JP2000283871A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

Info

Publication number
JP2000283871A
JP2000283871A JP11090925A JP9092599A JP2000283871A JP 2000283871 A JP2000283871 A JP 2000283871A JP 11090925 A JP11090925 A JP 11090925A JP 9092599 A JP9092599 A JP 9092599A JP 2000283871 A JP2000283871 A JP 2000283871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper case
case
lower case
pressure sensor
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11090925A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Watanabe
武彦 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Techno Excel KK
Original Assignee
Techno Excel KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Techno Excel KK filed Critical Techno Excel KK
Priority to JP11090925A priority Critical patent/JP2000283871A/ja
Publication of JP2000283871A publication Critical patent/JP2000283871A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上ケースと下ケースの間にダイヤフラムを挾
着し、巻枠で該上ケースと該下ケースを嵌着する圧力セ
ンサの組立には、通常は専用の固定治工具が必要とされ
ていた。該上ケース内部に設けられたコイル並びにコン
デンサを収納する収納部の周辺に溢流した電気絶縁充填
材があると、圧力センサ作動(水位検出)時にダイヤフ
ラム等との接触障害等による水位検出障害等が予想され
る。 【解決手段】 該下ケースの空気導入口と該上ケースの
コネクタハウジング部との角度を45度づつ回動させ
て、該上ケースと該下ケースとが掛止できるように、該
上ケースに複数の掛止爪、該下ケースに複数の掛止穴を
設ける。該収納部に充填する電気絶縁充填材の溢流を溜
める溢流溜りを該収納部の隅に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機等に搭載さ
れている圧力センサに係るものであり、詳しくは圧力セ
ンサ作動(水位検出)時に起こる溢流した電気絶縁充填
材とダイヤフラムとの接触障害等による水位検出障害等
の改良と、上ケースと下ケースとの嵌着時の組立性の改
善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯機等の水位等を検出するのに
好適な圧力センサには、例えば実用新案登録第3044
686号公報等の開示技術が知られている。圧縮コイル
スプリング調整ねじと、コネクタハウジング部を有する
上ケースと、コイルと、コンデンサと、圧縮コイルスプ
リングと、磁性部材と、ダイヤフラム補強板と、ダイヤ
フラムと、空気導入口を有する下ケースと、からなり、
該上ケースと該下ケースの間にダイヤフラムを挾着し、
巻枠で該上ケースと該下ケースを嵌着していた。特に該
巻枠による固定に限られたものでなく、例えば該上ケー
スに凸部を該下ケースに凹部を設けて掛止したり、圧
入、超音波溶着、熱溶着、接着剤固定、クリップ材固定
等で該上ケースと該下ケースとを固定することもできる
技術が知られているが、通常は専用の固定治工具が必要
とされていた。又、該コイルと該コンデンサに於いて
は、防水、防湿、結露対策のために、電気絶縁充填材
(例えば、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、シリコー
ン樹脂、ウレタン樹脂)の充填や、電気絶縁材(例え
ば、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹
脂、ウレタン樹脂等の接着シール材等で、他の材質の防
水対策材、防湿対策材、結露対策材用等のものも含
む。)の塗布が行われていた。これは、日常の洗濯機の
中性洗剤等含有の清拭水等使用によるお手入れにより、
洗濯機の内部に該清拭水が侵入してきて、洗濯機のフロ
ントパネルに最も近接した位置に取り付けられている圧
力センサに滴下する可能性があり、該清拭水によりコイ
ル端子が腐食(電食)したり、端子間絶縁抵抗が減少し
出力電圧異常等の障害等が発生するという問題点が潜在
しているためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の圧力センサは、洗濯機等の取付構造等の違いによ
り、専用の組立用固定治工具がなければ、該下ケースの
該空気導入口と、該上ケースのコネクタハウジング部と
の角度を変えることが出来ないという問題点を有してい
た。又、自動充填機等で該上ケースに若干多めに設定さ
れた電気絶縁充填材を充填するが、固化までに多少の時
間を要するために、振動等で溢流してしまうものがあ
り、溢流した電気絶縁充填材が固化し、圧力センサ作動
(水位検出)時のダイヤフラムとの接触障害等により水
位検出障害等が予想されるという問題点を有していた。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、専用の組立用固定治工具を必要としないで、該
下ケースの空気導入口と該上ケースのコネクタハウジン
グ部との角度を変えて組立することができ、又、該上ケ
ースの収納部に充填する電気絶縁充填材が外部に溢流し
ない圧力センサを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における圧縮コイルスプリング調整ねじと、
コネクタハウジング部を有する上ケースと、コイルと、
コンデンサと、圧縮コイルスプリングと、磁性部材と、
ダイヤフラム補強板と、ダイヤフラムと、空気導入口を
有する下ケースと、からなる洗濯機等の圧力センサは、
該上ケース上面の略中央部に角箱状に突設された該コイ
ル並びに該コンデンサを収納する収納部と、該収納部下
面の略中央部に中空円柱状に突設された圧縮コイルスプ
リング受部である該調整ねじを螺着する筒部と、該収納
部上面の側面部に角形状に突設されたコネクタハウジン
グ部と、該下ケースと掛止でき該上ケース外周部を略均
等するように設けられた複数の掛止爪と、からなる該上
ケースに於いて、該収納部に充填する電気絶縁充填材の
溢流を溜める溢流溜りを該収納部の隅に設けたことを特
徴とする。又、該上ケースと掛止でき該下ケース内周部
を略均等するように設けられた複数の掛止穴を設けた該
下ケースに於いて、該下ケースの空気導入口と該上ケー
スのコネクタハウジング部との角度を45度づつ回動さ
せて、該上ケースと該下ケースとが掛止できることを特
徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例の圧力セン
サ50の斜視図、図2は本発明の一実施例の圧力センサ
50の平面図、図4は図2のA−A断面図である。本発
明における洗濯機等の圧力センサ50は、圧縮コイルス
プリング調整ねじ11と、上ケース(例えば、PP樹脂
等の樹脂成形部材等)10と、LC発振回路又はLC共
振回路を構成するコイル41並びにコンデンサ42と、
該コイル41に対し相対移動する磁性部材(コア)32
と、略中央部に突設された圧縮コイルスプリング40受
部である駒筒部33の外周部に該磁性部材32が挿入固
定されたダイヤフラム補強板(例えば、POM樹脂等の
樹脂成形部材等)31と、該ダイヤフラム補強板31に
連結された水位変化に伴い変位するダイヤフラム(例え
ば、ゴム部材等)30と、該ダイヤフラム30を復帰さ
せる圧縮コイルスプリング(例えば、ステンレススチー
ル部材等)40と、下ケース(例えば、PP樹脂等の樹
脂成形部材等)20と、からなる。該コイル41は、銅
線をボビンに巻装し、該ボビンにインサート成形された
コイル端子44に半田付けによる端末加工を施したもの
である。
【0007】図5は、上ケース10の下面図である。該
上ケース10は、該上ケース10上面の略中央部に角箱
状に突設された該コイル41並びにコンデンサ42を収
納する収納部12と、該収納部12下面の略中央部に中
空円柱状に突設された圧縮コイルスプリング受部である
該調整ねじ11を螺着する筒部16と、該収納部12上
面の側面部に角形状に突設されたコネクタハウジング部
13と、該下ケース20と掛止できる該上ケース10外
周部を略均等するように設けられた複数の掛止爪17
と、からなる。本実施例では、8ケの該掛止爪17を設
けてあり、45度で該上ケース10外周部を略均等して
いる。該上ケース10下面には、圧力センサ50作動
(水位検出)時に近づいてくるダイヤフラム補強板31
が該コイル41に接触しないように、ダイヤフラム補強
板ストッパー18が設けられている。又、該筒16には
該調整ねじ11が螺着され、該コネクタハウジング13
内にはコネクタ端子14が固定され、該コネクタ端子1
4に設けられた穴には該収納部下面から挿入された該コ
イル41のコイル端子44と該コンデンサ42のリード
足45とが嵌入され電気的に固着(例えば、半田付け5
2)される。そして、該収納部12に電気絶縁充填材4
3を充填する。該収納部12には充填する電気絶縁充填
材43の溢流を溜める溢流溜り51を該収納部12の隅
に設けたので、外部に電気絶縁充填材43が溢流しな
い。本実施例では、該収納部12に2ケ所の仕切板19
を設けて溢流溜り51を設けてある。
【0008】図3は、下ケース20の上面図(圧力セン
サ50の底面相当)である。該下ケース(例えば、PP
樹脂等の樹脂成形部材等)20は、該上ケース10と掛
止できる該下ケース20内周部を略均等するように設け
られた複数の掛止穴22と、該下ケース20上面の略中
央部から略パイプ状に突設された空気導入口21と、を
有する。本実施例では、8ケの該掛止穴22を設けてあ
り、45度で該下ケース20内周部を略均等している。
従来から粘着障害改良技術として、ダイヤフラム30の
中心部一面に複数のリング状の小突起(ビード)を設
け、これと対応する該下ケース20下面にも複数の突起
を設けて、該下ケース20とダイヤフラム30の受圧面
の接触面積を極力小さくするように形成したものがある
(例えば実開昭51−17749号公報等の開示技術参
照)が、本発明における洗濯機等の圧力センサ50にお
いても、該下ケース20の下面(不図示)にも複数の突
起を設けてある。
【0009】上記のようであるから、該下ケース20の
空気導入口21と該上ケース10のコネクタハウジング
部との角度が45度づつ回動させて、該上ケースと該下
ケースとが掛止でき、しかも専用の組立用固定治工具無
しで、簡単に組立することができる。
【0010】以上、本発明の好適な実施の形態について
種々の組合せ等を述べてきたが、本発明は上述する実施
の形態に限定されるものでなく、発明の精神を逸脱しな
い範囲で多くの組合せ、改変等を施し得るのはもちろん
である。
【0011】
【発明の効果】本発明における圧力センサに於いては、
専用の組立用固定治工具を必要としないで、該下ケース
の空気導入口と該上ケースのコネクタハウジング部との
角度を変えて組立することができ、又、該上ケースの収
納部に充填する電気絶縁充填材が外部に溢流しないとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の圧力センサの斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の圧力センサの平面図であ
る。
【図3】下ケースの上面図(圧力センサの底面相当)で
ある。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】上ケースの下面図である。
【符号の説明】
10…上ケース、11…圧縮コイルスプリング調節ねじ
(圧縮コイルスプリング受部)、12…収納部(コイ
ル、コンデンサ、電気絶縁充填材)、13…コネクタハ
ウジング部、14…コネクタ端子、15…空気穴、16
…圧縮コイルスプリング調節ねじを螺着する筒、17…
掛止爪、18…ダイヤフラム補強板ストッパー、19…
仕切板、20…下ケース、21…空気導入口、22…掛
止穴、30…ダイヤフラム、31…ダイヤフラム補強
板、32…磁性部材(コア)、33…駒筒部(圧縮コイ
ルスプリング受部及び磁性部材固定部)、40…圧縮コ
イルスプリング、41…コイル、42…コンデンサ、4
3…電気絶縁充填材、44…コイル端子、45…コンデ
ンサのリード足、50…本発明の圧力センサ、51…溢
流溜り(収納部の隅と仕切板の間)、52…半田付け
(コネクタ端子とコイル端子とコンデンサ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮コイルスプリング調整ねじと、コネ
    クタハウジング部を有する上ケースと、コイルと、コン
    デンサと、圧縮コイルスプリングと、磁性部材と、ダイ
    ヤフラム補強板と、ダイヤフラムと、空気導入口を有す
    る下ケースと、からなる洗濯機等の圧力センサであっ
    て、該上ケース上面の略中央部に角箱状に突設された該
    コイル並びに該コンデンサを収納する収納部と、該収納
    部下面の略中央部に中空円柱状に突設された圧縮コイル
    スプリング受部である該調整ねじを螺着する筒部と、該
    収納部上面の側面部に角形状に突設されたコネクタハウ
    ジング部と、該下ケースと掛止でき該上ケース外周部を
    略均等するように設けられた複数の掛止爪と、からなる
    該上ケースに於いて、該収納部に充填する電気絶縁充填
    材の溢流を溜める溢流溜りを該収納部の隅に設けたこと
    を特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 圧縮コイルスプリング調整ねじと、コネ
    クタハウジング部を有する上ケースと、コイルと、コン
    デンサと、圧縮コイルスプリングと、磁性部材と、ダイ
    ヤフラム補強板と、ダイヤフラムと、空気導入口を有す
    る下ケースと、からなる洗濯機等の圧力センサであっ
    て、該上ケースと掛止でき該下ケース内周部を略均等す
    るように設けられた複数の掛止穴を設けた該下ケースに
    於いて、該下ケースの空気導入口と該上ケースのコネク
    タハウジング部との角度を45度づつ回動させて、該上
    ケースと該下ケースとが掛止できることを特徴とする圧
    力センサ。
JP11090925A 1999-03-31 1999-03-31 圧力センサ Pending JP2000283871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11090925A JP2000283871A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 圧力センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11090925A JP2000283871A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 圧力センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000283871A true JP2000283871A (ja) 2000-10-13

Family

ID=14012020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11090925A Pending JP2000283871A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 圧力センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000283871A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103411722A (zh) * 2013-07-26 2013-11-27 上海俊乐制冷自控元件有限公司 一种改进型压力变送器
CN106400411A (zh) * 2016-11-23 2017-02-15 芜湖乐佳电器有限公司 一种水位传感器结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103411722A (zh) * 2013-07-26 2013-11-27 上海俊乐制冷自控元件有限公司 一种改进型压力变送器
CN103411722B (zh) * 2013-07-26 2015-10-07 上海俊乐制冷自控元件有限公司 一种改进型压力变送器
CN106400411A (zh) * 2016-11-23 2017-02-15 芜湖乐佳电器有限公司 一种水位传感器结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4496010B2 (ja) モータ
JPH07248068A (ja) 電磁弁ユニット
JPH10132122A (ja) 電磁弁ユニット
JPH07245904A (ja) モータの端子装置
JPH0674996B2 (ja) 液面レベルセンサ
JPH10239337A (ja) 磁気センサ
JP2001170393A (ja) 圧力センサ
JP2000283871A (ja) 圧力センサ
JPH0215314Y2 (ja)
JP2017157924A (ja) アンテナモジュール
JP4434885B2 (ja) モータ
KR100259694B1 (ko) 압력센서
JP6970876B2 (ja) コンデンサ
JPH0229706Y2 (ja)
KR100828645B1 (ko) 편평형 진동 모터
KR101958234B1 (ko) 보이스 코일 모터
JP3044686U (ja) 水位検出装置
JPH08317605A (ja) モールドモータ
CN217656792U (zh) 一种灌封装置
JPH07281670A (ja) 防水型圧電ブザー
JP3645789B2 (ja) 液面レベルセンサ
JP3237531B2 (ja) 液面レベル検出器
JP2000009521A (ja) 液面検出器
US20230328453A1 (en) Speaker Module
CN213007870U (zh) 一种外后视镜及车辆

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040405

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20040413

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20040526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040708

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041028