JP2000281643A - 殺虫性ヒドラゾン誘導体 - Google Patents
殺虫性ヒドラゾン誘導体Info
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- JP2000281643A JP2000281643A JP11084593A JP8459399A JP2000281643A JP 2000281643 A JP2000281643 A JP 2000281643A JP 11084593 A JP11084593 A JP 11084593A JP 8459399 A JP8459399 A JP 8459399A JP 2000281643 A JP2000281643 A JP 2000281643A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 害虫に対して高い殺虫効果を有し、かつ人
畜、有益昆虫、環境などには害を及ぼさない性質を持っ
た新しいタイプの殺虫剤を提供する。 【解決手段】 一般式(1) 具体的には、例えば4−クロロ−4′−メチルチオメト
キシベンゾフェノン−N−エトキシカルボニルヒドラゾ
ンで表されるヒドラゾン誘導体。
畜、有益昆虫、環境などには害を及ぼさない性質を持っ
た新しいタイプの殺虫剤を提供する。 【解決手段】 一般式(1) 具体的には、例えば4−クロロ−4′−メチルチオメト
キシベンゾフェノン−N−エトキシカルボニルヒドラゾ
ンで表されるヒドラゾン誘導体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なヒドラゾン
誘導体又はその農業上許容される塩とその殺虫組成物と
しての利用に関する。
誘導体又はその農業上許容される塩とその殺虫組成物と
しての利用に関する。
【0002】
【従来の技術】WO97/42169号公報にはヒドラ
ゾン誘導体が殺虫活性を示すことが記載されている。
ゾン誘導体が殺虫活性を示すことが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水田、畑地、果樹園、
森林、または環境衛生場面における有害生物防除場面
で、より強い殺虫活性及び有益昆虫、環境等には害を及
ぼさない性質を有し、かつ低毒性の化合物が要求されて
いる。そこで本発明者らは、優れた殺虫剤を開発するた
めに長年にわたり鋭意研究を重ねてきた。
森林、または環境衛生場面における有害生物防除場面
で、より強い殺虫活性及び有益昆虫、環境等には害を及
ぼさない性質を有し、かつ低毒性の化合物が要求されて
いる。そこで本発明者らは、優れた殺虫剤を開発するた
めに長年にわたり鋭意研究を重ねてきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】その結果、優れた殺虫活
性を持つ下記一般式(1)
性を持つ下記一般式(1)
【0005】
【化2】 (式中、R1は無置換もしくは置換基としてハロゲン原
子を有するフェニル基を示し、R2及びR3はそれぞれ
独立して水素原子、C1−C4アルキル基、C1−C4
ハロアルキル基、ハロゲン原子を示し、R4はC1−C
4アルキル基又はC1−C4ハロアルキル基を示し、R
5及びR6はそれぞれ独立して水素原子、ホルミル基、
場合により置換されてもよいフェニル基、場合により置
換されてもよいフェノキシ基、場合により置換されても
よいベンゾイル基、C1−C4アルキル基、C1−C4
ハロアルキル基、C1−C4アルコキシ基、C1−C4
ハロアルコキシ基、C2−C8アルケニル基、C1−C
4アルキルチオ基、C1−C 4アルキルスルフィニル
基、C1−C4アルキルスルホニル基、基CO−R8、
基COO−R9又は基CO−N(R10)R11を示
し、XはO、S、S(O)、S(O)2又はNR7を示
し、R7はC1−C4アルキル基、C1−C4ハロアル
キル基、C2−C5アルキルチオアルキル基、C2−C
5アルキルスルフィニルアルキル基、C2−C5アルキ
ルスルホニルアルキル基又はC2−C5アルコキシアル
キル基を示し、R8及びR9はそれぞれ独立してC1−
C4アルキル基、C1−C4ハロアルキル基又はC2−
C8アルケニル基を示し、R10及びR11は水素原
子、C1−C4アルキル基、C1−C4ハロアルキル
基、C2−C8アルケニル基、場合により置換されても
よいフェニル基又は場合により置換されてもよいベンゾ
イル基を示し、nは1〜6を示し、mは0、1、2を示
す)で表される新規なヒドラゾン誘導体を見出し、発明
を完成するに至った。
子を有するフェニル基を示し、R2及びR3はそれぞれ
独立して水素原子、C1−C4アルキル基、C1−C4
ハロアルキル基、ハロゲン原子を示し、R4はC1−C
4アルキル基又はC1−C4ハロアルキル基を示し、R
5及びR6はそれぞれ独立して水素原子、ホルミル基、
場合により置換されてもよいフェニル基、場合により置
換されてもよいフェノキシ基、場合により置換されても
よいベンゾイル基、C1−C4アルキル基、C1−C4
ハロアルキル基、C1−C4アルコキシ基、C1−C4
ハロアルコキシ基、C2−C8アルケニル基、C1−C
4アルキルチオ基、C1−C 4アルキルスルフィニル
基、C1−C4アルキルスルホニル基、基CO−R8、
基COO−R9又は基CO−N(R10)R11を示
し、XはO、S、S(O)、S(O)2又はNR7を示
し、R7はC1−C4アルキル基、C1−C4ハロアル
キル基、C2−C5アルキルチオアルキル基、C2−C
5アルキルスルフィニルアルキル基、C2−C5アルキ
ルスルホニルアルキル基又はC2−C5アルコキシアル
キル基を示し、R8及びR9はそれぞれ独立してC1−
C4アルキル基、C1−C4ハロアルキル基又はC2−
C8アルケニル基を示し、R10及びR11は水素原
子、C1−C4アルキル基、C1−C4ハロアルキル
基、C2−C8アルケニル基、場合により置換されても
よいフェニル基又は場合により置換されてもよいベンゾ
イル基を示し、nは1〜6を示し、mは0、1、2を示
す)で表される新規なヒドラゾン誘導体を見出し、発明
を完成するに至った。
【0006】
【発明の実施の形態】本明細書において、ハロゲン原子
としては、フッ素、塩素、臭素または沃素原子が挙げら
れ、好ましくは、フッ素または塩素原子であり、フェニ
ル基、フェノキシ基及びベンゾイル基は場合により置換
されていてもよく、その置換基の例としてはハロゲン原
子(例えばフッ素、塩素、臭素または沃素等)、シアノ
基、ニトロ基、C1−C4アルキル基(例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等)、C1
−C4ハロアルキル基(例えばトリフルオロメチル基
等)又はC1−C4アルキルチオ基(例えばメチルチオ
基等)等を挙げることができ、好ましくは、フッ素また
は塩素原子である。C1−C4アルキル基としては、例
えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基
又はtert−ブチル基が挙げられ、好ましくは、メチ
ル基又はエチル基であり、C1−C4ハロアルキル基と
しては、例えば1−もしくは2−クロロエチル基、クロ
ロメチル基、ジクロロメチル基、ブロモメチル基、1−
もしくは2−ブロモエチル基、フルオロメチル基、ジフ
ルオロメチル基、1−もしくは2−フルオロエチル基又
はトリフルオロメチル基などが挙げられ、好ましくは、
トリフルオロメチル基であり、C1−C4アルコキシ基
としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポ
キシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブト
キシ基、sec−ブトキシ基又はtert−ブトキシ基
が挙げられ、好ましくは、メトキシ基又はエトキシ基で
あり、C1−C4ハロアルコキシ基としては、例えば1
−もしくは2−ブロモエトキシ基、3−ブロモ−n−プ
ロポキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、1
−もしくは2−フルオロエトキシ基又はトリフルオロメ
トキシ基が挙げられ、好ましくは、トリフルオロメトキ
シ基であり、C2−C8アルケニル基は直鎖状または分
岐鎖状であることができ、例えばビニル基、アリル基、
イソプロペニル基、1−メチル−2−プロペニル基、2
−メチル−2−プロペニル基、2−もしくは3−ブテニ
ル基又は2−、3−もしくは4−ペンテニル基が挙げら
れ、好ましくは、アリル基であり、C1−C4アルキル
チオ基としては、例えばメチルチオ基又はエチルチオ基
が挙げられ、好ましくは、メチルチオ基であり、C1−
C4アルキルスルフィニル基としては、例えば、メチル
スルフィニル基又はエチルスルフィニル基が挙げられ、
好ましくは、メチルスルフィニル基であり、C1−C4
アルキルスルホニル基としては、例えばメチルスルホニ
ル基又はエチルスルホニル基が挙げられ、好ましくは、
メチルスルホニル基であり、C1−C4アルキルチオC
1−C4アルキル基としては、例えばメチルチオメチル
基又はエチルチオメチル基が挙げられ、好ましくは、メ
チルチオメチル基であり、C1−C4アルキルスルフィ
ニルC1−C4アルキル基としては、例えばメチルスル
フィニルメチル基又はエチルスルフィニルメチル基が挙
げられ、好ましくは、メチルスルフィニルメチル基であ
り、C1−C4アルキルスルホニルC1−C4アルキル
基としては、例えばメチルスルホニルメチル基又はエチ
ルスルホニルメチル基が挙げられ、好ましくは、メチル
スルホニルメチル基であり、C2−C5アルコキシアル
キル基としては、例えばメトキシメチル基又はエトキシ
メチル基が挙げられ、好ましくは、メトキシメチル基で
ある。
としては、フッ素、塩素、臭素または沃素原子が挙げら
れ、好ましくは、フッ素または塩素原子であり、フェニ
ル基、フェノキシ基及びベンゾイル基は場合により置換
されていてもよく、その置換基の例としてはハロゲン原
子(例えばフッ素、塩素、臭素または沃素等)、シアノ
基、ニトロ基、C1−C4アルキル基(例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等)、C1
−C4ハロアルキル基(例えばトリフルオロメチル基
等)又はC1−C4アルキルチオ基(例えばメチルチオ
基等)等を挙げることができ、好ましくは、フッ素また
は塩素原子である。C1−C4アルキル基としては、例
えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基
又はtert−ブチル基が挙げられ、好ましくは、メチ
ル基又はエチル基であり、C1−C4ハロアルキル基と
しては、例えば1−もしくは2−クロロエチル基、クロ
ロメチル基、ジクロロメチル基、ブロモメチル基、1−
もしくは2−ブロモエチル基、フルオロメチル基、ジフ
ルオロメチル基、1−もしくは2−フルオロエチル基又
はトリフルオロメチル基などが挙げられ、好ましくは、
トリフルオロメチル基であり、C1−C4アルコキシ基
としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポ
キシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブト
キシ基、sec−ブトキシ基又はtert−ブトキシ基
が挙げられ、好ましくは、メトキシ基又はエトキシ基で
あり、C1−C4ハロアルコキシ基としては、例えば1
−もしくは2−ブロモエトキシ基、3−ブロモ−n−プ
ロポキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、1
−もしくは2−フルオロエトキシ基又はトリフルオロメ
トキシ基が挙げられ、好ましくは、トリフルオロメトキ
シ基であり、C2−C8アルケニル基は直鎖状または分
岐鎖状であることができ、例えばビニル基、アリル基、
イソプロペニル基、1−メチル−2−プロペニル基、2
−メチル−2−プロペニル基、2−もしくは3−ブテニ
ル基又は2−、3−もしくは4−ペンテニル基が挙げら
れ、好ましくは、アリル基であり、C1−C4アルキル
チオ基としては、例えばメチルチオ基又はエチルチオ基
が挙げられ、好ましくは、メチルチオ基であり、C1−
C4アルキルスルフィニル基としては、例えば、メチル
スルフィニル基又はエチルスルフィニル基が挙げられ、
好ましくは、メチルスルフィニル基であり、C1−C4
アルキルスルホニル基としては、例えばメチルスルホニ
ル基又はエチルスルホニル基が挙げられ、好ましくは、
メチルスルホニル基であり、C1−C4アルキルチオC
1−C4アルキル基としては、例えばメチルチオメチル
基又はエチルチオメチル基が挙げられ、好ましくは、メ
チルチオメチル基であり、C1−C4アルキルスルフィ
ニルC1−C4アルキル基としては、例えばメチルスル
フィニルメチル基又はエチルスルフィニルメチル基が挙
げられ、好ましくは、メチルスルフィニルメチル基であ
り、C1−C4アルキルスルホニルC1−C4アルキル
基としては、例えばメチルスルホニルメチル基又はエチ
ルスルホニルメチル基が挙げられ、好ましくは、メチル
スルホニルメチル基であり、C2−C5アルコキシアル
キル基としては、例えばメトキシメチル基又はエトキシ
メチル基が挙げられ、好ましくは、メトキシメチル基で
ある。
【0007】前記一般式(1)の化合物において、好ま
しくは、R1は無置換もしくは置換基としてフッ素又は
塩素原子を有するフェニル基であり、R2及びR3はそ
れぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、トリフ
ルオロメチル基、フッ素原子又は塩素原子であり、R4
はメチル基、エチル基又はトリフルオロメチル基を示
し、R5及びR6はそれぞれ独立して水素原子、ホルミ
ル基、フェニル基、フェノキシ基、ベンゾイル基、メチ
ル基、エチル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、
エトキシ基、トリフルオロメトキシ基、アリル基、メチ
ルチオ基、エチルチオ基、メチルスルフィニル基、エチ
ルスルフィニル基、メチルスルホニル基、エチルスルホ
ニル基、アセチル基、プロピオニル基、メトキシカルボ
ニル基又はエトキシカルボニル基であり、XはO、S、
S(O)又はS(O)2であり、nは1、2又は3であ
り、mは0、1又は2であり、より好ましくは、R1は
フッ素または塩素原子により置換されたフェニル基であ
り、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子又はメチ
ル基であり、R4はメチル基又はエチル基を示し、R5
及びR6はそれぞれ独立して水素原子、メトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基、メチルスルホニル基又
はエチルスルホニル基であり、XはO、S又はS(O)
2であり、nは1、2又は3であり、mは0、1又は2
であり、更により好ましくは、R1は塩素原子により置
換されたフェニル基であり、R2及びR3は共に水素原
子であり、R4はメチル基を示し、R5及びR6はそれ
ぞれ独立して水素原子、メトキシカルボニル基又はエト
キシカルボニル基であり、XはOであり、nは1又は2
であり、mは0又は2である。
しくは、R1は無置換もしくは置換基としてフッ素又は
塩素原子を有するフェニル基であり、R2及びR3はそ
れぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、トリフ
ルオロメチル基、フッ素原子又は塩素原子であり、R4
はメチル基、エチル基又はトリフルオロメチル基を示
し、R5及びR6はそれぞれ独立して水素原子、ホルミ
ル基、フェニル基、フェノキシ基、ベンゾイル基、メチ
ル基、エチル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、
エトキシ基、トリフルオロメトキシ基、アリル基、メチ
ルチオ基、エチルチオ基、メチルスルフィニル基、エチ
ルスルフィニル基、メチルスルホニル基、エチルスルホ
ニル基、アセチル基、プロピオニル基、メトキシカルボ
ニル基又はエトキシカルボニル基であり、XはO、S、
S(O)又はS(O)2であり、nは1、2又は3であ
り、mは0、1又は2であり、より好ましくは、R1は
フッ素または塩素原子により置換されたフェニル基であ
り、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子又はメチ
ル基であり、R4はメチル基又はエチル基を示し、R5
及びR6はそれぞれ独立して水素原子、メトキシカルボ
ニル基、エトキシカルボニル基、メチルスルホニル基又
はエチルスルホニル基であり、XはO、S又はS(O)
2であり、nは1、2又は3であり、mは0、1又は2
であり、更により好ましくは、R1は塩素原子により置
換されたフェニル基であり、R2及びR3は共に水素原
子であり、R4はメチル基を示し、R5及びR6はそれ
ぞれ独立して水素原子、メトキシカルボニル基又はエト
キシカルボニル基であり、XはOであり、nは1又は2
であり、mは0又は2である。
【0008】前記一般式(1)の化合物において、好ま
しくはR1は4−クロロフェニル基であり、nは1〜3
である。
しくはR1は4−クロロフェニル基であり、nは1〜3
である。
【0009】本発明の一般式(1)で示される化合物
は、農業上許容される塩、例えば塩酸塩、硫酸塩、硝酸
塩、リン酸塩などの無機酸塩または有機酸塩とすること
ができる。
は、農業上許容される塩、例えば塩酸塩、硫酸塩、硝酸
塩、リン酸塩などの無機酸塩または有機酸塩とすること
ができる。
【0010】本発明の一般式(1)で表される化合物は
以下の反応式(1)で製造することができるが、これら
のみに限定されるものではない。
以下の反応式(1)で製造することができるが、これら
のみに限定されるものではない。
【0011】
【化3】 [式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、X、
n、mは前記と同意義を示す。] すなわち、一般式(1)で表される本発明の化合物は一
般式(2)で表されるケトン化合物と一般式(3)で表
されるヒドラジン化合物とを縮合させることにより製造
することができる。
n、mは前記と同意義を示す。] すなわち、一般式(1)で表される本発明の化合物は一
般式(2)で表されるケトン化合物と一般式(3)で表
されるヒドラジン化合物とを縮合させることにより製造
することができる。
【0012】一般式(2)で表されるケトン化合物と一
般式(3)で表されるヒドラジン化合物との反応は、無
溶媒でまたは適当な溶媒中にて行われる。使用し得る溶
媒としては、メタノールやエタノールなどのアルコール
類、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、N,N
−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ドなどのアミド類、テトラヒドロフラン、1,4−ジオ
キサンなどのエーテル類、ジクロロメタン、クロロホル
ムなどのハロゲン化炭化水素、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタンのような脂肪族炭化水素、シクロヘキサンのよう
な脂環式炭化水素、ピリジンのようなピリジン類が挙げ
られる。場合により、これらの混合物または水との混合
物を溶媒として用いることができる。
般式(3)で表されるヒドラジン化合物との反応は、無
溶媒でまたは適当な溶媒中にて行われる。使用し得る溶
媒としては、メタノールやエタノールなどのアルコール
類、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、N,N
−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミ
ドなどのアミド類、テトラヒドロフラン、1,4−ジオ
キサンなどのエーテル類、ジクロロメタン、クロロホル
ムなどのハロゲン化炭化水素、ペンタン、ヘキサン、ヘ
プタンのような脂肪族炭化水素、シクロヘキサンのよう
な脂環式炭化水素、ピリジンのようなピリジン類が挙げ
られる。場合により、これらの混合物または水との混合
物を溶媒として用いることができる。
【0013】一般式(2)で表されるケトン化合物と一
般式(3)で表されるヒドラジン化合物との使用割合
は、通常前者に対して後者を0.5〜5倍モル、好まし
くは0.8〜3倍モル程度とするのがよい。該反応は、
通常−10℃から反応に使用する溶媒の沸点までの温度
範囲で良好に進行し、一般に1〜10時間程度で終了す
る。また、酢酸などの酸触媒を添加することにより、反
応を促進させることができる。
般式(3)で表されるヒドラジン化合物との使用割合
は、通常前者に対して後者を0.5〜5倍モル、好まし
くは0.8〜3倍モル程度とするのがよい。該反応は、
通常−10℃から反応に使用する溶媒の沸点までの温度
範囲で良好に進行し、一般に1〜10時間程度で終了す
る。また、酢酸などの酸触媒を添加することにより、反
応を促進させることができる。
【0014】上記反応で、出発原料として使用される一
般式(2)で表されるケトン化合物は公知であり、工業
的に容易に入手できる。
般式(2)で表されるケトン化合物は公知であり、工業
的に容易に入手できる。
【0015】また一般式(3)で表されるヒドラジン化
合物は公知であり、工業的に容易に入手できる。
合物は公知であり、工業的に容易に入手できる。
【0016】上記の方法で得られる本発明化合物は、通
常の分離手段、例えば溶媒抽出法、再結晶法及びカラム
クロマトグラフィー法などにより反応混合物から容易に
単離精製される。
常の分離手段、例えば溶媒抽出法、再結晶法及びカラム
クロマトグラフィー法などにより反応混合物から容易に
単離精製される。
【0017】本発明の一般式(1)の化合物を使用する
場合、使用目的に応じてそのままか又は効果を助長ある
いは安定にするために農薬補助剤を混用して、農薬製造
分野において一般に行なわれている方法により、粉剤、
細粒剤、粒剤、水和剤、フロアブル剤、顆粒水和剤(ド
ライフロマブル剤)、水溶剤、液剤、EW剤、乳剤、マ
イクロカプセル剤、油剤、エアゾール、加熱燻蒸剤(蚊
取線香、電気蚊取など)、フォッギングなどの煙霧剤、
非加熱燻蒸剤、毒餌などの任意の製剤形態の組成物にし
て使用できる。
場合、使用目的に応じてそのままか又は効果を助長ある
いは安定にするために農薬補助剤を混用して、農薬製造
分野において一般に行なわれている方法により、粉剤、
細粒剤、粒剤、水和剤、フロアブル剤、顆粒水和剤(ド
ライフロマブル剤)、水溶剤、液剤、EW剤、乳剤、マ
イクロカプセル剤、油剤、エアゾール、加熱燻蒸剤(蚊
取線香、電気蚊取など)、フォッギングなどの煙霧剤、
非加熱燻蒸剤、毒餌などの任意の製剤形態の組成物にし
て使用できる。
【0018】これらの種々の製剤は実際の使用に際して
は、直接そのまま使用するか、または水で所望の濃度に
希釈して使用することができる。
は、直接そのまま使用するか、または水で所望の濃度に
希釈して使用することができる。
【0019】ここに言う農薬補助剤としては担体(希釈
剤)およびその他の補助剤、たとえば展着剤、乳化剤、
湿展剤、分散剤、固着剤、崩壊剤等をあげることができ
る。
剤)およびその他の補助剤、たとえば展着剤、乳化剤、
湿展剤、分散剤、固着剤、崩壊剤等をあげることができ
る。
【0020】担体としては、例えば液体担体や固体担体
が挙げられ、液体担体としては、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素、ブタノール、オクタノール、グリ
コールなどのアルコール類、ジメチルホルムアミド等の
アミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、
メチルナフタレン、動植物油、脂肪酸、脂肪酸エステル
などまたは灯油、軽油等の石油分留物や水などがあげら
れる。
が挙げられ、液体担体としては、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素、ブタノール、オクタノール、グリ
コールなどのアルコール類、ジメチルホルムアミド等の
アミド類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、
メチルナフタレン、動植物油、脂肪酸、脂肪酸エステル
などまたは灯油、軽油等の石油分留物や水などがあげら
れる。
【0021】固体担体としてはクレー、カオリン、タル
ク、珪藻土、シリカ、炭酸カルシウム、モンモリロナイ
ト、ベントナイト、長石、石英、アルミナ、鋸屑などが
あげられる。
ク、珪藻土、シリカ、炭酸カルシウム、モンモリロナイ
ト、ベントナイト、長石、石英、アルミナ、鋸屑などが
あげられる。
【0022】また乳化剤または分散剤としては通常界面
活性剤が使用され、たとえば高級アルコール硫酸ナトリ
ウム、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ラウリ
ルベタインなどの陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界
面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性イオン系界面活
性剤があげられる。
活性剤が使用され、たとえば高級アルコール硫酸ナトリ
ウム、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ラウリ
ルベタインなどの陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界
面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性イオン系界面活
性剤があげられる。
【0023】また、展着剤としてはポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリル
エーテルなどがあげられ、湿展剤としてはポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテルジアルキルスルホサクシ
ネートなどがあげられ、固着剤としてカルボキシメチル
セルロース、ポリビニルアルコールなどがあげられ、崩
壊剤としてはリグニンスルホン酸ナトリウム、ラウリル
硫酸ナトリウムなどがあげられる。
ノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリル
エーテルなどがあげられ、湿展剤としてはポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテルジアルキルスルホサクシ
ネートなどがあげられ、固着剤としてカルボキシメチル
セルロース、ポリビニルアルコールなどがあげられ、崩
壊剤としてはリグニンスルホン酸ナトリウム、ラウリル
硫酸ナトリウムなどがあげられる。
【0024】さらに本発明化合物を2種以上配合使用す
ることによって、より優れた殺虫力を発現させることも
可能であり、また他の生理活性物質、たとえばアレスリ
ン、フタルスリン、パーメスリン、デルタメスリン、フ
ェンバレレート、シクロプロトリンなどのピレスロイド
系殺虫剤および各種異性体、除虫菊エキス、DDVP
(ジクロルボス)、フェニトロチオン、ダイアジノン、
テメホスなどの有機リン系殺虫剤、NAC(カルバリ
ル)、PHC(プロポキスル)、BPMC(フェンブカ
ルブ)、ピリミカルブ、カルボスルファンなどのカーバ
メート系殺虫剤、イミダクロプリド、アセタミプリドな
どのクロロニコチニル系殺虫剤、その他の殺虫剤、IG
R剤、殺ダニ剤あるいは殺菌剤、殺線虫剤、除草剤、植
物生長調整剤、肥料、BT剤、昆虫ホルモン剤その他の
農薬などと混合することによりさらに効力のすぐれた多
目的組成物をつくることもでき、また相剰効果も期待で
きる。
ることによって、より優れた殺虫力を発現させることも
可能であり、また他の生理活性物質、たとえばアレスリ
ン、フタルスリン、パーメスリン、デルタメスリン、フ
ェンバレレート、シクロプロトリンなどのピレスロイド
系殺虫剤および各種異性体、除虫菊エキス、DDVP
(ジクロルボス)、フェニトロチオン、ダイアジノン、
テメホスなどの有機リン系殺虫剤、NAC(カルバリ
ル)、PHC(プロポキスル)、BPMC(フェンブカ
ルブ)、ピリミカルブ、カルボスルファンなどのカーバ
メート系殺虫剤、イミダクロプリド、アセタミプリドな
どのクロロニコチニル系殺虫剤、その他の殺虫剤、IG
R剤、殺ダニ剤あるいは殺菌剤、殺線虫剤、除草剤、植
物生長調整剤、肥料、BT剤、昆虫ホルモン剤その他の
農薬などと混合することによりさらに効力のすぐれた多
目的組成物をつくることもでき、また相剰効果も期待で
きる。
【0025】さらに、たとえばピペロニルブトキサイ
ド、サルホキサイド、サフロキサン、NIA−1682
4(O−sec−ブチル−O−プロパルギルフェニルホ
スホネート)、DEF(S,S,S−トリブチルホスホ
トリチオエート)などのピレスリン用共力剤として知ら
れているものを加えることにより、本発明組成物の効力
を高めることもできる。
ド、サルホキサイド、サフロキサン、NIA−1682
4(O−sec−ブチル−O−プロパルギルフェニルホ
スホネート)、DEF(S,S,S−トリブチルホスホ
トリチオエート)などのピレスリン用共力剤として知ら
れているものを加えることにより、本発明組成物の効力
を高めることもできる。
【0026】また、本発明組成物に、必要に応じ酸化防
止剤あるいは、紫外線吸収剤、たとえばBHT、BHA
のようなフェノール類、α−ナフチルアミンなどのアリ
ールアミン類あるいはベンゾフェノン系化合物を安定剤
として適宜加えることによって、より効果の安定した組
成物を得ることができる。
止剤あるいは、紫外線吸収剤、たとえばBHT、BHA
のようなフェノール類、α−ナフチルアミンなどのアリ
ールアミン類あるいはベンゾフェノン系化合物を安定剤
として適宜加えることによって、より効果の安定した組
成物を得ることができる。
【0027】本発明組成物中における有効成分含有量は
製剤形態、施用方法その他の条件により異なり、場合に
よっては有効成分化合物のみでよいが、通常は0.02
〜95%(重量)、好ましくは0.05〜80%(重
量)の範囲である。
製剤形態、施用方法その他の条件により異なり、場合に
よっては有効成分化合物のみでよいが、通常は0.02
〜95%(重量)、好ましくは0.05〜80%(重
量)の範囲である。
【0028】本発明の組成物の使用量は剤形、施用する
方法、時期、その他の条件によって変るが、農園芸用殺
虫剤、森林害虫用殺虫剤及び牧野害虫用殺虫剤として使
用する場合は、通常10アール当り有効成分量で0.5
〜300g、好ましくは2〜200gが使用され、衛生
害虫用殺虫剤としては、通常1m2当り有効成分量で1
〜200mg、好ましくは1〜100mgが使用され
る。たとえば10アールあたり、粉剤は有効成分で1〜
120g、粒剤は有効成分で5〜300g、また乳剤、
水和剤、フロアブル剤、顆粒水和剤、EW(emuls
ion in water)剤は有効成分で0.5〜1
00gの範囲で使用する。しかしながら特別の場合に
は、これらの範囲を越えることが、または下まわること
が可能であり、また時には必要でさえある。
方法、時期、その他の条件によって変るが、農園芸用殺
虫剤、森林害虫用殺虫剤及び牧野害虫用殺虫剤として使
用する場合は、通常10アール当り有効成分量で0.5
〜300g、好ましくは2〜200gが使用され、衛生
害虫用殺虫剤としては、通常1m2当り有効成分量で1
〜200mg、好ましくは1〜100mgが使用され
る。たとえば10アールあたり、粉剤は有効成分で1〜
120g、粒剤は有効成分で5〜300g、また乳剤、
水和剤、フロアブル剤、顆粒水和剤、EW(emuls
ion in water)剤は有効成分で0.5〜1
00gの範囲で使用する。しかしながら特別の場合に
は、これらの範囲を越えることが、または下まわること
が可能であり、また時には必要でさえある。
【0029】また、寄生虫の防除のために、本発明の一
般式(1)の化合物を使用する場合、ヒトまたは動物の
体重につき、0.1〜200mg/kgに相当する投与
量で用いることができる。与えられた状態に対する正確
な投与量は、日常的に決定することができ、種々の因
子、たとえば、用いられる本発明化合物、寄生虫の種
類、用いられる配合、用いられる剤形及び寄生虫に感染
したヒトあるいは動物の状態に依存する。
般式(1)の化合物を使用する場合、ヒトまたは動物の
体重につき、0.1〜200mg/kgに相当する投与
量で用いることができる。与えられた状態に対する正確
な投与量は、日常的に決定することができ、種々の因
子、たとえば、用いられる本発明化合物、寄生虫の種
類、用いられる配合、用いられる剤形及び寄生虫に感染
したヒトあるいは動物の状態に依存する。
【0030】本発明の殺虫組成物の適用できる具体的な
害虫名を以下に挙げる。
害虫名を以下に挙げる。
【0031】半翅目[Hemiptera]として、た
とえばツマグロヨコバイ(Nephotettix c
incticeps)、セジロウンカ(Sogatel
lafurcifera)、トビイロウンカ(Nila
parvata lugens)、ヒメトビウンカ(L
aodelphax striatellus)、ホソ
ヘリカメムシ(Riptortus clavatu
s)、ミナミアオカメムシ(Nezara virid
ula)、ナシグンバイ(Stephanitis n
ashi)、オンシツコナジラミ(Trialeuro
des vaporariorum)、ワタアブラムシ
(Aphis gossypii)、モモアカアブラム
シ(Myzus persicae)、ヤノカネカイガ
ラムシ(Unasqis yanonensis)、鱗
翅目[Lepidoptera]として、たとえばキン
モンホソガ(Phyllonorycter ring
oniella)、コナガ(Plutella xyl
ostella)、ワタミガ(Promalactis
inonisema)、コカクモンハマキ(Adox
ophyes orana)、マメシンクイガ(Leg
uminivora glycinivorell
a)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis
medinalis)、ニカメイガ(Chilo su
pperessalis)、アワノメイガ(Ostri
nia furnacalis)、ヨトウガ(Mame
stra brassicae)、アワヨトウ(Pse
udaletia separata)、ハスモンヨト
ウ(Spodoptera litura)、イネツト
ムシ(Parnaraguttata)、モンシロチョ
ウ(Pieris rapae−crucivor
a)、ヘリオチス(Heliothis spp.)、
ヤガ(Agrotis spp.)、タバコガ(Hel
icoverpa spp.)、鞘翅目[Coleop
tera]として、たとえばドウガネブイブイ(Ano
mala cuprea)、マメコガネ(Popill
ia japonica)、イネゾウムシ(Echin
ocnemus squameus)、イネミズゾウム
シ(Lissorhoptrus oryzophil
us)、イネドロオイムシ(Oulema oryza
e)、ヒメマルカツオブシムシ(Anthrenus
verbasic)、コクヌスト(Tenebroid
es mauritanicus)、コクゾウムシ(S
itophilus zeamis)、ニジュウヤホシ
テントウ(Henosepilachna vigin
tioctopunctata)、アズキゾウムシ(C
allosobruchuschinensis)、マ
ツノマダラカミキリ(Monochamus alte
rnatus)、ウリハムシ(Aulacophora
femoralis)、レプチノタルサ・デセムリネ
アタ(Leptiontarsa decemline
ta)、フェドン・コクレアリアエ(Phaedon
cochlearias)、ジアブロチカ(Diabr
otica spp.)、膜翅目[Hymenopte
ra]として、たとえばカブラハバチ(Athalia
rosae japonensis)、ルリチュウレ
ンジハバチ(Arge similis)、双翅目[D
iptera]として、たとえばネッタイイエカ(Cu
lex pipiens fatigans)、ネッタ
イシマカ(Aedes aegypti)、ダイズサヤ
タマバエ(Asphondylls sp.)、タネバ
エ(Hylemya platura)、イエバエ(M
usca domestica viclna)、ウリ
ミバエ(Dacus cucurcitae)、イネハ
モグリバエ(Agromyza oryzae)、キン
バエ(Luclliaspp.)、隠翅目[Aphan
iptera]として、たとえばヒトノミ(Pulex
irritans)、ケオブスネズミノミ(Xenop
sylla cheopis)、イヌノミ(Cteno
cephalides canis)、総翅目[Thy
sanoptera]として、たとえばチャノキイロア
ザミウマ(Scirtothrips dorsall
s)、ネギアザミウマ(Thrips tabac
i)、ミナミキイロアザミウマ(Thrips pal
mi)、イネアザミウマ(Baliothrips b
iformis)、シラミ目[Anoplura]とし
て、たとえばコロモジラミ(Pediculs hum
anus corporis、ケジラミ(Pthiru
s pubis)、チャタテムシ目[Psocopte
ra]として、たとえばコチャタテ(Trogium
pulsatorium)、ヒラタチャタテ(Lipo
scelis bostrychophilus)、直
翅目[Orthoptera]として、たとえばケラ
(Gryllotalpa africana)、トノ
サマバッタ(Locusta migratori
a)、コバネイナゴ(Oxya yezoensi
s)、チャバネゴキブリ(Blattella ger
manlica)、クロゴキブリ(Periplane
ta fuliginosa)、シロアリ目害虫とし
て、たとえばヤマトシロアリ(Reticuliter
mes speratus)、イエシロアリ(Copt
otermes formosanus)、ハダニ類と
して、たとえばナミハダニ(Tetranychus
urticae)、カンザワハダニ(Tetranyc
hus Kanzawai)、ミカンハダニ(Pano
nychus citri)、リンゴハダニ(Pano
nychus ulmi)、イエローマイト(Eote
tranychus carpini)、ミカンサビダ
ニ(Phyllocoptruta oleivor
a)、植物寄生性線虫類として、たとえばサツマイモネ
コブセンチュウ(Meloidogyne incog
nita)、ネグサレセンチュウ(Pratylenc
hus sp.)、ダイズシストセンチュウ(Hete
rodera glycines)、その他有害動物、
不快動物、衛生害虫、寄生虫として、たとえばスクミリ
ンゴガイ(Pomacea canaliculat
a)、ナメクジ(Incilaria sp.)、アフ
リカマイマイ(Achatina fulica)等の
腹足網類(Gastropoda)、ダンゴムシ(Ar
madillidiumsp.)、ワラジムシ、ムカデ
等の等脚目類(Isopoda)、Liposceli
s sp.等のチャタテムシ類、Ctenolepis
ma sp.等のシミ類、Pulex sp.、Cte
nocephalides sp.等のノミ類、Tri
chodectes sp.等のハジラミ類、Cime
x sp.等のトコジラミ類、オウシマダニ(Boop
hilus microplus)、フタトゲチマダニ
(Haemaphysalis longicorni
s)等の動物寄生性ダニ類、ヒョウヒダニ類。
とえばツマグロヨコバイ(Nephotettix c
incticeps)、セジロウンカ(Sogatel
lafurcifera)、トビイロウンカ(Nila
parvata lugens)、ヒメトビウンカ(L
aodelphax striatellus)、ホソ
ヘリカメムシ(Riptortus clavatu
s)、ミナミアオカメムシ(Nezara virid
ula)、ナシグンバイ(Stephanitis n
ashi)、オンシツコナジラミ(Trialeuro
des vaporariorum)、ワタアブラムシ
(Aphis gossypii)、モモアカアブラム
シ(Myzus persicae)、ヤノカネカイガ
ラムシ(Unasqis yanonensis)、鱗
翅目[Lepidoptera]として、たとえばキン
モンホソガ(Phyllonorycter ring
oniella)、コナガ(Plutella xyl
ostella)、ワタミガ(Promalactis
inonisema)、コカクモンハマキ(Adox
ophyes orana)、マメシンクイガ(Leg
uminivora glycinivorell
a)、コブノメイガ(Cnaphalocrocis
medinalis)、ニカメイガ(Chilo su
pperessalis)、アワノメイガ(Ostri
nia furnacalis)、ヨトウガ(Mame
stra brassicae)、アワヨトウ(Pse
udaletia separata)、ハスモンヨト
ウ(Spodoptera litura)、イネツト
ムシ(Parnaraguttata)、モンシロチョ
ウ(Pieris rapae−crucivor
a)、ヘリオチス(Heliothis spp.)、
ヤガ(Agrotis spp.)、タバコガ(Hel
icoverpa spp.)、鞘翅目[Coleop
tera]として、たとえばドウガネブイブイ(Ano
mala cuprea)、マメコガネ(Popill
ia japonica)、イネゾウムシ(Echin
ocnemus squameus)、イネミズゾウム
シ(Lissorhoptrus oryzophil
us)、イネドロオイムシ(Oulema oryza
e)、ヒメマルカツオブシムシ(Anthrenus
verbasic)、コクヌスト(Tenebroid
es mauritanicus)、コクゾウムシ(S
itophilus zeamis)、ニジュウヤホシ
テントウ(Henosepilachna vigin
tioctopunctata)、アズキゾウムシ(C
allosobruchuschinensis)、マ
ツノマダラカミキリ(Monochamus alte
rnatus)、ウリハムシ(Aulacophora
femoralis)、レプチノタルサ・デセムリネ
アタ(Leptiontarsa decemline
ta)、フェドン・コクレアリアエ(Phaedon
cochlearias)、ジアブロチカ(Diabr
otica spp.)、膜翅目[Hymenopte
ra]として、たとえばカブラハバチ(Athalia
rosae japonensis)、ルリチュウレ
ンジハバチ(Arge similis)、双翅目[D
iptera]として、たとえばネッタイイエカ(Cu
lex pipiens fatigans)、ネッタ
イシマカ(Aedes aegypti)、ダイズサヤ
タマバエ(Asphondylls sp.)、タネバ
エ(Hylemya platura)、イエバエ(M
usca domestica viclna)、ウリ
ミバエ(Dacus cucurcitae)、イネハ
モグリバエ(Agromyza oryzae)、キン
バエ(Luclliaspp.)、隠翅目[Aphan
iptera]として、たとえばヒトノミ(Pulex
irritans)、ケオブスネズミノミ(Xenop
sylla cheopis)、イヌノミ(Cteno
cephalides canis)、総翅目[Thy
sanoptera]として、たとえばチャノキイロア
ザミウマ(Scirtothrips dorsall
s)、ネギアザミウマ(Thrips tabac
i)、ミナミキイロアザミウマ(Thrips pal
mi)、イネアザミウマ(Baliothrips b
iformis)、シラミ目[Anoplura]とし
て、たとえばコロモジラミ(Pediculs hum
anus corporis、ケジラミ(Pthiru
s pubis)、チャタテムシ目[Psocopte
ra]として、たとえばコチャタテ(Trogium
pulsatorium)、ヒラタチャタテ(Lipo
scelis bostrychophilus)、直
翅目[Orthoptera]として、たとえばケラ
(Gryllotalpa africana)、トノ
サマバッタ(Locusta migratori
a)、コバネイナゴ(Oxya yezoensi
s)、チャバネゴキブリ(Blattella ger
manlica)、クロゴキブリ(Periplane
ta fuliginosa)、シロアリ目害虫とし
て、たとえばヤマトシロアリ(Reticuliter
mes speratus)、イエシロアリ(Copt
otermes formosanus)、ハダニ類と
して、たとえばナミハダニ(Tetranychus
urticae)、カンザワハダニ(Tetranyc
hus Kanzawai)、ミカンハダニ(Pano
nychus citri)、リンゴハダニ(Pano
nychus ulmi)、イエローマイト(Eote
tranychus carpini)、ミカンサビダ
ニ(Phyllocoptruta oleivor
a)、植物寄生性線虫類として、たとえばサツマイモネ
コブセンチュウ(Meloidogyne incog
nita)、ネグサレセンチュウ(Pratylenc
hus sp.)、ダイズシストセンチュウ(Hete
rodera glycines)、その他有害動物、
不快動物、衛生害虫、寄生虫として、たとえばスクミリ
ンゴガイ(Pomacea canaliculat
a)、ナメクジ(Incilaria sp.)、アフ
リカマイマイ(Achatina fulica)等の
腹足網類(Gastropoda)、ダンゴムシ(Ar
madillidiumsp.)、ワラジムシ、ムカデ
等の等脚目類(Isopoda)、Liposceli
s sp.等のチャタテムシ類、Ctenolepis
ma sp.等のシミ類、Pulex sp.、Cte
nocephalides sp.等のノミ類、Tri
chodectes sp.等のハジラミ類、Cime
x sp.等のトコジラミ類、オウシマダニ(Boop
hilus microplus)、フタトゲチマダニ
(Haemaphysalis longicorni
s)等の動物寄生性ダニ類、ヒョウヒダニ類。
【0032】本発明の式(1)の化合物例として、下記
表1に記載の化合物を挙げることができる。
表1に記載の化合物を挙げることができる。
【0033】
【表1】
【0034】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を説明するが、
本発明はこれらのみに限定されるものではない。
本発明はこれらのみに限定されるものではない。
【0035】製造例4−クロロ−4’−メチルチオメトキシベンゾフェノン
−N−エトキシカルボニルヒドラゾン(化合物番号1)
の製造 4−クロロ−4’−メチルチオメトキシベンゾフェノン
1.0gを40mlのエタノールとともに撹拌した。こ
れに、カルバジン酸エチル1.07gと2mlの酢酸を
加え、16時間還流させた。室温に戻した後、減圧下濃
縮し、残渣を水と酢酸エチルとで分配し、酢酸エチル層
を水、飽和食塩水の順に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
脱水後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて精製し、上記の目的化合物1.21
gを得た。
−N−エトキシカルボニルヒドラゾン(化合物番号1)
の製造 4−クロロ−4’−メチルチオメトキシベンゾフェノン
1.0gを40mlのエタノールとともに撹拌した。こ
れに、カルバジン酸エチル1.07gと2mlの酢酸を
加え、16時間還流させた。室温に戻した後、減圧下濃
縮し、残渣を水と酢酸エチルとで分配し、酢酸エチル層
を水、飽和食塩水の順に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
脱水後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて精製し、上記の目的化合物1.21
gを得た。
【0036】上記製造例と同様に製造した化合物の幾何
異性体混合物のNMRスペクトルは以下の通りである。
異性体混合物のNMRスペクトルは以下の通りである。
【0037】1H−NMR(CDCl3)δppm;化
合物番号1:7.87(bs,0.62H),7.65
(bs,0.38H),7.60−7.45(m,3
H),7.28(d,J=9Hz,1H),7.24−
7.05(m,3H),6.90(d,J=9Hz,1
H),5.23(s,1.24H),5.15(s,
0.76H),4.40−4.18(m,2H),2.
32(s,1.86H),2.25(s,1.14
H),1.18−1.45(m,3H)。
合物番号1:7.87(bs,0.62H),7.65
(bs,0.38H),7.60−7.45(m,3
H),7.28(d,J=9Hz,1H),7.24−
7.05(m,3H),6.90(d,J=9Hz,1
H),5.23(s,1.24H),5.15(s,
0.76H),4.40−4.18(m,2H),2.
32(s,1.86H),2.25(s,1.14
H),1.18−1.45(m,3H)。
【0038】1H−NMR(CDCl3)δppm;化
合物番号2:7.69−7.79(br,1H),6.
97−7.57(m,8H),4.87−5.07
(m,2H),4.27(m,2H),2.70−2.
76(d,3H),1.29(m,3H)。
合物番号2:7.69−7.79(br,1H),6.
97−7.57(m,8H),4.87−5.07
(m,2H),4.27(m,2H),2.70−2.
76(d,3H),1.29(m,3H)。
【0039】1H−NMR(CDCl3)δppm;化
合物番号3:7.69−7.78(m,1H),6.9
8−7.58(m,8H),4.98−5.07(d,
2H),4.27(m,2H),3.01−3.09
(d,2H),1.31(m,3H)。
合物番号3:7.69−7.78(m,1H),6.9
8−7.58(m,8H),4.98−5.07(d,
2H),4.27(m,2H),3.01−3.09
(d,2H),1.31(m,3H)。
【0040】1H−NMR(CDCl3)δppm;化
合物番号4:7.56−7.87(br,1H),6.
81−7.66(m,8H),4.12−4.27
(m,4H),2.87−2.99(m,2H),2.
60−2.73(m,2H),1.24−1.53
(m,6H)。
合物番号4:7.56−7.87(br,1H),6.
81−7.66(m,8H),4.12−4.27
(m,4H),2.87−2.99(m,2H),2.
60−2.73(m,2H),1.24−1.53
(m,6H)。
【0041】1H−NMR(CDCl3)δppm;化
合物番号5:7.65−7.88(br,1H),6.
82−7.56(m,8H),4.26(m,2H),
4.05−4.17(m,2H),2.65−2.76
(m,2H),2.04−2.15(m,5H),1.
30(m,3H)。
合物番号5:7.65−7.88(br,1H),6.
82−7.56(m,8H),4.26(m,2H),
4.05−4.17(m,2H),2.65−2.76
(m,2H),2.04−2.15(m,5H),1.
30(m,3H)。
【0042】1H−NMR(CDCl3)δppm;化
合物番号8:7.48−7.57(m,4H),7.1
4−7.33(m,5H),4.26(m,2H),
4.01−4.13(d,2H),2.22−2.32
(m,4H),1.28(m,3H)。
合物番号8:7.48−7.57(m,4H),7.1
4−7.33(m,5H),4.26(m,2H),
4.01−4.13(d,2H),2.22−2.32
(m,4H),1.28(m,3H)。
【0043】1H−NMR(CDCl3)δppm;化
合物番号10:7.21−8.23(m,9H),4.
57−4.69(d,2H),4.29(m,2H),
3.29−3.35(d,3H),1.32(m,3
H)。
合物番号10:7.21−8.23(m,9H),4.
57−4.69(d,2H),4.29(m,2H),
3.29−3.35(d,3H),1.32(m,3
H)。
【0044】次に殺虫組成物を製剤例を用いて具体的に
説明する。
説明する。
【0045】製剤例1.乳剤 化合物番号1の化合物20部にキシレン−メチルナフタ
レンの混合液65部を加え溶解し、次いでこれにアルキ
ルフェノール酸化エチレン縮合物とアルキルベンゼンス
ルホン酸カルシウムの混合物(8:2)15部を混合し
て乳剤とした。
レンの混合液65部を加え溶解し、次いでこれにアルキ
ルフェノール酸化エチレン縮合物とアルキルベンゼンス
ルホン酸カルシウムの混合物(8:2)15部を混合し
て乳剤とした。
【0046】製剤例2.水和剤 化合物番号1の化合物20部にカオリン35部、クレー
30部、珪藻土 7.5部を混合し、さらにラウリン酸
ソーダとジナフチルメタンスルホン酸ナトリウムの混合
物(1:1) 7.5部を混合して微粉砕して水和剤を
得た。
30部、珪藻土 7.5部を混合し、さらにラウリン酸
ソーダとジナフチルメタンスルホン酸ナトリウムの混合
物(1:1) 7.5部を混合して微粉砕して水和剤を
得た。
【0047】製剤例3.粉剤 化合物番号1の化合物1部に無水珪酸2部と、タルクと
炭酸カルシウムの混合物(1:1)97部を加え混合粉
砕して充分均一になるように混合し粉剤とした。
炭酸カルシウムの混合物(1:1)97部を加え混合粉
砕して充分均一になるように混合し粉剤とした。
【0048】製剤例4.粒剤 化合物番号1の化合物2部をベントナイト微粉末48
部、タルク48部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部
と混合した後、水を加え均等になるまで混練した。次に
造粒機を通して造粒し、整粒機、乾燥機、篩を通すこと
により粒径0.6〜1mmの粒剤とした。
部、タルク48部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部
と混合した後、水を加え均等になるまで混練した。次に
造粒機を通して造粒し、整粒機、乾燥機、篩を通すこと
により粒径0.6〜1mmの粒剤とした。
【0049】製剤例5.油剤 化合物番号1の化合物 0.1部にピペロニルブトキサ
イド 0.5部を加え白灯油に溶解し、全体を 100
部とし、油剤を得た。
イド 0.5部を加え白灯油に溶解し、全体を 100
部とし、油剤を得た。
【0050】製剤例6.フロアブル剤 化合物番号1の化合物5部に、Newkalgen F
S−3(竹本油脂(株)製分散剤)5部、Antifo
rm 422(ローヌ−プーラン製消泡剤)0.2部お
よび蒸留水76.3部を混合し、サンドグラインダーミ
ル(五十嵐機会製)を使用し、1,000rpmで45
分間粉砕した後、プロピレングリコール8部、2%キサ
ンタンガムの水溶液5部およびProxcel GXL
(ゼネカ製防黴剤)0.5部を加えて混合しフロアブル
剤とした。
S−3(竹本油脂(株)製分散剤)5部、Antifo
rm 422(ローヌ−プーラン製消泡剤)0.2部お
よび蒸留水76.3部を混合し、サンドグラインダーミ
ル(五十嵐機会製)を使用し、1,000rpmで45
分間粉砕した後、プロピレングリコール8部、2%キサ
ンタンガムの水溶液5部およびProxcel GXL
(ゼネカ製防黴剤)0.5部を加えて混合しフロアブル
剤とした。
【0051】次に本発明に係る一般式(1)で表わされ
る化合物の生物効果を試験例により具体的に説明する。
る化合物の生物効果を試験例により具体的に説明する。
【0052】試験例 コナガ殺虫試験 有効成分が20%になるように上記製剤例に準じて調製
した乳剤を水で希釈して、有効成分を200ppmの濃
度で含有する水溶液とし、展着剤として新グラミンを2
000倍希釈になるように添加した。得られた水溶液に
キャベツの葉を20秒間浸漬し、風乾後250ml入り
のプラスチックカップに入れた。これにコナガ幼虫を1
0頭放ち、25℃の定温室に置き、5日後に死虫数を調
査して死虫率を算出した。
した乳剤を水で希釈して、有効成分を200ppmの濃
度で含有する水溶液とし、展着剤として新グラミンを2
000倍希釈になるように添加した。得られた水溶液に
キャベツの葉を20秒間浸漬し、風乾後250ml入り
のプラスチックカップに入れた。これにコナガ幼虫を1
0頭放ち、25℃の定温室に置き、5日後に死虫数を調
査して死虫率を算出した。
【0053】化合物番号1の化合物は80%以上の死虫
率を示した。
率を示した。
【0054】
【発明の効果】本発明の新規ヒドラゾン誘導体はすぐれ
た殺虫効力を示し、水田、畑地、果樹園、森林または環
境衛生場面における有害生物防除場面で有効である。
た殺虫効力を示し、水田、畑地、果樹園、森林または環
境衛生場面における有害生物防除場面で有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 323/48 C07C 323/48 323/64 323/64 (72)発明者 児玉 聖一郎 埼玉県与野市上落合6−8−22−401 (72)発明者 一ノ瀬 礼司 滋賀県野洲郡野洲町野洲1041 三共株式会 社内 (72)発明者 三尾 茂 滋賀県野洲郡野洲町野洲1041 三共株式会 社内 Fターム(参考) 4H006 AA01 AA03 AB02 TA03 TA05 TB34 TC22 4H011 AC01 AC02 AC04 BA01 BA02 BA05 BB13 BC03 BC07 BC20 DA02 DA13 DA15 DA16
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、R1は無置換もしくは置換基としてハロゲン原
子を有するフェニル基を示し、R2及びR3はそれぞれ
独立して水素原子、C1−C4アルキル基、C1−C4
ハロアルキル基、ハロゲン原子を示し、R4はC1−C
4アルキル基又はC1−C4ハロアルキル基を示し、R
5及びR6はそれぞれ独立して水素原子、ホルミル基、
場合により置換されてもよいフェニル基、場合により置
換されてもよいフェノキシ基、場合により置換されても
よいベンゾイル基、C1−C4アルキル基、C1−C4
ハロアルキル基、C1−C4アルコキシ基、C1−C4
ハロアルコキシ基、C2−C8アルケニル基、C1−C
4アルキルチオ基、C1−C 4アルキルスルフィニル
基、C1−C4アルキルスルホニル基、基CO−R8、
基COO−R9又は基CO−N(R10)R11を示
し、XはO、S、S(O)、S(O)2又はNR7を示
し、R7はC1−C4アルキル基、C1−C4ハロアル
キル基、C2−C5アルキルチオアルキル基、C2−C
5アルキルスルフィニルアルキル基、C2−C5アルキ
ルスルホニルアルキル基又はC2−C5アルコキシアル
キル基を示し、R8及びR9はそれぞれ独立してC1−
C4アルキル基、C1−C4ハロアルキル基又はC2−
C8アルケニル基を示し、R10及びR11はそれぞれ
独立して水素原子、C1−C4アルキル基、C1−C4
ハロアルキル基、C2−C8アルケニル基、場合により
置換されてもよいフェニル基又は場合により置換されて
もよいベンゾイル基を示し、nは1〜6を示し、mは
0、1、2を示す)で表されるヒドラゾン誘導体又はそ
の農業上許容し得る塩。 - 【請求項2】 請求項1記載のヒドラゾン誘導体又はそ
の農業上許容される塩を有効成分として含有する殺虫組
成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11084593A JP2000281643A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 殺虫性ヒドラゾン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11084593A JP2000281643A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 殺虫性ヒドラゾン誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000281643A true JP2000281643A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13834993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11084593A Withdrawn JP2000281643A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 殺虫性ヒドラゾン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000281643A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008509128A (ja) * | 2004-08-05 | 2008-03-27 | フイルメニツヒ ソシエテ アノニム | フレグランスをコントロールして放出するための動的混合物の使用 |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP11084593A patent/JP2000281643A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008509128A (ja) * | 2004-08-05 | 2008-03-27 | フイルメニツヒ ソシエテ アノニム | フレグランスをコントロールして放出するための動的混合物の使用 |
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