、主オブジェクトの存在するブロックから所
定ブロック数内の範囲としてもよい。ここでは、図9に
示したブロック全体について検索する場合について述べ
る。
ップで選択対象とするブロックの検索範囲をキーボード
3或はマウス4により設定する。この検索範囲の設定
は、ユーザが指定できるようにしてもよいし、サーバコ
ンピュータの持つ地図全体のブロックであってもよい
し、地域毎の地図(例えば関東地方)のブロックであっ
てもよいし、主オブジェクトの存在するブロックから所
定ブロック数内の範囲としてもよい。ここでは、図9に
示したブロック全体について検索する場合について述べ
る。
【0118】よって、検索範囲の設定がなされる場合
は、S1001で設定した表示条件に加えてS1003
で設定された検索範囲もオブジェクトの選択条件の一つ
となる。
は、S1001で設定した表示条件に加えてS1003
で設定された検索範囲もオブジェクトの選択条件の一つ
となる。
【0119】尚、この検索範囲があらかじめ固定され
て、ブロック全体を検索する場合などにおいては、S1
001で設定した表示条件がオブジェクトの選択条件と
なる。
て、ブロック全体を検索する場合などにおいては、S1
001で設定した表示条件がオブジェクトの選択条件と
なる。
【0120】ステップS1004、S1005、S10
10乃至S1012は、S1003で設定した全てのブ
ロック(左下のブロックから順に右上のブロックまで各
ブロック)に対して、ステップS1006乃至S100
9の処理を行うようにするためのものである。この繰返
しの部分について詳しく説明すると、ステップS100
4で一番下のブロックを当該選択対象とする。
10乃至S1012は、S1003で設定した全てのブ
ロック(左下のブロックから順に右上のブロックまで各
ブロック)に対して、ステップS1006乃至S100
9の処理を行うようにするためのものである。この繰返
しの部分について詳しく説明すると、ステップS100
4で一番下のブロックを当該選択対象とする。
【0121】ステップS1005で一番左のブロックを
当該選択対象とする。一番最初はS1004、S100
5により左下端のブロックを当該選択対象とし、そのブ
ロック内に存在するオブジェクトを選択するために、そ
のブロックと主オブジェクトの存在するブロックとを含
む最小の矩形を算出して表示条件を満たすオブジェクト
の検索を開始することになる。
当該選択対象とする。一番最初はS1004、S100
5により左下端のブロックを当該選択対象とし、そのブ
ロック内に存在するオブジェクトを選択するために、そ
のブロックと主オブジェクトの存在するブロックとを含
む最小の矩形を算出して表示条件を満たすオブジェクト
の検索を開始することになる。
【0122】次にステップS1006乃至S1009の
処理を行った後、S1010において、選択対象のブロ
ックが一番右の列のブロックであるかどうか調べ、一番
右のブロックであればS1012に進み、一番右のブロ
ックでなければS1011に進む。
処理を行った後、S1010において、選択対象のブロ
ックが一番右の列のブロックであるかどうか調べ、一番
右のブロックであればS1012に進み、一番右のブロ
ックでなければS1011に進む。
【0123】ステップS1011では、次に選択対象と
するブロックとして右隣のブロックを選択し、S100
6に進む。
するブロックとして右隣のブロックを選択し、S100
6に進む。
【0124】一方、ステップS1012では、選択対象
のブロックが一番上の行のブロックであるかどうか調
べ、一番上のブロックであれば処理を終了する。一番上
のブロックでなければS1013に進み、ステップS1
013及びS1005で、次に選択対象とするブロック
を一行上の一番左のブロックにして、S1006に進
む。
のブロックが一番上の行のブロックであるかどうか調
べ、一番上のブロックであれば処理を終了する。一番上
のブロックでなければS1013に進み、ステップS1
013及びS1005で、次に選択対象とするブロック
を一行上の一番左のブロックにして、S1006に進
む。
【0125】ステップS1006乃至S1009におい
て、ブロックに存在するオブジェクトのうち、実際にパ
ーソナルオブジェクト記憶部21へコピーすべきオブジ
ェクトを判定する。この判定は、選択対象のブロックと
主オブジェクトの存在するブロックとを共に含み、かつ
図5及び図6で設定した表示条件を満たす矩形が存在す
るかどうかによる。以下に詳細について説明する。
て、ブロックに存在するオブジェクトのうち、実際にパ
ーソナルオブジェクト記憶部21へコピーすべきオブジ
ェクトを判定する。この判定は、選択対象のブロックと
主オブジェクトの存在するブロックとを共に含み、かつ
図5及び図6で設定した表示条件を満たす矩形が存在す
るかどうかによる。以下に詳細について説明する。
【0126】ステップS1006において、縮尺算出部
9により、図7で設定した縦横比が等しいと判断される
矩形で、選択対象のブロックと主オブジェクトの存在す
るブロックとを含む最小の矩形を求める。ただし、図7
で設定した縦横比の矩形によっては、ブロック数が整数
にならないときもあるが、その場合、小数点以下の端数
を切り上げて整数にし、この場合も図7で設定した縦横
比に等しいと判断するようにする。本実施形態では、最
小の矩形を求めるために、選択対象のブロックが矩形の
右上の角、左上の角、右下の角、左下の角のいずれかを
占めるそれぞれの場合について、図7で設定した縦横比
に則した矩形を、それぞれ左下方向、右下方向、左上方
向、右上方向へと順に大きくしていき、最初に主オブジ
ェクトの存在するブロックを含んだときを、それぞれの
場合の最小の矩形とし、その中で更に一番小さい矩形を
算出したい最小の矩形とする。例えば、縦横比が横:縦
=4:3である場合、横方向に1ブロックずつ矩形を大
きくしていき、縦方向は縦横比から計算したのち小数点
以下の端数は切り上げてブロック数を整数にした矩形を
縦横比が等しい矩形とする。つまり、この場合、縦横比
からの計算によると、矩形(横:縦)は、(1:0.7
5)、(2:1.5)、(3:2.25)、(4:
3)、(5:3.75)、(6:4.5)、(7:5.
25)、(8:6)、・・であるが、小数点以下を切り
上げて、(1:1)、(2:2)、(3:3)、(4:
3)、(5:4)、(6:5)、(7:6)、(8:
6)、・・と矩形を大きくしていき、最初に主オブジェ
クトの存在するブロックを含んだときを最小の矩形とす
る。ただし、検索範囲を超える矩形になっても、主オブ
ジェクトの存在するブロックを含む矩形を求められなか
ったときは、その方向の最小の矩形は存在しないとす
る。
9により、図7で設定した縦横比が等しいと判断される
矩形で、選択対象のブロックと主オブジェクトの存在す
るブロックとを含む最小の矩形を求める。ただし、図7
で設定した縦横比の矩形によっては、ブロック数が整数
にならないときもあるが、その場合、小数点以下の端数
を切り上げて整数にし、この場合も図7で設定した縦横
比に等しいと判断するようにする。本実施形態では、最
小の矩形を求めるために、選択対象のブロックが矩形の
右上の角、左上の角、右下の角、左下の角のいずれかを
占めるそれぞれの場合について、図7で設定した縦横比
に則した矩形を、それぞれ左下方向、右下方向、左上方
向、右上方向へと順に大きくしていき、最初に主オブジ
ェクトの存在するブロックを含んだときを、それぞれの
場合の最小の矩形とし、その中で更に一番小さい矩形を
算出したい最小の矩形とする。例えば、縦横比が横:縦
=4:3である場合、横方向に1ブロックずつ矩形を大
きくしていき、縦方向は縦横比から計算したのち小数点
以下の端数は切り上げてブロック数を整数にした矩形を
縦横比が等しい矩形とする。つまり、この場合、縦横比
からの計算によると、矩形(横:縦)は、(1:0.7
5)、(2:1.5)、(3:2.25)、(4:
3)、(5:3.75)、(6:4.5)、(7:5.
25)、(8:6)、・・であるが、小数点以下を切り
上げて、(1:1)、(2:2)、(3:3)、(4:
3)、(5:4)、(6:5)、(7:6)、(8:
6)、・・と矩形を大きくしていき、最初に主オブジェ
クトの存在するブロックを含んだときを最小の矩形とす
る。ただし、検索範囲を超える矩形になっても、主オブ
ジェクトの存在するブロックを含む矩形を求められなか
ったときは、その方向の最小の矩形は存在しないとす
る。
【0127】例えば、図9において、縦横比が横:縦=
4:3で、選択対象のブロックがブロック32であると
すると、ブロック32を頂点として、左下方向の最小の
矩形(a)は横5ブロック、縦4ブロック(3.75ブ
ロックを切り上げ)であり、右下方向の最小の矩形
(b)は横4ブロック、縦3ブロック(2.25ブロッ
クを切り上げ)であり、左上方向の最小の矩形(c)は
存在せず、右上方向の最小の矩形(d)は横6ブロッ
ク、縦5ブロック(4.5ブロックを切り上げ)であ
る。したがって、(b)の横4ブロック、縦3ブロック
が最小である。1ブロックあたり地図上では25kmな
ので、100km×75kmの範囲となる。
4:3で、選択対象のブロックがブロック32であると
すると、ブロック32を頂点として、左下方向の最小の
矩形(a)は横5ブロック、縦4ブロック(3.75ブ
ロックを切り上げ)であり、右下方向の最小の矩形
(b)は横4ブロック、縦3ブロック(2.25ブロッ
クを切り上げ)であり、左上方向の最小の矩形(c)は
存在せず、右上方向の最小の矩形(d)は横6ブロッ
ク、縦5ブロック(4.5ブロックを切り上げ)であ
る。したがって、(b)の横4ブロック、縦3ブロック
が最小である。1ブロックあたり地図上では25kmな
ので、100km×75kmの範囲となる。
【0128】なお、ここでは、横方向に1ブロックずつ
矩形を大きくして縦方向は縦横比から計算したが、逆
に、縦方向に1ブロックずつ矩形を大きくして横方向は
縦横比から計算するようにしてもよい。
矩形を大きくして縦方向は縦横比から計算したが、逆
に、縦方向に1ブロックずつ矩形を大きくして横方向は
縦横比から計算するようにしてもよい。
【0129】ステップS1007において、当該選択対
象のブロックの中に存在する各オブジェクトをサーバオ
ブジェクト検索部11によってサーバオブジェクト記憶
部12から検索する。ただし、図5で「要」と設定され
た大分類を検索条件として指定することで、不要な大分
類については検索しないようにする。
象のブロックの中に存在する各オブジェクトをサーバオ
ブジェクト検索部11によってサーバオブジェクト記憶
部12から検索する。ただし、図5で「要」と設定され
た大分類を検索条件として指定することで、不要な大分
類については検索しないようにする。
【0130】ステップS1008において、S1007
で検索された各オブジェクトに関して図6で設定した表
示条件を表示条件記憶部19から読み出し、表示条件判
定部18により、S1006で算出した最小矩形範囲
が、表示条件を満たすかどうかを調べる。例えば、S1
006で算出した最小矩形範囲が100km×75km
であったとすると、図6(a)によると、都道府県庁、
主要都市の市役所、主要都市以外の市役所が表示条件を
満たし、図6(b)によると、高速自動車国道、主要路
線の一般国道、主要路線以外の一般国道が表示条件を満
たす。
で検索された各オブジェクトに関して図6で設定した表
示条件を表示条件記憶部19から読み出し、表示条件判
定部18により、S1006で算出した最小矩形範囲
が、表示条件を満たすかどうかを調べる。例えば、S1
006で算出した最小矩形範囲が100km×75km
であったとすると、図6(a)によると、都道府県庁、
主要都市の市役所、主要都市以外の市役所が表示条件を
満たし、図6(b)によると、高速自動車国道、主要路
線の一般国道、主要路線以外の一般国道が表示条件を満
たす。
【0131】尚、主オブジェクトが存在するブロックを
含む最小の矩形を求める際(S1006)には、ブロッ
ク単位で求める矩形を大きくしていき、主オブジェクト
が存在するブロックを含む最小の矩形を求めたので、縦
横比の計算から求めた縦のブロック数は、小数点以下の
端数を切り上げて用いたが、表示条件と比較する際(S
1008)には、最小矩形の縦横比が図7で設定した縦
横比と一致するように、最小の矩形の大きさは元の端数
を含んだ値を用いて比較する。
含む最小の矩形を求める際(S1006)には、ブロッ
ク単位で求める矩形を大きくしていき、主オブジェクト
が存在するブロックを含む最小の矩形を求めたので、縦
横比の計算から求めた縦のブロック数は、小数点以下の
端数を切り上げて用いたが、表示条件と比較する際(S
1008)には、最小矩形の縦横比が図7で設定した縦
横比と一致するように、最小の矩形の大きさは元の端数
を含んだ値を用いて比較する。
【0132】ステップS1009において、前記表示条
件を満たしたオブジェクトを選択し、パーソナルオブジ
ェクト記憶部21に出力して記憶する。
件を満たしたオブジェクトを選択し、パーソナルオブジ
ェクト記憶部21に出力して記憶する。
【0133】図9の全てのブロックについて、ステップ
S1006乃至1009の処理を行うことで、サーバオ
ブジェクト記憶部12からパーソナルオブジェクト記憶
部21へ必要なオブジェクトのみがコピーされる。
S1006乃至1009の処理を行うことで、サーバオ
ブジェクト記憶部12からパーソナルオブジェクト記憶
部21へ必要なオブジェクトのみがコピーされる。
【0134】以上説明したように図10のステップを行
った後、ディスプレイ5に地図を表示する際は、地図表
示部22によりパーソナルオブジェクト記憶部21から
表示条件に応じて選択的にオブジェクトを読み出して表
示する。
った後、ディスプレイ5に地図を表示する際は、地図表
示部22によりパーソナルオブジェクト記憶部21から
表示条件に応じて選択的にオブジェクトを読み出して表
示する。
【0135】以上の実施形態1では、主オブジェクトの
種類として道路を用い、サーバから取得(コピー)する
オブジェクトの種類として役所や道路の例を用いたが、
主オブジェクト及びコピーするオブジェクトは、建物の
ような点オブジェクト、道路や鉄道のような曲線オブジ
ェクト、行政区域や公園のような多角形オブジェクトの
いずれであっても構わない。
種類として道路を用い、サーバから取得(コピー)する
オブジェクトの種類として役所や道路の例を用いたが、
主オブジェクト及びコピーするオブジェクトは、建物の
ような点オブジェクト、道路や鉄道のような曲線オブジ
ェクト、行政区域や公園のような多角形オブジェクトの
いずれであっても構わない。
【0136】また、図11のように、ラスタ形式の地図
画像データもオブジェクトとして扱うことができる。
画像データもオブジェクトとして扱うことができる。
【0137】図11(a)は20万分の1、(b)は1
0万分の1、(c)は5万分の1、(d)は2万5千分
の1の縮尺の地図について、それぞれの地図上の200
mm四方の範囲を5画素/mm(125dpi)の解像
度で読み込んで得られた1000画素四方のラスタ画像
である。縮尺の小さい画像(a)は広い範囲(40km
四方)、縮尺の大きい画像(d)は狭い範囲(5km四
方)となる。それぞれのラスタ画像は緯度経度情報と対
応づけて記憶する。画面に表示する際にはラスタ画像を
拡大縮小させて、画面上の座標系に合わせる。
0万分の1、(c)は5万分の1、(d)は2万5千分
の1の縮尺の地図について、それぞれの地図上の200
mm四方の範囲を5画素/mm(125dpi)の解像
度で読み込んで得られた1000画素四方のラスタ画像
である。縮尺の小さい画像(a)は広い範囲(40km
四方)、縮尺の大きい画像(d)は狭い範囲(5km四
方)となる。それぞれのラスタ画像は緯度経度情報と対
応づけて記憶する。画面に表示する際にはラスタ画像を
拡大縮小させて、画面上の座標系に合わせる。
【0138】それぞれのラスタ画像の単位面積当たり
(同図では5km×5kmあたり)のデータの詳細度を
比較すると、(a)のように縮尺の小さい画像は情報が
粗く、(d)のように縮尺の大きい画像は情報が細か
い。画面内に表示される情報の密度が粗すぎず、混みす
ぎず、適度であるためには、(a)のように縮尺の小さ
い(情報が粗い)画像は広域表示のときに表示されるオ
ブジェクトとし、(d)のように縮尺の大きい(情報が
細かい)画像は拡大表示したときに表示されるオブジェ
クトとするのが望ましい。
(同図では5km×5kmあたり)のデータの詳細度を
比較すると、(a)のように縮尺の小さい画像は情報が
粗く、(d)のように縮尺の大きい画像は情報が細か
い。画面内に表示される情報の密度が粗すぎず、混みす
ぎず、適度であるためには、(a)のように縮尺の小さ
い(情報が粗い)画像は広域表示のときに表示されるオ
ブジェクトとし、(d)のように縮尺の大きい(情報が
細かい)画像は拡大表示したときに表示されるオブジェ
クトとするのが望ましい。
【0139】また、上述の実施形態では、25km四方
のブロックごとに、主オブジェクトの存在するブロック
を含む最小の矩形を求めることにより、その選択対象の
ブロック内に含まれるオブジェクトについてコピーする
かどうか判断していた。このブロックの大きさは25k
mに限るものではなく、他の大きさであっても構わな
い。また、このブロックの形は、正方形に限るものでは
なく、長方形などの他の形であってもよい。また、形が
可変なブロック(例えば図7で設定したウィンドウサイ
ズの縦横比に等しいブロック)であってもよい。この場
合、ウィンドウサイズや形の設定とブロックの大きさや
形の設定を連動するよう制御する。或は、操作者がブロ
ックの大きさや形を変更できるようにしてもよい。その
場合は、指定されたブロックの一辺の長さを、図10の
フローチャートに示した処理で用いるブロックサイズの
パラメータとしてRAM6に格納しておく。
のブロックごとに、主オブジェクトの存在するブロック
を含む最小の矩形を求めることにより、その選択対象の
ブロック内に含まれるオブジェクトについてコピーする
かどうか判断していた。このブロックの大きさは25k
mに限るものではなく、他の大きさであっても構わな
い。また、このブロックの形は、正方形に限るものでは
なく、長方形などの他の形であってもよい。また、形が
可変なブロック(例えば図7で設定したウィンドウサイ
ズの縦横比に等しいブロック)であってもよい。この場
合、ウィンドウサイズや形の設定とブロックの大きさや
形の設定を連動するよう制御する。或は、操作者がブロ
ックの大きさや形を変更できるようにしてもよい。その
場合は、指定されたブロックの一辺の長さを、図10の
フローチャートに示した処理で用いるブロックサイズの
パラメータとしてRAM6に格納しておく。
【0140】尚、本実施形態の図10ステップS100
8において、表示条件の判定をする際に、簡単のため
に、最小矩形範囲をそのまま表示条件と比較して判定し
た。しかしながら、表示サイズと表示部分によっては、
表示されるべきオブジェクトが表示されない場合があ
る。ブロックサイズを小さくすれば、表示されないオブ
ジェクトは減少するが、その問題を回避し、厳密に表示
するために、主オブジェクトの少なくとも一部分を表示
するという条件の場合には、最小矩形範囲から縦横2ブ
ロック分差し引いて表示条件を満たすかどうか比較し、
主オブジェクトが存在するブロックを少なくとも一つを
表示するという条件の場合には、最小矩形範囲から縦横
1ブロック分差し引いて表示条件を満たすかどうか比較
する。尚、1ブロック分もしくは2ブロック分差し引い
た場合に、縦もしくは横が0kmやマイナスになった場
合は、全ての表示条件を満たすものとして扱う。
8において、表示条件の判定をする際に、簡単のため
に、最小矩形範囲をそのまま表示条件と比較して判定し
た。しかしながら、表示サイズと表示部分によっては、
表示されるべきオブジェクトが表示されない場合があ
る。ブロックサイズを小さくすれば、表示されないオブ
ジェクトは減少するが、その問題を回避し、厳密に表示
するために、主オブジェクトの少なくとも一部分を表示
するという条件の場合には、最小矩形範囲から縦横2ブ
ロック分差し引いて表示条件を満たすかどうか比較し、
主オブジェクトが存在するブロックを少なくとも一つを
表示するという条件の場合には、最小矩形範囲から縦横
1ブロック分差し引いて表示条件を満たすかどうか比較
する。尚、1ブロック分もしくは2ブロック分差し引い
た場合に、縦もしくは横が0kmやマイナスになった場
合は、全ての表示条件を満たすものとして扱う。
【0141】例えば、主オブジェクトの少なくとも一部
分を表示するという条件で、最小矩形サイズが(横×
縦)=(100km×75km)であった場合は、縦横
ともに2ブロック分(50km)ずつを差し引いて、
(横50km×縦25km)とし、更に、横もしくは縦
を基準として縦横比が(4:3)となる矩形を計算し、
面積が小さくなる方の矩形と表示条件とを比較する。こ
の例では、横を基準にして計算すると(横50km×縦
37.5km)=(面積1875)で、縦を基準にして
計算すると(横33.3km×縦25km)=(面積8
32.5)なので、縦を基準にして計算した(横33.
3km×縦25km)と表示条件を比較する。図6
(a)からは、都道府県庁、主要都市の市役所、市役
所、町村役場が表示条件を満たすものとなる。
分を表示するという条件で、最小矩形サイズが(横×
縦)=(100km×75km)であった場合は、縦横
ともに2ブロック分(50km)ずつを差し引いて、
(横50km×縦25km)とし、更に、横もしくは縦
を基準として縦横比が(4:3)となる矩形を計算し、
面積が小さくなる方の矩形と表示条件とを比較する。こ
の例では、横を基準にして計算すると(横50km×縦
37.5km)=(面積1875)で、縦を基準にして
計算すると(横33.3km×縦25km)=(面積8
32.5)なので、縦を基準にして計算した(横33.
3km×縦25km)と表示条件を比較する。図6
(a)からは、都道府県庁、主要都市の市役所、市役
所、町村役場が表示条件を満たすものとなる。
【0142】また、主オブジェクトが存在するブロック
を少なくとも一つを表示するという条件で、最小矩形サ
イズが(横×縦)=(100km×75km)であった
場合は、縦横ともに1ブロック分(25km)ずつを差
し引いて、(横75km×縦50km)とし、更に、横
もしくは縦を基準として縦横比が(4:3)となる矩形
を計算し、面積が小さくなる方の矩形と表示条件とを比
較する。この例では、横を基準にして計算すると(横7
5km×縦56.25km)=(面積4218.75)
で、縦を基準にして計算すると(横66.6km×縦5
0km)=(面積3333.33)なので、縦を基準に
して計算した(横66.6km×縦50km)と表示条
件を比較する。このとき、図6(a)から都道府県庁、
主要都市の市役所、市役所が表示条件を満たすものとな
る。
を少なくとも一つを表示するという条件で、最小矩形サ
イズが(横×縦)=(100km×75km)であった
場合は、縦横ともに1ブロック分(25km)ずつを差
し引いて、(横75km×縦50km)とし、更に、横
もしくは縦を基準として縦横比が(4:3)となる矩形
を計算し、面積が小さくなる方の矩形と表示条件とを比
較する。この例では、横を基準にして計算すると(横7
5km×縦56.25km)=(面積4218.75)
で、縦を基準にして計算すると(横66.6km×縦5
0km)=(面積3333.33)なので、縦を基準に
して計算した(横66.6km×縦50km)と表示条
件を比較する。このとき、図6(a)から都道府県庁、
主要都市の市役所、市役所が表示条件を満たすものとな
る。
【0143】また、以上の実施形態では、算出した矩形
と表示条件とを比較する際は、当該矩形を図7で設定し
た縦横比と等しくなるように計算してから、表示条件
(図6)を満たすものを求めた。他の比較手順として
は、算出した矩形の横及び縦の長さをそれぞれ表示条件
の横及び縦の長さと比較し、横及び縦の少なくともどち
らか一方が表示条件を満たしているものを求めるように
してもよい。例えば、比較対象の矩形が(横50km×
縦50km)であったとすると、図6(a)と比較し
て、横の比較では、都道府県庁、主要都市の市役所、市
役所、町村役場が表示条件を満たし、縦の比較では、都
道府県庁、主要都市の市役所、市役所が表示条件を満た
すので、結局、表示条件を満たすのは都道府県庁、主要
都市の市役所、市役所、町村役場ということになる。
と表示条件とを比較する際は、当該矩形を図7で設定し
た縦横比と等しくなるように計算してから、表示条件
(図6)を満たすものを求めた。他の比較手順として
は、算出した矩形の横及び縦の長さをそれぞれ表示条件
の横及び縦の長さと比較し、横及び縦の少なくともどち
らか一方が表示条件を満たしているものを求めるように
してもよい。例えば、比較対象の矩形が(横50km×
縦50km)であったとすると、図6(a)と比較し
て、横の比較では、都道府県庁、主要都市の市役所、市
役所、町村役場が表示条件を満たし、縦の比較では、都
道府県庁、主要都市の市役所、市役所が表示条件を満た
すので、結局、表示条件を満たすのは都道府県庁、主要
都市の市役所、市役所、町村役場ということになる。
【0144】尚、本実施形態では、算出した矩形と表示
条件とを比較する際、矩形を長さに変換してから表示条
件と比較していたが、表示条件をブロック数に変換して
比較してもよいことはいうまでもない。
条件とを比較する際、矩形を長さに変換してから表示条
件と比較していたが、表示条件をブロック数に変換して
比較してもよいことはいうまでもない。
【0145】尚、本実施形態では、当該選択対象のブロ
ックと主オブジェクトの存在するブロックとを含む最小
の矩形を求め、表示条件を満たすかどうか判断して、オ
ブジェクトを選択したが、最小の矩形ではなく、当該選
択対象のブロックと主オブジェクトの存在するブロック
との最短距離を求めることによって、図6の表示条件の
代わりにブロック間の距離で設定された表示条件を満た
すかどうか判断してもよい。
ックと主オブジェクトの存在するブロックとを含む最小
の矩形を求め、表示条件を満たすかどうか判断して、オ
ブジェクトを選択したが、最小の矩形ではなく、当該選
択対象のブロックと主オブジェクトの存在するブロック
との最短距離を求めることによって、図6の表示条件の
代わりにブロック間の距離で設定された表示条件を満た
すかどうか判断してもよい。
【0146】また、本実施形態では、地図を網目状のブ
ロック毎に分割して判断したが、ブロック毎に分割せず
に、オブジェクト一つ毎に当該オブジェクトと主オブジ
ェクトの一部とを含む表示画面の比率に則した最小の矩
形を求めて選択してもよいし、オブジェクト一つ毎に当
該オブジェクトと主オブジェクトとの間の最短距離を求
めることによって選択してもよい。その場合には、表示
条件を図6に示した領域単位ではなく距離を単位とした
パラメータとして表示条件記憶部19に記憶しておく。
ロック毎に分割して判断したが、ブロック毎に分割せず
に、オブジェクト一つ毎に当該オブジェクトと主オブジ
ェクトの一部とを含む表示画面の比率に則した最小の矩
形を求めて選択してもよいし、オブジェクト一つ毎に当
該オブジェクトと主オブジェクトとの間の最短距離を求
めることによって選択してもよい。その場合には、表示
条件を図6に示した領域単位ではなく距離を単位とした
パラメータとして表示条件記憶部19に記憶しておく。
【0147】また、本実施形態では、パーソナルコンピ
ュータとサーバコンピュータとから構成される場合につ
いて述べたが、パーソナルコンピュータがサーバコンピ
ュータのサーバオブジェクト記憶部とサーバオブジェク
ト検索部も備え、1台のパーソナルコンピュータで構成
されるようにしてもよい。例えば、CD−ROM8がサ
ーバオブジェクト記憶部の役割を行う場合、RAM6も
しくはハードディスク7がパーソナルオブジェクト記憶
部の役割を行うことになり、CPUがサーバオブジェク
ト検索部の役割を行うことになる。
ュータとサーバコンピュータとから構成される場合につ
いて述べたが、パーソナルコンピュータがサーバコンピ
ュータのサーバオブジェクト記憶部とサーバオブジェク
ト検索部も備え、1台のパーソナルコンピュータで構成
されるようにしてもよい。例えば、CD−ROM8がサ
ーバオブジェクト記憶部の役割を行う場合、RAM6も
しくはハードディスク7がパーソナルオブジェクト記憶
部の役割を行うことになり、CPUがサーバオブジェク
ト検索部の役割を行うことになる。
【0148】<実施形態2>図12はカーナビゲーショ
ン装置のハードウェア構成図例である。1はカーナビゲ
ーション装置である情報処理装置本体で、情報処理装置
1は、キーボード3やマウス4やキースイッチ1201
からの入力を受け付けて実際の処理を行うCPU2(中
央処理装置)、入力手段のキーボード3とマウス4とキ
ースイッチ1201、表示手段であるディスプレイ5、
記憶手段のRAM6とハードディスク7及びCD−RO
M8、現在位置を算出するためのGPS1202(グロ
ーバル・ポジショニング・システム)から構成されてい
る。
ン装置のハードウェア構成図例である。1はカーナビゲ
ーション装置である情報処理装置本体で、情報処理装置
1は、キーボード3やマウス4やキースイッチ1201
からの入力を受け付けて実際の処理を行うCPU2(中
央処理装置)、入力手段のキーボード3とマウス4とキ
ースイッチ1201、表示手段であるディスプレイ5、
記憶手段のRAM6とハードディスク7及びCD−RO
M8、現在位置を算出するためのGPS1202(グロ
ーバル・ポジショニング・システム)から構成されてい
る。
【0149】実施形態1では、パーソナルコンピュータ
がサーバコンピュータからオブジェクトを取得するかど
うか判断してコピーしていた。
がサーバコンピュータからオブジェクトを取得するかど
うか判断してコピーしていた。
【0150】実施形態2では、実施形態1(図2)のパ
ーソナルオブジェクト記憶部の役割をRAM6が行い、
サーバオブジェクト記憶部の役割をCD−ROM8が行
う。
ーソナルオブジェクト記憶部の役割をRAM6が行い、
サーバオブジェクト記憶部の役割をCD−ROM8が行
う。
【0151】カーナビゲーションの場合、利用者が指定
した経路を構成する道路が主オブジェクトとなる。ま
た、指定された経路の少なくとも一部が必ず画面に表示
された状態で利用される。
した経路を構成する道路が主オブジェクトとなる。ま
た、指定された経路の少なくとも一部が必ず画面に表示
された状態で利用される。
【0152】ただし、カーナビゲーションの場合は現在
地を画面の中央に表示するため、車が経路上を進んでい
る限り、必ず画面の中心に主オブジェクトの一部分が表
示されている。
地を画面の中央に表示するため、車が経路上を進んでい
る限り、必ず画面の中心に主オブジェクトの一部分が表
示されている。
【0153】したがって、第1の実施形態では、図9の
ように選択対象ブロックと主オブジェクトを含むブロッ
クを共に含む最小の矩形を求めたが、本実施形態2では
上記条件にさらに主オブジェクトを含むブロックを中央
に配置するという条件を加えて最小の矩形を求める。例
として図13を示す。図13では、選択対象ブロック3
2を頂点とする矩形で、なおかつ主オブジェクトを含む
ブロック31を中央に配置した最小の矩形を示してお
り、最小矩形の範囲は175km×125kmとなる。
ように選択対象ブロックと主オブジェクトを含むブロッ
クを共に含む最小の矩形を求めたが、本実施形態2では
上記条件にさらに主オブジェクトを含むブロックを中央
に配置するという条件を加えて最小の矩形を求める。例
として図13を示す。図13では、選択対象ブロック3
2を頂点とする矩形で、なおかつ主オブジェクトを含む
ブロック31を中央に配置した最小の矩形を示してお
り、最小矩形の範囲は175km×125kmとなる。
【0154】また、カーナビゲーション装置には、車の
向きに応じて地図が所定の角度単位で回転して表示され
るものもあるが、その場合はさらに矩形を所定の角度ご
とに回転させた上で、前記条件を満たす最小の矩形を求
めることによって表示可能である。
向きに応じて地図が所定の角度単位で回転して表示され
るものもあるが、その場合はさらに矩形を所定の角度ご
とに回転させた上で、前記条件を満たす最小の矩形を求
めることによって表示可能である。
【0155】また、実施形態2では、カーナビゲーショ
ンのルート探索で探索された経路を主オブジェクトとす
るので、主オブジェクトを指定するための特別な操作は
不要である。
ンのルート探索で探索された経路を主オブジェクトとす
るので、主オブジェクトを指定するための特別な操作は
不要である。
【0156】指定された経路に基づいて検索された全て
のオブジェクトをCD−ROM8からRAM6にコピー
することができれば、この経路を利用している間は、C
D−ROM8からデータを読み込む必要がなくなるの
で、非常に高速な表示が可能になる。
のオブジェクトをCD−ROM8からRAM6にコピー
することができれば、この経路を利用している間は、C
D−ROM8からデータを読み込む必要がなくなるの
で、非常に高速な表示が可能になる。
【0157】大容量のRAM6を装備することができな
い場合は、RAM6より大容量でCD−ROM8より高
速な記憶装置(例えばハードディスク7)にRAM6に
入りきらないデータを入れてもよい。
い場合は、RAM6より大容量でCD−ROM8より高
速な記憶装置(例えばハードディスク7)にRAM6に
入りきらないデータを入れてもよい。
【0158】この場合、実施形態1のパーソナルオブジ
ェクト記憶部とサーバオブジェクト記憶部の関係と同じ
ようにして、ハードディスクとCD−ROMの関係、及
びRAMとハードディスクの関係という2組ができる。
この時、ハードディスクとCD−ROMの関係において
は設定された経路全体を主オブジェクトとし、RAMと
ハードディスクの関係においては、経路の一部分を主オ
ブジェクトとするとよい。
ェクト記憶部とサーバオブジェクト記憶部の関係と同じ
ようにして、ハードディスクとCD−ROMの関係、及
びRAMとハードディスクの関係という2組ができる。
この時、ハードディスクとCD−ROMの関係において
は設定された経路全体を主オブジェクトとし、RAMと
ハードディスクの関係においては、経路の一部分を主オ
ブジェクトとするとよい。
【0159】すなわち、ハードディスクとCD−ROM
の関係においては、カーナビゲーション装置の経路探索
によって決定した経路を構成する各道路オブジェクト
を、そのまま主オブジェクトとして記憶する。その後図
10の手順にしたがって必要なオブジェクトを全てCD
−ROM8から検索し、ハードディスク7に記憶する。
すると出発地から目的地までの走行中に表示されるデー
タは、全てハードディスクに記憶されるので、CD−R
OM8をアクセスすることはなく、高速な表示が可能に
なる。
の関係においては、カーナビゲーション装置の経路探索
によって決定した経路を構成する各道路オブジェクト
を、そのまま主オブジェクトとして記憶する。その後図
10の手順にしたがって必要なオブジェクトを全てCD
−ROM8から検索し、ハードディスク7に記憶する。
すると出発地から目的地までの走行中に表示されるデー
タは、全てハードディスクに記憶されるので、CD−R
OM8をアクセスすることはなく、高速な表示が可能に
なる。
【0160】また、RAMとハードディスクの関係にお
いては、経路のうちで車の現在位置周辺の道路オブジェ
クトを主オブジェクトとして記憶する。車の現在位置は
GPS1202(グローバル・ポジショニング・システ
ム)などによって算出し、ハードディスク7のオブジェ
クトのうち現在地周辺のオブジェクトをRAM6に記憶
する。RAM6に記憶された地図の範囲から先へ進むと
きのみハードディスク7からRAM6にデータがコピー
されるが、それ以外のときはRAM6のみからデータを
読み込むので非常に高速な表示が可能になる。
いては、経路のうちで車の現在位置周辺の道路オブジェ
クトを主オブジェクトとして記憶する。車の現在位置は
GPS1202(グローバル・ポジショニング・システ
ム)などによって算出し、ハードディスク7のオブジェ
クトのうち現在地周辺のオブジェクトをRAM6に記憶
する。RAM6に記憶された地図の範囲から先へ進むと
きのみハードディスク7からRAM6にデータがコピー
されるが、それ以外のときはRAM6のみからデータを
読み込むので非常に高速な表示が可能になる。
【0161】また、実施形態2では、カーナビゲーショ
ン装置を例にしたが、これに限るものではなく、パーソ
ナルコンピュータなどの情報処理装置においても実現可
能である。
ン装置を例にしたが、これに限るものではなく、パーソ
ナルコンピュータなどの情報処理装置においても実現可
能である。
【0162】また、主オブジェクトは、カーナビゲーシ
ョンのルート検索のように、同じ属性を持つ複数のオブ
ジェクトをグループ化して1つのオブジェクトとして扱
うようにしてもよい。
ョンのルート検索のように、同じ属性を持つ複数のオブ
ジェクトをグループ化して1つのオブジェクトとして扱
うようにしてもよい。
【0163】例えば、国道1号のオブジェクトと呼んで
いるものも、A交差点からB交差点までの道路のオブジ
ェクト、B交差点からC交差点までの道路オブジェク
ト、C交差点からD交差点までの道路オブジェクト、…
というように、短い道路オブジェクトをひとつにまとめ
たものとしてもよい。さらに複数のオブジェクトをまと
める際には、いろいろなまとめ方が可能である。例え
ば、「国道1号」としてまとめれば、東京から大阪まで
の各都道府県の国道1号の道路オブジェクトがまとめら
れるし、「神奈川県の国道」としてまとめれば、国道1
号、国道15号、国道16号などのそれぞれの国道の神
奈川県部分の道路オブジェクトがまとめられる。また、
ルート検索で出発地点と到着地点をキーボード3やマウ
ス4やキースイッチ1201などの入力手段により入力
し、それらに基づいて検索されたルートをグループ化
し、主オブジェクトとして扱うようにしてもよい。
いるものも、A交差点からB交差点までの道路のオブジ
ェクト、B交差点からC交差点までの道路オブジェク
ト、C交差点からD交差点までの道路オブジェクト、…
というように、短い道路オブジェクトをひとつにまとめ
たものとしてもよい。さらに複数のオブジェクトをまと
める際には、いろいろなまとめ方が可能である。例え
ば、「国道1号」としてまとめれば、東京から大阪まで
の各都道府県の国道1号の道路オブジェクトがまとめら
れるし、「神奈川県の国道」としてまとめれば、国道1
号、国道15号、国道16号などのそれぞれの国道の神
奈川県部分の道路オブジェクトがまとめられる。また、
ルート検索で出発地点と到着地点をキーボード3やマウ
ス4やキースイッチ1201などの入力手段により入力
し、それらに基づいて検索されたルートをグループ化
し、主オブジェクトとして扱うようにしてもよい。
【0164】道路以外の例を挙げると、「神奈川県」
「ホテル」「宿泊費10000円以内」と指定すると複
数のホテルが検索され、これらのホテルをまとめて主オ
ブジェクトとすることができるようにしてもよい。
「ホテル」「宿泊費10000円以内」と指定すると複
数のホテルが検索され、これらのホテルをまとめて主オ
ブジェクトとすることができるようにしてもよい。
【0165】<その他の実施形態>なお、サーバオブジ
ェクト記憶部とパーソナルオブジェクト記憶部の組み合
わせについて、実施形態1では通信I/Fによってサー
バコンピュータから利用者のコンピュータへダウンロー
ドするかどうか判断するという例で説明し、実施形態2
では、CD−ROMからハードディスクへコピー、及び
ハードディスクからRAMへコピーするという例で説明
したが、これに限るものではなく、複数段階のコピー
(サーバコンピュータ→パーソナルコンピュータのハー
ドディスク→RAMへのコピーなど)においても本発明
を用いることが可能である。
ェクト記憶部とパーソナルオブジェクト記憶部の組み合
わせについて、実施形態1では通信I/Fによってサー
バコンピュータから利用者のコンピュータへダウンロー
ドするかどうか判断するという例で説明し、実施形態2
では、CD−ROMからハードディスクへコピー、及び
ハードディスクからRAMへコピーするという例で説明
したが、これに限るものではなく、複数段階のコピー
(サーバコンピュータ→パーソナルコンピュータのハー
ドディスク→RAMへのコピーなど)においても本発明
を用いることが可能である。
【0166】また、実施形態1では、矩形(又は距離)
の算出や表示条件の判定をパーソナルコンピュータにお
いて行っていたが、矩形(又は距離)の算出や表示条件
の判定などの一部をサーバコンピュータにおいて行うと
いう形態にしてもよい。この例を図16乃至図19のモ
ジュール構成図に示す。
の算出や表示条件の判定をパーソナルコンピュータにお
いて行っていたが、矩形(又は距離)の算出や表示条件
の判定などの一部をサーバコンピュータにおいて行うと
いう形態にしてもよい。この例を図16乃至図19のモ
ジュール構成図に示す。
【0167】図16は、パーソナルコンピュータ1にお
いて入力された主オブジェクト及び表示条件をサーバコ
ンピュータ10に送信し、サーバコンピュータ10にお
いて矩形(又は距離)の算出をしてパーソナルコンピュ
ータに記憶すべきオブジェクトを判定したのち、記憶す
べきオブジェクトのみをパーソナルコンピュータ1に送
信する場合のモジュール構成図である。
いて入力された主オブジェクト及び表示条件をサーバコ
ンピュータ10に送信し、サーバコンピュータ10にお
いて矩形(又は距離)の算出をしてパーソナルコンピュ
ータに記憶すべきオブジェクトを判定したのち、記憶す
べきオブジェクトのみをパーソナルコンピュータ1に送
信する場合のモジュール構成図である。
【0168】また、図17は、パーソナルコンピュータ
1において、矩形(又は距離)の算出を行い、その算出
結果をサーバコンピュータ10に送信し、サーバコンピ
ュータ10ではその結果に基づいてパーソナルコンピュ
ータに記憶すべきオブジェクトを判定したのち、その記
憶すべきオブジェクトのみをパーソナルコンピュータ1
に送信する場合のモジュール構成図である。
1において、矩形(又は距離)の算出を行い、その算出
結果をサーバコンピュータ10に送信し、サーバコンピ
ュータ10ではその結果に基づいてパーソナルコンピュ
ータに記憶すべきオブジェクトを判定したのち、その記
憶すべきオブジェクトのみをパーソナルコンピュータ1
に送信する場合のモジュール構成図である。
【0169】また、図18は、複数のサーバコンピュー
タが存在し、パーソナルコンピュータ1において入力さ
れた主オブジェクト及び表示条件をサーバコンピュータ
に送信し、サーバコンピュータ10は矩形(又は距離)
の算出をしてパーソナルコンピュータに記憶すべきオブ
ジェクトを判定したのち、サーバコンピュータ23の有
する地図のオブジェクトなどのデータの中から、パーソ
ナルコンピュータが記憶すべきオブジェクトのみをパー
ソナルコンピュータに送信する場合のモジュール構成図
である。
タが存在し、パーソナルコンピュータ1において入力さ
れた主オブジェクト及び表示条件をサーバコンピュータ
に送信し、サーバコンピュータ10は矩形(又は距離)
の算出をしてパーソナルコンピュータに記憶すべきオブ
ジェクトを判定したのち、サーバコンピュータ23の有
する地図のオブジェクトなどのデータの中から、パーソ
ナルコンピュータが記憶すべきオブジェクトのみをパー
ソナルコンピュータに送信する場合のモジュール構成図
である。
【0170】また、図19は、複数のサーバコンピュー
タが存在し、パーソナルコンピュータ1において矩形
(又は距離)の算出を行い、その算出結果をサーバコン
ピュータ10に送信し、サーバコンピュータ10は、パ
ーソナルコンピュータに記憶すべきオブジェクトを判定
したのち、サーバコンピュータ23の有する地図のオブ
ジェクトなどのデータの中から、その記憶すべきオブジ
ェクトのみをパーソナルコンピュータ1に送信する場合
のモジュール構成図である。
タが存在し、パーソナルコンピュータ1において矩形
(又は距離)の算出を行い、その算出結果をサーバコン
ピュータ10に送信し、サーバコンピュータ10は、パ
ーソナルコンピュータに記憶すべきオブジェクトを判定
したのち、サーバコンピュータ23の有する地図のオブ
ジェクトなどのデータの中から、その記憶すべきオブジ
ェクトのみをパーソナルコンピュータ1に送信する場合
のモジュール構成図である。
【0171】本発明は、このように、矩形(又は距離)
の算出や表示条件の判定(記憶すべきオブジェクトの判
定)やサーバオブジェクトの検索などの一部または全部
をパーソナルコンピュータと1台又は複数台のサーバコ
ンピュータとのどちらで行っても構わない。
の算出や表示条件の判定(記憶すべきオブジェクトの判
定)やサーバオブジェクトの検索などの一部または全部
をパーソナルコンピュータと1台又は複数台のサーバコ
ンピュータとのどちらで行っても構わない。
【0172】また、通信I/Fによってデータを受信す
るのではなく、フロッピーディスクや光磁気ディスクな
どのリムーバルディスクを用いてデータをやり取りして
も構わない。
るのではなく、フロッピーディスクや光磁気ディスクな
どのリムーバルディスクを用いてデータをやり取りして
も構わない。
【0173】また、本発明に係る地図データ検索プログ
ラムは、外部からインストールされるプログラムによっ
て、地図データ検索プログラムが稼動可能なコンピュー
タの構成を示すブロック図である図1におけるパーソナ
ルコンピュータ1とサーバコンピュータ10と同等の構
成を持つコンピュータによって遂行されてもよい。その
場合、図21のように、前記実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記録した2102の
ような記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、その
システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
み出し実行することによっても、本発明の目的が達成さ
れることは言うまでもない。
ラムは、外部からインストールされるプログラムによっ
て、地図データ検索プログラムが稼動可能なコンピュー
タの構成を示すブロック図である図1におけるパーソナ
ルコンピュータ1とサーバコンピュータ10と同等の構
成を持つコンピュータによって遂行されてもよい。その
場合、図21のように、前記実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記録した2102の
ような記録媒体をシステムあるいは装置に供給し、その
システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
み出し実行することによっても、本発明の目的が達成さ
れることは言うまでもない。
【0174】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード事体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
グラムコード事体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0175】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスクなどの磁気ディスクや、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD
−ROM、DVD−RAM、磁気テープ、メモリカー
ド、ROMなどを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスクなどの磁気ディスクや、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD
−ROM、DVD−RAM、磁気テープ、メモリカー
ド、ROMなどを用いることができる。
【0176】また、本発明は、前記実施形態の機能を実
現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶
媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通信ライ
ンを介して配信する場合にも適用できることは言うまで
もない。
現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶
媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通信ライ
ンを介して配信する場合にも適用できることは言うまで
もない。
【0177】図22は、プログラムコードを供給するC
D−ROMなどの記憶媒体のメモリマップの一例を示す
図である。2201はディレクトリ情報を記憶している
領域で、インストールプログラムを記憶している領域2
202及び地図データ検索プログラム2203を記憶し
ている領域の位置を示している。本発明の地図データ検
索プログラムが図1に示したパーソナルコンピュータ1
と同等の構成を持つコンピュータにインストールされる
際には、まず領域2202に記憶しているインストール
プログラムがシステムにロードされ、CPU2によって
実行される。次に、CPU2によって実行されるインス
トールプログラムが、地図データ検索プログラムを記憶
している領域2203から地図データ検索プログラムを
読み出して、ハードディスク7に格納する。
D−ROMなどの記憶媒体のメモリマップの一例を示す
図である。2201はディレクトリ情報を記憶している
領域で、インストールプログラムを記憶している領域2
202及び地図データ検索プログラム2203を記憶し
ている領域の位置を示している。本発明の地図データ検
索プログラムが図1に示したパーソナルコンピュータ1
と同等の構成を持つコンピュータにインストールされる
際には、まず領域2202に記憶しているインストール
プログラムがシステムにロードされ、CPU2によって
実行される。次に、CPU2によって実行されるインス
トールプログラムが、地図データ検索プログラムを記憶
している領域2203から地図データ検索プログラムを
読み出して、ハードディスク7に格納する。
【0178】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図2、図16、図17などのモジュール構成
例に示す様な各モジュールを記憶媒体に格納することに
なる。
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図2、図16、図17などのモジュール構成
例に示す様な各モジュールを記憶媒体に格納することに
なる。
【0179】また、本発明の目的は、前述した実施形態
における様々な機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを、図21に示すように、送出装置2104、
例えばHTTPサーバやFTPサーバなどから送出して
もらい、それを2105に示されるネットワーク又は公
衆回線又は無線などを介して受け取り、そのシステム或
は装置のコンピュータ(又はCPU,MPU)がそのプ
ログラムコードを実行することによっても達成されるこ
とは言うまでもない。
における様々な機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを、図21に示すように、送出装置2104、
例えばHTTPサーバやFTPサーバなどから送出して
もらい、それを2105に示されるネットワーク又は公
衆回線又は無線などを介して受け取り、そのシステム或
は装置のコンピュータ(又はCPU,MPU)がそのプ
ログラムコードを実行することによっても達成されるこ
とは言うまでもない。
【0180】この場合、送出装置から送出されたプログ
ラムコード自体が、前述した実施形態における機能を実
現することになり、よって、そのプログラムコードを送
出する送出装置は本発明を構成することになる。
ラムコード自体が、前述した実施形態における機能を実
現することになり、よって、そのプログラムコードを送
出する送出装置は本発明を構成することになる。
【0181】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダなど)から
構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、一
つの機器からなる装置に適用してもよい。
コンピュータ、インタフェース機器、リーダなど)から
構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、一
つの機器からなる装置に適用してもよい。
【0182】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、前記実施形態の機能
が実現される以外にも、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前
記実施形態の機能が実現される場合にも本発明は適用で
きる。
ムコードを実行することによって、前記実施形態の機能
が実現される以外にも、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前
記実施形態の機能が実現される場合にも本発明は適用で
きる。
【0183】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によっても前記実施形態の機能が実現され
る場合にも本発明は適用できる。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によっても前記実施形態の機能が実現され
る場合にも本発明は適用できる。
【0184】
【発明の効果】以上の様な実施形態に示したように、選
択条件と主オブジェクトから、実際に必要なオブジェク
トを選択して出力することにより、不必要なオブジェク
トが除かれた地図を表示することが可能であるし、あら
かじめ必要となるオブジェクトを選択しておけば、表示
や記憶の際のオブジェクトの処理が早くなるという効果
もある。また、不必要なオブジェクトが排除されている
ので、地図に含まれる情報が適度な密度になるという効
果もある。
択条件と主オブジェクトから、実際に必要なオブジェク
トを選択して出力することにより、不必要なオブジェク
トが除かれた地図を表示することが可能であるし、あら
かじめ必要となるオブジェクトを選択しておけば、表示
や記憶の際のオブジェクトの処理が早くなるという効果
もある。また、不必要なオブジェクトが排除されている
ので、地図に含まれる情報が適度な密度になるという効
果もある。
【0185】オブジェクトを選択する情報処理装置自身
がオブジェクトに関する情報を有する場合、そのオブジ
ェクトの中で必要とするオブジェクトを抽出することが
可能なことから、その情報処理装置自身が有するオブジ
ェクトに関する情報の中でも、操作者にとって必要なオ
ブジェクトのみ表示させることができる。また、表示や
記憶の際は、不必要なオブジェクトが排除されているの
で、オブジェクトの処理を早くすることが可能になる。
また、選択する情報処理装置以外の情報処理装置がオブ
ジェクトに関する情報を有する場合においても同様の効
果が得られ、更に選択する情報処理装置はオブジェクト
に関する情報を有するための記憶容量が必要ないという
効果もある。
がオブジェクトに関する情報を有する場合、そのオブジ
ェクトの中で必要とするオブジェクトを抽出することが
可能なことから、その情報処理装置自身が有するオブジ
ェクトに関する情報の中でも、操作者にとって必要なオ
ブジェクトのみ表示させることができる。また、表示や
記憶の際は、不必要なオブジェクトが排除されているの
で、オブジェクトの処理を早くすることが可能になる。
また、選択する情報処理装置以外の情報処理装置がオブ
ジェクトに関する情報を有する場合においても同様の効
果が得られ、更に選択する情報処理装置はオブジェクト
に関する情報を有するための記憶容量が必要ないという
効果もある。
【0186】必要とするオブジェクトを記憶することが
可能な場合、必要なオブジェクトを記憶しておくこと
で、同じ条件の場合にオブジェクトが必要であるかどう
かもう一度判断する必要がなくなるという効果がある。
また、不必要なオブジェクトは記憶されないので、記憶
容量が少なくて済むという効果もある。
可能な場合、必要なオブジェクトを記憶しておくこと
で、同じ条件の場合にオブジェクトが必要であるかどう
かもう一度判断する必要がなくなるという効果がある。
また、不必要なオブジェクトは記憶されないので、記憶
容量が少なくて済むという効果もある。
【0187】必要であると選択されて記憶手段に記憶さ
れたオブジェクトから、表示の縮尺などに応じてオブジ
ェクトを更に選択して表示する場合、あらかじめ表示さ
れる可能性があるかどうか選択されていない場合に比
べ、表示の際にオブジェクトの処理を早くすることが可
能になる。
れたオブジェクトから、表示の縮尺などに応じてオブジ
ェクトを更に選択して表示する場合、あらかじめ表示さ
れる可能性があるかどうか選択されていない場合に比
べ、表示の際にオブジェクトの処理を早くすることが可
能になる。
【0188】出発地点と到着地点を入力することで、出
発地点と到着地点との間の経路を主オブジェクトとする
ことができる場合、直接主オブジェクトを入力する必要
がなくなるし、また、出発地点と到着地点を入力するだ
けで複数の道路を主オブジェクトとして選択することが
可能になるという効果がある。
発地点と到着地点との間の経路を主オブジェクトとする
ことができる場合、直接主オブジェクトを入力する必要
がなくなるし、また、出発地点と到着地点を入力するだ
けで複数の道路を主オブジェクトとして選択することが
可能になるという効果がある。
【0189】必要なオブジェクトであるかどうかの選択
が、選択条件と、そのオブジェクトが主オブジェクトと
どのくらい離れているかによって選択される場合、使用
者は主オブジェクトに近いものほど詳しい情報として必
要としており、表示される際は地図に含まれる情報は適
度な密度になり、また、記憶する際には不必要な情報は
排除されるので記憶容量が少なくて済むという効果があ
る。
が、選択条件と、そのオブジェクトが主オブジェクトと
どのくらい離れているかによって選択される場合、使用
者は主オブジェクトに近いものほど詳しい情報として必
要としており、表示される際は地図に含まれる情報は適
度な密度になり、また、記憶する際には不必要な情報は
排除されるので記憶容量が少なくて済むという効果があ
る。
【0190】必要なオブジェクトであるかどうかの選択
が、選択条件と、そのオブジェクトと主オブジェクトと
を含む最小の矩形を求めることによって選択することに
より、表示画面にあわせて必要なオブジェクトを選択す
ることが容易になり、また、記憶する際には不必要な情
報は排除されるので記憶容量が少なくて済むという効果
がある。
が、選択条件と、そのオブジェクトと主オブジェクトと
を含む最小の矩形を求めることによって選択することに
より、表示画面にあわせて必要なオブジェクトを選択す
ることが容易になり、また、記憶する際には不必要な情
報は排除されるので記憶容量が少なくて済むという効果
がある。
【0191】必要なオブジェクトであるかどうかの選択
が、座標平面上を所定の網目状の区画に分割して行われ
る場合、オブジェクトを区画毎にまとめて選択すること
ができるので、選択の処理を早くすることが可能になる
という効果がある。
が、座標平面上を所定の網目状の区画に分割して行われ
る場合、オブジェクトを区画毎にまとめて選択すること
ができるので、選択の処理を早くすることが可能になる
という効果がある。
【0192】当該選択対象の区画と主オブジェクトの存
在する区画とを含む最小の矩形を求める際に、矩形の右
上の角、左上の角、右下の角、左下の角のいずれかを占
める場合について、それぞれ算出し、更にその中から一
番小さな矩形を最小の矩形として求めることにより、最
小の矩形を算出する処理が効率的に早く行えるという効
果がある。
在する区画とを含む最小の矩形を求める際に、矩形の右
上の角、左上の角、右下の角、左下の角のいずれかを占
める場合について、それぞれ算出し、更にその中から一
番小さな矩形を最小の矩形として求めることにより、最
小の矩形を算出する処理が効率的に早く行えるという効
果がある。
【0193】座標平面上を表示画面サイズの比率に等し
い網目状の区画に分割して、オブジェクトの選択が行わ
れる場合、表示画面サイズの比率に等しい矩形を構成す
ることが容易になるので、表示画面サイズの比率に等し
い最小の矩形を算出することが容易になるし、表示画面
サイズの比率に完全に等しい最小の矩形を求められるの
で必要なオブジェクトを厳密に選択することが可能にな
るという効果がある。
い網目状の区画に分割して、オブジェクトの選択が行わ
れる場合、表示画面サイズの比率に等しい矩形を構成す
ることが容易になるので、表示画面サイズの比率に等し
い最小の矩形を算出することが容易になるし、表示画面
サイズの比率に完全に等しい最小の矩形を求められるの
で必要なオブジェクトを厳密に選択することが可能にな
るという効果がある。
【0194】座標平面上を所定の網目状の区画に分割し
てから、表示画面サイズの比率に等しいもしくは近似の
最小の矩形を算出する場合、その網目状の区画の大きさ
を固定しておいてもよいので、区画を分割する必要がな
くなるという効果がある。
てから、表示画面サイズの比率に等しいもしくは近似の
最小の矩形を算出する場合、その網目状の区画の大きさ
を固定しておいてもよいので、区画を分割する必要がな
くなるという効果がある。
【0195】主オブジェクトの少なくとも一部分を常に
表示する場合、前に述べた選択により必要と判断された
オブジェクトだけで地図の情報を表示することが可能と
なり、地図情報がまばらに表示されるということがなく
なるという効果がある。
表示する場合、前に述べた選択により必要と判断された
オブジェクトだけで地図の情報を表示することが可能と
なり、地図情報がまばらに表示されるということがなく
なるという効果がある。
【0196】主オブジェクトの少なくとも一部分を常に
画面中央に表示するという条件を含めて判断する場合、
主オブジェクトが少なくとも一部分が画面に表示される
という条件の場合よりも更に必要とするオブジェクトが
少なくなるので、記憶容量が更に少なくて済む。また、
カーナビゲーションシステムなどの主オブジェクトを中
央に配置するべき場合において特に有用である。
画面中央に表示するという条件を含めて判断する場合、
主オブジェクトが少なくとも一部分が画面に表示される
という条件の場合よりも更に必要とするオブジェクトが
少なくなるので、記憶容量が更に少なくて済む。また、
カーナビゲーションシステムなどの主オブジェクトを中
央に配置するべき場合において特に有用である。
【0197】また、表示条件等を入力する入力部、オブ
ジェクトの情報を有する第1の記憶部、オブジェクトと
主オブジェクトとの関係を算出する算出部、算出された
値から表示条件を満たすオブジェクトを選択する選択
部、選択されたオブジェクトを記憶する記憶部、選択さ
れたオブジェクトを表示する表示部を、複数の情報処理
装置で割り振って構成される情報処理システムでは、1
台の情報処理装置で実現する場合に比べて、1台あたり
の処理の負荷を軽くすることが可能になるという効果が
ある。
ジェクトの情報を有する第1の記憶部、オブジェクトと
主オブジェクトとの関係を算出する算出部、算出された
値から表示条件を満たすオブジェクトを選択する選択
部、選択されたオブジェクトを記憶する記憶部、選択さ
れたオブジェクトを表示する表示部を、複数の情報処理
装置で割り振って構成される情報処理システムでは、1
台の情報処理装置で実現する場合に比べて、1台あたり
の処理の負荷を軽くすることが可能になるという効果が
ある。
【図1】地図データ検索装置のハードウェアブロック図
【図2】地図データ検索装置のモジュール構成図例1
【図3】地図画面
【図4】凡例画面
【図5】オブジェクト大分類の表示条件設定画面
【図6】オブジェクト細分類の表示条件設定画面
【図7】ウィンドウサイズ設定画面
【図8】主オブジェクト検索条件入力画面
【図9】縮尺算出部の動作を示した図
【図10】本発明の地図データ検索の処理動作を示した
フローチャート
フローチャート
【図11】ラスタ画像のオブジェクトの例を示した図
【図12】カーナビゲーション装置のハードウェアブロ
ック図
ック図
【図13】カーナビゲーション装置の縮尺算出部の動作
結果を示した図
結果を示した図
【図14】従来のデータ供給単位の例を示した図
【図15】縮尺による表示条件設定画面
【図16】地図データ検索装置のモジュール構成図例2
【図17】地図データ検索装置のモジュール構成図例3
【図18】地図データ検索装置のモジュール構成図例4
【図19】地図データ検索装置のモジュール構成図例5
【図20】サーバオブジェクト記憶部の記憶しているオ
ブジェクトのデータ例
ブジェクトのデータ例
【図21】プログラムコードを記憶した記憶媒体、及び
プログラムコードを送出する送出装置
プログラムコードを送出する送出装置
【図22】本発明における地図データ検索プログラムが
記憶された記憶媒体のメモリマップを示すイメージ図
記憶された記憶媒体のメモリマップを示すイメージ図
1 パーソナルコンピュータ 2 CPU(中央演算装置) 3 キーボード 4 マウス 5 ディスプレイ 6 RAM(ランダムアクセスメモリ) 7 ハードディスク 8 CD−ROM 9 通信I/F(インターフェース) 10 サーバコンピュータ 11 サーバオブジェクト検索部 12 サーバオブジェクト記憶部 13 主オブジェクト検索部 14 主オブジェクト記憶部 15 主オブジェクト指定部 16 縮尺算出部 17 地図画面サイズ記憶部 18 表示条件判定部 19 表示条件記憶部 20 表示条件設定部 21 パーソナルオブジェクト記憶部 22 地図表示部 23 サーバコンピュータ 31 主オブジェクトが存在するブロック 32 当該選択対象となっているブロックの例 1201 キースイッチ 1202 GPS(グローバル・ポジショニング・シス
テム) 2101 コンピュータ 2102 記憶媒体 2103 記憶媒体読み出し及び書き込み部 2104 送出装置 2105 通信ライン
テム) 2101 コンピュータ 2102 記憶媒体 2103 記憶媒体読み出し及び書き込み部 2104 送出装置 2105 通信ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A G06F 15/403 370Z Fターム(参考) 2C032 HB05 HC13 HC30 HD16 2F029 AA02 AB07 AB13 AC02 AC14 AC19 AD07 5B075 ND06 PP02 PP03 PQ02 UU14 UU16 5B089 GA11 GA21 GB10 JA00 JB03 JB24 KA11 LB14 5E501 AA13 AC17 BA20 DA02 EB06 EB12 EB15 FA14 FB43
Claims (78)
- 【請求項1】 主オブジェクトの入力を受け付ける入力
受付手段と、オブジェクトを配置する座標平面を、網目
状の区画に分割し、複数の区画から成る表示画面サイズ
の比率に等しいと判断される矩形のうち、当該選択対象
の区画と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最
小の矩形を求める算出手段と、前記算出手段で求めた最
小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選択対象の区画
に含まれるオブジェクトを選択する選択手段と、前記選
択手段により選択されたオブジェクトを出力する出力手
段とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 前記算出手段は、当該選択対象の区画と
前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩形
を求める際に、前記主オブジェクトの存在する区画の一
つが中心にある最小の矩形を求めることを特徴とする請
求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記算出手段で、前記表示画面の比率に
等しいと判断される矩形は、表示画面の比率に近似の矩
形をも含むことを特徴とする請求項1又は2記載の情報
処理装置。 - 【請求項4】 主オブジェクトの入力を受け付ける入力
受付手段と、オブジェクトと前記主オブジェクトとの距
離及び選択条件に基づいて、当該オブジェクトを選択す
るかどうか決定する選択手段と、前記選択手段により選
択されたオブジェクトを出力する出力手段とを備えるこ
とを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項5】 主オブジェクトの入力を受け付ける入力
受付手段と、オブジェクトを配置する座標平面を、所定
の区画毎に分割し、当該選択対象の区画と前記主オブジ
ェクトの存在する区画との距離及び選択条件に基づい
て、当該選択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択
する選択手段と、 前記選択手段により選択されたオブジェクトを出力する
出力手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項6】 前記入力受付手段は、前記選択条件の入
力を受け付けることを特徴とする請求項1乃至5記載の
情報処理装置。 - 【請求項7】 更に、オブジェクトを記憶した第1の記
憶手段を備え、前記選択手段は、前記第1の記憶手段に
記憶されたオブジェクトから選択することを特徴とする
請求項1乃至6記載の情報処理装置。 - 【請求項8】 更に、前記出力手段により出力されたオ
ブジェクトを記憶する第2の記憶手段を備えることを特
徴とする請求項1乃至7記載の情報処理装置。 - 【請求項9】 更に、表示する表示サイズに応じて、前
記第2の記憶手段に記憶されたオブジェクトから、オブ
ジェクトを選択して表示することが可能な表示手段を備
えることを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。 - 【請求項10】 前記表示手段は、前記主オブジェクト
の少なくとも一部分を表示することを特徴とする請求項
9記載の情報処理装置。 - 【請求項11】 前記表示手段は、前記主オブジェクト
の少なくとも一部分を画面の中央に表示することを特徴
とする請求項9記載の情報処理装置。 - 【請求項12】 前記情報処理装置は、前記入力受付手
段により出発地点及び到着地点の入力を受け付け、更
に、前記出発地点及び到着地点に基づいて経路を探索す
る経路探索手段を備え、前記経路探索手段により探索さ
れた経路を主オブジェクトとすることを特徴とする請求
項1乃至11記載の情報処理装置。 - 【請求項13】 主オブジェクトの入力を受け付ける入
力受付手段を備える第1の情報処理装置とオブジェクト
を記憶した第1の記憶手段を備える第2の情報処理装置
とからなる情報処理システムであって、更に、前記情報
処理システムは、オブジェクトを配置する座標平面を、
網目状の区画に分割し、複数の区画から成る表示画面サ
イズの比率に等しいと判断される矩形のうち、当該選択
対象の区画と前記主オブジェクトの存在する区画とを含
む最小の矩形を求める算出手段と、前記算出手段で求め
た最小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選択対象の
区画に含まれるオブジェクトを前記第1の記憶手段に記
憶されたオブジェクトから選択する選択手段と、前記選
択手段により選択されたオブジェクトを出力する出力手
段とを備えることを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項14】 前記算出手段は、当該選択対象の区画
と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小の矩
形を求める際に、前記主オブジェクトの存在する区画の
一つが中心にある最小の矩形を求めることを特徴とする
請求項13記載の情報処理システム。 - 【請求項15】 前記算出手段で、前記表示画面の比率
に等しいと判断される矩形は、表示画面の比率に近似の
矩形をも含むことを特徴とする請求項13又は14記載
の情報処理システム。 - 【請求項16】 主オブジェクトの入力を受け付ける入
力受付手段を備える第1の情報処理装置とオブジェクト
を記憶した第1の記憶手段を備える第2の情報処理装置
とからなる情報処理システムであって、更に、前記情報
処理システムは、オブジェクトと前記主オブジェクトと
の距離及び選択条件に基づいて、前記第1の記憶手段に
記憶されたオブジェクトから当該オブジェクトを選択す
るかどうか決定する選択手段と、前記選択手段により選
択されたオブジェクトを出力する出力手段とを備えるこ
とを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項17】 主オブジェクトの入力を受け付ける入
力受付手段を備える第1の情報処理装置とオブジェクト
を記憶した第1の記憶手段を備える第2の情報処理装置
とからなる情報処理システムであって、更に、前記情報
処理システムは、オブジェクトを配置する座標平面を、
所定の区画毎に分割し、当該選択対象の区画と前記主オ
ブジェクトの存在する区画との距離及び選択条件に基づ
いて、前記第1の記憶手段に記憶されたオブジェクトか
ら、当該選択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択
する選択手段と、前記選択手段により選択されたオブジ
ェクトを出力する出力手段とを備えることを特徴とする
情報処理システム。 - 【請求項18】 前記入力受付手段は、前記選択条件の
入力を受け付けることを特徴とする請求項13乃至17
記載の情報処理システム。 - 【請求項19】 更に、前記情報処理システムは、前記
出力手段により出力されたオブジェクトを記憶する第2
の記憶手段を備えることを特徴とする請求項13乃至1
8記載の情報処理システム。 - 【請求項20】 更に、前記情報処理システムは、表示
する表示サイズに応じて、前記第2の記憶手段に記憶さ
れたオブジェクトから、オブジェクトを選択して表示す
ることが可能な表示手段を備えることを特徴とする請求
項19記載の情報処理システム。 - 【請求項21】 前記表示手段は、前記主オブジェクト
の少なくとも一部分を表示することを特徴とする請求項
20記載の情報処理システム。 - 【請求項22】 前記表示手段は、前記主オブジェクト
の少なくとも一部分を画面の中央に表示することを特徴
とする請求項20記載の情報処理システム。 - 【請求項23】 前記入力受付手段は出発地点及び到着
地点の入力を受け付け、更に、前記情報処理システム
は、前記出発地点及び到着地点に基づいて経路を探索す
る経路探索手段を備え、前記経路探索手段により探索さ
れた経路を主オブジェクトとすることを特徴とする請求
項13乃至22記載の情報処理システム。 - 【請求項24】 オブジェクトを配置する座標平面を、
網目状の区画に分割し、複数の区画から成る所定の形状
の矩形のうちで、当該選択対象の区画と主オブジェクト
の存在する区画とを含む最小の矩形を求める算出手段を
備える情報処理装置で、前記算出手段は、主オブジェク
トの存在する区画を含む最小の矩形を、当該選択対象の
区画が前記所定の形状の矩形の右上の角、左上の角、右
下の角、左下の角のいずれかを占める場合について、そ
れぞれ算出し、更にその中から一番小さな矩形を最小の
矩形として求めることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項25】 前記網目状の区画は、表示画面サイズ
の比率に等しい区画であることを特徴とする請求項24
記載の情報処理装置。 - 【請求項26】 前記所定の形状の矩形は、表示画面サ
イズの比率に等しいと判断される矩形であることを特徴
とする請求項24又は25記載の情報処理装置。 - 【請求項27】 主オブジェクトの入力を受け付ける入
力受付ステップと、オブジェクトを配置する座標平面
を、網目状の区画に分割し、複数の区画から成る表示画
面サイズの比率に等しいと判断される矩形のうち、当該
選択対象の区画と前記主オブジェクトの存在する区画と
を含む最小の矩形を求める算出ステップと、前記算出ス
テップで求めた最小の矩形及び選択条件に基づいて、当
該選択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択する選
択ステップと、前記選択ステップにより選択されたオブ
ジェクトを出力する出力ステップとを備えることを特徴
とする情報処理装置制御方法。 - 【請求項28】 前記算出ステップは、当該選択対象の
区画と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小
の矩形を求める際に、前記主オブジェクトの存在する区
画の一つが中心にある最小の矩形を求めることを特徴と
する請求項27記載の情報処理装置制御方法。 - 【請求項29】 前記算出ステップで、前記表示画面の
比率に等しいと判断される矩形は、表示画面の比率に近
似の矩形をも含むことを特徴とする請求項27又は28
記載の情報処理装置制御方法。 - 【請求項30】 主オブジェクトの入力を受け付ける入
力受付ステップと、オブジェクトと前記主オブジェクト
との距離及び選択条件に基づいて、当該オブジェクトを
選択するかどうか決定する選択ステップと、前記選択ス
テップにより選択されたオブジェクトを出力する出力ス
テップとを備えることを特徴とする情報処理装置制御方
法。 - 【請求項31】 主オブジェクトの入力を受け付ける入
力受付ステップと、オブジェクトを配置する座標平面
を、所定の区画毎に分割し、当該選択対象の区画と前記
主オブジェクトの存在する区画との距離及び選択条件に
基づいて、当該選択対象の区画に含まれるオブジェクト
を選択する選択ステップと、前記選択ステップにより選
択されたオブジェクトを出力する出力ステップとを備え
ることを特徴とする情報処理装置制御方法。 - 【請求項32】 前記入力受付ステップは、前記選択条
件の入力を受け付けることを特徴とする請求項27乃至
31記載の情報処理装置制御方法。 - 【請求項33】 更に、オブジェクトを記憶した第1の
記憶手段を利用して、前記選択ステップは、前記第1の
記憶手段に記憶されたオブジェクトから選択することを
特徴とする請求項27乃至32記載の情報処理装置制御
方法。 - 【請求項34】 更に、前記出力ステップにより出力さ
れたオブジェクトを記憶する第2の記憶ステップを備え
ることを特徴とする請求項27乃至33記載の情報処理
装置制御方法。 - 【請求項35】 更に、表示する表示サイズに応じて、
前記第2の記憶ステップにより記憶されたオブジェクト
から、オブジェクトを選択して表示することが可能な表
示ステップを備えることを特徴とする請求項34記載の
情報処理装置制御方法。 - 【請求項36】 前記表示ステップは、前記主オブジェ
クトの少なくとも一部分を表示することを特徴とする請
求項35記載の情報処理装置制御方法。 - 【請求項37】 前記表示ステップは、前記主オブジェ
クトの少なくとも一部分を画面の中央に表示することを
特徴とする請求項35記載の情報処理装置制御方法。 - 【請求項38】 前記入力受付ステップは、出発地点及
び到着地点の入力を受け付け、更に、前記出発地点及び
到着地点に基づいて経路を探索する経路探索ステップを
備え、前記経路探索ステップにより探索された経路を主
オブジェクトとすることを特徴とする請求項27乃至3
7記載の情報処理装置制御方法。 - 【請求項39】 主オブジェクトの入力を受け付ける入
力受付ステップを備える第1の情報処理装置とオブジェ
クトを記憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処
理装置とからなる情報処理システムを制御する情報処理
システム制御方法であって、更に、前記情報処理システ
ム制御方法は、オブジェクトを配置する座標平面を、網
目状の区画に分割し、複数の区画から成る表示画面サイ
ズの比率に等しいと判断される矩形のうち、当該選択対
象の区画と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む
最小の矩形を求める算出ステップと、前記算出ステップ
で求めた最小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選択
対象の区画に含まれるオブジェクトを前記第1の記憶手
段に記憶されたオブジェクトから選択する選択ステップ
と、前記選択ステップにより選択されたオブジェクトを
出力する出力ステップとを備えることを特徴とする情報
処理システム制御方法。 - 【請求項40】 前記算出ステップは、当該選択対象の
区画と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小
の矩形を求める際に、前記主オブジェクトの存在する区
画の一つが中心にある最小の矩形を求めることを特徴と
する請求項39記載の情報処理システム制御方法。 - 【請求項41】 前記算出ステップで、前記表示画面の
比率に等しいと判断される矩形は、表示画面の比率に近
似の矩形をも含むことを特徴とする請求項39又は40
記載の情報処理システム制御方法。 - 【請求項42】 主オブジェクトの入力を受け付ける入
力受付ステップを備える第1の情報処理装置とオブジェ
クトを記憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処
理装置とからなる情報処理システムを制御する情報処理
システム制御方法であって、更に、前記情報処理システ
ム制御方法は、オブジェクトと前記主オブジェクトとの
距離及び選択条件に基づいて、前記第1の記憶手段に記
憶されたオブジェクトから当該オブジェクトを選択する
かどうか決定する選択ステップと、前記選択ステップに
より選択されたオブジェクトを出力する出力ステップと
を備えることを特徴とする情報処理システム制御方法。 - 【請求項43】 主オブジェクトの入力を受け付ける入
力受付ステップを備える第1の情報処理装置とオブジェ
クトを記憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処
理装置とからなる情報処理システムを制御する情報処理
システム制御方法であって、更に、前記情報処理システ
ム制御方法は、オブジェクトを配置する座標平面を、所
定の区画毎に分割し、当該選択対象の区画と前記主オブ
ジェクトの存在する区画との距離及び選択条件に基づい
て、前記第1の記憶手段に記憶されたオブジェクトか
ら、当該選択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択
する選択ステップと、前記選択ステップにより選択され
たオブジェクトを出力する出力ステップとを備えること
を特徴とする情報処理システム制御方法。 - 【請求項44】 前記入力受付ステップは、前記選択条
件の入力を受け付けることを特徴とする請求項39乃至
43記載の情報処理システム制御方法。 - 【請求項45】 更に、前記情報処理システムは、前記
出力ステップにより出力されたオブジェクトを記憶する
第2の記憶ステップを備えることを特徴とする請求項3
9乃至44記載の情報処理システム制御方法。 - 【請求項46】 更に、前記情報処理システムは、表示
する表示サイズに応じて、前記第2の記憶ステップによ
り記憶されたオブジェクトから、オブジェクトを選択し
て表示することが可能な表示ステップを備えることを特
徴とする請求項45記載の情報処理システム制御方法。 - 【請求項47】 前記表示ステップは、前記主オブジェ
クトの少なくとも一部分を表示することを特徴とする請
求項46記載の情報処理システム制御方法。 - 【請求項48】 前記表示ステップは、前記主オブジェ
クトの少なくとも一部分を画面の中央に表示することを
特徴とする請求項46記載の情報処理システム制御方
法。 - 【請求項49】 前記入力受付ステップは出発地点及び
到着地点の入力を受け付け、更に、前記情報処理システ
ムは、前記出発地点及び到着地点に基づいて経路を探索
する経路探索ステップを備え、前記経路探索ステップに
より探索された経路を主オブジェクトとすることを特徴
とする請求項39乃至48記載の情報処理システム制御
方法。 - 【請求項50】 オブジェクトを配置する座標平面を、
網目状の区画に分割し、複数の区画から成る所定の形状
の矩形のうちで、当該選択対象の区画と主オブジェクト
の存在する区画とを含む最小の矩形を求める算出ステッ
プを備える情報処理装置を制御する情報処理装置制御方
法で、前記算出ステップは、主オブジェクトの存在する
区画を含む最小の矩形を、当該選択対象の区画が前記所
定の形状の矩形の右上の角、左上の角、右下の角、左下
の角のいずれかを占める場合について、それぞれ算出
し、更にその中から一番小さな矩形を最小の矩形として
求めることを特徴とする情報処理装置制御方法。 - 【請求項51】 前記網目状の区画は、表示画面サイズ
の比率に等しい区画であることを特徴とする請求項50
記載の情報処理装置制御方法。 - 【請求項52】 前記所定の形状の矩形は、表示画面サ
イズの比率に等しいと判断される矩形であることを特徴
とする請求項50又は51記載の情報処理装置制御方
法。 - 【請求項53】 主オブジェクトの入力を受け付けさせ
る入力受付ステップと、オブジェクトを配置する座標平
面を、網目状の区画に分割し、複数の区画から成る表示
画面サイズの比率に等しいと判断される矩形のうち、当
該選択対象の区画と前記主オブジェクトの存在する区画
とを含む最小の矩形を求めさせる算出ステップと、前記
算出ステップで求めた最小の矩形及び選択条件に基づい
て、当該選択対象の区画に含まれるオブジェクトを選択
させる選択ステップと、前記選択ステップにより選択さ
せたオブジェクトを出力させる出力ステップとを備える
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報処理
装置制御プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項54】 前記算出ステップは、当該選択対象の
区画と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小
の矩形を求めさせる際に、前記主オブジェクトの存在す
る区画の一つが中心にある最小の矩形を求めさせること
を特徴とする請求項53記載のコンピュータ読み取り可
能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体。 - 【請求項55】 前記算出ステップで、前記表示画面の
比率に等しいと判断される矩形は、表示画面の比率に近
似の矩形をも含むことを特徴とする請求項53又は54
記載のコンピュータ読み取り可能な情報処理装置制御プ
ログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項56】 主オブジェクトの入力を受け付けさせ
る入力受付ステップと、オブジェクトと前記主オブジェ
クトとの距離及び選択条件に基づいて、当該オブジェク
トを選択させるかどうか決定させる選択ステップと、前
記選択ステップにより選択させたオブジェクトを出力さ
せる出力ステップとを備えることを特徴とするコンピュ
ータ読み取り可能な情報処理装置制御プログラムが格納
された記憶媒体。 - 【請求項57】 主オブジェクトの入力を受け付けさせ
る入力受付ステップと、オブジェクトを配置する座標平
面を、所定の区画毎に分割し、当該選択対象の区画と前
記主オブジェクトの存在する区画との距離及び選択条件
に基づいて、当該選択対象の区画に含まれるオブジェク
トを選択させる選択ステップと、前記選択ステップによ
り選択させたオブジェクトを出力させる出力ステップと
を備えることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項58】 前記入力受付ステップは、前記選択条
件の入力を受け付けさせることを特徴とする請求項53
乃至57記載のコンピュータ読み取り可能な情報処理装
置制御プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項59】 更に、オブジェクトを記憶した第1の
記憶手段を利用して、前記選択ステップは、前記第1の
記憶手段に記憶されたオブジェクトから選択させること
を特徴とする請求項53乃至58記載のコンピュータ読
み取り可能な情報処理装置制御プログラムが格納された
記憶媒体。 - 【請求項60】 更に、前記出力ステップにより出力さ
せたオブジェクトを記憶させる第2の記憶ステップを備
えることを特徴とする請求項53乃至59記載のコンピ
ュータ読み取り可能な情報処理装置制御プログラムが格
納された記憶媒体。 - 【請求項61】 更に、表示させる表示サイズに応じ
て、前記第2の記憶ステップにより記憶させたオブジェ
クトから、オブジェクトを選択させて表示させることが
可能な表示ステップを備えることを特徴とする請求項6
0記載のコンピュータ読み取り可能な情報処理装置制御
プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項62】 前記表示ステップは、前記主オブジェ
クトの少なくとも一部分を表示させることを特徴とする
請求項61記載のコンピュータ読み取り可能な情報処理
装置制御プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項63】 前記表示ステップは、前記主オブジェ
クトの少なくとも一部分を画面の中央に表示させること
を特徴とする請求項61記載のコンピュータ読み取り可
能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体。 - 【請求項64】 前記入力受付ステップは、出発地点及
び到着地点の入力を受け付け、更に、前記出発地点及び
到着地点に基づいて経路を探索させる経路探索ステップ
を備え、前記経路探索ステップにより探索させた経路を
主オブジェクトとさせることを特徴とする請求項53乃
至63記載のコンピュータ読み取り可能な情報処理装置
制御プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項65】 主オブジェクトの入力を受け付けさせ
る入力受付ステップを備える第1の情報処理装置と、オ
ブジェクトを記憶した第1の記憶手段を利用する第2の
情報処理装置とからなる情報処理システムを制御させる
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報処理
システム制御プログラムが格納された記憶媒体であっ
て、更に、オブジェクトを配置する座標平面を、網目状
の区画に分割し、複数の区画から成る表示画面サイズの
比率に等しいと判断される矩形のうち、当該選択対象の
区画と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小
の矩形を求めさせる算出ステップと、前記算出ステップ
で求めた最小の矩形及び選択条件に基づいて、当該選択
対象の区画に含まれるオブジェクトを前記第1の記憶手
段に記憶されたオブジェクトから選択させる選択ステッ
プと、前記選択ステップにより選択させたオブジェクト
を出力させる出力ステップとを備えることを特徴とする
コンピュータ読み取り可能な情報処理システム制御プロ
グラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項66】 前記算出ステップは、当該選択対象の
区画と前記主オブジェクトの存在する区画とを含む最小
の矩形を求めさせる際に、前記主オブジェクトの存在す
る区画の一つが中心にある最小の矩形を求めさせること
を特徴とする請求項65記載のコンピュータ読み取り可
能な情報処理システム制御プログラムが格納された記憶
媒体。 - 【請求項67】 前記算出ステップで、前記表示画面の
比率に等しいと判断される矩形は、表示画面の比率に近
似の矩形をも含むことを特徴とする請求項65又は66
記載のコンピュータ読み取り可能な情報処理システム制
御プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項68】 主オブジェクトの入力を受け付ける入
力受付ステップを備える第1の情報処理装置とオブジェ
クトを記憶した第1の記憶手段を利用する第2の情報処
理装置とからなる情報処理システムを制御することを特
徴とするコンピュータ読み取り可能な情報処理システム
制御プログラムが格納された記憶媒体であって、更に、
オブジェクトと前記主オブジェクトとの距離及び選択条
件に基づいて、前記第1の記憶手段に記憶されたオブジ
ェクトから当該オブジェクトを選択させるかどうか決定
させる選択ステップと、前記選択ステップにより選択さ
せたオブジェクトを出力させる出力ステップとを備える
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報処理
システム制御プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項69】 主オブジェクトの入力を受け付けさせ
る入力受付ステップを備える第1の情報処理装置とオブ
ジェクトを記憶した第1の記憶手段を利用する第2の情
報処理装置とからなる情報処理システムを制御すること
を特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報処理シス
テム制御プログラムが格納された記憶媒体であって、更
に、オブジェクトを配置する座標平面を、所定の区画毎
に分割し、当該選択対象の区画と前記主オブジェクトの
存在する区画との距離及び選択条件に基づいて、前記第
1の記憶手段に記憶させたオブジェクトから、当該選択
対象の区画に含まれるオブジェクトを選択させる選択ス
テップと、前記選択ステップにより選択させたオブジェ
クトを出力させる出力ステップとを備えることを特徴と
するコンピュータ読み取り可能な情報処理システム制御
プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項70】 前記入力受付ステップは、前記選択条
件の入力を受け付けさせることを特徴とする請求項65
乃至69記載のコンピュータ読み取り可能な情報処理シ
ステム制御プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項71】 更に、前記出力ステップにより出力さ
せたオブジェクトを記憶させる第2の記憶ステップを備
えることを特徴とする請求項65乃至70記載のコンピ
ュータ読み取り可能な情報処理システム制御プログラム
が格納された記憶媒体。 - 【請求項72】 更に、表示させる表示サイズに応じ
て、前記第2の記憶ステップにより記憶させたオブジェ
クトから、オブジェクトを選択させて表示させることが
可能な表示ステップを備えることを特徴とする請求項7
1記載のコンピュータ読み取り可能な情報処理システム
制御プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項73】 前記表示ステップは、前記主オブジェ
クトの少なくとも一部分を表示させることを特徴とする
請求項72記載のコンピュータ読み取り可能な情報処理
システム制御プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項74】 前記表示ステップは、前記主オブジェ
クトの少なくとも一部分を画面の中央に表示させること
を特徴とする請求項72記載のコンピュータ読み取り可
能な情報処理システム制御プログラムが格納された記憶
媒体。 - 【請求項75】 前記入力受付ステップは出発地点及び
到着地点の入力を受け付けさせ、更に、前記出発地点及
び到着地点に基づいて経路を探索させる経路探索ステッ
プを備え、前記経路探索ステップにより探索させた経路
を主オブジェクトとさせることを特徴とする請求項65
乃至74記載のコンピュータ読み取り可能な情報処理シ
ステム制御プログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項76】 オブジェクトを配置する座標平面を、
網目状の区画に分割し、複数の区画から成る所定の形状
の矩形のうちで、当該選択対象の区画と主オブジェクト
の存在する区画とを含む最小の矩形を求めさせる算出ス
テップを備えることを特徴とするコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体であって、前記算出ステップは、主オブジェクトの存
在する区画を含む最小の矩形を、当該選択対象の区画が
前記所定の形状の矩形の右上の角、左上の角、右下の
角、左下の角のいずれかを占める場合について、それぞ
れ算出させ、更にその中から一番小さな矩形を最小の矩
形として求めさせることを特徴とするコンピュータ読み
取り可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記
憶媒体。 - 【請求項77】 前記網目状の区画は、表示画面サイズ
の比率に等しい区画であることを特徴とする請求項76
記載のコンピュータ読み取り可能な情報処理装置制御プ
ログラムが格納された記憶媒体。 - 【請求項78】 前記所定の形状の矩形は、表示画面サ
イズの比率に等しいと判断される矩形であることを特徴
とする請求項76又は77記載のコンピュータ読み取り
可能な情報処理装置制御プログラムが格納された記憶媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11088099A JP2000285119A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 情報処理装置及び情報処理システム、及びその制御方法、及びその制御プログラムを格納した記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11088099A JP2000285119A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 情報処理装置及び情報処理システム、及びその制御方法、及びその制御プログラムを格納した記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000285119A true JP2000285119A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13933431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11088099A Withdrawn JP2000285119A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 情報処理装置及び情報処理システム、及びその制御方法、及びその制御プログラムを格納した記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000285119A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007090967A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Denso Corp | 車両用表示システム |
JP2011134076A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Mitsubishi Electric Corp | タッチパネル入力装置 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11088099A patent/JP2000285119A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007090967A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Denso Corp | 車両用表示システム |
JP4670563B2 (ja) * | 2005-09-27 | 2011-04-13 | 株式会社デンソー | 車両用表示システム |
US7957896B2 (en) | 2005-09-27 | 2011-06-07 | Denso Corporation | Vehicular display system and method |
JP2011134076A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Mitsubishi Electric Corp | タッチパネル入力装置 |
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