JP2000283512A - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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JP2000283512A JP11087469A JP8746999A JP2000283512A JP 2000283512 A JP2000283512 A JP 2000283512A JP 11087469 A JP11087469 A JP 11087469A JP 8746999 A JP8746999 A JP 8746999A JP 2000283512 A JP2000283512 A JP 2000283512A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気の加湿と浄化を行なうとともに水を浄化
し、それらの機能を長期間維持する簡単な構成の空気清
浄機能付き加湿装置を提供する。 【解決手段】 水を貯めておく貯水部6と、吸込まれた
空気が通過する空気流路部8と、貯水部6の水に浸され
た部分で貯水部6の水を浄化し、空気流路部6に位置す
る部分で水を蒸発させて加湿するとともに通過する空気
を浄化する浄化・加湿部7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加湿装置に関
し、加湿するとともに、空気中および水中に含まれる有
害有機物や臭気成分を分解し、また、カビや細菌の発生
を抑制できるようにした空気清浄機能付き加湿装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の一般的な加湿装置の断面図
である。図において1は送風ファン3により空気を吸込
む吸込み口、2は加湿された空気の吹出し口、6は貯水
部、21は加湿ユニット22により水を蒸発させる加湿
部、23は加湿部21で加湿された空気と吸い込み口1
から送風ファン3により吸込まれた空気とを混合する混
合部である。
【0003】上記の構成により、貯水部6の水は、加湿
部21に移り、加湿ユニット22において蒸発する。室
内空気は吸込ロから送風ファン3によって吸込まれ、混
合部23で加湿ユニット22からの蒸気と混合される。
そして、加湿された空気が吹出し口2から室内へ放出さ
れる。ここで、室内空気中には有害有機物・臭気成分・
カピ・細菌など(以下、汚染物質と総称する)が存在し
ており、これらが加湿装置に取りこまれて、加湿された
空気と共に放出される問題があった。また、空気中の汚
染物質が貯水部6または加湿部21の水に取りこまれ
て、水が汚染されることにより、悪臭が発生する問題が
あった。
【0004】このため、例えば、特開平5−30512
5では、加湿部21に水の浄化機構を設けている。ま
た、取りこんだ空気と蒸気の混合部23に空気の浄化機
構を設けた加湿器が提案されているが、水と空気の両方
を効率よく浄化する機構がなかった。
【0005】また、図7は従来の気化式の加湿装置の断
面図である。空気は送風ファン3により吸込み口1から
吸込まれ、加湿ユニット26を経て吹出し口2から吹出
される。加湿ユニット26は、図8に示すように、加湿
用円板24を積層して回転軸25を中心に回転できるよ
うな構造である。加湿用円板24が回転すると、貯水部
6の水が加湿用円板24に付着したまま、空気流路8に
移動し、空気と接した際に蒸発することで加湿が行なわ
れる。この装置においては、上述の水や空気の汚染の問
題に加えて、加湿用円板24の表面に汚染物質が付着し
た場合に加湿用円板24の濡れ性が低下する問題が生じ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、貯水部は加湿部の水を浄化する機構、加湿装置を通
過する空気を浄化する機構、加湿のために水を蒸発させ
る機構はそれそれ分離しており、これらの浄化機構を搭
載する場合には、製品の大型化や部品数の増加が避けら
れず、製造コストとリサイクルコストが高くなる問題が
生じていた。また、気化式加湿装置において、加湿部に
汚染物質が付着すると、加湿用部材の水の濡れ性が低下
し、加湿速度が遅くなるという問題があった。
【0007】この発明は上記の問題点を解決するために
なされたものであり、水中および空気中に存在する有害
有機物・臭気成分を同時に分解し、カビ・細菌・ウイル
スの発生・繁殖を抑えて、悪臭の発生や空気の汚染を防
止することができる浄化部と、水を蒸発させて空気を加
湿する加湿部とを一体として構成して、水と空気の浄化
を行うとともに加湿を行うことができ、小型で部品点数
の少ない加湿装置を提供することを第一の目的としてい
る。
【0008】また、加湿部に光触媒を用いた場合に、加
湿部への汚染物質の付着が防止されるとともに、水の濡
れ性が保たれることによって、加湿の効率を長時間保持
することを第二の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる加湿装
置は、水を貯めておく貯水部と、吸込まれた空気が通過
する空気流路部と、前記貯水部の水に浸された部分で前
記貯水部の水を浄化し、前記空気流路部に位置する部分
で前記貯水部の水を蒸発させて加湿するとともに通過す
る空気を浄化する浄化・加湿部と、を備える。
【0010】また、浄化・加湿部は、光触媒を励起しう
る波長の光を透過する導光機能を持つ導光材と、この導
光材の表面にコーティングした光触媒と、この光触媒を
励起するランプと、を備える。
【0011】また、浄化・加湿部は、水を浄化する部位
と、空気流路部で前記水を蒸発させて加湿するとともに
通過する空気を浄化する部位とが順次変化するものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を図を用いて以下説明する。図1は実施の形態1
を示す加湿装置の断面図である。図において、1は空気
の吸込み口、2は加湿された空気の吹出し口であり、3
は吸込み口1から空気を吸込み、空気流路部8を経て吹
出し口2から加湿された空気を吹き出させる送風ファン
である。4は光触媒体5の励起用のランプであり、一部
を貯水部6の水中に浸している。光触媒体5は、ランプ
4の周囲を取り囲むように配置され、ランプ4と同様に
一部を水中に浸している。
【0013】7はランプ4と光触媒体5により水と空気
を浄化するとともに貯水部6の水を蒸発させる加湿ユニ
ットとして用いられる浄化・加湿部である。
【0014】この浄化・加湿部7は、水や空気が通過で
きる構成であり、空気の流れる方向と対向して配置され
ており、水に半分浸された配置であり、空気と接した部
分が、空気浄化と加湿を行い、水と接した部分が水浄化
を行う。
【0015】光触媒体5は、空気透過性・吸水性・耐水
性を有する紙または繊維に光触媒をコーティングあるい
は練りこんで作成したものが用いられる。あるいは、吸
水性・耐水性を有する素材を光触媒とともに、メッシュ
状の金属、ガラス、プラスチックの表面にコーティング
しものでもよい。
【0016】光触媒は、光照射下での強い酸化力と水中
での化学的安定性を共に有する酸化チタン、酸化チタン
に他の金属酸化物を混合して調製した複合酸化物、ある
いは、これらに微量な金属を担持して調製したものを用
いる。また、この光触媒と共に菌や有害有機物を吸着し
やすい吸着材を混合して用いてもよい。この場合、吸着
材によって光触媒への光を妨げられないようすることが
望ましい。
【0017】次に、動作について説明する。まず、ラン
プ4を光触媒体5とともに貯水部6に半分浸し、光触媒
体5に均一に光照射できるように配置する。そして、光
触媒体5はランプ4の光で励起され触媒反応を開始す
る。
【0018】次に、空気が吸込み口1から吸込まれ、浄
化・加湿部7の光触媒体5の空気と接した部分を通過す
るときに、光触媒体5に吸収されている貯水部6の水と
接触して、水が気化される。加湿された空気は送風ファ
ン3を通って吹出し口2から吹出される。
【0019】一方、水中の菌や有機物は光触媒体5の水
中に没した部分に吸着し、ランプ4からの光が照射され
ることで浄化される。また、空気中の菌や有織物は光触
媒体5を空気が通過するときに光触媒体5に吸着し、ラ
ンプ4からの光が照射されることで浄化される。
【0020】このように、ランプ4と光触媒体5からな
る浄化・加湿部7が水浄化部、空気浄化部及び加湿部を
兼ねており、水と空気の浄化を行うとともに加湿を行う
ので、加湿ユニットと水槽を備えた独立の加湿部はな
く、光触媒体5の空気流路部8の部分が加湿部となって
いる。
【0021】以上のように、水の浄化、空気の浄化、加
湿が一体のユニットで構成することができ、小型にする
ことができる。また、光触媒を用いたので、浄化・加湿
部への汚染物質の付着が防止されるとともに、水の濡れ
性が保たれるので、加湿の効率を長時間保持することが
できる。
【0022】なお、光触媒の代わりに熱触媒を用い、ラ
ンプ4の代りにを可視・赤外線ランプまたはヒーターを
用いてもよい。熱触媒は金属、金属酸化物、あるいはこ
れらの混合物から成り、ランプまたはヒ一夕ーから発生
する熱エネルギーによって汚染物質を浄化する。
【0023】また、ランプ或いはと一夕ーを用いること
なく、通電することで発熱する素材に熱触媒をコーティ
ングして、光触媒体5の位置に設けてもよい。
【0024】実施の形態2.この発明の実施形態2を図
2と図3を用いて説明する。図2は実施形態2を示す加
湿装置の断面図、図3(a)は浄化・加湿部11の側面
図、図3(b)は断面図、図(c)は部分拡大図であ
る。図において実施の形態1の図1と同じまたは同等の
ものには同じ符号を付し説明を省略する。図において1
1はランプ9と、ランプ9が配置された反対側の約半分
が貯水部6の水中に浸されている光触媒体10からな
り、浄化と加湿を行う浄化・加湿部である。浄化・加湿
部11は図3(a)(b)に示すように、端部に配置さ
れたランプ9に光触媒体10が林立した構造である。光
触媒体10は図3(c)に示すように円筒状の導光機能
付き坦体14に光触媒15をコーティングしたものであ
る。
【0025】導光機能付き担体14は、耐水性を持ち、
光触媒15を励起しうる波長の光を透過するガラスまた
はプラスチック材料を用いる。光触媒15を励起しうる
波長の光に対して耐光性をもつことが望ましい。また、
これらの素材は導光機能を有するように加工され、ラン
プの光が担体上にコーティングした光触媒15全体に到
達することが好ましい。担体自体が光触媒15によって
酸化されて劣化したり、光触媒15が脱落したりしない
ように工夫された手法を用いて、担体上に光触媒15を
コーティングする必要がある。こうすることによって、
水や空気と光触媒15との接触面積をより広くするとと
もに、光触媒15全体に光照射が可能となるため、光触
媒15の反応効率が飛躍的に向上する。
【0026】12は貯水部6の水を汲み上げるポンプ、
13はポンプ12で汲み上げた水を光触媒体10に向け
て噴霧する噴霧口である。
【0027】次に、動作について説明する。まず、光触
媒体10をランプ9の光で励起させ触媒反応を開始させ
る。光触媒体10は円筒状の導光機能付き担体14に光
触媒15をコーティングしたものが林立した構造なの
で、ランプ9からの光が光触媒体10全体に行き届き、
ランプ9から近い距離にある空気流路においても、ラン
プ9からの距離が遠い貯水部6においても、光を効率よ
く利用した触媒反応が起こる。
【0028】次に、空気は吸込ロ1から吸込まれ、浄化
・加湿部11の光触媒体10を通過する。一方、貯水部
6の水はポンプ12と噴霧口13を経由して空気流路上
の光触媒体10に噴射される。触媒体10は加湿ユニッ
トを兼ねており、噴霧口13から噴射された水は光触媒
体10を通過する空気と接触することで気化して、加湿
が行なわれる。このとき蒸発しなかった水は光触媒体1
0を伝って貯水部6へと還流する。そして、加湿された
空気は送風ファン3を通って吹出し口2から吹出され
る。
【0029】一方、空気中の汚染物質は光触媒体10を
空気が通過するときに光触媒体10に吸着し、ランプ9
からの光が照射されることで浄化される。また、貯水部
6の水は光触媒体10の貯水部6に半分沈んだ部分に接
触すると共に、ポンプ12で汲み上げられて噴霧口13
から噴霧され、光触媒体10を伝って還流するときに光
触媒体10と接触する。このために水は効率よく光触媒
体10と接触することができて、水中の汚染物質が吸着
・浄化される。このように、ランプ9と光触媒体10か
ら構成された浄化・加湿部11が、水浄化部、空気浄化
部及び加湿部を兼ね、水と空気を浄化するとともに加湿
を行う。
【0030】光触媒15は、光照射されることによっ
て、水の濡れ性が向上することが知られている。このた
めに、光触媒体10の表面は汚染物質が浄化されて除去
されているだけでなく、水が光触媒体10の表面に薄く
広がった状態で付着することができて、水と空気の界面
がより広くなり、効果的な加湿が可能となる。
【0031】水の単位時間当たりの蒸発量および空気中
の水溶性成分の水への溶解量は空気と水の接触面積に比
例する。また、単位時間当たりに浄化される水中の汚染
物質の量は、水と光触媒15が接触する面積が広いほど
多くなる。すなわち、水と空気の接触面積と水・空気と
光触媒15の接触面積が広いほど、効率よく加湿・浄化
を行なうことができる。
【0032】浄化・加湿部11を構成する光触媒体10
の導光機能付き担体14は、複数個林立した構造で、そ
の表面が空気に接するるため、加湿に供せられる水と空
気の界面は非常に広くなる。このため、効率よく加湿・
浄化を行なうことができる。
【0033】以上のように、水と空気の浄化部と加湿部
とを一体にして、水と空気の浄化するとともに加湿を行
う浄化・加湿部を設けたので、小型で部品点数を少なく
することができ、光触媒体10は導光機能付き担体14
が林立しており、水が表面に薄く広がり水と空気の界面
は非常に広くなるので効率よく加湿、浄化を行なうこと
ができる。また、光触媒を用いたので、浄化・加湿部へ
の汚染物質の付着が防止されるとともに、水の濡れ性が
保たれるので、加湿の効率を長時間保持することができ
る。
【0034】実施の形態3.この発明の実施形態3を図
4と図5を用いて説明する。図4は実施形態3を示す加
湿装置の断面図、図5は浄化・加湿部の断面図及び部分
拡大図である。図において実施の形態1の図1と同じま
たは同等のものには同じ符号を付し説明を省略する。図
4において19はランプ17とランプ17を中心軸とし
てこの回りに回転可能に設けられた円形の光触媒体18
からなり、浄化と加湿を行う浄化・加湿部である。光触
媒体18は一部が貯水部6に浸されており、ランプ17
により励起される。
【0035】また、浄化・加湿部19は、図5(a)の
断面図、図5(b)の部分拡大図に示すように、光触媒
15を円盤状の薄板の導光機能付き担体20にコーティ
ングした光触媒体18を積層し、光触媒体18の回転中
心軸部にランプ17を設けたものである。
【0036】次に、動作について説明する。まず、ラン
プ17を点灯すると光は導光機能付き担体20の表面全
体にコーティングした光触媒15を導光機能付き担体2
0の中心部から照射し、光触媒15を励起させ触媒反応
を開始させる。このように、導光機能付き担体20の中
心部から光を照射するので、光が光触媒体18全体に行
き届き、ランプ17から近い距離にある内周部分におい
ても、ランプ17からの距離が遠い外周部分において
も、光を効率よく利用した触媒反応が起こる。
【0037】次に、空気は吸込み口1から吸込まれ、浄
化加湿部19の光触媒体18を通過して、送風ファン3
により吹出し口2から吹出される。光触媒体18が回転
すると、貯水部6の水が光触媒体18の表面に付着した
まま、空気流路に移動し、吸込み口1から吸込まれた空
気と接したときに蒸発することで加湿が行なわれる。
【0038】一方、光触媒15の貯水部6に浸されて水
と接触している部分は、ランプ17の光が照射されるこ
とで水中の汚染物質を吸着、浄化する。また、光触媒体
18が回転すると、貯水部6の水が光触媒体18の表面
に付着したまま、空気流路8に移動し、空気と接触して
いる光触媒15は、通過する空気中の汚染物質を吸着、
浄化する。このように光触媒体18が回転することで、
貯水部6の水に浸され水を浄化する部位と、空気流路部
8で水を蒸発させて加湿するとともに通過する空気を浄
化する部位とが順次変化する。
【0039】このとき、導光機能付き担体20の表面の
汚染物質が浄化されて除去されるだけでなく、光触媒1
5は光照射されることによって水の濡れ性が向上し、水
が光触媒体18の表面に薄く広がった状態で付着するの
で、水と空気の界面がより広くなり、効果的な加湿が可
能となる。
【0040】また、光触媒体18に含まれた水と空気の
接触面積をより広くすることによって、水の蒸発量が多
くなると共に、空気中の汚染物質が水に吸収されやすく
なる。従って、ワンパスでの空気の浄化効率が向上す
る。この場合、水がフィルターとして用いられることに
なり、光触媒体18の回転により水中に汚染物質が吸収
されて、貯水部6において光触媒15によって浄化され
る。
【0041】以上のように、ランプ17からの光が光触
媒体18全体に行き届き、効率よく加湿、浄化を行なう
ことができる。また、光触媒を用いたので、浄化・加湿
部への汚染物質の付着が防止されるとともに、水の濡れ
性が保たれるので、加湿の効率を長時間保持することが
できる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、水を
貯めておく貯水部と、吸込まれた空気が通過する空気流
路部と、前記貯水部の水に浸された部分で前記貯水部の
水を浄化し、前記空気流路部に位置する部分で前記貯水
部の水を蒸発させて加湿するとともに通過する空気を浄
化する浄化・加湿部と、を備えたので、水の浄化、空気
の浄化及び加湿が一体のユニットで構成することがで
き、小型で部品点数を少なくすることができる。また、
光触媒を利用することにより、長期間にわたってメンテ
ナンスの必要の無い浄化能力を備えることができる。
【0043】また、浄化・加湿部は、光触媒を励起しう
る波長の光を透過する導光機能を持つ導光材と、この導
光材の表面にコーティングした光触媒と、この光触媒を
励起するランプと、を備えたので、浄化・加湿部への汚
染物質の付着が防止されるとともに、水の濡れ性が保た
れるので、加湿の効率を長時間保持することができる。
【0044】また、浄化・加湿部は、水を浄化する部位
と、空気流路部で前記水を蒸発させて加湿するとともに
通過する空気を浄化する部位とが順次変化するので、ラ
ンプからの光が光触媒体全体に行き届き、効率よく触媒
反応をさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1を示す加湿装置の断面
図である。
【図2】 この発明の実施形態2を示す加湿装置の断面
図である。
【図3】 図2の浄化・加湿部の断面及び部分拡大図で
ある。
【図4】 この発明の実施形態3を示す加湿装置の断面
図である。
【図5】 図4の浄化・加湿部の側面及び部分拡大図で
ある。
【図6】 従来の気化式加湿装置の断面図である。
【図7】 従来の気化式加湿装置の断面図である。
【図8】 図7の加湿ユニットの断面図である
【符号の説明】
1 空気の吸込み口、2 空気の吹出し口、3 送風フ
ァン、4、9、17ランプ、5、10、18 光触媒
体、6 貯水タンク、7、11、19 浄化・加湿部、
8 空気流路部、12 ポンプ、13 噴霧口、15
光触媒、14、20 導光機能付き担体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を貯めておく貯水部と、 吸込まれた空気が通過する空気流路部と、 前記貯水部の水に浸された部分で前記貯水部の水を浄化
    し、前記空気流路部に位置する部分で前記貯水部の水を
    蒸発させて加湿するとともに通過する空気を浄化する浄
    化・加湿部と、を備えたことを特徴とする加湿装置。
  2. 【請求項2】 浄化・加湿部は、光触媒を励起しうる波
    長の光を透過する導光機能を持つ導光材と、 この導光材の表面にコーティングした光触媒と、 この光触媒を励起するランプと、を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の加湿装置。
  3. 【請求項3】 浄化・加湿部は、水を浄化する部位と、 空気流路部で前記水を蒸発させて加湿するとともに通過
    する空気を浄化する部位とが順次変化することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の加湿装置。
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