JP2000282569A5 - - Google Patents

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JP2000282569A5
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本発明は上記課題を解決すべく以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、円形断面鋼管柱に設けられた、梁が取り付くリングダイアフラムの加力直交方向の一部に直線切りがなされている場合において、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力を求める方法であって、梁がとりつく近傍の鋼管壁面が曲げ変形し鋼管軸方向に伝達される力の流れ成分(P )と、リングとリング近傍の鋼管板の曲げによりリング周方向に伝達される力の流れ成分(P )との和から、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法である。
請求項2記載の発明の要旨は、請求項1に記載の円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法において、前記P 1 は以下に掲げる式から求められ、
Figure 2000282569

Figure 2000282569

Figure 2000282569


前記P は、リング体の全塑性耐力M P、 N 及びQ に対して、検討箇所における曲げモーメントM、軸力N、せん断力Qに塑性条件式:
Figure 2000282569


を適用して求めることを特徴とする。
ここで、
ν:鋼管のポアソン比
D:鋼管の直径
c :鋼管の板厚
σ yt :鋼管の降伏耐力
S:有効周長
1 〜X :係数
請求項3に記載の発明の要旨は、円形断面鋼管柱に設けられた、梁が取り付くリングダイアフラムの加力直交方向の一部に直線切りがなされている場合において、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力を求める方法であって、梁がとりつく近傍の鋼管壁面が曲げ変形し鋼管軸方向に伝達される力の流れ成分(P )と、リングとリング近傍の鋼管板の曲げによりリング周方向に伝達される力の流れ成分(P )とに分解し、該成分(P )から、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法において、前記P は、リング体の全塑性耐力M P、 N 及びQ に対して、検討箇所における曲げモーメントM、軸力N、せん断力Qに塑性条件式:
Figure 2000282569


を適用して求めることを特徴とする。ここで、X 1 〜X :係数
請求項5に記載の発明の要旨は、請求項1乃至4いずれかに記載の耐力を求める方法を用いた、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法である。
請求項6に記載の発明の要旨は、請求項5に記載の、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法により設計された円形断面鋼管柱である。
請求項7に記載の発明の要旨は、請求項6に記載の、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法により築造された構造物である。
請求項8に記載の発明の要旨は、請求項1乃至5のいずれかに記載の、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力を求める方法を実行可能なプログラムが記録された記録媒体である。
請求項9に記載の発明の要旨は、請求項6に記載の、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法を実行可能なプログラムが記録された記録媒体である。
有効幅αは、実験およびFEM結果から(10)式のように設定した。
Figure 2000282569
θ=±90°においてC(cm)加力直交方向に直線切り(切削加工)されたリングダイアフラムに対称荷重が作用する場合においては、切削分の本来負担すべき曲げモーメントをθ=±90°に作用させた図8の問題と図5の問題との重ね合わせにより、加力直交方向に直線切り(切削加工)されたリングダイアフラムの局部耐力を得る。

Claims (9)

  1. 円形断面鋼管柱に設けられた、梁が取り付くリングダイアフラムの加力直交方向の一部に直線切りがなされている場合において、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力を求める方法であって、梁がとりつく近傍の鋼管壁面が曲げ変形し鋼管軸方向に伝達される力の流れ成分(P)と、リングとリング近傍の鋼管板の曲げによりリング周方向に伝達される力の流れ成分(P)との和から、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法。
  2. 前記P 1 は以下に掲げる式から求められ、
    Figure 2000282569

    Figure 2000282569

    Figure 2000282569

    前記P は、リング体の全塑性耐力 M P、 N 及び Q に対して、検討箇所における曲げモーメントM、軸力N、せん断力Qに塑性条件式:
    Figure 2000282569

    を適用して求めることを特徴とする請求項1に記載の円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法。
    ここで、
    ν:鋼管のポアソン比
    D:鋼管の直径
    c :鋼管の板厚
    σ yt :鋼管の降伏耐力
    S:有効周長
    1 〜X :係数
  3. 円形断面鋼管柱に設けられた、梁が取り付くリングダイアフラムの加力直交方向の一部に直線切りがなされている場合において、円形断面鋼管柱における柱梁接合 部分の耐力を求める方法であって、梁がとりつく近傍の鋼管壁面が曲げ変形し鋼管軸方向に伝達される力の流れ成分(P )と、リングとリング近傍の鋼管板の曲げによりリング周方向に伝達される力の流れ成分(P )とに分解し、該成分(P )から、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法。
  4. 前記P は、リング体の全塑性耐力 M P、 N 及び Q に対して、検討箇所における曲げモーメントM、軸力N、せん断力Qに塑性条件式:
    Figure 2000282569

    を適用して求めることを特徴とする請求項3に記載の円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法。
    ここで、X 1 〜X :係数
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の耐力を求める方法を用いた、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法。
  6. 請求項5に記載の、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法により設計された円形断面鋼管柱。
  7. 請求項6に記載の、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法により築造された構造物。
  8. 請求項1乃至5のいずれかに記載の、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力を求める方法を実行可能なプログラムが記録された記録媒体。
  9. 請求項6に記載の、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法を実行可能なプログラムが記録された記録媒体。
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