JP2000282506A - 低空頭連続壁掘削機 - Google Patents

低空頭連続壁掘削機

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JP2000282506A
JP2000282506A JP11089653A JP8965399A JP2000282506A JP 2000282506 A JP2000282506 A JP 2000282506A JP 11089653 A JP11089653 A JP 11089653A JP 8965399 A JP8965399 A JP 8965399A JP 2000282506 A JP2000282506 A JP 2000282506A
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JP
Japan
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unit
reel
excavating
frame
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP11089653A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Watanabe
辺 滋 渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RIYOUKEN KISO KK
Koken Boring Machine Co Ltd
Original Assignee
RIYOUKEN KISO KK
Koken Boring Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by RIYOUKEN KISO KK, Koken Boring Machine Co Ltd filed Critical RIYOUKEN KISO KK
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 進入不可能な掘削エリアをなくし、掘削点の
正確な位置出しを可能にし、高さ制限あるいは掘削作業
範囲の制限を受けることない低空頭連続壁掘削機を提供
することにある。 【解決手段】 油圧機器を駆動するパワーユニット5
と、排泥ホースリール6a、動力ケーブルリール6b、
制御ケーブルリール6cを有するリールユニット6と、
ドラム状のカッタ1、駆動源2および排泥ポンプ3を有
する掘削ユニット4とを備えた低空頭連続壁掘削機にお
いて、前記掘削ユニット4がパワーユニット5およびリ
ールユニット6から分離されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中連続壁、止水
壁、土留壁、構造物基礎等、特に、これら地下等の低空
頭の限られた場所で掘削を行う低空頭連続壁掘削機に関
する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、従来の低空頭連続壁
掘削機は、クローラ32上のロアフレーム33には、油
圧機器を駆動するパワーユニット34と、排泥ホースの
巻き取り・繰り出しを行う排泥ホースリール35a、動
力ケーブルの巻き取り・繰り出しを行う動力ケーブルリ
ール、制御ケーブルの巻き取り・繰り出しを行う制御ケ
ーブルリールを有するリールユニット35とが搭載さ
れ、さらにアウターフレーム36が上下動シリンダ3
7、アーム38および前後動シリンダ39とリンク状に
連結されて傾動可能に設けられ、このアウターフレーム
36にウインチ40から繰り出されるワイヤ41を介し
て掘削ユニット42が吊り下げられ、ドラム状のカッタ
43で掘削する構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の低空頭
連続壁掘削機では、パワーユニット、リールユニットお
よび掘削ユニットが一体構成であるので、杭等の障害物
により進入不可能な掘削エリアが発生してしまうという
問題があった。また、クローラの旋回およびアウターフ
レームの傾動によって掘削点の位置出しを行うため、掘
削点の位置出しが正確に行うことができないという問題
があった。さらに、傾動可能なアウターフレームにウイ
ンチから繰り出されるワイヤで掘削部が吊り下げられる
構造であるので、高さ制限のある場所では、掘削部を通
過させることができず、掘削作業範囲の制限を受けると
いう問題があった。
【0004】本発明は、上記課題に着目してなされたも
ので、その目的は、進入不可能な掘削エリアをなくし、
掘削点の正確な位置出しを可能にし、高さ制限や掘削作
業範囲制限を受けることのない低空頭連続壁掘削機を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明のうち、請求項1に記載の発明は、回転によって掘削
するドラム状のカッタ、このカッタを回転駆動させる駆
動源、掘削によって生じた泥を吸引する排泥ポンプを有
する掘削ユニットと、少なくとも前記駆動源および排泥
ポンプを駆動するパワーユニットと、排泥ホースの巻き
取り・繰り出しを行う排泥ホースリール、動力ケーブル
の巻き取り・繰り出しを行う動力ケーブルリール、制御
ケーブルの巻き取り・繰り出しを行う制御ケーブルリー
ルを有するリールユニットとを備え、前記掘削ユニット
がパワーユニットおよびリールユニットから分離されて
いることを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、回転によ
って掘削するドラム状のカッタ、このカッタを回転駆動
させる駆動源、掘削によって生じた泥を吸引する排泥ポ
ンプを有する掘削ユニットと、少なくとも前記駆動源お
よび排泥ポンプを駆動するパワーユニットと、排泥ホー
スの巻き取り・繰り出しを行う排泥ホースリール、動力
ケーブルの巻き取り・繰り出しを行う動力ケーブルリー
ル、制御ケーブルの巻き取り・繰り出しを行う制御ケー
ブルリールを有するリールユニットと、互いに対向する
アッパーフレームおよびロアフレームが上下方向の間隔
調整可能に流体圧シリンダによって連結されているフレ
ームユニットとを備え、前記掘削ユニットおよびフレー
ムユニットが前記パワーユニットおよびリールユニット
から分離されており、前記掘削ユニットがフレームユニ
ットから繰り出されるワイヤによって吊り下げられるこ
とを特徴とし、請求項3に記載の発明では、前記フレー
ムユニットは、掘削ユニットの吊り下げ状態で旋回およ
び横方向へのスライド可能となっていることを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1を図面を参照して詳細に説明する。図1〜
図3はは、本発明の実施の形態1に係る低空頭連続壁掘
削機を示す。この低空頭連続壁掘削機は、回転によって
掘削するドラム状のカッタ1、このカッタ1を回転駆動
させる駆動源2、掘削によって生じた泥を吸引する排泥
ポンプ3を有する掘削ユニット4と、少なくとも前記駆
動源2および排泥ポンプ3を駆動するパワーユニット5
と、排泥ホースの巻き取り・繰り出しを行う排泥ホース
リール6a、動力ケーブルの巻き取り・繰り出しを行う
動力ケーブルリール6b、制御ケーブルの巻き取り・繰
り出しを行う制御ケーブルリール6c、3連ホースリー
ル6dを有するリールユニット6とを備えている。
【0008】また、前記リールユニット6およびパワー
ユニット5用のフレームユニット7は、互いに対向する
アッパーフレーム8とロアフレーム9とがポール10で
連結してなり、内部にリールユニット6が、後部にパワ
ーユニット5がそれぞれ設けられた状態でクローラ11
に搭載されている。リールユニット6から繰り出される
各種ホースやケーブルがアッパーフレーム8によって案
内されて掘削ユニット4へ延びて接続されている。ロア
フレーム9の角部には、定位置にフレームユニット7を
保持するアウタリガ12がそれぞれ設けられている。
【0009】一方、掘削ユニット4用のフレームユニッ
ト7aは、アッパーフレーム8aとロアフレーム9aと
が伸縮可能なシリンダ構造のポール10aで連結されて
対向し、油圧シリンダ16によって上下方向の間隔調整
可能にされている。このフレームユニット7aおよび掘
削ユニット4がパワーユニット5およびリールユニット
6から分離されており、かつ掘削ユニット4がフレーム
ユニット7a内のウインチ13から繰り出されるワイヤ
14によって吊り下げられ、フレームユニット7aはロ
アフレーム9aにキャスタ15を取り付けて掘削ユニッ
ト4の吊り下げ状態で旋回および横方向へのスライド可
能な構造となっている。ロアフレーム9aの角部には、
キャスタ15を地上より浮かせることによって掘削点の
位置出し状態を保持するアウタリガ12がそれぞれ設け
られている。
【0010】次に、低空頭連続壁掘削機の使用方法を説
明する。掘削点での掘削に際し、まず、掘削ユニット4
を引き上げた状態でフレームユニット7aの旋回および
横方向のスライドにより掘削点の位置出しを行い、この
位置出し状態をアウタリガ12で保持する。次いで、カ
ッタ1を回転させつつウインチ13でワイヤ14を繰り
出し、掘削ユニット4を降下させ、所定の深さまで掘削
する。
【0011】このように、掘削ユニット4をパワーユニ
ット5およびリールユニット6から分離した構成とした
ので、従来の低空頭連続壁掘削機では進入不可能な狭い
掘削エリアにも進入可能になるという効果が得られる。
また、掘削ユニット4用のフレームユニット7aは、ア
ッパーフレーム8aとロアフレーム9aとが油圧シリン
ダ16によって上下方向の間隔調整可能な構造となって
いるので、高さ制限のある場所では、アッパーフレーム
8aの位置を高くすることにより、容易に掘削ユニット
4を通過させることができ、高さ制限のない場所では、
アッパーフレーム8aの位置を低くすることにより、掘
削作業の範囲を広げることができる。また、掘削ユニッ
ト4用のフレームユニット7aは、掘削ユニット4の吊
り下げた状態で旋回および横方向のスライド可能な構成
としたので、掘削点の位置出しを正確かつ容易に行うこ
とができる。
【0012】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2に係る低空頭連続壁掘削機のパワーユニットおよ
びフレームユニットを示し、(a)は平面説明図、
(b)は正面説明図であり、図5は、リールユニットお
よびフレームユニットを示し、(a)は平面説明図、
(b)は正面説明図であり、図6は、掘削ユニットおよ
びフレームユニットを示し、(a)は平面説明図、
(b)は正面説明図である。本発明の実施の形態2に係
る低空頭連続壁掘削機は、回転によって掘削するドラム
状のカッタ1、このカッタ1を回転駆動させる駆動源
2、掘削によって生じた泥を吸引する排泥ポンプ3を有
する掘削ユニット4と、少なくとも前記駆動源2および
排泥ポンプ3を駆動するパワーユニット5と、排泥ホー
スの巻き取り・繰り出しを行う排泥ホースリール6a、
動力ケーブルの巻き取り・繰り出しを行う動力ケーブル
リール6b、制御ケーブルの巻き取り・繰り出しを行う
制御ケーブルリール6c、3連ホースリール6dを有す
るリールユニット6とを備えている。
【0013】前記パワーユニット5、リールユニット6
および掘削ユニット4がそれぞれ互いに分離し、専用の
フレームユニット7b、7c、7aに設けられている。
パワーユニット5用のフレームユニット7bは手すり1
7を取り付けたロアフレーム9bのみからなり、キャス
タ15によって走行可能にされ、必要に応じて旋回およ
び横方向へのスライド可能となっている。リールユニッ
ト6用のフレームユニット7cは、アッパーフレーム8
cとロアフレーム9cとがポール10cを介して互いに
対向して連結されてなり、キャスタ15によって走行可
能にされ、必要に応じて旋回および横方向へのスライド
可能な構造となっている。リールユニット6から繰り出
される各種ホースやケーブルがアッパーフレーム8によ
って案内されて掘削ユニット4へ延びて接続されてい
る。前記掘削ユニット4用のフレームユニット7aの構
成、低空頭連続壁掘削機の使用方法および効果について
は、実施の形態1と同一であるので、同一の符号を付
し、それらの説明を省略する。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、従来の低空頭連続壁掘削機で
は進入不可能な狭い掘削エリアにも進入可能になるとい
う効果が得られる。また、請求項2に記載の発明によれ
ば、高さ制限のある場所では、アッパーフレームの位置
を高くすることにより、容易に掘削ユニットを通過させ
ることができ、高さ制限のない場所では、アッパーフレ
ームの位置を低くすることにより、掘削作業の範囲を広
げることができる。さらに、請求項2に記載の発明によ
れば、掘削点の位置出しを正確かつ容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る低空頭連続壁掘削機を示す
正面説明図である。
【図2】図1の低空頭連続壁掘削機を示す平面説明図で
ある。
【図3】図1の低空頭連続壁掘削機を示す側面説明図で
ある。
【図4】実施の形態2に係る低空頭連続壁掘削機のパワ
ーユニットおよびフレームユニットを示し、(a)は平
面説明図、(b)は正面説明図である。
【図5】低空頭連続壁掘削機のリールユニットおよびフ
レームユニットを示し、(a)は平面説明図、(b)は
正面説明図である。
【図6】低空頭連続壁掘削機の掘削ユニットおよびフレ
ームユニットを示し、(a)は平面説明図、(b)は正
面説明図である。
【図7】従来の低空頭連続壁掘削機を示す正面説明図で
ある。
【符号の説明】
1 カッタ 2 駆動源 3 排泥ポンプ 4 掘削ユニット 5 パワーユニット 6 リールユニット 6a 排泥ホースリール 6b 動力ケーブルリール 6c 制御ケーブルリール 6d 3連ホースリール 7、7a、7b、7c フレームユニット 8、8a、8b、8c アッパーユニット 9、9a、9b、9c ロアユニット 10、10a、10b、10c ポール 11 クローラ 12 アウタリガ 13 ウインチ 14 ワイヤ 15 キャスタ 16 油圧シリンダ 17 手すり

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転によって掘削するドラム状のカッ
    タ、このカッタを回転駆動させる駆動源、掘削によって
    生じた泥を吸引する排泥ポンプを有する掘削ユニット4
    と、少なくとも前記駆動源および排泥ポンプを駆動する
    パワーユニットと、排泥ホースの巻き取り・繰り出しを
    行う排泥ホースリール、動力ケーブルの巻き取り・繰り
    出しを行う動力ケーブルリール、制御ケーブルの巻き取
    り・繰り出しを行う制御ケーブルリールを有するリール
    ユニットとを備え、前記掘削ユニットがパワーユニット
    およびリールユニットから分離されていることを特徴と
    する低空頭連続壁掘削機。
  2. 【請求項2】 回転によって掘削するドラム状のカッ
    タ、このカッタを回転駆動させる駆動源、掘削によって
    生じた泥を吸引する排泥ポンプを有する掘削ユニット
    と、少なくとも前記駆動源および排泥ポンプを駆動する
    パワーユニットと、排泥ホースの巻き取り・繰り出しを
    行う排泥ホースリール、動力ケーブルの巻き取り・繰り
    出しを行う動力ケーブルリール、制御ケーブルの巻き取
    り・繰り出しを行う制御ケーブルリールを有するリール
    ユニットと、互いに対向するアッパーフレームおよびロ
    アフレームが上下方向の間隔調整可能に流体圧シリンダ
    によって連結されているフレームユニットとを備え、前
    記掘削ユニットおよびフレームユニットが前記パワーユ
    ニットおよびリールユニットから分離されており、前記
    掘削ユニットがフレームユニットから繰り出されるワイ
    ヤによって吊り下げられることを特徴とする低空頭連続
    壁掘削機。
  3. 【請求項3】 前記フレームユニットは、掘削ユニット
    の吊り下げ状態で旋回および横方向へのスライド可能と
    なっていることを特徴とする請求項2記載の低空頭連続
    壁掘削機。
JP11089653A 1999-03-30 1999-03-30 低空頭連続壁掘削機 Pending JP2000282506A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003253669A (ja) * 2002-03-04 2003-09-10 Giken Seisakusho Co Ltd 油圧ホースの操作方法
JP2017002578A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 株式会社大林組 地盤掘削機

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