JP2000284961A - 演算処理装置 - Google Patents

演算処理装置

Info

Publication number
JP2000284961A
JP2000284961A JP11088339A JP8833999A JP2000284961A JP 2000284961 A JP2000284961 A JP 2000284961A JP 11088339 A JP11088339 A JP 11088339A JP 8833999 A JP8833999 A JP 8833999A JP 2000284961 A JP2000284961 A JP 2000284961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
instruction
data
address
arithmetic processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11088339A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemasa Shoji
武正 庄司
Koichi Masuda
浩一 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11088339A priority Critical patent/JP2000284961A/ja
Publication of JP2000284961A publication Critical patent/JP2000284961A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さい命令コードサイズで高速に即値アドレ
ッシングモードを使用した演算処理あるいはデータ転送
の繰り返しを行うことが可能になる演算処理装置を提供
する。 【解決手段】 命令コードを格納する命令メモリ10を
有する演算処理装置において、命令メモリ10から読み
出された命令コードがオペレーションコードであるかア
ドレスコードであるかを検出するコード検出手段16
と、コード検出手段16により検出されたオペレーショ
ンコードを記憶しておくためのオペレーションコードレ
ジスタ17とを備え、命令コードがオペレーションコー
ドであると検出されれば該オペレーションコードをオペ
レーションコードレジスタ17に記憶しておき、アドレ
スコードであれば該アドレスコードから抽出されたアド
レスの示すデータ格納部上のデータを使用して前記オペ
レーションコードレジスタ17に記憶されているオペレ
ーションコードで指定された演算を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
サ、デジタルシグナルプロセッサ等の演算処理装置に関
するものであり、特に即値アドレスによりデータ格納部
上のデータにアクセスする即値アドレッシングモードを
有する命令セットを備えた演算処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、即値アドレッシングモードを有す
る命令セットを備えた演算処理装置において、使用され
る命令セットは図9(a)に示すようなものであった。
すなわち、従来の命令セットは、演算操作の種類を表す
オペレーションコード部と、演算操作に使用されるデー
タレジスタのアドレスやデータメモリの即値アドレスを
備えるアドレスコード部とから構成される。ここで、オ
ペレーションコード部は命令メモリのアドレスPCに、ア
ドレスコード部は命令メモリのアドレスPC+1に格納され
る。
【0003】図9(b)は即値アドレッシングを使用し
た加算操作を2回繰り返すプログラム例である。図9
(c)は図9(b)で示したプログラム例を実際に命令
メモリ上に配置して実行した場合の命令コードのバイト
数と実行サイクル数とを示している。命令メモリのアド
レスPCには、一つ目の加算命令のオペレーションコード
部が格納され、アドレスPC+1に一つ目の加算命令が使用
するデータレジスタのアドレスとデータメモリの即値ア
ドレスを備えたアドレスコード部とが格納されている。
同様に二つ目の加算命令のオペレーションコード部が命
令メモリのアドレスPC+2に、アドレスコード部がアドレ
スPC+3に格納されている。これらの命令コード全体での
コードサイズは4バイトとなる。
【0004】これを実際に実行する場合、命令メモリの
各アドレスのデータを読み出すのにそれぞれ1サイクル
かかると仮定して合計4サイクルの実行サイクルが必要
となる。すなわち、従来の命令セットでは即値アドレッ
シングを使用した加算命令を2回繰り返すためには、命
令メモリのコードサイズが4バイト、実行サイクル数が
4サイクル必要となるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の演算処理装置にあっては、即値アドレッシング
モードを用いた加算を2回繰り返して実行する場合、そ
れぞれの繰り返し毎に対応するオペレーションコードが
必要になるため、命令コードサイズが大きくなるという
問題点を有していた。また、繰り返し毎にオペレーショ
ンコードを命令メモリから読み出さなくてはならないた
め、実行サイクル数が大きくなるという問題点を有して
いた。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、小さい命令コー
ドサイズで高速に即値アドレッシングモードを使用した
演算処理あるいはデータ転送の繰り返しを行うことが可
能になる演算処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
命令コードを格納する命令メモリと、命令コードの読み
出しを制御するプログラム制御器と、演算処理を行う演
算処理回路と、データを格納するデータ格納部と、読み
出された命令コードを解析して前記演算処理回路に対す
る制御信号を生成する命令デコード回路とを有する演算
処理装置において、命令メモリから読み出された命令コ
ードが演算操作の種類を表すオペレーションコードであ
るか演算に使用されるデータのアドレスを指定するアド
レスコードであるかを検出するコード検出手段と、コー
ド検出手段により検出されたオペレーションコードを記
憶しておくためのオペレーションコードレジスタとを備
え、命令コードがオペレーションコードであると検出さ
れれば該オペレーションコードをオペレーションコード
レジスタに記憶しておき、アドレスコードであれば該ア
ドレスコードから抽出されたアドレスの示すデータ格納
部上のデータを使用して前記オペレーションコードレジ
スタに記憶されているオペレーションコードで指定され
た演算を行うことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、命令コードを格納
する命令メモリと、命令コードの読み出しを制御するプ
ログラム制御器と、演算処理を行う演算処理回路と、デ
ータを格納するデータ格納部と、読み出された命令コー
ドを解析して前記演算処理回路に対する制御信号を生成
する命令デコード回路とを有する演算処理装置におい
て、演算操作の繰り返し回数を命令コードから抽出して
記憶し演算操作の実行回数を制御する演算回数制御手段
と、演算操作の種類を表すオペレーションコードを命令
コードから抽出して記憶するオペレーションコードレジ
スタとを備え、前記演算回数制御手段によって制御され
る演算実行回数が規定の繰り返し回数に満たない間は読
み出された命令コードをアドレスコードと見なして該ア
ドレスコードから抽出されたアドレスの示すデータ格納
部上のデータを使用して前記オペレーションコードレジ
スタに記憶されているオペレーションコードで指定され
た演算を実行し、前記演算回路手段によって制御される
演算実行回数が規定の繰り返し回数に達したときはその
直後に読み出された命令コードをオペレーションコード
と見なして該オペレーションコードからオペレーション
コードと演算操作の繰り返し回数を新たに抽出してオペ
レーションコードレジスタ及び演算回数制御手段のデー
タを更新することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
に係る演算処理装置について図1乃至図4に基づき、第
2の実施の形態に係る演算処理装置について図5乃至図
8に基づき詳細に説明する。
【0010】[第1の実施の形態]本実施の形態に係る
演算処理装置は、図1に示すように、命令メモリ10
と、プログラム制御器11と、演算処理回路12と、デ
ータ格納部に相当するデータメモリ13及びデータレジ
スタ14と、命令デコード回路15と、コード検出手段
16と、オペレーションコードレジスタ17とを備え
る。
【0011】命令メモリ10は命令コードを格納してお
り、プログラム制御器11によって命令コードの読み出
しの制御を行う。命令メモリ10から読み出された命令
コードは、コード検出手段16によりコード検出符号を
用いてオペレーションコードであるかアドレスコードで
あるかの検出が行われる。
【0012】コード検出手段16によって命令コードが
オペレーションコードであると検出された場合、コード
検出手段16は命令コードからオペレーションコードを
抽出し、オペレーションコードレジスタ制御信号ととも
にオペレーションコードレジスタ17に送出する。オペ
レーションコードレジスタ17はこのオペレーションコ
ード及びオペレーションコードレジスタ制御信号を受信
することにより記憶しているオペレーションコードデー
タを更新する。
【0013】コード検出手段16によって命令コードが
アドレスコードであると検出された場合、コード検出手
段16は命令コードからアドレスデータを抽出し、命令
デコード回路制御信号とともに命令デコード回路15に
出力する。命令デコード回路15は、コード検出手段1
6から送られてきた命令デコード回路制御信号を受信す
ると、オペレーションコードレジスタ17に記憶されて
いたオペレーションコードとコード検出手段16から受
信したアドレスコードとを使用して命令の解析を行い、
演算処理回路12への演算制御信号とデータメモリ13
及びデータレジスタ14へのアドレスとを生成出力す
る。データメモリ13及びデータレジスタ14は、命令
デコード回路15から受信したアドレスを用いて演算処
理回路12が使用するデータをバス18に出力する。演
算処理回路12は、命令デコード回路15から受信した
演算制御信号にしたがってバス18上のデータを使用し
て演算処理を行い、結果をデータレジスタ14に出力す
る。
【0014】以上のように演算処理装置を構成すること
によって、同一のオペレーションコードで示される演算
処理を繰り返す間は、新たにオペレーションコードを命
令メモリ10から読み出す必要がなくなるため、オペレ
ーションコードとアドレスコードとをともに1バイトと
仮定して即値アドレッシングを使用した加算操作を2回
繰り返す場合の例を考えると、図2に示すように、図9
に示したものと比較して命令コードのコードサイズと命
令の実行サイクル数を削減することが可能になる。これ
により、この演算処理装置を実現する場合のチップ面積
を低減することが可能になるとともに、処理を高速化す
ることが可能になるという効果を奏する。
【0015】さらに図3に示す演算処理装置を用いて詳
細に説明する。命令メモリ10に格納される命令コード
は1バイトすなわち8ビットであり、最下位の1ビット
を用いて命令コードがオペレーションコードであるかア
ドレスコードであるかを検出するようになっている。し
たがって図3に示す演算処理装置にあっては、コード検
出手段16としてインバータを使用することで、それ以
外に特別なハードウェアを必要とすることなく簡易にコ
ード検出手段16を構成することが可能になっている。
【0016】命令コードの最下位ビットが1であればそ
の命令コードは新たなオペレーションコードであるとみ
なされ、逆に命令コードの最下位ビットが0であればそ
の命令コードはアドレスコードであるとみなされるとと
もに前回のオペレーションコードが保持されるようにな
っている。この命令コードの最下位ビットがそのままオ
ペレーションコードレジスタ制御信号としてオペレーシ
ョンコードレジスタ17に入力され、インバータにより
反転されて命令デコード回路制御信号として命令デコー
ド回路15に入力されることにより、オペレーションコ
ードレジスタ17と命令デコード回路15が排他的に制
御されることになる。ここでは命令コードの最上位側7
ビットが抽出されたオペレーションコードあるいはアド
レスコードとなる。
【0017】命令コードがオペレーションコードである
と検出された場合は、命令コードの最上位側7ビットが
オペレーションコードとしてオペレーションコードレジ
スタ17に記憶される。命令コードがアドレスコードで
あると検出された場合は、命令デコード回路15は、オ
ペレーションコードレジスタ17に記憶されていたオペ
レーションコードと命令コードの最上位側7ビットのア
ドレスコードを使用して命令の解析を行い、演算処理回
路12の演算制御信号と、データメモリ13及びデータ
レジスタ14へのアドレスを生成して出力する。
【0018】ここで、データメモリ13へのアドレスは
アドレスコードの最下位6ビットとし、データレジスタ
14へのアドレスはアドレスコードの最上位側1ビット
としている。データメモリ13及びデータレジスタ14
はこれらのアドレスを用いて演算処理回路12が使用す
るデータをバス18に出力する。演算処理回路12は、
命令デコード回路15から受信した演算制御信号にした
がってバス18上にデータを使用して演算処理を行い、
結果をデータレジスタ14に出力する。
【0019】以上のように、本実施の形態の演算処理装
置にあっては、即値アドレッシングを使用した加算操作
を2回繰り返す場合の例を考えると、図4に示すよう
に、図9に示したものと比較して命令コードのコードサ
イズと命令の実行サイクル数が削減されるのである。
【0020】なお、本実施の形態にあっては、データ格
納部としてデータメモリ13及びデータレジスタ14の
2つを備えるものを示したが必ずしも2つ備える必要は
ないが、多くのデータを高速に処理するためには、デー
タメモリ13及びデータレジスタ14の2つを備えそれ
ぞれの特性を活かしたデータ処理を行うことが望まし
い。
【0021】[第2の実施の形態]本実施の形態に係る
演算処理装置は、図5に示すように、命令メモリ20
と、プログラム制御器21と、演算処理回路22と、デ
ータ格納部に相当するデータメモリ23及びデータレジ
スタ24と、命令デコード回路25と、演算回数制御手
段26と、オペレーションコードレジスタ27とを備え
る。
【0022】命令メモリ20は命令コードを格納してお
り、プログラム制御器21によって命令コードの読み出
しの制御を行う。同一の演算操作の繰り返し回数が演算
繰り返し規定値に規定された回数に達したかどうか演算
回数制御手段26によって判定することにより、命令メ
モリ20から読み出された命令コードがオペレーション
コードであるかアドレスコードであるか検出される。
【0023】演算回数制御手段26によって命令コード
がオペレーションコードであると検出された場合、演算
回数制御手段26は、命令コードからオペレーションコ
ードを抽出してオペレーションコードレジスタ制御信号
とともにオペレーションコードレジスタ27に送出す
る。それと同時に演算回数制御手段26は、命令コード
から演算繰り返し規定値を抽出して記憶する。
【0024】オペレーションコードレジスタ27はこれ
らのデータ及びオペレーションコードレジスタ制御信号
を受信することにより記憶しているオペレーションコー
ドデータを更新する。演算回数制御手段26によって命
令コードがアドレスコードであると検出された場合は、
演算回数制御手段26は命令コードからアドレスデータ
を抽出して、命令デコード回路制御信号とともに命令デ
コード回路25に出力する。命令デコード回路25は、
演算回数制御手段26から送られてきた命令デコード回
路制御信号を受信すると、オペレーションコードレジス
タ27に記憶されていたオペレーションコードと演算回
数制御手段26から受信したアドレスコードとを使用し
て命令の解析を行い、演算処理回路22の演算制御信号
とデータメモリ23及びデータレジスタ24へのアドレ
スとを生成出力する。
【0025】データメモリ23及びデータレジスタ24
は命令デコード回路25からのアドレスを用いて演算処
理回路22が使用するデータをバス28に出力する。演
算処理回路22は、命令デコード回路25から受信した
演算制御信号にしたがってバス28上のデータを使用し
て演算処理を行い、結果をデータレジスタ24に出力す
る。
【0026】以上のように演算処理装置を構成すること
によって、同一のオペレーションコードで示される演算
処理を繰り返す間は、新たにオペレーションコードを命
令メモリ20から読み出す必要がなくなるため、オペレ
ーションコードとアドレスコードとをともに1バイトと
仮定して即値アドレッシングを使用した加算操作を2回
繰り返す場合の例を考えると、図66に示すように、図
9に示したものと比較して命令コードのコードサイズと
命令の実行サイクル数を削減することが可能になる。こ
れにより、この演算処理装置を実現する場合のチップ面
積を低減することが可能になるとともに、処理を高速化
することが可能になるという効果を奏する。
【0027】さらに図7に示す演算処理装置を用いて詳
細に説明する。本実施の形態において命令メモリ20に
格納される命令コードは1バイトすなわち8ビットであ
る。また、演算回数制御手段26は3ビットダウンカウ
ンタ26aを備えている。この3ビットダウンカウンタ
26aは命令サイクル毎に内部の3ビットレジスタの値
を1つずつデクリメントする。この内部の3ビットレジ
スタの値が0であるか否かによって命令メモリ20から
読み出された命令コードがオペレーションコードかアド
レスコードかを検出する。
【0028】3ビットダウンカウンタ26aの内部の3
ビットレジスタの値が0である場合は、命令コードがオ
ペレーションコードであると検出される。このとき、3
ビットダウンカウンタ26aからオペレーションコード
レジスタ制御信号が出力されて命令コードの最上位側5
ビットをオペレーションコードとしてオペレーションコ
ードレジスタ27に記憶し、同時に命令コードの最下位
側3ビットを演算繰り返し回数規定値として3ビットダ
ウンカウンタ26aの内部レジスタに取り込む。
【0029】3ビットダウンカウンタ26aの内部の3
ビットレジスタの値が0以外である場合は、命令コード
がアドレスコードであると検出される。3ビットダウン
カウンタ26aから出力されるオペレーションコードレ
ジスタ制御信号をインバータにより反転した信号を命令
デコード回路制御信号として命令デコード回路25に入
力することでオペレーションコードレジスタ27と命令
デコード回路25が排他的に制御されることになる。こ
のとき、命令デコード回路25はオペレーションコード
レジスタ27に記憶されていたオペレーションコードと
8ビットの命令コードとをアドレスコードとして使用し
て命令の解析を行い、演算処理回路22の演算制御信号
とデータメモリ23及びデータレジスタ24へのアドレ
スとを生成出力する。
【0030】ここでは、データメモリ23へのアドレス
はアドレスコードの最下位側6ビットとし、データレジ
スタ24へのアドレスはアドレスコードの最上位側2ビ
ットとしている。データメモリ23及びデータレジスタ
24はこれらのアドレスを用いて演算処理回路22が使
用するデータをバス28に出力する。演算処理回路22
は、命令デコード回路25から受信した演算制御信号に
したがってバス28上のデータを使用して演算処理を行
い、結果をデータレジスタ24に出力する。
【0031】以上のように、本実施の形態の演算処理装
置にあっては、即値アドレッシングを使用した加算操作
を2回繰り返す場合の例を考えると、図8に示すよう
に、図9に示したものと比較して命令コードのコードサ
イズと命令の実行サイクル数が削減される。
【0032】なお、本実施の形態にあっては、データ格
納部としてデータメモリ23及びデータレジスタ24の
2つを備えるものを示したが必ずしも2つ備える必要は
ないが、多くのデータを高速に処理するためには、デー
タメモリ23及びデータレジスタ24の2つを備えそれ
ぞれの特性を活かしたデータ処理を行うことが望まし
い。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、命令コードを格納する命令メモリと、命令コー
ドの読み出しを制御するプログラム制御器と、演算処理
を行う演算処理回路と、データを格納するデータ格納部
と、読み出された命令コードを解析して前記演算処理回
路に対する制御信号を生成する命令デコード回路とを有
する演算処理装置において、命令メモリから読み出され
た命令コードが演算操作の種類を表すオペレーションコ
ードであるか演算に使用されるデータのアドレスを指定
するアドレスコードであるかを検出するコード検出手段
と、コード検出手段により検出されたオペレーションコ
ードを記憶しておくためのオペレーションコードレジス
タとを備え、命令コードがオペレーションコードである
と検出されれば該オペレーションコードをオペレーショ
ンコードレジスタに記憶しておき、アドレスコードであ
れば該アドレスコードから抽出されたアドレスの示すデ
ータ格納部上のデータを使用して前記オペレーションコ
ードレジスタに記憶されているオペレーションコードで
指定された演算を行うようにしたので、オペレーション
コードを削減することが可能になりそれにともなって実
行サイクル数を低減することが可能になるため、小さい
命令コードサイズで高速に即値アドレッシングモードを
使用した演算処理あるいはデータ転送の繰り返しを行う
ことが可能になる演算処理装置を提供することができ
た。
【0034】請求項2記載の発明にあっては、命令コー
ドを格納する命令メモリと、命令コードの読み出しを制
御するプログラム制御器と、演算処理を行う演算処理回
路と、データを格納するデータ格納部と、読み出された
命令コードを解析して前記演算処理回路に対する制御信
号を生成する命令デコード回路とを有する演算処理装置
において、演算操作の繰り返し回数を命令コードから抽
出して記憶し演算操作の実行回数を制御する演算回数制
御手段と、演算操作の種類を表すオペレーションコード
を命令コードから抽出して記憶するオペレーションコー
ドレジスタとを備え、前記演算回数制御手段によって制
御される演算実行回数が規定の繰り返し回数に満たない
間は読み出された命令コードをアドレスコードと見なし
て該アドレスコードから抽出されたアドレスの示すデー
タ格納部上のデータを使用して前記オペレーションコー
ドレジスタに記憶されているオペレーションコードで指
定された演算を実行し、前記演算回路手段によって制御
される演算実行回数が規定の繰り返し回数に達したとき
はその直後に読み出された命令コードをオペレーション
コードと見なして該オペレーションコードからオペレー
ションコードと演算操作の繰り返し回数を新たに抽出し
てオペレーションコードレジスタ及び演算回数制御手段
のデータを更新するようにしたので、オペレーションコ
ードを削減することが可能になりそれにともなって実行
サイクル数を低減することが可能になるため、小さい命
令コードサイズで高速に即値アドレッシングモードを使
用した演算処理あるいはデータ転送の繰り返しを行うこ
とが可能になる演算処理装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る演算処理装置の基
本構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係る演算処理装置における
命令セットの命令コード配置を例示する図である。
【図3】第1の実施の形態に係る演算処理装置のブロッ
ク図である。
【図4】第1の実施の形態に係る命令セットの命令コー
ド配置を例示する図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る演算処理装置の
基本構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施の形態に係る演算処理装置における
命令セットの命令コード配置を例示する図である。
【図7】第2の実施の形態に係る演算処理装置のブロッ
ク図である。
【図8】第2の実施の形態に係る命令セットの命令コー
ド配置を例示する図である。
【図9】従来の演算処理装置に関する図であり、(a)
は演算処理装置における命令セットの構成を例示する図
であり、(b)は即値アドレッシングモードを使用した
加算を2回繰り返すプログラムを例示する図であり、
(c)は命令セットの命令コード配置を例示する図であ
る。
【符号の説明】
10 命令メモリ 11 プログラム制御器 12 演算処理回路 13 データメモリ 14 データレジスタ 15 命令デコード回路 16 コード検出手段 17 オペレーションコードレジスタ 18 バス 20 命令メモリ 21 プログラム制御器 22 演算処理回路 23 データメモリ 24 データレジスタ 25 命令デコード回路 26 演算回数制御手段 27 オペレーションコードレジスタ 28 バス
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月14日(1999.5.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 演算処理装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令コードを格納する命令メモリと、命
    令コードの読み出しを制御するプログラム制御器と、演
    算処理を行う演算処理回路と、データを格納するデータ
    格納部と、読み出された命令コードを解析して前記演算
    処理回路に対する制御信号を生成する命令デコード回路
    とを有する演算処理装置において、 命令メモリから読み出された命令コードが演算操作の種
    類を表すオペレーションコードであるか演算に使用され
    るデータのアドレスを指定するアドレスコードであるか
    を検出するコード検出手段と、コード検出手段により検
    出されたオペレーションコードを記憶しておくためのオ
    ペレーションコードレジスタとを備え、命令コードがオ
    ペレーションコードであると検出されれば該オペレーシ
    ョンコードをオペレーションコードレジスタに記憶して
    おき、アドレスコードであれば該アドレスコードから抽
    出されたアドレスの示すデータ格納部上のデータを使用
    して前記オペレーションコードレジスタに記憶されてい
    るオペレーションコードで指定された演算を行うことを
    特徴とする演算処理装置。
  2. 【請求項2】 命令コードを格納する命令メモリと、命
    令コードの読み出しを制御するプログラム制御器と、演
    算処理を行う演算処理回路と、データを格納するデータ
    格納部と、読み出された命令コードを解析して前記演算
    処理回路に対する制御信号を生成する命令デコード回路
    とを有する演算処理装置において、 演算操作の繰り返し回数を命令コードから抽出して記憶
    し演算操作の実行回数を制御する演算回数制御手段と、
    演算操作の種類を表すオペレーションコードを命令コー
    ドから抽出して記憶するオペレーションコードレジスタ
    とを備え、前記演算回数制御手段によって制御される演
    算実行回数が規定の繰り返し回数に満たない間は読み出
    された命令コードをアドレスコードと見なして該アドレ
    スコードから抽出されたアドレスの示すデータ格納部上
    のデータを使用して前記オペレーションコードレジスタ
    に記憶されているオペレーションコードで指定された演
    算を実行し、前記演算回路手段によって制御される演算
    実行回数が規定の繰り返し回数に達したときはその直後
    に読み出された命令コードをオペレーションコードと見
    なして該オペレーションコードからオペレーションコー
    ドと演算操作の繰り返し回数を新たに抽出してオペレー
    ションコードレジスタ及び演算回数制御手段のデータを
    更新することを特徴とする演算処理装置。
JP11088339A 1999-03-30 1999-03-30 演算処理装置 Pending JP2000284961A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11088339A JP2000284961A (ja) 1999-03-30 1999-03-30 演算処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11088339A JP2000284961A (ja) 1999-03-30 1999-03-30 演算処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000284961A true JP2000284961A (ja) 2000-10-13

Family

ID=13940112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11088339A Pending JP2000284961A (ja) 1999-03-30 1999-03-30 演算処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000284961A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009026106A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Oki Electric Ind Co Ltd 命令コード圧縮方法と命令フェッチ回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009026106A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Oki Electric Ind Co Ltd 命令コード圧縮方法と命令フェッチ回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3711422B2 (ja) 情報処理回路
JP2845433B2 (ja) 集積回路装置
GB2352536A (en) Conditional instruction execution
EP1267255A2 (en) Conditional branch execution in a processor with multiple data paths
US20180150295A1 (en) Methods for executing a computer instruction and apparatuses using the same
US5542079A (en) Data driven processor for reading data from storage to apply prescribed operation in response to operation updating instruction and updating the contents of the storage
JP2000284961A (ja) 演算処理装置
JPH0619711B2 (ja) 優先ブランチ機構を備えたデータ処理システム
US5596761A (en) Central processing unit with internal register initializing means
JP2007004475A (ja) プロセッサ及びプログラム実行方法
JPH08249018A (ja) マルチプロセッサ演算装置、および該装置を有するプログラマブルコントローラ
JPH0831033B2 (ja) データ処理装置
JP2764024B2 (ja) 記憶装置のテーブル索引方法及び索引装置
JP3190945B2 (ja) マイクロプログラム制御回路
JP3647078B2 (ja) プロセッサ
JP3060917B2 (ja) プロセッサ
JPH05250156A (ja) Riscプロセッサ
JPH05189231A (ja) 命令フェッチにおけるエラー処理方式
JPH06290041A (ja) マイクロコンピュータ
JPH01255037A (ja) 電子計算機
JPH10111704A (ja) プログラマブルコントローラ
JPH04169940A (ja) 情報処理装置
JPS60218135A (ja) デ−タ処理装置
JPH02195431A (ja) アドレス演算制御装置
JPH02268329A (ja) データ処理装置