JP4019545B2 - 円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力を求める方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、土木建築分野において特に円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力を求める方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
閉鎖型断面の棒材に梁を接合するためのダイアフラムの設計法としては、(社)日本建築学会編 鋼管構造設計施工指針・同解説 第二版 1990.1.15(以下鋼管指針と記す)等が知られている。
ところで、鋼管指針において対象とされているダイアフラムは、いずれも梁フランジ軸方向に対称な、いわゆる定形のダイアフラムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際の構造物においては、外壁材などとの取り合いの関係から、図9に示すようにダイアフラムの一部が切削加工されるなど必ずしも梁フランジ中心軸について対称ではないケースが存在する。このようなケースでは、しばしばダイアフラムの剛性も外周に沿って無秩序に変化している。鋼管指針では先述の図9に示すような、いわゆる不定形のダイアフラムの設計法は規定されていないので、ダイアフラムの耐力を明確に評価できない。
【0004】
このため鋼管指針を先述の図9に示すようなダイアフラムの設計に適用する場合には、切削後の残りのダイアフラムの最小半径をダイアフラムの出寸法に当てはめて設計するなどの工夫が必要であった。このような設計においては、ダイアフラムの耐力を過小に評価するので、結果として設計されるダイアフラムの寸法は経済的でない過大な板厚となることが多い。
【0005】
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上記問題点を解決できる技術を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決すべく以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、梁が取り付くリングダイアフラムの加力直交方向の一部に直線切りがなされている円形断面鋼管柱の柱梁接合部分の耐力を求める方法であって、梁が取り付く近傍の鋼管壁面が曲げ変形し鋼管軸方向に伝達される力の流れ成分(P1)と、リングとリング近傍の鋼管板の曲げによりリング周方向に伝達される力の流れ成分(P2)との和から、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法である。
前記P 1 は以下に掲げる式から求められる。
【数5】
【数6】
【数8】
ここで、
ν:鋼管のポアソン比
D:鋼管の直径
t c :鋼管の板厚
σ yt :鋼管の降伏耐力
S:有効周長
前記P 2 は、リング体の全塑性耐力 M P、 N P、 Q P 及び検討箇所における曲げモーメントM、軸力N、せん断力Qに塑性条件式:
【数16】
を適用して求める。
ここで、M,N,Qは、以下の式から求められる。
【数27】
【数26】
【数25】
【数24】
X 1 〜X 3 :係数
θ:リング上の検討箇所の周方向の位置とX軸とのなす角度(ψ≦θ≦φ)
ψ:リングに作用する四点集中荷重の周方向の位置とX軸とのなす角度
φ=π−ψ
Re:鋼管の有効半径
Kr:θ=±90°(加力方向と直交方向)の位置における剛性低下率
I 1 :θ=±90°の位置におけるダイヤフラムの断面二次モーメント(直線切り前)
I 2 :θ=±90°の位置におけるダイヤフラムの断面二次モーメント(直線切り後)
M 90 ° :θ=±90°の位置における曲げモーメント
請求項2に記載の発明の要旨は、梁が取り付くリングダイアフラムの加力直交方向の一部に直線切りがなされている円形断面鋼管柱の柱梁接合部分の耐力を求める方法であって、梁が取り付く近傍の鋼管壁面が曲げ変形し鋼管軸方向に伝達される力の流れ成分(P1)と、リングとリング近傍の鋼管板の曲げによりリング周方向に伝達される力の流れ成分(P2)とに分解し、該成分(P2)から、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法である。
前記P 2 は、リング体の全塑性耐力 M P、 N P、 Q P 及び検討箇所における曲げモーメントM、軸力N、せん断力Qに塑性条件式:
【数16】
を適用して求める。
ここで、M,N,Qは、以下の式から求められる。
【数27】
【数26】
【数25】
【数24】
X 1 〜X 3 :係数
θ:リング上の検討箇所の周方向の位置とX軸とのなす角度(ψ≦θ≦φ)
ψ:リングに作用する四点集中荷重の周方向の位置とX軸とのなす角度
φ=π−ψ
Re:鋼管の有効半径
Kr:θ=±90°(加力方向と直交方向)の位置における剛性低下率
I 1 :θ=±90°の位置におけるダイヤフラムの断面二次モーメント(直線切り前)
I 2 :θ=±90°の位置におけるダイヤフラムの断面二次モーメント(直線切り後)
M 90 ° :θ=±90°の位置における曲げモーメント
請求項3に記載の発明の要旨は、請求項1又は2のいずれかに記載の耐力を求める方法を用いた、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法である。
請求項4に記載の発明の要旨は、請求項3に記載の円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法により設計された円形断面鋼管柱である。
請求項5に記載の発明の要旨は、請求項3に記載の円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法により築造された構造物である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
梁フランジ軸力の柱への流れを、図1(a)及び図1(b)に示すような、二つの流れの成分に分解されるものと想定し、それぞれの成分を解析的手法による耐力評価式により算定して、その和を接合部の耐力として評価する。
【0008】
図2に示すように、成分1の流れ(以下、「前面剪断力」という)P1は主として梁が取付いている近傍の鋼管壁面が曲げ変形し鋼管軸方向に伝達される力の流れであり、成分2の流れ(以下、「リング耐力」という)P2はリングとリング近傍の鋼管板の曲げにより、リング周方向に伝達される力の流れである。
【0009】
従って、ダイアフラム及び鋼管で構成された接合部の耐力Pは両者の和、
【0010】
【数1】
【0011】
耐力設計法に用いられる長期許容耐力PA(長期)、短期許容耐力PA(短期)および最大耐力Puは、それぞれ、
【0012】
【数2】
【0013】
【数3】
【0014】
【数4】
【0015】
とする。
【0016】
設計においては、構造解析から得られるフランジ軸力がそれぞれの荷重時に対応する長期許容耐力、短期許容耐力または最大耐力を上回らないようにすればよい。
【0017】
前面剪断力P1は、円筒シェル理論より求められる。P1の算定式は、荷重状態によらず以下のように与えられる。
【0018】
【数5】
【0019】
ここで、
【0020】
【数6】
【0021】
【数7】
【0022】
【数8】
【0023】
有効周長S(図3参照)は、実験および有限要素解析(以下、FEMという)結果から(9)式のように設定した。
【0024】
【数9】
【0025】
リング耐力P2は、図6に示す鋼管部分の有効幅αを含めたT型断面(以下、「リング体」という)からなる有効半径Reのアーチ/リングに、アーチ/リング骨組理論を適用して求められる。ここで、フランジ軸力は、図5に示すように作用位置ψに作用する二点集中荷重と見做す。
【0026】
有効幅αは、実験およびFEM結果から(10) 式のように設定した。
【数10】
【0027】
有効半径Re は、
【0028】
【数12】
【0029】
逆対称加重で水平偏心がない場合、梁フランジ軸力を二点集中荷重と見なしたとき、その作用位置ψは、実験およびFEM結果から(18)式のように設定した。
【0030】
【数14】
【0031】
ただし、Bf−Hs≦Hs/2 の時は、
【0032】
【数15】
【0033】
リング耐力P2は、リング体の全塑性耐力MP、NP及びQPに対して、後述の検討箇所における曲げモーメントM、軸力N、せん断力Qに塑性条件式:
【0034】
【数16】
【0035】
を適用して求める。
【0036】
リング体の全塑性耐力MP、NP及びQPは、以下の算定式による:
【0037】
【数17】
【0038】
【数18】
【0039】
【数19】
【0040】
さらに、本実施の形態では、ダイアフラムの剛性が途中で変化する場合は、以下に示すような評価方法を考える必要がある。
【0041】
図4に示すような対称荷重が作用する場合は、図5に示すような円環リングに4点集中荷重が作用する問題として考える。図6において、対称性より、
【0042】
【数22】
【0043】
である。
【0044】
図5において、x軸となす角度をθ(図中A点をゼロとし、反時計回りを正とする)とおくと、円環リング上の角度θの点における曲げモーメントM、軸力Nおよびせん断力Qは、円環リングが全周において一様な剛性を持つとき、P2を用いて、式(1)〜(3)で表される。ここでは有効半径Reは鋼管外径の1/2と定義した。
【0045】
【数23】
【0046】
なお、通常、最も応力集中を引き起こしやすい箇所は梁フランジ入り隅加工部であり、その場合には、(2)式を使用することとなる。
【0047】
b)切削加工の影響の評価方法
図4に示すような柱梁接合に対称荷重が作用しているとき、加力方向と直交方向における曲げモーメントの大きさは、(2)式のMの式にθ=±90°を代入することで得られる。対称性よりθ=90°の時とθ=―90°の時の曲げモメントは同じ大きさとなり、
【0048】
【数24】
【0049】
また、θ=±90°の位置におけるリングダイアフラムの切削加工量をC(cm)とすると(図7参照)、この位置におけるリングダイアフラムの断面二次モーメントは、(5)式I1から(6)式I2へと減少する。
【0050】
【数25】
【0051】
θ=±90°においてC(cm)加力直交方向に直線切り(切削加工)されたリングダイアフラムに対称荷重が作用する場合においては、切削分の本来負担すべき曲げモーメントをθ=±90°に作用させた図8の問題と図5の問題との重ね合わせにより、加力直交方向に直線切り(切削加工)されたリングダイアフラムの局部耐力を得る。
【0052】
図8におけるMrの大きさは、式(4)、(7)より、
【0053】
【数26】
【0054】
これより、角度θ(ただし、ψ≦θ≦φ)におけるM、N、Qは、式(2)、(8)を用いて、
【0055】
【数27】
【0056】
式(9)を用いて、局部耐力P2はインターラクション式(10)により求められる。
【0057】
【数28】
【0058】
ただし、各全塑性耐力Mp、Np、Qpは以下とする。
【0059】
【数29】
【0060】
とする。
【0061】
全塑性曲げモーメントMpの式(13)において、
【0062】
【数30】
【0063】
最後に、上記の、耐力を求める方法を用いたリングダイアフラム付鋼管柱の柱梁接合部分の設計方法についてのフローを図18及び図19に示す。なお、P1は、P2に対して比較的に小さいので、P1を無視することもできる(両図中における▲1▼)。
【0064】
【実施例】
リングダイアフラム切削加工が局部耐力におよぼす影響
リングダイアフラムの柱梁接合部においては、梁の取付けや外壁との取り合いといった理由でリングダイアフラムの一部が切削加工される場合がある。ここでは、加力直交方向のリングダイアフラムの直線切り(切削加工)が局部耐力に与える影響を実験により調査し、提案した評価式との比較を行った。
【0065】
1.実験概要
試験体を図11乃至16に示す。比較のために切削加工を施さない試験体(図11)の実験も併せて行っている。試験体各部の寸法は図12乃至図16中に併せて記載した。載荷は一方向単調引張載荷とした。使用した鋼材の材料試験結果を表1に、実験の計測方法を図13乃至図16にそれぞれ示す。
【0066】
2.実験結果
実験の荷重−変形関係を図17に示す。荷重―変形関係の曲線において、接線剛性が初期剛性の1/3となる点を実験の降伏荷重Pyと定義した。
【0067】
【表1】
【0068】
3.実験結果の検討
本評価式による計算結果と上記実験結果との比較を表2に示す。本評価式の計算結果は式(10)により求められたP2とP1との和を1.15で除すことによって得られる短期許容耐力Paの値である。
【0069】
【数31】
【0070】
また、切削加工無しの試験体については、鋼管構造設計施工指針・同解説1)による短期許容力の計算値も併せて示す。
【0071】
【表2】
【0072】
本評価式はリングダイアフラム切削加工の影響を十分な精度で評価していることが分かる。
【0073】
なお、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
【0074】
なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0075】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
リングダイアフラムが周の途中で切削加工される場合の耐力評価が適切に行われており、従来の設計法に比べて合理的な設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る、梁フランジ軸力の二成分への分解を示す図である。
【図2】図1に示される梁フランジ軸力の二成分への分解詳細を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る、有効周長Sの定義を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るリングダイアフラムに対称荷重が作用する場合の平面図である。
【図5】図5に示すリングダイアフラムに吊下加重が作用する場合の仮定を示す平面概念図である。
【図6】図5に示すリングダイアフラムの断面を示す鉛直断面図である。
【図7】図5に示すリングダイアフラムを切削加工した場合の断面変化を示す鉛直断面図である。
【図8】図7に示すリングダイアフラムに曲げモーメントが作用したと仮定した状態を示す平面概念図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るリングダイアフラムを示す平面図である。
【図10】本発明の実験に係る試験体(切削加工有り)の平面図である。
【図11】本発明の実験に係る試験体(切削加工無し)の平面図である。
【図12】図10又は図11に示す試験体を用いた実験の概要を示す側面図である。
【図13】図10又は図11に示す試験体に係る変位計の取付位置を示す側面図である。
【図14】図10又は図11に示す試験体に係る変位計の取付位置を示す平面図である。
【図15】図10又は図11に示す試験体に係る歪みゲージの取付位置を示す側面図である。
【図16】図10又は図11に示す試験体に係る歪みゲージの取付位置を示す平面図である。
【図17】図10及び図11に示す試験体の実験の結果を示すグラフである。
【図18】本発明の実施の形態に係る、リングダイアフラム付鋼管柱の柱梁接合部設計法のフローを示す流れ図である。
【図19】図18に示すフローの続きを示す流れ図である。
【符号の説明】
α:有効幅
S:有効周長
ψ:荷重の作用位置
D :鋼管の直径
tc :鋼管の板厚
tp :仕口増厚部の板厚
lp :仕口増厚部の余長
Hs:リングの出
Ts:リングの厚さ
Bf:梁フランジ幅
tf :梁フランジ厚さ
σyt:鋼管の降伏耐力
σys:リングの降伏耐力
Claims (5)
- 梁が取り付くリングダイアフラムの加力直交方向の一部に直線切りがなされている円形断面鋼管柱の柱梁接合部分の耐力を求める方法であって、梁が取り付く近傍の鋼管壁面が曲げ変形し鋼管軸方向に伝達される力の流れ成分(P1)と、リングとリング近傍の鋼管板の曲げによりリング周方向に伝達される力の流れ成分(P2)との和から、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法。
前記P 1 は以下に掲げる式から求められる。
ν:鋼管のポアソン比
D:鋼管の直径
t c :鋼管の板厚
σ yt :鋼管の降伏耐力
S:有効周長
前記P 2 は、リング体の全塑性耐力 M P、 N P、 Q P 及び検討箇所における曲げモーメントM、軸力N、せん断力Qに塑性条件式:
ここで、M,N,Qは、以下の式から求められる。
θ:リング上の検討箇所の周方向の位置とX軸とのなす角度(ψ≦θ≦φ)
ψ:リングに作用する四点集中荷重の周方向の位置とX軸とのなす角度
φ=π−ψ
Re:鋼管の有効半径
Kr:θ=±90°(加力方向と直交方向)の位置における剛性低下率
I 1 :θ=±90°の位置におけるリングの断面二次モーメント(直線切り前)
I 2 :θ=±90°の位置におけるリングの断面二次モーメント(直線切り後)
M 90 ° :θ=±90°の位置における曲げモーメント - 梁が取り付くリングダイアフラムの加力直交方向の一部に直線切りがなされている円形断面鋼管柱の柱梁接合部分の耐力を求める方法であって、梁が取り付く近傍の鋼管壁面が曲げ変形し鋼管軸方向に伝達される力の流れ成分(P 1 )と、リングとリング近傍の鋼管板の曲げによりリング周方向に伝達される力の流れ成分(P 2 )とに分解し、該成分(P 2 )から、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力(P)を求める方法。
前記P 2 は、リング体の全塑性耐力 M P、 N P、 Q P 及び検討箇所における曲げモーメントM、軸力N、せん断力Qに塑性条件式:
ここで、M,N,Qは、以下の式から求められる。
θ:リング上の検討箇所の周方向の位置とX軸とのなす角度(ψ≦θ≦φ)
ψ:リングに作用する四点集中荷重の周方向の位置とX軸とのなす角度
φ=π−ψ
Re:鋼管の有効半径
Kr:θ=±90°(加力方向と直交方向)の位置における剛性低下率
I 1 :θ=±90°の位置におけるリングの断面二次モーメント(直線切り前)
I 2 :θ=±90°の位置におけるリングの断面二次モーメント(直線切り後)
M 90 ° :θ=±90°の位置における曲げモーメント - 請求項1又は2のいずれかに記載の耐力を求める方法を用いた、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法。
- 請求項3に記載の円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法により設計された円形断面鋼管柱。
- 請求項3に記載の円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の設計方法により 築造された構造物。
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